JPS6336831B2 - - Google Patents
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- JPS6336831B2 JPS6336831B2 JP55189218A JP18921880A JPS6336831B2 JP S6336831 B2 JPS6336831 B2 JP S6336831B2 JP 55189218 A JP55189218 A JP 55189218A JP 18921880 A JP18921880 A JP 18921880A JP S6336831 B2 JPS6336831 B2 JP S6336831B2
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- chamber
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- solvent
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B13/00—Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
- B05B13/02—Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
- B05B13/04—Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation
- B05B13/0421—Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation with rotating spray heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B14/00—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
- B05B14/40—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B14/00—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
- B05B14/40—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
- B05B14/41—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by cleaning the walls of the booth
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は連続式スプレイ塗装システムに関す
る。
る。
従来の連続式スプレイ塗装装置には種々の欠点
があつた。即ち、オーバースプレイが多く塗着
効率が低かつた。連続式スプレイ塗装ブースに
於ける被塗物出入の開口部からの塗料ミストの逸
散が多く作業環境を著しく害した。スプレイ塗
装ブースの内壁及び底面に付着した塗料は回収困
難のため総べてが放棄されていた。またオーバー
スプレイして塗装箇所の底部などに溜まつた余剰
塗料も同様に放棄されていた等である。
があつた。即ち、オーバースプレイが多く塗着
効率が低かつた。連続式スプレイ塗装ブースに
於ける被塗物出入の開口部からの塗料ミストの逸
散が多く作業環境を著しく害した。スプレイ塗
装ブースの内壁及び底面に付着した塗料は回収困
難のため総べてが放棄されていた。またオーバー
スプレイして塗装箇所の底部などに溜まつた余剰
塗料も同様に放棄されていた等である。
本発明の目的は連続式スプレイ塗装々置に於い
て、塗着効率を上げ、塗装チヤンバ上に設けられ
た被塗物の出入の開口部からの塗料ミストの漏出
を防ぐと共に該チヤンバからの排気を浄化し、更
に該塗装チヤンバ内に集溜した塗料を回収して再
使用し、総合的に塗料の冗費を省くと共に作業環
境を改善する塗装システムを提供するにある。
て、塗着効率を上げ、塗装チヤンバ上に設けられ
た被塗物の出入の開口部からの塗料ミストの漏出
を防ぐと共に該チヤンバからの排気を浄化し、更
に該塗装チヤンバ内に集溜した塗料を回収して再
使用し、総合的に塗料の冗費を省くと共に作業環
境を改善する塗装システムを提供するにある。
本発明の要旨は、再溶解性塗料使用の連続式ス
プレイ塗装々置に於いて、発生する塗料の冗費を
防ぐためにあらゆる観点に立つてそれらの改良を
加えた各種の装置の組合せによつて構成された塗
