JP2971609B2 - メモリー型放電表示パネル - Google Patents

メモリー型放電表示パネル

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JP2971609B2
JP2971609B2 JP3085846A JP8584691A JP2971609B2 JP 2971609 B2 JP2971609 B2 JP 2971609B2 JP 3085846 A JP3085846 A JP 3085846A JP 8584691 A JP8584691 A JP 8584691A JP 2971609 B2 JP2971609 B2 JP 2971609B2
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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はメモリー型放電表示パ
ネルの表示セルの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンの画素は正方形が基本で、
カラーテレビジョンではこの正方形毎に3原色の中間調
表示能力が要求される。3原色の発光形態には本来大き
な制限はなく、物理的に可能であれば1画素全面が時分
割でR(赤)、G(緑)、B(青)に発光するものであ
ってもよい。しかし、現状ではこのようなデバイスは存
在しないので、通常は画素内を原色毎の発光領域に空間
的に分割している。以下、原色ごとに分割した表示単位
をセルと称する。
【0003】通常の観視条件では画素の形状が認識され
ることや、実際の画素の形状自体が画質上問題になるこ
とは殆どないが、セルの形状は実際にデバイスを構成す
る場合には重要な因子であり、本発明の主題でもある。
【0004】最も典型的な画素構成は、3原色それぞれ
短冊状の表示セル3個で1画素としたもので、例えば特
許第1013849 号「気体放電表示パネル」に示されている
図2(a) のような構成で、この画素構成は原理的にも単
純明快であり、画質上の問題もない。
【0005】他の色配列としては種々のものが考案され
ている。短冊状にしない理由は主としてそれぞれのデバ
イスの特性と関連しており、短冊状では性能発揮あるい
は製作が難しいなどの理由による。一例を挙げると、図
2(b) のように正方形のセルを用いた色配列が用いられ
ている。2×2セルを表示単位としてGセルを2個含む
ので1単位は1画素以上のセルを含んでいる。
【0006】このように3色のセル数が異なる場合に十
分な解像度を得ようとすれば、最も少ない色のセルを基
準にセル数をきめなければならないので、パネル全体と
しては他の色のセル数を過剰にしておかなければならな
くなる。最もセル数の多い色を基準にしてパネルのセル
数を決め、他の色は不足のままにしておく場合も考えら
れるが、この方法は本発明の対象外とする。
【0007】以下、セル配列と駆動法との関係を説明す
る。図2(a), (b)のセル配列に対応した通常のX,Y電
極構成を図3(a), (b)に示す。同図にはプライミングの
ための補助セルや補助電極を省略して表示に必要な電極
のみを示し、また、表示電極も1セルあたりマトリクス
電極の1交点を割り当てる基本構成を示している。駆動
に関しての両図の大きな差は、表示の1単位について、
(b) のY電極数が(a)の2倍あるという点にあり、(b)
の構成では(a) の2倍の垂直走査速度が要求される。図
3(a) ではX電極の引出し線数が(b) の3/2倍あり、
X電極の駆動回路数も3/2倍必要だが、一般にパネル
にとっても、駆動回路にとっても高速を要求される方が
負担が大きい。
【0008】尚、図2のように1セルあたりマトリクス
電極の1交点を割り当てた電極構成を以下単純マトリク
スと称する。通常、単純マトリクスとはプライミング用
の補助セルを含まないという意味であるが、ここでは表
示電極の構成のみに着目した表現とする。
【0009】図3に電極として示した実線は、正確に表
現すれば実際に電極として動作する部分を接続する接続
線である。以下これを電極母線と称し、「電極」とは実
際に放電の電極として動作する部分に限定して用いる。
図4はX電極、Y電極の位置を表示したセル構成図で、
