JPH0149523B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0149523B2
JPH0149523B2 JP56216112A JP21611281A JPH0149523B2 JP H0149523 B2 JPH0149523 B2 JP H0149523B2 JP 56216112 A JP56216112 A JP 56216112A JP 21611281 A JP21611281 A JP 21611281A JP H0149523 B2 JPH0149523 B2 JP H0149523B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
chamber
overflow
channel
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56216112A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57132584A (en
Inventor
Jon Fuigieru Furanshisu
Furetsudo Osutaaman Harii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell International Inc
Original Assignee
AlliedSignal Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AlliedSignal Inc filed Critical AlliedSignal Inc
Publication of JPS57132584A publication Critical patent/JPS57132584A/ja
Publication of JPH0149523B2 publication Critical patent/JPH0149523B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D17/00Separation of liquids, not provided for elsewhere, e.g. by thermal diffusion
    • B01D17/02Separation of non-miscible liquids
    • B01D17/0208Separation of non-miscible liquids by sedimentation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D17/00Separation of liquids, not provided for elsewhere, e.g. by thermal diffusion
    • B01D17/02Separation of non-miscible liquids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G5/00Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents
    • C23G5/02Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents
    • C23G5/04Apparatus

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、その構成成分として比較的小さな密
度を有する液体及び比較的大きな密度を有する液
体を含む流体で、そして其等の構成成分が実質上
相互に混和し得ず、また比較的密度の小さいその
構成成分を汚染物として含む流動体の処理のため
の新規な装置と方法に関する。特に本発明は比較
的小さい密度の液体成分を混合液から除去するこ
とに関する。
比較的小さな密度の液体と比較的大きな密度の
液体を構成成分として含み、此等の成分は実質的
に相互に混和し得ないような混合液を処理するこ
とについては従来知られている。此の種の先行技
術の例としてはブルツケン等に与えられた米国特
許第3125106号、フイギエルに与えられた米国特
許第3559297号及び3589023号、3710450号、ケア
ーネイに与えられた米国特許第3733710号、ヘン
レイに与えられた米国特許第4136217号などがあ
る。ケアーネイ等の特許明細書によれば、比較的
大きい密度の液体から水を分離するのに通の水分
離器を用いて混合液を処理することが示されてい
る。ヘンレイの特許明細書は、上層の部分が油の
懸濁液で底層の部分が洗浄水になつている混合液
の上層の部分をオーバフローさせるためのオーバ
フローパイプ26を示している。その液体のオー
バフローは静止の状態に到達させることを可能と
し、そうなるとそこに油層と水層が形成される。
その油層は従来のベルト状回転網じやくし30に
よつて除去される。
フエギエルの特許明細書は、それについて混合
液が1つのタンクから第二のタンクにオーバフロ
ーすることを可能とする工程を示している。その
第二のタンクは比較的小さい密度の液を除去する
ための一つのオーバフローパイプと、比較的大き
な密度の液を除去するための排水管を具備してい
る。フイギエルの米国特許第3710450号明細書中
の排水管7は壁8に平行して上方に走りその後タ
ンク9の中に曲つて入つており、そこで液はその
タンクに入るのでパイプは空になる。排水管のそ
の高さによつて水分離ポンプ4の中における溶液
の液面の高さが決まる。オーバフローパイプ6は
排水管7の液面より僅か上の点において水分離集
水孔に連結される。
この先行技術もまた我々が知つている他の先行
技術も比較的小さい密度の液と比較的大きい密度
の液を構成成分とし、これらが相互に実質的に混
和し得ないような混合液の取扱い方法と装置を供
