JPS6338506B2 - - Google Patents

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JPS6338506B2
JPS6338506B2 JP57194888A JP19488882A JPS6338506B2 JP S6338506 B2 JPS6338506 B2 JP S6338506B2 JP 57194888 A JP57194888 A JP 57194888A JP 19488882 A JP19488882 A JP 19488882A JP S6338506 B2 JPS6338506 B2 JP S6338506B2
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pressure
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valve
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Takahiro Kobayashi
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6338506B2 publication Critical patent/JPS6338506B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2278Hydraulic circuits
    • E02F9/2296Systems with a variable displacement pump
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2232Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、旋回独立の油圧シヨベルの油圧回路
に関するものである。
油圧シヨベルには左右の走行モータ、旋回モー
タ、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケツト
シリンダの6個の油圧アクチユエータが具備され
ており、これらのアクチユエータを作動させるた
めに2ポンプ方式または3ポンプ方式の油圧回路
が用いられている。
しかし、2ポンプ方式の油圧回路では、旋回と
アーム、ブーム2速、一方の走行の各回路が一方
のポンプに対してパラレルに接続されているた
め、旋回とアームまたはブームとの複合作業時に
互いに干渉し合い、作業性が悪いという問題があ
る。
そこで、複合作業時の作業性を改善するため
に、旋回用として定容量型の第3ポンプを用い、
他のアクチユエータ用として可変容量型の第1、
第2ポンプを用いた3ポンプ方式の油圧回路が公
知である。しかしながら、第3ポンプを固定容量
型とした場合、旋回に高圧、大流量の出力が得ら
れるので旋回単独作業時の作業性はよいが、旋回
と他のアクチユエータとの複合作業時の旋回起動
時、第3ポンプが高圧、大流量の馬力を出力し、
この馬力に基いて第1、第2ポンプの馬力制御が
行われるため、第1、第2ポンプの馬力低下が大
きく、他のアクチユエータの作業性が悪くなる。
しかも、旋回起動時は旋回モータに高圧力を必要
とするが流入流量は少ないため、第3ポンプ(最
大出力)の大部分がリリーフ弁によつてリリーフ
され、このリリーフによりエンジン出力に大きな
損失が生じる。なお、このリリーフによる出力損
失を防止するために、第3ポンプの旋回余剰油を
ブーム2速に流入させるようにした回路がある
が、この回路によれば旋回がブームの負荷圧力の
影響を受け、旋回とブームの作業性(マツチン
グ)が悪くなる。
また、上記エンジンの出力損失を防止するため
に、第3ポンプを可変ポンプにして定馬力制御す
るようにしたものがあるが、この場合、旋回単独
作業時であつても第3ポンプに高圧、大流量の出
力が得られないため、傾斜地での旋回が困難とな
る。しかも、旋回起動時は圧力がリリーフ圧(高
圧)となり、流量はほとんど必要ないが、その
後、定常旋回になるまで圧力はほぼ一定で流量が
次第に増加するのに対し、この第3ポンプの定馬
