JPH1016965A - 合成樹脂製パレット - Google Patents

合成樹脂製パレット

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JPH1016965A
JPH1016965A JP17364296A JP17364296A JPH1016965A JP H1016965 A JPH1016965 A JP H1016965A JP 17364296 A JP17364296 A JP 17364296A JP 17364296 A JP17364296 A JP 17364296A JP H1016965 A JPH1016965 A JP H1016965A
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JP
Japan
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pallet
resin
synthetic resin
ethylene
slip
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JP17364296A
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Shinichi Nagaoka
真一 永岡
Yoshiteru Tokawa
芳晃 東川
Toshitsugu Kikuchi
利注 菊地
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滑り止め効果に優れ、かつ耐摩耗性及びパレ
ットとの接着強度に優れた滑り止め材を貼合した合成樹
脂製パレットを提供する。 【解決手段】 樹脂又はこれに充填材を含めた素材から
なり、天板及び底板を備えると共に、上記天板と底板と
を連結するようにして多数のリブが設けられ、該リブ中
の一部にフォークが差し込まれる差込口が配設されてい
る合成樹脂製パレットにおいて、天板および/または底
板の表面にエチレン−α−オレフィン共重合体ゴム30
〜90重量部及びポリオレフィン系樹脂70〜10重量
部を含有する非架橋熱可塑性エラストマー組成物からな
る滑り止め材を取り付けたことを特徴とする合成樹脂製
パレット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種物品を運搬、
貯蔵する際に用いられる合成樹脂製パレットに関する。
さらに詳細には、滑り止め効果に優れ、かつ耐摩耗性及
びパレットとの接着強度に優れた滑り止め材を取り付け
た合成樹脂製パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、パレットは物品の運送、貯蔵等に使用され、木製パ
レットが多く使われてきたが、近年軽量化を図るため、
合成樹脂で製造されることが多くなってきた。しかし、
合成樹脂は木に比べ滑性が高いために、合成樹脂製パレ
ットに積載された運搬物が滑りやすいという不都合があ
った。
【0003】そこで、運搬物の滑りを防止するために、
パレットの成形材料より摩擦係数の大きい材料を滑り止
め材としてパレットに用いる方法、例えば、低密度ポリ
エチレンやエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる滑り
止め材をパレットに溶着する方法(特公昭56−415
05号公報)や、部分架橋させた熱可塑性エラストマー
からなる滑り止め材をパレットに接着する方法(特公平
3−50703号公報)などが提案されている。
【0004】しかしながら、前者の方法では、合成樹
脂、特にポリプロピレンからなるパレット本体に対する
滑り止め材の接着強度が悪く、摩擦係数が小さいので滑
り止め材としての効果が十分でない等の欠点を有してい
た。また、後者の方法では防滑性、パレット本体に対す
る滑り止め材の接着強度は良いものの滑り止め材自体の
耐摩耗性が劣るという欠点を有していた。
【0005】本発明の目的は、防滑性を付与することは
もちろんのこと、滑り止め材とパレット本体との接着強
度が大きく、さらに滑り止め材自体の耐摩耗性が優れた
合成樹脂製パレットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる事情に鑑み、本発
明者らは、合成樹脂製パレットと積載物間に発生する滑
りについて鋭意検討した結果、特定の熱可塑性エラスト
マーよりなる滑り止め材をパレットに取り付けることに
より、この目的が達成されることを見出し本発明を完成
した。
【0007】すなわち、本発明は、樹脂又はこれに充填
材を含めた素材からなり、天板及び底板を備えると共
に、上記天板と底板とを連結するようにして多数のリブ
が設けられ、該リブ中の一部にフォークが差し込まれる
差込口が配設されている合成樹脂製パレットにおいて、
天板および/または底板の表面にエチレン−α−オレフ
ィン共重合体ゴム30〜90重量部及びポリオレフィン
系樹脂70〜10重量部を含有する非架橋熱可塑性エラ
