JPS5816121Y2 - カラ−受像管におけるヒ−タ支持装置 - Google Patents

カラ−受像管におけるヒ−タ支持装置

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JPS5816121Y2
JPS5816121Y2 JP1976135212U JP13521276U JPS5816121Y2 JP S5816121 Y2 JPS5816121 Y2 JP S5816121Y2 JP 1976135212 U JP1976135212 U JP 1976135212U JP 13521276 U JP13521276 U JP 13521276U JP S5816121 Y2 JPS5816121 Y2 JP S5816121Y2
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JP
Japan
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heater
welding
heater support
picture tube
support device
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Application number
JP1976135212U
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English (en)
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JPS5352755U (ja
Inventor
佐野金治郎
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカラー受像管におけるヒータ支持装置に関する
ものである。
3本の電子銃が同一平面に直線状に配置されているいわ
ゆるインライン形カラー電子銃を備えるカラー受像管に
おいては、上記電子銃のヒータ支持装置が第1図および
第2図に示すように構成されている。
すなわち、電極支持ガラス1に埋設された固定金具2に
溶接固定されて金属板製のヒータ支持体3が一対設けら
れる。
一方、アルミナなどで絶縁されたヒータ4はカソードス
リーブ5に挿入されて設けられているが、このカソード
スリーブ5から導出された脚部4□が上記ヒータ支持体
3のヒータ溶接用板状部3□に溶接固定されるものであ
る。
なお、上記電極支持ガラス1には、電子銃を構成する上
で上記カソードスリーブ5および図示しない第1グリツ
ドなどの電極部が固定されるものであり、このような電
極部を固定して構成される電子銃は、一対のヒータ支持
体3に所定の電圧を印加してヒータ4を発熱させ、これ
によりカソードスリーブ5を約800℃に加熱すること
により、螢光面を光らせるための電子ビームを放射する
ようになる。
しかるに、上記したよ5なヒータ支持装置においては、
ヒータ4の脚部4□力;第3図に示すようにハンドピー
スなどのような溶接電極6によってヒータ支持体3のヒ
ータ溶接用板状部31に溶接固定されるが、溶接電極6
の摩耗、設定位置のずれおよび傾きなどの具合により、
脚部4□とヒータ溶接用板状部3□との溶接位置が必ず
しもブ定しない欠点を有する。
そして、この溶接位置のばらつきは、直接釜ヒータ4の
電気抵抗のばらつきの原因となり、各ヒータ4に=定電
圧を印加した場合、発生するジュール熱が各々異なりカ
ソードスリーブ5の温度にばらつきをもたらすようにな
るもので、このカソードスリーブ5のは度のばらつきは
、特にスイッチオン時の温度立上り特性および使用中に
おける各カソードスリーブ5の寿命特性にばらつきを発
生させて、スイッチオン時の映像出現時および使用中に
おいてホワイトバランス崩れと称される色調変化を生じ
させるようになる。
また、脚部41とヒータ溶接用板状部3□との溶接状態
を観察すると次のような欠点があることが判明した。
すなわち、通常□ヒータ4の芯線がタングステンなどの
ような高融点の金属で製作されているので、その脚部4
、をヒータ溶接用板状部3、に溶接した場合、第3図に
示すように脚部4□は溶融せずに原形を保ち、低融点金
属でできているヒータ溶接用板状部31(ヒータ支持体
3)の金属のみが溶融してヒータ4の脚部41を包み込
むようになる。
したがって、ヒータ4の脚部4□は第3図に示すように
溶接部分で折れ曲がって溶接されるようになる。
一方、ヒータ4を形成するタングステンは非常に脆い性
質をもっており、したがって上記の折れ曲がり部分が生
じると、受像管製造工程中の機械的振動やショックなど
により折れ曲がり部分から断線し易く、特に芯線径の非
常に小さいヒータ4においては顕著である。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、ヒータの溶接
精度が飛躍的に向上してカソードスリーブ温度のばらつ
きを少なくすることができるからカラー受像管などの性
能を向上させることができ、しかも溶接強度および溶接
の信頼性が増大し歩留りが向上するようにしたカラー受
像におけるヒータ支持装置を提供することを目的とする
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明すると、第
4図に示すように、ヒータ支持体11は、図示しない電
極支持ガラスに埋設される固定金具に溶接固定するため
の固定用板状部11□と、ヒータ溶接用板状部112と
、このヒータ溶搦用板状部112および上記固定用板状
部111を連結する連結用板状部113とを一体に折り
曲げ成形して構成されており、上記ヒータ溶接用板状部
11゜には後述するヒータの脚部と直角になるように直
線状の突起部12が形成される。
また、ヒータ支持体11は通常ステンレスまたはニッケ
ル合金によって製作され、使用する板厚は0.2〜0.
3mmであり、さらにヒータ支持体11のヒータ溶接用
板状部112は板mtが1.5〜2.5閣であって、こ
のヒータ溶接用板状部11゜に幅0.5m、高さ0.5
mm程度の直線状の突起部12がプレス加工により形成
される。
しかして、上記のようなヒータ支持体11のヒータ溶接
用板状部112に第5図および第6図に示すように3個
のヒータ13の脚部131がハンドピースなどのような