力制御によれば、定常旋回になるまでの必要流量
を追従して流入させることができず、旋回作業の
特性に適合しないという問題がある。
本発明は、このような従来の問題点を解決する
こめに開発されたものであり、その特徴とすると
ころは、旋回専用の可変ポンプと、他のアクチユ
エータ用可変ポンプとを用い、旋回用方向制御弁
を切換える旋回用リモコン弁からの二次圧力によ
つて作動されるサーボ弁と、旋回専用可変ポンプ
の吐出圧力によつて作動されるプレツシヤカツト
オフ制御弁(以下PC制御弁と記す)とによつて、
レギユレータに導く圧油を制御して旋回専用可変
ポンプの吐出流量を制御し、旋回専用可変ポンプ
を定馬力制御せずにプレツシヤカツトオフ制御
(以下、PC制御と記す)してエンジンの出力損失
を極力少なくすると共に、旋回専用ポンプの吐出
流量を旋回用リモコン弁からの二次圧力により制
御して高圧での流量制御を可能にし、高圧、大流
量での旋回を可能にして傾斜地であつてもスムー
ズに旋回できるようにし、旋回の作業性を向上さ
せた点にある。
また、第2の特徴点は、前記レギユレータにス
トツパを設けて旋回専用可変ポンプの必要最低流
量を補償して旋回を確実に作動できるようにした
点にある。
さらに、第3の特徴点は、旋回専用可変ポンプ
と他のアクチユエータ用可変ポンプとを相互に関
連させて制御し、旋回単独作業時には前記PC制
御弁の設定値を最高値にして高圧、大流量での旋
回を可能にし、旋回と他のアクチユエータとの複
合作業時には、前記PC制御弁の設定値を下げて
旋回用可変ポンプの吐出圧力を下げると共に、他
のアクチユエータ用可変ポンプの吐出流量を少な
くして、各ポンプの出力馬力の和が所定値以下と
なるように制御し、エンジンの出力を有効に利用
しながら前記複合作業時の作業性を向上できるよ
うにした点にある。
以下、本発明を図に示す実施例に基いて説明す
る。
第1図は油圧シヨベルの全体油圧回路図を示
し、1,2,3は第1、第2、第3の各可変ポン
プで、エンジン4によつて駆動される。第1ポン
プ1の吐出回路11にはリリーフ弁12、方向制
御弁13,14を介してアームシリンダ15、左
走行モータ16が接続され、第2ポンプ2の吐出
回路21にはリリーフ弁22、方向制御弁23,
24,25を介してブームシリンダ26、バケツ
トシリンダ27、右走行モータ28が接続され、
第3ポンプ3の吐出回路31にはリリーフ弁3
2、方向制御弁33を介して旋回モータ34が接
続され、以つて、第3ポンプ3が旋回専用で、第
1、第2ポンプ1,2が他のアクチユエータ用と
なつている。35,36は旋回用ブレーキ弁であ
る。
前記各方向制御弁13,14,23,24,2
5,33はそれぞれリモコン弁からの二次圧力に
よつて切換えられるパイロツト式切換弁で、図面
では旋回用リモコン弁6とブーム用リモコン弁7
のみを図示し、他のリモコン弁は図示省略してい
る。該リモコン弁6,7はその一次側にパイロツ
ト用ポンプ5から一次圧力を導入し、レバー6
1,71の操作角に応じて二次側の回路62,6
3および同72,73に導出する二次圧力を制御
しうるもので、その二次圧力により前記方向制御
弁33,23を切換える。
前記各ポンプ1,2,3は制御回路8,9によ
つて馬力等が制御されるもので、その制御回路
8,9の一具体例を示せば第2図の通りである。
第2図において、81は第3ポンプ用レギユレ
ータ、82はそのピストン、83は最低吐出流量
補償用ストツパ、84はサーボ弁、85はそのス
リーブ、86はPC制御弁、87はその圧力設定
弁、88は流量指令用可変減圧弁、89はパイロ
ツト切換弁、91は第1、第2ポンプ用レギユレ
ータ、92はそのピストン、93はパイロツトピ
ストンを示す。
前記レギユレータ81のピストン82は第3ポ
ンプ3の斜板(または斜軸)およびサーボ弁84
のスリーブ85に連結され、かつ、第3ポンプ3
の吐出回路31からパイロツト回路37,37a
により小径側油室に導かれる第3ポンプ3の吐出
油と、回路37bに導かれる第3ポンプ3の吐出
油をサーボ弁84およびPC制御弁86により制
御して大径側油室に導かれる圧油によつて作動さ
れ、この作動により第3ポンプ3の傾転角が制御
されて同ポンプ3の吐出流量Q3が制御され、ま