黒丸はX電極の位置、白丸はY電極の位置を示す。同図
(a) は両電極がパネルの奥行き方向に正対する最も一般
的な配置である。同図(b) は(a) の変形で、Y電極を2
行共通にして垂直走査速度の倍増を防いだ構成を示す。
この場合には表示単位内の全セルから独立にX電極を引
き出す必要があり、Y電極の引出し線数は(a) と変わら
ず、X電極は(a) の2倍になる。
【0010】図5は短冊状セルの電極配置列を示す。
(a) は図4(a) と同様の最も基本的な配置例であるが、
電極位置とセルの両端部とに距離があるので、セルの端
部を発光に有効に利用できない点に問題がある。同図
(b) はこの点を改良するために電極位置をセルの両端に
設定してセルの全空間を発光に寄与させることをねらっ
た構成だが、放電経路の幅に比して電極間距離が長いの
で安定な放電を得るのが難しい。
【0011】次にメモリーパネルの駆動法および駆動回
路の従来技術を述べる。メモリーパネルの駆動は、AC
型、DC型を問わず、周知のように通常は線順次に走査し
ながら線同時に行う書き込みおよび消去駆動と、メモリ
ー機能を発揮させる維持駆動とによって書き込みから消
去まで複数行を同時発光させる技術である。通常、単に
線順次駆動と言う場合はメモリー駆動ではなく、1行の
線同時発光を線順次に走査してゆく駆動法を指す。
【0012】図3(b) の単純マトリクス構成のDC型パネ
ルのパルスメモリー駆動法は特許第1486701 号(特公昭
63-33718号)「気体放電表示パネルの駆動方法」に示さ
れている。単純マトリクスでは、X電極、Y電極ともに
書き込み駆動と維持駆動を同一電極を通して行なわなけ
ればならないので、駆動回路は線順次駆動よりも複雑に
ならざるを得なかった。
【0013】メモリーパネルの駆動回路を簡易化する手
段として、書き込み駆動と維持駆動を分離できる電極構
成をとることが行なわれている。
【0014】書き込み駆動の分離は、AC型パネルで最初
に行なわれ、篠田、新沼:“論理アドレス機能を持つ新
形面放電AC−プラズマディスプレイ”, テレビ学会技術
報告8−9,1984に発表されている。このパネルは1セ
ルあたり1本の列電極、2本の平行行電極をもち、大筋
としては列−行間で書き込みを行い、列−列間で維持放
電が行なわれる。即ち、列電極は書き込み専用になって
いるが、細長いセルに適した要素はない。書き込みと維
持駆動を完全に分離した例がAC型にあり、L.F.Weber an
d R.C.Younce:“Independent Sustain and Address Te
chnique for the AC Plasma Display Panel,”SID Inte
rnational Symposium Digest1986が挙げられる。このパ
ネルは、書き込み放電用、維持放電用それぞれの専用電
極群を重ね合わせた構造をとっているので、書き込み駆
動、維持駆動経路の往路、復路ともに分離されている。
しかし非常に特殊なパネル構造、駆動法となっており、
高速動作が要求される画像表示には適さない。またAC型
に特有の現象を巧妙に用いているのでDC型には適用で
きない。本発明で駆動の分離と言う場合、通常は例えば
往路が分離れさているが復路は共通電極を用いるものを
指す。
【0015】一方、DC型パネルでは S.Mikoshiba andS.
Shinoda :" A Common-Anode Configuration of a Towns
end-Discharge MemoryPanel for Color- TV Display
s”,SID International symposium Digest, 1986があ
る。詳細は不明な点もあるが、列電極は書込専用になっ
ている。セル形状は細長いが画面に垂直方向に長く設定
されているので本発明とは基本的な考えが異なる。維持
駆動は単相パルス駆動を用いている。
【0016】維持パルスの多相駆動はAC型で導入された
例があり、山本他:“面放電形ACガス放電パネルの三相
駆動法の動作特性”,TV学会技術報告,ED972,1986が
発表されているが、書き込み駆動と維持駆動が分離され
ていない。以上の例を含め、従来、放電空間のサブセル
分割という概念が導入された例はない。またDC型パネル
のプライミングAC型放電を導入した構成は特公昭62-126
