JP3075666B2 - 梱包機 - Google Patents

梱包機

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JP3075666B2
JP3075666B2 JP06118730A JP11873094A JP3075666B2 JP 3075666 B2 JP3075666 B2 JP 3075666B2 JP 06118730 A JP06118730 A JP 06118730A JP 11873094 A JP11873094 A JP 11873094A JP 3075666 B2 JP3075666 B2 JP 3075666B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、梱包機に関し、特に、
被梱包物にポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなるテ
ープ状のバンドを巻き付けるとともにその重合部分を溶
着接合して結束する作業を自動的または半自動的に行う
ことができるようにされた梱包機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、梱包作業の効率化及び省力化を
図るため、被梱包物に熱可塑性樹脂からなるテープ状の
バンドを掛け回し、該バンドの引締めを行い、このバン
ドの両端突き合わせ重合部分を加熱溶融圧着せしめると
ともに、その切断までを行う作業を自動的又は半自動的
に行うようにした梱包機が既に実用化されている。すな
わち、既によく知られているように、この種の梱包機
は、電動モータからの駆動力によりカム軸及び該カム軸
に外嵌固定された種々のカムを回転駆動せしめ、プレ
ス、ヒータプレート、スライドテーブル等の機構をタイ
ミングをずらせて作動させ、バンドの把持、押圧、溶
融、切断等の結束作業を行うようにされている。
【0003】このような従来の梱包機にあっては、バン
ドの引締め作動として、高速かつ低トルクでバンドの引
締めを行う一次引締め、及び低速かつ高トルクでの二次
引締めの二段階による引締めが行われることが一般的で
ある(例えば、特公平4−13205号公報参照)。そ
して、一次引締めから二次引締めへの移行は、張力を検
出するスイッチ等で運転モードを切り換えることにより
行われている(例えば、特開昭61−21304号公報
参照)。
【0004】また、本発明の出願人は、先に出願した特
願平5−226189号明細書により、バンドの供給・
引締め(フィード・バックフィード)用のモータ、及び
カム駆動用のモータとして、パルス数に応じた分だけ迅
速かつ的確に回転速度や移動量をコントロールできるス
テッピングモータを用いるとともに、フィード・バック
フィード用モータの出力軸に共振防止用ダンパーを設
け、該ダンパーとモータの本体側にホール素子と磁石を
用いてパルス数をCPUでカウントするようにした脱調
センサを配した梱包機を提案した。この提案によれば、
磁石がホール素子の配設位置を通過したときに発生する
一つのパルス間隔内でカウントされるモータ駆動パルス
数をCPUによりカウントし、その数が所定値を超えた
(所定以上の負荷張力がバンドに作用した)場合に脱調
が発生したと判断され、一次引締めから二次引締めに自
動的にかつスムースに切り換えることができ、しかも、
振動や騒音の発生を抑制することができる。
【0005】しかしながら、そのような梱包機において
は、二次引締め終了時に、後クランプによりバンドを固
定させてバンドの溶融接着が行われているが、二次引締
め終了時点から後クランプが実質的に作用するまでの間
に、せっかく引締められたバンドが緩んで被梱包物から
抜脱してしまうという不具合があった。そこで、本発明
の出願人は、先に出願した特願平5−335528号明
細書により、前記技術に加え、フィード・バックフィー
ドローラの前記バンドのフィード方向への回転は随時ロ
ック自在にせしめてバックフィード方向への回転は常時
許容する、例えば、ワンウェイクラッチや、駆動ソレノ
イドにより作動せしめられるブレーキバンドにより出力
軸のフィード方向への回転を制動可能ならしめる逆転防
止手段を設け、フィード・バックフィードローラのフィ
ード方向への回転が機械的に阻止され、バンドが緩んで
被梱包物から抜脱することを確実に防止することのでき
る梱包機を提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の後者のような従
来の梱包機においては、一次引締めから二次引締めへの
運転モードの自動切り換え、及び二次引締め終了時にお
ける自動停止は、バンドの負荷張力がそれぞれ設定上限
値に達したときに、それらの大きなトルクがフィード・
バックフィード用ステッピングモータに加わり、該フィ
ード・バックフィード用ステッピングモータが脱調する