装システムである。即ち、塗装チヤンバ内に発生
する塗料ミストの飛散を極力抑えるために本出願
人による実開昭57−111372号公報「連続式スプレ
イ塗装チヤンバ」を採用し、また、該塗装チヤン
バ上の被塗物の出入の開口部よりの塗料ミスト混
合空気の漏出を防止して作業環境改善をはかるた
めに本出願人による特開昭57−156016号公報「塗
料ミスト混合空気の洗浄排気装置」を採用し、更
に上記塗装チヤンバの内壁面及び底面上に付着し
てその底部に集溜した剰余塗料を回収して自動的
に再使用して資源の冗費を防ぐための、本出願人
による特開昭57−107261号公報「塗料の回収とそ
の再使用回路」等を設けて、総合的に冗費の節減
と環境衛生の改善を計る連続式スプレイ塗装シス
テムである。
プレイ塗装々置に於いて、発生する塗料の冗費を
防ぐためにあらゆる観点に立つてそれらの改良を
加えた各種の装置の組合せによつて構成された塗
装システムである。即ち、塗装チヤンバ内に発生
する塗料ミストの飛散を極力抑えるために本出願
人による実開昭57−111372号公報「連続式スプレ
イ塗装チヤンバ」を採用し、また、該塗装チヤン
バ上の被塗物の出入の開口部よりの塗料ミスト混
合空気の漏出を防止して作業環境改善をはかるた
めに本出願人による特開昭57−156016号公報「塗
料ミスト混合空気の洗浄排気装置」を採用し、更
に上記塗装チヤンバの内壁面及び底面上に付着し
てその底部に集溜した剰余塗料を回収して自動的
に再使用して資源の冗費を防ぐための、本出願人
による特開昭57−107261号公報「塗料の回収とそ
の再使用回路」等を設けて、総合的に冗費の節減
と環境衛生の改善を計る連続式スプレイ塗装シス
テムである。
次に本発明によるスプレイ塗装システムを図面
等によつて説明する。上述したように本システム
はその主要部分は三種の装置より構成されるもの
で各個につき説明する。
等によつて説明する。上述したように本システム
はその主要部分は三種の装置より構成されるもの
で各個につき説明する。
(1) 連続式スプレイ塗装チヤンバについて
本装置については本出願人による実開昭57−
111372号公報「連続式スプレイ塗装チヤンバ」
の明細書に詳細は記述されてあるが、これらの
要旨は次の通りである。従来のエアスプレイ式
に於いては、塗料ミストの飛散が非常に多く、
従つて被塗物に塗着される量はスプレイされる
量の40％を下回り塗着効率は極めて低い。それ
ばかりではなく、エアの噴出量は塗料に比して
600倍以上の容積を要するので、該スプレイ塗
装チヤンバ内には、相当量のエアが続々と送入
される。必然的に上記スプレイ塗装チヤンバ上
の被塗物の出入の開口部からは塗料ミストの混
合した空気が逸散し、同チヤンバの周辺には常
に塗料ミストが浮遊して環境衛生を著しく害し
て来たものである。そのエアスプレイ式に対し
て同考案に採用されているエアレススプレイ式
に於いては、塗料のスプレイに際しては一切エ
アを使用せず、即ち第１図に示すように塗料自
体に（塗料ポンプ４により）負荷された内圧に
よつてエアレススプレイノズル５Ａ，…５Ｄか
ら噴出する際に塗料６Ａが微粒子化された加速
されて被塗物１０に到達塗着されるもので、従
来のエアスプレイに見られたエア噴出流による
塗料ミストの四方飛散は非常に少く、塗着効率
も50％前后であり、前記のエアスプレイ式に比
べるとはるかに高い。このような特性を有する
エアレススプレイノズルを連続式スプレイ塗装
チヤンバ１内に取付けた場合には上記のように
塗着効率を上げるばかりではなく、上述のよう
に塗料ミストの塗装チヤンバ上の開口部２，３
からの吹き出しも少く（８Ａ）、環境衛生の改
善に大きく寄与するものである。
111372号公報「連続式スプレイ塗装チヤンバ」
の明細書に詳細は記述されてあるが、これらの
要旨は次の通りである。従来のエアスプレイ式
に於いては、塗料ミストの飛散が非常に多く、
従つて被塗物に塗着される量はスプレイされる
量の40％を下回り塗着効率は極めて低い。それ
ばかりではなく、エアの噴出量は塗料に比して
600倍以上の容積を要するので、該スプレイ塗
装チヤンバ内には、相当量のエアが続々と送入
される。必然的に上記スプレイ塗装チヤンバ上
の被塗物の出入の開口部からは塗料ミストの混
合した空気が逸散し、同チヤンバの周辺には常
に塗料ミストが浮遊して環境衛生を著しく害し
て来たものである。そのエアスプレイ式に対し
て同考案に採用されているエアレススプレイ式
に於いては、塗料のスプレイに際しては一切エ
アを使用せず、即ち第１図に示すように塗料自
体に（塗料ポンプ４により）負荷された内圧に
よつてエアレススプレイノズル５Ａ，…５Ｄか
