JPS6336102B2 - - Google Patents

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JPS6336102B2
JPS6336102B2 JP57206743A JP20674382A JPS6336102B2 JP S6336102 B2 JPS6336102 B2 JP S6336102B2 JP 57206743 A JP57206743 A JP 57206743A JP 20674382 A JP20674382 A JP 20674382A JP S6336102 B2 JPS6336102 B2 JP S6336102B2
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JP
Japan
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electrode group
electrode
main electrode
panel
electrodes
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JP57206743A
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JPS5996631A (ja
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Osamu Taneda
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Priority to US06/555,088 priority patent/US4613794A/en
Publication of JPS5996631A publication Critical patent/JPS5996631A/ja
Publication of JPS6336102B2 publication Critical patent/JPS6336102B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/22Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources
    • G09G3/28Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources using luminous gas-discharge panels, e.g. plasma panels
    • G09G3/288Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources using luminous gas-discharge panels, e.g. plasma panels using AC panels
    • G09G3/29Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources using luminous gas-discharge panels, e.g. plasma panels using AC panels using self-shift panels with sequential transfer of the discharges from an input position to a further display position

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラズマデイスプレイパネル(以下
PDPと称する。)に関し、特に電荷転移機能を有
するAC型PDPの駆動回路数の削減に関するもの
である。
従来よく知られている様に、PDPには内部電
極型(DC型)と外部電極型(AC型)の両者に於
いて提案されており、DC型に於いては通常の
XYドツトマトリツクス型パネルに多相電源駆動
による種火の自己走査機能を利用する事によつ
