JPS6337168A - 水性被覆組成物 - Google Patents

水性被覆組成物

Info

Publication number
JPS6337168A
JPS6337168A JP18076586A JP18076586A JPS6337168A JP S6337168 A JPS6337168 A JP S6337168A JP 18076586 A JP18076586 A JP 18076586A JP 18076586 A JP18076586 A JP 18076586A JP S6337168 A JPS6337168 A JP S6337168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
film
parts
colloidal silica
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18076586A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Shimomura
下村 利夫
Yukimitsu Ibaraki
茨木 行光
Masumi Yokoyama
横山 満寿美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP18076586A priority Critical patent/JPS6337168A/ja
Publication of JPS6337168A publication Critical patent/JPS6337168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は優れたフィルム形成性、耐久性、耐汚染性、硬
度、耐熱性全有する塗膜全形成する水性被覆組成物に関
するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)通常
水系樹脂には、水溶性樹脂と水分散性樹脂があり、それ
ぞれ特長を有している。例えば、水溶性樹脂にはカルボ
キシル基をアンモニア又はアミン等のアルカリで中和溶
解するアニオンタイプと第3級アミン基を酸で中和溶解
するカチオンタイプがあり、いずれのタイプもフィルム
形成性に優れ、ポリマーのガラス転移温度の高低に関係
なく、水溶性の溶剤が飛べばフィルムを形成するので、
耐汚染性(屋外暴露による耐汚染性、フロア−1道路等
の耐ブラックヒールマーク性)に優れる硬いポリマーの
塗膜が得られる。
しかしながら水溶性樹脂の場合、親水性を付与するため
VC酸やアミンを多く使用するので3水性や耐アルカリ
性、耐酸性等の耐久性が劣る欠点があった。又、分子は
を高くすると、高@度で低粘度のものが得られにくいの
で取扱い上から分子tは低くせざるを得ないが、分子量
の低いことがまた耐久性の劣る原因の一つにもなってい
た。
一方、乳化剤や保護コロイドの存在下で乳化重合して得
られるかあるいは機械的に分散して得られる水分散性樹
脂の場合1分子量に関係なく、高濃度で比較的低粘度の
ものが得られ、有機溶剤、アミン等を殆んど使用せず、
公害等の問題も少ないという特長があるものの、使用す
る乳化剤。
保護コロイド等の影響で塗膜の耐水性や基材に対する付
着性が劣る欠点があった。又、水分散性樹脂は水溶性樹
脂と造膜磯構が異なり、樹脂粒子間の融着が起らなけれ
ば連続フィルムは形成されず、ポリマーのガラス転移温
度が高低すればMFT(最低造膜温度)も高低し、その
ため耐汚染性に優れる硬いポリマーの塗膜が常温では得
られにくかった。加熱乾燥を行なえば硬いポリマーの塗
膜が得られるが実用上汎用性に欠ける。そこで、常温乾
燥による硬いポリマーの塗膜を得る手段として硬いポリ
マーの水分散性樹脂に可塑剤や水溶性溶剤等の造膜助剤
を大量に添加することが知られているが、かかる手段で
は塗膜の硬さが復元するのに長時間を要し、その間耐水
性や耐汚染性が低下する欠点がある。
他の手段として常温程度のMFTの水分散性樹脂にコロ
イダルシリカを添加していくことも既に知られているが
、コロイダルシリカの添加it増していくと次第にフィ
ルム形成性が低下してゆき、常乾による高硬度の塗膜は
得られにくかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、以上のような長所、短所を有する水溶性
樹脂、水分散性樹脂について種々検討した結果、それぞ
れの樹脂の有する短所を解決し、優れたフィルム形成性
、耐久性、耐汚染性、硬度、耐熱性を有する水性被覆組
成物を見い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、アクリル系コモノマー100重量部に
対し、コロイダルシリカ10〜500重量部を水系で乳
