JPS6338179A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPS6338179A
JPS6338179A JP61183683A JP18368386A JPS6338179A JP S6338179 A JPS6338179 A JP S6338179A JP 61183683 A JP61183683 A JP 61183683A JP 18368386 A JP18368386 A JP 18368386A JP S6338179 A JPS6338179 A JP S6338179A
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Toshiaki Hanibuchi
埴渕 敏明
Kazuhiro Sakashita
和広 坂下
Satoru Kishida
悟 岸田
Ichiro Tomioka
一郎 富岡
Takahiko Arakawa
荒川 隆彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体集積回路装置に関し、さらに具体的
にはスキャンバスを用いた半導体集積回路装置のテスト
回路に関するものである。
〔従来の技術〕
微細加工技術の進歩により、半導体集積回路の\ 集積
度は飛躍的に向上し、今後もさらに増大する傾向にある
。このような集積度(ゲート数)の増大とともに、半導
体集積回路装置の試験の難易度は指数関数的に増大する
。ここで、ある装置のテスト容易度は、各端子の故障を
観測する容易さく可観測性)と、各端子を所望の論理値
に設定する容易さく可制御性)の2点から決定され、一
般に大規模な論理回路網の奥深い端子は可観測性、可制
御性とも悪くなる。
半導体集積回路装置のテスト方式としてスキャンテスト
方式があるが、このスキャンテスト方式は、シフトレジ
スタ機能を有するレジスタ回路を論理回路網の適当な個
所に挿入し、これらのレジスタ回路を1本のシフトレジ
スタパスでつなぎ、テスト動作時にはチップ外部からテ
ストパターンをシリアル入力して各レジスタに所定のデ
ータを設定し、これらのレジスタのデータ出力端子に接
続されている論理回路に所望の論理信号を印加して動作
させ、その結果をこれらレジスタのパラレル入力端子よ
り該レジスタ内にパラレルに取り込み、その後それらを
シリアルにチップ外部へ出力して観測することによって
、大規模な論理回路網の奥深い端子の可観測性、可制御
性を向上しようとするものである。
レベルセンシティブな同期回路に関するスキャンテスト
方式の基本的なアイデアは特開昭52−28614号公
報に示されている。
ここでは、対象とする回路を非同期な順序回路も含める
ので、従来例として特開昭56−74668号公報を参
考に説明する。
第3図に非同期式順序回路を対象とした従来のスキャン
バス方式のテスト回路例を示す。図において、35は組
み合わせ回路のブロック、36゜37は順序回路を含む
非同期回路ブロック、8〜16は各回路ブロック間に設
けられたスキャンレジスタ、26〜34は対応する回路
ブロックの出力とスキャンレジスタの出力のいずれかを
選択し出力するデータセレクタである。上記スキャンレ
ジスタのデータ入力端子り及びデータセレクタのデータ
入力端子りには各回路ブロックの出力信号が直接接続さ
れ、またデータセレクタのテストデータ入力端子TDに
は、対応するスキャンレジスタの出力端子Qが接続され
ている。
また、1はテストモード選択端子であり、該端子1はス
キャンレジスタとデータセレクタの各モード選択端子M
Sに接続されている。2はスキャンイン端子、38はス
キャンアウト端子である。
スキャンイン端子2はスキャンレジスタ8のスキャンイ
ン端子Slに接続され、スキャンレジスタ8の出力端子
Qはスキャンレジスタ9のスキャンイン端子Slに接続
されており、このように各スキャンレジスタの出力端子
Qは次のスキャンレジスタのスキャンイン端子Slに順
次接続され、結果として、スキャンイン端子2とスキャ
ンアウト端子38の間でシフトレジスタパスが形成され
ている。3〜5は通常のデータ入力端子、6はスキャン
クロック入力端子であり、該端子6はスキャンレジスタ
のクロック入力端子Tに接続されている。
第4図は上記スキャンレジスタの一例であり、MSはモ
ード選択端子、Dはデータ入力端子、SIはスキャンイ
ン端子、Tはクロック入力端子である。また51はイン
バータゲート、52.53は2入力ANDゲート、54
ば2入力ORゲート、55はエツジトリガ方式Dタイプ
フリフブフロップ(以下D−FFと記す)、Qはデータ
出力端子である。
第5図は上記第3図に示したデータセレクタの一例であ
り、MSはモード選択端子、TDはテストデータ入力端
