JPS6338443B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338443B2 JPS6338443B2 JP60203285A JP20328585A JPS6338443B2 JP S6338443 B2 JPS6338443 B2 JP S6338443B2 JP 60203285 A JP60203285 A JP 60203285A JP 20328585 A JP20328585 A JP 20328585A JP S6338443 B2 JPS6338443 B2 JP S6338443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- raw
- reeling
- end opening
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は生糸に化学繊維その他の繰糸以外の繊
維又は糸条からなる原糸を複合させる複合生糸の
製造装置に関する。
維又は糸条からなる原糸を複合させる複合生糸の
製造装置に関する。
（従来の技術）
複数個の繭から繰り出される繰糸を集合して繰
枠に巻取られる繰糸機の繰糸中の繰糸に、化学繊
維その他の生糸以外の繊維又は糸条からなる原糸
を複合させるようにした複合生糸の製造装置は例
えば昭和16年実用新案公告第12922号公報に知ら
れる。
枠に巻取られる繰糸機の繰糸中の繰糸に、化学繊
維その他の生糸以外の繊維又は糸条からなる原糸
を複合させるようにした複合生糸の製造装置は例
えば昭和16年実用新案公告第12922号公報に知ら
れる。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしこのものは、繰糸機の繰糸槽の近くに設
けた繰糸管から引出される原糸を複合させるよう
にしている。
けた繰糸管から引出される原糸を複合させるよう
にしている。
このため繰糸槽から立上る水蒸気に直接該巻糸
管が触れ又は繰糸槽から作業中に跳ねる水滴等に
よつて巻糸管に巻いた原糸が濡れて原糸のほぐれ
が悪くなり、これを放置するときは原糸の張力が
変化し、これによれば緒糸と原糸との張力のバラ
ンスが崩れて所謂めがね糸となるの不具合を生じ
る。
管が触れ又は繰糸槽から作業中に跳ねる水滴等に
よつて巻糸管に巻いた原糸が濡れて原糸のほぐれ
が悪くなり、これを放置するときは原糸の張力が
変化し、これによれば緒糸と原糸との張力のバラ
ンスが崩れて所謂めがね糸となるの不具合を生じ
る。
このため原糸緊張装置等を設けて原糸の張力を
一定とする必要を生じ、構造が複雑になるばかり
でなく該原糸緊張装置への通糸しが面倒となる不
具合がある。
一定とする必要を生じ、構造が複雑になるばかり
でなく該原糸緊張装置への通糸しが面倒となる不
具合がある。
（問題点を解決するための手段）
本発明はかゝる不具合のない装置を提供するも
のであつて、複数個の繭から繰り出される緒糸を
集合して繰枠に巻取られる繰糸機の繰糸中の繰糸
に、化学繊維その他の生糸以外の繊維又は糸条か
らなる原糸を複合させるものに於いて、該原糸を
巻いた巻糸管の取付部を該繰糸機の緒枠取付部近
傍に設け、且つ上端開口を該取付部近傍に臨ま
せ、且つ下端開口を前記緒糸の集合部の下部であ
つて該集合部とは距離を存した高さ位置に開口さ
せた通糸管を設け、該通糸管に空気流によつて前
記原糸を通糸させ、該下端開口から引出される原
糸を緒糸に合流させることを特徴とする。
のであつて、複数個の繭から繰り出される緒糸を
集合して繰枠に巻取られる繰糸機の繰糸中の繰糸
に、化学繊維その他の生糸以外の繊維又は糸条か
らなる原糸を複合させるものに於いて、該原糸を
巻いた巻糸管の取付部を該繰糸機の緒枠取付部近
傍に設け、且つ上端開口を該取付部近傍に臨ま
せ、且つ下端開口を前記緒糸の集合部の下部であ
つて該集合部とは距離を存した高さ位置に開口さ
せた通糸管を設け、該通糸管に空気流によつて前
記原糸を通糸させ、該下端開口から引出される原
糸を緒糸に合流させることを特徴とする。
（作用）
本発明による複合生糸の製造は、複数個の繭ａ
から繰り出される巻糸を集合して繰枠１に巻取り
つゝ、巻糸管３から引出される原糸ｂを空気流に
よつて通糸管６に通糸させる。かくするときは、
通糸管６の下端の開口５から空気流と共に吹出さ
れる原糸ｂは繰糸中の緒糸に絡みつき緒糸と共に
引き上げられる。
から繰り出される巻糸を集合して繰枠１に巻取り
つゝ、巻糸管３から引出される原糸ｂを空気流に
よつて通糸管６に通糸させる。かくするときは、
