JPS6336047B2 - - Google Patents

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JPS6336047B2
JPS6336047B2 JP58187225A JP18722583A JPS6336047B2 JP S6336047 B2 JPS6336047 B2 JP S6336047B2 JP 58187225 A JP58187225 A JP 58187225A JP 18722583 A JP18722583 A JP 18722583A JP S6336047 B2 JPS6336047 B2 JP S6336047B2
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JP
Japan
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case
record
lever
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rotating door
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Expired
Application number
JP58187225A
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English (en)
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JPS6079554A (ja
Inventor
Yoshitaka Fujioka
Ichiro Kawamura
Makoto Fujita
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP58187225A priority Critical patent/JPS6079554A/ja
Publication of JPS6079554A publication Critical patent/JPS6079554A/ja
Publication of JPS6336047B2 publication Critical patent/JPS6336047B2/ja
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は記録円盤収納ケース(以下レコードケ
ースという)に収納された記録円盤(以下レコー
ドという)をレコードケースの挿入動作に関連
し、取り出し再生する記録円盤再生装置に関する
ものである。
従来例の構成とその問題点 第1図〜第3図は本発明による再生装置に使用
可能な従来のレコードケースの構成を示すもの
で、短形状のレコードケース1はレコードケース
本体2(以下ケースという)と、ケース2の装置
への挿入方向X1の前面側に設けられた開口部に
着脱可能に結合される蓋3とにより構成されてい
る。ケース2及び蓋3は例えばスチロール樹脂で
成形されている。ケース2は同一金型で成形され
た一対の半体4を貼り合わせてなり、内部はその
全幅及び全長に亘つて偏平なレコード収納空間5
(高さはレコードの厚さに等しい)とされ、この
空間5内にレコード6が収納されている。この空
間5は挿入方向X1側が開口部としてあり、残り
の三方は閉塞されている。尚ケース2の各構成部
分は挿入方向における中心線lを中心として矢印
X1方向よりみて直径方向上反対側位置に同一構
成部分が位置するようになつている。各半体4は
夫々拡開時にヒンジ的役割を果す凹部17を左右
に有した平板部8と、この三方縁に沿う突条部
9,10,11とよりなる。第1図中下側の半体
4についてみると、平板部8の開口側近傍の左右
に後述する拡開腕が係合する窓12を形成してあ
るとともに開口近傍の中央には後述する蓋の凸部
が係合する孔13を形成してある。また開口縁に
は左右対称に一対のテーパ部14を形成してあ
る。これは後述の掛止め腕の挿入を案内するため
のものである。また奥部には中心線lより右方及
び左方にずれた位置にレコード6が当接する突段
部15を形成してある。また、突条部9,10の
開口近傍の内面には後述の蓋の突起が係合する凹
部16が設けられている。このように成形された
半体4が突条部9,10,11の全周もしくは一
部分により接着されケース2を構成している。蓋
3の端部には、蓋3がケース2に係合固定された
際ケース2の開口部7をふさぐフランジ部18が
設けられていると共に、中心線lに対称に、後述
の拡開腕が侵入可能な切欠き19と、後述のデイ
スク挾持腕を案内する傾斜部27及びレコードの
グルーガードより薄肉の薄肉部28を有した案内
