JPS633704Y2 - - Google Patents

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JPS633704Y2
JPS633704Y2 JP1279984U JP1279984U JPS633704Y2 JP S633704 Y2 JPS633704 Y2 JP S633704Y2 JP 1279984 U JP1279984 U JP 1279984U JP 1279984 U JP1279984 U JP 1279984U JP S633704 Y2 JPS633704 Y2 JP S633704Y2
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JP
Japan
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guide
cooling water
pass line
wire
guide nozzle
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JP1279984U
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JPS59148119U (ja
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、線材圧延設備における冷却装置に関
するものである。
線材を熱間圧延する線材圧延設備においては、
線材のパスライン上に、水冷ゾーンと復熱ゾーン
とをライン方向に交互に複数組設け、各ゾーンの
ガイドノズル、トラフに案内されて通過する間
に、線材の水冷及び復熱を繰返して交互に行な
い、線材を徐々に冷却するようにしている。
処で、この種の設備の冷却ゾーンでは、線材が
高速でガイドノズル中を通過するため、線材とガ
イドノズルとの隙間が大きすぎれば、線材に振れ
が発生し、傷、腰折れによるミスロール等の原因
となり、また隙間が小さすぎれば、抵抗が大とな
つてミスロール、反り等が発生する原因となる。
従つて、ガイドノズルは常に適正な隙間を保つよ
うに厳密に管理する必要があり、摩損等によつて
隙間が大きくなつた場合には、新しいものと交換
しなければならない。しかし、従来は1ライン分
しか設置しておらず、しかもガイド部材はライン
方向に多数直列状にある上に、ガイドノズルでは
冷却水によつて線材を冷却する必要があるため、
そのガイドノズルの交換等のメンテナンスは非常
に困難であり、圧延設備の稼動率を低下させるこ
とになる。また線材の線径を太物から細物、或い
は細物から太物に交換した場合も同様のことが云
える。
本考案は、このような従来の問題点を解消する
ことを目的として提供されたものであつて、その
特徴とするところは、線材1のパスライン4と平
行な支軸13により回動自在に支持された回動枠
12を設け、この回動枠12に、線材1を案内す
る複数個のガイドノズル18,19を、回動枠1
2を前記支軸13廻りに回動させた時に各ガイド
ノズル18,19がパスライン4上に選択的に位
置するようにパスライン4と平行に設けると共
に、ガイドノズル18,19内部と連通する冷却
水タンク22,23を、ガイドノズル18,19
がパスライン4上に位置した時に該ガイドノズル
18,19の下側となるように各ガイドノズル1
8,19に対応して回動枠12に夫々設け、ガイ
ドノズル18,19がパスライン4上に位置した
時に、そのガイドノズル18,19側の冷却水タ
ンク22,23に冷却水を供給するように接続す
る冷却水供給管24を設けた点にある。
以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図は線材圧延設備の概略を示し、1は線
材、2は圧延機、3は冷却装置であつて、線材1
のパスライン4上に、水冷ゾーン5と復熱ゾーン
6とを交互に複数個備えて成り、線材1を水冷、
復熱を繰返しながら徐々に冷却する。7は線材1
を螺旋状に成形するループ形成機、8は線材1を
調整冷却する冷却床、9は線材1をコイル状に集
積する集積装置である。各水冷ゾーン5には第2
図乃至第4図に示すような水冷装置10がライン
方向に複数個設けられている。
第2図及び第3図において、12はパスライン
4と平行に配置された回動枠で、長手方向両端の
支軸13を介して軸受14により回動自在に支持
され、またその軸受14は支柱15の上端に取付
けられている。回動枠12の両側には所定間隔お
きに保持体16,17が装着されている。各保持
体16,17の内、回動枠12の一方側の保持体
16には例えば太物用のガイドノズル18が、ま
た他方の保持体17には細物用のガイドノズル1
9が夫々ライン方向に一直線状になるようにして
着脱自在に設けられている。保持体16,17は
第4図に示すように内部に冷却水吸上孔20,2
1を有し、その各吸上孔20,21から線材1の
通過に伴なつて冷却水タンク22,23内の冷却
水をガイドノズル18,19内に吸上げるように
構成されている。各ガイドノズル18,19は回
動枠12の支軸13廻りの反転回動によつてパス
ライン4上に選択的に置換可能であり、また回動
枠12は図外のストツパー機構により各反転位置
に固定可能である。冷却水タンク22,23は回
動枠12に対して点対称に設けられ、その各冷却
水タンク22,23には冷却水供給管24の接続
部25,26が設けられている。27は冷却水を
回収する回収タンクで、天板28及び側板29が
蝶番により開閉自在に設けられている。なおガイ
