JPS6034405Y2 - 線材圧延設備における線材案内装置 - Google Patents

線材圧延設備における線材案内装置

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Publication number
JPS6034405Y2
JPS6034405Y2 JP6401881U JP6401881U JPS6034405Y2 JP S6034405 Y2 JPS6034405 Y2 JP S6034405Y2 JP 6401881 U JP6401881 U JP 6401881U JP 6401881 U JP6401881 U JP 6401881U JP S6034405 Y2 JPS6034405 Y2 JP S6034405Y2
Authority
JP
Japan
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wire rod
wire
pass line
sliding frame
guide
Prior art date
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Expired
Application number
JP6401881U
Other languages
English (en)
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JPS57185420U (ja
Inventor
福男 大田
重治 山之内
豊治 勝見
清 丹羽
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、線材圧延設備における線材案内装置に関する
ものである。
線材を熱間圧延する線材圧延設備においては、線材のパ
スライン上に、水冷ゾーンと復熱ゾーンとをライン方向
に交互に複数組設け、各ゾーンのノズル、トラフ等のガ
イド部材に案内されて通過する間に、線材の水冷及び復
熱を繰返して交互に行ない、線材を徐々に冷却するよう
にしている。
この種の線材案内装置では、線材が高速でガイド部材中
を通過するため、線材とガイド部材との隙間が大きすぎ
れば、線材に振れが発生し、傷、腰折れ、ミス口−−ル
等の原因となり、また隙間が小さすぎれば、抵抗が大と
なってミスロール、反り等が発生する原因となる。
従って、ガイド部材は常に圧延される線材の線径に見合
った適正なものを使用しなければならない。
しかし、従来は1ライン分しか設置しておらず、しかも
ガイド部材はライン方向に多数直列状にあるため1、線
材の線径をを大物から細物、或いはその逆に変更した場
合には、ガイド部材の交換の長時間を要し、稼動率が著
しく低下する欠点があった。
本考案は、このような従来の問題点を解消することを目
的として提供されたものであって、その特徴とするとこ
ろは、圧延線材1が通過するパスライン4上に、該線材
1を案内するガイド部材31.32を設けた線材圧延設
備における線材案内装置において、架台37上に固定さ
れたガイド枠36に、パスライン4と直交する横方向に
摺動自在に摺動枠35を備え、この摺動枠35に、パス
ライン4上で線材を案内するガイド部材31,32を、
圧延される線材1の各種線径に見合って横方向に複数種
類設け、この各ガイド部材31,32がパスライン4上
に選択的に位置するように摺動枠35を摺動させる駆動
装置38を該摺動枠35の下方側に設け、パスライン4
上のガイド部材31.32に対し冷却水を供給する給水
管46をパスライン4上方に設けたものである。
以下、図示の実施例について本考案を詳述すると、第1
図は線材圧延設備の概略を示し、1は線材、2は圧延機
、3は冷却装置であって、圧延線材1のパスライン4上
に、水冷ゾーン5と復熱ゾーン6とを交互に複数個備え
て戒り、線材1を水冷、復熱を繰返しながら徐々に冷却
する。
7は線材1を螺旋状に底形するループ形成機、8は線材
1を調整冷却する冷却床、9は線材1はコイル状に集積
する集積装置である。
各復熱ゾーン6には第2図乃至第4図に示すような線材
案内装置11がパスライン方向に夫々設られている。
即ち、第2図及び第3図において、31.32は線材1
を案内するガイド部材としてのトラフであって、トラフ
31は太物用、トラフ32は細物用とされており、これ
らには第4図の如く上面側に押え蓋33.34が開閉自
在に取付けられている。
各トラフ31,32は摺動枠35上に平行に並べて設け
られると共に、ライン方向に同一直線上に位置すべく複
数個設けられている。
摺動枠35は各トラフ31,32がパスライン4上に選
択的に置換すべく一対のガイド枠36上を横方向に摺動
自在である。
ガイド枠36は架台37上に支持されている。