た、ストツパ83によりレギユレータ81のピス
トン82の移動が規制され、第3ポンプ3の最小
傾転角すなわち最低吐出流量Q3minが補償され
る。
サーボ弁84は旋回用リモコン弁6の二次側回
路62,63からシヤトル弁64により高圧選択
して回路65に導かれる二次圧力によつて切換え
制御される。
PC制御弁86は、第3ポンプ3の吐出回路3
1からサーボ弁84により制御されて回路86a
に導かれた圧油を、回路37cにより導かれた第
3ポンプ3の吐出圧力P3に応じて制御して回路
86bに導出し、レギユレータ81の大径側油室
に導く圧油を制御し、第3ポンプ3をPC制御す
るものである。また、圧力設定弁87はブーム用
リモコン弁7の二次側回路72,73からシヤト
ル弁74により高圧選択して回路75に導かれる
二次圧力によつて制御され、PC制御弁86の設
定値Pbを最高値Pbmaxから最低値Pbminの範囲で
制御する。
流量指令用減圧弁88は、パイロツトポンプ5
から一次側に導入した圧力を前記レギユレータ8
1のピストン82の移動量すなわち第3ポンプ3
の傾転角に応じて制御して二次側の回路88aに
導出し、その二次圧力をパイロツト切換弁89に
より回路89a,89bに選択的に導き、パイロ
ツトピストン93の大径側と小径側に選択的導い
てパイロツトピストン93を作動させる。前記切
換弁89はブーム用リモコン弁7の二次側回路7
2,73からシヤトル弁74により高圧選択して
回路75に導かれた二次圧力によつて切換えられ
る。
第1、第2ポンプ1,2のレギユレータ91は
該ポンプ1,2の吐出回路21,31から回路1
7,29により導かれた吐出圧力P1,P2と、前
記パイロツトピストン93による押圧力によつて
作動され、そのピストン92により第1、第2ポ
ンプ1,2の斜板(または斜軸)の傾転角を制御
して第1、第2ポンプ1,2の出力(吐出流量
Q1,Q2)を制御する。
次に、上記油圧回路の作動について説明する。
旋回単独作業時 旋回用リモコン弁6のレバー61を矢印A方
向に倒すと、二次回路62に二次圧力が導出さ
れ、その二次圧力が矢印A1方向に導かれ、方
向制御弁33が図面右位置に切換えられ、第3
ポンプ3の吐出油が矢印A2方向に導かれて旋
回モータ34に流入する。
このとき、第2図において、旋回用リモコン
弁6の二次圧力がシヤトル弁64を経て矢印
A3方向に導かれ、サーボ弁84が図面下位置
に切換える。一方、この旋回単独作業時には、
ブーム用リモコン弁7のレバー71は中立位置
にあり、回路75には二次圧力が導かれていな
いので、PC制御弁86は最高設定値Pbmaxで
当初図示の位置に保持されている。このため、
当初は第3ポンプ3の吐出油が回路37により
矢印A4方向に導かれ、回路37aからレギユ
レータ81の小径側油室に流入すると共に、回
路37bから前記サーボ弁84の下位置を通
り、PC制御弁86の上位置を経てレギユレー
タ81の大径側油室に流入し、ピストン82を
押上げて第3ポンプ3の傾転角を大きくし、そ
の吐出流量Q3を増大する。
しかし、この旋回起動時には、当初、旋回モ
ータ34が慣性負荷により停止しているため、
前記第3ポンプ3の吐出油が旋回モータ34の
吸込側に流入すると、吸込側の圧力が直ちに急
上昇し、これに伴つて第3ポンプ3の吐出圧力
P3がブレーキ弁35,36の設定値Paに対応
する圧力まで急上昇し、前記PC制御弁86の
最高設定値Pbmaxより高圧となり、その吐出
圧力P3(=Pa)が回路37cによりPC制御弁
86のパイロツトポートに導かれ、PC制御弁
86が直ちに図面下位置に切換えられ、前記サ
ーボ弁84からレギユレータ81の大径側油室
への圧油の流入が遮断されると共に、前記大径
側油室内の油がPC制御弁86の下位置を経て
タンクに流出する。
このため、前記回路37aにより小径側油室
に流入している第3ポンプ3の吐出油によつて
レギユレータ81のピストン82が押下げら
れ、第3ポンプ3の傾転角が小さくなり、同ポ
ンプ3の吐出流量Q3が減少される。なお、こ
の場合、ピストン82が所定位置まで押下げら
れるとストツパ83により停止され、第3ポン
プ3の必要最小傾転角すなわち必要最低流量
Q3minが補償される。
こうして、旋回単独の旋回起動時には、第3
