JPS6338293B2 - - Google Patents

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JPS6338293B2
JPS6338293B2 JP24539284A JP24539284A JPS6338293B2 JP S6338293 B2 JPS6338293 B2 JP S6338293B2 JP 24539284 A JP24539284 A JP 24539284A JP 24539284 A JP24539284 A JP 24539284A JP S6338293 B2 JPS6338293 B2 JP S6338293B2
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JP
Japan
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polypropylene
slip material
molded product
ethylene
slip
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JP24539284A
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English (en)
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JPS61123532A (ja
Inventor
Toshiro Takano
Takazo Ebina
Minoru Tanaka
Yoshikatsu Yoshida
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Publication of JPS61123532A publication Critical patent/JPS61123532A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は防滑性ポリプロピレン成形品に関する
ものであり、更に詳しくは防滑性、各種機械的強
度、耐摩耗性、耐クリープ性、耐薬品性、耐熱
性、耐寒性等の性能をバランスよく有する滑り止
め材を取付けたポリプロピレン成形品に関する。 〔従来の技術〕 ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフ
イン成形品は耐水性、耐薬品性等に優れ、また衛
生的であり、成形品の規格が一定している等の点
から木材、金属等に替り多用されるようになつ
た。 しかしながら、このポリオレフイン成形品は上
述のような優れた特長を有する反面、滑り易いと
云う欠点を有している。特にこのポリオレフイン
成形品により荷物を運搬、保管等するのに用いる
パレツトを作成した場合等においては、荷物とパ
レツトとの間、パレツトとフオークリフト等のフ
オークとの間、パレツト同士の間等において滑り
を起し易く、荷物の運搬、移送等を行なうに際
し、荷崩れを起す危険がある。 従来から、上記したような滑りを防止する方法
について、さまざまな方法が行なわれており、例
えば、特定の組成からなる滑り止め材をポリプロ
ピレン、ポリエチレン等のポリオレフイン成形品
に取り付けることが提案されている(特開昭58−
102723号公報、特開昭58−102724号公報参照)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記滑り止め材は、防滑性を初めとして機械的
強度、耐摩耗性、ポリオレフイン成形品への接着
強度等の各性能をバランスよく具備することが必
要であるが、ポリオレフイン成形品がポリプロピ
レンからなる成形品の場合には特にポリプロピレ
ンとの接着強度が不十分な滑り止め材が多く、優
れた防滑性をもつポリプロピレン成形体が望まれ
ていた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者等は上記の如きポリプロピレン成形体
の防滑性の問題に鑑み種々検討した結果、ポリプ
ロピレンと特定の樹脂との配合物からなる滑り止
め材、又は該配合物を下層とした滑り止め材を用
いることにより各性能バランスの良い防滑性ポリ
プロピレン成形体を得られることを知得して、本
発明に到達した。 すなわち本発明の要旨は、滑り止め材をポリプ
ロピレン成形品に熱溶着してなる防滑性ポリプロ