ことにより行われる。このように、ひとたびバンドの負
荷張力が設定されれば、それ以後、バンドは設定張力値
に至るまで引き締められる。
【0007】これらのものにおいて、各引締め動作駆動
部材の慣性により、一次引締め完了(作動切換)時に生
じる衝撃力で被梱包物の破損を招くという問題点があっ
た。さらに、前記従来のものでは脱調センサがモータの
出力軸そのものの回転を検出するように設けられていた
ので、一次引締め完了時点を正確に検知しにくいという
問題点があった。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、特に、一次引締め完了時
に被梱包物を破損させてしまうことがなく、被梱包物の
性状に合うように二次引締め力の調整が迅速かつ容易に
なされ、しかも、バックフィード量の設定精度を向上さ
せることができる梱包機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係わる梱包機は、基本的には、被梱包物の
外周に巻回せしめられるバンドのフィード、バックフィ
ード等の作業に兼用される単一のフィード・バックフィ
ードローラを備えた機構の駆動源であるフィード・バッ
クフィード用ステッピングモータを備えた梱包機におい
て、前記フィード・バックフィードローラと該フィード
・バックフィードローラを駆動せしめるフィード・バッ
クフィードローラ軸との相対回転を許容して前記バンド
の一次引締め完了時に生じる衝撃力を吸収するスリップ
手段を備えたことを特徴としている。
【0010】そして、本発明のより好ましい具体例とし
ては、前記スリップ手段は、前記フィード・バックフィ
ードローラと前記フィード・バックフィードローラ軸に
一体回転可能に取付けられたスリーブとの間に設けられ
た摩擦板と、前記フィード・バックフィードローラと前
記スリーブの前記フィード・バックフィードローラ軸8
6の軸線に沿った相対位置を調節することにより前記摩
擦板による前記フィード・バックフィードローラと前記
スリーブ間の圧接力を調節する締付け手段とを備えたこ
とを特徴とするものや、前記フィード・バックフィード
ローラの回転を検出する磁気センサーと磁石を含む脱調
センサを設けたこと特徴とするもの等が挙げられる。
【0011】
【作 用】前述の如く構成された本発明に係わる梱包機
においては、被梱包物あるいは前記バンドの種類に応じ
て締付け手段によりフィード・バックフィードローラと
スリーブとの軸線方向相対位置を調節し、摩擦板による
フィード・バックフィードローラとスリーブ間の圧接力
を調節することにより、一次引締め完了(作動切換)時
の衝撃力をフィード・バックフィードローラとスリーブ
との間のスリップ手段の滑りで吸収することができ、被
梱包物の種類にかかわらず常に最適でかつ安定した二次
引締め力が得られ、しかも、バンドの抜脱あるいは被梱
包物の損傷も防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明に係わる一実施例梱包機の内部全体を
示すために天板を取り外した平面概略図、図2は正面概
略図、図3は図2のIII-III 矢視側面概略図である。
【0013】図1〜3において、本図示例の梱包機1
は、下端部にキャスタ2、2、…を装備した支柱3、
3、…と、該支柱3、3、…の各上端に水平状に載架貼
設せしめられた天板4と、四側面を囲繞して貼設せしめ
られた側板5と、該側板5の適宜箇所に開放自在に設け
られた点検口等(図示せず)とからなる、略箱状の梱包
機本体10を枠部材として備えている。さらに、該梱包
機本体10の上部には、下向きに略コ字状に形成された
筒状体からなり、被梱包物の周囲にバンドBを自動的に
配置せしめるバンド案内アーチ(図示せず)が必要に応
じて設置可能となっている。また、前記の支柱3、3、
…、天板4は、例えば、アルミ押し出し成形材で一体的
に形成されている。
【0014】前記梱包機本体10内部には、バンドコイ
ルを装填可能なバンドリール6がその中心軸6aを横向
きにして設置されている。また、前記梱包機本体10内
部における、前記バンドリール6設置側とは反対側(図
1、2では右側)上方部には、水平横方向に延びる板状
の支持板11が横架固設されるとともに、該支持板11
の上面には略コ字状の水平断面を有するフレーム12が
載置固定せしめられている。該フレーム12の左右の側
板12a、12b間には、バンドBを把持、押圧、溶
融、切断等の作業を行わしめる種々のカムやアームから
なる、バンド供給端処理手段K(詳細は後述する)が配
設されている。また、前記フレーム12の左側板12a
の外側面には、前記バンド供給端処理手段Kを駆動せし
める減速機7付きのカム駆動用ステッピングモータM1
が列設されるとともに、前記右側板12bの外方側に、
正逆回転可能なフィード・バックフィード用ステッピン