ポンプ3の吐出圧力P3がブレーキ弁35,3
6の設定値Paに対応する最高圧力となり、吐
出流量Q3がストツパ83により補償された必
要最低流量Q3minとなり、第3図のイ点より旋
回起動される。
次に、旋回モータ34が起動し始めると、同
モータ34の吸込側にその回転に見合つた流量
が流入し、吸込側の圧力すなわち第3ポンプ3
の吐出圧力が低下する。そして、該吐出圧力
P3が前記PC制御弁86の最高設定値Pbmax以
下になると、PC制御弁86がその圧力設定弁
87により図面下位置に復帰され、第3ポンプ
3の吐出油が回路37bからサーボ弁84の下
位置、PC制御弁84の上位置を経てレギユレ
ータ81の大径側油室に流入する。このとき、
小径側油室にも第3ポンプ3の吐出油が流入し
ているが、ピストン82の大径側油室の受圧面
積が大きいため、ピストン82が押上げられ、
以つて、第3ポンプ3の傾転角が大きく、すな
わち吐出流量Q3が増大するように制御される。
斯る場合、旋回用リモコン弁6の二次圧力は
レバー61の操作角度に応じて制御され、この
二次圧力に応じて前記方向制御弁33のスプー
ル開口面積が制御され、旋回モータ34に流入
する流量が制御され、かつ、該二次圧力に応じ
てサーボ弁84のスプール開口面積が制御さ
れ、前記レギユレータ81の大径側油室に流入
する流量が制御され、以つて、第3ポンプ3の
傾転角、吐出流量Q3が制御される。
すなわち、第3ポンプ3は、従来のように自
己の吐出圧力のみによつて流量制御される定馬
力制御ではなく、旋回レバー61の操作角に応
じて吐出流量Q3が制御される形式となつてお
り、旋回起動時には、ブレーキ弁35,36の
設定値Paに対応する最高圧力と、レギユレー
タ81のストツパ81により補償された必要最
低流量Q3minで、第3図イ点から旋回起動さ
れ、旋回起動し始めると、PC制御弁81の最
高設定値Pbmaxに対応する高圧で、前記レバ
ー61によつて制御される流量で旋回加速さ
れ、最高で第3図実線のロ点〜ハ点の範囲で、
高圧、大流量での旋回が可能となり、第3図の
イ点を基準とする定馬力制御曲線(細線)より
大出力が得られ、傾斜地でもスムーズに旋回加
速される。
旋回とブームの複合作業時 まず、第1図において、ブーム用リモコン弁
7のレバー71を矢印B方向に倒すと、二次側
回路72に二次圧力が導出され、その二次圧力
が矢印B1方向に導かれ、方向制御弁23が図
面上位置に切換えられ、第2ポンプ2の吐出油
が矢印B2方向に導かれてブームシリンダ26
の押側油室に流入する。
而して、ブーム単独作業時には、第2ポンプ
2の吐出圧力P2がブーム負荷圧力に応じて上
昇すると共に、その圧力P2が矢印B3方向に導
かれて第2図に示すレギユレータ91に流入
し、ピストン92が移動制御され、第2ポンプ
2の傾転角つまり吐出流量Q2が制御され、以
つて、第2ポンプ2は従来と同様にレギユレー
タ91により自己の吐出圧力P2に応じて第4
図の実線に示す定馬力制御曲線に沿つて吐出流
量Q2が制御され、最大出力でブーム上げ作業
が行われ、エンジン4の出力が最大限に利用さ
れる。
次に、旋回用リモコン弁6のレバー61を矢
印A方向に倒すと、前記の作業時と同様に該
リモコン弁6の二次圧力によつて方向制御弁3
3が切換えられ、第3ポンプ3の吐出油が旋回
モータ34に流入し、旋回作業が行われる。た
だし、このブームと旋回の複合作業時には、前
記ブーム用リモコン弁7の二次回路72に導出
された二次圧力がシヤトル弁74を経て矢印
B4方向に導かれ、圧力設定弁87に流入し、
PC制御弁86の設定値Pbが低くなるように制
御され、以つて、第3ポンプ3の出力(吐出圧
力P3)が旋回単独作業時より小さくなるよう
に制御される。
而して、第3ポンプ3の吐出圧力P3が、前
記ブーム用リモコン弁7の二次圧力によつて制
御されたPC制御弁86の設定値Pbより高くな
ると、PC制御弁86が図面下位置に切換えら
れ、以下、前記の作業時と同様にレギユレー
タ81のピストン82が押下げられ、第3ポン
プ3の吐出流量Q3がストツパ83によつて補
償された最低流量Q3minとなり、以つて、前記
ブレーキ弁35,36の設定値Paないしは前
記PC制御弁86の設定値Pbに対応する圧力と、