給し得なかつたという欠点がある。また該混合液
を比較的小さい密度の液を上層に、比較的大きい
密度の液を下層にして迅速に分離することと、両
者の界面における断面積を迅速に限定することも
出来なかつたという欠点があつた。一方の液の他
方の液による溶解が最小限であり、比較的小さい
密度の液を実質的に完全に除去することが可能で
ある以上、迅速な分離と界面断面積の限定は実質
上重要なことである。
前述の如き種類の混合液を処理するための新規
な装置と方法を提供することが本発明の目的のひ
とつであり、該方法および装置によつて、その混
合液は比較的小さい密度の液の上層と比較的大き
い密度の液の下層に迅速に分離され、上下層の間
の界面の断面積を迅速に限定することができる。
本発明の付加的目的と効果、新規な特徴につい
ては、以下の記述において明らかにする。またそ
れは各部分について、以下に述べる試験或は実施
によつて当分野の此等の熟練者に会得され得る。
本発明の目的と効果は特許請求の範囲に記載した
装置手段とそれらの組み合わせによつて認識さ
れ、成されうる。
本発明によれば、前述した目的を達成するため
に、本発明は比較的小さい密度の液と比較的大き
い密度の液を構成成分として含み、両者は実質上
相互に混和し得ず、かつ比較的小さい密度の構成
成分は汚染物として存在するような流体を処理す
るための装置に指向される。一つの実施例におい
ては本発明装置はタンクと分離室と貯蔵室とを含
んでいる。
該タンクは予じめ高さを決定したせきを有して
おり、そのせきは分離室に到るオーバフロー流路
からタンクを分離している。該分離室は立ち上り
管に導かれるV字形の開口部の中に集まるところ
の上の部分を含む。該立ち上り管は流体排出流路
と空気による遮断を防止する通風口を含む。該流
体排出流路はせきの上縁の下の高さに位置し、そ
して空気による遮断を防止する通風口は流体排出
流路の上方の高さに位置する。
貯蔵室はその中に、流体排出流路より僅かに低
い高さに位置する上縁を有する、室の仕切り用せ
きを含んでいる。室の仕切り用せきは貯蔵室を第
一の補助室と第二の補助室に仕切つている。
分離室は該オーバフロー溝と第一の補助室の間
に設けられ、液体の流通に適用される。装置の底
部と装置の側面の部分と、分離室を貯蔵室から区
画する壁が下部流通溝を形成している。下部流通
流路の断面積はオーバフロー溝の出口の断面積よ
りも充分に大きくしてある。そうすることによつ
て装置を通じて流体の波が起つた場合に圧力の発
生を避け得るようにしたのである。
他の実施例においては、本発明装置はタンクと
分離室と前述の貯蔵室と、そして付加的にもう一
つの分離室ともう一つの貯蔵室とを含んでいる。
第二の分離室はV字形開口部の中へ集まる上部を
含み第二の立ち上り管に導入される。第二の立ち
上り管は第二の流体排出口と第二の空気による遮
断を防止する通風口を含む。第二の流体排出流路
は室を仕切るせきの上縁の下の高さの位置に取付
ける。第二の空気による遮断を防止する通風口は
第二の流体排出流路の上部の高さに設ける。
第二の貯蔵室は、その中に室を区画する仕切り
を含み、その仕切りは第二の流体排出流路より僅
かに下の高さに設ける。該室の区画の仕切りは第
二の貯蔵室を二つの区画とし第一の小区画と第二
の小区画に区切つている。
第二の分離室は第一の貯蔵室の第二の小室と第
二の貯蔵室の第一の小区画の間に位置して流体の
流通に適用させる。第二の小室は第二のオーバフ
ロー流路として作用し、そして第二のオーバフロ
ー流路は、第一のオーバフロー流路の出口の下の
高さに、その出口を設ける。装置の底部、装置各
側面部分、及び第二の分離室を第二の貯蔵室から
分割する壁、は第二の下部流路を形成する。第二
の下部流路の断面積は第二のオーバフロー流路の
出口の断面積よりも充分に大きくする。そうする
ことによつて装置を通じて流体の波が起つた場合
に圧力の発生を避け得る。
比較的小さい密度の液と比較的大きい密度の液
を構成成分として含み、両者は実質的に相互に混
和のできない性質の液であり、そして比較的小さ
い液は汚染物として存在する構成成分であるよう
な流体を処理するための方法もまた提案される。
本発明の方法は次の諸工程を含む、即ち 比較的小さい密度の液の出口の流路に連なるV
字形開口部に集中する上層の部分を含む分離室に
導入されるオーバフロー流路からタンクを分離す
る予じめ選択された高さのせきを超えて流体を流
す工程と、 (a)(1) オーバフロー液は比較的小さい密度の液の
上層と比較的大きい密度の液の下層とに迅速
に分離され、 (2) 該上層と下層の間の界面がその断面積にお
いて迅速に限定される、ところの部分として
V字形開口部の中にオーバフロー流路からオ
ーバフロー液が流入することと、 (b) 層状となつたオーバフロー液の上層部分を比
較的小さい密度の液の出口流路を通すこと、 によつてオーバフロー液から比較的小さい密度の
液の構成成分を除去する工程と、 層状となつたオーバフロー液下層部分を下部流路
を通して流して、該層状となつたオーバフロー液
の下層部分を分離室から仕切りのせきを有する貯
蔵室に流入せしめる工程と、 下層の流体を該間仕切りのせきを超えて貯蔵室
の第二の小室に流し込み精製されたオーバフロー
液を供給する工程とを含むものである。
比較的小さい密度の液の出口流路はオーバフロ
ー流路からタンクを分離するせきの上縁より低い
高さの位置に設ける。室を仕切るせきは、比較的
小さい密度の液の出口流路より僅かに低い高さに
上部の唇状部分を設けてある。このせきは貯蔵室
を第一の小室と第二の小室に仕切るものである。
該下層流路は該装置の底部と該装置の各側壁の部
分と該貯蔵室から分離室を仕切るところの壁の下
端部によつて形成せしめる。下層流路の断面積は
オーバフロー流路の出口の断面積より充分大きく
して設ける。そうすることによつて装置内で流体
の波が起つた場合にも圧力が高くなるのを避け得
るようにする。
もう一つの実施例においては、以上に開示した
工程のほかに、更に (a) 第二のオーバフロー流路として作用する第二