ら噴出する際に塗料６Ａが微粒子化された加速
されて被塗物１０に到達塗着されるもので、従
来のエアスプレイに見られたエア噴出流による
塗料ミストの四方飛散は非常に少く、塗着効率
も50％前后であり、前記のエアスプレイ式に比
べるとはるかに高い。このような特性を有する
エアレススプレイノズルを連続式スプレイ塗装
チヤンバ１内に取付けた場合には上記のように
塗着効率を上げるばかりではなく、上述のよう
に塗料ミストの塗装チヤンバ上の開口部２，３
からの吹き出しも少く（８Ａ）、環境衛生の改
善に大きく寄与するものである。
(2) 塗料ミスト混合空気の洗浄排気装置について
本装置については本出願人による特開昭57−
156016号公報「塗料ミスト混合空気の洗浄排気
装置」の明細書に詳細に記述されてあるが、こ
れらの要旨は次の通りである。従来の連続式ス
プレイ塗装チヤンバに於いて、被塗物の出入部
は第１図に示すように（２及び３）単に開口さ
れていた。該開口部からは、該チヤンバ内に充
満した塗料ミストの混入した空気が、従来のエ
アスプレイ式に於いては吹き出し、また本発明
に採用された前記のエアレススプレイ装着の塗
装チヤンバに於いても自然漏出することは避け
られない。同発明による「塗料ミスト混合空気
の洗浄排気装置」は、上記塗装チヤンバ上の被
塗物出入の開口部に設けられて同塗装チヤンバ
内から漏出する塗料ミストの混入空気を吸入し
て洗浄し、清浄な空気として同チヤンバ外に排
出する装置である。その原理構造を第２図に示
す。同装置は洗浄排気装置の本体と補助装置で
ある水塗料分離タンクから成つている。先づ本
体について説明する。本体は吸気室（室）、
洗浄室（室）、排気室（室）の三室から成
る。塗装チヤンバ上の被塗物出入の開口部即ち
内外の境界面部に於いて、該塗料チヤンバ内の
塗料ミスト混入空気“CM”と同塗装チヤンバ
外の大気“AT”とを吸入口２１，２２より吸
入する。吸入された塗料ミストＭは吸入室（
室）の上部に於いて連通している隣接の洗浄室
（室）内に吸引される。吸引作用は該洗浄室
にてノズル２５よりの水噴射流Wsによつてそ
の周辺に誘発される気圧低下（ベルヌイの定
理）に因る。即ち同洗浄室内の気圧低下によつ
て大気及び塗料ミストが吸引されるのである。
また同洗浄室内にては水噴射による水の微粒子
によつて、空気中に混入している塗料ミストＭ
が捕捉され、該水微粒子の中に包含されて降下
する。同洗浄室の底部は集水槽２７となつて居
り、これら塗料ミストの含有された水が集溜す
る。と同時に上記洗浄室と隣接の排気室との
隔壁２６の下部、即ち上記集水槽内の水面上部
は欠虚されて居り二室は互いに連通しているの
で、塗料ミストの除去された洗浄空気Awは押
し上げられて排気室の上方に移動する。たゞ
し、該洗浄空気Aw中には水の粒子が含まれて
いるので上記排気室の排出口に設けられたエ
リミネータ２９によつて、それらの水の粒子は
除去される。このようにして、塗料ミストＭと
水粒子Wsとの除去された清浄空気Acが室外に
放出される。一方上記集水槽２７に集水した塗
料の混入した水Ｗ＋Ｐは、同槽の排出管２８を
通つて水塗料分離タンク３１内に入る。該タン
ク内には上下ジグザグ状に仕切板３２，３３，
３４が設けられているので、塗料の混入した水
Ｗ＋Ｐが上下ジグザグ状に通過する際に、比重
の小さい塗料は上方に、比重のより大なる水Ｗ
は下方に分離される。分離された水Ｗは、上記
洗浄用として再使用されるため排水管４１、圧
送水ポンプ４２、配管４３によつてノズル２５
より再噴出される。なお、同タンク内の水位調
整のため浮子３８式開閉弁３９、給水管３７、
供給水管５０によつて自動的に補水される。こ
のように水の反覆使用により極めて少い水の消
費によつて塗料ミスト混入空気の洗浄排気を行
なう装置である。
156016号公報「塗料ミスト混合空気の洗浄排気
装置」の明細書に詳細に記述されてあるが、こ
れらの要旨は次の通りである。従来の連続式ス
プレイ塗装チヤンバに於いて、被塗物の出入部
は第１図に示すように（２及び３）単に開口さ
れていた。該開口部からは、該チヤンバ内に充
満した塗料ミストの混入した空気が、従来のエ
アスプレイ式に於いては吹き出し、また本発明
に採用された前記のエアレススプレイ装着の塗
装チヤンバに於いても自然漏出することは避け
られない。同発明による「塗料ミスト混合空気
の洗浄排気装置」は、上記塗装チヤンバ上の被
塗物出入の開口部に設けられて同塗装チヤンバ
内から漏出する塗料ミストの混入空気を吸入し
て洗浄し、清浄な空気として同チヤンバ外に排
出する装置である。その原理構造を第２図に示
す。同装置は洗浄排気装置の本体と補助装置で
ある水塗料分離タンクから成つている。先づ本