子、Dはデータ入力端子、6oはインバータゲート、6
1.62は2入力ANDゲート、63は2入力ORゲー
ト、Yは出力端子である。
次に動作について説明する。
まず通常動作時について説明すると、この場合はテスト
モード選択端子1  (MS)に“H”が印加され、ス
キャンクロツタ端子6(TS又はT)は“L”に固定さ
れる。結果として、各データセレクタを通じて、対応す
る各回路ブロック間の入出力端子が直結されることとな
る。
これを第5図について説明すると、データセレクタはモ
ード選択端子MSに“H”が与えられると、データ入力
端子りからのデータをANDゲート62及びORゲート
63を介して出力端子Yに出力する。回路ブロックの出
力はこのデータセレクタのデータ入力端子りに直接接続
されているので、対応する各回路ブロック間の入出力端
子が直結されることとなる。
一方テスト動作時には、次のようにスキャンモードとテ
ストモードを順次繰り返して実行し、各回路ブロックの
テストを実施する。
■ スキャンモード    ゛ (al  テストモード選択端子1に“H”を印加して
スキャンモードとする。これによりスキャンレジスタで
はスキャンイン端子SIからの入力データが選択され、
データセレクタではデータ入力端子りからの入力データ
が有効になる。
(bl  さらにスキャンイン端子2から各スキャンレ
ジスタに設定するテストデータを、スキャンクロツタ端
子6に印加するクロックに同期させて順次スキャンイン
させる。
fc)  これと同時に、スキャンアウト端子38から
は前回のテスト時に取り込んだ各回路ブロックの出力デ
ータを順次スキャンアウトさせる。
この動作を第4図及び第5図について説明すると、まず
スキャンレジスタにおいては、モード選択端子MSにH
′が与えられると、スキャンイン端子SIからのデータ
がANDゲート53.ORゲート54を介して、クロッ
ク端子Tに印加されるクロックに同期してD−FF55
に保持され、またこれと同時に保持されていたデータが
出力端子Qから出力される。なおこのときデータセレク
タのモード選択端子MSにも“■(”が与えられており
、従ってその出力端子Yにはデータ入力端子りからのデ
ータが出力される。
■ テストモード (al  所望のデータを各スキャンレジスタに設定し
終わったら、ナス1−モー1選択端子1に“L”を印加
してテストモードとする。
山) これによりスキャンレジスタの出力データがデー
タセレクタのテストデータ入力端子TDを経由して各回
路ブロックに印加される。
(C)  同時にデータ入力端子3〜5に所望のテスト
データを印加する。
(d)  次に回路ブロックの動作が完了した時点でス
キャンクロツタ入力端子6にクロックを1つ印加する。
これにより各回路ブロックの出力信号が、対応するスキ
ャンレジスタのデータ入力端子りを通じてスキャンレジ
スタ内のD−FFに保持される。
これらの動作を第4図及び第5図について説明すると、
まずスキャンレジスタではモード選択端子MSに“L゛
が与えられると、データ入力端子りからのデータがAN
Dゲート52.ORゲート54を介して、クロック入力
端子Tに印加されるクロックに同期してD−FF55に
保持される。
またこのときデータセレクタのモード選択端子MSにも
“L′が与えられるので、その出力端子Yにはテストデ
ータ入力端子TDからのデータがANDゲート61.O
Rゲート63を介して出力される。
このようにして各回路ブロック35〜37のテストを実
行できるが、この回路では、スキャンの動作中において
はデータセレクタが各回路ブロックの出力データを選択
しており、これによりスキャン動作中にスキャンレジス
タの出力値が順次変わっても順序回路を含む回路ブロッ
ク36の状態が変化しないようにしている。従ってこの
例のように、スキャンバスに囲まれた回路ブロックが非
同期の順序回路であってもスキャンテストが可能となっ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の装置は以上のように構成されているので、非同期
順序回路を含むブロックについてもスキャンテストをす
ることができる。しかし、一般にはテストモードからス
キャンモードへ切り換わる時に、順序回路に与えられる
データがシリアルインされた信号値から、隣接する回路
ブロックの出力信号値に変化してしまう、このため、対
象とする非同期順序回路の状態が変化しないように入力
を設定することが困難で、多(の場合スキャンテストを
有効に実施することができないという問題があった・ この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、非同期順序回路を含む回路ブロックを含め
て容易にスキャンテスト可能な半導体集積回路装置を得