て、パネルの駆動回路数を減らす方法が提案され
ている。一方AC型パネルに於いては、リフレツ
シユ型とメモリ型とが実用化されており、リフレ
ツシユ型は動作電圧範囲が広く安定な動作を得る
ことができるという利点があり、メモリ型は情報
の表示が時分割ではなく全時間表示である為高い
輝度が得られるという利点を有している。しかし
ながら、両者のAC型パネルに於いては、(m×
n)個のセルを駆動するのに(m+n)個の駆動
回路が必要であり、上記DC自己走査型PDPに比
べると駆動回路数がはるかに多く、従つてコスト
高になるという欠点を有している。また、メモリ
型PDPに於いては動作電圧範囲が非常に狭く、
安定な動作を得ることが難しいことが欠点として
あげられている。
一方、AC型に於いて自己走査機能を利用して
駆動回路数の削減を計つているものもあり、その
1つに+電荷の転移機能を利用した所謂電荷転移
型PDPがあり、他の1つにプライミング効果を
利用したセルフシフトPDPがある。前者の情報
転送速度が約2800文字/秒であるのに対し、後者
のシフト速度は約280文字/秒であり、シフト速
度が前者の約1/10であり、従つて後者のパネルは
その用途範囲が必然的に限られてしまう。
広範な用途が期待できる電荷転移型PDPはパ
ネル上部基板下面およびパネル下部基板上面にそ
れぞれ相対向してほぼ平行に配置されその表面が
誘電体膜で被覆された主電極群と、この主電極群
の両側にその主電極群とほぼ平行に配置されその
電極表面が誘電体膜で被覆されていない補助電極
群と、前記主電極群にほぼ直交する様に形成され
た絶縁物の隔壁群を含んで構成される。
第1図は、かかる電荷転移型パネルの電極配置
を説明するためのパネル断面図である。ただしこ
こでは説明の便宜上主電極の数を12に限定してい
る。
誘電体膜7で被覆された表示主電極4および5
は、パネル上部基板8の下面およびパネル下部基
板9の上面に順に並ぶように互いに平行に配置さ
れ、図中A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3お
よびD1〜D3はそれぞれ共通にパネル内に接続
されパネルの端子部へ引き出されており、これら
4本の主電極端子には、4相のクロツクパルス
φA〜φDが印加される。この4個宛に区分された
主電極群A〜Dが1個の表示セルを構成してお
り、例えばA1〜D1がセル1、A2〜D2がセ
ル2である。そして表面が誘電体膜で被覆されて
いない補助電極3が、前記主電極A1へ+電荷を
注入する為の書き込み電極として配置されてお
り、またその表面が誘電体膜で被覆されていない
補助電極6がD3の+電荷を吸収する為の消去電
極として配置されている。パネル上部基板8の下
面およびパネル下部基板9の上面に相対向して形
成された、その表面が誘電体膜で被覆された補助
電極1、および2は+電荷による書き込みを確実
なものとする為に常時放電を生成させておく為の
キープアライブ電極である。
次にこのパネルの動作を第2図に示す波形を参
照し簡単に説明する。
まず最初に、キープアライブ電極1と2の間に
逆相のパルスを印加して放電を開始させ、パネル
の動作中常時放電させておき主電極A1への書き
込みを確実に行なう為の種火放電として利用す
る。
次に主電極A1〜A3に共通に印加するパルス
波形φAを用意し、非選択時はVSにクランプし、
選択時に0Vとなるパルス波形を印加する。この
0Vのパルス波形にタイミングを合わせて、書き
込み電極3にVなるパルス波形φを印加する
と(V+VS)なる電圧により書き込み電極3
と主電極A1間に放電が生成され+電荷が主電極
A1上に蓄積される。書き込み電極3に移行した
電子は誘電体を被覆していない書き込み電極3に
より速やかにとり去られる為、放電が停止後も主
電極A1上に蓄積された+電荷は再結合すること
なく保持されることになる。従つて書き込み電極
3による主電極A1への+電荷による書き込みが
行なわれることになる。もしもφAの選択時
(0V)に書き込み電極3にVなるパルス波形が
印加されなければ主電極A1への書込みは行なわ
れない。次に第2図に示す様に、主電極B1〜B
3に対応してφBなるφAと同様のパルス電圧波形