23号「気体放電型表示装置」に提案されている技術であ
る。
【0017】以上を要約すると、画像表示用カラー放電
パネルでは正方形を3分割した短冊状セル構成が画質的
に望ましい。しかし先行技術では短冊状セルでは線順次
駆動パネル、メモリーパネルでは正方形セルを構成要素
としたものが開示されているのみで、正方形画素を実現
できる短冊状セルのメモリーパネルの提案は従来見あた
らなかった。従来技術の組合せでこれを実現しようとす
ると、製作上の問題を別にすると、セル空間の利用度
や、放電の安定性確保などの点で問題があったためであ
る。また、駆動法については、行・列とも同一電極に書
き込みと維持駆動を行うことから駆動回路が複雑になる
問題があった。
【0018】なお、画像表示用にとどまらず、文字表示
用カラー表示パネルとしても、色によりセル数が異なる
場合は表示品質に問題があり、各色のセル数のバランス
のとれた表示パネルが望ましい。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】画像表示に最も適した
短冊状表示セルで、メモリー表示のための維持放電の放
電経路を画面の垂直方向にとる対向型電極構成では全セ
ル空間を有効に発光に利用することが難しいので輝度、
発光効率に問題があり、全セル空間を有効に発光に利用
するためにセルの長手方向の両端間に維持放電の放電経
路を設定した場合には放電路長が長いために安定動作に
問題があった。また、輝度、発光効率に重点をおいたガ
ス組成では、放電の安定性が低下する場合もあり、この
点からも短冊状のセルはメモリーパネルでは光学特性を
向上しにくい形状である点が問題であった。
【0020】従って、本発明の目的は、短冊状表示セル
に特有な前述の問題点を解決し、放電領域を長手方向に
半分ずつのサブセルに分割し、サブセル間で交互に維持
放電動作を行なわせることにより全放電空間を有効に発
光に利用できるメモリー型放電表示パネルを提供せんと
するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明に係るメモリー型放電表示パネルは、多数のマト
リクス状に配設された表示セルから構成され、当該表示
セルの各々が共通陰極で対称的にかつ相互に隔離されて
いない2個のサブセル空間を有するとともに、前記表示
セル毎に平行3電極およびこれら電極と直交する書き込
み陽極電極を備え、これら平行3電極のうち中央電極を
前記共通陰極に対応させ、他の2行の平行電極を2個の
前記サブセル空間にそれぞれ対応して位置する2つの維
持陽極それぞれに対応させ、2つの維持陽極には交互に
維持パルスを印加し、書き込み陽極と陰極間で表示デー
タに従った書き込み駆動を行順次に行なわせ、かつ、書
き込み終了後は前記2つの維持陽極と陰極との間で交互
に行なわれる維持放電を継続させるよう構成したことを
特徴とするものである。
【0022】
【実施例】以下添付図面を参照し実施例により本発明を
詳細に説明する。短冊状セルに従来技術の維持発光に係
る電極構成を適用した図5(a),(b) に対比して、本発明
に係る電極の構成原理を図5(c) に示す。同図はセル形
状と維持放電に係わる電極のみを示している。白丸は陽
極、黒丸は陰極を示し、1セルは2本の陽極と1本の陰
極を備える。中心の陰極によりセルの放電領域は図の上
下に分割され、それぞれの領域で別個に陽極〜陰極間で
維持放電を行なうことができる。即ち、動作上は1セル
が2個のサブセルに分割されているということができ
る。但し、ここで分割とは物理的に障壁などで区切られ
ていることを意味するものではない。個々のサブセルを
必要により画面上の上下により上サブセル、下サブセル
と称することがある。
【0023】本発明は、図5(c) のように維持放電の動
作上、2個のサブセルに分割できるようにセル形状、電
極構成を設定し、かつ2個のサブセル間で交互に維持放
電を行なわせることを骨子とする。
【0024】上述の原理による本発明メモリー型放電表
示パネルの第1の実施例構成を図1に示す。すべての構
造は透明な前面板FPと背面板RP上に形成し、両面板を正
確に重ねて周囲を真空封止(図示せず)して排気孔(図
示せず)よりパネル内を充分排気した後電離ガスを充填
し、排気孔を封じる。各電極は外部への適当な接続端子
を有する(図示せず)。同図の左斜め上方向を画面の上