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る半導体集積回路装置は、被テスト回路ブ
ロックの間に、 通常動作時は入出力端子間をスルー状態にして入力デー
タをそのまま出力し、テスト動作時は入力データを保持
、出力するスキャンレジスタと、このスキャンレジスタ
の出力端子に接続され、通常動作時及びテスト動作時の
テストモードにおいては上記スキャンレジスタの出力デ
ータを、テスト動作時のスキャンモードにおいては所定
の固定値を出力するゲート回路、及びスキャン動作前の
スキャンレジスタの出力データを出力するラッチ回路と
を設け、テストデータの出力を制御入力によりコントロ
ールできるようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、スキャンモードにおける被テスト
回路ブロックの入力を、スキャンレジスタの出力に挿入
されたゲート回路により所定の値に固定でき、またラン
チ回路により前周期のテストデータに保持できる。この
ため被テスト回路ブロックの入力信号がスキャン中に変
化するのを防ぐことができ、しかもテストモードからス
キャンモードへの切り換え時にテストデータが変化する
ことがないため、非同期順序回路を含む回路ブロックで
も容易にスキャンテストできる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図において、第3図と同一符号は同−又は相当部分
を示し、35〜37は被テスト回路ブロックであり、こ
れらの接続部分に本発明の一実施例によるテスト回路が
組み込まれている。8a〜16aはスキャンレジスタで
あり、詳細は後述する。
75.76はそれぞれスキャンレジスタ10a。
11aの出力端子に接続され、スルー機能を持つランチ
であり、該ランチ75.76はE入力が“L″であれば
入力りのデータをそのままQ出力へ伝播し、“L″にな
ればラッチした内容を出力Qに保持出力するものである
。70.72はスキャンレジスタと回路ブロック間に設
けられたANDゲート、71,73.74は同様にスキ
ャンレジスタと回路ブロック間に設けられたORゲート
である。また81.82はラッチ制御入力端子、80.
90.91はゲート制御入力端子、36a〜36c、3
7a〜37cは被テスト回路ブロックの入力である。こ
こで本実施例における回路ブロック36.37において
、その入力36a、37bはアクティブHの入力、入力
36b、37CはアクティブLの入力であり、また入力
36c、37aは入力データがH−12,L−Hのどち
らの方向に変化しても内部状態が変化するような入力と
なっている。また7は通常動作とテスト動作を切り換え
るためのノーマルモード入力端子である。
また本実施例におけるスキャンレジスタは従来と異なり
、第6図に示すように構成されている。
即ち第6図において、56はインバータ、57゜58は
ANDゲート、59はORゲートであり、他の構成は第
4図に示すものと同様である。このように構成されたス
キャンレジスタは、ノーマルモード信号NMが“H”で
あれば入力りのデータを出力Qへそのまま伝播し、逆に
“L″であれば第4図の従来のレジスタと同機能となる
ものである。
次に動作について説明する。
まず通常動作時について説明する0通常動作時にはノー
マルモード入カフに“H”、ランチ制御入力81.82
に“H”、ANDゲートに接続されている制御入力80
に“H”、ORゲートに接続されている制御入力に“L
”を印加する。これにより、全てのスキャンレジスタは
D入力からQ出力まで信号がそのまま伝播するとともに
、ランチ75.76及びゲート70〜74は入力がその
まま出力まで伝播する。このため回路ブロック間のデー
タはテスト回路に影響されずにそのまま伝播でき、所望
の通常動作を行うことができる。
次にテスト動作、即ちノーマルモード入カフを“L″に
した場合について述べる。この場合において、テストモ
ード選択端子1の信号によってスキャンモードとテスト
モードの切り換えを行う。
そしてこの2つのモードを繰り返すことによって被テス
ト回路のテストを行う。
次にこの2つのモードについて説明する。
■ スキャンモード テストモード選択端子1を“H”にすることによりスキ
ャンモードとなる。このモードではスキャンクロツタ入
力端子6にクロックを与えることにより、スキャンパス
を構成するスキャンレジスタにテストデータをスキャン
イン、スキャンアウトすることができる。この動作の例
を第2図に示す。同図において、入力1をH”にした場
合がスキャンモードである1本実施例においてはスキャ
ン動作時にスキャンレジスタの出力端子Qにスキャンデ
ータが出力されるため、このデータに応じた信号の変化
が起こる。
しかし、スキャンモードにおいてラッチ制御入力81.