をφAの選択パルス幅だけ位相をずらして印加す
ると(2Vs+V+)なる電圧により主電極A1と
主電極B1間に放電が生成され、今度は+電荷が
主電極B1上に転移することになる。ここでV+
は主電極A1上に蓄積された+電荷による電圧で
ある。もしも主電極A1上に+電荷が蓄積されて
いると、主電極A1と主電極B1間に印加される
電圧は(2Vs)であり、かかる電圧によつては放
電は開始されない。この様に主電極C1〜C3に
対応してφc、主電極D1〜D3に対応してφDな
るパルス電圧波形を、図2に示す様なタイミング
にて順次印加していくことにより、放電が主電極
B1と主電極C1間、主電極C1と主電極D1間
へと順次走査されていくのと同時に、+電荷が主
電極B1〜C1〜D1へと順次転移していくこと
になる。従つて、パルス波形φはパネルの列の
選択信号に当り、パルス波形φA〜φDは書き込み
走査信号に当る。次に、この+電荷によつて書き
込まれた情報を表示するには、前記の書き込み走
査パルス波形を図3に示す表示モードのパルス波
形に切り換えて、印加することにより、書き込ま
れた+電荷は表示セルを形成するA、B、C、D
電極間を順次往復移動し固定した表示を得ること
ができる。また、この書き込まれた情報を消去す
るには、前記表示モード波形を書き込みモード波
形に切換えて、消去電極6に主電極C1〜C3と
同様な電圧波形を印加し、順次走査を続ると、書
き込まれた+電荷は、消去用電極6に達して消滅
する。この順次走査の時に書き込み電極3からの
書き込みを止めればパネルに書き込まれた情報は
全部なくなり、また書き込み電極3からの書き込
みを行なえば全走査が終了した時点でパネル内の
情報は全く新しい情報に更新されることになる。
1ラインの様に行電極数が少ない場合には、行電
極数に相当する書き込み用電極を用意すれば良い
が、ライン数が多くなり従つて行電極数が多くな
ると、行電極数に相当する書き込み電極を具備し
たのでは、書き込み駆動回路数が多くなるという
欠点が生じ、かかる欠点を解決する為に、従来の
電荷転移型PDPに於いては、4相の主電極のう
ちφAおよびφBに対応する主電極をライン毎にに
分割する方法が採られている。かかる場合の動作
を第4図に示したパネルの電極構成図および第5
図に示した動作パルス波形を用いて簡単に説明す
る。尚第4図に於ては4ラインの場合を例にと
り、1ライン当りの書き込み用電極は簡単の為に
3―1,3―2および3―3の3個に限定してい
る。各各ラインの書き込み用電極3―1,3―2
および3―3は各々共通に接続されそれぞれφ
1,φ2およびφ3なる書き込みパルスが印
加される。各ライン共A,B,C,Dの4相の主
電極から構成されるのであるが、AおよびBの主
電極については、各ライン毎に分割した構成とす
る。即ち、ライン1に相当する主電極AをA1―
1,A2―1、…とし、ライン2に相当する主電
極AをA1―2,A2―2、…とし、ライン4に
相当する主電極AをA1―4,A2―4、…とす
る。同様に主電極Bはライン1に相当するものを
B1―1,B2―1、…とし、ライン4に相当す
るものをB1―4,B2―4、…とする。これら
の電極にはそれぞれ独立したパルス波形を印加
し、ライン1の主電極AにはφA―1、ライン1
の主電極Bにはφ、ライン2の主電極A、主電極
Bにはそれぞれ、φA―2、φB―2なるパルス派
形を印加し、同様にライン3の主電極A、主電極
BにはそれぞれφA―3,φB―3、ライン4の主
電極BにはそれぞれφA―4,φB―4なるパルス
波形を印加する。一方、電極CおよびDは各ライ
ン共通の電極とし、電極C,C1,C2,…、電
極D.D1.D2.…にはそれぞれ、φC、φDなる
パルス波形が各ライン共通に印加される。尚第4
図に於いて実線で示した、電極群はパネル上部基
板の下面に形成される電極であり、波線で示した
電極群はパネル下部基板の上面に形成される電極
である。第5図は、かかるパネルの動作を示すパ
ルス波形である。書き込みはライン単位で行なわ
れ、ライン1の書き込みモードに於いては、φA
―1およびφB―1に書き込み走査パルスを印加
し、他のラインのφA,φA―2,φA―3,A―
4およびφB,φB―2,φB―3,φB―4には書