溝20が両面に形成され、中心線l上には前述の
ケース2の孔13と係合する凸部21が両面に形
成されている。また、蓋3がケース2に侵入する
際の案内となる傾斜部22及びテーパ部23が設
けられていると共に、前述の凹部16に係合して
蓋3をケース2に固定する突起24が樹脂の可撓
性を利用した腕25に設けられており、その先端
部には後述の解除部材と係合する傾斜部26が設
けられている。
第2図はレコード6及び蓋3をケース2に組み
込んだ状態を示すもので、この状態を第1図を参
照しつつ説明すると、レコード6は突段部15に
当接して奥行方向に係止されると共に、巾方向に
は突条部9,10により係止される。蓋3は、突
起24が凹部16に係合すると共に、凸部21が
孔13に係合する事により、開口部7を閉じて結
合される。これによりレコード6は挿入方向X1
に対しても蓋3の円弧部29で規制され、ケース
2内から脱落する事なく収納されている。尚、蓋
3のケース2へ侵入する部分の厚さはケース2の
収納空間とほぼ同じ厚さとなつており、その隙間
からレコード6が脱落する事はない。
第3図は蓋3部分の詳細図で、レコード6と対
向する側の形状を例えば、中央部の隙間aに比べ
両端部の隙間bを大きくした円弧で形成してあ
る。これは後述する再生動作時に、蓋3とレコー
ド6が矢印Y方向にその相対関係が多少ずれても
安定して動作するようにしたものである。
第4図〜第9図は再生装置の従来例の基本構成
に関するもので、第4図は概略構成図、第5図は
部分詳細図、第6図は第4図の側断面図、第7図
イ,ロは部分動作図、第8図イ,ロはレコード6
及び蓋3を挾持した状態図、第9図は第8図の状
態における一部分の状態図を示したものである。
再生装置50は、ケース2の開口部7を拡開さ
せる機構51、レコード6が載置されるターンテ
ーブル52、レコード6を挾持する機構53及び
蓋3を掛止めする機構54等を有している。
ケース拡開機構51は再生装置50のケース挿
入口65の付近に位置しており、両側をガイドレ
ール56に案内されて矢印X1,X2方向に可逆的
に移動する。この拡開機構51は再生装置50の
幅方向に延在する上側ビーム57と下側ビーム5
8とを有し、この両ビーム57,58は軸57
a,58aを中心に回動可能に、前記ガイドレー
ル56上を摺動する移動体51aに設けられてい
ると共に、一対の拡開腕59が形成されてある。
各ビーム57,58はケース挿入口55の近傍に
位置しているときには、板ばね60の作用で、第
4図、第6図に示す如く拡開腕59が互いに近接
してクロスするように傾斜している。ビーム5
7,58は矢印X1方向に移動すると、ビーム5
7及び58に回動自在に設けられたローラ61が
ガイドレール56の端部に形成されたテーパ部6
2を乗り上げ、それぞれ水平となるように回動
し、拡開腕59が上下方向に互いに離れる方向に
回動し、ケース1の開口部7を拡大する。
レコード挾持機構53は下側クランプ腕63と
一対の上側クランプ腕64とよりなり、再生装置
50の奥部に設けてある。尚、この挾持機構53
は前述した蓋3の案内溝20を介し通じてレコー
ドケース内に挿入されレコード6を2個所で挾持
する構成となつている。下側クランプ腕63は一
対のクランプ部63aを有し、ベース73に起立
されたアーム73aに支持された上部軸65に回
動可能に軸支してある。この下側クランプ腕63
は後述するレバー115に連結されており(連結
部は図示せず)、通常ばね(図示せず)により上
側(矢印C方向)に回動附勢されている。上側ク
ランプ腕64は、アーム64aとその先端に設け
られたクランプ部64bと他端部にカシメ、固定
されたストツパーシヤフト64cとにより構成さ
れ、前記上部軸65に回動可能に軸支されてい
る。
蓋掛止め機構54は矢印Z方向両側に対称に構
成してあり、ここでは一方側について説明する。
他方側の構成部分については添字aを付した同一
番号を付してある。掛止め部材70はコの字形の
形状をしており、ベース73に固定された支点ピ
ン74により回転自在に支持され、かつ図中G方
向にばね(図示せず)附勢されたブツシユレバー
72上に固定されたピン71に回転自在に軸支さ
れており、他端のカム溝75がベース73に固定
されたカムピン76と係合している。これにより
掛止め部材70はプツシユレバー72の動きに対
応して図中E,F方向に回動する。77は蓋3の
フランジ部18と当接する押圧部材で、プツシユ
レバー72に固定されている。80は前述の蓋3
の傾斜部26と係合する解除部材であり、ベース
73に固定されている。ベース73にはピン81
が固定されており、これを支点として回動可能で
あり、カム溝83と一端に凸部82、他端に係合
部84を有したロツクカム85がばね85aによ
り第5図矢印H方向に回動附勢されている。カム