ストマー組成物からなる滑り止め材を取り付けたことを
特徴とする合成樹脂製パレットを提供するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の合成樹脂製パレット(以
下、パレットと略す)は、樹脂又はこれに充填材を含め
た素材からなり、天板及び底板を備えると共に、上記天
板と底板とを連結するようにして多数のリブが設けら
れ、該リブ中の一部にフォークが差し込まれる差込口が
配設されているパレットである。
【0009】また、上記パレットは、同一寸法の2枚の
パレット板を互いに対向させて重ねあわせ、両者の対向
面を互いに接合することにより成形されている。また、
パレット内部には、天板と底板とを連結するようにして
多数の板状リブが形成されている。
【0010】パレット本体を構成する樹脂としては熱可
塑性樹脂が挙げられ、例えばポリエチレン系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート等が用いられる。ま
た、これら熱可塑性樹脂の変性物や混合物、或は、ポリ
マーアロイ等を用いることができる。
【0011】上記熱可塑性樹脂は、例えば価格、充填材
や添加剤との親和性、成形の容易さ、パレットの用途や
大きさ、パレットに要求される機械的強度(例えば、圧
縮強度、曲げ強度、たわみ強度等)や諸物性に応じて、
適宜選択すればよい。
【0012】パレット本体を構成する樹脂のうち、パレ
ットに要求される機械的強度の面から、プロピレンの単
独重合体、或はプロピレンと他のモノマーとの共重合体
等のポリプロピレン系樹脂が特に好ましい。
【0013】上記の熱可塑性樹脂は、非発泡の状態で用
いてもよく、また、その流動性等を改善するために、
1.1倍〜1.2倍程度に発泡させた状態で用いてもよ
い。熱可塑性樹脂をこのような発泡体とすると、非発泡
体と同様に成形を行うことができ、かつ、パレットのよ
り一層の軽量化を実現することができる。
【0014】さらに、上記熱可塑性樹脂には、必要に応
じて充填材を配合してもよい。充填材は、パレットの機
械的強度をより一層向上させる。充填材は、熱可塑性樹
脂の融点に耐え得る安定性を備えていること、及び、熱
可塑性樹脂との親和性が良好であることが必要であり、
例えば、ガラス繊維や炭素繊維等の無機繊維、タルクや
クレー、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粉末等が用い
られる。
【0015】上記の充填材は、例えば価格、熱可塑性樹
脂との親和性、パレットの用途や大きさ、パレットに要
求される機械的強度や諸物性等に応じて、適宜選択すれ
ばよい。上記充填材のうち、価格やパレットに要求され
る機械的強度の面から、無機繊維、特にガラス繊維が好
ましい。
【0016】なお、上記無機繊維の繊維長は、配合する
繊維の種類にもよるが、好ましくは0.1mm〜50m
m、より好ましくは1mm〜15mmである。また、無
機繊維の繊維径は、配合する繊維の種類にもよるが、1
μm〜50μmが好ましい。上記無機粉末の粒子径や形
状は、特に限定されるものではない。上記の熱可塑性樹
脂に対する充填剤の配合量は、配合する充填剤の種類に
もよるが、パレットに要求される機械的強度の面から、
好ましくは50重量%以下、より好ましくは10重量%
〜40重量%、さらに好ましくは15重量%〜35重量
%である。また、上記の充填剤は、それぞれを単独で熱
可塑性樹脂に配合してもよく、また、必要に応じて二種
類以上を熱可塑性樹脂に配合してもよい。さらに、熱可
塑性樹脂と充填材との混合方法は、特に限定されるもの
ではない。また、上記熱可塑性樹脂には、必要に応じて
酸化防止剤、紫外線防止剤、着色剤、離型剤、低収縮剤
等の添加剤を添加してもよい。
【0017】本発明において滑り止め材として使用する
熱可塑性エラストマー組成物は、エチレン−α−オレフ
ィン共重合体ゴム及びポリオレフィン系樹脂を含有する
非架橋タイプの熱可塑性エラストマー組成物である。上
記エチレン−α−オレフィン共重合体ゴムとしては、例
えばエチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−ブ
テン−1共重合体ゴム、エチレン−ヘプテン−1共重合
体ゴム、エチレン−ヘキセン−1共重合体ゴム等が挙げ
られ、これらの中でもエチレン−プロピレン共重合体ゴ
ムが好ましい。
【0018】また、上記ポリオレフィン系樹脂として
は、例えばプロピレンの単独重合体、プロピレン−エチ
レン共重合体、プロピレン−1−ブテン共重合体、プロ
ピレン−1−ヘキセン共重合体、プロピレン−4−メチ
ル−1−ペンテン共重合体等のプロピレンとα−オレフ
ィンとの共重合体などのポリプロピレン系樹脂、ポリブ
テンなどが挙げられる。これらの中でも上記ポリオレフ
ィン系樹脂としては、ポリプロピレン系樹脂が好まし
い。
【0019】上記二成分の溶融配合量は、エチレン−α
−オレフィン共重合体ゴムが30〜90重量部、好まし
くは50〜80重量部、ポリオレフィン系樹脂が70〜
10重量部、好ましくは50〜20重量部である。エチ
