JPS6335926Y2 - - Google Patents

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JPS6335926Y2
JPS6335926Y2 JP4532683U JP4532683U JPS6335926Y2 JP S6335926 Y2 JPS6335926 Y2 JP S6335926Y2 JP 4532683 U JP4532683 U JP 4532683U JP 4532683 U JP4532683 U JP 4532683U JP S6335926 Y2 JPS6335926 Y2 JP S6335926Y2
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JP
Japan
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band
disk
boss portion
variable pitch
pulley
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JP4532683U
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JPS59150704U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はバンド式梱包機で梱包物を周回せしめ
たバンドを引締めるに当つて、引締めによる強い
負荷がかかつた時可変ピツチプーリーの径が自動
的に小さくなつて低速高トルクが得られ、また弱
い負荷の場合はその径が自動的に大となつて高速
低トルクが得られるようにした動力伝達装置に関
するものである。
「従来の技術」 従来バンド式梱包機では、バンドの送り、梱包
物を周回せしめたバンドの引締め、バンド端の一
時的の固定、バンドの両端内面同志の溶着バンド
端の切断などを行うカム軸の駆動のための動力源
には、2個または3個のモーターが使用され、
(例えば特公昭51−42999号公報で示されるもので
はモーターM1,M2,M3)その内バンド引締め
に使うモーター(同公報ではモーターM2)は強
いトルクが必要とされるため、比較的大きな容量
のモーターが使われている。
しかし、これでは、モーター自身が高価とな
り、大きなスペースを必要とし、また不必要な電
力を消費することになる。
この欠点を解消せんとして、例えば特公昭−43
−17449号公報で示されるように、バンド引締め
送りを負担する高速低トルクのリターンローラ2
で引戻されるテープTを、テープ引張杆46によ
り強制的に引張つて強い引締めを行うテンシヨン
方式とか、また特公昭55−34050号公報で示され
るように高速低トルクのローラー軸14に低速高
トルクを持つた動力を内蔵するワンウエイクラツ
チを介してリターンローラー11で速度の違つた
動力を一軸に入れて行う方式とかが普通使用され
ているが、これらは何れも、その構造が複雑であ
つて製作費も高価となり、またその作動も正確な
ものとはいえず、未だ実用的なものとは言い難
い。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は前述のように従来の装置では構造が複
雑であつて製作費も高価となり、しかもその作動
も正確とはいえず、したがつてこれらを実際に使
用するに当つて欠点が種々あるという点にかんが
みてその機構を単純化し、その作動が円滑であつ
て正確で高速の作業に適するようにこれを改良し
たものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、 バンド引締め・送りローラーとモーターの出力
軸との間に可変ピツチプーリーを設け、 可変ピツチプーリーは出力軸に固定したデイス
クとこれにスプリングで押圧される移動側のデイ
スクとよりなり、 一方のデイスクのボス部に螺旋溝を削設し、 このボス部に他方のデイスクのボス部を嵌挿
し、かつ前記螺旋溝はこのデイスクのボス部に設
けたピンを嵌挿した、 ものである。
「作用」 バンドの引締め力が増大すると、その負荷で移
動側のデイスクの螺旋溝は固定側のデイスクのピ
ンに沿つて移動して、移動側デイスクはスプリン
グに抗して押し開かれる。
したがつて各デイスクに渡つて掛けられたVベ
ルトはデイスクのV型溝に接触する径が小さくな
り、同ベルトの伝達力は低速高トルクとなる。
これで引締め完了した後は定法どおりバンドの
溶着切断がなされる。
次いでモーターをバンド送り方向に逆回転する
と、今度は、この可変ピツチプーリーに掛け渡さ
れているVベルトの張力関係は逆となつて可変ピ
ツチプーリーは最大径となり速い速度でバンド送
りがなされる。
「実施例」 これを本装置の1実施例を示す図面について説
明する。
Mはモーターであつて、瞬時正転逆転可能のも
のである。1はその出力軸、2は出力軸1に軸装
された可変ピツチプーリーでその詳細は後で詳述
する。
4は可変ピツチプーリー2とダブルプーリー3
に掛け渡したVベルト、6は減速機5の入力軸、
40はその出力軸で出力軸40はメカニカルクラ