ピレン成形品において、上記滑り止め材が、 ()(A) エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋エ
チレンプロピレンジエンゴム、変性ポリオレ
フイン、又はこれらの2種以上と、 (B) ポリプロピレン との配合物からなること、若しくは ()(A) エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋エ
チレンプロピレンジエンゴム、変性ポリオレ
フイン、又はこれらの2種以上と、 (B) ポリプロピレン との配合物からなる下層と、 (C) エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋エチ
レンプロピレンジエンゴム、変性ポリオレフ
イン、又はこれらの2種以上と、 (D) 前記下層における重量分率より少ない重量
分率で、かつ零を含む量のポリプロピレン からなる上層とからなり、前記下層がポリプロ
ピレン成形品に熱融着されていること を特徴とする防滑性ポリプロピレン成形品に存す
る。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明の成形品を構成する樹脂としてはポリプ
ロピレン、又はポリプロピレンが75重量%(以
下、「%」と略す)以上で残余がポリエチレン等
を含有するものが用いられるが、中でも硬度
(JIS K6301による硬度)がJIS A97以上100に近
いものが好ましい。これを更にわかりやすく云え
ばシヨア硬度(ASTM D2240シヨアDによる硬
度)が60以上、好ましくは70以上のポリプロピレ
ンを主成分とする硬質のポリプロピレンが好まし
い。 上述した成形品を構成するポリプロピレンに
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、帯電
防止剤、難燃剤、架橋剤、発泡剤、染料、顔料、
有機充填剤、無機充填剤等の添加剤を添加混合し
て用いても良く、また成形品の成形は射出成形、
押出成形、注型成形等、所望の成形品に応じ従来
の成形方法が任意に用いられる。 成形品がパレツトの場合には、上記ポリプロピ
レンに発泡剤を添加し、発泡倍率1.05〜1.5倍程
度の倍率で表層に無発泡層を有する低発泡射出成
形品とするのが望ましい。勿論、無発泡のもので
あつても良い。 滑り止め材は、(I)(A)エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレンプロピレンジエンゴム、変性
ポリオレフイン、又はこれらの2種以上(以下、
「(A)成分」と略す)、(B)ポリプロピレンとの配合物
を成形したもの、若しくは()該配合物からな
る下層とエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ンプロピレンジエンゴム、変性ポリオレフイン、
又はこれら混合物に必要に応じてポリプロピレン
を添加してなる上層との二層からなるものであ
る。 エチレン−酢酸ビニル共重合体はエチレンと酢
酸ビニルとの共重合体であり、通常ラジカル開始
剤の存在下に共重合した酢酸ビニル含量10〜25
%、好ましくは15〜20%のものを使用する。 架橋エチレンプロピレンジエンゴムとは、例え
ばエチレンとプロピレンとジエンとをチグラー系
触媒等の存在下重合したゴム状物を架橋したもの
であり、不飽和成分としてのジエン成分として
は、ジシクロペンタジエン、エチリデンノルボー
ネン、メチレンノルボーネン、1,4−ヘキサジ
エン等が挙げられる。 このエチレンプロピレンジエンゴムはエチレン
成分及びプロピレン成分を85〜97%、ジエン成分
を3〜15%含有することが望ましい。架橋はジエ
ン成分の50%以上、好ましくは70〜85%を過酸化
物により部分架橋することが、耐圧縮クリープ性
向上の点から好ましい。 また、変性ポリオレフインとはポリオレフイン
の一部または全部を不飽和カルボン酸またはその
誘導体でグラフトさせたものであり、例えばポリ
オレフイン、酸モノマー及び有機パーオキサイド
のようなラジカル発生剤を溶融混練法、溶液グラ
フト法、スラリーグラフト法等各種方法によりグ
ラフト反応させることにより得られる。 変性ポリオレフインに用いられるポリオレフイ
ンは、エチレン重合体、プロピレン重合体、エチ
レンプロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレンブテン1共重合体、及びその
他のオレフイン系共重合体が単独または混合物と