通糸管６の下端の開口５から空気流と共に吹出さ
れる原糸ｂは繰糸中の緒糸に絡みつき緒糸と共に
引き上げられる。
このとき該通糸管６の下端の開口５は、緒糸の
集合部直下に臨むため、漸次原糸ｂは、緒糸の中
心に来て、原糸ｂを囲むごとく緒糸が集合して繰
糸される。
集合部直下に臨むため、漸次原糸ｂは、緒糸の中
心に来て、原糸ｂを囲むごとく緒糸が集合して繰
糸される。
（実施例）
図面は本発明実施の１例を示すもので、２は繰
糸機を示し、該繰糸機２は、繰糸槽７と該繰糸槽
７内の繭ａから繰出される緒糸を接緒する接緒器
８と、該接緒器８で接緒された緒糸を集緒させる
集緒器９と、集緒された生糸群からなる繰糸をケ
ンネル部１０で仮〓した後これを巻取る繰枠１と
を備えるものであること従来一般に知られるもの
と特に変るところはない。
糸機を示し、該繰糸機２は、繰糸槽７と該繰糸槽
７内の繭ａから繰出される緒糸を接緒する接緒器
８と、該接緒器８で接緒された緒糸を集緒させる
集緒器９と、集緒された生糸群からなる繰糸をケ
ンネル部１０で仮〓した後これを巻取る繰枠１と
を備えるものであること従来一般に知られるもの
と特に変るところはない。
本発明はかゝるものに於いて、該繰糸機２の上
部にコーン、チーズ、ボビン等の巻糸管３の取付
部１１を設け、該取付部１１に巻糸管３を取付け
ると共に、該取付部１１の近傍に上端開口４を臨
ませ、且つ下端部を屈曲させて下端開口５を前記
緒糸の集合部直下に臨ませた通糸管６を該繰糸機
２に設けて、該通糸管６に空気流によつて原糸を
通糸させ、該下端開口から引出される原糸を緒糸
に合流させるようにしたもので、該通糸管６は該
繰糸機２への取付けに当つて下端開口５の高さ位
置を自在に調節出来る案内管取付具１２によつて
取付けるようにし、これによつて下端開口５を緒
糸の集合部と距離を存した高さ位置即ち繰糸槽７
の湯中に浸漬する第２図の状態と湯面上に望む第
３図の状態とで原糸ｂを誘導させるようにした。
かくするときは、原糸ｂがベンベルクのように縮
む性質のものと、伸びる性質のもの等原糸ｂの性
質に合つた複合を行なわせ得るようにした。
部にコーン、チーズ、ボビン等の巻糸管３の取付
部１１を設け、該取付部１１に巻糸管３を取付け
ると共に、該取付部１１の近傍に上端開口４を臨
ませ、且つ下端部を屈曲させて下端開口５を前記
緒糸の集合部直下に臨ませた通糸管６を該繰糸機
２に設けて、該通糸管６に空気流によつて原糸を
通糸させ、該下端開口から引出される原糸を緒糸
に合流させるようにしたもので、該通糸管６は該
繰糸機２への取付けに当つて下端開口５の高さ位
置を自在に調節出来る案内管取付具１２によつて
取付けるようにし、これによつて下端開口５を緒
糸の集合部と距離を存した高さ位置即ち繰糸槽７
の湯中に浸漬する第２図の状態と湯面上に望む第
３図の状態とで原糸ｂを誘導させるようにした。
かくするときは、原糸ｂがベンベルクのように縮
む性質のものと、伸びる性質のもの等原糸ｂの性
質に合つた複合を行なわせ得るようにした。
尚、図面で１３は、前記通糸管６に空気流を供
給するためのエアガン、１４は巻糸管３と通糸管
６との間に介在させたテンシヨンロール、１５は
通糸管６の外周に施した電熱線その他のヒータを
示す。
給するためのエアガン、１４は巻糸管３と通糸管
６との間に介在させたテンシヨンロール、１５は
通糸管６の外周に施した電熱線その他のヒータを
示す。
（発明の効果）
このように本発明によるときは、原糸を巻いた
巻糸管を該繰糸機の上部の繰枠取付部近傍に設け
たので、巻糸管が繰糸槽から離れた位置に位置し
て従来例のごとく繰糸槽から立上る水蒸気又は繰
糸槽から作業中跳ねる水滴等によつて巻糸管が濡
れるようなことがなく、これによつて該巻糸管か
らほぐれる原糸の張力が変化することを未然に防
ぎ得て従来例のごとく原糸緊張装置等を原糸の糸
通り設ける必要がなく、しかも上端開口を該巻糸
管近傍に臨ませ、下端開口を緒糸の集合部の下部
であつて該集合部とは距離を存した高さ位置に開
口させた通糸管を設け、該通糸管に空気流によつ
て原糸を通糸させ、該下端開口から引出される原
糸を緒糸に合流させるようにしたので、該通糸管
への原糸の挿通を含んで原糸の糸道への挿通が簡
単となり、特に該通糸管の下端開口は、緒糸の集
合部と距離を存した位置に開口させたので、緒糸
を原糸と比較的長い距離に亘つて纒い付かせるこ
とが出来て、スムーズに原糸に緒糸を複合させる
ことが出来るの効果がある。
巻糸管を該繰糸機の上部の繰枠取付部近傍に設け
たので、巻糸管が繰糸槽から離れた位置に位置し
て従来例のごとく繰糸槽から立上る水蒸気又は繰
