JPH0327775Y2 - - Google Patents

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JPH0327775Y2
JPH0327775Y2 JP1985036842U JP3684285U JPH0327775Y2 JP H0327775 Y2 JPH0327775 Y2 JP H0327775Y2 JP 1985036842 U JP1985036842 U JP 1985036842U JP 3684285 U JP3684285 U JP 3684285U JP H0327775 Y2 JPH0327775 Y2 JP H0327775Y2
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shredding
plate
strand
walls
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JPS61152408U (ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、ダイスにより吐出された溶融スト
ランドを細断室で細断するようにした溶融ストラ
ンド細断装置に関する。
(ロ) 従来の技術 この種の細断装置は、細断機構を内装した細断
室でストランドをペレツト状に細断するのである
が、この細断室内の各ローラの掃除や内部点検を
時々行う必要がある。
従来、上述の細断室をカバーで被覆し、該カバ
ーの一端を軸で枢着して、他端側を開閉すべく形
成した構造があつた(例えば、実開昭59−190511
号公報)。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上述の従来構造の場合、カバーの他端
側がフリーであると、細断処理の振動でフリーの
端縁が跳ね上げられ、シール性が損ない、かつ、
騒音となるので、このフリーの端縁を複数のボル
トで固定する必要があり、この固定でカバーの着
脱に手間と時間がかかる問題点を有する。
そこでこの考案は、シール材やボルト等が不要
でありながら、完全な水蜜状態を保持でき、しか
も、細断室のカバーの着脱を容易に、かつ、迅速
に行うことのでき、これによつて、カバーの挿脱
のみで内部のローラの掃除や内部点検が容易に行
えて、作業能率を向上させることのできる溶融ス
トランド細断装置の提供を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は、ストランド細断機構を内装した細
断室を、両壁とこの両壁の上面および前面を覆う
カバーとで囲繞する溶融ストランドの細断装置で
あつて、上記カバーを、前記上面に対応する天板
と、前記前面に対応する側板と、上記天板の端縁
に短く垂設した垂下片とによつて形成し、前記両
壁には、上記カバーの垂下片および側板の両側辺
部分と嵌合する縦溝と、前記天板の両側辺下面を
受ける段部とを形成してカバーを着脱自在に装着
した溶融ストランドの細断装置であることを特徴
とする。
(ホ) 作用 この考案の溶融ストランドの細断装置は、カバ
ーの側板の両側辺部分の両壁の対応する縦溝に嵌
合していくと、カバーの垂下片は対応する縦溝
に、また、天板の下面両側辺の下面は段部に接し
て水密を保持した状態で、細断室をカバーと両壁
とで囲繞することができ、また、カバーを上方に
引出すことで、細断室を開放することができる。
(ヘ) 考案の効果 上述の結果、この考案によれば、カバーの側板
および垂下片と、両壁の両縦溝との間隔に若干の
寸法差を付けると、この縦溝とカバーとの間で挟
圧保持が得られて、細断処理でカバーが跳ね上が
つて、騒音を発することなく、良好に水蜜を保持
することができ、シール材やボルト等が不要とな
る。
さらに、カバーを引抜くとき、上述のように挟
圧保持させるとしても、挟圧保持の範囲は短い垂
下片までの間であつて、それ以降は大きい抵抗が
ないため、簡単に引抜くことができて、細断室の
カバーの着脱を容易に、かつ、迅速に行うことの
でき、これによつて、カバーの挿脱のみで内部の
ローラの掃除や内部点検が容易に行えて、作業能
率を向上させることのできる。
(ト) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
第1図において、押出機のダイス11側を高
く、ストランド細断装置12側を低く傾斜した樋
状流下板13を配置する。
この樋状流下板13は上部流下板13aと下部
流下板13bとに分割し、下部流下板13b上に
上部流下板13aを前後動可能に載置し、上部流
下板13aのダイス11下方に冷却水供給部14
を設けている。
上述のダイス11、ストランド細断装置12、
下部流下板13bは機台15に適宜のフレームに
よつて支持されている。
上述の上部流下板13aと機台15とは3連リ
ンク16,17,18により連結し、上部流下板
13aを下部流下板13b上で前後、上下に移動
できるように構成している。
上述の下部流下板13bと機台15とは2連リ
ンク19,20により連結して、下部流下板13
bを上下に移動できるようにし、さらに下部流下
板13bの下端部は高さ調節杆21により高さを
調節できるように構成している。
上述の下部流下板13bの中間部下面には網2
2を張設して水を下方に抜き、水量によるストラ
ンドの浮上がりを防止している。
この網22の間隔はスライド式などとして、網
22の露出面積を調節可能としている。
上述の上部流下板13a上に、水流下方向に向
つて冷却風を噴出する空気噴出手段23を配置
し、この空気噴出手段23には複数の冷却空気噴
出ノズル24…が、樋状流下板13の長さ方向に
平行に複数本配設された給気管25…に定間隔お
きに取付けられており、しかもこれら冷却空気噴
出ノズル24…は流下する各ストランド間に流下
方向に向つて冷却風を圧送する。
上述の空気噴出手段23は、機台15より立設
した立杆26に高さ張設部材27を介して取付け
られている。