溝83には前述のプツシユレバー72,72aを
回動可能に連結するロツクピン78の一端部が係
合している。ベース73に固定されたピン86に
は、図中矢印K方向にばね89により回動附勢さ
れ、前述の上部軸65により位置規制された解除
レバー87が設けられており、この解除レバー8
7に植設されたピン88に一端が軸支され、解除
レバー87のM方向への移動と対応して、J方向
へ動きうる補助レバー90の端部は前記ロツクカ
ム85に設けられた凸部82と係合している。ま
た前記解除レバー87の他端にはピン91が固定
され、これに回動自在でプツシユレバー72に取
り付けられたばね93により附勢された当接部材
92が取り付けられている。この当接部材92は
プツシユレバー72の位置によりばね93を介し
て第7図イ,ロの2つの状態を取りうる。
ターンテーブル52はターンテーブルモータ1
01のシヤフト102に固定されたフランジ10
3に取り付けられており、さらにシヤフト102
にはレコード6の中心孔に係合可能なセンターボ
ス104が取り付けられている。ターンテーブル
52の中心部には、レコード6の中心孔付近を支
持するリング105が脚106を介してターンテ
ーブル52を貫通して上下に移動自在に設けられ
ている。脚106の下方には、両側にピン107
aを設けたリング107がガイド板108にガイ
ドされ、さらにピン109により支点110に回
動自在に支持されたリフトアーム111のU字形
切欠部に支持され、上下に移動自在に設けられて
いる。リフトアーム111にはジヨイント112
が固定されており、ピン113により回動自在に
支持されているレバー114が連結されている。
レバー115が同様にピン113によりレバー1
14の下方に回動自在に支持されている。2本の
レバー114,115は第9図に示すようにばね
116により相互に引き合うよう附勢されてお
り、レバー115の突条部117をレバー114
の側面に当接させる事により、2つのレバーを引
き離そうとする外力が働かないかぎり、両レバー
が一体化するよう構成されている。レバー118
はピン119により回動自在に支持されており、
レバー114にピン120を介して連結されてお
り、レバー118の回動運動に伴つて、レバー1
14も回動運動を行なうよう構成されている。カ
ム122はピン123により回動自在に支持さ
れ、レバー115に設けられたピン121がカム
溝に沿つて摺動自在となるよう構成されている。
カム122はギア128を介してモータ124の
ギアと連結されており、モータ124の回転が伝
えられて、カム122が回転するよう構成されて
いる。
次にこの動作について説明する。電源を入れる
とモータ124が回転し、カム122が第9図の
状態より第10図の状態に向けてL方向に回転し
レバー115が回動すると前述のようにレバー1
14と115が一体化されているためレバー11
4がY2方向にそれぞれ回動すると共に、リング
105がP方向に上昇する。
ケースを蓋3を前に向けて挿入口55を通して
再生装置50内に挿入すると、閉じている拡開腕
59が蓋3の切欠き19内に進入し、ケース拡開
機構51がカートリツヂの挿入動作に伴つて押さ
れて矢印X1方向に移動する。尚拡開腕59はケ
ース2の開口部に設けられたテーパ部14の作用
により確実にケース2の中に進入する。このと
き、拡開腕59の先端はそれぞれケース2の窓1
2に対応した位置にある。ケース拡開機構51が
移動すると、拡開腕59が互いに開く方向に回動
し、ケース2は窓12を拡開腕59の先端係止部
に係止されて押し拡げられ、ケース2が拡開す
る。以後ケース2は拡開状態のまま矢印X1方向
に挿入される。ここでケース2は前述したように
凹部17が設けられているため、上記の拡開動作
は比較的軽い力で挿入動作により行なわれる。ま
たこの状態において、前述の蓋3の突起24がケ
ース2の凹部16に係合しているため、カートリ
ツヂを途中で引き抜いても蓋3はケース2と共に
移動し、蓋3だけが再生装置50の途中に残され
る事はない。
また、ケース拡開機構51の矢印X1方向の移
動に伴い、ケース拡開機構51に設けられたロー
ラ125が前述のレバー118を矢印Y1方向に
回動させると共にレバー118をロツクし(ロツ
ク機構図示せず)、これによりレバー114が矢
印R方向に回動し、リング107が矢印Q方向に
下降し、これに伴つてリング105が下降し、ケ
ース1の進入を妨げない位置に移動する。ケース
1がケース拡開機構51と共に再生装置50の奥
部まで挿入されると、左右に配した解除部材8
0,80aがケース1の左右の開口内に進入し
て、前述の蓋3の腕25の傾斜部26を押し、腕
25がそれぞれ内側に変化し、突起24とケース
2の凹部16との係合が解かれる。このとき、当
