JPS6337740Y2 - - Google Patents

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JPS6337740Y2
JPS6337740Y2 JP3602082U JP3602082U JPS6337740Y2 JP S6337740 Y2 JPS6337740 Y2 JP S6337740Y2 JP 3602082 U JP3602082 U JP 3602082U JP 3602082 U JP3602082 U JP 3602082U JP S6337740 Y2 JPS6337740 Y2 JP S6337740Y2
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JP
Japan
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heater body
heater
spiral
support member
heated
Prior art date
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JP3602082U
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JPS58139692U (ja
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  • Resistance Heating (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は加熱装置に係わり、特に渦巻形シー
ズヒータからなるヒータ体の支持構造に関するも
のである。
従来の電気コンロ等のヒータ体支持構造として
は第1図および第2図に示されるものがあつた。
図において、51は棒状のシーズヒータ52を
渦巻状に形成するとともに上面に被加熱物との接
触面積増大のため平坦面53が形成されたヒータ
体、54は上記シーズヒータ52を支持するとと
もにこのシーズヒータ52をカシメ部56で保持
する固定板55が熔着された支持部材、57は上
記ヒータ体51端子部を保持する保持板である。
従つて被加熱物として例えば調理鍋等を置いた
場合に、底の平坦な調理鍋であれば、上記シーズ
ヒータ52の接触面が平坦面53となつているの
で、両者の接触面積が大きく、このため極めて効
率よくヒータ体51の発生熱が伝達されるもので
ある。
ところが一般に被加熱物の底は平坦なものばか
りではないので、上述のようにヒータ体51上面
を一様に平坦に形成したのでは両者の接触状態が
常に良好な状態に保てるとは限らない。またヒー
タ体51はシーズヒータ52の渦巻加工、平坦面
53のプレス加工、両端部の曲げ加工などの極め
て加工比率の高い工程を経ながらもヒータ体51
上面の平坦面53が面一となるよう精度よく支持
部材54で全輪状部を支持しているが、シーズヒ
ータ52の発熱にともなつて、ヒータ体51自身
も極めて高温(600℃以上)になり上記工程を経
てつくられるヒータ体51は熱膨張のため異常な
変形を生じ、このため上記工程で精度よく面一に
整えられた平坦面53が渦巻形の夫々の輪状部で
支持部材54の支持部を中心として上下に変化し
て、このため調理鍋底との接触面積が急激に減少
してしまい、発生熱の伝達効率が大幅に低下する
ものである。また具合の悪いことにはこの変化が
画一的なものでなく経時的な影響を受けて常にあ
らわれ方が異なることが一層対策を難しくしてい
る。
以上に鑑みてこの考案はなされたもので、ヒー
タ体の渦巻外輪部を下方向から支持するととも
に、ヒータ体の渦巻内輪部との間に間隙を設けた
支持部材でヒータ体を支持する構造とすることに
より、ヒータ体の発生熱を有効に被加熱物に伝達
することのできる加熱装置を提供せんとするもの
である。
以下この考案の一実施例を第3図ないし第9図
について説明する。図において、1は金属外管を
有する棒状のシーズヒータ31を渦巻状に成形す
るとともに、上面に平坦面9がプレス成形された
ヒータ体で、全体として渦巻輪の最外輪部7より
最内輪部8側が被加熱物方向(上方向)へ凸出す
るように形成されている。6は上記最内輪部8か
ら渦巻輪外へシーズヒータを引き出すよう曲げ加
工された最内輪折曲部、20は帯状ステンレス板
を熔接して略〓形に形成したヒータ体1の支持部
材で、この支持部材の上記ヒータ体1との衝合端
面部21はヒータ体1の最外輪部7を支持する部
分を面一に設定し、かつ最内輪部8側へは下方向
へ傾斜させてヒータ体1の内輪部との間に間隙が
設けられている。22は上記衝合端面部21に対
応する支持部材20の他の端面部で、全面が面一
になるよう形成し、電気コンロ等の平坦な天板
(図示せず)に安定に載置される。23は上記端
面部22の最外輪部7に対応した箇所に設けられ
た切欠部、10は最外輪部7を支持部材20に遊