化重合して得られる水分散性樹脂組成物〔A〕と分子内
にアルコキシシラン基を有する水性樹脂[B]とを[A
]:[:B]=95 : 5〜5:95(固形分重量比
)の割合にて含有する水性被覆組成物である。
本発明において使用する水分散性樹脂組成物とは、アク
リル系コモノマー、即ちα、β−モノエチレン性不飽和
カルボン酸アルキルエステルおよびアルケニルベンゼン
から選ばれる一種もしくは二重以上の単量体100重址
部(固型分換算)に対し、コロイダルシリカ10〜50
0重量部(固型分換算)を水系で乳化重合して得られる
水分散性組成物のことでちる。好ましくはアクリル系コ
モノマー100重量部(固型分換算)に対し、コロイダ
ルシリカ10〜500重量部(固型分換算)を陰イオン
界面活性剤、および(または)非イオン界面活性剤の存
在下、水系にて乳化重合して得られる水分散性組成物が
よい。
ここにおいて、上記アクリル系コモノマーとしては(メ
タ)アクリル酸と炭素数が1〜18なるアルカノールと
のエステルなどが挙げられるが、そのうちでも代表的な
ものには(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル% (メタ)
アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2−エチル
ヘキシル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリ
ル酸ドデシルマタハ(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシ
エチルなどがある。
また、前記のアルケニルベンゼンとして代表的なものに
はスチレン、α−メチルスチレンまたはビニルトルエン
などがある。
このほか、これらのエステル系コモノマーおよび/また
はアルケニルベンゼンと共重合可能な単量体である(メ
タ)アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル
酸、クロトン酸またはイタコン酸などの如きα、β−モ
ノエチレン性不飽和カルボン酸類の使用も可能である。
また、ジビニルジメトキシシラン、ジビニルビ゛スーβ
−メトキシーエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリス−β−メトキシ−エトキシシランまた
はr−メタクリルオキクプロビルトリメトキシシランの
如きジーあるいはトリアルコキシシラン系化合物などの
重合性不飽和結合とアルコキシシラン基を有するシラン
モノマーを乳化重合時に20重量%(モノマー中)以下
程度併用すれば、さらに有機系ポリマーと無機系ポリマ
ーの相溶性が向上し、より安定的な水分散性組成物が得
られ、塗膜の耐久力もさらに向上する。
前記コロイダルシリカとはS10.を基本単位とする水
中分散体にして、とくに4〜100μmなる粒子径を有
するものを相称するが、かかるコロイダルシリカの分散
液の状態としては酸性側および塩基性側のいずれであっ
ても用いることができ、乳化重合時における諸条件に応
じて適宜選択することができる。
これらのうち、酸性側コロイダルシリカとしては1スノ
ーテツクス0」(日量化学工業■製品)が代表的なもの
であり、他方、塩基性側のコロイダルシリカとしては「
スノーテックス20,30,40.CおよびNJ (同
上社製品)が代表的なものである。
このようなコロイダルシリカの使用範囲はアクリル系コ
モノマー100重量部に対し10〜500重債部である
アクリル系コモノマー100重量部に対してコロイダル
シリカが10重量部未満であると、有機−無機の強固な
複合被膜を形成する効果が発現せず、耐久性、硬度、耐
汚染性等のコロイダルシリカの持つ特長が低下してし1
つ。逆に500tt部を越えるとアクリル系ポリマーの
持つ柔軟性が低下してしまう。
一方、本発明で用いる分子内にアルコキシシラン基を有
する水性樹脂とは、ジビニルジメトキシシラン、ジビニ
ルヒス−β−メトキシ−エトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、ビニルトリス−β−メトキシ−エトキシ
シランまたはr−メタクリルオキシプロピルメトキシシ
ランの如きジーあるいはトリアルコキシシラン系化合物
などの重合性不飽和結合とアルコキシシラン基を有する
シランモノマーを必須成分として通常実施されている例
えば特開昭57−73058号公報の如き水溶性接脂合
成法によって得られる水性樹脂である。
コロイダルシリカの存在下で乳化重合して得られる水分
散性樹脂組成物[A)と分子内にアルコキシシラン基を
有する水性樹脂〔B〕との固型分重曾比は95:5〜5
:95の範囲が望ましく、[A]の比率が95を越える
とフィルム形成性が低下し、連続的な塗膜が得られない