グモータM2 、フィード・バックフィードローラ8、ロ
ッカーローラ9等からなるバンド供給・引締め(フィー
ド・バックフィード)手段Fが並設され固定されてい
る。
【0015】次に、本図示例の梱包機1の詳細について
説明する。図4は図2の要部拡大図、図5は図3の要部
拡大図である。まず、前記バンド供給端処理手段Kにつ
いて説明する。前記カム駆動用ステッピングモータM1
からの駆動力は、前記減速機7で減速せしめられ、ころ
がり軸受13に軸支されたカムシャフト14に伝達され
るようになっている。該カムシャフト14は、前記フレ
ーム12の両側板12a、12b間に跨設せしめられ、
前記右側板12bにはころがり軸受15により軸支せし
められている。
【0016】図4に示すように、ヒータカム21、前ク
ランプカム22、プレスカム23、スライドカム24、
後クランプカム25、中スライドカム26が、前記カム
シャフト14に嵌挿せしめられ、キー16により固定せ
しめられている。前記各カム21〜26のそれぞれは、
プレスで所定のカム形状に打ち抜き成形された同形状の
板材を二枚重ね合わせて形成されている。そして、互い
に隣接する前記各カム21〜26同志間に形成された間
隙には、該各カム21〜26と同芯状に前記カムシャフ
ト14に挿通せしめられた、プラスチック製等の同形状
の円形板材スペーサ17、17…が介装せしめられると
ともに、該スペーサ17、17、…、及び前記各カム2
1〜26は、ボルト18、18により共締め固定されて
いる。
【0017】前記左右側板12a、12b間には、前記
前クランプカム22の回転に追従して上下動を行う前ク
ランプ40が配設されている。該前クランプ40は、門
形形状の断面を有するスプリング嵌挿部41と、該スプ
リング嵌挿部41に一体成形され、かつ基端部には枢止
軸42に回動自在に係止可能な切り欠きリング部43a
が形成された細長板状のアーム部43と、前記スプリン
グ嵌挿部41の上部にボルト等により固定せしめられた
ヘッド部45から構成されている。この前クランプ40
は、アルミ等の押し形成形材から成形せしめられ、ま
た、前記ヘッド部45にはバンドを供給するときの案内
のためのガイド孔44が穿設されている。
【0018】前記スプリング嵌挿部41の門形断面の左
右両脚部の内側面には、該スプリング嵌挿部41から横
方向(図5の右方向)に、前記アーム部43と平行に延
設せしめられたスチール製のカムローラ支持部材51、
51が取付けられている。該カムローラ支持部材51、
51の上部には、緩衝作用をなすスプリング部材46が
嵌挿せしめられるとともに、その下部には、前記前クラ
ンプカム22に追従して揺動するカムローラ52が挟装
されている。そして、前記カムローラ支持部材51の前
記前クランプ40のアーム部43に枢止された基端部5
1aには、前記カムローラ52を前記前クランプカム2
2に押圧すべく付勢するスプリング部材53が、前記支
持板11との間に介装されている。
【0019】同様にして、プレス55並びに後クランプ
56も、前記前クランプ40とほぼ同一の構成となって
おり、それぞれ前記プレスカム23、前記後クランプカ
ム25に追従して揺動するカムローラ57、58が備え
られている(構成の詳細は省略する)なお、前記プレス
55の上端側部にはバンド切断用のカッタ部材59が一
体に固着されている。
【0020】また、図5に示すように、前記側板12
a、12b間の上端部近傍には、ヒータ部材61、スラ
イド部材62、中スライド部材63が、揺動自在に配置
されている。前記ヒータ部材61は、上端部に位置せめ
られる板状のヒータプレート64と、該ヒータプレート
64の下面に固定され下方向に延びるヒータアーム65
とからなり、該ヒータアーム65は前記側板12a、1
2b間に跨設された枢止軸30に揺動自在に軸支されて
いる。そして、このヒータアーム65は、カムローラ7
1を介して前記ヒータカム21に連動して揺動可能に取
付けられている。
【0021】同様にして、前記スライド部材62は、前
記枢止軸30に軸支せしめられたスライドアーム66の
上端部に、板状のスライドテーブル67が固定されてい
る。前記スライドアーム66は、カムローラ72を介し
て前記スライドカム24に連動して揺動可能に取付けら
れている。さらに、前記枢止軸30に対して、前記ヒー
タ部材61及び前記スライド部材62の配置とは反対側
には、前記中スライド部材63が配設せれている。すな
わち、該中スライド部材63は、前記枢止軸30に軸支
せしめられた中スライドアーム73の上端部に、リミッ
トスイッチLが固着された中スライド74が固定されて
構成されている。前記中スライドアーム73は、カムロ
ーラ75を介して前記中スライドカム26に連動して揺
動可能に取付けられている。なお、前記ヒータ部材6
1、スライド部材62、中スライド部材63の前記各々
のアーム65、66、73の下端部には、前記各カムロ
