JPS6336045Y2 - - Google Patents

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JPS6336045Y2
JPS6336045Y2 JP8028485U JP8028485U JPS6336045Y2 JP S6336045 Y2 JPS6336045 Y2 JP S6336045Y2 JP 8028485 U JP8028485 U JP 8028485U JP 8028485 U JP8028485 U JP 8028485U JP S6336045 Y2 JPS6336045 Y2 JP S6336045Y2
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JP
Japan
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etching
etched
residue
tank
liquid
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JP8028485U
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JPS61198269U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はエツチング液を用いて、各種材料の
エツチングをおこなうのに使用されるエツチング
装置に関する。
この種エツチング装置は従来、半導体集積回
路、数字電極その他複雑で寸法精度の要求される
ものの蝕刻に使用されている。
(従来例) 第3図はこのようなエツチング装置の従来例を
示すものである。
図中21はエツチング槽であつて、その断面形
状が楕円状の曲面からなり、降下するエツチング
雑渣を含むエツチング液を排出口へ円滑に導び
く。
エツチング槽21の内部には被エツチング材料
25をエツチング槽21内に供給し移送するため
の搬送手段26例えばローラコンベアが設けら
れ、更に搬送手段26の上方および下方には搬送
された被エツチング材料25の上・下面にそれぞ
れ対向するようにしてエツチング液の噴射手段2
7,27′が設けられている。更に噴射手段の下
方、すなわちエツチング槽21の下部には、エツ
チング液の排出口30が形成されている。エツチ
ング残渣を含むエツチング液は、エツチング残渣
を含むエツチング液の流れとともに排出口30を
経てスクリーン部材31へ流れる。
そして排出口30より整流となつて排出される
エツチング残渣を含むエツチング液を、エツチン
グ残渣とエツチング液とに分離する。エツチング
残渣はスクリーン部材31に沿つてエツチング残
渣回収手段33へ落下するが、大部分のエツチン
グ液はスクリーン部材31を通過してそのままエ
ツチング液貯溜槽36へ落下する。
エツチング残渣回収手段33はスクリーン部材
31と貯溜槽36の間に棚状に設けられ、その底
部はエツチング液のみを通過させるメツシユ35
が設けられている。従つてスクリーン部材31よ
り落下したエツチング残渣はメツシユ35上に回
収され適当な手段で外部に排出される。貯溜槽3
6は、スクリーン部材31及びエツチング残渣回
収手段33から落下するエツチング液が該槽内へ
流入するように一部が開放された槽である。
貯溜槽36に貯溜されたエツチング液は循環手
段(図示せず)によつて再び噴射手段27,2
7′,32,34へ送られる。
このような構成に係るエツチング装置において
は、噴射手段27,27′から噴射され、被エツ
チング材料25と接触した後降下するエツチング
液は排出口30に流れスクリーン部材31上を通
過するが、その際、エツチング液の大部分がスク
リーン部材31を透過して貯溜槽36に降下する
が、小量のエツチング液とともにエツチング残渣
はこのスクリーン部材31上を搬送され、回収手
段33に落下蓄積される。またこのエツチング残
渣と同時に回収手段33に落下する少量のエツチ
ング液はメツシユ35を通過してエツチング液貯
溜槽36に導入される。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のエツチング装置に於いては、被エツチン
グ材料の搬送手段は一条であつた為に一度に一つ
のラインで一回分しか被エツチング材料をエツチ
ングする事が出来なかつた。また、このとき被エ
ツチング材料の搬送手段を複数条設けると一度に
一つのラインで複数回分被エツチング材料をエツ
チングする事が出来るが、そうすると各々のライ
ンのエツチング槽内に於ける位置によりエツチン
グすらを生じ、それを解消する為の調整は事実上
困難であり、またラインを上下に分けて設けた場
