JPH0776310A - 梱包機 - Google Patents
梱包機Info
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- JPH0776310A JPH0776310A JP22476593A JP22476593A JPH0776310A JP H0776310 A JPH0776310 A JP H0776310A JP 22476593 A JP22476593 A JP 22476593A JP 22476593 A JP22476593 A JP 22476593A JP H0776310 A JPH0776310 A JP H0776310A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- guide
- band guide
- packing machine
- drive units
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 バンドの受渡し部でのバンドの位置ずれを防
止することができ、しかも、組立作業等が容易でメンテ
ナンス作業を極力省くことができるとともに、小さな駆
動力でもバンドガイドを作動させることができ、かつ、
その応答性も良くなるようになされた梱包機を提供す
る。 【構成】 梱包機本体10及びバンド案内アーチ部30
内に設定されるバンドBの案内軌道P上に配置されると
ともに、バンドBを案内及び保持せしめるバンドガイド
40と、バンドガイド40をバンドBの案内軌道Pから
外れる位置まで退出移動させるための、少なくとも一個
以上からなり、それぞれが別個に作動するバンドガイド
駆動ユニット50、55、56、57と、を備えてな
る。
止することができ、しかも、組立作業等が容易でメンテ
ナンス作業を極力省くことができるとともに、小さな駆
動力でもバンドガイドを作動させることができ、かつ、
その応答性も良くなるようになされた梱包機を提供す
る。 【構成】 梱包機本体10及びバンド案内アーチ部30
内に設定されるバンドBの案内軌道P上に配置されると
ともに、バンドBを案内及び保持せしめるバンドガイド
40と、バンドガイド40をバンドBの案内軌道Pから
外れる位置まで退出移動させるための、少なくとも一個
以上からなり、それぞれが別個に作動するバンドガイド
駆動ユニット50、55、56、57と、を備えてな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、梱包機に関し、特に、
被梱包物にポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなるテ
ープ状のバンドを巻き付けるとともに、その重合部分を
溶着接合して結束する作業を自動的に行うことができる
ようにされた梱包機に関する。
被梱包物にポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなるテ
ープ状のバンドを巻き付けるとともに、その重合部分を
溶着接合して結束する作業を自動的に行うことができる
ようにされた梱包機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、梱包作業の効率化及び省力化を
図るため、被梱包物にポリプロピレン等の熱可塑性樹脂
からなるテープ状のバンドを掛け回し、該バンドの引締
めを行い、このバンドの両端突き合わせ重合部分を加熱
溶融圧着せしめるとともに、その切断までを行う作業を
自動的に行うようにした梱包機が既に実用化されてい
る。
図るため、被梱包物にポリプロピレン等の熱可塑性樹脂
からなるテープ状のバンドを掛け回し、該バンドの引締
めを行い、このバンドの両端突き合わせ重合部分を加熱
溶融圧着せしめるとともに、その切断までを行う作業を
自動的に行うようにした梱包機が既に実用化されてい
る。
【0003】そして、被梱包物が載置される作業台上に
全体として門型形状のバンド案内アーチが設けられ、バ
ンドコイルが装填されたバンドリールから繰り出された
バンドを被梱包物の周囲に自動的に配置するようにした
梱包機も既によく知られている(例えば、特開平2−2
19713号公報、特開昭62−146117号公報参
照)。このような従来の梱包機においては、前記バンド
案内アーチの内周面に沿って、バンドを案内及び保持す
るためのバンドガイドが設けられているのが一般的であ
る。このバンドガイドは、例えば、カム等の作動により
前記バンド案内アーチの幅方向に水平スライド自在に取
り付けられており、バンドの引締め開始直前にバンドガ
イド全体は一体的に平行移動せしめられ、前記バンド案
内アーチ内に保持されたバンドを取り外すようになって
いる。このようにして、バンドガイドから解放されたバ
ンドは引締められ、さらに、バンド引締め後の溶着接合
及び切断等のバンド結束作業に供せられるようになって
いる。
全体として門型形状のバンド案内アーチが設けられ、バ
ンドコイルが装填されたバンドリールから繰り出された
バンドを被梱包物の周囲に自動的に配置するようにした
梱包機も既によく知られている(例えば、特開平2−2
19713号公報、特開昭62−146117号公報参
照)。このような従来の梱包機においては、前記バンド
案内アーチの内周面に沿って、バンドを案内及び保持す
るためのバンドガイドが設けられているのが一般的であ