ツチCを介してカム軸19(第2図参照)と連結
する。カム軸19にはカム20,21,22,2
3が取付けられ、これらカム20,21,22,
23は後グリツパー24ヒーター44(第1図参
照)プレスバー42前グリツパー25を作動させ
る。26はスライドテーブル、27はスイツチレ
バー、28はスイツチピン、M3はマイクロスイ
ツチでこれがオンすることによりモーターMを回
転させる。
一方、8′は一方のダブルプーリー3とプーリ
ー8に掛け渡したベルトで、バンド引締め・送り
ローラー10の軸9を駆動する。7は軸9に取付
けた電磁クラツチでバンド引締め・送りローラー
10は電磁クラツチ7の入切により回転力が連結
される。
M1はマイクロスイツチで設定された一定の引
締力になるとこの作動でカム軸19を回転させ
る。
第2図において、11はレバー14に軸架せる
補助ローラーでスプリング15の力でバンド引締
め・送りローラー10に圧接する。
16はバンドガイド、17は下部ガイド、18
は上部ガイドである。
次に可変ピツチプーリー2を詳述する。第3図
および第4図において、モーターMの出力軸1に
デイスク29をピン35で固着する。デイスク2
9の円筒状のボス部29′にデイスク30を摺動
可能に嵌挿する。33Aは前記ボス部29′に取
付けたピンでありこれにはローラー33を嵌合
し、このピン33Aおよびローラー33はデイス
ク30のボス部30′に削設した螺旋溝34に嵌
挿される。
31はデイスク30のボス部30′の外周に装
着されたスプリングであり、32はデイスク29
のボス部29′の上方に設けたスプリング31の
受座である。
デイスク29,30は相対応してV型の溝4′
を形成しこの溝4′にVベルト4が嵌挿される。
第5図において12はベルト4のたるみを無く
すためのテンシヨンプーリーで、これはスプリン
グ13で常に上方に持ち上げられている。
36はバンドを示す。
その作用を説明する。
バンド36がバンドガイド16からバンド引締
め・送りローラー10により送られ、下部ガイド
17、スライドテーブル26の下面を経て誘導さ
れ、スライドテーブル26上の梱包物を周回し、
上部ガイド18より再びスライドテーブル26の
下面に入り、その先端がスイツチレバー27を押
す。これによりマイクロスイツチM3がオンとな
りモーターMが回転する。モーターMの回転は、
可変ピツチプーリー2、ダブルプーリー3を経て
減速機5を回転し、さらにクラツチ機構Cを経て
カム軸19を回転し、カム23は前グリツパー2
5を上昇させスライドテーブル26との間でバン
ド36の先端をグリツプし、カム軸19は一旦停
止する。そしてマイクロスイツチM2がオンとな
り、電磁クラツチ7に通電され、バンド引締め・
送りローラー10が引締め方向に回転し補助ロー
ラー11と共同してバンド36を早い速度で引戻
す。
これで梱包物を周回しているバンド36のたる
みがなくなり、さらにその引締めに必要な力にな
るまで徐々にバンド引締め・送りローラー10に
負荷が増大してくる。
この増大する負荷により、可変ピツチプーリー
2に掛けられているVベルト4の緊張側に張力が
増大し、その緊張力でVベルト4は移動側のデイ
スク30をスプリング31の力に抗して押し開
く。この時デイスク30のボス部30′の螺旋溝
34は、デイスク29のボス部29′に取付けら
れたピン33Aのローラー33に沿つて移行す
る。
したがつてVベルト4が、デイスク29,30
のなすV型溝4′に接触する径が、第4図の径a
より、第3図の径bと小さくなりながら緊張力と
バランスして引締めが行われる。
その際のVベルト4のたるみは、テンシヨンプ
ーリー12で吸収される。すなわち、今までモー
ターMの高速低トルクの回転は低速高トルクとな
り、強力な引締め力を発揮する。
この引締め力が一定の設定された引締め力にな
ると、マイクロスイツチM1が作動し、再びカム
軸19が回転し、引締めたバンド36の他端を後
グリツパー24で押さえ、電磁クラツチ7が開放
しヒーター44がバンド36の上下端面間に差込
まれ、バンド36の上下面を溶融し、これをプレ
スバー42で圧着し、バンド36の供給側端を切
断する。これらの作業はカム20〜23で定法ど
おり行われる。
これが終りカム軸19の回転で前グリツパー2
5その他は元の位置に下降しスライドテーブル2
6も元の位置に戻り、カム軸19は停止する。こ
の時マイクロスイツチM3が働きモーターMの正
回転を停止し、また同時にマイクロスイツチM2
が働きモーターMはバンド送り方向に逆回転す
る。
ここで電磁クラツチ7に再び通電されバンド3
6の送りが開始される。
バンド送り方向にモーターMが逆回転すると、
可変ピツチプーリー2に掛け渡されているVベル
ト4の張力関係は、正回転時すなわち引締め時、
弛緩側張力であつたものが、緊張側張力に切り換
わり、螺旋溝34を介してVベルト4を押し付け
ているスプリング31力と回転方向の関係で軸心
方向に沈んでいたVベルト4はスリツプすること
なく、滑らかにかつ速かに軸心から離れ可変ピツ
チプーリー2は最大径となり、早い速度でバンド
送りがなされる。
このバンド36の送りの長さは、制御部品のタ
