JPS6335927Y2 - - Google Patents

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JPS6335927Y2
JPS6335927Y2 JP13353984U JP13353984U JPS6335927Y2 JP S6335927 Y2 JPS6335927 Y2 JP S6335927Y2 JP 13353984 U JP13353984 U JP 13353984U JP 13353984 U JP13353984 U JP 13353984U JP S6335927 Y2 JPS6335927 Y2 JP S6335927Y2
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tightening
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は比較的小さな被梱包物へのバンド掛け
梱包を行うための梱包機、特にいわゆる卓上用の
半自動梱包機に関する。
〔技術的背景〕
卓上用の半自動梱包機は、例えば、第7図に示
すように、本体1外部に装着したバンドコイル2
に巻回された梱包用バンドを本体1内の一対のフ
イードローラの正転により所定長さ本体1外へ送
り出して、人手により本体1上の被梱包物に巻回
し、バンド先端を前記送り出し部近傍の挿入部よ
り挿入した後、前記フイードローラの逆転により
バンドを引戻し、引締め、カム軸に軸着した複数
のカムの回転によりバンド重合面を切断、溶着し
て梱包を行う。
この種の梱包機は比較的小さな被梱包物の梱包
に使用されるため、また、卓上に載置可能とする
必要上装置全体のコンパクト化が必須となる。
〔従来技術と問題点〕
第7図に示す従来の卓上用半自動梱包機にあつ
ては、バンドコイル2はポリプロピレン等の合成
樹脂で成形した一般的には幅9mmのバンドを約
500m紙芯の幅方向にバンド先端側を移動させな
がら紙芯の幅方向に対して多重層状に巻装したも
のであるため、外径が約180mm、幅130mmのかなり
大きなものであり、バンドコイル2が使用に際し
て幅方向にばらついてほどけるのを防止するた
め、円板状のサーキユラプレート3,3で両側端
を保持し、支持杆4を介して本体1端部に取り付
けられるため、卓上用といえどもかなりな設置場
所を必要とする。
また、本体1内にあつてバンドの供給、引締め
を行うフイードローラとバンドの切断、溶着機構
を作動せしめるカム軸とは、ランニングコストの
低減等のため一基のモータを兼用して駆動される
のが一般的であるが、この場合モータの設置スペ
ースが一基分で足りる半面、前期フイードローラ
の駆動軸及びカム軸とモータとの連結は複数のク
ラツチ、プーリ及びベルト等を介して行われるた
め、これらの駆動機構は複雑となり、また前記ク
ラツチ、プーリ、ベルト等の各部材の設置スペー
スを要し、むしろ装置全体としてのコンパクト化
は困難であるという欠点を有する。
また、従来より一般的なカムに連動するテンシ
ヨンアームによるバンド引締めは、前記カムが比
較的大きな椀状を成すと共にテンシヨンアームも
一定の擺動ストロークを有するため、コンパクト
化を必須とされる卓上用梱包機には不向きであ
り、よつて、前述のようにフイードローラの逆転
によりバンド引締めが行われるが、このフイード
ローラによるバンド引締め終了の検知手段とし
て、過去出願人が提案した実公昭57−20486号、
同58−16483号のように、フイードローラの逆転
の停止を検知してモータへの通電を切るべく検知
機構をフイードローラの駆動軸に設けたものは、
第8図に示すように、梱包用バンドを引締め駆動
する軸85に同期して回転する回転輪89を設
け、さらに前記軸85に揺動腕80の一端を遊嵌
し、前記揺動腕80に、フライホイール84を備
える遊動ローラ82を小杆83を介して軸承し、
該遊動ローラ82を回転輪89に転動自在に摺接
し、前記回転輪89の停止時における遊動ローラ
82の慣性により前記揺動腕80を揺動せしめて
リミツトスイツチ86を開閉自在に構成したもの
で、構造が複雑であり、フイードローラ逆転の停
止は多数の部材を介してモータに伝達されるた
め、引締終了の検知が遅く、部品点数も多くなり
コンパクト化が困難であるという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、叙上の従来技術の欠点を解消すべく
開発されたもので、その目的とするところは、フ
イードユニツトをバンド供給及び引締め方向へ一
体に移動自在に構成し、引締めが完了して前記フ
イードユニツトがバンド供給方向へ移動してリミ
ツトスイツチを作動し、この信号でフイードモー
タの逆転駆動を停止せしめるようにして、引締め
終了の検知機構を、コンパクト化し、これによつ
て梱包機全体のコンパクト化を可能とし、且つ、