接部材92は第7図イの状態にあり、ビーム5
7,58の進行を妨たげる事はない。蓋3とケー
ス2の係合が解かれ始めると共に、蓋3のフラン
ジ部18が押圧部材77,77aを押し、これに
よりプツシユレバー72,72aが矢印T方向に
回動し、連結ピン81がロツクカム85のカム溝
83に当接しながら動き、カム溝83のL字部8
3aに到達すると、ロツクカム85がばね85a
の力により矢印H方向に回転し、プツシユレバー
72,72aが規定位置にロツクされる。このプ
ツシユレバー72,72aの回動に伴つて掛止め
部材70がカム溝75によつて矢印E方向に回転
し蓋3の切欠き19に係合して蓋3が掛止された
状態となる。
また、上下クランプ腕64,63部は、ロツク
カム85がH方向に回転する事により、ロツクカ
ム85の先端に設けられた係合部84がストツパ
ーシヤフト64cと係合し、上側クランプ腕64
の矢印C方向の動きを規制するため、レコード6
を挾持した第8図イ,ロの状態となる。第8図
イ,ロの状態では、当接部材92は第7図ロの状
態となるが、ビーム57のX2方向の引抜き動作
についてはこれを妨げることはない。
次いでケース1を矢印X2方向に引き抜くと、
蓋3及びレコード6は再生装置50の奥部に残さ
れ、ケース2だけが拡開機構と共に移動し、レコ
ード6がケース2より相対的に抜け出る。このと
き、ケース2の開口部7が拡開しているためレコ
ードを傷付ける事はない。レコード6がケース2
より完全に抜け出る手前でロツク機構が解除され
ると共に前述のローラ125とレバー118の係
合が解かれ、ばね116の力によりレバー114
が矢印S方向に回動し、リング105が上昇し、
第11図ロのようにレコード6を支持する。この
後、ケース2を完全に抜き出すと、蓋3は掛け止
め部材54,54aに、レコード6は両クランプ
腕63,64及びターンテーブル部のリング10
5に支持され、それぞれ規定された位置に支持さ
れた第8図イの状態となる。この状態では蓋3は
掛け止め機構54,54aに挾持されつつフラン
ジ部18を介して固定され、レコード6は両クラ
ンプ腕63,64とリング105により安定に支
持されている。
次にプレイ操作を行なうと、モータ124が逆
回転し、カム122が矢印N方向に回動し、レバ
ー114が矢印R方向に回動する事により、リフ
トアーム111が矢印Q方向に下降し、それに伴
いリング105が下降すると共にローデイング機
構100の動作に連動して下側クランプ腕63が
矢印D方向に回動し、レコード6が両クランプ腕
63,64により挾持を解かれ、下降して第11
図イに示すようにターンテーブル52上に移送さ
れる。この後、ターンテーブルモータ101が回
転し、再生が行なわれる。
次いで、再生後にレコード6が再生装置内より
回収する動作について説明する。
再生を終了させる操作により、ターンテーブル
52の停止後、モータ124が回転し、カム12
2が矢印L方向へ回動し、レバー114が矢印S
方向に回動する事により、リフトアーム111が
矢印P方向に回動し、それに伴いレコードはリン
グ105に支持されてターンテーブル52の真上
へ移送されると共に、下側クランプ腕63が矢印
C方向に回動し、所定ばね力を付加されてレコー
ド6を挾持した第8図イの状態に復帰する。第8
図イの状態において空ケース2を挿入するとケー
ス2が完全に奥部に移動する手前でビーム57が
前述の第7図ロの状態にある当接部材92に当接
する。この状態からさらにケース2が進行すると
当接部材92を介して解除レバー87が矢印M方
向に回動し、これに伴い補助レバー90が矢印J
方向に移動しロツクカム85が矢印I方向に回動
し、連結ピン78がロツクカム85のL字部83
aからはずれると共に、係合部84とストツパー
シヤフト64cの係合が解かれる。この一連の動
作によりプツシユレバー72,72aが矢印G方
向にばね力(図示せず)により復帰すると共にレ
コード6も両クランプ腕63,64による挾持が
解かれてケース2に相対的に侵入する。この後ケ
ース2を矢印X2方向へ引き出せば、レコード6
と蓋3がケース2収納された状態で取り出され
る。
以上従来例について説明したが、この方式によ
ると以下に示すような問題点がある。前述のレコ
ードは従来のオーデイオ用レコードに比べ非常に
ほこりや傷をきらうため、レコードケースは大き
くかつ重いものとなつている。そのため、再生装
置内へのレコードケースの挿入動作は容易でな
い。従来の再生装置はレコードケースの挿入可
能、不可能のそれぞれの状態が非常に判別しにく
く、かつレコードケースの挿入不可能な状態にお
いてレコードケースを挿入するという誤操作が起
こり易く、また挿入口を完全に覆うことができな
いため、異物やほこりが侵入し易いものであつ
た。上記の問題点はレコード再生装置において致
命的なものであつた。