82を“L”にしておけば、被テスト回路への入力36
C,37aはスキャン動作前のデータを保持できる。ま
たゲート制御入力80,90.91をそれぞれ“L″、
′H”、′H”にしておけば、それぞれの出力は“L″
、“H”、“H”に固定される。
このように被テスト回路ブロックの入力をスキャン動作
時に固定できるため、回路ブロックの状態を保持できる
■ テストモード テストモード時はテストモード選択端子1を“L”にす
る。このモードでは、スキャンレジスタの内容を被テス
ト回路ブロックに入力し、その後被テスト回路ブロック
の出力をスキャンレジスタに取り込む動作を行う。
この動作の例を第2図に示す、同図において、入力1を
“L”にした場合がテストモードである。
ここで第2図に示すテストモードでは、スキャンレジス
タ8a、9a、10a、lla、12a。
13aはそれぞれ”H″、“L″、”H”、”H″。
“L”、′H″を出力しているとする。これらのテスト
データはラッチ75.76及びゲート70〜73をスル
ー状態とすることにより被テスト回路ブロックに与える
ことができる。第2図において、ラッチ75.76の出
力はそれぞれラッチ制御信号81e、82eの立ち上が
りに同期して出力され、それぞれ信号36cc、37a
eのように変化し、このデータが該ラッチ75.76に
保持される。またゲート70〜73の出力はそれぞれパ
ルス80p、90p、80p、91pの期間だけ出力さ
れるので、それぞれ波形36ap、36bp、37bp
、37cpのようになる。
このようにして被テスト回路ブロックにテストデータを
与えた後に、回路ブロックから出力されるテスト結果を
、スキャンクロック入力端子6にパルス6pを与えてス
キャンレジスタに取り込む。
このテスト結果データは次のスキャン動作時に順次スキ
ャンアウトされる。
以上のような構成ではラッチないしゲート回路を通じて
出力されるテストデータは、スキャンレジスタの値によ
って出力値が決定され、ゲート制御入力によってタイミ
ングが決定されていると解釈できる。このため同一タイ
ミングでテストパルスを発生するゲート回路70と72
あるいは73と74は、ゲート制御端子を共通に接続で
きる。
またゲート出力信号パルスの開始タイミングとランチ出
力信号の変化タイミングが同一であり、ゲート回路とラ
ッチ回路のスルー機能が同一の制御方法であればこれら
を共通に接続できる。
このような本実施例では、スキャンレジスタの出力にラ
ッチないしAND又はORゲートを接続したので、その
制御入力をコントロールすることによりスキャンモード
において被テスト回路の動作を止めることができ、しか
もテスト時に任意の遅れを持ったテストデータあるいは
任意の遅れと幅を持ったテストパルスを印加することが
できる。
また各回路ブロックのテストデータはスキャンデータだ
けから与えられるため、他の回路ブロックに影響されず
にテストデータを生成でき、容易にスキャンテストを実
施できる。
なお、上記実施例ではスキャンレジスタを第6図に示す
構成としたが、このスキャンレジスタの構成はこれに限
定されるものではなく、例えば第8図に示す構成として
もよい。
第8図において、100はn−MOSのトランスファゲ
ート、101〜104はインバータであり、そのうちの
インバータ102,104はドライブ能力が非常に小さ
いものである。このように構成されたスキャンレジスタ
は各モードによって次のように動作する。
■ 通常モード 入力TP、TS2を“H″、TSlを1L″とする。す
ると入力りから出力Qまでデータがそのまま伝播する。
■スキャンモード 入力TPをL′にし、TSI、’r’s2に2相クロツ
クを入力する。するとスキャンイン端子S■を入力、出
力端子Qを出力とするシフトレジスタの1段が形成され
る。
■ テストモード 入力TP、TSI、TS2を“L″にする。スキャンイ
ンされたテストデータはインパーク103.104から
なるランチに保持され、出力端子Qに出力される。この
後、スキャンレジスタに接続されたランチ又はゲートに
所望のパルスを与えることにより、被テスト回路ブロッ
クにテストデータを与える。さらにこの後に入力TPに
a Hmを与えてテスト結果をインバータ101,10
2からなるラッチに取り込む。
ここで以上の説明から明らかなように、本発明のスキャ
ンレジスタは以下の機能を持っていればよいことになる
■ データ入力をそのまま伝播する通常動作機能 ■ スキャンイン端子からスキャンアウト端子までスキ
ャンレジスタを直列接続してスキャンパスを構成し、デ
ータをスキャン動作させるスキャン機能。この場合スキ
ャンレジスタの出力は変化してもしなくてもよい。
■ スキャンインされたデータを保持し、出力端子に保