溶□接電極14によって直角方向に並べて溶接固定され
るものであり、この場合脚部131はヒータ溶接用板状
部112上の突起部12においてこのヒータ溶接用板状
部112に溶接される。
すなわち、上記のようなヒータ支持装置においては、ヒ
ータ13の脚部131がヒータ溶接用板状部112上の
突起部12においてこのヒータ溶接用板状部112に溶
接固定されるものであり、つまりヒータ13の脚部13
□をヒータ溶接用板状部112に溶接する時に溶接ポイ
ントが必ずこの突起部12により規定されてしまう。
この結果ヒータ溶接用板状部112の板幅を方向にあっ
た溶接ポイントのばらつきは皆無となり、また溶接電極
14の摩耗、設定位置のずれおよび溶接電極14の傾き
などが多少あっても突起部12の効果により確実に溶接
ポイントが規定されるもので、これにより従来のような
ばらつきは殆んど発生せず、かつ溶接電極14の補修頻
度も少なくてすむようになった。
そして、このように溶接ポイントが規定されてばらつき
が激減したため、従来3個のカソードスリーブ間にあっ
たヒータ13の脚部13□の溶接位置のばらつきに起因
する温度のばらつきを20℃〜30℃から10℃以下に
することができ、それによりこの温度のばらつきによっ
て起こる画像出現時のホワイトバランスの崩れや動作中
の寿命のばらつきを少なくすることができるようになる
また、突起部12を設げたヒータ溶接用板状部11゜と
ヒータ13の脚部13□との溶接状態を観察すると第6
図のようであり、すなわち溶接電極14の溶接面が突起
部120面積より大きいため、ヒータ13の脚部13、
は突起部12に対してはg直線状態で埋設溶接される。
したがって、ヒータ13の脚部13□に溶接部において
折れ曲がりが全く発生せず、機械的な振動やショックに
よるこの部分での断面を少なくすることができた。
また、ヒータ支持体11のヒータ溶接用板状部11゜に
直線状に突起部12を形成することにより、ヒータ溶接
用板状部11゜ひいてはヒータ支持体11の機械的強度
が強くなり、ヒータ13の溶接時および電子銃組立工程
における接触による変形を減少することができるもので
ある。
以上詳述したが、本考案によるヒータ支持装置によれば
、ヒータ9溶接精度が飛躍的に向上してカソードスリー
ブの温度のばらつきを少なくすることができるからカラ
ー受像管の性能を向上させることができ、しかも溶接強
度および溶接の信頼性が増大し歩留りが向上するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来のヒータ支持装置を説明する
ための図で、第1図は電極支持ガラスに埋設された固定
金具にヒータ支持体を溶接固定し、これにヒータを溶接
した状態を示す平面図、第2図はヒータ支持体とヒータ
を取出して示す斜視図、第3図は第2図のA−A線断面
図、第4図ないし第6図は本考案に係るヒータ支持装置
の一実施例を説明するための図で、第4図はヒータ支持
体を取出して示す斜視図、第5図はヒータ支持体にヒー
タを溶接した状態を示す斜視図、第6図は第5図のB−
B’線断面図である。 11・・・・・・ヒータ支持体、112・・・・・叱−
夕溶接用板状部、12・・・・・・突起部、13・・・
・・叱−タ、131・・・・・・脚部。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インライン形カラー電子銃を備えたカラー受像管におい
    て、該カラー電子銃におけるヒータ支持体のヒータ溶接
    用板状部に直線状の突起部を設け、この突起部にカソー
    ドスリーブに夫々挿入された3個のヒータの脚部を同一
    方向に並べて溶接したことを特徴とするカラー受像管に
    おけるヒータ支持装置。
JP1976135212U 1976-10-06 1976-10-06 カラ−受像管におけるヒ−タ支持装置 Expired JPS5816121Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1976135212U JPS5816121Y2 (ja) 1976-10-06 1976-10-06 カラ−受像管におけるヒ−タ支持装置

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JP1976135212U JPS5816121Y2 (ja) 1976-10-06 1976-10-06 カラ−受像管におけるヒ−タ支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5352755U JPS5352755U (ja) 1978-05-06
JPS5816121Y2 true JPS5816121Y2 (ja) 1983-04-01

Family

ID=28744110

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JP1976135212U Expired JPS5816121Y2 (ja) 1976-10-06 1976-10-06 カラ−受像管におけるヒ−タ支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57113536A (en) * 1981-01-06 1982-07-15 Toshiba Corp Cathode structure for cathode ray tube

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5231649A (en) * 1975-09-05 1977-03-10 Hitachi Ltd Cathode structure for electronic tube

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JPS5231649A (en) * 1975-09-05 1977-03-10 Hitachi Ltd Cathode structure for electronic tube

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JPS5352755U (ja) 1978-05-06

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