ーラ71、72、75を前記ヒータカム21、前記スラ
イドカム24、前記中スライドカム26に押圧すべく付
勢せしめるスプリング部材76、76、76が、前記支
持板11との間に介装せしめられている。
【0022】次に、バンド供給・引締め手段Fについて
説明する。図6は、フィード・バックフィード用ステッ
ピングモータM2 の要部を切り欠いた縦断面図、図7は
図6のVII-VII 矢視図である。図示例のフィード・バッ
クフィード用ステッピングモータM2 として公知の減速
機構付きのステッピングモータが用いられている。すな
わち、モータ本体81内には、多相巻線をもつ固定子
と、その中芯部に出力軸82が一体に設けられた回転子
と、該出力軸82からの駆動力を伝達する減速機構(何
れも図示せず)が備えられている。
【0023】前記モータ本体81の出力側(図6の左
側)には、前記減速機構に連結せしめられたフィード・
バックフィードローラ軸86が前記モータ本体81から
突出して設けられている。前記フィード・バックフィー
ドローラ軸86の外側突出部には、鍔部121aを有す
る筒状のスリーブ121、及び円環状の押さえ部材12
3が、キー86aに嵌合されるとともに、前記スリーブ
121の内側端部は、セットスクリュー122により前
記キー86aに固着されている。このように、前記スリ
ーブ121及び押さえ部材123は、前記フィード・バ
ックフィードローラ軸86に一体回転可能に配設されて
いる。
【0024】そして、図6に示すように、前記押さえ部
材123と前記スリーブ121の前記鍔部121aとの
間には、略ドーナツ状のフィード・バックフィードロー
ラ8が回動自在に挟装せしめられている。該フィード・
バックフィードローラ8は、フィード、バックフィード
等の作業に兼用される単一のものであり、その薄肉部で
あるハブ部8aにおける前記スリーブ121の前記鍔部
121aと対面する部分には、該鍔部121aとの間に
挟装せしめられる円環状の摩擦板124が係止ピン12
5により着脱自在に取着されている。
【0025】前記フィード・バックフィードローラ軸8
6の外端部86bの外側には、該外端部86bを覆うよ
うに有底円筒状のカバー130が設けられ、該カバー1
30は後述するように前記摩擦板124による前記スリ
ーブ121の前記鍔部121aへの圧接力を調節する締
め付け手段である調節用ねじ131によって前記フィー
ド・バックフィードローラ軸86の前記外端部86bに
螺着されている。また、前記カバー130と前記フィー
ド・バックフィードローラ軸86の前記外端部86bと
の間には前記調節用ねじ131の緩み止めのためのばね
132が介装せしめられるとともに、前記カバー130
と前記押さえ部材123との間には該押さえ部材123
を図6の右方向に付勢するばね133が介装されてい
る。なお、該付勢ばね133は、前記緩み止めばね13
2よりも弾性係数が大きいものが用いられている。前記
スリーブ121、前記押さえ部材123、前記カバー1
30、前記調節用ねじ131、前記付勢ばね133、前
記摩擦板124により、前記フィード・バックフィード
ローラ8と前記フィード・バックフィードローラ軸86
との相対回転を許容するスリップ手段Gが構成されてい
る。
【0026】従って、前記調節用ねじ131を締付ける
したがって、前記ケース130、前記付勢ばね13
3、前記押さえ部材123及び前記フィード・バックフ
ィードローラ8のハブ部8aを介して前記摩擦板124
が前記スリーブ121の前記鍔部121aに次第に強く
圧接され、その付勢力で規制される許容トルク内であれ
ば、前記フィード・バックフィードローラ8は前記スリ
ーブ121を介して前記フィード・バックフィードロー
ラ軸86と一体的に回転可能となる。その際、前記調節
用ねじ131の締付け量を調節することにより、前記摩
擦板124と前記鍔部121aとの圧接力を調節するこ
とができ、前記フィード・バックフィードローラ8の空
転開始トルク値を制御することができる。このため、前
記スリップ手段Gは、前記バンドBの一次引締め完了時
に生じる衝撃力を吸収することができる。
【0027】前記フィード・バックフィードローラ8の
厚肉円周部8bの外側表面には、適数の磁石102が一
部表面を露出させて周方向に等間隔で埋設されている。
前記厚肉円周部8bの外側表面から僅かに離間した位置
には、前記磁石102と対向して磁気センサーとして、
例えばホール素子103が固着された板状のホール素子
取付部材105が前記梱包機本体10の適宜箇所に取付
けられている。前記ホール素子取付部材105の下端部
には、前記磁石102が前記ホール素子103の上方を
回転したときに発生するパルスを図示しないCPUに伝
達するホールセンサリード106が取付けられている。
このように、前記磁石102と前記ホール素子103、
及びCPU等により脱調センサAが構成されている。ま