き込み走査パルスを印加しない。従つて、この時
書き込み電極3,3―1,3―2,3―3にライ
ン1の情報に対応した書き込みパルスを印加する
ことにより、ライン1に所望の情報を書き込むこ
とが可能であり、またこの時他のラインの情報は
維持モードに保持されており、ライン1の書き込
み動作によつて何らの影響をも受けない。また同
様にライン2の情報を書き換えたい場合には、
φA―2およびφB―2に書き込み走査パルスを印
加し、他のラインのφAおよびφBには書き込み走
査パルスを印加しない事によつて、ライン2のみ
の情報を書き換えることが可能となる。
以上の説明から明らかな様に、かかる従来の電
荷転移型PDPに於いては、駆動回路数の大幅な
削減が図られており、また1個のパルスによつて
情報を転送する為、転送速度が非常に速い等の利
点を有しているが、一方、ライン数が多くなつた
時φAおよびφBに対応する主電極を各ライン毎に
分割する従来のPDPに於いては、各ライン毎に
主電極A,A1,A2,A3,…を結線し、これ
をパネル端子部へ引き出す為のリード線および各
ライン毎に主電極B,B1,B2,B3,…を結
線し、これをパネル端子部へ引き出す為のリード
線が必要となり、しかもこれらのリード線はパネ
ルの表示領域内を、他の主電極とクロスして布線
される為、キヤラクターデイスプレイの如く、表
示領域内に表示に使用しないスペースが存在する
場合はともかく、グラフイツクデイスプレイの如
きに到つては、これらのリード線を処理とするこ
とは技術的に極めて困難な課題であつた。
本発明の目的は、かかる電荷転移型PDP特に
行電極数が多いグラフイツクパネルに於ける前記
欠点を解決した、非常に簡単な構造を有し、しか
も駆動回路数も大幅に削減することができる電荷
転移型PDPを提供することにある。
本発明によるプラズマデイスプレイパネルは、
パネル上部基板下面に互いに平行に形成し、その
表面が誘電体膜で被覆された第1の主電極群と、
パネル下部基板上面に互いに平行に形成し、その
表面が誘電体で被覆された第2の主電極群とをガ
ス空間をはさんで、第1の主電極群の各々の電極
が、第2の主電極の各々の電極の間に位置する様
に配置し、第1の主電極群の配列方向のいずれか
一方の端部に第1の主電極群とほぼ平行に配置さ
れた情報の書き込み用電極群と、第2の主電極群
の配列方向の、情報の書き込み用電極群が位置す
る端部と反対の端部に第2の主電極群とほぼ平行
に配置された情報の消去用電極と、第1および第
2の主電極群とほぼ直交する様に配置された絶縁
物の表示セル隔壁群とから成り、パネル上部基板
およびパネル下部基板とパネル側壁とで形成され
る空間に放電可能なガスを封入して成る電荷転移
型PDPに於いて、情報の書き込み用電極と主電
極群との間に主電極とほぼ平行に、その表面を誘
電体膜にて被覆された情報の転送用電極を少なく
とも1本以上形成する事によつて得ることができ
る。より具体的には転送用電極群を主電極群から
遠ざかるにつれて短くなるように形成し、かつ転
送用電極群の短かくなつた部分の延長上に書き込
み電極群を分割して配置して転送用群と書き込み
電極群とがパネル面から見て階段状に形成されて
おり、かつ分割された書き込み電極群の各々の対
応電極が共通に接続されていることを特徴とす
る。
以下本発明について図面を用いて詳細に説明す
る。
第6図は本発明の一実施例であるパネルの電極
構成図であり、ここでは説明の便宜上、行電極
(情報の書き込み電極)数を12個とし、これを3
個ずつ4分割し、かかる4個のブロツクをパネル
上方よりL1,L2,L3,L4と称することと
する。第7図は第6図に於けるL4部のパネル断
面図であり、図より明らかな様に、第6図に於い
て実線で示した電極群はパネル上部基板の下面に
形成される電極であり、第6図に於いて破線で示
した電極群はパネル下部基板の上面に形成される
電極である。また7図に於いては、情報転送用電
極17,18および主電極4および5と直交する
様に配置された絶縁物の表示セル隔壁群は省略し
てある。第7図に於いて、上部基板8および下部
基板9は通常ソーダ板ガラスが用いられ、パネル
上部基板8の下面には、ネサ等の透明電極もしく
