JPS6337880Y2 - - Google Patents

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JPS6337880Y2
JPS6337880Y2 JP1982183804U JP18380482U JPS6337880Y2 JP S6337880 Y2 JPS6337880 Y2 JP S6337880Y2 JP 1982183804 U JP1982183804 U JP 1982183804U JP 18380482 U JP18380482 U JP 18380482U JP S6337880 Y2 JPS6337880 Y2 JP S6337880Y2
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shelf
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cover
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JP1982183804U
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は棚装置の改良に関し、即ち下部、及び/
又は上部に食器等の収納空間を配設した食器棚等
の棚装置において、当該棚装置の適所に設けられ
るコンセントへのコード配線構造を改良しようと
するもので、その目的とするところは、コンセン
トへの配線コードが棚装置の外部に露呈して外観
を損ねたり、若しくは棚装置近傍における作業時
の邪魔になつたりするという問題を解決しようと
するものである。
この種棚装置においては、通常コンセントはそ
の使用頻度等を考慮して、棚装置の中、上位部分
に配設するものであるが、当該コンセントへのコ
ード配線は従来においては棚装置の側板若しくは
背面に沿わせて配設されていたが、このような場
合には配線コードが外側から見えることによつて
特に第1図に示すように、棚本体の中央部に空間
部を設け、且つ収納空間の前後に開閉扉を設けて
両面使用可能な棚装置となした場合には、当該配
線コードが棚装置の外観を損ねるだけでなく、中
央空間部の台板上における作業上の邪魔となり、
更には当該棚装置から電源部への配線を床面に配
した場合においては、この床面配線部分が歩行時
等において邪魔になる欠点があり、又、これらの
問題を解決すべくコード配線を棚装置の上天板か
ら上部収納空間を通じて、コンセントに配線する
ことも考案されたが、この場合においてもコード
は上部収納空間内に露呈し、しかも当該上部収納
空間の開閉扉をガラス扉となした場合において
は、容易にコードを外側から目視することができ
る為に、これ又外観を損ね、しかも上部収納空間
内にコードを露呈させて配線した場合、当該収納
空間内への食器、食品等の出し入れ時において、
コードが邪魔になるという問題が依然として残さ
れていた。
本案は、このような問題に鑑みて考案したもの
で、その要旨とするところは、コードの棚装置内
への配線部分をコードが棚装置の外面、及び内面
の何れにも露呈することなく完全に被覆されるよ
うな配線構造となし、もつて棚装置の外観を損ね
たり、棚装置近傍における作業上の邪魔とならな
いようになした点にある。
以下、本案を添付実施図例にて詳説すれば、第
1図に示すように、棚本体Aの中仕切板4の前面
に配設したコンセント1にコード2を連結配線す
る場合において、上天板3、及び中仕切板4の側
端部に前記上天板3と中仕切板4との間に形成さ
さる上部収納部16側に開口した通線孔5,5を
形成し、前記上下の通線孔5,5には、平板部1
1の一側面に前記通線孔5に嵌合すべき突部12
を形成し他側面には略環状の突縁13を設けると
ともに平板部11の一側面から他側面へ貫通する
コード挿通孔14を形成してなる一対のキヤツプ
10,10を互いの突縁13突設面を前記上部収
納部16に臨ませて対面した状態で突部12にて
上下通線孔5,5に嵌着して上下に対向配置し、
前記両キヤツプ10,10間には、上下に貫通す
る中空内部7を有し上下端開口部を前記キヤツプ
10の突縁13に嵌合する形状とし上天板3と中
仕切板4との間の距離と略同一長さとした縦長コ
ードカバー8を、該コードカバー8の中空内部7
と上下キヤツプ10,10の通線孔14,14を
連通させた状態に配設し、該コードカバー8の上
下端部を上下キヤツプの突縁13,13に嵌合し
て棚本体Aの側板6内側面に接した状態で取付け
ることにより、上天板3の通線孔5、上キヤツプ
10のコード挿通孔14、コードカバー8の中空
内部7、下キヤツプ10のコード挿通孔14、及
び中仕切板4の通線孔5を連続するコード挿通路
となしている。更に詳しくは上天板3に形成され
る通線孔5は第2図に示すように、一部に段部
5′を有する形状となし上向き開口の大口径部5