た、前記モータ本体81の出力側周辺部近傍には、バン
ド案内カバー98が取り付けられている。
【0028】一方、前記モータ本体81の反出力側(図
6の右側)の後部カバー81aには、後述するブレーキ
バンド31の抜け止め用のねじ込みピン96、96、…
がその円周上に突出して配置螺着せしめられている。前
記出力軸82は、前記反出力側に延設されるとともに、
その先端部に細径部82aが形成された段付き軸とされ
ている。該出力軸82及びその細径部82aの周囲に
は、筒状の多段スリーブ83がキー等により一体的に外
嵌固定されている。すなわち、該スリーブ83は、前記
出力軸82に外嵌固定される大径部83aと、該大径部
83aから後方に延びて順次縮径した中径部83b及び
小径部83cとを一体形成してなり、前記大径部83a
及び中径部83bは前記出力軸82の細径部82aに外
嵌固定されている。
【0029】前記スリーブ83の前記大径部83aの一
部及び前記中径部83bの周囲には、逆転防止手段の部
材として、ころがり軸受84、85、及び、ワンウェイ
クラッチ87を介して、筒状の大径部88aと小径部8
8bからなる段付き円筒状のブレーキ作動部材88が取
り付けられている。さらに、前記スリーブ83の小径部
83cの周囲には、該小径部83cにスプライン嵌合等
により固着せしめられるハブ部101aと、該ハブ部1
01aの周囲に一体的に外嵌されるドーナツ状の外挿部
101bとからなり、前記出力軸82と一体に回転可能
な共振防止用ダンパー101が固定されている。
【0030】また、図7に示すように、前記ブレーキ作
動部材88の前記大径部88aの周囲には、作動時に前
記ワンウェイクラッチ87と協働して前記ブレーキ作動
部材88のフィード方向DF (図7の時計回り方向)の
回転、すなわち前記フィード・バックフィードローラ8
の回転を随時ロック自在とする前記ブレーキバンド31
が巻回せしめられており、該ブレーキバンド31のトレ
ーリング端部31aは前記後部カバー81aから後方に
突出して設けられたねじ込みピン97に係止されるとと
もに、リーディング端部31bは、前記梱包機本体10
の適宜箇所に取り付けられたプランジャ形の駆動ソレノ
イド110の可動鉄心111の先端部に係止されてい
る。前記駆動ソレノイド110には、コイルが巻装され
た固定鉄心(何れも図示せず)が内設されており、前記
コイルに通電して得られる磁気吸引力により前記可動鉄
心111が下方に直線運動せしめられ、前記ブレーキバ
ンド31を作動させ、必要に応じて前記フィード・バッ
クフィードローラ8のフィード方向DF への回転をロッ
クするようになっている。前記ブレーキ作動部材88、
前記ブレーキバンド31、前記駆動ソレノイド110に
よりフィード・ブレーキ機構Sが構成されている。
【0031】また、前記ロッカーローラ9が、図示しな
い押圧手段により常時、前記フィード・バックフィード
ローラ8に圧接すべく取付けられている(図4参照)。
そして、図4からもわかるように、前記バンドリール6
に巻装された前記バンドBは、ツイストローラ92、ア
イドルローラ93を介して前記フィード・バックフィー
ドローラ8及び前記ロッカーローラ9の圧接部を通過
し、筒状のバンドガイド部材94内部、前記前クランプ
40のガイド孔44、前記プレス55と前記中スライド
74との間隙、前記後クランプ56と前記スライドテー
ブル67との間隙、等を順々に通過して前記天板4から
外部上方に出る。次に、被梱包物の周囲をループ状(バ
ンドアーチが設置されていれば、その内部を通過してル
ープが自動的に形成される)に掛け回された前記バンド
Bの先端部は、前記スライドテーブル67の側方に形成
されたバンド導入口95から再び前記梱包機1内部に導
入され、前記スライドテーブル67と前記中スライド7
4との間隙を通り、前記リミットスイッチLに当接して
セットが完了するように構成されている。
【0032】次に、このように構成された本発明の一実
施例の梱包機の作用について説明する。図8は梱包機の
動作説明に供されるタイムチャートであり、特に、前記
前クランプ40と前記後クランプ56の動作を示したも
のである。まず、図示しない制御装置のスタートスイッ
チを操作して前記フィード・バックフィード用ステッピ
ングモータM2 を作動させると、前記フィード・バック
フィードローラ8が回転を開始して前記バンドBを送り
出してフィード(供給)し、該バンドBは、前述した如
く、被梱包物の周囲を距離をおいて周回せしめられ、前
記リミットスイッチLに接触せしめられて前記フィード
・バックフィード用ステッピングモータM2 を停止さ
せ、前記バンドBのセットは完了する。このバンド・フ
ィード期間中は、フィード方向の回転を阻止する前記フ
ィード・ブレーキ機構Sは非作動状態とされ、前記出力
軸82は、所定回転数でフィード方向D F へ回転する