は印刷法による銀電極さらにはアルミニウム等の
蒸着により表示用主電極群4が形成される。また
パネル下部基板9の上面には例えば、印刷法によ
る銀電極あるいはアルミニウム等の蒸着により表
示用主電極群5が形成される。さらに表示用主電
極群4および5は誘電体膜7にて被覆され、かか
る誘電体膜7は、例えば低融点ガラスを5〜
20μmの厚さに形成したものである。表示用主電
極群4は互いに平行にパネル上部基板8の下面に
形成され、前記表示用主電極群5は互いに平行に
パネル下部基板9の上面に形成され、表示用主電
極群4の電極が表示用主電極群5の電極の間に位
置する様相対向して配置される。かかる主電極群
の一方の側には、かかる主電極群とほぼ平行に情
報の書き込み用電極として作用する誘電体膜で被
覆されない書き込み電極3が例えばパネル上部基
板8の下面に印刷法による銀電極等として形成さ
れる。従来の電荷転移型PDPに於いては、主電
極群と書き込み電極3とは隣接して配置されるの
であるが、本発明によるPDPに於いては、主電
極群と書き込み電極3との間に、誘電体膜7にて
被覆された情報の転送電極として動作する転送電
極が配置される。転送電極は主電極群4,5と平
行に主電極群4および5の構成の仕方と同様に、
上部基板8側の転送電極と、下部基板9側の転送
電極とが交互に並ぶように対向配置される。実施
例第6図に於いて、情報の転送電極はT1〜T8
であり、これらが主電極群4および5と同様の方
法にて対向配置されるのであるが、L1の書き込
み電極3―1,3―2および3―3は転送電極T
1と、ブロツクL2の書き込み電極3―1,3―
2および3―3は転送電極T3と、ブロツクL3
の転送電極3―1,3―2および3―3は転送電
極T5と、ブロツクL4の転送電極3―1,3―
2および3―3は転送電極T7とそれぞれ隣接す
る様に配置される。従つて、ブロツクL1の書き
込み電極と主電極群との間にはT1〜T8の8個
の転送電極が配置され、ブロツクL2の書き込み
電極と主電極群との間にはT3〜T8の6個の転
送電極が配置され、以下ブロツクL3には4個、
ブロツクL4には2個の転送電極が配置される。
第7図にはブロツクL4部のパネル断面図が示さ
れており、書き込み電極3と主電極群4および5
の間に誘電体膜7にて被覆されたT7,17、お
よびT8,18の2個の転送電極が配置されてい
る。また6は情報の消去用電極として、書き込み
用電極3と反対の端部に形成された誘電体膜にて
被覆されない電極であり、また誘電体膜7にて被
覆された電極対1と2は、書き込み電極3から転
送電極T1,T3,T5あるいはT7への書き込
みを確実にする為に設けられたキープアライブ電
極である。第6図に於いて、表示用主電極A,
B,CおよびDはそれぞれ共通パネル内にて接続
されパネルの端子部へ引き出されており、これら
4本の主電極端子にはパルスφA〜φDが印加され
る。一方、情報の転送用電極であるT1〜T8は
それぞれ独立にパネル端子部へ引き出され、これ
らにはパルスφT1〜φT8が印加される。また情
報の書き込み電極は、ブロツクL1,L2,L3
およびL4の4つのブロツクに分割され、各ブロ
ツクの書き込み電極3―1,3―2および3―3
はそれぞれ対応する電極同士をパネル内にて共通
接続してパネル端子部へ3本の電極として引き出
される。これらの電極にはφ1〜φ3なる書
き込みパルスが印加される。
次に本発明の一実施例である第6図のパネルの
動作を第8図に示す電圧波形を参照しながら詳細
に説明する。転送用電極T1〜T8にはそれぞれ
φT1〜φT8なるパルス電圧を割り当てる。φT
1〜φT8はそれぞれ非選択時には電圧Vsにクラ
ンプされ、選択時にはOVとなるパルス波形であ
り、かかる選択パルス幅は通常20μsec程度に設定
される。φT1の選択時にタイミングを合わせて、
書き込み用電極3―1に電圧Vなるパルス電圧
φ1を印加すると、(V〓+Vs)なる電圧によ
り、書き込み電極3と転送用電極T1とが隣接し
て配置されるブロツクL1に於いてのみ、書き込
み電極3―1と転送用電極T1間とで放電が生起
し、かかる放電により+電荷が転送用電極T1上
に書き込まれる。この後第8図に示すφT2〜φT