糸槽から作業中跳ねる水滴等によつて巻糸管が濡
れるようなことがなく、これによつて該巻糸管か
らほぐれる原糸の張力が変化することを未然に防
ぎ得て従来例のごとく原糸緊張装置等を原糸の糸
通り設ける必要がなく、しかも上端開口を該巻糸
管近傍に臨ませ、下端開口を緒糸の集合部の下部
であつて該集合部とは距離を存した高さ位置に開
口させた通糸管を設け、該通糸管に空気流によつ
て原糸を通糸させ、該下端開口から引出される原
糸を緒糸に合流させるようにしたので、該通糸管
への原糸の挿通を含んで原糸の糸道への挿通が簡
単となり、特に該通糸管の下端開口は、緒糸の集
合部と距離を存した位置に開口させたので、緒糸
を原糸と比較的長い距離に亘つて纒い付かせるこ
とが出来て、スムーズに原糸に緒糸を複合させる
ことが出来るの効果がある。
図面は本発明実施の１例を示すもので、第１図
は側面図、第２図並びに第３図は使用状態を示す
要部の拡大側面図である。 １……繰枠、２……繰糸機、３……巻糸管、４
……上端開口、５……下端開口、１１……取付
部。
は側面図、第２図並びに第３図は使用状態を示す
要部の拡大側面図である。 １……繰枠、２……繰糸機、３……巻糸管、４
……上端開口、５……下端開口、１１……取付
部。
Claims (1)
- １ 複数個の繭から繰り出される緒糸を集合して
繰枠に巻取られる繰糸機の繰糸中の繰糸に、化学
繊維その他の生糸以外の繊維又は糸条からなる原
糸を複合させるものに於いて、該原糸を巻いた巻
糸管の取付部を該繰糸機の緒枠取付部近傍に設
け、且つ上端開口を該取付部近傍に臨ませ、且つ
下端開口を前記緒糸の集合部の下部であつて該集
合部とは距離を存した高さ位置に開口させた通糸
管を設け、該通糸管に空気流によつて前記原糸を
通糸させ、該下端開口から引出される原糸を緒糸
に合流させることを特徴とする複合生糸の製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20328585A JPS6269814A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 複合生糸の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20328585A JPS6269814A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 複合生糸の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6269814A JPS6269814A (ja) | 1987-03-31 |
| JPS6338443B2 true JPS6338443B2 (ja) | 1988-07-29 |
Family
ID=16471514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20328585A Granted JPS6269814A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 複合生糸の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6269814A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62117807A (ja) * | 1985-11-15 | 1987-05-29 | Shinmasuzawa Kogyo Kk | 複合糸の製造装置 |
| JPS63196707A (ja) * | 1987-02-05 | 1988-08-15 | Shinmasuzawa Kogyo Kk | 複合糸の製造方法及び装置 |
| CN103572380B (zh) * | 2013-10-31 | 2016-01-20 | 浙江理工大学 | 一种理绪水自返流无绪茧分离方法及装置 |
| CN111575804B (zh) * | 2020-05-06 | 2021-04-27 | 四川省佰昉和科技有限公司 | 煮茧旋转罐体定位装置结构 |
-
1985
- 1985-09-17 JP JP20328585A patent/JPS6269814A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6269814A (ja) | 1987-03-31 |
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