る。このバンドガイドは、例えば、カム等の作動により
前記バンド案内アーチの幅方向に水平スライド自在に取
り付けられており、バンドの引締め開始直前にバンドガ
イド全体は一体的に平行移動せしめられ、前記バンド案
内アーチ内に保持されたバンドを取り外すようになって
いる。このようにして、バンドガイドから解放されたバ
ンドは引締められ、さらに、バンド引締め後の溶着接合
及び切断等のバンド結束作業に供せられるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の如き従来の梱包
機においては、バンドガイド全体を一体的に平行移動さ
せるための機構が必要とされていることから、部品点数
も多く機構が複雑でかつ重量が大きくなってしまい、そ
のため、コスト的に不利であるのみならず、応答性の悪
化や電源容量の増大を招いたり、また、周回せしめられ
たバンドが重合する受渡し部で位置ずれを生じ易いとい
う問題点があった。さらに、バンドガイドとバンド案内
アーチの枠部材との擦り合わせ部の摩耗が激しく、部品
交換や調整等のメンテナンス作業を頻繁に行わなければ
ならないという問題点があった。
機においては、バンドガイド全体を一体的に平行移動さ
せるための機構が必要とされていることから、部品点数
も多く機構が複雑でかつ重量が大きくなってしまい、そ
のため、コスト的に不利であるのみならず、応答性の悪
化や電源容量の増大を招いたり、また、周回せしめられ
たバンドが重合する受渡し部で位置ずれを生じ易いとい
う問題点があった。さらに、バンドガイドとバンド案内
アーチの枠部材との擦り合わせ部の摩耗が激しく、部品
交換や調整等のメンテナンス作業を頻繁に行わなければ
ならないという問題点があった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、特に、バンドの受渡し部
でのバンドの位置ずれを防止することができ、しかも、
バンドガイド作動機構をシンプルで安価に構成すること
ができ、また、組立作業が容易で部品交換等のメンテナ
ンス作業を極力省くことができるとともに、小さな駆動
力でもバンドガイドを効率的に作動させることができ、
かつ、その応答性も良くなるようになされた梱包機を提
供することを目的とする。
たものであって、その目的は、特に、バンドの受渡し部
でのバンドの位置ずれを防止することができ、しかも、
バンドガイド作動機構をシンプルで安価に構成すること
ができ、また、組立作業が容易で部品交換等のメンテナ
ンス作業を極力省くことができるとともに、小さな駆動
力でもバンドガイドを効率的に作動させることができ、
かつ、その応答性も良くなるようになされた梱包機を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係わる梱包機は、バンドの送り出し、引締
め、把持、押圧、溶融、切断等の作業を行う結束機構を
配した梱包機本体と、該梱包機本体に付設され、被梱包
物の外周に前記バンドを巻回配置せしめるバンド案内ア
ーチ部とを備えた梱包機において、前記梱包機本体及び
前記バンド案内アーチ部内に設定される前記バンドの案
内軌道上に配置されるとともに、前記バンドを案内及び
保持せしめるバンドガイドと、該バンドガイドを前記バ
ンドの前記案内軌道から外れる位置まで退出移動させる
ための、少なくとも一個以上からなり、それぞれが別個
に作動するバンドガイド駆動ユニットとを備えたことを
特徴としている。
く、本発明に係わる梱包機は、バンドの送り出し、引締
め、把持、押圧、溶融、切断等の作業を行う結束機構を
配した梱包機本体と、該梱包機本体に付設され、被梱包
物の外周に前記バンドを巻回配置せしめるバンド案内ア
ーチ部とを備えた梱包機において、前記梱包機本体及び
前記バンド案内アーチ部内に設定される前記バンドの案
内軌道上に配置されるとともに、前記バンドを案内及び
保持せしめるバンドガイドと、該バンドガイドを前記バ
ンドの前記案内軌道から外れる位置まで退出移動させる
ための、少なくとも一個以上からなり、それぞれが別個
に作動するバンドガイド駆動ユニットとを備えたことを
特徴としている。
【0007】そして、本発明のより好ましい具体的とし
ては、前記バンドガイド駆動ユニットは、ソレノイド等
のプランジャ形駆動源と、該駆動源による直線運動を回
転運動に変換して前記バンドガイドに伝達せしめるバン
ドガイド作動アームとを備えるとともに、同時もしくは
順次に作動され、また、前記バンドガイドとピンを介し
て着脱自在に連結されたものが挙げられる。
ては、前記バンドガイド駆動ユニットは、ソレノイド等
のプランジャ形駆動源と、該駆動源による直線運動を回
転運動に変換して前記バンドガイドに伝達せしめるバン
ドガイド作動アームとを備えるとともに、同時もしくは
順次に作動され、また、前記バンドガイドとピンを介し
て着脱自在に連結されたものが挙げられる。
【0008】
【作 用】前述の如く構成された本発明に係わる梱包機
においては、バンドガイド作動アームはプランジャ形駆
動源による直線運動を回転運動に変換し、バンドガイド
を円弧運動させるとともに、そのストロークによりバン
ドガイドをバンドの案内軌道位置から外れる位置まで退
出移動させることにより、バンドを取り外して自然落下
させ、バックフィード(引締め)に備えることを可能と
する。
においては、バンドガイド作動アームはプランジャ形駆
動源による直線運動を回転運動に変換し、バンドガイド