とする。上述の真空封止の内部をパネル内部と称するこ
とがある。
【0025】背面板では、まず基板上にAlやNiなどの厚
膜または薄膜で行方向のプライミング電極PMおよびPMを
列方向に接続するプライミング電極母線PMB を一体で形
成する。電極PMは陰極Kに沿った形で、しかも陰極とは
幅方向に少しずらせた配置とする。典型的には、陰極と
同程度またはそれ以下の幅として維持陽極S1A (図示
例)または維持陽極S2A の方向に若干偏らせて配置す
る。
【0026】この構成により後述の書き込み放電にプラ
イミング効果を与える予備放電としてのAC放電の発生場
所が限定される。即ち、各セル内の陰極Kの上端部付近
の下層にはプライミング電極があるので誘電体層DL2 を
介して陰極〜プライミング電極PM間でAC放電が生じ、陰
極下端付近の下層には電極PMがないのでAC放電は起
こらない。同様に維持陽極S1A,S2Aの端部付近でも予備
放電は生じない。ここに上下端とは画面上での上下方向
を指している。なお、予備放電とプライミング放電は通
常同意語であるが、ここでは上述のAC放電を予備放電と
称し、後述のプライミング放電と区別する。
【0027】プライミング電極母線PMB は、原理的には
全PMを接続して、電極端子は1本だけ外部に引き出せば
よいが、駆動回路の駆動能力に応じて複数行で区切り、
いくつかのブロックに分割して、それぞれ個別の端子に
引き出してもよい。
【0028】プライミング電極PMが厚膜の場合、電極PM
がない部分をガラス厚膜などの誘電体層の第1層DL1 で
埋める。これは平面性を良くして、後の厚膜工程を容易
にするために行う。従って、後の加工に支障がない場合
は層DL1 を省略することができる。電極PMを厚膜で形成
する場合、ここで焼成処理を行うが、以下焼成工程の説
明は省略する。
【0029】プライミング電極PMの形成後、パネル内部
では電極PMの露出部分がないように第1層と同様のガラ
ス厚膜などの誘電体層の第2層DL2で電極PMを覆う。両
者をまとめて誘電体層DLと称する場合がある。この上に
陰極K、維持陽極母線S1B,S2Bを含む維持陽極S1A, S2A
の行電極をNi, Al等の厚膜または薄膜で形成する。
【0030】維持陽極母線SBは、行方向に維持陽極を接
続する。維持陽極は、奇数行では1セル内の上端(画面
上)のものをS1A 、下端のものをS2A とする。偶数行で
はこの逆に上端の維持陽極をS2A 、下端をS1A とする。
従って、維持陽極母線SBは、例えば奇数行の下端の維持
陽極S2A と次の行の上端の維持陽極S2A とを含む幅とし
て、両者を共通に接続する。
【0031】維持陽極母線S1B, S2Bの各行は、パネル端
部にてさらに列方向の維持陽極母線S1B, S2Bでそれぞれ
共通に接続され、パネル外部に引き出される。行方向の
維持陽極母線と列方向の維持陽極母線を区別する必要が
ある場合は、それぞれ維持陽極行母線、維持陽極列母線
と称することがある。以上の維持陽極、維持陽極母線は
ほぼ一体に形成できるが、一方の維持陽極列母線は他方
の維持陽極行母線と交差するのでこの部分のみは母線絶
縁層IBを介して接続する必要がある。また、プライミン
グ電極PMと同様に、駆動回路の駆動能力に応じて維持陽
極母線をブロック化して、ブロック毎に外部への引出し
線を設けてもよい。
【0032】次に行電極の上にセルの区切りとなる障壁
BAをガラス厚膜などで形成する。通常の手法としては、
所要の厚さが得られるまで厚膜を積み重ねる。この場
合、マスクスクリーンにより障壁BAの形状自体を積み上
げる通常の印刷手法と、一旦全面に一様な厚さの層をつ
くり、フォトリソグラフィでパターンニングする方法が
ある。障壁BAの断面形状は図1に示したように底に向か
って広がる形が輝度、発光効率の点から望ましいので、
後者の加工法の方が適している。
【0033】以上の結果、セルの底面には、中央に陰極
Kが通り、両端に維持陽極S1A, S2Aが僅かに露出し、誘
電体層DL2 を介してプライミング電極PMが陰極Kに平行
に埋設された状態になる。この電極構成により、陰極を
共通電極として、維持陽極S1A 〜陰極K間、維持陽極S2
A 〜陰極K間でそれぞれ別個の維持放電を発生させるこ
とができる。
【0034】障壁BAで区切られた各セルの内壁には吹き