の小室から精製されたオーバフロー液を第二の
分離室のV字形開口部に流入させること、と (b) 第二の比較的小さい密度液の出口流路を通じ
て層状となり、精製されたオーバフロー液の上
層部分を流すこと によつて、比較的大きい密度の液といくらか未分
離の比較的小さい密度の液とを含む精製されたオ
ーバフロー液からいくらか未分離の比較的密度の
小さい液の少くも一部分を除去する工程と 層状とされ精製されたオーバフロー液の下層部
分を第二の分離室から、室を分割する仕切りをそ
の中に有する第二の貯蔵室へと通過させ、該下層
部分は第二の下層流路を通つて通過させる工程と 一層精製されたオーバフロー液を供給するため
に精製された下層流の液を該室を分割する仕切り
を超えて第二の分離室の第二の区画の中に流し込
む工程、とを含むものである。そして前記V字形
開口部は第二分離室の上層部分に設けられそして
第二の比較的小さい密度の液の出口の流路に導か
れる。それによつて、(1)精製されたオーバフロー
液はいくらか未分離の比較的小さい密度の上層液
と比較的大きい密度の下層液とに迅速に分離さ
れ、そして(2)該上層下層の中間面はその断面積に
おいて迅速に限定されるのである。
第二の比較的小さい密度の液の出口流路は室仕
切り用せきの上部唇状部の下の高さの位置に設け
る。室を区画する仕切りは第二の比較的小さい密
度の液の出口流路の僅かに低い高さの位置に境界
を有する。此の仕切りは第二の貯蔵室を第一の小
区分と第二の小区分とに分割する。第二の下層流
路は該装置の底部と各側板の部分と第二の分離室
を第二の貯蔵室から分割している壁の低い末端部
分とにより構成する。第二の下層流の断面積は第
二のオーバフロー流路の出口の断面積より充分に
大きくしてあるので該装置内で流体の波が起つた
場合にも圧力の上昇を避け得る。第二のオーバフ
ロー流路の出口は第一のオーバフロー流路の出口
の下の高さに設ける。
前述のように、本発明によれば、比較的小さな
密度の液と比較的大きな密度の液を構成成分とす
る流体を処理するための新規な装置と方法が提供
される。此等の構成成分は実質的に相互に混和し
得ず、かつ該比較的小さい密度の構成成分は汚染
物として存在する。
第1、第2図を参照すると、本発明による好ま
しい実施例の装置10はタンク12と分離室14
と貯蔵室16とを含んでいるものとして提供され
ている。タンク12は該タンクを分離室14に導
くオーバフロー流路20から分離する予じめ選ば
れた高さのせき18を含む。好ましくはせき18
の上層部22は、そこに包含する浄化用溶媒によ
つて汚染物を分離しタンク12の中に導入するた
めの良好な清掃作用を提供するためにオーバフロ
ー流路20の方向に傾けて設けられる。
タンク12はたとえば、その中に含まれている
溶媒に作業用具片を浸漬してそれを洗浄するのに
用いられる。その溶媒は例えば実例として、室温
においてはイソプロパノール(isopropanol)を
有するトリクロロトリフルオロエタン
(trichlorotrifluoroethane)の共沸混合物
(azeotrope)のようなハロゲン化された溶媒
(halogenated soluent)であり、及び又はエタノ
ール(ethanol)かトリクロロトリフルオロエタ
ンの共沸混合物とメチレンクロライド
(methylene chloride)である。ハロゲン化され
た溶媒はまたイソプロパノール、エタノールとメ
チレンクロライドのいずれか又は両者の混合物を
伴つたトリクロロモノフルオロメタン
(trichloromonofluoromethane)の共沸混合物で
ある。
分離室14は立ち上り管30へと導かれるV形
状に集れんした開口部28を形成する上層部分2
6をそなえている。立ち上り管は液の出口流路3
2及び空気遮断防止用の抜け穴34を含んでい
る。液の出口流路32はせき18の上縁35より
低い高さの位置に設ける。
オーバフロー流路20は上縁38を有する出口
36を含む。上縁38は上部26の側部42が立
ち上り管30の方に集れんし始める点40より下
である方が好ましい。側部42は上部26のタン
ク12に最も近い側である。第7図に示すよう
に、側部42が立ち上り管30の方に集れんし始
める点が上部縁38と同じ場所にあるようにして
もよい。しかしながら前述した本発明装置の此の
形状の好ましい実施例はV字形開口部28の区域
における撹乱を減少させる利益を有する。したが
つて比較的小さい密度の液成分と比較的大きい密
度の液成分との分離がよりよく進むようになる。
分離室14がその形状になつていることが、室
14に入る液流を比較的小さい密度の上層液と比
較的大きい密度の下層液に迅速に分離させること
になり、また該上層と下層との間の断面における
境界領域を迅速に限定することとなる。V字形開
口部が導く立上り管30は、その断面積が相対的
に小さいので該上層液を容易に取除くことにな
る。かくして相対的に小量である汚染物は立ち上
り管では深さにして数インチ(約7〜9センチメ
ートル)になる。汚染物はチヤンネル32を通つ
て装置から除去される。液の汚染に伴う特別な不
溶物もまた出口流路32を通つて除去される。
貯蔵室16はせき44を含み、それは出口流路
32より僅かに低い高さの位置にある上縁46を
含んでいる。高さの差は、例えば、含まれている
液の比重に応じて決める。もしも例えば混合液が
水とフルオロカーボンのようなハロゲン化された
溶媒であるならば、上部唇状部46は出口流路3
2より最小限約半インチ(1.3cm)低い位置に設
ける。せき44は貯蔵室16を補助室48と補助
室50に仕切る。好ましくはせき44の上部51
は良好な清掃作用を提供するために補助室50の
方向に傾斜していることが望ましい。貯蔵室16
は好ましくは頂部52を含むことが望ましく、そ
れによつてそこに含まれる処理液の損失が空気で
囲まれた貯蔵室16の中に入ることが阻止され
る。図面に示すように、本発明の装置がその形状
に構成されたことがタンク12の附近以外での溶