発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、レ
コードケースの挿入を誤操作なく行なえるように
し、かつ再生装置内への異物やほこり等の侵入を
防止できるようにする事を目的とする。
発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の記録円盤再
生装置は、記録円盤収納ケースに収納された記録
円盤の再生装置において、前記記録円盤を装着し
回転させるターンテーブルと、前記記録円盤を前
記ターンテーブル上に装着しうる第1の状態と前
記ターンテーブル上方で保持しうる第2の状態を
取り得るよう前記記録円盤を移送する移送機構
と、前記記録円盤収納ケースに係合して前記記録
円盤収納ケースを前記再生装置内の所定の位置ま
で搬送する搬送機構と、前記記録円盤収納ケース
を前記再生装置の内部へ導く挿入口と、この挿入
口をふさぐ位置とふさがない位置とをとる回動扉
と、前記搬送機構の移動を制止する制止機構とか
らなり、前記回動扉は前記移送機構に連動駆動さ
れ、前記第1の状態においては前記回動扉が前記
挿入口を覆う位置にあり、前記第2の状態におい
ては前記回動扉が前記挿入口をふさがない位置に
あるよう構成されたものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面(第1
2図〜第18図)に基づいて説明する。尚図中前
記従来例と同一符号は同一部材を示す。
図において、201,202はレコードケース
ガイドであり、レコードケースの幅よりも少し応
めの位置に設けられている。201a,202a
はレコードケースを受ける面であり、レコードケ
ースの荷重を支え、プレーヤ内への進入を容易に
するものである。回動扉205はその両端にレコ
ードケース案内部材203,204が設けられて
おり、かつ回動支点206を両側に有し、シヤフ
ト208によつて回動自在に支持され、ピン21
8に係止されるばね217によつてZ1方向に回転
附勢されている。回動扉205に接続された連結
棒207はばね214を介してピン213によつ
て回動自在に支持されたレバー212につながれ
ており、レバー212の回動動作に連動するよう
に構成されている。レバー212はばね215に
よつてα2方向に回転附勢されている。レバー21
2はその先端219がカム122の突出部220
に当接し、カム122の回転に連動してα1方向に
回転するように構成されている。レバー212の
先端には突出部216が設けられてあり、レバー
212の回転後拡開機構51に設けられた突出部
211に当接し、拡開機構の前進を妨げるように
構成されている。210はフロントパネルであ
り、操作ボタン等が配置されており、かつ本実施
例のように前面に配置される機構を覆うものであ
る。
次に動作について説明する。電源を入れるとモ
ータ124が回転し、カム122が第18図の状
態より第17図の状態に向けてL方向に回転しレ
バー114がS方向にそれぞれ回転すると共にリ
ング105が上昇する。カム122が第17図の
状態まで回転するとレバー212はカムの回転に
連動してα1方向に回転し、連結棒207が引か
れ、回動扉205が回転し第15図の状態にな
り、挿入口55及び案内部材203,204が露
出される。同時にレバー212の回転によりレバ
ー212に設けられた突出部216が拡開機構に
設けられた突出部211と当接している状態が解
除され拡開機構が前進可能となる。次にレコード
挿入動作の後プレイ操作を行なうと、モータ12
4が逆回転し、カム122が矢印N方向に回動
し、レバー114がR方向に回転する事によりリ
フトアーム111が下降し、それに伴いリング1
05が下降する。かつカム122がN方向に回転
する事により、レバー212がカム122の突出
部220との当接を解かれ、ばね215によりα2
方向に回転し、連結棒207がW1方向に移動し、
回動扉205がばね217によりZ1方向に回転
し、第16図の状態となり、挿入口55を覆う状
態となる。またレバー212が回転し、第17図
の状態となると、レバー212の突出部216が
拡開機構51の突出部211と当接する状態にな
り、拡開機構51が前進不可能な状態となる。
発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果を得る事
ができる。
1 レコードケースの挿入可能な状態においては
回動扉が開きかつレコードケースの挿入案内部
材が突出し、その挿入操作を確実に容易に行な
う事ができる。
2 レコードケースの挿入不可能な状態では回動
扉が挿入口を完全に覆うため視覚的にもその挿
入不可能な状態を示す事ができると共に再生装
置内へ異物やほこり等の侵入を防ぐことができ
る。