を円弧運動させるとともに、そのストロークによりバン
ドガイドをバンドの案内軌道位置から外れる位置まで退
出移動させることにより、バンドを取り外して自然落下
させ、バックフィード(引締め)に備えることを可能と
する。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明に係わる一実施例梱包機の正面概略図
である。本図示例の梱包機1は、下端部にキャスタ2、
2、…を装備した支柱3、3、…と、該支柱3、3、…
の各上端に水平状に載架貼設せしめられた天板4と、四
側面を囲繞して貼設せしめられた側板5と、該側板5の
適宜箇所に開放自在に設けられた点検口等(図示せず)
とからなる、略箱状の梱包機本体10を枠部材として備
えている。さらに、該梱包機本体10の上部には、門型
形状からなり、被梱包物Cの周囲にバンドBを自動的に
配置せしめるバンド案内アーチ部30が設置されてい
る。
る。図1は本発明に係わる一実施例梱包機の正面概略図
である。本図示例の梱包機1は、下端部にキャスタ2、
2、…を装備した支柱3、3、…と、該支柱3、3、…
の各上端に水平状に載架貼設せしめられた天板4と、四
側面を囲繞して貼設せしめられた側板5と、該側板5の
適宜箇所に開放自在に設けられた点検口等(図示せず)
とからなる、略箱状の梱包機本体10を枠部材として備
えている。さらに、該梱包機本体10の上部には、門型
形状からなり、被梱包物Cの周囲にバンドBを自動的に
配置せしめるバンド案内アーチ部30が設置されてい
る。
【0010】前記天板4は、アルミ等の押し出し成形材
で内部を中空にして一体的に成形され、バンド結束作業
部位(後述するバンド供給端処理手段Kの上方部)には
切り欠き開口部(以下、受渡し部という)70が形成さ
れている。前記梱包機本体10内部には、バンドコイル
を装填可能なバンドリール6が、その中心軸6aを横向
きにしてバンドリール取付部材72により設置されてい
る。また、前記梱包機本体10内部における、前記バン
ドリール6設置側とは反対側(図1では右側)上方部に
は、水平横方向に延びる板状の支持板11が横架固設さ
れるとともに、該支持板11の上方には、バンドBを把
持、押圧、溶融、切断等の作業を行わしめる種々のカム
やアームからなる、バンド供給端処理手段Kが配設され
ている。そして、該バンド供給端処理手段Kを駆動せし
める減速機7付きのカム駆動用モータM1 が列設される
とともに、正逆回転可能なフィード・バックフィード用
モータM2 、フィード・バックフィードローラ8、ロッ
カーローラ9等からなるバンド供給・引締め(フィード
・バックフィード)手段Fが並設され固定されている。
さらに、前記バンドリール6に巻装された前記バンドB
は、ツイストローラ92、アイドルローラ93を介して
前記フィード・バックフィードローラ8及び前記ロッカ
ーローラ9の圧接部を通過し、前記バンド供給端処理手
段Kの直上のバンド結束部位(前記受渡し部70)に至
るように構成されている。
で内部を中空にして一体的に成形され、バンド結束作業
部位(後述するバンド供給端処理手段Kの上方部)には
切り欠き開口部(以下、受渡し部という)70が形成さ
れている。前記梱包機本体10内部には、バンドコイル
を装填可能なバンドリール6が、その中心軸6aを横向
きにしてバンドリール取付部材72により設置されてい
る。また、前記梱包機本体10内部における、前記バン
ドリール6設置側とは反対側(図1では右側)上方部に
は、水平横方向に延びる板状の支持板11が横架固設さ
れるとともに、該支持板11の上方には、バンドBを把
持、押圧、溶融、切断等の作業を行わしめる種々のカム
やアームからなる、バンド供給端処理手段Kが配設され
ている。そして、該バンド供給端処理手段Kを駆動せし
める減速機7付きのカム駆動用モータM1 が列設される
とともに、正逆回転可能なフィード・バックフィード用
モータM2 、フィード・バックフィードローラ8、ロッ
カーローラ9等からなるバンド供給・引締め(フィード
・バックフィード)手段Fが並設され固定されている。
さらに、前記バンドリール6に巻装された前記バンドB
は、ツイストローラ92、アイドルローラ93を介して
前記フィード・バックフィードローラ8及び前記ロッカ
ーローラ9の圧接部を通過し、前記バンド供給端処理手
段Kの直上のバンド結束部位(前記受渡し部70)に至
るように構成されている。
【0011】前記バンド供給端処理手段Kは、前記カム
駆動用モータM1 からの駆動力により、カム軸及び該カ
ム軸に固定された種々のカムを回転駆動せしめ、後クラ
ンプ、前クランプ、プレス、ヒータプレート、スライド
テーブル等の機構をタイミングをずらせて作動させるこ
とにより、バンドの把持、押圧、溶融、切断等を行う手
段である。また、前記バンド供給・引締め手段Fは、正
・逆転可能な前記フィード・バックフィード用モータM
2 で前記各ローラを駆動して前記バンドBの送り出し、
並びに一次引締め及び二次引締めを行うように構成され
ている。このような、前記バンド供給端処理手段K及び
前記バンド供給・引締め手段F等からなるバンド結束機
構の構成は、従来からよく知られている構成であり、か
つ、その機種も多岐にわたり、後述する本発明に係わる
バンド案内アーチ部の構成は、そのようなバンド結束機
構にも広範に適応できるものであり、ここではその詳細
な説明は省略する。