付けやスクリーン印刷などにより蛍光体Pを塗布するが
3原色の内、セル毎にきめられた発光色の蛍光体PR, P
G, PBを塗り分ける。
【0035】前面板FPの内面側には、書き込み陽極Wお
よびWを列方向に接続する書き込み陽極母線WBから成る
電極構造と、絶縁カバーIL、色フィルタCFR, CFG, CFB
を形成する。書き込み陽極Wは陰極Kと対向する位置に
あり、書き込み陽極母線WBは障壁BAの長手方向の上端に
接して置かれる。陽極Wと母線WBを総称して単に列電極
と称することがある。
【0036】列電極は、基本的には書き込み陽極Wと書
き込み陽極母線WBを一体としてNiなどの厚膜または薄膜
で形成する。列電極は母線WBから陽極Wがセルの中央で
枝分れした形になっているが、この枝の中央部を実際に
陽極として動作する部分として、それ以外の部分を絶縁
カバーILで覆う。ILは書き込み時の放電経路を書き込み
陽極W〜陰極K間に限定すること、隣接セルとの誤放電
の防止などのために設ける。
【0037】絶縁カバーILは透明でも不透明でもよい
が、得失が異なる。不透明の場合、ILがセルの発光を遮
る。透明な場合には光の損失は少ないが、放電の可視発
光もそのまま出てくるので若干色再現範囲が狭くなる。
但し、前面板と背面板の位置合わせがずれた場合に隣接
セルの蛍光体発光が透明層を通っても、これが混色にな
ることはない。
【0038】このような問題を軽減するために、絶縁カ
バーILの幅はできるだけ狭くする事が望ましい。そのた
めには書き込み陽極母線WBの幅を抵抗値の許す限り狭く
することが必要である。図1では、WBの幅を狭くできる
方法として、前面板FPをエッチングして金属ベーストを
埋め込んでWBを製作した場合を示してある。この場合、
書き込み陽極Wも一体に形成することが出来る。
【0039】以上の列電極WB, W、絶縁カバーIL等を除
く透明な部分を色フィルタCFR, CFG, CFB で覆う。フィ
ルタCFは外光を減衰させてコントラスト比を向上させる
もので、蛍光体の3原色に対応して3色のフィルタを用
いる。色フィルタの材料は、表示パネルの製作工程での
熱処理に耐える必要があるので色ガラスが適している。
その材料は特開昭61-5202 号「赤色色光用無機素材光学
フィルター」、特開昭61-6150 号「緑色色光用無機素材
光学フィルター」、特開昭61-6151 号「青色色光用無機
素材光学フィルター」などに開示されており、厚膜印刷
技術で製作できる。このように製作した前面板と背面板
を前述のように目合わせしてパネルとして組み立てる。
【0040】次に図6、図7を用いて本メモリーパネル
の駆動方法について述べる。本発明ではDC型パネルのパ
ルスメモリー駆動を行うので、基本は前述の特公昭63-3
3718号公報記載の内容に沿っているが、書き込み陽極と
維持陽極を分離してあるので陽極駆動が簡易化されてい
る。また前述のように、短冊状のセル形状に合わせて新
しい維持陽極の構成を導入しているので、当然これに適
合した新しい維持駆動法を想定している。
【0041】また、DC型パネルのプライミングにAC型放
電を導入した構成は前記特公昭62-12623号公報にも提案
されてきた技術である。本発明表示パネルを駆動するた
めの原理的な駆動回路を図6に示す。表示パネルPAの電
極端子名は電極名と混用して示している。即ち、書き込
み電極端子Wi(i=1〜4)、陰極端子Kj(j=1〜
3)、維持陽極端子S1A, S2A、プライミング電極端子PM
が引き出されている。駆動回路DRはすべてスイッチで示
され、このパネルではすべての電極が定電圧(低出力イ
ンピーダンス)駆動で駆動されることを示している。陰
極以外の駆動回路は単極単投スイッチで示したが、実際
はOFF の期間は夫々の電源の帰路側の電位(図6では接
地電位)が保たれるものとする。駆動電圧は、プライミ
ング電極が Vp 、書き込み陽極が VW 、維持陽極電圧が
Vs とされ、陰極駆動電圧は書き込み時 VKW、維持駆動
時 VKS、消去時 VE とされる。
【0042】テレビジョン表示など中間調を表示する場
合は、1フィールドを表示ビット数のサブフィールドに
分割して、サブフィールド毎に1ビットずつ表示して行
く。1サブフィールドの各電極の駆動波形の1例を図7
に示す。
【0043】図6で、最初すべてのスイッチはOFF 、陰