して使用される。 不飽和カルボン酸及びその誘導体としてはアク
リル酸、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン
酸、エンド−ビシクロ−〔2,2,1〕−5−ヘプ
テン−2,3−ジカルボン酸無水物、等を挙げる
ことができる。中でも無水マレイン酸が望まし
い。又、これらの混合物も用いることができる。
通常、不飽和カルボン酸等の使用量は、得られる
変性ポリオレフインに対して0.01〜3%、特には
0.05〜1%がよい。 これらエチレン−酢酸ビニル共重合体等の(A)成
分と共に配合するポリプロピレンは、特に限定さ
れないが、防滑性、溶着性等の点から硬度(JIS
K6301による硬度)がJIS A75〜JIS A95のもの
が好ましく、具体的にはノバテツクP8100J(三菱
化成工業(株)製、MFI1.2g/10分、密度0.90g/
cm3)、ノーブレンBC−5C(三菱油化(株)製、
MFR2.8g/10分、密度0.90g/cm3)等が挙げら
れる。 滑り止め材として、(A)成分とポリプロピレンと
の混合物を使用した場合、その配合割合はそれぞ
れ(A)成分30〜80%、ポリプロピレン70〜20%とす
ることが望ましく、更に好ましい割合は(A)成分と
して用いる樹脂によつて異なり、架橋エチレンプ
ロピレンジエンゴムを用いる場合はそれぞれ30〜
60%と70〜40%、エチレン−酢酸ビニル共重合体
の場合は40〜60%と60〜40%、変性ポリオレフイ
ンの場合は50〜80%と50〜20%、架橋エチレンプ
ロピレンジエンゴムとエチレン−酢酸ビニル共重
合体の2種の場合は架橋エチレンプロピレンジエ
ンゴム30〜50%、エチレン−酢酸ビニル共重合体
10〜20%、ポリプロピレン60〜30%が特によい。 また、これら(A)成分とポリプロピレンとの配合
物を下層とし、更にその上に上層を設け、滑り止
め材とすることも可能である。なお本発明におい
て、下層とは、滑り止め材のポリプロピレン成形
品に熱溶着する層を指し、上層とはポリプロピレ
ン成形品に実質的に接しない層のことであつて、
位置的な上下を指すものではない。 下層は、(A)成分とポリプロピレンとの配合物で
あり、その配合組成、割合は前述した通りでよ
い。また、上層はエチレン−酢酸ビニル共重合
体、架橋エチレンプロピレンジエンゴム、変性ポ
リオレフイン、又はこれらの2種以上と、下層に
おける重量分率より少ない重量分率で、かつ零を
含む量であつて通常は70%以下、特には55%以下
のポリプロピレンからなる。特に、下層は架橋エ
チレンプロピレンジエンゴムとポリプロピレンの
配合物、上層としてはエチレン−酢酸ビニル共重
合体を単独、又はポリプロピレンと混合したも
の、エチレンプロピレンジエンゴムとポリプロピ
レンとの混合物が挙げられる。 下層に対する上層の厚さの比(上層/下層)は
2以上、殊に3以上とすることが好ましい。 これら滑り止め材には、更に前記した如き添加
剤を添加混合しても良い。また、各々の配合量を
超えない範囲で他の熱可塑性合成樹脂、例えばポ
リオレフイン系樹脂を添加混合してもよい。 更にまた、上記架橋エチレンプロピレンジエン
ゴムの一部を架橋エチレンプロピレンジエンゴム
の配合量を越えない範囲で、エチレンプロピレン
ゴム、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリ
ルブタジエンゴム、ポリブタジエンゴム、ポリイ
ソプレンゴム、ポリクロロプレンゴム、ポリウレ
タンゴム、チオコールゴム等の他の合成ゴムで置
き替えても良い。 滑り止め材は上述のような混合物に押出成形、
射出成形等の適宜の成形手段により帯状、紐状、
板状、ブロツク状等の所要の形状に成形する。ま
た、上層及び下層からなる場合は各層を別々に成
形することも、共押出し成形することも可能であ
るが、共押出し成形が好ましい。 滑り止め材をポリプロピレン成形品に設置する
方法につき、本発明の一例を示す図面を用いて説
明する。 第1図は本発明のポリプロピレン成形品の一例
であるパレツト表面の斜視図、第2図は同様のパ
レツト裏面の斜視図である。なお、図中1は成形
品(パレツト)、2は滑り止め材をそれぞれ示す。 滑り止め材2を成形品1に設置するには熱溶着
が用いられるが、例えば、成形品1の表面及び滑
り止め材2の表面を熱風や加熱板を用いて溶融
し、その両者が未だ溶融状態にある間に圧着し、
両者を接合する方法、成形品1を射出成形等によ
り成形する際に金型内の所要位置に滑り止め材2
を固定しておき、溶融状態にあるポリオレフイン