媒の蒸発損失を防止するのである。比較的大きい
密度の液の、抜け口34を通しての蒸発損失は無
視し得る。この理由は抜け口の開口が比較的小さ
いということと、比較的小さい密度の液成分は、
比較的大きい密度の液と抜け口34の間に位置し
ているということからである。
第5図によると、底部53、側部54、側部5
6(本発明装置の各側)及び壁60の下端58は
下層流路62を形成する。壁60は分離室14を
貯蔵室16から分離している。流路62の断面積
はオーバフロー流路20の出口36の断面積より
も充分大きくされており、それによつて、本発明
装置10の内部を通じて液中に波が発生した場合
に圧力が高くなるのを防止せしめる。
装置10には、処理液を補助室50からタンク
12に帰すために、ポンプ66を設けることが望
ましい。ポンプ66は撒布機70の中にある配管
68を通つて補助室50とタンク12に連結す
る。配管68は好ましくは液をタンク12に還流
させる前に処理液から未分離の不溶汚染物を除去
するために、更にフイルター72を含むことが望
ましい。フイルター72は便宜上ポンプ66と撒
布機70の中間の位置に設ける。
第3、第4図には、二つの分離室を設けたこと
をその特徴とする本発明の装置のもう一つの好ま
しい実施例74が提示されている。本装置又は前
記した装置の何れが汚染物を除去するのに用いら
れるか否かは、比較的大きい密度の液体成分から
比較的小さい密度の液体成分を分離する容易度の
大小といつたようなフアクターによつて決めれば
よい。例えば、もし分離があまりに難しいもので
なければ、第1図及び第2図の装置は満足なもの
である。しかしながら分離が困難である場合には
第3図及び第4図の装置が使用されるべきであ
る。液の分離が極端に困難である状態において
は、本発明の実施例として、3箇或はそれ以上の
分離室を設けることが可能である。
装置74はタンク76、分離室78、及びタン
ク12と同じである貯蔵室80と分離室14と前
述の貯蔵室16とを含有するがオーバフロー流路
として作用する貯蔵室80の補助室82は含まな
い。オーバフロー流路82はオーバフロー流路8
8の出口86より低い高さに設けた出口84を含
む。
装置74は、タンク76、分離室78及び貯蔵
室80に加えて、分離室89と貯蔵室90を含
む。分離室89は立ち上り管94に導くV字形開
口部92に集まる上部91を含む。立ち上り管9
4は流体出口流路96及び空気遮断防止の抜け口
98を含む。出口流路96はせき102の唇状物
の下の高さの位置に設ける。抜け口98は出口流
路96より高い位置に設ける。
オーバフロー流路82の出口84の上縁104
は、立ち上り管94に向つて、上部91の側部1
08が集れんし始める点106の下方に設けるこ
とが望ましい。側部108は貯蔵室80に近い方
の側部である。側部108が立上り管94の方に
集れんし始める点は、上縁104と一致させても
よいことは、第7図に示したように第1図及び第
2図の装置の場合におけると同様である。しかし
ながら此の形状の装置の好ましい実施例はV字形
開口部の域内での撹乱を減少させ、かくして比較
的小さい密度の液成分と比較的大きい密度の液成
分とのより良い分離を促進する効果を有する。
以上の記述から理解し得る如く、分離室89は
先に説明した実施例の分離室14と同じ形状を有
している。かくして分離室89は上層と下層の液
の流れ迅速な分離のような前記の効果をもたら
す。
貯蔵室90は出口流路96より僅かに低い高さ
の位置に設けた上部唇状片112を有する仕切り
をその中に含む。上部唇状片112及び出口流路
96は前記の上部唇状片46及び出口流路32と
同様である。此の説明からわかる様に本装置は流
体が流出するタンク76の下層流に対して準備し
た形状を具備している。明確に、分離室78の流
体出口流路113はタンク76のせき115の上
縁114の下にあり、せき102の上部唇状片1
00は出口流路113の僅か下にあり、出口流路
96は上部唇状片100より低い位置にあり、そ
して上部唇状片112は出口流路96より僅かに
低い位置にある。オーバフロー流路82もまたオ
ーバフロー流路88の出口86より低い高さの位
置に設けた出口84を含む。
貯蔵室90の仕切板110は室90を補助区画
116と補助区画117に分割する。仕切板11
0の上部118は好ましくは補助区画117の方
向に傾ける。貯蔵室90は好ましくは、その中に
含まれる処理液の、貯蔵室90を囲む空気中への
損失を防止するため頂部119を設ける。第4図
に見られる如く、比較的大きい密度の液成分の蒸
気はタンク76の近くでのみ周囲の空気中への逸
散損失を受ける。
第6図を参照すると、底部120、側部12
2、側部124(各装置74の)及び壁128の
下端126は下層流路130を形成する。壁12
8は分離室89を貯蔵室90から分割する。下層
流路130の断面積はオーバフロー流路82の出
口84の断面積よりも充分に大きくし、かくする
ことにより該装置74の内部を通じて波を生じた
場合においても圧力の増大を避けるようにする。
該装置74は、処理液を補助区画117からタ
ンク76に還流させるためにポンプ134を含ん
でいることが望ましい。ポンプ134は撒布機1
38に含まれる配管136を通つて補助区画11
7とタンク76を連結する。好ましくは、配管1
36は処理液をタンク76に還流させる前に分離
されないままに残つている不溶解性の汚染物のす
べてを除去するためのフイルター140を含む。
フイルター140はポンプ134と撒布機138
の中間に設けられるのが便宜である。
比較的小さい密度の液成分と比較的大きい密度
の液成分を含む液を処理し、第1図及び第2図の
装置を用いる本発明の方法について説明する。該
処理液の成分は実質的には相互に混和し得ないも
ので、比較的小さい密度の成分は汚染物として存
在する。
本発明にかゝる方法の最初の工程において、該
処理液はせき18を超えて流される。本発明に従
えば、次の工程で、比較的小さい密度の液成分は
該オーバフロー液から除去される。除去はオーバ