駆動用モータM1 からの駆動力により、カム軸及び該カ
ム軸に固定された種々のカムを回転駆動せしめ、後クラ
ンプ、前クランプ、プレス、ヒータプレート、スライド
テーブル等の機構をタイミングをずらせて作動させるこ
とにより、バンドの把持、押圧、溶融、切断等を行う手
段である。また、前記バンド供給・引締め手段Fは、正
・逆転可能な前記フィード・バックフィード用モータM
2 で前記各ローラを駆動して前記バンドBの送り出し、
並びに一次引締め及び二次引締めを行うように構成され
ている。このような、前記バンド供給端処理手段K及び
前記バンド供給・引締め手段F等からなるバンド結束機
構の構成は、従来からよく知られている構成であり、か
つ、その機種も多岐にわたり、後述する本発明に係わる
バンド案内アーチ部の構成は、そのようなバンド結束機
構にも広範に適応できるものであり、ここではその詳細
な説明は省略する。
【0012】次に、バンド案内アーチ部30の詳細につ
いて説明する。図2は図1のII-II矢視拡大断面図、図
3は図1の要部拡大図、図4は図3のIV-IV矢視断面図
である。また、図5は要部の構成を示すためにソレノイ
ド取付ブラケットを取り外した図3の矢印V方向からみ
た要部側面図である。図示例の前記バンド案内アーチ部
30は、図2にも示すように、全体として門型形状から
なり、その門型の内側に対向して開口されたコ字状の断
面を有するバンド案内枠部材31と、そのコ字状内空部
に配設され前記バンドBを案内及び保持するバンドガイ
ド40と、前記バンドBを取り外すべく前記バンドガイ
ド40を移動せしめるバンドガイド駆動ユニット50か
らなる。
いて説明する。図2は図1のII-II矢視拡大断面図、図
3は図1の要部拡大図、図4は図3のIV-IV矢視断面図
である。また、図5は要部の構成を示すためにソレノイ
ド取付ブラケットを取り外した図3の矢印V方向からみ
た要部側面図である。図示例の前記バンド案内アーチ部
30は、図2にも示すように、全体として門型形状から
なり、その門型の内側に対向して開口されたコ字状の断
面を有するバンド案内枠部材31と、そのコ字状内空部
に配設され前記バンドBを案内及び保持するバンドガイ
ド40と、前記バンドBを取り外すべく前記バンドガイ
ド40を移動せしめるバンドガイド駆動ユニット50か
らなる。
【0013】前記バンドガイド40は、図4に示すよう
に、二枚のガイド板41、41の間に、前記バンドBの
厚さよりも若干大きな厚さを有するアルミ等のスペーサ
42を挟持したサンドイッチ構造からなる。そして、前
記スペーサ42は、前記両ガイド板41、41の幅方向
の一方側(図2、4では下側)に偏在させて設けられ、
同幅方向の他方側に前記バンドBを案内及び保持せしめ
るガイド溝部43を形成している。また、前記両ガイド
板41、41の内側面には、例えば、超高分子ポリエチ
レンテープ等の低摩擦の高分子材料よりなるフィルム4
4、44が接着されており、前記ガイド溝部43内での
前記バンドBの円滑なガイドを可能ならしめている。こ
のように構成された前記バンドガイド40は、図1に示
すように、前記バンド結束部位の直上に形成された前記
受渡し部70を除いて、前記天板4内の中空部から前記
バンド案内枠部材31内全周にわたり、前記被梱包物C
を巻回するように連続して配設されている。
に、二枚のガイド板41、41の間に、前記バンドBの
厚さよりも若干大きな厚さを有するアルミ等のスペーサ
42を挟持したサンドイッチ構造からなる。そして、前
記スペーサ42は、前記両ガイド板41、41の幅方向
の一方側(図2、4では下側)に偏在させて設けられ、
同幅方向の他方側に前記バンドBを案内及び保持せしめ
るガイド溝部43を形成している。また、前記両ガイド
板41、41の内側面には、例えば、超高分子ポリエチ
レンテープ等の低摩擦の高分子材料よりなるフィルム4
4、44が接着されており、前記ガイド溝部43内での
前記バンドBの円滑なガイドを可能ならしめている。こ
のように構成された前記バンドガイド40は、図1に示
すように、前記バンド結束部位の直上に形成された前記
受渡し部70を除いて、前記天板4内の中空部から前記
バンド案内枠部材31内全周にわたり、前記被梱包物C
を巻回するように連続して配設されている。
【0014】また、図2及び図4に示すように、前記両
ガイド板41、41、及び前記スペーサ42の三層サン
ドイッチ構造からなる前記バンドガイド40は、複数箇
所において、後述する緩衝パッド取付ブラケット47及
び連結ブラケット48により挟持されるとともに、止め
ネジ45、45等の固着手段により前記スペーサ42の
位置で共締め固定されている。前記緩衝パッド取付ブラ
ケット47は、図2に示すように、前記バンドガイド4
0に重合して取り付けられる取付基部47aと、前記バ
ンド案内枠部材31の内周面に平行に延設された折曲げ
部47bとを有するL字状の板材からなり、該折曲げ部
47bには、前記バンドガイド40が前記バンド案内枠
部材31の内周面に衝突したときの衝撃を吸収するため
の緩衝パッド46が貼設されている。
ガイド板41、41、及び前記スペーサ42の三層サン
ドイッチ構造からなる前記バンドガイド40は、複数箇
所において、後述する緩衝パッド取付ブラケット47及
び連結ブラケット48により挟持されるとともに、止め
ネジ45、45等の固着手段により前記スペーサ42の
位置で共締め固定されている。前記緩衝パッド取付ブラ