持データを出力する機能 ■ ■の機能と同時に被テスト回路ブロックからの出力
を取り込む機能 また本発明によって被テスト回路ブロックに与えられる
テストデータは以下のようになる。
■ ランチ出力 スキャン時は前回のテストデータの保持、テスト時はラ
ンチ制御のタイミングにより任意の遅れを持ったテスト
データ ■ ANDゲート出カ スキャン時は“L“出力、テスト時はゲート制御パルス
により任意の遅れと幅を持った“H″のテストパルス、
またスキャンインされたテストデータをL”にすればテ
ストパルスは出力されない。
■ ORゲート出力 スキャン時は″H″出力、テスト時はゲート制御パルス
により任意の遅れと幅を持った“L”のテストパルス。
またスキャンインされたテストデータを“H”にすれば
テストパルスは出力されない。
従って被テスト回路ブロックのテストパターンに応じて
上記3種類の出力を選定すれば、非同期式順序回路を含
むブロックのテストを容易に実施できる。またスキャン
時に入力が変化しても支障がない信号はランチを介さず
スキャンレジスタ出力をそのまま接続してもよい。
なお、本発明の基本原理を従来囲路に通用して第7図に
示すような回路装置を構成できる0部ちこの第7図は、
従来例のテスト回路の出力にランチないしはゲート回路
を加えたものである。
この第7図の実施例における動作を以下に説明する。
■ 通常モード 入力1.80,81.82を“H′、90.91を“L
”とする、これにより回路ブロック間の信号はテスト回
路に影響されずにそのまま伝播する。
■ スキャンモード 入力1,90.91を“H″、80.81.82を“L
”とし、端子6にスキャンクロツタを、スキャンイン端
子2に所望のスキャンデータを入力する。この場合スキ
ャンレジスタ間でスキャン動作をし、スキャンアウト端
子3日にスキャンデータが出力されるとともに、回路ブ
ロックはラッチ出力なら前回のテストデータ、ANDゲ
ート出力なら“L゛、ORゲート出力なら“H”を与え
られる。
■ 入力1を“L′とし、80,81.82に所望のH
“パルス、90.91に所望の1L″パルスを与える。
これによりラッチ出力はパルスの最初のエツジでデータ
を出力し、ゲート出力はパルスの出力期間にデータを出
力する。この後端子6にパルスを入力することにより、
テスト結果をスキャンレジスタに取り込む。
このような構成になる回路装置においても、上記実施例
と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、被テスト回路ブロッ
ク間のスキャンレジスタの出力に、通常動作時及びテス
ト動作時のテストモードにおいては上記スキャンレジス
タの出力データを、テスト動作時のスキャンモードにお
いては所定の固定値又はスキャン動作前のスキャンレジ
スタの出力データを保持出力するゲート回路及びランチ
回路を設け、テストデータの出力を制御入力によりコン
トロールできるようにしたので、スキャン動作時に被テ
スト回路の動作を止めることができ、しかもテスト時に
任意の遅れを持ったテストデータあるいは任意の遅れと
幅を持ったテストパルスを印加することができる。また
各回路ブロックのテストデータはスキャンデータだけか
ら与えられるため、他の回路ブロックに影響されずにテ
ストデータを生成でき、容易にスキャンテストが実施で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による半導体装置回路装置
の回路図、第2図は該装置におけるテスト動作を説明す
るためのタイミング図、第3図は従来の半導体集積回路
装置の回路図、第4図は第3図に示す装置におけるスキ
ャンレジスタ回路の一具体例を示す図、第5図は第3図
に示す装置における選択回路の一具体例を示す図、第6
図は第1図の装置におけるスキャンレジスタ回路の一構
成例を示す図、第7図は本発明の基本原理を通用して構
成された半導体集積回路装置の構成図、第8図は第1図
の装置におけるスキャンレジスタ回路の他の一構成例を
示す図である。 1・・・テストモード選択端子、2・・・スキャンイン
端子、6・・・スキャンクロック入力端子、7・・・ノ
ーマルモード入力端子、8 a −16a・・・スキャ
ンレジスタ、35・・・組み合わせ回路のブロック、3
6.37・・・順序回路を含む非同期回路ブロック、3
8・・・スキャンアウト端子、70.72・・・2入力
AND回路、71゜73.74・・・2入力OR回路、
75.76・・・ランチ回路、80.90.91・・・
ゲート制御入力、81゜82・・・ラッチ制御入力。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともそのうちの1つは順序回路を含む複数