前記ストツパ83によつて補償された最低流量
Q3minで旋回起動される。然る後、旋回起動し
始めて第3ポンプ3の吐出圧力P3が前記PC制
御弁86の設定値Pb以下になると、PC制御弁
86が図示の上位置に復帰し、以下、前記の
作業時と同様の作用により、旋回用リモコン弁
6のレバー61の操作角度に応じてサーボ弁8
4が制御されると共に、レギユレータ81が制
御され、第3ポンプ3の吐出流量Q3が制御さ
れ、以つて、第3ポンプ3が第3図破線に示す
制御曲線に沿つて制御され、前記ブーム用リモ
コン弁7によつて制御されるPC制御弁86の
設定値Pbに対応する圧力と、前記旋回用リモ
コン弁6によりレバー61の操作角に応じて制
御される流量によつて旋回加速される。
一方、この複合作業時において、前記レギユ
レータ81による第3ポンプ3の傾転角(吐出
流量Q3)の制御に連動して可変減圧弁88が
制御され、その二次側回路88aに導出される
二次圧力が制御され、該二次圧力が矢印B5
向に導かれ、パイロツト切換弁89を経てパイ
ロツトピストン93に流入し、同ピストン93
を押下げ、この押下げ力と、第2ポンプ2の吐
出圧力P2とによつてレギユレータ91が制御
され、第2ポンプ2の吐出流量Q2が制御され、
第2ポンプ2の出力が第4図破線で示す制御曲
線に沿つて制御され、この制御曲線に沿つた圧
力P2と流量Q2によつてブーム上げ作業が行わ
れる。
さらに、この場合、ブームの仕事量が小さ
く、ブーム用リモコン弁7のレバー71の操作
角を小さくしてブーム用方向制御弁23を切換
えるためのリモコン弁7の二次圧力を小さくし
ているときは、回路75に導かれる二次圧力も
小さくなるため、PC制御弁86の設定値Pb
高くなり、第3ポンプ3の出力が大きくなり、
かつ、パイロツト切換弁89が図示の位置にあ
つて前記可変減圧弁88の二次圧力がパイロツ
トピストン93の大径側に導かれ、レギユレー
タ91の制御量が大きくなり、第2ポンプ2の
吐出流量Q2が大巾に減少される。また、ブー
ムの仕事量が大きく、前記レバー71の操作角
を大きくして前記ブーム用リモコン弁7の二次
圧力を大きくしているときは、回路75に導か
れる二次圧力も大きくなつてPC制御弁86の
設定値Pbが低くなり、第3ポンプ3の出力が
小さくなり、かつ、パイロツト切換弁89が図
面右位置に切換えられて、前記可変減圧弁88
の二次圧力がパイロツトピストン93の小径側
に導かれ、レギユレータ91の制御量が小さく
なり、第2ポンプ2の吐出流量Q2の減少量が
小さくなる。
このように、複合作業時には、ブーム用リモ
コン弁7によつてPC制御弁86の設定値Pb
制御して第3ポンプ3の吐出圧力P3を制御す
ると共に、旋回用リモコン弁6によつて第3ポ
ンプ3の吐出流量Q3を制御し、かつ、第3ポ
ンプ3の吐出流量Q3に応じて第2ポンプ2の
吐出流量Q2を制御し、第3ポンプ3と第2ポ
ンプ2の出力を相互に制御することによりエン
ジン4が過負荷になることなく、かつ、エンジ
ン4の出力を有効に利用して旋回とブーム上げ
の複合作業が互いに効率よく行われる。
第5図は、第1図および第2図に示した第3
ポンプ3の制御回路8の別の実施例を示すもの
で、この実施例では、第3ポンプ3のレギユレ
ータ81のピストン82を大径側に付勢し、パ
イロツト用ポンプ5からの圧油をサーボ弁84
を介してレギユレータ81の大径側油室に導
き、旋回用リモコン弁6から回路65に導出さ
れた二次圧力をPC制御弁86を介してサーボ
弁84のパイロツトポートに導き、PC制御弁
86のパイロツトポートには回路37cにより
第3ポンプ3の吐出油を導き、圧力設定弁87
にはブーム用リモコン弁7からの二次圧力を導
入させ、かつ、前記サーボ弁84からレギユレ
ータ81の大径側油室に圧油を導く回路84a
から同回路84a中の圧油の圧力を取出し、回
路84bからパイロツト切換弁89を介して回
路89aまたは回路89bに導き、パイロツト
ピストン93を制御して第1、第2ポンプ1,
2のレギユレータ91を制御するように構成し
ている。
第5図の制御回路によれば、旋回単独作業時
には、PC制御弁86の設定値を最高値に保持
させ、旋回用リモコン弁6から回路65、PC
制御弁86を経てサーボ弁84に導く二次圧力