レン−α−オレフィン共重合体ゴムの配合量が90重量
部を越えると、滑り止め材の強度が低下したり、パレッ
ト本体と滑り止め材との接着強度が低下し好ましくな
く、一方該ゴムの配合量が30重量部未満では防滑性を
保持することができない。
【0020】上記二成分を含有する非架橋熱可塑性エラ
ストマー組成物の製造方法は、特に限定されるものでは
なく、例えば加熱ロール、バンバリーミキサー、押出し
機等の公知の溶融混合法が挙げられる。また、非架橋熱
可塑性エラストマー組成物を重合により製造してもよ
い。
【0021】さらに、本発明における非架橋熱可塑性エ
ラストマー組成物は、鉱物油系軟化剤を含有してもよ
く、その鉱物油系軟化剤としては、例えばパラフィン系
油、ナフテン系油、及びアロマ系油が挙げられる。これ
らの中でもエチレン−α−オレフィン共重合体ゴムとの
相溶性の良いパラフィン系油及びナフテン系油が好まし
い。
【0022】また、鉱物油系軟化剤の含有量は、エチレ
ン−α−オレフィン共重合体ゴムとポリオレフィン系樹
脂との総量100重量部に対して、100重量部以下、
好ましくは50重量部以下である。エチレン−α−オレ
フィン共重合体ゴムの特性として鉱物油系軟化剤による
高伸展性があり、鉱物油系軟化剤の添加量は用いるエチ
レン−α−オレフィン共重合体ゴムの分子量に応じて、
任意に選択されるため上記限定量以上の範囲でも素材と
して用いうるが、余り多く用いすぎた場合は強度の低下
やブリードが生じることもある。
【0023】鉱物油系軟化剤の添加は、本発明で用いる
非架橋熱可塑性エラストマー組成物と混練機で混合して
もよいが、エチレン−α−オレフィン共重合体ゴムの製
造プロセス中で予め伸展油として添加しておくこともで
きる。なお、非架橋熱可塑性エラストマー組成物は、必
要に応じて顔料、充填剤、安定剤、紫外線吸収剤または
他の変性用助剤を用いることができる。
【0024】本発明で用いる滑り止め材は、上記非架橋
熱可塑性エラストマー組成物を公知の成形方法、例えば
射出成形、プレス成形、押出成形等により成形して製造
することができる。上記滑り止め材の形状としては、特
に限定されるものではなく、例えば帯状、紐状、板状、
ブロック状が挙げられる。上記滑り止め材は、パレット
の天板および/または底板の表面に取り付けられる。取
り付け方法としては、特に限定されるものではなく、例
えばインサート成形や後加工による接着、熱溶着、勘合
等により行うことができる。
【0025】本発明で用いる滑り止め材は、その大きさ
を限定するものではないが、例えばその幅は10〜35
mm、厚さ0.5〜3mm、長さはパレット幅または長
さと同等である。
【0026】滑り止め材を取り付ける数は、積載物の形
状、重量等の使用状況に応じて適宜決められるものであ
る。
【0027】本発明で用いる滑り止め材は、摩擦係数が
大きく、また耐摩耗性に優れ、パレット本体への接着強
度も大きいため、これを取り付けた合成樹脂製パレット
は優れた防滑性を示し、かつ極めて長時間その防滑性を
維持できるという特徴がある。
【0028】図1は、本発明の実施態様の一例のパレッ
トの(a)上面図、(b)正面図及び(c)側面図を表
わす図である。図1において、1はパレット、2は天
板、3は底板、4は幅方向側板、5は長さ方向側板、6
はフォーク差込口、7は滑り止め材をそれぞれ表わす。
図1は、二方差しパレットであり、滑り止め材7を天板
及び底板の両表面に貼合している。滑り止め材7は、帯
状の滑り止め材であり、各表面に4本ずつ長さ方向全体
にわたって設けられている。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0030】次に、実施例及び比較例で行なった評価方
法を示す。 (1)積載物の滑り 図2は、パレット−積載物間の滑り試験方法を示した概
略図である。図2に示すように、25kgの樹脂袋をパ
レットの上に積載し、そのパレットを金型反転機にセッ
トし、金型反転機を45度まで傾斜させることにより樹
脂袋が滑りはじめる状態を以下のとおり評価した。 ○・・・滑りにくい。 △・・・やや滑る。 (2)接着強度 インサート成形によりパレット本体と貼合一体化された
各種滑り止め材の端部をつかみ、パレットより剥離する
方向の力を加えた場合の滑り止め材の剥離しにくさにつ
いて以下のとおり評価した。 ○・・・剥離困難。 ×・・・剥離し易い。 (3)滑り止め材の生産性 ○・・・製造が容易であり、製造コストも安価である。 △・・・製造がやや煩雑であり、製造コストがかかる。 (4)摩耗性 JIS K−7204−1977に準拠して摩耗質量を
測定した。なお測定には東洋精機製のROTARY ABRASION
TESTERを用いた。(摩耗輪:CS−18、荷重:100
0g)
【0031】実施例1 パレット本体の樹脂としてポリプロピレン樹脂を用い
て、図1に示すような二方差しパレットを射出プレス成
形法により製造した。パレットの大きさは、幅1100
mm、長さ1100mm、高さ144mm、天板・底板
厚みは3mmであった。パレットの天板と底板の両表面