ドノズル18,19の先端側は支持体30により
支持されている。
次に作用を説明する。細物の線材1の圧延時に
は、水冷装置10側では、そのガイドノズル19
を図示の如くパスライン4上に位置させ、これに
よつて線材1を案内する。この時、ガイドノズル
19内の線材1の移動によつて冷却水タンク23
内の冷却水が吸上げられ、この冷却水によつて線
材1の水冷がなされる。冷却水は回収タンク27
に回収される。
細物から太物の線材1に切換える際には、回収
タンク27の天板28及び側板29を開き、冷却
水供給管24を接続部26から取外した後、回動
枠12を支軸13廻りに180゜回動させて反転し、
パスライン4上に太物用のガイドノズル18を置
換する。そして次に冷却水タンク22の接続部2
5に冷却水供給管24を接続し、天板28及び側
板29を閉じれば良く、従つてガイドノズル1
8,19相互の交換が容易である。
なお上記実施例では、ガイドノズル18,19
は線径の異なる場合を例示したが、同径用のもの
であつても良く、同径にしておけば、詰り等のミ
スが発生した際に、他のガイドノズル18,19
に切換えて即時に運転を再開でき、詰まつた線材
は運転中でも処理できる。
また実施例では、線材1の通過に伴なつて冷却
水タンク22,23の冷却水を吸上げる形式のも
のを例示したが、これに限定されるものではな
く、冷却水タンク22,23からガイドノズル1
8,19へと冷却水を圧送する形式のものであつ
ても良く、この場合には冷却水タンク22,23
を介することによつて冷却水圧力を均一にでき
る。
本考案では、回動枠を支軸廻りに回動させた時
に、該回動枠に設けた複数個のガイドノズルが選
択的にパスライン上に位置するようにしているの
で、ガイドノズルの交換が従来に比較して非常に
容易であり、従つて、細径の変更、メンテナンス
が能率的となり、圧延設備の稼動率が向上する。
また各ガイドノズルに対応して冷却水タンクを
夫々設けており、パスライン上に位置するガイド
ノズル側の冷却水タンクに接続するように冷却水
供給管を設けているので、回動枠の回動でガイド
ノズルを交換するようにしているにも拘らず、簡
単でかつ確実に線材を冷却できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を例示し、第1図は全
体の概略平面図、第2図は水冷装置の断面図、第
3図は第2図の−矢視図、第4図はガイドノ
ズル部の断面図である。 1……線材、3……冷却装置、4……パスライ
ン、5……水冷ゾーン、6……復熱ゾーン、10
……水冷装置、11……復熱装置、12……回動
枠、13……支軸、18,19……ガイドノズ
ル、23……冷却水タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 線材1のパスライン4と平行な支軸13により
    回動自在に支持された回動枠12を設け、この回
    動枠12に、線材1を案内する複数個のガイドノ
    ズル18,19を、回動枠12を前記支軸13廻
    りに回動させた時に各ガイドノズル18,19が
    パスライン4上に選択的に位置するようにパスラ
    イン4と平行に設けると共に、ガイドノズル1
    8,19内部と連通する冷却水タンク22,23
    を、ガイドノズル18,19がパスライン4上に
    位置した時に該ガイドノズル18,19の下側と
    なるように各ガイドノズル18,19に対応して
    回動枠12に夫々設け、ガイドノズル18,19
    がパスライン4上に位置した時に、そのガイドノ
    ズル18,19側の冷却水タンク22,23に冷
    却水を供給するように接続する冷却水供給管24
    を設けたことを特徴とする線材圧延設備における
    冷却装置。
JP1279984U 1984-01-30 1984-01-30 線材圧延設備における冷却装置 Granted JPS59148119U (ja)

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JP1279984U JPS59148119U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 線材圧延設備における冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS59148119U JPS59148119U (ja) 1984-10-03
JPS633704Y2 true JPS633704Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=30144192

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JP1279984U Granted JPS59148119U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 線材圧延設備における冷却装置

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JP4991485B2 (ja) * 2007-10-30 2012-08-01 Jfe条鋼株式会社 条鋼圧延におけるトラフ装置

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JPS59148119U (ja) 1984-10-03

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