JPS6337513A - 複合平角絶縁電線の製造方法 - Google Patents
複合平角絶縁電線の製造方法Info
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- JPS6337513A JPS6337513A JP61180911A JP18091186A JPS6337513A JP S6337513 A JPS6337513 A JP S6337513A JP 61180911 A JP61180911 A JP 61180911A JP 18091186 A JP18091186 A JP 18091186A JP S6337513 A JPS6337513 A JP S6337513A
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- Japan
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- insulated wire
- rectangular insulated
- insulating layer
- composite
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- Pending
Links
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 10
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 10
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
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- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は、複合平角絶縁電線の製造方法に関する。
(従来の技術)
従来、複合平角絶縁電線として絶縁された複数本の平角
絶縁電線を積層し、この外周に共通絶縁層を設けたもの
が知られている。
絶縁電線を積層し、この外周に共通絶縁層を設けたもの
が知られている。
すなわち第2図に示すように、この複合平角絶縁電線1
は外周に絶縁塗料の塗布焼付層3あるいは絶縁紙巻回層
を設けた平角導体2の複数本をその厚さ方向に積層し、
さらにこの積層体の外周に絶縁紙を巻回した共通絶縁層
4を設けた構造を有する。このような複合平角絶縁電線
1は一般に第3図に示すような方法により製造される。
は外周に絶縁塗料の塗布焼付層3あるいは絶縁紙巻回層
を設けた平角導体2の複数本をその厚さ方向に積層し、
さらにこの積層体の外周に絶縁紙を巻回した共通絶縁層
4を設けた構造を有する。このような複合平角絶縁電線
1は一般に第3図に示すような方法により製造される。
すなわち、予め平角導体2の外周に絶縁塗料の塗布焼付
層3をエナメル線製造装置(図示せず)を用いて製)古
し、これを供給ドラム5に巻取る。
層3をエナメル線製造装置(図示せず)を用いて製)古
し、これを供給ドラム5に巻取る。
しかる後この供給ドラム5の複数個より、それぞれ引出
した平角絶縁電線Wをその厚さ方向に積層し、その外周
にテープ巻器6により絶縁紙7を巻回した後、巻取ドラ
ム8に巻取る。尚、符号9は無限軌条式の引取装置を示
す。
した平角絶縁電線Wをその厚さ方向に積層し、その外周
にテープ巻器6により絶縁紙7を巻回した後、巻取ドラ
ム8に巻取る。尚、符号9は無限軌条式の引取装置を示
す。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記の方法では平角絶縁電線が直線状に
積層された状態で共通絶縁紙が巻回されるため、巻取ド
ラムに巻取る際に、各平角絶縁電線が線間で相対的に移
動せず内側および外側の平角絶縁電線に過大なゆがみが
加わり、通常は内側の平角絶縁電線が蛇行したり、外側
あるいは線間の絶縁紙が破断するという問題があった。
積層された状態で共通絶縁紙が巻回されるため、巻取ド
ラムに巻取る際に、各平角絶縁電線が線間で相対的に移
動せず内側および外側の平角絶縁電線に過大なゆがみが
加わり、通常は内側の平角絶縁電線が蛇行したり、外側
あるいは線間の絶縁紙が破断するという問題があった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたもの
で、平角導体あるいは共通絶縁層や線間の絶縁層への過
大な飛付カ0を防止した複合平角絶縁電線を製造する方
法を提供することをその目的とする。
で、平角導体あるいは共通絶縁層や線間の絶縁層への過
大な飛付カ0を防止した複合平角絶縁電線を製造する方
法を提供することをその目的とする。
[発明の構成コ
(問題点を解決するための手段と作用)本発明は、絶縁
被覆された複数本の平角絶縁電線を積層して、その外周
に共通絶縁層を設けた複合平角絶縁電線の製造方法にお
いて、前記複数本の平角絶縁電線を積層後、所定の曲率
で曲げた状態で前記共通絶縁層を施し、次いで巻取るこ
とにより、平角導体の蛇行や絶縁層の破断を防止し得る
ようにしたものである。
被覆された複数本の平角絶縁電線を積層して、その外周
に共通絶縁層を設けた複合平角絶縁電線の製造方法にお
いて、前記複数本の平角絶縁電線を積層後、所定の曲率
で曲げた状態で前記共通絶縁層を施し、次いで巻取るこ
とにより、平角導体の蛇行や絶縁層の破断を防止し得る
ようにしたものである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。尚
第1図において第3因と同一部分は同符号を用いて示し
た。
第1図において第3因と同一部分は同符号を用いて示し
た。
第1図において、平角絶縁電線Wはそれぞれ供給ドラム
5から引出され、その厚さ方向に積層された後、ガイド
ローラ10を経て半径R′の円弧状に曲げられる。次い
で、この曲げられた状態でテープ巻器6により絶縁紙7
を巻回し共通絶縁層を形成した後、ガイドローラ11お
よび駆動ローラ12を経て半径R1/の円弧状に曲げら
れ巻取ドラム13に巻取られる。この巻取ドラムの半径
はRで、各半径は RさR’<R”の関係を有する。
5から引出され、その厚さ方向に積層された後、ガイド
ローラ10を経て半径R′の円弧状に曲げられる。次い
で、この曲げられた状態でテープ巻器6により絶縁紙7
を巻回し共通絶縁層を形成した後、ガイドローラ11お
よび駆動ローラ12を経て半径R1/の円弧状に曲げら
れ巻取ドラム13に巻取られる。この巻取ドラムの半径
はRで、各半径は RさR’<R”の関係を有する。
即ち共通絶縁層を形成した後、曲げられた状態で線間が
相対的に移動しないとすれば中立軸は積層体の厚みのほ
ぼ中心に位置する。従って第3図の方法では、巻取ドラ
ムの半径をR1平角絶縁電線の厚さをt、積層数をnと