極はすべて VKSまたは VE が選択されているとする。図
7に示したように,サブフィールドの開始時点でまずプ
ライミング電極PMに短時間負電圧を印加し、その後比較
的緩やかに初期電位に回復するように設定しておく。プ
ライミング電極PMは誘電体層で覆われているので、すべ
てのKi(i=1,2・・・)〜PM間で1回だけAC放電が
生じ、各セルの底面に壁電荷(+イオン)を残して予備
放電は停止する。
【0044】予備放電の後、書き込み陽極に電圧 VW
書き込みパルス、陰極に電圧 VKWの走査パルスを印加し
て、アクセス周期Tで順次全行に書き込みを行う。陰極
Ki を書き込み電圧 VKWとした時、プライミング電極PM
は接地電位にあるが、放電空間には正の壁電圧が直列に
加わり、負の陰極電位 VKWとの間で弱い放電を起こす。
この放電をここではプライミング放電と称し、書き込み
に対する直接のプライミング効果を与える。プライミン
グ放電の直後またはやや時間的に重複させるタイミング
で書き込み陽極に書き込みパルスを印加する。表示デー
タDを1または0とすれば、Dが1の列のみ書き込み陽
極駆動回路DRW をONにすることにより必要なセルのみに
書き込み放電を起こす。
【0045】書き込みに続いて、維持陽極に電圧 VS
維持パルスを印加し、少なくとも維持パルスの期間陰極
電圧を VKSに保つ。維持パルスは周期2Tで維持陽極S1A,
S2Aを交互に駆動する。図7の例では、奇数行では書き
込みの後最初の維持パルスは陽極S1A に印加され、偶数
行では陽極S2A に印加される。陽極S1A, S2Aに印加され
る維持パルスの位相をそれぞれφ1,φ2 と表記する。φ
1,φ2 の維持パルス駆動により維持陽極と書き込みが終
了したすべての陰極との間で維持放電が継続する。書き
込み後陰極が電圧 VKSに保たれる期間が維持発光期間と
なり、維持発光期間の長さを制御することでそのサブフ
ィールドで得られる輝度を制御する。図7ではφ1,φ2
を含め維持発光が4回の場合を例示した。
【0046】維持発光期間終了後、陰極に電圧 VE の消
去パルスを印加することにより維持放電を消去させる。
消去パルスの幅は、維持陽極と陰極の電位が維持発光期
間と同じ条件でも再び維持放電が発生しないようになる
最低期間以上とする。
【0047】パネルの行数をmとすると、書き込みパル
スは図7に示したように1サブフィールドにm個で終わ
る。維持パルスは少なくとも最終行の維持発光期間が終
了するまでは印加しておかなければならない。
【0048】以上で1サブフィールドの動作が終了し、
以下必要なサブフィールド数の駆動を繰り返す。
【0049】上述において、書き込みの後最初の維持パ
ルスは奇数行ではφ1、偶数行ではφ2とした。図1の
電極構成では、壁電荷は上サブセルの底面に保持される
ので、図7の駆動法は壁電荷のあるサブセルから維持駆
動を始める駆動法と言うことが出来る。図7の維持陽極
S1A とS2A の波形を入れ替えると、逆に壁電荷のないサ
ブセルから維持放電が始まる駆動法となる。通常は前者
の駆動法が自然と考えられるが、プライミングの強度に
は最適値があるので、そのときの条件で広いメモリーマ
ージンが得られる方を採用すればよい。
【0050】以上図1で基本的な実施例の構成を述べ
た。次にその他の構成例を挙げる。図8(b) に背面板RP
上のプライミング電極PMに関する他の構成法を示す。同
図(a) は第1の実施例図1におけるセルの長手方向の中
心線に沿う断面図を比較のために示したものである。プ
ライミング電極PMは、(a) では前述のように陰極Kとほ
ぼ同じ幅で若干のオフセットをつけて配置してあるのに
対して、(b) では列毎に区切らずに全面に一様な金属層
になっている。この上を全面誘電体層の第1層DL1 で覆
うが、この第1層は機能的には(a) では第2層DL2 に相
当する。一様なプライミング電極になった結果、前述し
た電極形状による予備放電の発生場所の限定機能がなく
なるので、別の手段として誘電体層の第2層DL2を維持
陽極の下に設けてある。この層は(a) にはないもので、
維持陽極下層の誘電体の厚さを陰極下の部分より厚くす
るとともに、その一端を陰極の一端に接するまで延ばし
て置くことにより、予備放電の発生場所を陰極の他端
(図では上方)に限定することが出来る。尚、図8(b)