合には上のラインのエツチング残渣が下のライン
に流れるということと、ラインを左右に分けて設
けた場合は各々のラインにおいて外側と内側でエ
ツチングの差異が生じ、実用には向かなかつた。
また、エツチング槽の大きさについても大きいと
エツチングむらを生じ、小さいと互いのエツチン
グ残渣の影響を受け、両方の条件を両立させるエ
ツチング槽はなかつた。
(問題を解決する為の手段) 被エツチング材料の搬送手段と被エツチング材
料に対するエツチング液の噴射手段とエツチング
液の排出口とを持つエツチング槽と、排出口より
排出されたエツチング残渣を含むエツチング液が
送られ、エツチング残渣を収容し且つエツチング
液を通過させるメツシユを設けたエツチング残渣
回収手段を設け、エツチング液貯溜槽よりなるエ
ツチング装置に於いて、上記被エツチング材料の
搬送手段を複数条設け、かつ各々の被エツチング
材料の搬送手段の数に対応してエツチング液の噴
射手段とエツチング液の排出口を持つエツチング
槽を各々に設け、かつエツチング残渣回収手段を
共通に設けたエツチング装置とする。
(作用) 本考案により、被エツチング材料の搬送手段を
複数条設け、かつ各々の被エツチング材料の搬送
手段の数に対応してエツチング液の噴射手段とエ
ツチング液の排出口を持つエツチング槽を各々に
設けることにより、被エツチング材料の搬送手段
の条数に応じただけエツチングできる被エツチン
グ材料の数を増やす事が出来、しかも従来のエツ
チングに劣らない品質で被エツチング材料にエツ
チングを施す事が出来る。
(実施例) 以下本考案の実施例を示す第1図および第2図
に基いて説明する。
図中21,41は各々別なエツチング槽であつ
て、縦に二段重ねに設けられており、その断面形
状が楕円状の曲面からなり、降下するエツチング
残渣を含むエツチング液を排出口へ円滑に導びく
とともに該筒状側壁に薄片等が附着するのを防止
している。叙上の目的を達するものであれば断面
形状は円形であつてもよく、又その他の形状であ
つてもよい。
各々のエツチング槽21,41の内部には被エ
ツチング材料25,45をエツチング槽21,4
1内に供給し移送するための搬送手段26,46
例えばローラコンベアが設けられ、更に搬送手段
26,46の上方および下方には搬送された被エ
ツチング材料25,45の上・下面にそれぞれ対
向するようにしてエツチング液の噴射手段27,
27′,47,47′が設けられている。更に該噴
射手段の下方、すなわち、エツチング槽21,4
1の下部には、エツチング液の排出口30,50
が形成されている。
エツチング残渣を含むエツチング液は、エツチ
ング残渣を含むエツチング液の流れとともに排出
口30,50各々が合流しスクリーン部材31へ
流れる。
ただし、このとき排出口30,50へエツチン
グ残渣やエツチング液の回収方法は、本例の様に
片流しに限らず、エツチング槽の筒状側壁の左右
両端部を互いに段違いにして排出口へ導くならど
の様な方法でもよい。
そして排出口30,50より整流となつて排出
されるエツチング残渣を含み、合流したエツチン
グ液を、エツチング残渣とエツチング液とに分離
する。エツチング残渣はスクリーン部材31に沿
つてエツチング残渣回収手段33へ落下するが、
大部分のエツチング液はスクリーン部材31を通
過してそのままエツチング液貯溜槽36へ落下す
る。スクリーン部材31の上方には、必要ならば
噴射手段を設け、エツチング残渣がスクリーン部
材31の傾斜面に沿つて円滑に落下するのを補助
してもよい。
更にスクリーン部材31は耐蝕性材料例えばチ
タン部材31及びエツチング残渣回収手段33か
ら落下するエツチング液が該槽内へ流入するよう
に一部が開放された槽である。
このような構成に係るエツチング装置において
は噴射手段27,27′,47,47′から噴射さ
れ、被エツチング材料25,45と接触した後降
下するエツチング液は排出口30,50に流れて
パイプ32を通過し、さらにスクリーン部材31
上を通過するが、その際、エツチング液の大部分
がスクリーン部材31を透過して貯溜槽36に降
下するが、小量のエツチング液とともにエツチン
グ残渣はこのスクリーン部材31上を搬送され、
回収手段33に落下蓄積される。なお、このとき
パイプ32にはガス抜き34が設けられている。
またこのエツチング残渣と同時に回収手段33に
落下する少量のエツチング液はメツシユ35を通
過してエツチング液貯溜槽36に導入される。
しかし、上述のようなエツチング残渣分離手段
は貯溜槽に設ける必然性がなく、もし別途エツチ
ング残渣とエツチング液を分離してからエツチン
グ液を貯溜槽にもどす構成であつてもよい。
また、この様なエツチング残渣分離手段として
は固液分離装置を用いてエツチング液と小量のエ
