JPS633776Y2 - - Google Patents

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JPS633776Y2
JPS633776Y2 JP1983009394U JP939483U JPS633776Y2 JP S633776 Y2 JPS633776 Y2 JP S633776Y2 JP 1983009394 U JP1983009394 U JP 1983009394U JP 939483 U JP939483 U JP 939483U JP S633776 Y2 JPS633776 Y2 JP S633776Y2
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JP
Japan
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blade
resin
fixed
resin wire
fixed blade
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JP1983009394U
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JPS59190511U (ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は、樹脂線材を一定の小片長さに切断
して樹脂ペレツトを製造する樹脂ペレツトの製造
装置に関する。
(ロ) 考案の背景 従来、樹脂ペレツトの製造装置は、第1図およ
び第2図に示すように、回転刃1に固定刃2を対
設し、この対設刃間に樹脂線材3を送込みローラ
4,4を介して連続的に送込み、これら対設刃間
に送込まれた樹脂線材3はここで順次一定の長さ
に切断されて、小片の樹脂ペレツト5が製造され
ていた。
ところで、樹脂線材3は送込みローラ4,4よ
り送出されて対設刃間に導かれるまでの繰出し長
さが短い程、樹脂線材は確実に送込まれるため、
切断性能は優れ、逆に長い程、樹脂線材3は軽量
で弾性的なため、撓んだり振動しやすく、不均一
な切断長さとなることが知られている。
このため、対設刃間に対して極力送込みローラ
を近づけて樹脂線材の不安定な送込みを避けるこ
とが望まれる。
しかし、従来のペレツト製造装置では、固定刃
2を交換可能に、また対設刃間を調整可能に、固
定刃2は刃取付けボルト6を介して調整台7に固
定され、また調整台7は調整ボルト7′および固
定ボルト8を介して固定台9に固定されている
が、その刃取付けボルト6が対設刃間近傍位置に
装着されるため、送込みローラ4,4を対設刃間
に近づけるには限界が生じていた。
そのため、現状では、樹脂ペレツトが不均一な
切断長さになりよすく、激しく振動したり躍るよ
うな場合には、その都度装置を停止しなければな
らないため、稼動率が低下し、さらに回転刃1に
形成されるねじれ角度10は円滑な切断を得るた
め大きなねじれ角度にすることが望まれるが、現
状では樹脂線材の繰出し長さを短くできないた
め、樹脂線材がそのねじれ角度に沿つて変形移動
する傾向にあつて、ねじれ角度を大きく取ること
ができなかつた。
(ハ) 考案の目的 この考案は、回転刃に対設する固定刃を特異な
構成にすることで、樹脂線材の躍るのを押えて均
一なペレツトの切断ができ、さらに、回転刃のね
じれを充分取ることが可能であつて、円滑なペレ
ツトの切断ができる樹脂ペレツトの製造装置の提
供を目的とする。
(ニ) 考案の構成 この考案は、回転刃と対設する固定刃を縦形の
平板状に形成し、この固定刃の下部側を、回転刃
側に対し遠近調整自在な調整台を介して固定台に
固定し、前記回転刃と固定刃との対設刃間に近接
して樹脂線材の送込みローラを配設した樹脂ペレ
ツトの製造装置であることを特徴とする。
(ホ) 考案の作用 この考案の樹脂ペレツトの製造装置は、固定刃
を縦形の平板状に形成することで、固定刃の回転
刃に対する対設方向の厚み(寸法)が小さく(幅
狭)なり、送込みローラを回転刃と固定刃との対
設刃間に極めて近接させることができる。
従つて、上述の対設刃間の真近で樹脂線材を送
込むことができ、該樹脂線材の躍りを防止するこ
とができる。
(ヘ) 考案の効果 上述の結果、この考案によれば、対設刃間に送
込みローラを近接するに際して、何らの規制を受
けることがないので、その真近まで近接すること
ができる。このため、送込みローラからの繰出し
長さを短くでき、これによつて、樹脂線材は振動
したり、躍つたりすることがなくなり、安定した
切断性能を得ることができる。
また、上述の繰出し長さの短縮化によつて、樹
脂線材に対する回転刃のねじれ角度を大きく取る
ことができ、これにより樹脂線材の切断が円滑と
なつて、切断衝撃も少なくなり、騒音を低減させ
ることができる。
(ト) 考案の実施例 このような特徴を有するこの考案の一実施例を
以下図面に基づいて詳述する。
図面は樹脂ペレツトの製造装置を示し、これは
第3図および第4図に示すように、樹脂ペレツト
装置本体11と、これに回転自在に支持される回
転刃12と、それと対設して供給された樹脂線材
13と切断するための固定刃14と、この固定刃
を固定台15に取付けるための固定装置16と、
これら両刃間対設部に近接される上下送込みロー
ラ17,18と、前段より搬送される樹脂線材を
上下送込みローラに導びくための搬送ガイド板1
9とから構成される。
上述の装置本体11は、回転刃12を配設する
ための中空部20を備え、この中空部20を挟む
両側位置のフレーム21,21に、回転刃12の
駆動軸22を軸支し、その一端を回転駆動装置
(図外)に連結して回転自在に設けている。そし
て、回転刃12の上方にはその周面に対向するペ
レツト飛散防止板23および回転刃12の上側露
出面を包囲する開閉自在の保護カバー24を備
え、回転刃12の下方には切断された樹脂ペレツ
ト25を順次落下収納するためのペレツト収納部
(図外)を備えている。
上述の回転刃12は、樹脂線材13の切断に適
したねじれ角度となるように、その軸方向に一定
の大きなねじれ角度26を有している。
上述の固定刃14は、回転刃幅有して縦形に設
けた平板27の上端両縁部に回転刃12に対応す
る切断用のチツプ28,28をそれぞれ固着し、
平板27の下部に横貫した螺旋孔29を介して後