イマーによつて予め設定された長さだけ送られ、
電磁クラツチ7の通電が切れバンド送りが終りモ
ーターMも停止し、1回の梱包動作が終る。
「考案の効果」 本考案はこのように一方のデイスクに螺旋溝を
設けこのデイスクは他のデイスクに対して螺旋溝
に沿つて開いたりあるいは閉じたりするので、ベ
ルトの緊張力によつてこれが押し開かれて径が小
さくなる時、固定側のデイスクとVベルトとは回
転方向に対してスリツプしながらVベルトは軸心
方向に沈むが、移動側のデイスクとVベルトとは
回転方向のスリツプが起らず軸心方向に沈むこと
になるので、可変ピツチの移動が極めてスムーズ
で滑らかな伝達力を得ることができる。そして緊
張力を正確に感知して所期する伝達力を容易に得
ることができる。
また緊張力にしたがつてデイスクが閉じる方向
に動く時も同様にその作動が滑らかでしかも速や
かになされる。
すなわち本考案は極めて単純な機構にも拘わら
ず、その作動が正確であつて円滑に所期する伝達
力を容易に得ることができるものであつて、従来
のこの種の装置の欠点を充分に解消し得たもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本バンド式梱包機全体の平面図、第2
図はその一部側面図、第3図はとくに可変ピツチ
プーリーを縦断して示した動力伝達部分の平面
図、第4図イは可変ピツチプーリーが閉じた状態
の時の動力伝達部分の平面図同図ロはピンの分解
斜視図、第5図は動力伝達部分の側面図である。 1……出力軸、2……可変ピツチプーリー、1
0……バンド引締め・送りローラー、19……カ
ム軸、24……後グリツパー、25……前グリツ
パー、29……デイスク、29′……ボス部、3
0……デイスク、30′……ボス部、31……ス
プリング、33A……ピン、34……螺旋溝、3
6……バンド、M……モーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライドテーブル26の下方にカム軸19の回
    転で作動する前グリツパー25、後グリツパー2
    4、プレスバー42およびヒーター44を設け、
    またその側方下に、バンド36を引締めかつこれ
    を送るバンド引締め・送りローラー10を設け、
    同ローラー10とモーターMの出力軸1とを可変
    ピツチプーリー2を介して連繋し、そして出力軸
    1と、カム軸19を駆動するダブルプーリー3と
    の間に、スプリング13を装着したテンシヨンプ
    ーリー12を有するVベルト4を掛け渡し、かつ
    可変ピツチプーリー2は出力軸1に固定したデイ
    スク29とこのデイスク29に対してスプリング
    31で常に押圧されるデイスク30とよりなり、
    そして一方のデイスク30のボス部30′に螺旋
    溝34を削設し、そのボス部30′を他方のデイ
    スク29のボス部29′に嵌挿しかつ前記ボス部
    30′の螺旋溝34に、デイスク29のボス部2
    9′に設けたピン33Aを嵌挿させたバンド式梱
    包機の動力伝達装置。
JP4532683U 1983-03-29 1983-03-29 バンド式梱包機の動力伝達装置 Granted JPS59150704U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4532683U JPS59150704U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 バンド式梱包機の動力伝達装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4532683U JPS59150704U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 バンド式梱包機の動力伝達装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59150704U JPS59150704U (ja) 1984-10-08
JPS6335926Y2 true JPS6335926Y2 (ja) 1988-09-22

Family

ID=30175840

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4532683U Granted JPS59150704U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 バンド式梱包機の動力伝達装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4718709B2 (ja) * 2001-04-10 2011-07-06 ニチロ工業株式会社 梱包用のバンドの駆動装置

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JPS59150704U (ja) 1984-10-08

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