フロー液をオーバフロー流路20からV字形開口
部28に流すことにより達せられ、その結果該オ
ーバフロー液は比較的小さい密度の上層液と比較
的大きい密度の下層液に迅速に分離され、そして
その結果、上層と下層との液の間の界面が迅速に
限定されるようになる。除去工程はかくして出口
流路32を通して、層状となつたオーバフロー液
の上部の部分を流すことを含むものである。
第三の工程では、本発明に従えば、層状化され
たオーバフロー液の下層部分は分離室14から貯
蔵室16の中に流すようにする。該下層部分は下
層流路62を通して補助室48の中に流し込むよ
うにする。本発明の第四の必須工程では、下層流
の液は、精製されたオーバフロー液を供給するた
めにせき44を超えて補助室50の中へ流すよう
にする。
好ましくは、該工程は更に精製されたオーバフ
ロー液を補助室50から撒布機70を経由してタ
ンク12に還流させる工程を含ませる方がよい。
該工程が還流を含むならば還流液を過すること
が望ましい。
次に本発明に従い、第3図及び第4図に示す装
置を使用する方法について説明する。この方法は
前述の必須の諸工程を含み而も下記の付加的諸工
程を含む。この方法においては、比較的小さい密
度の液のある部分は分離室78の中に残存し除去
されない。此の実施例の諸方法の第一の付加的必
須工程においては、精製されたオーバフロー液か
ら何等かの分離されない比較的小さい密度の液が
取除かれる。除去は精製されたオーバフロー液
を、オーバフロー流路82として作用する補助室
82から分離室89のV字開口部92の中に流入
させることにより達せられる。結果として、精製
されたオーバフロー液は残留している比較的小さ
い密度の液の上層と比較的大きい密度の液の下層
に迅速に分離される。更にまた、結果として上下
層間の境界面が迅速に限定される。而して、除去
工程は層状となり精製されたオーバフロー液の上
層部を出口流路96を通して流すことを含む。
本発明に従えば次の付加的必須工程において、
層状となり、精製されたオーバフロー液は分離室
89から貯蔵室90の補助区画116に流すよう
にする。下層部分は下層流路130を通して流
す。最後の付加的必須工程では、精製された下層
流液は、一層精製されたオーバフロー液を供給す
るために仕切り110の上部唇状片112を超え
て流すようにする。
此の方法は更に補助区画117から撒布機13
8を経由してタンク76に、オーバフロー液を還
流させる工程を含む方がよい。該方法が還流の工
程を含む場合はその中からすべての特殊な物を除
去するために還流液を過する工程を含むことが
望ましい。
タンク12又は76の洗滌用溶媒の中に浸漬す
ることによつて清浄化された作業用片は最終清浄
化のために蒸気脱脂機に移すことができる。蒸気
脱脂機は単一の蒸気脱脂機から、超音波機を具備
した多段の液−液−蒸気の順で処理する脱脂機ま
で排列することができる。溶媒の中に浸漬した後
蒸気の吹付処理を行う清浄化のために設ける設備
の組み合わせは、金属やガラス及びプラスチツク
基質から水を主とする油滴混在物並に水の膜を除
去するために特に有用である。
本発明に係る装置は金属材料で構成するのが便
宜である。適切なのは、各立上り管は、上層と下
層の間の界面の水準が見えるように透けて見える
ガラスで作るのがよい。下層流路の断面積は、少
くもオーバフロー流路の上流の出口の断面積の約
2倍とすることが望ましい。
本発明の此の開示においては、本発明の二つの
実施例を優先的に必須のものとして説明した。本
発明は、こゝに述べた発明概念の視野の範囲内で
の修飾や設計変更が可能であるということが理解
されるべきである。本発明の範囲は特許請求の範
囲の記載によつて決定される。これまでに簡潔に
述べた数例の設計変更や修飾は、単なる例証を目
的とするものであつた。
本発明の新規な装置と方法は作業片を清浄化す
るために清浄用の溶媒を含んで適用されるタンク
を提供し、またここに紹介した汚染物の清浄溶媒
による連続的除去を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好ましい実施例の平面図であ
り、一箇の分離室を有する装置の一例を示す。第
2図は第1図に示した装置の図における2−2線
に沿う断面図である。第3図は本発明の他の好ま
しい実施例の平面図であり、二箇の分離室を有す
る該装置の例を示す。第4図は第3図に示した装
置の図における4−4線に沿う断面図である。第
5図は第1図に示した装置の図における5−5線
に沿う一部断面図であり、本図は下層流路62を
示す。第6図は第3図に示した装置の図における
6−6線に沿う一部断面図であり、本図は下層流
路130を示す。第7図は第2図に示した装置の
図の部分的変更の実施例を示す図である。 10は本発明装置、12はタンク、14は分離
室、16は貯蔵室、18はせき、28は開口部、
30は立ち上り管、32は第一流体出口流路、3
4は第一空気遮断防止抜け口、35はせきの上
縁、36は出口、44は室仕切用せき、46は上
部唇状片、48は第一補助室、50は第二補助
室、62は第一下層流路、74は第二分離室、8
2は第二補助室、84は出口、90は第二貯蔵
室、94は第二立ち上り管、96は第二流体出口
流路、98は第二空気遮断防止抜け口、100は
唇状片、102は室区画用せき、110は室分割
用仕切り、112は上部唇状片、116は第一補
助区画、117は第二補助区画、126は第二オ
ーバフロー流路、130は第二下層流路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 比較的小さい密度の液成分と比較的大きい密
    度の液成分を含み、該両成分は実質的に相互に混
    和し得ず、かつ比較的小さい密度の成分が汚染物
    として存在する混合液を処理するための、タンク
    12、分離室14、及び貯蔵室16を含む装置で
    あつて: 該タンクは、第一分離室14に連なる第一オー
    バフロー流路から該タンクを分離する予じめ選ば