述する固定装置に固定される。
上述の固定装置16は、固定刃14と一体に設
けられて回転刃側に対して遠近自在に設けられる
調整台30と、これらを連結する固定刃取付けボ
ルト31,31と、調整台30を装置本体16上
に固設された固定台15に取付ける固定ボルト3
2,32と、調整台30を移動させて回転刃12
と固定刃14との刃間対設部間隔を調整するため
の調整ボルト33,33およびその調整間隔固定
ボルト34,34とから構成される。
上述の調整台30は、上部内面の段部35に固
定刃14を取付けるべく該調整台30の上部に横
貫した固定刃取付けボルト31,31で固定刃1
4を着脱自在に締結している。
上述の調整ボルト33は、固定台14上に突設
したボルト支持体36に横貫支持して設け、その
ボルトの先端を調整台30の外面に押圧自在に設
けて調整台30を回転刃側へ移動調整し得るよう
に設けている。また同様にボルト支持体36に横
貫支持した調整間隔固定ボルト34,34のロツ
クナツト37,37を締結操作することにより確
実に位置決め固定される。
上述の上下送込みローラ17,18は、樹脂線
材13の複数本を刃間対設部に送込めるよう軸方
向に刃間対設長さを有し、その周面には樹脂線材
13を確実に挟持するための凹凸面面を刻設して
樹脂線材13を刃間対設部に送込めるようにして
いる。なお、これらローラの回転軸38,38は
装置本体16に装備された回転駆動機構(図外)
にて送込み方向にそれぞれ回転される。
また上述の搬送ガイド板19は、一側のフレー
ム21に取付けられ、並列搬送される各々の樹脂
線材13を個々に支持案内して上下送込みローラ
17,18間に搬送案内する。
このように構成された樹脂ペレツトの製造装置
を使用して樹脂ペレツトを製造する場合は、まず
装置本体16の駆動装置を駆動して回転刃12お
よび上下送込みローラ17,18を回転させる。
その駆動状態で前段から搬送されてくる複数本の
樹脂線材13を搬送ガイド板19に導びくと、こ
れより自然に樹脂線材13は上下送込みローラ1
7,18間に取込まれると同時に刃間対設部に向
けて繰出され、繰出された樹脂線材13の先端部
はこれらローラの繰出し部分と近接する刃間に十
分挟持搬送された状態で強制的に送込まれて順次
切断される。そして、切断された樹脂ペレツト2
5は下方に落下してペレツト収納部に収納され
る。
なお、固定刃はチツプの摩耗状態によつて適宜
反対面側に取付け変換して使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の樹脂ペレツト製造装置を示す要
部平面図。第2図はその要部概略縦断面図。第3
図はこの考案の一実施例における樹脂ペレツトの
製造装置を示す要部平面図。第4図はその要部縦
断側面図である。 11……装置本体、12……回転刃、13……
樹脂線材、14……固定刃、15……固定台、1
6……固定装置、17,18……送込みローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転刃と対設する固定刃を縦形の平板状に形成
    し、 この固定刃の下部側を、回転刃側に対し遠近調
    整自在な調整台を介して固定台に固定し、 前記回転刃と固定刃との対設刃間に近接して樹
    脂線材の送込みローラを配設した 樹脂ペレツトの製造装置。
JP939483U 1983-01-24 1983-01-24 樹脂ペレツトの製造装置 Granted JPS59190511U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP939483U JPS59190511U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 樹脂ペレツトの製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP939483U JPS59190511U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 樹脂ペレツトの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59190511U JPS59190511U (ja) 1984-12-18
JPS633776Y2 true JPS633776Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=30140857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP939483U Granted JPS59190511U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 樹脂ペレツトの製造装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327775Y2 (ja) * 1985-03-13 1991-06-17
JPH0612897Y2 (ja) * 1987-05-30 1994-04-06 東湘物産株式会社 冷却カッター付のペレタイザ
JPH0730294Y2 (ja) * 1989-01-24 1995-07-12 有限会社高塩技研工業 切断刃取付け構造
JP4249386B2 (ja) * 1997-09-29 2009-04-02 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 重合体切断装置および方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4932378U (ja) * 1972-06-23 1974-03-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4932378U (ja) * 1972-06-23 1974-03-20

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Publication number Publication date
JPS59190511U (ja) 1984-12-18

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