JPS6337598Y2 - - Google Patents

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JPS6337598Y2
JPS6337598Y2 JP817381U JP817381U JPS6337598Y2 JP S6337598 Y2 JPS6337598 Y2 JP S6337598Y2 JP 817381 U JP817381 U JP 817381U JP 817381 U JP817381 U JP 817381U JP S6337598 Y2 JPS6337598 Y2 JP S6337598Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
joint
cylinder
tube
protective
earthquake
Prior art date
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Expired
Application number
JP817381U
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English (en)
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JPS57121486U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP817381U priority Critical patent/JPS6337598Y2/ja
Publication of JPS57121486U publication Critical patent/JPS57121486U/ja
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Publication of JPS6337598Y2 publication Critical patent/JPS6337598Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば電話線を内部に収容して目
的場所まで配線する管路の途中に設けられる耐震
用伸縮継手に関するものである。
従来のこの種の伸縮継手では、地震に備えて、
継手外筒内に継手内筒を挿入して伸縮自在な構成
となつているが、大きな地震に際しては、継手内
筒が継手外筒から抜け外れることがあり、一旦継
手が外れてしまうと復元できず、しかも、管路内
に収容した電話線等に傷をつける虞れがあつた。
本考案は上述した実情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、大きな地震に際して、
継手内筒が継手外筒から抜け外れても容易に復元
でき、しかも、その継手内筒の抜き挿し動作によ
つても管路内に収容した電話線等に傷をつけるこ
とがないようにした耐震用伸縮継手を提供しよう
とするものである。
以下、本考案を図面に示す一実施例にもとづい
て説明する。
図面において、1は一方の導線管であり、2は
他方の導線管であり、これら両導線管1,2は本
考案の伸縮継手によつて接続されている。そし
て、両導線管1,2にわたつて形成される管路内
には、たとえば第1図および第2図に示すように
電話線Aが収容されて目的場所まで配線されるも
のである。そして、一方の導線管1に螺着3によ
つて接続される継手内筒4が、他方の導線管2に
螺着5によつて接続される継手外筒6の内孔6a
に抜き挿し自在に挿入される。また、前記継手外
筒6には、前記継手内筒4を囲つて当該継手内筒
4の抜脱方向(図示した矢印X方向)に延在され
る保護筒7が固設されている。すなわち、この保
護筒7を詳述すれば、円筒体を軸方向に沿つて2
分割し、その各分割体8,9に互に重ね合わされ
るフランジ部8a,9aを形成し、これらフラン
ジ部8a,9aの相対向する両端部および中央部
にそれぞれボルト孔10,11を形成し、これら
ボルト孔10,11に挿通したボルト12にナツ
ト13を螺装して締付けることによつて分割体
8,9同士を締結してなる保護筒7が構成され
る。そして、この保護筒7の継手外筒側端部7a
にあるボルト12、ナツト13の締付けにより、
前記締結と同時に保護筒7が、継手外筒6の外面
に取外し自在に締着される。なお、このボルト1
2、ナツト13による継手外筒6への締付けをよ
り確実にするために、分割体8,9の継手外筒6
側にあるフランジ部8a,9a間には第3図に示
すような隙間14が形成されるようにする。ま
た、保護筒7の内面には、前記継手外筒6の内孔
6a内面に臨んでその内孔6a側にいくにつれて
漸次小径となる案内テーパ面15が形成されてお
り、この案内テーパ面15の最小径部15aと継
手外筒6の内孔6a内面とは、面一となるよう同
一内径にしてある。また、この保護筒7の継手内
筒4が収納される部分の内径は、継手内筒4の外
径よりわずかに大きくしてあつて、継手内筒4の
継手外筒6に対する抜き挿し動作が保護筒7内で
支障なく行えるようにしてある。なお、在来形の
継手外筒6には、保護筒7が被着される端部外面
にねじ部16が突出形成されており、したがつ
て、この在来形の継手外筒6にも使用できるよう