8の選択パルス電圧によつて放電が順次転移する
こと、即ち、+電荷としての情報が転送用電極T
1上からT2上T3上、…、T8上へと転移して
いくのは、従来の電荷転移型パネルに於ける書き
込み走査動作と全く同様である。一方ブロツクL
2に着目するならばφT1の選択時に書き込み電
極3に印加される書き込みパルスはブロツクL2
の動作には何ら影響を及ぼさないが、φT3の選
択時に合わせて書き込み電極3―1に印加される
書き込みパルスは転送用電極T3上に+電荷を書
き込むことができる。以下同様に、ブロツクL3
に関してはφT5の選択に合わせて書き込み電極
3―1に書き込みパルスを印加することによつて
転送用電極T5上に+電荷を書き込むことがで
き、ブロツクL4に関してはφT7の選択時に合
わせて書き込み電極3―1に書き込みパルスを印
加することによつて転送用電極T7上に+電荷を
書き込むことができる。即ち、φT1の選択時に
合わせてブロツクL1の情報を転送用電極T1
に、φT3の選択時に合わせてブロツクL2の情
報を転送用電極T3に、φT5の選択時に合わせ
てブロツクL3の情報を転送用電極T5に、φT
7の選択時に合わせてブロツクL4の情報を転送
用電極T7に書き込むことによつて、φT8に選
択パルスが印加された時に、転送用電極T8上に
は一列全体の情報が+電荷として書き込まれるこ
とになる。この後転送用電極T8上に書き込まれ
た一列分の情報は、かかる転送用電極T8と隣接
する主電極A1に印加されるφA選択パルスによ
つて主電極A1へと転移し、しかる後に、主電極
群に印加されるφB,φCおよびφDの選択パルス
によつて情報が主電極A1上からB1〜C1〜D
1へと転移していくのは、従来の電荷転移型パネ
ルと全く同様である。転送用電極T1〜T8に印
加されるφT1〜φT8は8相の転送パルス列から
成り、主電極A〜Dに印加されるφA〜φDは4相
の書き込み走査パルス列から成つている為、転送
パルスの幅をtとすれば書き込み走査パルスの幅
は2×tとする必要がある。従つて、転送パルス
の幅が20Msecであれば、書き込み走査パルスの
幅は40Msecとなり、情報の更新は約1400文字/
秒のスピードで行なわれることになる。これは従
来のパネル(第4図)の1ブロツク当りの転送速
度である約2800文字/秒に比べると1/2のスピー
ドであるが、全画面の情報の更新には従来のパネ
ルに於いては1ブロツク当りの4倍の時間が必要
であり、これに対し、本発明によるパネルに於い
ては、常に一定の時間で更新される為、多くの情
報を書き換える場合には、逆に処理時間が短くで
きる事になる。書き込み走査が終ると、書き込ま
れた情報を主電極群に固定表示する為に、例えば
第8図に示す維持モードのパルス波形に切り換え
る。この維持モードのパルスは従来のパネルの維
持モードパルス波形と同じであり、書き込まれた
+電荷は主電極D〜C〜D〜C〜Dと順次往復移
動し固定した表示を得ることができる。また、こ
の書き込まれた情報を消去するのも従来のパネル
と全く同様の方法で行なうことができ、例えば主
電極の維持モード波形を書き込みモード波形に切
換えて、消去電極6に主電極Cと同様なパルス波
形を印加し、順次走査を続けることによつて、書
き込まれた+電荷は消去用電極6に達して消滅す
る。
以上説明した様に、本発明による電荷転移型
PDPは、主電極群と、書き込み電極との間に情
報の転送用電極を配置しただけの非常に簡単な構
造により、駆動回路数の大幅な削減を図ることが
可能であり、また、駆動回路数の削減を図るため
に従来提案されている主電極AおよびBをブロツ
ク毎(ライン毎)に分割する方法では、分割電極
を接続する為のリード線の処理が特にグラフイツ
クデイスプレイの場合には大きな問題となつてい
るのに対し、本発明による電荷転移型PDPに於
いては従来の平易な技術によつてグラフイツクデ
イスプレイパネルを製造し得るという大きな利点
を有している。
本発明による一実例を示す第6図に於いては行
電極数を12とした場合を示したが、一般に行電極
数をRとし、R=N(本)×L(ブロツク)に行電
極を分割した場合、総電極数は、書き込み電極N
本、主電極4本、情報の転送電極2×L本、消去