体について説明する。本体は吸気室（室）、
洗浄室（室）、排気室（室）の三室から成
る。塗装チヤンバ上の被塗物出入の開口部即ち
内外の境界面部に於いて、該塗料チヤンバ内の
塗料ミスト混入空気“CM”と同塗装チヤンバ
外の大気“AT”とを吸入口２１，２２より吸
入する。吸入された塗料ミストＭは吸入室（
室）の上部に於いて連通している隣接の洗浄室
（室）内に吸引される。吸引作用は該洗浄室
にてノズル２５よりの水噴射流Wsによつてそ
の周辺に誘発される気圧低下（ベルヌイの定
理）に因る。即ち同洗浄室内の気圧低下によつ
て大気及び塗料ミストが吸引されるのである。
また同洗浄室内にては水噴射による水の微粒子
によつて、空気中に混入している塗料ミストＭ
が捕捉され、該水微粒子の中に包含されて降下
する。同洗浄室の底部は集水槽２７となつて居
り、これら塗料ミストの含有された水が集溜す
る。と同時に上記洗浄室と隣接の排気室との
隔壁２６の下部、即ち上記集水槽内の水面上部
は欠虚されて居り二室は互いに連通しているの
で、塗料ミストの除去された洗浄空気Awは押
し上げられて排気室の上方に移動する。たゞ
し、該洗浄空気Aw中には水の粒子が含まれて
いるので上記排気室の排出口に設けられたエ
リミネータ２９によつて、それらの水の粒子は
除去される。このようにして、塗料ミストＭと
水粒子Wsとの除去された清浄空気Acが室外に
放出される。一方上記集水槽２７に集水した塗
料の混入した水Ｗ＋Ｐは、同槽の排出管２８を
通つて水塗料分離タンク３１内に入る。該タン
ク内には上下ジグザグ状に仕切板３２，３３，
３４が設けられているので、塗料の混入した水
Ｗ＋Ｐが上下ジグザグ状に通過する際に、比重
の小さい塗料は上方に、比重のより大なる水Ｗ
は下方に分離される。分離された水Ｗは、上記
洗浄用として再使用されるため排水管４１、圧
送水ポンプ４２、配管４３によつてノズル２５
より再噴出される。なお、同タンク内の水位調
整のため浮子３８式開閉弁３９、給水管３７、
供給水管５０によつて自動的に補水される。こ
のように水の反覆使用により極めて少い水の消
費によつて塗料ミスト混入空気の洗浄排気を行
なう装置である。
(3) 塗装チヤンバ内に集溜した塗料の回収とその
再使用回路について 本回路については本出願人による特開昭57−
107261号公報「塗料の回収とその再使用回路」
の明細書に詳細に記述されてあるが、これらの
要旨は次の通りである。従来の塗装チヤンバ内
にはその内壁面には多量の塗料ミストが付着
し、また同チヤンバの底部には多量の塗料が溜
積し、これらは時間の経過と共に固化し、その
除去作業は煩雑を極める。そればかりではな
く、これら無駄となつた塗料は使用される塗料
の半分以上にも及び、原価負担も大きなウエイ
トを占めている。これら冗費の解決は業界に於
けるかねがねの課題であつた。同発明はこれら
の問題を一挙に解決するものである。即ち上述
のように、塗装チヤンバの内壁に付着した塗料
は流下して同チヤンバの底部に、また塗料ミス
トも沈降して同様に溜積するので、これらを集
めて配管とポンプとによつて元の塗料タンク内
に戻し、再び従来の如く塗装用として再使用す
るものである。更にこれを詳しく述べると第３
図のフローシートに示すように、先づ塗装チヤ
ンバの底部に設けた塗料集溜槽５２に塗料を集
め、それを配管５３、ポンプ５５，５３ｂ及び
三方切換弁５６を介して戻り管５３ｃを通して
塗料タンク５７内に戻す。同タンク内には粘度
検出器１０１が設けられ、それは更に自動粘度
調整器１０２を介して隣接の溶剤タンク９１内
のポンプ１０３を制御し、適切なる量の溶剤を
塗料タンク内に注入して、常に自動的にある設
定したる塗料粘度を維持する。その設定された
粘度の塗料は従来の如く、塗料ポンプ６０によ
つて圧送され、スプレイノズル７６Ａ，…７６
Ｄよりスプレイされる。
再使用回路について 本回路については本出願人による特開昭57−
107261号公報「塗料の回収とその再使用回路」
の明細書に詳細に記述されてあるが、これらの
要旨は次の通りである。従来の塗装チヤンバ内
にはその内壁面には多量の塗料ミストが付着
し、また同チヤンバの底部には多量の塗料が溜
積し、これらは時間の経過と共に固化し、その
除去作業は煩雑を極める。そればかりではな
く、これら無駄となつた塗料は使用される塗料
の半分以上にも及び、原価負担も大きなウエイ
トを占めている。これら冗費の解決は業界に於
けるかねがねの課題であつた。同発明はこれら
の問題を一挙に解決するものである。即ち上述
のように、塗装チヤンバの内壁に付着した塗料
は流下して同チヤンバの底部に、また塗料ミス
トも沈降して同様に溜積するので、これらを集