aには図示の如く、埋込みコンセント9を嵌合、
且つネジ止め等によつて定着可能となし、段部
5′に連続し上部収納部16に開口する下向き開
口部5bは、中仕切板4に形成される通線孔5と
対向するようになしており、又当該中仕切板4に
形成される通線孔5は、図示の如く上下貫通さ
せ、当該中仕切板4前面等に設けたコンセント1
に、他の通孔(図示せず)等を通じて連通可能と
なしており、この上下の通線孔5に中空内部7を
臨ませて配設されるコードカバー8は、上下両キ
ヤツプ10,10間に嵌合係止され、且つ当該中
空内部7をコード挿通可能となせば、その形状及
び構成を何ら限定するものではなく、例えば断面
円形、多角形等の筒状体、若しくは一部に全長に
わたつてスリツト、若しくは開口条を形成しても
よく、又当該コードカバー8を取付けた状態下に
おいて、その取付強度を確保する為には第2図に
示すように一側壁を平板状となし当該平板状部
8′を棚本体Aの側板6に接合させるようになせ
ば、より効果的である。
更に本案においては、前記コードカバー8を配
設状態に固定する為の部材として、上下の通線孔
5の収納部16に臨む側の開口を被覆閉止するキ
ヤツプ10を用い、上下キヤツプ10,10間に
棚本体Aの側板6内側面に接して立起された状態
のコードカバー8を嵌合係止して当該コードカバ
ー8を立起状態に固定するものである。即ち当該
キヤツプ10は第4図に示すように、周縁に鍔板
11′を突設した平板部11の一側面に、前記通
線孔5に密嵌すべき突部12を形成するととも
に、板部11の他側面には前記コードカバー8と
係合すべき突縁13を設け、例えば第2図に示す
ように当該突縁13を平板部11から所定寸法だ
け突出させるととにも、コードカバー8の上下端
開口部に外嵌、若しくは内嵌して、当該コードカ
バー8を嵌合係止によつて立起状態に保持するよ
うになしており、更にこの平板部11の一部に
は、コードカバー8内の中空内部7と前記通線孔
5とを連通すべきコード挿通孔14を形成してい
る。又該キヤツプ10自体の取付強度を高める場
合、突部12の外周に単、又は複数のリブ15を
形成し、当該リブ15を通線孔5に形成した凹部
に嵌合させることにより、当該キヤツプ10の周
り止め等を防止して取付強度を確保することが可
能である。
その上、本案においては、棚本体Aの上天板3
と中仕切板4との間に形成される上部収納部16
に棚板17を段設することにより該収納部16を
複数段に区画しており、これらの各棚板17はそ
の両側端を棚本体側板6の内面に突設した支持軸
18に載置させて取付けられるものであるが、当
該各棚板17の側端面には凹部19を形成してお
り、該凹部19を前記コードカバー8に密嵌させ
て側板6に棚板17を取付けることにより、棚板
17にてコードカバー8を保持しうるようになし
ている。
以上のようにしてなる本案によれば、上天板3
の通線孔5に埋込嵌合固定されたコンセント9に
一体接続したコードを、当該通線孔5、上部キヤ
ツプ10のコード挿通孔14及びコードカバー8
の中空部7を通じ、下部のキヤツプのコード挿通
孔14を介して中仕切板4の通線孔5からコンセ
ント1へ配線接続する配線構造となしたことによ
り、コンセントへ通電可能に配線を行う場合に
は、上位の埋込コンセント9に天井面から垂下し
たコンセントのプラグを接続することにより簡単
に通電状態となすことができるとともに、コンセ
ント挿通路を形成するための上下キヤツプ10,
10及びコードカバー8の取付けは、上下キヤツ
プ10,10間にコードカバー8を嵌合して配設
することによりキヤツプ10の落下を防止し、更
には棚板17の側端面に設けた凹部19を前記コ
ードカバー8に密嵌させた状態で側板6に棚板1
7を取付けてなるので、コードカバー8は前記棚
板凹部19と棚本体Aの側板6内面との間に挟持
されて該コードカバー8が上下キヤツプ10,1
0間から外れたり又は該コードカバー8が湾曲し
たりするのを防止してコードの配線構造をより強
固なものとしうる、とともに、この取付状態にお
いては、上下キヤツプ10,10に嵌合係止して
なる前記コードカバー8が棚板の側端部におい
て、棚板17の前後方向への移動を規制するスト
ツパーとなり、棚板17が収納部16内で前後に
位置ずれしたり、又不用意に外れたりすることを
も防止しうるのである。
尚、本案に係る棚装置は上記の実施例に限定さ
れるものではなく、キヤツプ10の構成及び通線
孔5への取付構造や当該キヤツプ10とコードカ
バー8との係合構造は、通線孔5にキヤツプ10
を嵌着し、上下両キヤツプ10,10間にコード
カバー8の上下端部を嵌合してなる取付構造、及
びキヤツプ10に挿通孔14を設けコードカバー
8に中空内部7を設けて上部通線孔5から上キヤ
ツプ10、コードカバー8及びキヤツプ10を経
て下部の通線孔5へ連通する挿通路を形成すると
いう条件を満たせば、適宜に設計変更可能であ