ケット47は、図2に示すように、前記バンドガイド4
0に重合して取り付けられる取付基部47aと、前記バ
ンド案内枠部材31の内周面に平行に延設された折曲げ
部47bとを有するL字状の板材からなり、該折曲げ部
47bには、前記バンドガイド40が前記バンド案内枠
部材31の内周面に衝突したときの衝撃を吸収するため
の緩衝パッド46が貼設されている。
【0015】前記バンドガイド駆動ユニット50は、前
記バンドガイド40を作動させるための駆動源である駆
動ソレノイド52と、該駆動ソレノイド52の直線運動
を回転運動に変換させてその駆動力を前記バンドガイド
40に伝達せしめるバンドガイド作動アーム51と、上
部に前記駆動ソレノイド52が一体に設けられた駆動ソ
レノイド取付ハウジング53とからなる。
記バンドガイド40を作動させるための駆動源である駆
動ソレノイド52と、該駆動ソレノイド52の直線運動
を回転運動に変換させてその駆動力を前記バンドガイド
40に伝達せしめるバンドガイド作動アーム51と、上
部に前記駆動ソレノイド52が一体に設けられた駆動ソ
レノイド取付ハウジング53とからなる。
【0016】図2に示すように、前記駆動ソレノイド取
付ハウジング53は、四角筒状体を水平方向に横設させ
た枠部材からなるもので、平面視でL字形状をなすソレ
ノイド取付ブラケット61に止めネジ62、62により
固定されるとともに、前記バンド案内枠部材31内一側
面に止めネジ63、63により取り付けられている。前
記駆動ソレノイド52は、コイルが巻かれた固定鉄心
(図示せず)が内設された駆動ソレノイド本体54と、
前記コイルに通電して得られる磁気吸引力により直線動
せしめられる可動鉄心55から構成される。
付ハウジング53は、四角筒状体を水平方向に横設させ
た枠部材からなるもので、平面視でL字形状をなすソレ
ノイド取付ブラケット61に止めネジ62、62により
固定されるとともに、前記バンド案内枠部材31内一側
面に止めネジ63、63により取り付けられている。前
記駆動ソレノイド52は、コイルが巻かれた固定鉄心
(図示せず)が内設された駆動ソレノイド本体54と、
前記コイルに通電して得られる磁気吸引力により直線動
せしめられる可動鉄心55から構成される。
【0017】前記バンドガイド作動アーム51は、側面
視(図5)及び平面視(図2)の形状が共に略L字状の
板状部材からなる。すなわち、該バンドガイド作動アー
ム51は、斜め上方向に延びる傾斜部51aと、該傾斜
部51aの下端において前記バンド案内枠部材31の左
右両側部と平行に(図2の右方向)延びる縦部51b
と、該縦部の端部において前記傾斜部51aとは反対側
に垂直に折曲げられた横部51cとから構成されてい
る。前記傾斜部51aの上端部には、前記バンドガイド
40に固定せしめられた前記連結ブラケット48の下端
部に形成された溝部48aと着脱自在に係合するピン6
5が設けられていて、保守作業等を容易にしている。前
記傾斜部51aの下端部には、前記ソレノイド取付ブラ
ケット61に軸支され、前記バンドガイド作動アーム5
1の回動中心となるバンドガイド作動アーム枢止軸66
が取り付けられている。また、前記横部51cの外端部
は、前記駆動ソレノイド52の可動鉄心55の連結リン
ク55aの上端部とピン67により軸支されている。ま
た、前記横部51cの下端面と前記駆動ソレノイド取付
ハウジング53の上端面との間には、前記バンドガイド
作動アーム51を上方に付勢するスプリング58が介装
されており、前記可動鉄心55は、磁気的吸引力とこの
スプリング58の付勢力とが釣り合う位置で静止する。
視(図5)及び平面視(図2)の形状が共に略L字状の
板状部材からなる。すなわち、該バンドガイド作動アー
ム51は、斜め上方向に延びる傾斜部51aと、該傾斜
部51aの下端において前記バンド案内枠部材31の左
右両側部と平行に(図2の右方向)延びる縦部51b
と、該縦部の端部において前記傾斜部51aとは反対側
に垂直に折曲げられた横部51cとから構成されてい
る。前記傾斜部51aの上端部には、前記バンドガイド
40に固定せしめられた前記連結ブラケット48の下端
部に形成された溝部48aと着脱自在に係合するピン6
5が設けられていて、保守作業等を容易にしている。前
記傾斜部51aの下端部には、前記ソレノイド取付ブラ
ケット61に軸支され、前記バンドガイド作動アーム5
1の回動中心となるバンドガイド作動アーム枢止軸66
が取り付けられている。また、前記横部51cの外端部
は、前記駆動ソレノイド52の可動鉄心55の連結リン
ク55aの上端部とピン67により軸支されている。ま
た、前記横部51cの下端面と前記駆動ソレノイド取付
ハウジング53の上端面との間には、前記バンドガイド
作動アーム51を上方に付勢するスプリング58が介装
されており、前記可動鉄心55は、磁気的吸引力とこの
スプリング58の付勢力とが釣り合う位置で静止する。
【0018】このような構成により、前記バンドガイド
作動アーム51は、前記バンドガイド作動アーム枢止軸
66をその回転中心として、前記駆動ソレノイド52に
よる直線運動を回転運動に変換するとともに、前記連結
ブラケット48を介して前記バンドガイド40を円弧状
に移動させることができる。そして、前記の如くアッセ
ンブリされた前記バンドガイド駆動ユニット50は、本
実施例においては、該バンドガイド駆動ユニット50と
同一構成からなりそれぞれ個別に作動される、他の三個