めて配管とポンプとによつて元の塗料タンク内
に戻し、再び従来の如く塗装用として再使用す
るものである。更にこれを詳しく述べると第３
図のフローシートに示すように、先づ塗装チヤ
ンバの底部に設けた塗料集溜槽５２に塗料を集
め、それを配管５３、ポンプ５５，５３ｂ及び
三方切換弁５６を介して戻り管５３ｃを通して
塗料タンク５７内に戻す。同タンク内には粘度
検出器１０１が設けられ、それは更に自動粘度
調整器１０２を介して隣接の溶剤タンク９１内
のポンプ１０３を制御し、適切なる量の溶剤を
塗料タンク内に注入して、常に自動的にある設
定したる塗料粘度を維持する。その設定された
粘度の塗料は従来の如く、塗料ポンプ６０によ
つて圧送され、スプレイノズル７６Ａ，…７６
Ｄよりスプレイされる。
また上記塗装チヤンバ５１内壁面上に塗料の
固着しある場合には、上記の塗料圧送回路上の
三方切換弁５９を溶剤配管５８ｊ側に切換え、
又、同じく塗料圧送回路上の三方切換弁７２Ａ
（及び７２Ｂ）を溶剤配管５８ｈ（及び５８ｉ）
側に切換えて、上記の塗料圧送回路上の塗料ポ
ンプ６０の駆動により溶剤タンク９１中より溶
剤を塗装チヤンバ内の溶剤スプレイノズル７７
Ａ（及び７７Ｂ）より同チヤンバ内壁面に向か
つて噴射し、固着塗料を溶解して底部の塗料集
溜槽５２内に集溜して、前記塗料回収回路を通
じて、溶剤タンク内に回収する（此の際、塗料
回収回路上の三方切換弁５６は溶剤戻り管５３
ｄ側に切換えられる）。
固着しある場合には、上記の塗料圧送回路上の
三方切換弁５９を溶剤配管５８ｊ側に切換え、
又、同じく塗料圧送回路上の三方切換弁７２Ａ
（及び７２Ｂ）を溶剤配管５８ｈ（及び５８ｉ）
側に切換えて、上記の塗料圧送回路上の塗料ポ
ンプ６０の駆動により溶剤タンク９１中より溶
剤を塗装チヤンバ内の溶剤スプレイノズル７７
Ａ（及び７７Ｂ）より同チヤンバ内壁面に向か
つて噴射し、固着塗料を溶解して底部の塗料集
溜槽５２内に集溜して、前記塗料回収回路を通
じて、溶剤タンク内に回収する（此の際、塗料
回収回路上の三方切換弁５６は溶剤戻り管５３
ｄ側に切換えられる）。
以上のように、塗装チヤンバ内の余剰塗料を
回収して再使用し、また同チヤンバ内壁面上に
固着した塗料を溶剤スプレイによつて回収し、
塗装チヤンバ内の塗料を90％以上95％も回収再
使用して資源節約に大いに寄与するものであ
る。
回収して再使用し、また同チヤンバ内壁面上に
固着した塗料を溶剤スプレイによつて回収し、
塗装チヤンバ内の塗料を90％以上95％も回収再
使用して資源節約に大いに寄与するものであ
る。
以上の如く本発明は本出願人による三種の既出
願の特許願及び実用新案登録願の有機的組み合わ
せによるシステムであり、本システムに於ける三
種の装置の配置並びにそれらの連繋系統は第４図
に示す如くなる。即ち“Ａ”部が「連続式スプレ
イ塗装チヤンバ」であり、“Ｂ”部が「塗料ミス
ト混合空気の洗浄排気装置」また“Ｃ”部が「塗
料の回収とその再使用回路」である。
願の特許願及び実用新案登録願の有機的組み合わ
せによるシステムであり、本システムに於ける三
種の装置の配置並びにそれらの連繋系統は第４図
に示す如くなる。即ち“Ａ”部が「連続式スプレ
イ塗装チヤンバ」であり、“Ｂ”部が「塗料ミス
ト混合空気の洗浄排気装置」また“Ｃ”部が「塗
料の回収とその再使用回路」である。
以上のシステムにより、連続式スプレイ塗装装
置を使用することによつて塗着効率を上げ、更に
塗装チヤンバ内に剰余した塗料の回収とその再使
用によつて総合的塗装効率を上げ省資源に大いに
寄与すると同時に、また塗料ミストの逸散を防止
して作業環境衛生の向上に寄与するものである。
置を使用することによつて塗着効率を上げ、更に
塗装チヤンバ内に剰余した塗料の回収とその再使
用によつて総合的塗装効率を上げ省資源に大いに
寄与すると同時に、また塗料ミストの逸散を防止
して作業環境衛生の向上に寄与するものである。
第１図は本出願人による実開昭57−111372号公
報「連続式スプレイ塗装チヤンバ」の斜観図、第
２図は本出願人による特開昭57−156016号公報
「塗料ミスト混合空気の洗浄排気装置」の作用説
明図、第３図は本出願人による特開昭57−107261
号公報「塗料の回収とその再使用回路」のシーケ
ンス、第４図は本発明による塗装システムの系統
図。 主要な符号の説明 １，５１…塗装チヤンバ、
２，３…被塗物の出入口、５Ａ，５Ｂ，５Ｃ，５
Ｄ，７６Ａ，７６Ｂ，７６Ｃ，７６Ｄ…エアレス
スプレイノズル、２１，２２…吸気口、２５…水
噴射ノズル、２７…集水槽、３１…水塗料分離
槽、５２…塗料集溜槽、５３…塗料及び溶剤回収
配管、５５…塗料及び溶剤回収ポンプ、５６，５