り、又側板6の内側面に第2図中一点鎖線で示す
ように上下の通線孔5,5に連通し、コード2を
嵌合配設可能な凹溝6′を形成し、該凹溝6′の内
側溝縁を前記コードカバー8にて嵌合被覆するよ
うになしてもよい。
又、棚本体Aは、第1図に示したような、中央
部に空間部20を設け、その上下に収納部16,
21を形成したものに限定されることなく、他の
構造、及び形状の棚本体としてもよい。
このように、本案の棚装置においては、棚本体
Aの適所に設けられるコンセント1へのコード配
線構造を当該コード2が棚本体の外面、若しくは
物品収納部内に露呈して配線されることなく、コ
ードカバー8にて被覆されるので、コード露呈に
よつて棚本体の外観を損ねたり、若しくは収納部
内への食器、食品等の出し入れ時に邪魔になつた
りすることはなく、又当該コードカバー8の取付
けもネジ止め等の取付部材を用いたり、接着等に
よることなく、単に棚本体の側板内面に接した状
態で立起させ、その上下端部を前記通線孔5を被
覆すべきキヤツプ10と嵌合係止させることによ
り、簡単に固定保持することができ、しかも物品
収納部16内に段設される各棚板17の側端部に
凹部19を形成し、該凹部19をコードカバー8
に密嵌させた状態で棚板17を側板6に取付ける
ことにより該コードカバー8の取付強度を高め、
コードカバー8が外れたり、又は該コードカバー
8が湾曲して収納部への食器等の出し入れ時に邪
魔になつたりするのを防止しうるとともに、前記
コードカバー8が棚板の側端部において、棚板1
7の前後方向への移動を規制するストツパーとな
り、棚板17が収納部16内で前後に位置ずれし
たり、又不用意に外れたりすることをも防止しう
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案棚装置の実施例を示す正面図、
第2図は、同じく要部を示す縦断正面図、第3図
は、同じく要部を示す斜視図、第4図はキヤツプ
の一例を示す斜視図である。 A:棚本体、1:コンセント、2:コード、
5:通線孔、8:コードカバー、9:埋込コンセ
ント、10:キヤツプ、17:棚板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棚体の上天板、及び中仕切板の側端部に前記上
    天板と中仕切板との間に形成される収納部側に開
    口する通線孔を形成し、前記上下の通線孔には、
    平板部の一側面に前記通線孔に嵌合すべき突部を
    形成し他側面には略環状の突縁を設けるとともに
    平板部の一側面から他側面に貫通するコード挿通
    孔を形成してなる一対のキヤツプを互いの突縁突
    設面を対面させて前記突部にて通線孔に嵌着して
    上下に対向配置し、前記上下両キヤツプ間には、
    上下に貫通する中空内部を有し上下端開口部を前
    記キヤツプの突縁に嵌合する形状とし上天板と中
    仕切板との間の距離と略同一長さとした縦長コー
    ドカバーを、該コードカバーの中空内部と上下キ
    ヤツプの挿通孔を連通させて通線可能に配設し、
    該コードカバーの上下端部を前記上下キヤツプの
    突縁に嵌合して棚体側板の内側面に接した状態で
    取付けることにより、上天板の通線孔、上キヤツ
    プのコード挿通孔、コードカバーの中空内部、下
    キヤツプのコード挿通孔、及び中仕切板の通線孔
    を連続するコード挿通路となす、とともに、前記
    収納部に段設して該収納部内を区画してなる棚板
    の側端部に凹部を形成し、該凹部に前記コードカ
    バーを略密嵌状態に挿通してなることを特徴とす
    る棚装置。
JP18380482U 1982-12-03 1982-12-03 棚装置 Granted JPS5989051U (ja)

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JP18380482U JPS5989051U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 棚装置

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JPS5989051U JPS5989051U (ja) 1984-06-16
JPS6337880Y2 true JPS6337880Y2 (ja) 1988-10-06

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JPS4910812U (ja) * 1972-04-26 1974-01-29
JPS56153246U (ja) * 1980-04-15 1981-11-16

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