に保護筒7の内面には前記ねじ部16を逃げるた
めの周方向に向かう環状溝17が形成されてい
る。
上記のように構成された継手において、地震時
には継手内筒4が継手外筒6に対して抜き挿し方
向(図示した矢印X,Y方向)に相対移動して、
管路の伸縮を吸収する。そして、大きな地震によ
り継手内筒4が継手外筒6から抜け外れるような
ことがあつても、継手内筒4は保護筒7内にあ
り、保護筒7が、継手内筒4から露出した電話線
A等を外側から囲つて保護するので、電話線A等
に傷をつけることがない。また、継手外筒6から
抜け外れた継手内筒4は、保護筒7の内面にある
案内テーパ面15で案内されて継手外筒6の内孔
6aに円滑に挿入される。
本考案は以上説明したように、一方の導線管に
接続される継手内筒を、他方の導線管に接続され
る継手外筒の内孔に抜き挿し自在に挿入した耐震
用伸縮継手において、円筒体を軸方向に分割した
分割体同士を締結してなるとともにこの締結と同
時に前記継手外筒に取外し自在に締着され且つ前
記継手内筒を抜き挿し自在に囲つて継手外筒端か
ら継手内筒の抜脱方向に延在される保護筒を設
け、この保護筒の内面に、前記継手外筒の内孔内
面に臨んでその内向側にいくにつれて漸次小径と
なる案内テーパ面を形成したから、大きな地震に
より継手内筒が継手外筒から抜け外れるようなこ
とがあつても、継手内筒は保護筒内にあり、保護
筒が、継手内筒から露出した電話線等を外側から
囲つて保護するので、電話線等に傷をつけること
が防止され、また、継手外筒から抜け外れた継手
内筒は、保護筒の内面にある案内テーパ面で案内
されて継手外筒の内孔に円滑に挿入されるので、
継手の寸法に多少バラツキがあつても容易に復元
でき、しかも、この復元に際して電話線等に傷を
つけることがない。さらに、前記保護筒は円筒体
を軸方向に沿つて分割した分割体でなり且つ継手
外筒に取外し自在に締着されているから、万が一
保護筒が損傷を受けた場合にも容易に保護筒のみ
を取換えることができるし、継手外筒と継手内筒
の接続状態を確認することも可能となる。さらに
また、内径形状に工夫を加えるだけで既設の伸縮
継手に対しても接続状態を維持したままで装着す
ることができる。しかも、保護筒は、分割体同士
を締結することにより継手外筒に締着されている
から、前記の如き保護筒の取換え等に際して継手
外筒や継手内筒を動かす必要が全くなく、作業が
極めて容易に行われる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断
面図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、
第3図、第4図および第5図は第2図の−
線、−線および−線にそれぞれ沿う断面
図である。 1……一方の導線管、2……他方の導線管、4
……継手内筒、6……継手外筒、6a……継手外
筒の内孔、7……保護筒、8,9……保護筒を構
成する分割体、15……案内テーパ面、A……電
話線、X……継手内筒の抜脱方向、Y……継手内
筒の挿入方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の導線管に接続される継手内筒を、他方の
    導線管に接続される継手外筒の内孔に抜き挿し自
    在に挿入した耐震用伸縮継手において、円筒体を
    軸方向に分割した分割体同士を締結してなるとと
    もにこの締結と同時に前記継手外筒に取外し自在
    に締着され且つ前記継手内筒を抜き挿し自在に囲
    つて継手外筒端から継手内筒の抜脱方向に延在さ
    れる保護筒を設け、この保護筒の内面に、前記継
    手外筒の内孔内面に臨んでその内孔側にいくにつ
    れて漸次小径となる案内テーパ面を形成したこと
    を特徴とする耐震用伸縮継手。
JP817381U 1981-01-22 1981-01-22 Expired JPS6337598Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP817381U JPS6337598Y2 (ja) 1981-01-22 1981-01-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP817381U JPS6337598Y2 (ja) 1981-01-22 1981-01-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57121486U JPS57121486U (ja) 1982-07-28
JPS6337598Y2 true JPS6337598Y2 (ja) 1988-10-04

Family

ID=29806336

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JP817381U Expired JPS6337598Y2 (ja) 1981-01-22 1981-01-22

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JPS57121486U (ja) 1982-07-28

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