９，７２Ａ，７２Ｂ…三方切換弁、５７…塗料タ
ンク、５８…塗料圧送配管、６０…塗料及び溶剤
圧送ポンプ、６１…塗料加熱器、９１…溶剤タン
ク、１０１…塗料粘度検出器、１０２…塗料粘度
制御器、１０３…溶剤ポンプ、１０５，１０５ａ
…溶剤配管、“Ａ”…連続式スプレイ塗装チヤン
バ、“Ｂ”…塗料ミスト混合空気の洗浄排気装置、
“Ｃ”…塗料の回収とその再使用回路、AT…大
気、CM…塗料ミスト混合空気、Ｐ…塗料、Ｗ…
水、Ｓ…溶剤。
報「連続式スプレイ塗装チヤンバ」の斜観図、第
２図は本出願人による特開昭57−156016号公報
「塗料ミスト混合空気の洗浄排気装置」の作用説
明図、第３図は本出願人による特開昭57−107261
号公報「塗料の回収とその再使用回路」のシーケ
ンス、第４図は本発明による塗装システムの系統
図。 主要な符号の説明 １，５１…塗装チヤンバ、
２，３…被塗物の出入口、５Ａ，５Ｂ，５Ｃ，５
Ｄ，７６Ａ，７６Ｂ，７６Ｃ，７６Ｄ…エアレス
スプレイノズル、２１，２２…吸気口、２５…水
噴射ノズル、２７…集水槽、３１…水塗料分離
槽、５２…塗料集溜槽、５３…塗料及び溶剤回収
配管、５５…塗料及び溶剤回収ポンプ、５６，５
９，７２Ａ，７２Ｂ…三方切換弁、５７…塗料タ
ンク、５８…塗料圧送配管、６０…塗料及び溶剤
圧送ポンプ、６１…塗料加熱器、９１…溶剤タン
ク、１０１…塗料粘度検出器、１０２…塗料粘度
制御器、１０３…溶剤ポンプ、１０５，１０５ａ
…溶剤配管、“Ａ”…連続式スプレイ塗装チヤン
バ、“Ｂ”…塗料ミスト混合空気の洗浄排気装置、
“Ｃ”…塗料の回収とその再使用回路、AT…大
気、CM…塗料ミスト混合空気、Ｐ…塗料、Ｗ…
水、Ｓ…溶剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 塗料タンクよりの塗料圧送回路を有し、被塗
物の出入口部と該被塗物のコンベア懸吊具の通路
部とに対し、最少限の開口部を与えた連続式スプ
レイ塗装チヤンバにおいて ａ 上記連続式スプレイ塗装チヤンバ１は、その
内部にエアレススプレイノズル５Ａ，５Ｂ，…
…の設けられることと、 ｂ 前記連続式スプレイ塗装チヤンバの被塗物の
出入口部には、該塗装チヤンバ内の塗料ミスト
混合空気と該塗装チヤンバ外の大気とに対する
吸入口２１，２２と、これらに直結する吸入室
と、また該吸入室に連通する水噴射式洗浄室
と、更に該洗浄室に連通する排気室とが設
けられることと、 ｃ 前記連続式スプレイ塗装チヤンバ５１内の底
部に設けられた塗料集合槽５２より配管５３塗
料及び溶剤排出ポンプ５５等を介して戻り配管
５３ｃを塗料タンク５７内に設け、かつ該塗料
タンク５７より再び吸込み配管５８その他の配
管により塗料及び溶剤圧送ポンプ６０、ヒータ
６１類を経て上記塗料チヤンバ５１内に設けら
れたエアレススプレイノズル７６Ａ等に接続さ
れる塗料の回収とその再使用回路の設けられる
ことと、 ｄ 前記連続式塗装チヤンバ５１の内壁面に対し
溶剤用エアレススプレイノズル７７Ａ等を設
け、該エアレススプレイノズル７７Ａ等を配管
５８ｈ，５８ｉ，５８ｅ…５８ａ，５８ｊ等に
より塗料及び溶剤圧送ポンプ６０及び三方切換
弁５９を介して溶剤タンク９１内の吸入管５８
ｋと接続されると共に、またスプレイ塗装チヤ
ンバ５１内の集溜槽５２より配管５３、塗料及
び溶剤排出ポンプ５５、三方切換弁５６を介し
て戻り配管５３ｄ，５３ｅに接続されている洗
浄回路の設けられることと、 ｅ 前記の塗料タンク５７と、上記の溶剤タンク
９１とは該溶剤タンク内に設けられた吸入管９
３ａとそれに連らなる電動機付ポンプ１０３を
介して上記塗料タンク内への補給管が接続さ
れ、かつ上記電動機付ポンプは上記塗料タンク
内に設けられた粘度検出器１０１，１０２によ
つて制御されると共に撹拌器の設けられる塗料
タンク内の自動塗料粘度調整回路の設けられる
ことと、 より成ることを特徴とする連続式スプレイ塗装シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55189218A JPS57110356A (en) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | Continuous type spray painting system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55189218A JPS57110356A (en) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | Continuous type spray painting system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57110356A JPS57110356A (en) | 1982-07-09 |