を大きくしてサーボ弁85の切換量を大きく
し、ポンプ5からサーボ弁85を経てレギユレ
ータ81の大径側油室に導く圧油を多くし、ピ
ストン82の移動量を大きくし、第3ポンプ3
の傾転角、吐出流量Q3を増大させ、かつ、前
記旋回用リモコン弁6のレバー61の操作によ
つてサーボ弁84の切換量、レギユレータ81
のピストン82の移動量、第3ポンプ3の吐出
流量Q3を前記レバー61の操作角に応じて制
御し、前記PC制御弁86の最高設定値に対応
する高圧力と、大流量での旋回が可能となる。
また、旋回とブーム上げの複合作業時には、
ブーム用リモコン弁7の二次圧力によつてPC
制御弁86の設定値を制御し、旋回用リモコン
弁6からサーボ弁84に導かれる二次圧力を制
御し、サーボ弁84の切換量、ポンプ5からレ
ギユレータ81の大径側油室への圧油の流入
量、ピストン82の移動量、第3ポンプ3の傾
転角を順次制御して第3ポンプ3の最高吐出圧
力ならびに流量を制御すると共に、前記回路8
4a中の圧力をパイロツト切換弁89を介して
パイロツトピストン93に導き、レギユレータ
91を制御して第2ポンプ2の吐出流量を制御
し、以つて、第1図および第2図に示した制御
回路による場合と同様にエンジン4の過負荷を
防止しながらエンジン出力を有効に利用して旋
回とブーム上げの複合作業が効率よく行われ
る。
なお、第5図の制御回路においてPC制御弁
86の代りに第6図に示す構造のPC制御弁8
6′を用いてもよい。このPC制御弁86′は、
回路75に導かれたブーム用リモコン弁7から
の二次圧力によつてパイロツト弁87′を切換
えることにより、回路37cに導かれた第3ポ
ンプ3の吐出圧力をパイロツトピストン86″
の大径側または小径側に導き、このピストン8
6″によりPC制御弁86′を切換え、回路65
に導かれたブーム用リモコン弁6からの二次圧
力を制御してサーボ弁84のパイロツトポート
に導くものであり、この第6図に示す弁を用い
ても第5図のPC制御弁86と同様の作用効果
を発揮できる。
また、上記各実施例では、第1、第2ポンプ
1,2の吐出流量を制御するために共通のレギ
ユレータ91を用いたが、第7図に示すよう
に、各ポンプ1,2に個々にレギユレータ91
a,91bを付設し、第2図に示した回路88
aまたは第5図の回路84bから導入した流量
指令圧力を、ブーム用リモコン弁7から導かれ
た二次圧力によつて切換えられるパイロツト切
換弁89を介して前記両レギユレータ91a,
91bに導き、該指令圧力と各ポンプ1,2の
吐出圧力とによつて各ポンプ1,2の吐出流量
を制御するようにしてもよい。
上記各実施例では、旋回とブーム上げの複合
作業時について説明したが、旋回とアーム、バ
ケツト等のアクチユエータとの複合作業時にも
本発明の回路を適用できることはいうまでもな
い。
以上説明したように、本発明によれば、旋回専
用として可変ポンプを用いながら、該ポンプを定
馬力制御せずにPC制御することにより、従来の
ようなリリーフによる出力損失を防止し、かつ、
旋回用リモコン弁によつて制御されるサーボ弁と
前記PC制御弁とを用いることによつて、旋回専
用可変ポンプの出力を、PC制御弁の設定値に対
応する高圧力として、その吐出流量を旋回用レバ
ーの操作角に応じて制御でき、可変ポンプであり
ながら固定ポンプと同様に高圧、大流量の出力を
発揮して傾斜地でもスムーズに旋回できる。しか
も、旋回専用可変ポンプの馬力制御として、従来
の旋回用ポンプのように「圧力×一定流量」また
は「一定馬力」の制御を行うのではなく、「一定
圧力×流量」として制御するので、旋回に最適な
圧力―流量特性を得ることができ、かつ、油圧シ
ステム全体としてもエンジン馬力を有効に利用で
きる。
また、第2の発明によれば、レギユレータに設
けたストツパーによつて、旋回専用可変ポンプの
前記PC制御弁によつて制御された高圧時の最低
吐出流量を補償でき、旋回起動を確実に行うこと
ができる。
さらに、第3の発明によれば、旋回単独作業時
には、前記PC制御弁の設定値を最高値にして高
圧、大流量での旋回ができ、旋回と他のアクチユ
エータとの複合作業時には、前記PC制御弁の設
定値を下げて旋回用可変ポンプの出力を下げると
共に、他のアクチユエータ用可変ポンプの出力