    れた高さのせき18を具備し; 該第一分離室は第一立上り管30に連なる開口
    部28の中に収れんする上部を含み、該第一立上
    り管は第一液出口流路32及び第一空気遮断防止
    抜け口34を含み、該第一液出口流路は該せきの
    上縁35より低い高さの位置に設けられており、
    該第一空気遮断防止抜け口34は該第一液出口流
    路32の上方の位置の高さに設けられており、 かつ、第一貯蔵室16はその中に室を仕切るせ
    き44を含み、該せきは該第一液出口流路32の
    僅か下の高さに設けた上部唇状片46を含み、該
    室を仕切るせきは該第一貯蔵室を第一補助室48
    と第二補助室50とに区切り、 そこにおいて第一分離室14が該第一オーバフ
    ロー流路20と該第一補助室の間に位置して流体
    の流通経路を形成し、またそこにおいて該装置の
    底部と、該装置の各側部及び該第一貯蔵室から該
    第一分離室を分割する壁の下端が第一下層流路6
    2を形成し、該第一下層流路の断面積は該第一オ
    ーバフロー流路の断面積より充分に大きくし、そ
    れによつて該装置内を通じて該流体の波が起つた
    場合に圧力の上昇を避けられるように構成した装
    置。 2 更に第二の立ち上り管94に導かれる開口部
    の中に収れんする上部を有する第二分離室74を
    含み、また第二の液出口流路96及び第二の空気
    遮断防止抜け口を有する第二立上り管を含み、室
    を区画するせき102の上部唇状片100より低
    い高さの位置に設けた第二流体出口流路を含み、
    該第二の流体出口流路より高い位置にある該第二
    の空気遮断防止抜け口を含み、該第二の流体出口
    流路96の僅かに低い高さの位置にある上部唇状
    片112を有し室分割用仕切り110を有する第
    二の貯蔵室90を含み、該第二の貯蔵室を第一補
    助分画と第二の補助分画117に分割する、室分
    割仕切りを含み、 また該第一貯蔵室の該第二補助室82と該第二
    貯蔵室の該第一補助区画116の間に位置して流
    体の流通経路を形成する該第二分離室74が設け
    られており、また第二のオーバフロー流路として
    作用する第二の補助室を含み、そして該第二オー
    バフロー流路126は該第一オーバフロー流路8
    4の該出口の下の高さの位置に設けた出口を有
    し、 また該装置の底部と該装置の各側部と該第二分
    離室を第二貯蔵室から分割する壁の下端とにより
    第二下層流路を形成し、第二下層流路130の断
    面積を該第二オーバーフロー流路の該出口84の
    断面積よりも充分大きく形成することにより、該
    装置の内部を通じて該流体の波が起つた場合に圧
    力の上昇を避けられるように構成した特許請求の
    範囲第1項に記載の装置。 3 更に該タンクに該第二補助室の中に液を還流
    させるのに適用する液の還流手段と、該第二補助
    室と、該還流手段と該タンクの間に該配管中に
    過手段と、該タンクとの液の流通経路の中に位置
    する該還流手段とを含む特許請求の範囲第1項に
    記載の装置。 4 該第一貯蔵室が、該第一貯蔵室に蔵された処
    理液の該第一貯蔵室から大気中への損失を防止す
    るための頂部を含み、該タンクの該せきの上部が
    該第一オーバフロー流路の方向に傾斜して成る特
    許請求の範囲第1項に記載の装置。 5 更に該第二補助分画中該タンクに処理液を還
    流させるのに適合させる流体還流手段と、該第二
    補助分画と該タンクへの流体の流通経路に適用さ
    せる配管中に位置する流体還流手段を含む、特許
    請求の範囲第2項に記載の装置。 6 比較的小さい密度の液成分と比較的大きな密
    度の液成分を含み、これらの成分は実質的に相互
    に混和し得ず、比較的小さい密度の成分は汚染物
    として存在する液の処理のための方法であつて、
    第一の比較的小さい密度の液出口流路に導く上部
    を有する第一分離室に導く第一オーバーフロー流
    路からタンクを分離するところの予じめ選ばれた
    高さに設けられたせきを超えて流体を流し、該第
    一の比較的小さい密度の液の出口流路が該せきの
    上縁の下の高さに位置することに特徴がある工程
    と、 (a) 該第一オーバフロー流路から該V字形開口部
    にオーバフロー液を流し、そこにおいて (1) 該オーバフロー液が比較的小さい密度の上
    層と比較的大きい密度の下層に迅速に分離
    し、 (2) 上下層の中間の界面が急速に断面積におい
    て限定されることにより、また (b) 而して該第一の比較的小さい密度の液出口流
    路を通して層状となつたオーバフロー液の上層
    部分を流通することによつて、少くとも該比較
    的小さい密度の液成分の部分を除去する工程
    と、 該層状化したオーバフロー液の下層の部分を該
    第一の分離室から、該第一の比較的小さい密度の
    液出口流路より僅かに低い高さに設けた上部唇状
    片を有する室を仕切るせきを含む第一貯蔵室に流
    通させ、該層状化したオーバフロー液の該下層部
    分が、該装置の各側部と該第一分離室を該第一貯
    蔵室から分割する壁の下端の部分である該装置の
    底部によつて形成された第一下層流路を通つて流
    通し、該室区画のせきが該第一貯蔵室を第一補助
    室を第二補助室とに区分し、該装置内に液の波が
    起つた場合にも圧力の上昇が避けうるように該第
    一下層流路の断面積が該オーバフロー流路の出口
    の断面積より充分大きくしてある工程と、 精製されたオーバフロー液を供給するため、下
    層流の液を該室仕切用せきを超えて第二補助室の