。又、CB〕の比率が95を越えると、[A]の持つ硬
度、耐久性等の特徴が発現されずCBIの持つ特徴だけ
が発現し、耐久性のある硬い塗膜は得られない。
本発明にて得られる水性被覆組成物は、常乾にてフィル
ム形成性が良好で、優れた耐久性、耐汚染性、硬度、耐
熱性′!I−有していることが認められた。上記のよう
な特長を有し得る理由は必らずしも明確ではないが、乳
化重合の際、コロイダルシリカの表面OH基と酸モノマ
ーやシランモノマーとが反応して架橋結合し、この結果
、有機−無機ハイブリッド型水分散性組成物が形成され
ると考えられる。ハイブリッド型に成っているので単に
混和したものより、柔軟性に優れ、フィルム形成性及び
保存安定性に優れている。
又、コロイダルシリカの比率が高い場合フィルム形成時
に塗膜自体に収縮、凝集力が働き、クラックが発生する
場合があるが、本発明では水性樹脂が発生する収縮、凝
集力をも吸収してし1い、良好なフィルム形成性を発揮
しているものと考えられる。
更に水性樹脂中に含まれるアルコキシシラン基が加水分
解され、それがコロイダルシリカの表面OH基とシラノ
ール縮合奮起し、架橋された硬くて耐汚染性、耐熱性に
優れた架橋フィルムを形成するものと考えられる。
尚、前記したアルコキシシラン基の加水分解はアルカリ
側でも酸性側でも起るが、加水分解速度を速めたい場合
はpiを酸性側に調整するとよく、酸注解媒やSn系%
Zr系、Ti系の配位化合物の触媒を使用することも架
橋に貢献するものである。
又、得られた水性被覆組成物に、必要に応じて通常塗料
に用いられる顔料(二酸化チタン、炭酸カルシウム、炭
酸バリウム、カオリン等白色系顔料、ベンガラ、カーボ
ン、シアニンブルー等有色系顔料)や可塑剤、溶剤、分
散剤、増粘剤、消泡剤、防腐剤等の通常の塗料用組成分
として使用される添加剤を混合して使用することもさし
つかえない。
本発明の水性被覆組成物は、塗料として、また、紙、9
維及び各種コーティング(例えば、ガラス、アスベスト
プラスチックス、セラミック等)に有用である。
(効果) 本発明組成物は常温乾燥による優れたフィルム形成性を
発揮し、又、耐久性、耐汚染性、硬度、耐熱性に優れた
塗膜が形成できる。
(実施例) 次に本発明を実施例または比較例によυ具体的に説明す
るが、以下において部および%は特に断わりのない限り
すべて重量基準であるものとする。
製造例1(水分散性樹脂組成物−■の製造)(1)重合
性七ツマー類 2−エチルへキシルアクリレ−)      43Mメ
チルメタクリレート          55〃アクリ
ル酸         2〃 (2) 界面活性剤類 ラウリルスルホン酸ナトリウム      6〃(3)
  コロイダルシリカ類 「スノーテックス50J (固型分=50%)667/
/(4)イオン交換水           88〃(
5)重合開始剤類 過硫r”Rアンモニウム          0.5〃
亜硫酸水素ナトリウム          0.2〃四
つロフラスコに界面活性剤、コロイダルシリカ及びイオ
ン交換水を仕込んで窒素気流中で60℃まで昇温し、次
いで重合開始剤類を添加し、さらに重合性七ツマー類の
混合物を3時間に亘って滴下したが、この際の反応温度
は60〜70℃なる範囲に調整した。滴下終了後も同温
度範囲に2時間保持しつつ、r、y押下に反応上継続さ
せ、次いで冷却して14%アンモニア水でpH8〜9に
調節して固型分が35%なる安定な水分散性樹脂組成物
−〇2得た。
製造例2(同一■の製造) (1)  重合性モノマー類 2−エチルへキシルアクリレ−1’     43mメ
チルメタクリレート          55〃アクリ
ル酸         1〃 r−メタクリルオキシグロビル       1〃トリ
メトキシシラン (2)界面活性剤類 ラウリルスルホン酸ナトリウム      3〃(3)
  コロイダルシリカ類 「スノーテックス60」(固型分=30%) 667部
(4)イオン交換水           88〃(5
)重合開始剤類 過硫酸アンモニウム          0.5”亜硫
酸水素ナトリウム          0.2NN上記
台にて製造例1と同様に製造し、14%アンモニア水で
pH8〜9に調節して固型分が35%なる安定な水分散
性樹脂組成物−■を得へ 製造例3(同一■の製造) (11重合性モノマー類 2−エチルへキシルアクリレート    43mメチル
メタクリレート          55〃アクリル酸
         2〃 (2)界面活性剤類 ラウリルスルホン酸ナトリウム      3〃(3)
  コロイダルシリカ類 「スノーテックス60」(固型分=30%)  20部
(4)イオン交換水          181〃(5
)重合開始剤類 過硫酸アンモニウム           0.5〃亜
硫酸水素ナトリウム          0.2〃上上