のプライミング電極PMは、駆動回路の駆動能力に制限が
ある場合には、複数行のブロックに分割してブロック毎
に外部への接続端子を設けることが出来る。
【0051】図9は図10以下に前面板FPの他の構成例
を述べる際の比較のために示した第1の実施例図1の前
面板FPの平面図及び断面図である。
【0052】図10は前面板FPの第2の実施例である。図
9では絶縁層ILと色フィルタCFを個別に形成している
が、図10では色フィルタを絶縁層に兼用した例である。
断面図B1−B2に示したように、書き込み陽極母線WBを越
えて隣接の色フィルタで覆われる部分があるが、この部
分は隣接色に対する遮光層となり、光束の損失をもたら
すが混色は生じない。
【0053】この実施例は、色フィルタが3色とも厚膜
ガラスなどの形で形成できる場合に可能である。実際に
は特定の色だけ着色の原理が異なり、実質的に厚さがな
い場合もある。この場合は、その特定色のフィルタの処
理を最初に行ない、他の2色の厚膜で3列の絶縁層を兼
ねる。あるいは、1行だけ図9のように絶縁層ILを付加
する方法も可能である。
【0054】図11は前面板の構成に関する第3の実施例
を示す。同図では書き込み陽極母線WBに透明電極を用
い、その上を色フィルタCFで覆い、書き込み電極Wの部
分だけ透明電極を露出させる構成となっている。書き込
み電極部分から放電の可視発光が漏れるので、これを防
ぐ必要がある場合には書き込み電極WをNi等の不透明導
体で覆えばよい。
【0055】図12は前面板の構成に関する第4の実施例
で、製作法を簡略化した例を示す。蛍光体層を上述の諸
例のように背面板のセル障壁の内面ではなく、前面板に
塗布した実施例である。同図では、書き込み陽極母線WB
に透明電極を用い、色フィルタを省略して、書き込み陽
極W以外をSiO2等の透明絶縁層ILで覆い、更に蛍光体層
PR, PG, PBを絶縁層上に塗布し、列の境界部分に遮光層
BLを設けたものである。当然、図11のように色フィルタ
で絶縁層ILを置き換えれば一層望ましい。この構成で
は、前面板と背面板との、画面の横方向の目合わせずれ
は混色を起こすので遮光層BLが必要となる。
【0056】以上の実施例のうち、書き込み陽極に透明
電極を用いるものは、本発明では書き込み陽極と維持陽
極が分離されていて、書き込み陽極に流れる電流が小さ
いので、一般に低抵抗の実現が困難な透明電極でもメモ
リーパネルでの使用が可能になったものである。
【0057】次に予備放電の駆動法につき、図13を用い
て他の実施例を述べる。いずれもPM電極の負電圧の駆動
と同期して他の電極に正パルスを印加することによりPM
電極の駆動電圧を減少させること、あるいはより大きな
壁電圧が得られるなどの効果が得られる。
【0058】図13(a) はプライミンイグ電極PMの駆動と
同期して全陰極に正パルスを印加する方法を示す。パル
ス電圧は消去電圧 VE と同電圧で示したが、他の値にす
ることもできる(以下同様)。同図(b) は全書き込み陽
極に正パルスを印加する方法で、この場合予備放電は書
き込み陽極〜プライミング電極間のAC放電となる。同図
(c) は維持陽極の一方(同図はS1A の例)に正パルスを
印加する方法で、この場合図8(a) でプライミング電極
PMは陰極Kの下層から、維持陽極S1A の下層に移動させ
る。または、図8(b) のように全面PM電極型として、更
に誘電体層第2層DL2 を省略することも可能になる。図
13の3例は組み合わせて適用することもできる。
【0059】以上本発明放電表示パネルはDC型表示パ
ネルの実施例についてその駆動方法も含め詳細に説明し
てきたが、本発明はこれに限定されることなく、AC型
表示パネルの構成および駆動法に適用することもでき、
特許請求の範囲に記載した要旨内で各種の変形、変更の
可能なことは自明であろう。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明してきた本発明放電表示
パネルを使用すれば、画像表示にも文字表示にも適した
正方形画素または正方形に近い画素を有する放電表示パ
ネルを実現することができ、安定な維持放電を得ること
ができるとともに、実効的に得られる維持発光周期の低
減により発光効率の向上、発光の安定性の向上をはかる
ことができる。そしてこの安定性の向上は発光効率の良