すれば積層体の内側あるいは外側絶縁層に生ずる歪は、 ε1=±[α/(R十α) ] Xl02(%)となる
。ここでα=nt/2である。この場合共通絶縁層を形
成してから巻取ドラムに曲かれるまでの間に歪はO〜ε
1の間で変化する。
相対的に移動しないとすれば中立軸は積層体の厚みのほ
ぼ中心に位置する。従って第3図の方法では、巻取ドラ
ムの半径をR1平角絶縁電線の厚さをt、積層数をnと
すれば積層体の内側あるいは外側絶縁層に生ずる歪は、 ε1=±[α/(R十α) ] Xl02(%)となる
。ここでα=nt/2である。この場合共通絶縁層を形
成してから巻取ドラムに曲かれるまでの間に歪はO〜ε
1の間で変化する。
一方策1図の方法では、半径は
R’ (=R)−R”−Rのように変化するので、歪
は O〜1ε1−521の間で変化する。ここでε2=±[
α/(R″十α ] Xl02(%)くε1である。
は O〜1ε1−521の間で変化する。ここでε2=±[
α/(R″十α ] Xl02(%)くε1である。
Iε11〉1ε1−521
であるから、本発明の方法においては共通絶縁層に加わ
る歪を大幅に緩和することができる。半径(R′)は必
ずしも半径(R)に近似させなくとも良いが、R’=R
とすることにより、ドラムに巻かれた状態で歪はOに復
帰するのでR’:Rとすることが望ましい。
る歪を大幅に緩和することができる。半径(R′)は必
ずしも半径(R)に近似させなくとも良いが、R’=R
とすることにより、ドラムに巻かれた状態で歪はOに復
帰するのでR’:Rとすることが望ましい。
[発明の効果]
以上述ぺたように、本発明の方法によれば、複合平角絶
縁電線を製造する際に共通絶縁層を積層体を曲げた状態
で形成することにより、この絶縁層に生ずる歪を緩和す
ることができるため、内側の平角絶縁電線の蛇行や、絶
縁紙の破断を防止することができる。
縁電線を製造する際に共通絶縁層を積層体を曲げた状態
で形成することにより、この絶縁層に生ずる歪を緩和す
ることができるため、内側の平角絶縁電線の蛇行や、絶
縁紙の破断を防止することができる。
第1図は本発明の方法の一実施例を示す概略図、第2図
は複合平角絶縁電線の一実施例を示す断面図、第3図は
従来の複合平角絶縁電線の製造方法を示す概略図である
。 1・・・・・・・・・複合平角絶縁電線5・・・・・・
・・・供給ドラム 6・・・・・・・・・テープ巻機 7・・・・・・・・・絶縁紙 10.11・・・ガイドローラ 12・・・・・・・・・駆動ローラ 13・・・・・・・・・巻取ドラム 出願人 昭和電線電纜株式会社代理人 弁理
士 須 山 佐 − (ほか1名)
は複合平角絶縁電線の一実施例を示す断面図、第3図は
従来の複合平角絶縁電線の製造方法を示す概略図である
。 1・・・・・・・・・複合平角絶縁電線5・・・・・・
・・・供給ドラム 6・・・・・・・・・テープ巻機 7・・・・・・・・・絶縁紙 10.11・・・ガイドローラ 12・・・・・・・・・駆動ローラ 13・・・・・・・・・巻取ドラム 出願人 昭和電線電纜株式会社代理人 弁理
士 須 山 佐 − (ほか1名)
Claims (2)
- (1)絶縁被覆された複数本の平角絶縁電線を積層して
、その外周に共通絶縁層を設けた複合平角絶縁電線の製
造方法において、前記複数本の平角絶縁電線を積層後、
所定の曲率で曲げた状態で前記共通絶縁層を施し、次い
で巻取ることを特徴とする複合平角絶縁電線の製造方法
。 - (2)所定の曲率は巻取ドラムの曲率と略同一である特
許請求の範囲第1項記載の複合平角絶縁電線の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61180911A JPS6337513A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 複合平角絶縁電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61180911A JPS6337513A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 複合平角絶縁電線の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6337513A true JPS6337513A (ja) | 1988-02-18 |
Family
ID=16091447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61180911A Pending JPS6337513A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 複合平角絶縁電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6337513A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003163123A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-06-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 電源用トランス |
JP2009267074A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Toyota Industries Corp | リアクトル装置 |
CN102063957A (zh) * | 2010-10-13 | 2011-05-18 | 南京全信传输科技股份有限公司 | 高容量矩形软电缆及其制备工艺 |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP61180911A patent/JPS6337513A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003163123A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-06-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 電源用トランス |
JP2009267074A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Toyota Industries Corp | リアクトル装置 |
CN102063957A (zh) * | 2010-10-13 | 2011-05-18 | 南京全信传输科技股份有限公司 | 高容量矩形软电缆及其制备工艺 |
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