    個の回路ブロック間でデータ伝送を行うとともに、上記
    各回路ブロックをスキャンテスト方式でテスト可能とし
    た半導体集積回路装置であって、 上記複数個の回路ブロック間の各々に、伝播されるデー
    タのビット数に対応して設けられ、通常動作時は前段回
    路ブロックの出力データをそのまま出力し、 テスト動作時は前段回路ブロックの出力データ又はスキ
    ャンテスト用のテストデータを外部クロックに同期して
    保持、出力し、 全体で1つのシフトレジスタ機能を有するよう各回路相
    互間がシフトレジスタパスで接続されてなる複数のスキ
    ャンレジスタと、 その一方の入力端子が所定の上記スキャンレジスタの出
    力端子に、その出力が所定の回路ブロックの所定の入力
    端子に接続して設けられ、 通常動作時及びテスト動作時のテストモードにおいては
    対応するスキャンレジスタの出力データをそのまま次段
    の回路ブロックに出力し、 テスト動作時のスキャンモードにおいては所定の値に固
    定されたデータを次段の回路ブロックに出力するゲート
    回路と、 その入力端子が所定のスキャンレジスタの出力端子に、
    出力端子が所定の回路ブロックの所定の入力端子に接続
    して設けられ、 通常動作時及びテスト動作時のテストモードにおいては
    対応するスキャンレジスタの出力データをそのまま次段
    の回路ブロックに出力し、 テスト動作時のスキャンモードにおいては対応するスキ
    ャンレジスタのスキャン動作前の出力データを保持出力
    するラッチ回路と、 上記スキャンレジスタの各々に装置外部からテスト用の
    シリアルデータを設定するためのテストデータ設定手段
    と、 上記各スキャンレジスタのデータをシリアルデータとし
    て装置外部へ順次出力するためのテスト結果出力手段と
    、 通常動作とテスト動作の切り換え、スキャンモードとテ
    ストモードの切り換えを行う動作切り換え手段とを備え
    たことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. (2)上記ゲート回路は2入力AND回路であり、上記
    回路ブロックに入力される固定データ値は“L”レベル
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半
    導体集積回路装置。
  3. (3)上記2入力AND回路は複数個設けられており、
    そのうちの少なくとも2個のAND回路の制御入力端子
    は共通に接続されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の半導体集積回路装置。
  4. (4)上記ゲート回路は2入力OR回路であり、上記回
    路ブロックに入力される固定データ値は“H”レベルで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導
    体集積回路装置。
  5. (5)上記2入力OR回路は複数個設けられており、そ
    のうちの少なくとも2個のOR回路の制御入力端子は共
    通に接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載の半導体集積回路装置。
  6. (6)上記複数のゲート回路からなるゲート回路群は2
    入力AND回路及び2入力OR回路をそれぞれ1個以上
    含むものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の半導体集積回路装置。
  7. (7)上記ラッチ回路は複数個設けられており、そのう
    ちの少なくとも1個のラッチ回路の制御入力端子は上記
    複数のゲート回路のうちの少なくとも1個のゲート回路
    の制御入力端子と共通に接続されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE4100671A1 (de) * 1990-01-23 1991-08-01 Mitsubishi Electric Corp Abtasttestschaltung und verwendung der abtasttestschaltung in einer integrierten halbleiterschaltung
JPH07198790A (ja) * 1993-12-28 1995-08-01 Nec Corp 半導体集積論理回路及びネットリスト変換方式

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