| JPS6336831B2 true JPS6336831B2 (ja) | 1988-07-21 |
Family
ID=16237534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55189218A Granted JPS57110356A (en) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | Continuous type spray painting system |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57110356A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6346716B1 (en) | 1982-12-23 | 2002-02-12 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor material having particular oxygen concentration and semiconductor device comprising the same |
| US5391893A (en) | 1985-05-07 | 1995-02-21 | Semicoductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Nonsingle crystal semiconductor and a semiconductor device using such semiconductor |
| US6664566B1 (en) | 1982-08-24 | 2003-12-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Photoelectric conversion device and method of making the same |
| USRE38727E1 (en) | 1982-08-24 | 2005-04-19 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Photoelectric conversion device and method of making the same |
| US4727044A (en) | 1984-05-18 | 1988-02-23 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of making a thin film transistor with laser recrystallized source and drain |
| US7038238B1 (en) | 1985-05-07 | 2006-05-02 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device having a non-single crystalline semiconductor layer |
| DE4310331C2 (de) * | 1993-03-31 | 1996-09-19 | Rippert Paul Fa | Verfahren zum Betrieb einer Spritzkabine und Spritzkabine |
| CN104437920A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-03-25 | 江苏亨特宏业重工有限公司 | 小型金属无死角喷涂装置 |
| CN114918059B (zh) * | 2022-07-21 | 2022-09-23 | 山东盛宝管道科技有限公司 | 一种大口径输水管道内壁防腐处理喷涂设备 |
-
1980
- 1980-12-27 JP JP55189218A patent/JPS57110356A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57110356A (en) | 1982-07-09 |
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