(図6、7参照)。
【0033】次に、前記カム駆動用ステッピングモータ
(カムモータ)M1 が起動されて前記前クランプカム2
2が回転し、その従動節である前記カムローラ52の作
動により前記アーム部43が前記枢止軸42を中心に上
方に揺動して前記前クランプ40が上昇し、該前クラン
プ40の上端面と前記スライドテーブル67の下面とで
前記バンドBの供給先端部をクランプ(拘止)する。そ
れと同時に、前記カム駆動用ステッピングモータM1
停止し、前記フィード・バックフィード用ステッピング
モータM2 が起動し、供給(フィード)方向DF とは逆
向きの引締め(バックフィード)方向DB に回転を始
め、高速・低トルク駆動により一次引締めが行われる。
一次引締めが開始された後の適当な時期から二次引締め
が終了して前記後クランプ56によるクランプが終了す
るまでは、前記ブレーキバンド31が作動せしめられて
前記ブレーキ作動部材88をロックしているので、前記
ワンウェイクラッチ87の逆転防止作用により前記出力
軸82がフィード方向DF へ回転しようとしても、確実
にロックされる(図6、7参照)。
【0034】なお、一次引締めが開始されると、前記出
力軸82の回転に伴って前記フィード・バックフィード
ローラ軸86、前記フィード・バックフィードローラ
8、及び該フィード・バックフィードローラ8の前記厚
肉円周部8bに固定された前記磁石102も一体に回転
する。該磁石102はN−S極からなる単位ユニットが
連続して円環状に配置された磁性体を有しているので、
前記フィード・バックフィードローラ8が単位ユニット
の個数の逆数相当回転する毎に、(例えば、単位ユニッ
ト数がn個だとすると、1/n回転)前記磁石102の
単位ユニットは前記ホール素子103上を通過すること
になり、前記フィード・バックフィードローラ8の実際
の回転数に対応した間隔でパルスを発生させることにな
る。したがって、該フィード・バックフィードローラ8
が、例えば、脱調したものとみなすNパルス/回転で回
転しているとすると、前記ホール素子103による一つ
のパルス間隔内でカウントされるモータ駆動パルス電力
発生手段(図示せず)の所定出力軸回転数に対応したパ
ルス数はN/nパルスとなる。
【0035】図9は前記脱調センサAの作用を説明する
フローチャートである。まず、前記磁石102の回転に
よる前記ホール素子103からのパルスの入力がある
と、前記CPUは、前記パルスモータの駆動パルスのカ
ウント数をリセットし、再度カウントを開始する。この
とき、前記磁石102には一定の幅があるので、前記磁
石102が1/n回転したときには必ずN/n以下でパ
ルスが入力され、カウンターリセットとカウント再開を
何回も繰り返すことになる。この状態で、前記バンドB
が被梱包物の外周面に当接して所定値の張力が前記バン
ドBに作用し、前記フィード・バックフィードローラ8
に所定値以上のトルクが加わるとパルスカウントがN/
nを超え、したがって脱調したとみなし、一次引締め動
作を中断し、その衝撃を前記バンドスリップ手段Gで吸
収して、次の動作(二次引締め)に自動的に移行する。
すなわち、前記フィード・バックフィード用ステッピン
グモータM2 は、自動的に運転モードが切り換えられ
て、低速・高トルクにより駆動回転せしめられ二次引締
めが行われる。一方、パルスカウントがN/nを超えな
い場合には、まだ脱調していないので、元に戻って前述
の動作を繰り返す(一次引締めを行う)。
【0036】前述の如く、図8に示すように、二次引締
め開始前に前記駆動ソレノイド110が作動し、前記可
動鉄心111の下降により前記ブレーキバンド31が前
記ブレーキ作動部材88の前記大径部88aの周囲に締
付け圧接せしめられ、前記ブレーキ作動部材88がロッ
クせしめられる。該ブレーキ作動部材88と前記出力軸
82との間には前記ワンウェイクラッチ87が介装され
ているので、二次引締め終了前の前記後クランプ56が
作動せしめられる前に、前記出力軸82が前記ブレーキ
作動部材88と一体になってフィード方向DF に逆回転
したりして、被梱包物周囲に巻回せしめられた前記バン
ドBが緩むことを機械的に確実に防止することができ
る。
【0037】次に、二次引締めによる前記バンドBの負
荷張力が設定上限値(前記一次引締め時の設定上限値よ
りも大きい)に達すると、その大きなトルクが前記フィ
ード・バックフィードローラ8に加わり、前記フィード
・バックフィード用ステッピングモータM2 は、入力パ
ルスとの同期を失い、いわゆる脱調により自動停止す
る。そして、この自動停止時には、前記フィード・ブレ
ーキ機構Sの作用によりその停止状態が自動的にホール
ドせしめられる。一方、二次引締めの終了後に前記カム
駆動用ステッピングモータM1 が再起動する。それによ
り、前記後クランプカム25が作動し、前記後クランプ
56が上昇する。そして、前記バンドBの重合部分の後