38は摺動枠35を駆動する駆動装置としてのシリンダ
で、摺動枠35の下方で一対の架台37間に設けられた
支持台39に枢支されており、またそのピストンロッド
40は下部リンク41に連結されている。
下部リンク41は架台37間に軸架された回動軸42の
中間部に固設され、この回動軸42には、長孔43を介
して摺動枠35のブラケット44に連結される上部リン
ク45が両端部に固設されている。
従って、シリンダ38の伸縮により、摺動枠35はパス
ライン4と直交する横方向にガイド枠36上を往復移動
可能である。
46パスライン4上のトラフ32に冷却水を供給する給
水管である。
な々水冷ゾーン5にも適宜ガイド部材が設けられている
次に作用を説明する。
細物の線材1の圧延時には、図示の如<トラフ32をパ
スライン4上に位置させる。
これを大物用のトラフ31に置換する時には、シリンダ
38を伸長動作させれば良い。
即ち、シリンダ38が伸長動作すると、摺動枠35が案
内枠36に沿って第5図右方向に移動するので、トラフ
31をパスライン4上に位置させることができ、この場
合も極く容易に置換できる。
従って、圧延される線材1の線径に見合ったトラフ31
,32を使用して円滑なガイドを遠戚できると共に、そ
の変更時も短時間でなし得、設備の稼動率が低下して生
産性を損うようなことがない。
また使用するトラフ31又は32を給水管46からの給
水によって冷却するため、トラフ31.32の熱歪みを
少なくし、円滑なガイドを期待できる。
本考案では、圧延される各種線材の線径に見合った複数
種のガイド部材を可動枠に設け、線径の変更時に1、駆
動装置により可動枠をガイド枠に沿って摺動させること
によって、各ガイド部材をパスライン上に選択的に位置
させるようにしているので、線材の線径に見合ったガイ
ド部材を使用して常に線材を円滑に案内できると共に、
その変更も極く容易であり、設備の生産性を損うことも
ない。
またパスライン上のガイド部材に対して給水管により冷
却水を供給し、使用中のガイド部材を冷却するようにし
ているので、ガイド部材の熱歪みを防止でき、従って、
線径に見合ったガイド部材を熱歪みなく最適な状態で使
用でき、ミスロール等の発生も少なくなるので、この点
でも圧延設備の稼動率が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を例示し、第1図は全体の概略
平面図、第2図は線材案内装置の正面図、第3図は同側
面図、第4図はトラフ部の拡大図である。 1・・・・・・線材、3・・・・・・冷却装置、4・・
・・・・パスライン、5・・・・・・水冷ゾーン、6・
・・・・・復熱ゾーン、31.32・・・・・・トラフ
(ガイド部材)、35・・・・・・摺動枠、36・・・
・・・ガイド枠、37・・・・・・架台、38・・・・
・・シリンダー(駆動装置)、46・・・・・・給水管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧延線材1が通過するパスライン4上に、該線材1を案
    内するガイド部材31.32を設けた線材圧延設備にお
    ける線材案内装置において、架台37上に固定されたガ
    イド枠36に、パスライン4と直交する横方向に摺動自
    在に摺動枠35を備え、この摺動枠35に、パスライン
    4上で線材を案内するガイド部材31.32を、圧延さ
    れる線材1の各種線径に見合って横方向に複数種類設け
    、この各ガイド部材31.32がパスライン4上に選択
    的に位置するように摺動枠35を摺動させる駆動装置3
    8を該摺動枠35の下方側に設け、パスライン4上のガ
    イド部材31.32に対して冷却水を供給する給水管4
    6をパスライン4上方に設けたことを特徴とする線材圧
    延設備における線材案内装置。
JP6401881U 1981-04-30 1981-04-30 線材圧延設備における線材案内装置 Expired JPS6034405Y2 (ja)

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JP6401881U JPS6034405Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 線材圧延設備における線材案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57185420U JPS57185420U (ja) 1982-11-25
JPS6034405Y2 true JPS6034405Y2 (ja) 1985-10-14

Family

ID=29860106

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