のユニット55、56、57と共に梱包機1の適所に組
み込まれている(図1)。
作動アーム51は、前記バンドガイド作動アーム枢止軸
66をその回転中心として、前記駆動ソレノイド52に
よる直線運動を回転運動に変換するとともに、前記連結
ブラケット48を介して前記バンドガイド40を円弧状
に移動させることができる。そして、前記の如くアッセ
ンブリされた前記バンドガイド駆動ユニット50は、本
実施例においては、該バンドガイド駆動ユニット50と
同一構成からなりそれぞれ個別に作動される、他の三個
のユニット55、56、57と共に梱包機1の適所に組
み込まれている(図1)。
【0019】次に、このように構成された本発明の一実
施例の梱包機の作用について説明する。まず、図示しな
い制御装置のスタートスイッチを操作して前記フィード
・バックフィード用モータM2 を作動させると、前記フ
ィード・バックフィードローラ8が回転を開始して前記
バンドBを送り出してフィード(供給)し、該バンドB
は、バンド結束部位の直上に形成された前記受渡し部7
0の(図1において)左端部から前記天板4内の中空部
を通過した後、前記梱包機本体10から出て前記バンド
案内アーチ部30に入る。ここで、前記バンドBは、前
記バンドガイド40の前記ガイド溝部43内をガイドさ
れて被梱包物Cの周囲の外方を大きく周回せしめられ、
再び前記梱包機本体10内に戻り、その供給先端部が図
示しないリミットスイッチに接触せしめられて前記フィ
ード・バックフィード用モータM2を停止させ、前記バ
ンドBのセットは完了する。
施例の梱包機の作用について説明する。まず、図示しな
い制御装置のスタートスイッチを操作して前記フィード
・バックフィード用モータM2 を作動させると、前記フ
ィード・バックフィードローラ8が回転を開始して前記
バンドBを送り出してフィード(供給)し、該バンドB
は、バンド結束部位の直上に形成された前記受渡し部7
0の(図1において)左端部から前記天板4内の中空部
を通過した後、前記梱包機本体10から出て前記バンド
案内アーチ部30に入る。ここで、前記バンドBは、前
記バンドガイド40の前記ガイド溝部43内をガイドさ
れて被梱包物Cの周囲の外方を大きく周回せしめられ、
再び前記梱包機本体10内に戻り、その供給先端部が図
示しないリミットスイッチに接触せしめられて前記フィ
ード・バックフィード用モータM2を停止させ、前記バ
ンドBのセットは完了する。
【0020】次に、該バンドBのセットと同時に、前記
カム駆動用モータM1 が起動されて前クランプ(図示せ
ず)が上昇し、該前クランプの上端面とスライドテーブ
ル(図示せず)の下面とで前記バンドBの供給先端部を
クランプ(拘止)する。それと同時に、前記カム駆動用
モータM1 が停止し、図示しない電源から前記バンドガ
イド駆動ユニット50の駆動ソレノイド本体54内のコ
イルに通電され、その磁気吸引力により前記可動鉄心5
5が下方向に直線動せしめられ、それにより、前記バン
ドガイド作動アーム51は、前記バンドガイド作動アー
ム枢止軸66を回転中心として、図5の紙面と平行な面
内で右回りに円弧運動を行い、前記連結ブラケット48
も前記ピン65を介して同方向に円弧運動を行う。そし
て、前記連結ブラケット48の円弧運動に伴い、前記バ
ンドガイド40は、前記バンドガイド作動アーム51と
同方向(図3の紙面と垂直な面内を手前方向)に円弧運
動を行い、前記バンドBの案内軌道Pの位置から図2の
想像線で示す位置まで後退移動して、前記バンドBの拘
束を解く(取り外す)ので、該バンドBは自然落下して
バックフィード(引締め)に備えることができる。続い
て、同様に、前記他のバンドガイド駆動ユニット55、
56、57を順に作動させ、前記バンドBをそれぞれの
部位において前記バンドガイド40から解放させる。な
お、前記バンドガイド駆動ユニット50、55、56、
57の作動は、一個ずつ順に作動させずに、必要に応じ
て、例えば、同時に全てを作動させてもよいし、二個ず
つ二回に分けて作動させるようにしてもよい。但し、同
時に作動させるには、同時に作動させる分だけの電源が
必要であることは言うまでもない。
カム駆動用モータM1 が起動されて前クランプ(図示せ
ず)が上昇し、該前クランプの上端面とスライドテーブ
ル(図示せず)の下面とで前記バンドBの供給先端部を
クランプ(拘止)する。それと同時に、前記カム駆動用
モータM1 が停止し、図示しない電源から前記バンドガ
イド駆動ユニット50の駆動ソレノイド本体54内のコ
イルに通電され、その磁気吸引力により前記可動鉄心5
5が下方向に直線動せしめられ、それにより、前記バン
ドガイド作動アーム51は、前記バンドガイド作動アー
ム枢止軸66を回転中心として、図5の紙面と平行な面
内で右回りに円弧運動を行い、前記連結ブラケット48
も前記ピン65を介して同方向に円弧運動を行う。そし
て、前記連結ブラケット48の円弧運動に伴い、前記バ
ンドガイド40は、前記バンドガイド作動アーム51と
同方向(図3の紙面と垂直な面内を手前方向)に円弧運
動を行い、前記バンドBの案内軌道Pの位置から図2の
想像線で示す位置まで後退移動して、前記バンドBの拘
束を解く(取り外す)ので、該バンドBは自然落下して
バックフィード(引締め)に備えることができる。続い
て、同様に、前記他のバンドガイド駆動ユニット55、
56、57を順に作動させ、前記バンドBをそれぞれの
部位において前記バンドガイド40から解放させる。な