方部は、前記後クランプ56の上面と前記スライドテー
ブル67の下面とによりクランプせしめられる。この間
は、前記ブレーキ・バンド31が作用しているので、前
記後クランプ56が作用する前に、前記フィード・バッ
クフィード用ステッピングモータM2 の停止状態が機械
的にもホールドされるので、被梱包物に巻回せしめられ
た前記バンドBの緩みを確実に防止することができる。
【0038】ところで、性状の異なる被梱包物の梱包作
業を続けて行う際に、前述した一次及び二次引締め時に
おけるそれぞれの負荷張力の設定上限値を、前に処理し
た被梱包物と同一とした場合には、一定長さのバンド引
締め量が引締められることになり、例えば、変形しにく
い固い被梱包物では、前記バンドBと前記フィード・バ
ックフィードローラ8間のスリップが大きくなり、逆
に、変形し易い被梱包物ではスリップが小さい。そのた
め、被梱包物の性状に合わせ、例えば、被梱包物が変形
しにくい物である場合には、前記調節用ねじ131を比
較的強く締付けることにより、前記フィード・バックフ
ィードローラ8と前記バンドB間で発生するスリップ分
を前記摩擦板124と前記スリーブ121の前記鍔部1
21aとの間の滑りで吸収することができ、前記フィー
ド・バックフィードローラ8を摩損することが防止でき
る。また、被梱包物が変形し易い物である場合には、前
記調節用ねじ131をより弱く締付け、前記フィード・
バックフィードローラ8が前記フィード・バックフィー
ドローラ軸86とほぼ完全に一体回転可能としても、前
記フィード・バックフィードローラ8と前記バンドB間
のスリップは発生しない。なお、前記バンドBの種類に
応じても前記調節用ねじ131の締付け量の調整を行う
が、この場合にも、前述した被梱包物の種類に応じた締
付け量に準じて適宜その調整を行う。
【0039】次に、前記バンドBの巾方向において互い
に対向して取付けられた前記ヒータプレート64及び前
記中スライド74を支持固定せしめる前記ヒータアーム
65及び前記中スライドアーム73は、前記ヒータカム
21及び前記中スライドカム26の回転運動に追従して
作動せしめられる前記カムローラ71、75を介して、
前記枢止軸30を回転中心にして互いに連動して進退す
べく回転を行う。すなわち、前記中スライド74が前記
バンドBの重合部分から退出する向き(図5の右方向)
にスライドせしめられると、それと同時に、(該中スラ
イド74にガイドされて)前記ヒータプレート64も同
方向(図5の右方向)にスライドせしめられる。このよ
うにして、該ヒータプレート64は、前記中スライド7
4の位置(図4参照)に替わって、互いに距離をおいて
上下に緊張状態で配置された前記バンドBの重合部分の
間隙に挿入せしめられるとともに、その直後に前記プレ
スカム23及び前記カムローラ57の作動により上昇せ
しめられる前記プレス55との同時挟圧により、前記バ
ンドBの重合部の対向面の溶融圧着が行われる。ここ
で、前記プレス55は、前記バンドBの重合部分に最初
は軽く押圧され、続いて、一旦降下せしめられる。それ
と同時に、前記ヒータプレート64はバンド重合部分か
ら(図5で見て左側へ)抜脱退出せしめられ、続いて、
前記プレス55が再度上昇し前記カッタ部材59により
前記バンドBの前記前クランプ40側が切断される。そ
して、前記プレス55は前記バンドBの重合部分に強く
押圧せしめられ、その状態で該バンド重合部分は所定時
間(例えば0.3〜0.4秒)冷却され、前記プレス5
5は下降せしめられる。なお、前記プレス55を上昇さ
せた一回目の押圧作動時、並びに冷却期間中は、前記カ
ム駆動用ステッピングモータM1 は停止位置に保持され
ている。
【0040】最後に、前記全工程期間中、前記天板4の
上面とほぼ同一水平面の位置に保持されていた前記スラ
イドテーブル67は、前記スライドカム24の従動節で
ある前記カムローラ72、及び前記スライドアーム66
等を介して、前記枢止軸30を回転中心にして退出方向
(図5の左方向)に回転せしめられる。このように、本
発明による梱包機は、被梱包物あるいは前記バンドBの
種類に応じて前記調節用ねじ131の締付け量を調整す
ることにより、前記フィード・バックフィードローラ8
と前記バンドB間で発生する過剰トルクによるスリップ
を前記摩擦板124と前記スリーブ121の前記鍔部1
21aとの間の滑りで吸収することができ、被梱包物の
種類にかかわらず常に最適でかつ安定した二次引締め力
が得られ、しかも、前記バンドBの抜脱あるいは被梱包
物の損傷を防止することができる。
【0041】以上、本発明の一実施例を詳述したが、本
発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の
設計変更を行うことができる。たとえば、本図示例にお
いては、カム駆動用のモータとしてステッピングモータ