    中に流入させる工程と より成る液処理方法。 7 更に該方法が、 (a) 第二オーバフロー流路として作用する該第二
    補助室から、該第二分離室の上部に形成され第
    二の比較的小さい密度の液の流路に導かれると
    ころの、第二分離室の開口部に、該精製された
    オーバフロー液が流通され、そこでは (1) 該精製されたオーバフロー液が、未分離の
    比較的小さい密度の液と該比較的大きい密度
    の液に迅速に分離され、 (2) 上下層の中間の界面がその断面積において
    迅速に限定されることによつて、及び (b) 而して該室区画用せきの該上部唇状片の下の
    高さに位置する、該第二の比較的小さい密度の
    液出口流路を通つて層状となり精製されたオー
    バフロー液の上層部分を流通させることによつ
    て、該比較的大きい密度の液と若干未分離の比
    較的小さい密度の液を含有する該精製されたオ
    ーバフロー液から、少くも、未分離の比較的小
    さい比重の液を除去する工程と、 層状化し精製された下層部分を、該第二分離室
    より、該第二の比較的小さい比重の液出口流路よ
    り僅か下に上限を有する室分離用仕切を有する第
    二貯蔵室の中に流入させ、該下層部分は、該装置
    の底部と各側部と、該第二分離室を該第二貯蔵室
    から分割する壁の下端とにより形成された第二下
    層流路を通り、該第二の下層流路の断面積が該第
    二オーバフロー流路の断面積より充分大きくして
    ある結果、該装置内に液の波が起つた場合にも圧
    力の上昇が避けられ、該第二オーバフロー流路が
    該第一オーバフロー流路の該出口の下の高さに位
    置し、該室分割の仕切りが該第二貯蔵室を第一補
    助分画と第二補助分画に分割して構成された上記
    流路を流通させる工程と、 精製された下層流の液を該室分割用仕切りを超
    えて、一層精製されたオーバフロー液を供給する
    ために該第二補助区画の中に流入させる工程 とを含むものである、特許請求の範囲第6項に記
    載の方法。 8 該方法が更に該精製されたオーバフロー液が
    第二補助室から該タンクに還流し、該還流液を
    過するものである、特許請求の範囲第6項に記載
    の方法。 9 該方法が、該第一オーバフロー流路の該出口
    の上縁が、該タンクに最も近い該第一分離室の該
    上部の側において該第一立上り管に向つて収れん
    し始める点の下方にあり、該第一及び第二の貯蔵
    室の各々が該第一及び第二の貯蔵室に蔵される処
    理液が大気中に逸散損失することを防止する頂部
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第7項
    に記載の方法。 10 該第一オーバフロー流路の該出口の上縁
    が、該タンクに最も近い該第一分離室の該上層部
    分の側にある点より低い位置で該第一立上り管に
    向つて収れんし始め、該第二オーバフロー流路の
    該出口の上縁が該第一貯蔵室に最も近い該第二分
    離室の上縁の側にある点より低い位置で該第二立
    上り管に向つて収れんし始めることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項に記載の方法。
JP56216112A 1980-12-24 1981-12-24 Device and method of treating liquid Granted JPS57132584A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US22020680A 1980-12-24 1980-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57132584A JPS57132584A (en) 1982-08-16
JPH0149523B2 true JPH0149523B2 (ja) 1989-10-25

Family

ID=22822528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56216112A Granted JPS57132584A (en) 1980-12-24 1981-12-24 Device and method of treating liquid

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0054793B1 (ja)
JP (1) JPS57132584A (ja)
KR (1) KR860000242B1 (ja)
CA (1) CA1184858A (ja)
DE (1) DE3169899D1 (ja)
GB (1) GB2091118B (ja)
HK (1) HK52485A (ja)
MY (1) MY8600132A (ja)
SG (1) SG32285G (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3303632A1 (de) * 1983-02-03 1984-08-09 Nikolaus 5350 Euskirchen Hammerschmitt Leichtfluessigkeitsabscheider
EP0328701A1 (de) * 1988-02-17 1989-08-23 Karl Meier Vorrichtung zum kontinuierlichen Trennen von Gemischen aus zwei Flüssigkeiten unterschiedlichen spezifischen Gewichts und einem Gas
EP0692290A1 (de) * 1994-07-13 1996-01-17 Nikolaus Hammerschmitt Fett-/Leichtflüssigkeitsabscheider