お、前記バンドガイド駆動ユニット50、55、56、
57の作動は、一個ずつ順に作動させずに、必要に応じ
て、例えば、同時に全てを作動させてもよいし、二個ず
つ二回に分けて作動させるようにしてもよい。但し、同
時に作動させるには、同時に作動させる分だけの電源が
必要であることは言うまでもない。
【0021】次に、前記フィード・バックフィード用モ
ータM2 が起動し、供給(フィード)方向とは逆向きの
引締め(バックフィード)方向に回転を始め、高速・低
トルク駆動により一次引締めが行われる。そして、前記
バンドBが前記被梱包物Cの外周面に当接して所定値の
張力が前記バンドBに作用すると、図示しない張力セン
サ等により、前記フィード・バックフィード用モータM
2 は、自動的に運転モードが切り換えられて、低速・高
トルク駆動回転せしめられ二次引締めが行われる。この
一次及び二次引締め期間を通して前記カム駆動用モータ
M1 の作動は停止位置に保持せしめられている。
ータM2 が起動し、供給(フィード)方向とは逆向きの
引締め(バックフィード)方向に回転を始め、高速・低
トルク駆動により一次引締めが行われる。そして、前記
バンドBが前記被梱包物Cの外周面に当接して所定値の
張力が前記バンドBに作用すると、図示しない張力セン
サ等により、前記フィード・バックフィード用モータM
2 は、自動的に運転モードが切り換えられて、低速・高
トルク駆動回転せしめられ二次引締めが行われる。この
一次及び二次引締め期間を通して前記カム駆動用モータ
M1 の作動は停止位置に保持せしめられている。
【0022】その後、前記カム駆動用モータM1 からの
駆動力により前記バンド供給端処理手段Kが作動され、
従来周知の方法により前記バンドの押圧、溶融、切断等
の結束作業が行われる。このように、本発明の梱包機
は、別個独立に作動可能な、少なくとも一個以上の前記
バンドガイド駆動ユニット50、55、56、57を用
いて、前記バンドガイド40を円弧運動により前記案内
軌道Pの位置から移動退出させて前記バンドBを外すよ
うに構成されているので、それぞれの前記バンドガイド
駆動ユニット50、55、56、57の各取付位置で駆
動力を最大限に効率良く経済的に利用することができる
とともに、前記バンドガイド40の動作が安定するので
応答性も良好となる。また、前記受渡し部70での前記
バンドBの位置ずれを防止するとともに、部品点数も少
なく安価に構成することができる。
駆動力により前記バンド供給端処理手段Kが作動され、
従来周知の方法により前記バンドの押圧、溶融、切断等
の結束作業が行われる。このように、本発明の梱包機
は、別個独立に作動可能な、少なくとも一個以上の前記
バンドガイド駆動ユニット50、55、56、57を用
いて、前記バンドガイド40を円弧運動により前記案内
軌道Pの位置から移動退出させて前記バンドBを外すよ
うに構成されているので、それぞれの前記バンドガイド
駆動ユニット50、55、56、57の各取付位置で駆
動力を最大限に効率良く経済的に利用することができる
とともに、前記バンドガイド40の動作が安定するので
応答性も良好となる。また、前記受渡し部70での前記
バンドBの位置ずれを防止するとともに、部品点数も少
なく安価に構成することができる。
【0023】以上、本発明の一実施例を詳述したが、本
発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の
設計変更を行うことができる。たとえば、本図示例にお
ける、カム駆動用、及び、フィード・バックフィード用
のモータM1 、M2 としてステッピングモータを用いる
ことは、最も好適な実施例の一つであると言えよう。す
なわち、ステッピングモータの採用により、各モータの
ステップ数のカウントのみの操作により、前記バンドガ
イド駆動ユニット50、55、56、57を、同時、順
次、もしくは、同時に作動させるユニットをグルーピン
グすることができるとともに、その各グループを順次に
駆動させる(例えば、最初に50、55を同時に作動さ
せ、次に56、56を同時に作動させる)等、迅速で的
確な対応が可能となる。
発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の
設計変更を行うことができる。たとえば、本図示例にお
ける、カム駆動用、及び、フィード・バックフィード用
のモータM1 、M2 としてステッピングモータを用いる
ことは、最も好適な実施例の一つであると言えよう。す
なわち、ステッピングモータの採用により、各モータの
ステップ数のカウントのみの操作により、前記バンドガ
イド駆動ユニット50、55、56、57を、同時、順
次、もしくは、同時に作動させるユニットをグルーピン
グすることができるとともに、その各グループを順次に
駆動させる(例えば、最初に50、55を同時に作動さ
せ、次に56、56を同時に作動させる)等、迅速で的
確な対応が可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば、バンドの受渡し部でのバンドの位置ずれを
防止することができ、しかも、バンドガイド作動機構を
シンプルで安価に構成することができ、また、組立作業
等が容易で部品交換等のメンテナンス作業を極力省くこ
とができるとともに、小さな駆動力でもバンドガイドを
効率的に作動させることができ、かつ、その応答性を良
好にすることができる。