1 を用いているが、誘導電動機等の他のモータを用い
ても良いことは勿論である。
【0042】また、本図示例においては、前記摩擦板1
24を前記フィード・バックフィードローラ8側に取付
けているが、前記スリーブ121の前記鍔部121a側
に取付けてもよいことは言うまでもない。また、一次引
締めから二次引締めへの運転モードの切り換えを脱調セ
ンサを用いずに、張力センサを用いて行ってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば、一次引締め完了時に被梱包物を破損させて
しまうことがなく、被梱包物の性状に合うように二次引
締め力の調整が迅速かつ容易になされ、しかも、バック
フィード量の設定精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる梱包機の内部全体を
示すために天板を取り外した平面概略図。
【図2】図1で示した梱包機の正面概略図。
【図3】図2のIII-III 矢視側面概略図。
【図4】図2の要部拡大図。
【図5】図3の要部拡大図。
【図6】本発明一実施例の梱包機に供されるフィード・
バックフィード用ステッピングモータM2 の縦断面図。
【図7】図6のVII-VII 矢視図。
【図8】本発明一実施例の梱包機の動作説明に供される
タイムチャートの一例。
【図9】本発明一実施例の梱包機に供される脱調センサ
の作用を説明するフローチャートの一例。
【符号の説明】
B…バンド F…送り出し、引締め作業機構 M2 …フィード・バックフィード用ステッピングモータ G…スリップ手段 8…フィード・バックフィードローラ 86…フィード・バックフィードローラ軸 102…磁石 103…ホール素子 121…スリーブ 124…摩擦板 131…締付け手段(調節用ねじ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−58613(JP,A) 特開 昭58−193220(JP,A) 特開 昭59−199407(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 13/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被梱包物の外周に巻回せしめられるバン
    ド(B)のフィード、バックフィード等の作業に兼用さ
    れる単一のフィード・バックフィードローラ(8)を備
    えた機構(F)の駆動源であるフィード・バックフィー
    ド用ステッピングモータ(M2)を備えた梱包機におい
    て、 前記フィード・バックフィードローラ(8)と該フィー
    ド・バックフィードローラ(8)を駆動せしめるフィー
    ド・バックフィードローラ軸(86)との相対回転を許
    して前記バンド(B)の一次引締め完了時に生じる衝
    撃力を吸収するスリップ手段(G)を備えたことを特徴
    とする梱包機。
  2. 【請求項2】 前記スリップ手段(G)は、前記フィー
    ド・バックフィードローラ(8)と前記フィード・バッ
    クフィードローラ軸(86)に一体回転可能に取付けら
    れたスリーブ(121)との間に設けられた摩擦板(1
    24)と、前記フィード・バックフィードローラ(8)
    と前記スリーブ(121)の前記フィード・バックフィ
    ードローラ軸(86)の軸線に沿った相対位置を調節す
    ることにより前記摩擦板(124)による前記フィード
    ・バックフィードローラ(8)と前記スリーブ(12
    1)間の圧接力を調節する締付け手段(131)と、を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の梱包機。
  3. 【請求項3】 前記フィード・バックフィードローラ
    (8)の回転を検出する磁気センサー(103)と磁石
    (102)を含む脱調センサ(A)を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の梱包機。
JP06118730A 1994-05-31 1994-05-31 梱包機 Expired - Lifetime JP3075666B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103241404A (zh) * 2013-04-22 2013-08-14 常州大学 一种pet棉花打包带滚带装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103241404A (zh) * 2013-04-22 2013-08-14 常州大学 一种pet棉花打包带滚带装置

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