記台にて製造例1と同様に製造し、14%アンモニア水
でpH8〜9に調節して固型分が35%なる安定な水分
散性樹脂組成物−■を得た。
製造例4(同一■の製造) +11  重合性モノマー類 2−エチルへキシルアクリレート    43部メチル
メタクリレート          55〃アクリル酸
         2I (2)界面活性剤類 ラウリルスルホン酸ナトリウム      ろ〃(3)
  コロイダルシリカ類 「スノーテックス30」(固型分=30%)2.000
部(4)重合開始剤類 過硫酸アンモニウム          0.5〃亜硫
酸水素ナトリウム         Q、2〃上上記台
にて製造例1と同様に製造し、14%アンモニア水でp
H8〜9に調節して固型分が33%なる安定な水分散性
樹脂組成物−■を得た。
製造例5(同一■の製造) (1)  重合性モノマー類 2−エチルへキシルアクリレート     46部メチ
ルメタクリレート           551/アク
リル酸         2〃 (2)  界面活性剤類 ラウリルスルホン酸ナトリウム      3〃(3)
イオン交換水          192部(4)重合
開始剤類 過硫酸アンモニウム          (15//亜
硫酸水素ナトリウム         0.2〃上上記
台にて製造例1と同様に製造し、14%アンモニア水で
pH8〜9に調節して固型分35%なる安定な水分散性
樹脂組成物−■を得た。
製造例6(水性樹脂−■の製造) (11重重合性モノマー 類−エチルへキシルアクリレート    40部メチル
メタクリレート          60〃r−メタク
リルオキシグロビル      20〃メトキシシラン メタクリル酸           10〃(2)溶 
剤 イングロビルアルコール       30ON(3)
重合開始剤 t−ブチルパーオキシオクトエート    2部三つロ
フラスコにインプロピルアルコールを仕込んで窒素気流
中で80℃1で件温し、次いで重合開始剤を添加し。
さらに重合性モノマー類の混合物を6時間に亘って滴下
したが、この際の反応温度は80〜85℃になる範囲に
調整した。滴下終了後も同温度範囲に5時間保持しつつ
、撹拌下に反応を継続させ、次いで冷却して固型分が2
5%なる安定な水性樹脂−■を得た。
製造例7(水性樹脂−■の製造) 製造例6で使用したr−メタクリルオキシグロビルメト
キシ7ラン20部に代えてビニルトリエトキシシラン2
0部を使用し、以下、製造例6と同様にして水性樹脂−
■を得た。
製造例8(水性樹脂−■の製造) 製造例6で使用したr−メタクリルオキシグロビルメト
キシシラン20部に代えてビニルトリス(2−メトキシ
エトヤシ)シラン20部を使用し、以下製造例6と同様
にして水性樹脂−〇を得九 実施例1〜3.比較例1〜6 前述の製造例1〜6にて得た各樹脂組成物を第1表に示
す如き割合にて配合し、更に各配合物のonを14%ア
ンモニア水にてpH8〜9に調節して水性被覆組成物を
調製した。
得られた各水性被覆組成物を塗布し、それぞれについて
ポットライフ、フィルム形成性、硬度、耐汚染性、耐水
性、耐アルカリ性、溶剤に対するゲル分車並びに膨潤率
等を評価した。
評価結果を第1表に1とめて示す。
尚、評価方法は次の通りである。
(1)  ポットライフ 得られた水性被覆組成物を100ccサンプル瓶に10
0y採取し、25℃にて保存して増粘−ゲル化を目視で
判定。水性被覆組成物の流動性がなくなった日数をポッ
トライフとして記載。
(2)フィルム形成性 各水性液υ組放物を6ミルアプリケーターにてガラス板
上へ塗布し、25℃、65%RH中にて2日間乾燥し、
クラックの有無を肉眼にて観察。
(3)硬 度 フィルム形成性を観察した試料のエンピッ硬度を測定(
破壊硬度)。
(4)耐汚染性 フィルム形成性評価のための試料と同様に作成した試料
上に市販カーボン紙を乗せ、更にその上にガラス板を乗
せ、2駿の分銅をガラス板上の上に置き50℃乾燥機中
で5分間静置後カーボン紙をはがし、フィルムへカーボ
ンの付着状態を肉眼にて観察。
(5)耐水性 フィルム形成性評価の試料と同様に作成した試料を水中
へ7日間浸漬し、フィルムの白化、膨潤の程度を肉眼に
て観察。
(6)耐アルカリ性 フィルム形成評価の試料と同様に作成した試料を6%N
aOH水溶液中へ浸漬し、フィルムの白化、膨潤の程度
を肉眼にて観察。
(7)ゲル分軍、(8)膨潤率 離型紙上へ乾燥膜厚が0.8〜tQam程度になるよう
に水性被覆組成物を塗布し、25℃、65%RH中で7
日間乾燥後% 1辺が2cr!tの正方形フィルムの試
料を作成し、5occアセトン中へ48時間浸漬し、重
量と面積の変化率を次式にて算出。
アセトン浸漬前のフィルムの重量 但し、アセトン浸漬後のフィルムの重−計はアセトン中
から取り出し、80℃にて1時間乾燥したフィルムの!