に非架橋熱可塑性エラストマー組成物を押出成形して作
製した帯状滑り止め材をそれぞれ4本ずつパレットの長
さ方向に一体貼合した。滑り止め材は、厚み2mm、幅
25mm、長さ1100mmであり、取付位置はパレッ
トの両端から65mmの位置およびそれらの間に2本と
し、それぞれの間隔が等間隔になるようにした。なお、
非架橋熱可塑性エラストマー組成物はエチレン−プロピ
レン共重合体ゴム60重量部とプロピレン−エチレンブ
ロック共重合体40重量部を含有したものを用いた。積
載物の滑り及び接着強度の試験は、上記パレットを用い
て行い、摩耗試験は、上記滑り止め材と同一組成物を射
出成形して作製した3mm厚みのプレートにより評価し
た。評価結果を表1に示す。
【0032】比較例1 滑り止め材として架橋タイプ熱可塑性エラストマー組成
物を用いた以外は、実施例1と同様のパレット及び摩耗
試験用プレートを作製した。なお、架橋タイプ熱可塑性
エラストマー組成物は、エチレン−プロピレン共重合体
ゴム51重量部、プロピレン単独重合体20重量部及び
プロピレン−エチレンランダム共重合体29重量部を含
有したもの100重量部当たり、0.04重量部の2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサンを加え、二軸押出機を用いて、240〜260℃
で約30秒間動的熱処理を行い部分架橋させたものを用
いた。評価結果を表1に示す。
【0033】比較例2 滑り止め材としてエチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)を用いた以外は、実施例1と同様のパレット及び摩
耗試験用プレートを作製した。なお、EVAは、酢酸ビ
ニル含有量10重量%、密度0.93g/cm3 のもの
を用いた。評価結果を表1に示す。
【0034】
【表1】 ────────────────────────── 実施例 比 較 例 1 1 2 ────────────────────────── 積載物の滑り ○ ○ △ 接着強度 ○ ○ × 生産性 ○ △ ○ 摩耗質量(mg) 57 200 55 ──────────────────────────
【0035】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明のパレット
は、長期間その防滑性を維持しつつ、また滑り止め材と
パレット本体との接着強度が大きく、さらに滑り止め材
自体の耐摩耗性が優れている。また、本発明のパレット
は積載物との滑りを安価に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例(実施例1)のパレットの
(a)上面図、(b)正面図、(c)側面図である。
【図2】パレット−積載物(樹脂袋)間の滑り試験方法
を示した図である。
【符号の説明】
1・・・パレット、2・・・天板、3・・・底板、4・
・・幅方向側板、5・・・長さ方向側板、6・・・フォ
ーク差込口、7・・・滑り止め材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂又はこれに充填材を含めた素材からな
    り、天板及び底板を備えると共に、上記天板と底板とを
    連結するようにして多数のリブが設けられ、該リブ中の
    一部にフォークが差し込まれる差込口が配設されている
    合成樹脂製パレットにおいて、天板および/または底板
    の表面にエチレン−α−オレフィン共重合体ゴム30〜
    90重量部及びポリオレフィン系樹脂70〜10重量部
    を含有する非架橋熱可塑性エラストマー組成物からなる
    滑り止め材を取り付けたことを特徴とする合成樹脂製パ
    レット。
  2. 【請求項2】エチレン−α−オレフィン共重合体ゴム
    が、エチレン−プロピレン共重合体ゴムである請求項1
    記載の合成樹脂製パレット。
  3. 【請求項3】ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン系
    樹脂である請求項1記載の合成樹脂製パレット。
  4. 【請求項4】パレット本体を構成する樹脂がポリプロピ
    レン系樹脂である請求項1記載の合成樹脂製パレット。
JP17364296A 1996-03-29 1996-07-03 合成樹脂製パレット Pending JPH1016965A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012091797A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Nippon Plapallet Co 滑り止めテープ及びパレット形成部材
JP2020132157A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 日本プラパレット株式会社 パレット及び荷役用具

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