3 レコードケースの挿入不可能な状態で扉を無
理に開けレコードケースを挿入しようとしても
搬送機構の制止機構と応動しているためレコー
ドケースの挿入を確実に阻止できる。
4 回動扉はその閉じた状態において外装のケー
スと同一面になるよう構成する事も可能であ
り、デザイン上非常に好ましい姿とする事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用されるレコードケースの
一例を示す一部切欠斜視図、第2図は同レコード
収納状態における斜視図、第3図イ,ロ,ハはそ
れぞれ同レコードケースの蓋体の正面図、平面図
及び側面図、第4図は従来の記録円盤再生装置の
構成を示す一部切欠斜視図、第5図は同要部の斜
視図、第6図は同側断面図、第7図イ,ロは同要
部の動作を説明するための概略側面図、第8図イ
は同要部の平面図、ロは同要部の側断面図、第9
図及び第10図は同ローデイング機構の概略図、
第11図イ,ロは同移送機構の説明図、第12図
〜第18図は本発明の一実施例を示し、第12図
及び第13図は要部拡大斜視図、第14図はレコ
ードケース挿入状態を示す斜視図、第15図及び
第16図は要部断面、第17図及び第18図は動
作説明図である。 51……拡開機構、55……挿入口、105…
…リング、111……リフトアーム、114……
レバー、122……カム、124……モータ、2
01,202……レコードケースガイド、20
3,204……案内部材、205……回動扉、2
11……突出部、212……レバー、214,2
15……ばね、216……突出部、217……ば
ね、219……先端、220……突出部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録円盤収納ケースに収納された記録円盤の
    再生装置において、前記記録円盤を装着し回転さ
    せるターンテーブルと、前記記録円盤を前記ター
    ンテーブル上に装着しうる第1の状態と前記ター
    ンテーブル上方で保持しうる第2の状態を取り得
    るよう前記記録円盤を移送する移送機構と、前記
    記録円盤収納ケースに係合して前記記録円盤収納
    ケースを前記再生装置内の所定の位置まで搬送す
    る搬送機構と、前記記録円盤収納ケースを前記再
    生装置の内部へ導く挿入口と、この挿入口をふさ
    ぐ位置とふさがない位置とをとる回動扉と、前記
    搬送機構の移動を制止する制止機構とからなり、
    前記回動扉は前記移送機構に連動駆動され、前記
    第1の状態においては前記回動扉が前記挿入口を
    覆う位置にあり、前記第2の状態においては前記
    回動扉が前記挿入口をふさがない位置にあるよう
    構成された記録円盤再生装置。 2 制止機構は回動扉と共に移送機構に連動駆動
    され第1の状態においては前記回動扉が挿入口を
    ふさぐと共に搬送機構の移動を制止する状態とな
    り、第2の状態においては前記回動扉が前記挿入
    口をふさがない位置にあると共に制止機構による
    前記搬送機構の移動制止状態を解除するように構
    成した特許請求の範囲第1項記載の記録円盤再生
    装置。
JP58187225A 1983-10-05 1983-10-05 記録円盤再生装置 Granted JPS6079554A (ja)

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JP58187225A JPS6079554A (ja) 1983-10-05 1983-10-05 記録円盤再生装置

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JP58187225A JPS6079554A (ja) 1983-10-05 1983-10-05 記録円盤再生装置

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JPS6079554A JPS6079554A (ja) 1985-05-07
JPS6336047B2 true JPS6336047B2 (ja) 1988-07-19

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KR100326873B1 (ko) * 1998-12-02 2002-03-13 구자홍 디스크 구동장치의 도어장치

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JPS6079554A (ja) 1985-05-07

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