f 但し、アセトン浸漬後のフィルムの面積はアセトン中か
ら取シ出し、すぐに辺の長さを測乞 実施例 4 製造例1で得た水分散性樹脂組成物−〇 100部に製
造例7で得た水性樹脂−■ 60部を配合し、次いで1
4%アンモニア水にてpH8〜9に調節して水性被覆組
成物を調製した。得られた水性被覆組成物について同様
に評価したところ、ポットライフは6日、硬度は6Hで
あシ、又フィルム形成性、耐汚染性、耐水性、耐アルカ
リ性はいずれも良好であった。
実施例 5 製造例1で得た水分散性樹脂組成物−■ 100部に製
造例日で得た水性樹脂−■ 60部を配合し、次いで1
4%アンモニア水にてpH8〜9に調節して水性被覆組
成物を調製した。得られた水性被覆組成物について評価
したところポットライフは8日、硬度は2Hであり、フ
ィルム形成性、耐汚染性、耐水性、耐アルカリ性は良好
であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクリル系コモノマー100重量部に対し、コロイ
    ダルシリカ10〜500重量部を水系で乳化重合して得
    られる水分散性樹脂組成物〔A〕と分子内にアルコキシ
    シラン基を有する水性樹脂〔B〕とを、〔A〕:〔B〕
    =95:5〜5:95(固形分重量比)の割合にて含有
    する水性被覆組成物。
JP18076586A 1986-07-31 1986-07-31 水性被覆組成物 Pending JPS6337168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18076586A JPS6337168A (ja) 1986-07-31 1986-07-31 水性被覆組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18076586A JPS6337168A (ja) 1986-07-31 1986-07-31 水性被覆組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6337168A true JPS6337168A (ja) 1988-02-17

Family

ID=16088930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18076586A Pending JPS6337168A (ja) 1986-07-31 1986-07-31 水性被覆組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6337168A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007167114A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Shimano Inc
JP2008239779A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Dainippon Toryo Co Ltd 低汚染性水性被覆組成物及びその被覆物
JP2009149527A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Shiseido Co Ltd 増粘剤組成物およびその製造方法
WO2021039224A1 (ja) * 2019-08-23 2021-03-04 株式会社日本製鋼所 複合粒子、樹脂、複合粒子の製造方法および樹脂の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61155474A (ja) * 1984-12-28 1986-07-15 Kansai Paint Co Ltd 水性被覆用組成物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61155474A (ja) * 1984-12-28 1986-07-15 Kansai Paint Co Ltd 水性被覆用組成物

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007167114A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Shimano Inc
JP2008239779A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Dainippon Toryo Co Ltd 低汚染性水性被覆組成物及びその被覆物
JP2009149527A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Shiseido Co Ltd 増粘剤組成物およびその製造方法
WO2021039224A1 (ja) * 2019-08-23 2021-03-04 株式会社日本製鋼所 複合粒子、樹脂、複合粒子の製造方法および樹脂の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0123927B1 (en) Water resistant compositions
JP3727663B2 (ja) 界面活性剤含有アセトアセトキシ官能及びエナミン官能ポリマー
JPS6337167A (ja) 水性被覆用組成物
JP5905000B2 (ja) 水性結合剤組成物
WO1997020004A1 (fr) Composition de resine solidifiable pour peintures a l'eau
KR20120118434A (ko) 내수백화 코팅용 코폴리머 분산물
CA1206665A (en) Process for the preparation of a polymer dispersion
CN101809047A (zh) 可交联的单体和聚合物及它们的用途
EP1219650A2 (en) Star polymer colloidal stabilizers
JPS61155474A (ja) 水性被覆用組成物
JPH107940A (ja) コーティング組成物
JPS62241965A (ja) エマルシヨン組成物
JP2685600B2 (ja) ポリ塩化ビニル用水性表面処理剤
CA1328703C (en) Silylated addition polymers with pendant ionic moieties
JP3358873B2 (ja) プライマー用水溶液
JPS6337168A (ja) 水性被覆組成物
JP3358872B2 (ja) プライマー用水性液
US5032455A (en) Silyated addition polymers with pendant ionic moieties
JPH04185607A (ja) 保護コロイド系再分散性アクリル樹脂エマルジョン粉末とその製造方法
CN112771112B (zh) 水性组合物
JPS62241901A (ja) 自己分散型水性樹脂の製造法
JPH03229766A (ja) プライマー用水性液
JP4484260B2 (ja) 水性塗料組成物
JP3602180B2 (ja) 窯業セメント系外装材仕上げ塗料用エマルジョン
JPH09328375A (ja) 窯業系サイディングボード用水性下地処理剤