いガス組成の利用を可能とする。
【0061】また詳細に説明してきた電極構成と駆動方
法によれば、書き込み陽極駆動回路と維持陽極駆動回路
とを分離でき、さらに維持陽極駆動回路同士を共通化で
きるので、両駆動回路の構成を簡易化することが可能で
ある。
【0062】かくてはハイビジョン用としても文字表示
用としても画素構成としては理想に近く、メモリーパネ
ル機能により明るさもとれるので十分カラー用の放電表
示パネルの実現が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明放電表示パネルの第1の実施例の構成を
示す図
【図2】(a), (b)は1画素内公知のセル配列の典型例を
示す図
【図3】(a), (b) 維持放電に係わる電極が単純マトリ
クスの場合の公知の電極構成図
【図4】(a), (b) 電極引出し線数と走査速度を説明す
るための正方形セルにおける電極構成図
【図5】短冊状セルを用いて従来例(a), (b)および本発
明(C)の電極構成を比較説明するための図
【図6】本発明放電表示パネルの原理的な駆動回路図
【図7】本発明放電表示パネルの典型的な駆動波形図
【図8】背面板の第1(a) および第2(b) の実施例の断
面図
【図9】前面板の第1の実施例の断面図
【図10】前面板の第2の実施例の断面図
【図11】前面板の第3の実施例の断面図
【図12】前面板の第4の実施例の断面図
【図13】予備放電の他の実施例を示す波形図
【符号の説明】
FP 前面板 RP 背面板 PM プライミング電極 PMB プライミング電極母線 K 陰極 S1A(φ1), S2A(φ2) 維持陽極 S1B, S2B 維持陽極母線 W 書込陽極 WB 陽極母線 DL, DL1, DL2 誘電体層 P, PR, PG, PB 蛍光体 IB 母線絶縁層 IL 絶縁カバー CF, CFR, CFG, CFB 色フィルタ BA 障壁 WW 書込陽極用開孔 PA 表示パネル Wi(i=1〜4) 書込電極端子 Kj(j=1〜3) 陰極端子 DR 駆動回路 DRW 書込駆動回路 DRK 陰極駆動回路 DRS 維持陽極駆動回路 DRP プライミング駆動回路 D 表示データ
フロントページの続き (72)発明者 山本 敏裕 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会放送技術研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 17/04 H01J 17/49

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のマトリクス状に配設された表示セ
    ルから構成され、当該表示セルの各々が共通陰極で対称
    的にかつ相互に隔離されていない2個のサブセル空間を
    有するとともに、前記表示セル毎に平行3電極およびこ
    れら電極と直交する書き込み陽極電極を備え、これら平
    行3電極のうち中央電極を前記共通陰極に対応させ、他
    の2行の平行電極を2個の前記サブセル空間にそれぞれ
    対応して位置する2つの維持陽極それぞれに対応させ、
    2つの維持陽極には交互に維持パルスを印加し、書き込
    み陽極と陰極間で表示データに従った書き込み駆動を行
    順次に行なわせ、かつ、書き込み終了後は前記2つの維
    持陽極と陰極との間で交互に行なわれる維持放電を継続
    させるよう構成したことを特徴とするメモリー型放電表
    示パネル。
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RU2120154C1 (ru) * 1997-03-28 1998-10-10 Совместное закрытое акционерное общество "Научно-производственная компания "ОРИОН-ПЛАЗМА" Газоразрядная индикаторная панель переменного тока с поверхностным разрядом и способ управления ею
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