を金型内に充填し、この溶融熱を利用して成形品
1と滑り止め材2とを熱溶着する方法、滑り止め
材2を押出機から帯状、紐状等に押出しつつ、成
形品1の表面(接着性を高めるため予め加熱や酸
化処理等を施しておいても良い)に押圧して溶着
する方法等が用いられる。 通常は成形品1の近くに滑り止め材2を位置さ
せ、この両者に熱風を吹付けて成形品1の表面及
び滑り止め材2の表面を溶融させ両者を圧着する
ことにより溶着する方法が用いられる。 この溶着方法による溶着条件は、熱風の温度熱
風の風量、熱風の吹出口からの成形品1及び滑り
止め材2までの距離等により変化し一概に決定し
得ないが、ラインスピード1m/min程度を一例
として説明すれば、600〜800℃程度の熱風(熱風
発生機内のヒーター温度)を成形品1の表面及び
滑り止め材2の表面に吹き付け、成形品1の表面
及び滑り止め材2の表面に溶融層を形成させ、両
者の表面が溶融状態にあるうちに、溶融部同志を
0.5Kg/cm程度以上の圧力で押圧ローラー等によ
り押圧することにより行なわれる。 〔発明の効果〕 本発明のポリプロピレン成形品は以上の構成を
有するため、防滑性、機械的強度、耐摩耗性、成
形品との接着強度等の各性能をバランス良く具備
した滑り止め材を有し、特に従来問題とされてい
たポリプロピレン成形品と滑り止め材との接着強
度、耐クリープ性が向上したものであり、工業的
に優れたものである。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例1〜4、比較例1、2 各樹脂を下記第1表の割合で配合し、押出し機
によりペレツトとし、次いで押出成形により厚さ
2mmの所定形状の帯状の一層又は二層シートを
得、これを滑り止め材とした。なお、二層の場合
は上層1.5mm、下層0.5mmとした。 得られた滑り止め材の180゜剥離強度及び滑り角
度を測定した結果を第1表に示す。 これらの測定は下記の通り行なつた。 180゜剥離強度:幅20mm、厚さ2mmの滑り止め材
を、滑り止め材が上、下二層からなる場合は下
層を、ポリプロピレン(“ノーブレンBC−8”、
三菱油化(株)製、MFR1.8g/10分、密度0.90
g/cm3)からなる母材に溶着した長さ約250mm
の試験片を用い、滑り止め材の長さ方向約半分
の滑り止め材を母材から剥離し、剥離した滑り
止め材を180゜折り返した状態で滑り止め材及び
母材の一端を試験機のチヤツクに固定し、20℃
の恒温下、50mm/minの一定速度で滑り止め材
を母材から剥離し、剥離に要した力を読み取
り、平均値をKg/cmで表示した。 滑り角度:定盤上に厚さ2mm、長さ及び幅250mm
の滑り止め材シートを、二層の場合はその下層
を取付け、その上に厚さ2mm、長さ及び幅80mm
のポリエチレン又はポリプロピレンからなるシ
ートを載置し、該シートに1Kgの荷重を加え
た。この状態から定盤の一辺を100mm/分の一
定速度で引き上げ載置したシートが滑り始める
角度(水平面に対する角度)を測定し、3回の
平均値で示した。 また、得られた滑り止め材を厚さ2mm、幅20
mm、長さ1mの帯状シートとし、ポリプロピレン
(ノーブレンBC−8)を用いて製造したパレツト
の表面に、特記しない限り第1図及び第2図に示
したと同様の構造に熱溶着した。この熱溶着は
700〜800℃、風量120/分の熱風により溶着部
の温度350〜400℃とし、滑り止め材及びパレツト
の表面を溶融し、両者を2Kg/cmの押圧力(ロー
ラー線圧)で押圧することにより行なつた。 得られた成形品の性能を次のように測定し、結
果を第1表に示す。 ローラー往復テスト:裏面に2本の滑り止め材を
溶着したパレツト上に650Kgの荷重を加え水平
なフリーローラーコンベヤ上へ滑り止め材がロ
ーラーと直交するように乗せて5mの距離を往
復運動させ(1往復10m)、滑り止め材が剥離
するまでの回数を求め、成形品への滑り止め材
接着の剪断力に対する強さを判定した。 降下時間テスト:パレツト上に650Kgの荷重を加
え、21/1000の傾斜角にセツトしたフリーロー
ラーコンベヤ上に、パレツトの滑り止め材がロ
ーラーに直交するように乗せ、5mの距離を降
下する時間を3回測定、平均して、滑り止めの
効果を判定した。 摩耗テスト:パレツトに1トンの荷重をかけ、コ
ンクリート床面上を70m摺動させ、滑り止め材
の摩耗の様子を観察し、摩耗の少ないもの◎、
摩耗がある程度発生したもの〇、として評価し
た。 傷付テスト:ビールクレート4個を、各クレート