用電極1本およびキープアライブ電極2本の計
(7+N+2L)本である。この総電極数は、同じ
行電極の分割を行つた場合には、従来の主電極分
割型の総電極数(5+N+2L)本に比して2本
多いだけである。また情報の転送速度は、行電極
の分割度により、 約(2800/(L/2))文字/秒 となる為、駆動回路数と転送速度の両者より適当
な分割度を決定すれば良い。
尚、本発明による一実施例として、第6図の電
極構成を有するパネルについて、一動作波形例で
ある第8図を用いて説明したが、本発明の特徴で
ある書き込み電極と主電極群との間に配置される
情報の転送機能(書き込み電極から主電極群への
情報の橋渡しをする。)を有する電極の、配置方
法および配置数等についてはその動作波形と共
に、種々案出することが可能であるが、書き込み
電極と主電極群との間に、情報の転送機能を有す
る電極を配置する限り、本発明に属する事は言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電荷転移型PDPを示すパネル
断面図。第2図は従来の電荷転移型にPDPに於
ける書き込み走査波形であり、第3図はかかるパ
ネルに於ける維持(表示)モード波形である。第
4図は従来提案されている主電極分割型電荷転移
型PDPの電極構成図。第5図はかかるパネルの
動作パルス波形である。第6図は本発明によるパ
ネルの一実施例を示すパネルの電極構成図であ
り、第7図はかかるパネルの断面図である。また
第8図は、かかるパネルの動作パルス波形の一例
を示すものである。 1,2:キープアライブ電極、3,3―1,3
―2,3―3:書き込み用電極、4,5,A1,
A2,A3,…,B1,B2,…,C1,C2,
…D1,D2,…:主電極、6:消去用電極、
7:誘電体膜、T1〜T8:転送用電極、9:パ
ネル下部基板、10:パネルシール材である。A
1―1,A2―1,…,A1―4,A2―4,
…:分割A主電極、B1―1,B2―1,…,B
1―4,B2―4,…:分割B主電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パネル上部基板下面に互いに平行に形成し、
    その表面が誘電体膜で被覆された第1の主電極群
    と、パネル下部基板上面に互いに平行に形成し、
    その表面が誘電体膜で被覆された第2の主電極群
    とをガス空間をはさんで、前記第1の主電極群の
    各々の電極が、前記第2の主電極群の各々の電極
    パターン間に位置する様に配置し、前記第1の主
    電極群の配列方向の少なくともいずれか一方の端
    部に該第1の主電極群とほぼ平行に配置された情
    報の書き込み電極群と、前記第2の主電極群の配
    列方向の、前記情報の書き込み電極群が位置する
    端部と反対の端部に該第2の主電極群とほぼ平行
    に配置された情報の消去電極と、前記第1および
    第2の主電極群とほぼ直交する様に配置された絶
    縁物の表示セル隔壁群とから成り、前記パネル上
    部基板および前記パネル下部基板とパネル側壁と
    で形成される空間に放電可能なガスを封入して成
    る電荷転移型プラズマデイスプレイパネルにおい
    て、前記情報の書き込み電極群と前記主電極群と
    の間に、該主電極群とほぼ平行に、誘電体膜にて
    その表面を被覆された情報の転送用電極群を前記
    主電極群から遠ざかるにつれて短くなるように形
    成し、かつ前記転送用電極群の短かくなつた部分
    の延長上に前記書き込み電極群を分割して配置し
    て前記転送用電極群と書き込み電極群とが前記パ
    ネル面から見て階段状に形成されており、かつ前
    記分割された書き込み電極群の各々の対応電極が
    共通に接続されていることを特徴とする電荷転移
    型プラズマデイスプレイパネル。
JP57206743A 1982-11-25 1982-11-25 プラズマデイスプレイパネル Granted JPS5996631A (ja)

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