(吐出流量)を下げ、各ポンプの出力馬力の和が
所定値以下となるように相互に制御することによ
つて、エンジンの出力を有効に利用しながら、旋
回と他のアクチユエータとを互いに効率よく作動
させ、複合作業時の作業性を向上できるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す全体油圧回路
図、第2図はその各ポンプの制御回路の具体例を
示す要部の油圧回路図、第3図は旋回専用として
の第3ポンプの出力制御特性図、第4図は他のア
クチユエータ用としての第2ポンプの出力制御特
性図、第5図は各ポンプの制御回路の別の実施例
を示す第2図相当図、第6図はPC制御弁の別の
実施例を示す油圧回路図、第7図は第1、第2ポ
ンプのレギユレータの別の実施例を示す油圧回路
図である。 1……第1ポンプ、2……第2ポンプ、3……
第3ポンプ(旋回専用)、4……エンジン、5…
…パイロツト用ポンプ、6……旋回用リモコン
弁、7……ブーム用リモコン弁、8,9……制御
回路、13,14……方向制御弁、15……アー
ムシリンダ、16……左走行モータ、23,2
4,25……方向制御弁、26……ブームシリン
ダ、27……バケツトシリンダ、28……右走行
モータ、33……方向制御弁、34……旋回モー
タ、35,36……ブレーキ弁、81……レギユ
レータ、83……最低流量補償用ストツパ、84
……サーボ弁、86……プレツシヤカツトオフ制
御弁、87……圧力設定弁、88……流量指令用
可変減圧弁、89……パイロツト切換弁、91…
…レギユレータ、93……パイロツトピストン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 旋回専用可変ポンプと、他のアクチユエータ
    用可変ポンプとを有し、旋回専用可変ポンプに、
    旋回用方向制御弁を切換える旋回用リモコン弁か
    らの二次圧力によつて作動されるサーボ弁と、旋
    回専用可変ポンプの吐出圧力によつて作動される
    プレツシヤカツトオフ制御弁と、前記サーボ弁と
    プレツシヤカツトオフ制御弁によつて制御された
    圧油を導入して旋回専用可変ポンプの吐出流量を
    制御するレギユレータとを接続してなることを特
    徴とする油圧シヨベルの油圧回路。 2 旋回専用可変ポンプと、他のアクチユエータ
    用可変ポンプとを有し、旋回専用可変ポンプに、
    旋回用方向制御弁を切換える旋回用リモコン弁か
    らの二次圧力によつて作動されるサーボ弁と、旋
    回専用可変ポンプの吐出圧力によつて作動される
    プレツシヤカツトオフ制御弁と、前記サーボ弁と
    プレツシヤカツトオフ制御弁によつて制御された
    圧油を導入して旋回専用可変ポンプの吐出流量を
    制御するレギユレータとを接続し、かつ、該レギ
    ユレータに旋回専用可変ポンプの最低吐出流量補
    償用ストツパを設けたことを特徴とする油圧シヨ
    ベルの油圧回路。 3 旋回専用可変ポンプと、他のアクチユエータ
    用可変ポンプとを有し、旋回専用可変ポンプに、
    旋回用方向制御弁を切換える旋回用リモコン弁か
    らの二次圧力によつて作動されるサーボ弁と、旋
    回専用可変ポンプの吐出圧力によつて作動される
    プレツシヤカツトオフ制御弁と、前記サーボ弁と
    プレツシヤカツトオフ制御弁によつて制御された
    圧油を導入して旋回専用可変ポンプの吐出流量を
    制御するレギユレータとを接続し、前記プレツシ
    ヤカツトオフ制御弁に、他のアクチユエータ回路
    から圧力信号を導入してプレツシヤカツトオフ制
    御弁の設定値を下げる如く制御する圧力設定弁を
    付設すると共に、他のアクチユエータ用可変ポン
    プに、前記レギユレータに対する吐出流量制御信
    号に応じて他のアクチユエータ用可変ポンプの吐
    出流量を制御して前記各ポンプの出力馬力の和が
    所定値以下となるように制御する制御回路を設け
    たことを特徴とする油圧シヨベルの油圧回路。
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