ツチング液およびエツチング残渣との混合物に分
離する方法でもよい。このときは直接貯溜槽へも
どされるエツチング液は90%ほどで、残りのエツ
チング液を回収する手段を持つ。
この様なエツチング液の循環手段は、第2図に
示す様にエツチング液貯溜槽36にポンプ37が
2台設けられ、各々別々に噴射手段27,27′,
47,47′にエツチング液が送られ再びエツチ
ングに供される。また、このエツチング液の循環
過程で徐々に失なわれるエツチング液を補充する
為に僅かずつポンプ38によりエツチング液貯溜
槽36へエツチング液が送られる。
また、一方回収手段33に落下蓄積され、もし
くは固液分離装置により分離された小量のエツチ
ング液とエツチング残渣は貯留タンク(図示せ
ず)やフイルタープレス(図示せず)によつて分
離され、分離されたエツチング液は補充エツチン
グ液の一部としてポンプ38によりエツチング液
貯溜槽36へもどされる。
(考案の効果) 本考案で搬送手段を複数条にするとともにエツ
チング液の噴射手段とエツチング液の排出口を持
つエツチング槽を各々に設けることにより、エツ
チングの処理を条数に応じて増やす事が出来、し
かも従来のエツチングに比べて劣らない精度のエ
ツチングを被エツチング材料に施す事が出来、一
つのラインの長さが非常に長いエツチングライン
においては特にラインの増設が困難であるが、本
例の様な場合は簡易な改造によりエツチング処理
能力を向上する事が出来、しかも合理化する事が
出来る。
また、エツチング残渣回収手段をラインの全て
の条の搬送手段において共通にしたのでエツチン
グ装置のエツチング能力が数倍になつたとしても
装置自体は比較的コンパクトに納まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例のエツチング装
置の断面図、第2図は第1図の別方向よりの断面
図を各々示す。第3図は、従来のエツチング装置
の断面図を示す。 21,41……エツチング槽、26,46……
搬送手段、27,27′,47,47′……噴射手
段、30,50……排出口、31……スクリーン
部材、32……パイプ、33……エツチング残渣
回収手段、35……メツシユ、36……エツチン
グ液貯溜槽、37,38……ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被エツチング材料の搬送手段と被エツチング材
    料に対するエツチング液の噴射手段とエツチング
    液の排出口とを持つエツチング槽と、排出口より
    排出されたエツチング残渣を含むエツチング液が
    送られ、エツチング残渣を収容し且つエツチング
    液を通過させるエツチング残渣回収手段を設け、
    エツチング液貯溜槽よりなるエツチング装置に於
    いて、上記被エツチング材料の搬送手段を複数条
    設け、かつ各々の被エツチング材料の搬送手段の
    数に対応してエツチング液の噴射手段とエツチン
    グ液の排出口を持つエツチング槽を各々に設け、
    かつエツチング残渣回収手段を共通に設けた事を
    特徴とするエツチング装置。
JP8028485U 1985-05-29 1985-05-29 Expired JPS6336045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8028485U JPS6336045Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8028485U JPS6336045Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61198269U JPS61198269U (ja) 1986-12-11
JPS6336045Y2 true JPS6336045Y2 (ja) 1988-09-26

Family

ID=30625989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8028485U Expired JPS6336045Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

Country Status (1)

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JP (1) JPS6336045Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61198269U (ja) 1986-12-11

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