DE4443662C1 (de) * 1994-12-08 1996-06-20 Passavant Werke Abscheider für in Abwasser mitgeführte hochviskose Leichtstoffe
DE19517432C1 (de) * 1995-05-12 1996-08-22 Heinz Ihne Leichtflüssigkeitsabscheider
US7137751B2 (en) * 2003-03-14 2006-11-21 Societe Bic S.A. Writing instrument with cushioning element
JP2014034081A (ja) * 2012-08-08 2014-02-24 Ckd Corp 分離槽及び液体浄化装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE555806C (de) * 1930-11-04 1932-07-30 Wilhelm Gerlach Behaelter zum Trennen zweier verschieden spezifisch schwerer Bestandteile eines Fluessigkeitsgemisches
BE666112A (ja) * 1964-06-29
US3589023A (en) * 1969-06-10 1971-06-29 Allied Chem Process and apparatus for removing water from solid surfaces at low temperatures
GB2035118B (en) * 1978-11-24 1982-11-03 Fram Europ Separation of immiscible liquids
EP0016517B1 (en) * 1979-02-26 1982-09-15 Esi International Limited A method of recovering oil and apparatus for recovering oil by that method
DE2910307A1 (de) * 1979-03-16 1980-09-25 Allweiler Ag Vorrichtung zum trennen eines oel- wassergemisches

Also Published As

Publication number Publication date
KR860000242B1 (ko) 1986-03-21
JPS57132584A (en) 1982-08-16
CA1184858A (en) 1985-04-02
KR830007110A (ko) 1983-10-14
SG32285G (en) 1985-11-15
GB2091118B (en) 1985-03-13
EP0054793B1 (en) 1985-04-10
EP0054793A1 (en) 1982-06-30
GB2091118A (en) 1982-07-28
MY8600132A (en) 1986-12-31
DE3169899D1 (en) 1985-05-15
HK52485A (en) 1985-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4090530A (en) Apparatus for multi-phase fluid systems
US3710949A (en) Apparatus for continuously separating a sludge-containing mixture of two liquids
KR900701418A (ko) 표면 및 유체 청정 방법
KR101331286B1 (ko) 유수분리기 일체형 절삭유 정제장치
US4755198A (en) Column for treating gases
JPH0149523B2 (ja)
DE3071683D1 (en) Integrated flotation and filtration device and method for combined flotation and filtration
US4762614A (en) Apparatus for removal of surface films from non-absorbent articles
JPS59501002A (ja) 精製装置
US3386229A (en) Apparatus and method for treatment of gases
JP2541525B2 (ja) 半導体基板処理装置
US4636320A (en) Process for removal of surface films from non-absorbent articles
US1187208A (en) Dust-collector.
JPH078719A (ja) ろ過装置
JP3546360B2 (ja) 有機溶剤分離装置
DE2357461A1 (de) Vorrichtung zum klaeren von fluessigkeiten
JP3173542B2 (ja) 油脂成分分離装置
US2729340A (en) Drain and emulsion preserving arrangement for clarifiers
JP4187603B2 (ja) 塗料スラッジ分離装置
JP3144626B2 (ja) 油水の分離装置
JPH10286562A (ja) 工作機械における切削油中の浮上油除去装置
JPS629925Y2 (ja)
SU990923A1 (ru) Многополочный флотатор
JP2547001Y2 (ja) 鋼部品の洗浄装置
JPH02280889A (ja) 液体スキミング装置と液体表面層のスキミング方法