の長い方向がパレツト表面の長さ方向へ直交す
るようパレツト上の4隅へ載置し、更にその上
に1000Kgの荷重をかけた。クレート2個を、パ
レツト表面の長さ方向からフオークリストのフ
オークによつて残りのクレートに当る位置まで
押しつけた。その時クレートによる滑り止め材
の損傷を観察し、損傷がほぼないもの◎、損傷
が多少あるもの〇として評価した。
【表】 なお、表中の配合物は下記の物を示す。 EPDM−PP:エチレンプロピレンジエンゴム
(ジエン成分の70〜80%架橋)50%とポリプロ
ピレン50%の配合物。日本合成ゴム(株)製、サー
モラン3800、MFR0.3g/10分、密度0.88g/
cm3とノバテツクP8100Jとを上記組成となるよ
う混合したもの。 EVA:エチレン−酢酸ビニル共重合体。三井ポ
リケミカル(株)製、エバフレツクスP−1905、メ
ルトインデツクス2.5g/10分、酢酸ビニル含
有量19%。 APO:変性ポリオレフイン。三菱化成工業(株)製、
メルトインデツクス1.7g/10分、密度0.89
g/cm3。 PP:ポリプロピレン。ノバテツクP8100J。 EPDM:エチレンプロピレンジエンゴム。日本
イーピーラバー(株)製、エチレンプロピレンター
ポリマーEP57T、エチレン含有量67%、未架
橋。 PE:ポリエチレン(高圧法低密度ポリエチレン、
エチレン単独重合体)。三菱化成工業(株)製、ノ
バテツクF100、メルトインデツクス0.42g/10
分、密度0.92g/cm3
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプロピレン成形品の一例であ
るパレツトの表面の斜視図、第2図はそのパレツ
トの裏面の斜視図である。 図中1は成形品(パレツト)、2は滑り止め材
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 滑り止め材をポリプロピレン成形品に熱溶着
    してなる防滑性ポリプロピレン成形品において、
    上記滑り止め材が (A) エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋エチレ
    ンプロピレンジエンゴム、変性ポリオレフイ
    ン、又はこれらの2種以上と、 (B) ポリプロピレン との配合物からなることを特徴とする防滑性ポリ
    プロピレン成形品。 2 架橋エチレンプロピレンジエンゴムはジエン
    成分の50%以上が架橋されたものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のポリプロピ
    レン成形品。 3 滑り止め材をポリプロピレン成形品に熱溶着
    してなる防滑性ポリプロピレン成形品において、
    上記滑り止め材が (A) エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋エチレ
    ンプロピレンジエンゴム、変性ポリオレフイ
    ン、又はこれらの2種以上と、 (B) ポリプロピレン との配合物からなる下層と、 (C) エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋エチレ
    ンプロピレンジエンゴム、変性ポリオレフイ
    ン、又はこれらの2種以上と、 (D) 前記下層における重量分率より少ない重量分
    率で、かつ零を含む量のポリプロピレン からなる上層とからなり、前記下層がポリプロピ
    レン成形品に熱溶着されていることを特徴とする
    防滑性ポリプロピレン成形品。 4 滑り止め材の上層がエチレン−酢酸ビニル共
    重合体又はエチレン−酢酸ビニル共重合体50〜80
    重量%とポリプロピレン20〜50重量%からなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のポリ
    プロピレン成形品。 5 架橋エチレンプロピレンジエンゴムはジエン
    成分の50%以上が架橋されたものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項又は第4項記載の
    ポリプロピレン成形品。
JP24539284A 1984-11-20 1984-11-20 防滑性ポリプロピレン成形品 Granted JPS61123532A (ja)

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