明によれば、バンドの受渡し部でのバンドの位置ずれを
防止することができ、しかも、バンドガイド作動機構を
シンプルで安価に構成することができ、また、組立作業
等が容易で部品交換等のメンテナンス作業を極力省くこ
とができるとともに、小さな駆動力でもバンドガイドを
効率的に作動させることができ、かつ、その応答性を良
好にすることができる。
【図1】本発明の一実施例に係わる梱包機の内部全体を
示すために手前側の側板及びバンド案内枠部材を切り欠
いた正面概略図。
示すために手前側の側板及びバンド案内枠部材を切り欠
いた正面概略図。
【図2】図1のII-II矢視拡大断面図。
【図3】図1の要部拡大図。
【図4】図3のIV-IV矢視拡大断面図。
【図5】要部の構成を示すためにソレノイド取付ブラケ
ットを取り外し、図3の矢印V方向からみた要部側面
図。
ットを取り外し、図3の矢印V方向からみた要部側面
図。
B バンド C 被梱包物 P 案内軌道 10 梱包機本体 30 バンド案内アーチ部 40 バンドガイド 50 バンドガイド駆動ユニット 51 バンドガイド作動アーム 52 プランジャ形駆動源 55 バンドガイド駆動ユニット 56 バンドガイド駆動ユニット 57 バンドガイド駆動ユニット 65 ピン
Claims (5)
- 【請求項1】 バンドBの送り出し、引締め、把持、押
圧、溶融、切断等の作業を行う結束機構を配した梱包機
本体10と、該梱包機本体10に付設され、被梱包物C
の外周に前記バンドBを巻回配置せしめるバンド案内ア
ーチ部30とを備えた梱包機において、 前記梱包機本体10及び前記バンド案内アーチ部30内
に設定される前記バンドBの案内軌道P上に配置される
とともに、前記バンドBを案内及び保持せしめるバンド
ガイド40と、該バンドガイド40を前記バンドBの前
記案内軌道Pから外れる位置まで退出移動させるため
の、少なくとも一個以上からなり、それぞれが別個に作
動するバンドガイド駆動ユニット50、55、56、5
7と、を備えたことを特徴とする梱包機。 - 【請求項2】 前記バンドガイド駆動ユニット50、5
5、56、57は、プランジャ形駆動源52と、該駆動
源52による直線運動を回転運動に変換して前記バンド
ガイド40に伝達せしめるバンドガイド作動アーム51
とを備えたことを特徴とする請求項1記載の梱包機。 - 【請求項3】 前記プランジャ形の駆動源52は、ソレ
ノイドであることを特徴とする請求項2記載の梱包機。 - 【請求項4】 前記バンドガイド駆動ユニット50、5
5、56、56は、同時もしくは順次に作動せしめられ
ることを特徴とする請求項1又は2記載の梱包機。 - 【請求項5】 前記バンドガイド駆動ユニット50、5
5、56、57は、前記バンドガイド40とピン65を
介して着脱自在に連結されたことを特徴とする請求項1
又は2記載の梱包機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22476593A JPH0776310A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 梱包機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22476593A JPH0776310A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 梱包機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0776310A true JPH0776310A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16818880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22476593A Pending JPH0776310A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 梱包機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0776310A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113830347A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-12-24 | 深圳市恒永晟建材运输有限公司 | 一种建材运输用钢管捆扎装置 |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP22476593A patent/JPH0776310A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113830347A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-12-24 | 深圳市恒永晟建材运输有限公司 | 一种建材运输用钢管捆扎装置 |
CN113830347B (zh) * | 2021-09-15 | 2022-09-13 | 深圳市恒永晟建材运输有限公司 | 一种建材运输用钢管捆扎装置 |
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