着する略形状をしたステンレス板よりなるヒー
タ押え金具、11は切欠部23の箇所で、上記最
外輪部7を、上記支持部材20を介して熔着する
凸部、24は最内輪折曲部6に対応した半円状凹
部、40はシーズヒータ31の両端部を保持する
保持板で、最外輪7からの端部を熔着し、かつ最
内輪部8からの端部は径大な孔41でゆるく支持
されている。
以上のように構成されたヒータ体1の支持構造
ではヒータ体1に調理鍋(図示せず)を載せる
と、この鍋の重量によりシーズヒータ31は鍋底
にそうように弾性変形するので調理鍋等の被加熱
物のどのような底形状に対しても高い熱伝達効率
となるものであるし、またヒータ体1の発熱状態
においてもヒータ体1は最外輪部7で支持され、
内輪側は下方向に支持部材20との間に間隙を有
しているので熱膨張による変形が逃げ、このため
調理鍋等の被加熱物とヒータ体1との接触状態が
安定に保たれ、極めて高い熱伝達効率を保持する
ものである。
またこの実施例ではヒータ体1は、このヒータ
体に熔着された押え金具10を介して支持部材2
0にゆるく支持されているので、熱膨張によるヒ
ータ体1の変形の逃がしは無理なく行なわれる。
第9図は他の実施例で、図において、90はヒ
ータ体1の最外輪部7を支持する支持部91を備
えた支持部材であり、この例のように内輪部側に
支持部材90が延在していない状態であつてもよ
いものである。
なおこの実施例では、シーズヒータを金属外管
のものとして説明しているが、他の物、例えば石
英管等の管状の外管を有するものであれば同等の
効果がある。
従つてこの考案によれば、ヒータ体の外輪部を
下方向から支持するとともに内輪部との間に間隙
を設けた支持部材を備えているので被加熱物底形
状にヒータ体が極めてよく接触するものである
し、発熱状態においてもヒータ体の変形がこの間
隙内に吸収され、このためヒータ体と被加熱物と
の接触状態が安定に保持されるものであり、よつ
てヒータ体の発生熱が効率よく被加熱物に伝達さ
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の加熱装置のヒータ支持構造を示
す平面図、第2図はその要部を破断した側面図、
第3図はこの考案の一実施例の加熱装置のヒータ
体支持構造を示す平面図、第4図はその側面図、
第5図はその正面図、第6図はヒータ体を支持部
材に取り付けた状態を示す斜視図、第7図はその
取付部を示す要部拡大図、第8図はその押え金具
の斜視図、第9図はこの考案の加熱装置の他の実
施例を示す要部平面図である。 図において、1はヒータ体、7は最外輪部、8
は最内輪部、9は平坦面、10は押え金具、20
は支持部材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 渦巻形に形成され、上面に被加熱物を載置す
    るヒータ体と、このヒータ体の渦巻外輪部を下
    方向から支持し、かつ渦巻内輪部との間に間隙
    を設けた支持部材とを備え、上記ヒータ体の渦
    巻内輪部を上方向へ凸状に形成したことを特徴
    とする加熱装置。 (2) ヒータ体の被加熱物に対向する夫々の渦巻輪
    状部面を平坦面としたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の加熱装置。 (3) 支持部材はヒータ体の渦巻内輪部の下方向に
    延在してなる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の加熱装置。
JP3602082U 1982-03-15 1982-03-15 加熱装置 Granted JPS58139692U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3602082U JPS58139692U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3602082U JPS58139692U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58139692U JPS58139692U (ja) 1983-09-20
JPS6337740Y2 true JPS6337740Y2 (ja) 1988-10-05

Family

ID=30047473

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JP3602082U Granted JPS58139692U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 加熱装置

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JPS58139692U (ja) 1983-09-20

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