上述の細断装置12は第2図および第3図にも
示すように、対の引張りローラ31,32、切断
ローラ41、切断刃42、カバー43などから構
成されている。
上述の対の引張りローラ31,32は、第4図
にも示すように、下部引張りローラ32の全周面
に横溝33を設け、上部引張りローラ31にはそ
の両側周面に鍔部34,34を設け、この鍔部3
4,34の内側に周溝35,35を介して横溝3
6を設ける。
上述の鍔部34の外径は、予め使用ストランド
の大きさに合わせて上述の横溝36の外径より所
定大きさに設定する。
すなわち、下部引張りローラ32の横溝33の
両側に設けた周面37,37に、上部引張りロー
ラ31の鍔部34,34を接した時の両横溝3
3,36間隔を使用ストランドの大きさに合わせ
て予め鍔部34,34の外径を設定しておく。
前述のカバー43は天板44、側板45、垂下
片46および天板44上面に設けた把手47より
なり、前述の細断装置12の両壁48に垂下片4
6の両側辺に対応させた縦溝49と、天板44の
両側辺の下面を受ける段部50と、側板45の両
側辺および下辺に対応させた縦溝52および横溝
53とを形成して、これらにカバー43の対応部
を差込み嵌合させて、壁48,48間に細断室5
1を天板44と側板45とで閉鎖し、さらにカバ
ー43を引抜いて細断室51を開口させることに
より、各ローラ31,32,41の掃除や内部点
検を容易に行えるのである。
次に作用を説明すると、タイス11により吐出
されるストランドは流下板13a上面を冷却水供
給部14よりの冷却水と共に流下する。
そしてダイス11から落下する複数本のストラ
ンド間には、それぞれ背後の空気噴出ノズル24
…から噴出する空気によつてガイドされ、相互の
接着を防止されている。
上部流下板13aの上面に流下した複数本のス
トランドは、前述の冷却水供給部14から流出さ
れる冷却水によつてガイドされ冷却されながら下
方に落下し、そして直ちに上方から流下方向に向
つて噴出する冷却空気噴射ノズル24…からの冷
却風によつて各ストランドをそれぞれ直線状に整
列されると共に、ストランドと冷却水をいずれも
冷却させながら流下板13の下端に至る。
樋状流下板13は途中から幅狭に形成され、冷
却水の水膜厚さは大きくなり、ストランドは完全
に水につかつた状態で移送され、必要以上に増水
された水は網22によつて下方によつて落下され
る。
従つて、ストランドは流れる水と上方からの冷
風によつて効率的に冷却され、流下板の下端に至
るまでには細断可能な状態にまで硬化され、対の
引張りローラ31,32により引張られ、引張り
ローラ31,32により切断ローラ41側に繰出
されながら、切断ローラ41と切断刃42とによ
つて水中でペレツト状に細断される。
細断された樹脂ペレツトは水と共に遠心脱水機
(図示せず)へ送り込まれて脱水される。
前述の細断室51は掃除や内部点検する場合
は、カバー43の把手47を持つてこれを上方に
引抜くことで、このカバー47を外すことができ
る。
またカバー43の側板45および垂下片46
と、両壁48の両縦溝49,52との間隔に若干
の寸法差を付けると、この縦溝49,52とカバ
ー43との間で挟圧保持が得られて、細断処理で
カバー43が跳ね上がつて、騒音を発することな
く、良好に水密を保持することができ、シール材
やボルト等が不要となる。
さらに、カバー43を引抜くとき、上述のよう
に挟圧保持させるとしても、挟圧保持の範囲は短
い垂下片46までの間であつて、それ以降は大き
い抵抗がないため、簡単に引抜くことができて、
細断室51のカバー43の着脱を容易に、かつ、
迅速に行うことのでき、これによつて、カバー4
3の挿脱のみで内部のローラの掃除や内部点検が
容易に行えて、作業能率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は樹
脂ペレツト製造装置の縦断側面図、第2図は細断
装置の縦断側面図、第3図は細断装置の分解側面
図、第4図は対の引張りローラの正面図である。 43……カバー、44……天板、46……垂下
片、48……壁、49,52……縦溝、50……
段部、51……細断室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ストランド細断機構を内装した細断室を、両壁
    とこの両壁の上面および前面を覆うカバーとで囲
    繞する溶融ストランドの細断装置であつて、 上記カバーを、前記上面に対応する天板と、前
    記前面に対応する側板と、上記天板の端縁に短く
    垂設した垂下片とによつて形成し、前記両壁に
    は、上記カバーの垂下片および側板の両側辺部分
    と嵌合する縦溝と、前記天板の両側辺下面を受け
    る段部とを形成してカバーを着脱自在に装着した 溶融ストランドの細断装置。
JP1985036842U 1985-03-13 1985-03-13 Expired JPH0327775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985036842U JPH0327775Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JPS61152408U JPS61152408U (ja) 1986-09-20
JPH0327775Y2 true JPH0327775Y2 (ja) 1991-06-17

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JP1985036842U Expired JPH0327775Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JPS59190511U (ja) * 1983-01-24 1984-12-18 中村 謙作 樹脂ペレツトの製造装置

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