コンパクトな機構でローラによるバンド引締めの
強度調整及び引締め完了の検知を的確、迅速に行
い得る梱包機を提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案においては、上記目的を達成すべく、本
体内に梱包用バンドの供給、引戻し及び引締めを
行う対を成すローラと、バンド先端と供給端の把
持機構、及びバンド重合部の接着、切断機構を作
動せしめるカム軸を備える梱包機において、 前記ローラの駆動軸及びカム軸にそれぞれ減速
機を備えるフイードモータ及びカム軸モータを直
結し、さらに、前記モータに直結したローラを基
板に固定してフイードユニツトを構成し、該フイ
ードユニツトをバンド供給及び引締め方向へ一体
に移動自在に構成し、且つ発条によつて引締め方
向へ付勢すると共に、前記フイードユニツトのバ
ンド供給方向への移動を検知してフイードモータ
の逆転駆動を停止せしめるリミツトスイツチを設
けたことを特徴とする。
〔考案の作用〕
本考案は、以上の構成により、梱包用バンドを
減速機を備えるフイードモータに直結駆動する対
を成すローラによつて供給、引き戻し、引締める
と共に、引締めが終了してローラ及びフイードモ
ータを備えるフイードユニツトが発条の付勢に抗
してバンド供給方向へ移動するのをリミツトスイ
ツチにより検知し、このリミツトスイツチの信号
によつてフイードモータの逆転駆動を停止すると
共に、減速機を備えるカム軸モータに直結駆動す
るカム軸を回転始動させることによつてバンド重
合面の溶着、切断を行う。
〔実施例〕
以下、本考案の詳細を図示の実施例に基づき説
明する。
第1図A及びBは、本考案に係る卓上用半自動
梱包機を示すもので、本体10は、上面が開口し
た有底箱状に形成した金属製のケース11から成
り該ケース11に後述するバンド供給、引締め、
切断、接着機構を成す各装置を内蔵して、図示せ
ざるバンド先端挿入部等を有する平板状の上面テ
ーブルが載置、固定される。
本体10下面には、第2図に示すように、断面
略L字形状のアングルから成る一対を成すガイド
35が本体10を支持する脚部の機能を兼ねて前
記下面の両側端縁に固着されると共に、本体10
の一側面にはバンド挿入口34が穿設される。そ
して、前記ガイド35にはバンドコイル60を収
納するバンド収納体36が挿脱自在に嵌装され
る。すなわち、第3図において、バンド収納体3
6はバンド幅より幾分深い略四角形の盆状を成
し、このバンド収納体36内に、一連の帯状ポリ
プロピレンバンドBを幅方向で単層に巻いて円板
状を成すバンドコイル60が収納される。バンド
コイル60を形成するバンドBの全長は略100m、
外径は本体10底面の面積に合わせて本実施例で
は約22cm、重量は約250gである。また、バンド
収納体36の一側面には前記バンド挿入口34の
下方に位置するようバンドBの厚みよりやや広め
の溝を適宜長さ切り欠いたバンド出口39が穿設
され、このバンド出口39近傍にバンドBの厚み
より微かに広い間隙を介して一対のガイドピン3
8,38が立設される。第1図Bには、前記収納
体36が図示せざる2対のガイドに水平状に2段
本体底面に収納されている。
第1図A,B及び第4図において、15は機枠
14に固設されるカム軸モータで、例えば小型の
作動電圧100V、簡易ブレーキ付きリバーシブル
型を採用し、該カム軸モータ15に連動する減速
機16を一体に備えており、この減速機16の出
力軸はカム軸17に直結される。そして、カム軸
17は機枠14および機枠13に回転自在に枢支
され、このカム軸17には公知の如く両機枠1
3,14の間に位置して複数のカムが軸着され、
スライドテーブル18、ヒータ19及び後述する
各プレス部材がカム軸17の回転により梱包工程
に沿つて擺動又は上下動してバンド先端及び供給
端の把持、バンド重合部の溶着、切断を行う。
次にフイードユニツト70について説明する。
フイードユニツト70は、基板41に取り付けら
れた減速機を備えるフイードモータ、これに直結
駆動されるフイードローラ、該フイードローラと
摺接回転するアツパーローラから成る。
21はフイードモータで、前記カム軸モータ1
5同様に例えば作動電圧100Vの簡易ブレーキ付
きリバーシブル型のモータで、減速機22を一体
に備えている。この減速機22を基板41に固定
し、減速機22の出力軸は前記基板41を貫通し
てフイードローラ23の駆動軸37に連結され、
フイードローラ23を前記フイードモータ21の
出力軸に減速機22を介して直結している。すな
わち、フイードローラ23は第5図に示すように
基板41に削成したバンド通路を成す段部66に
形成した円状の切欠に回転自在に嵌装されてい
る。なお、第1図Aにおいて64はリミツトスイ
ツチ、65はバンド先端の挿入部である。
第4図及び第5図AおよびCにおいて、機枠1
3の下方、減速機22側の面にコ字板42が固定
され、このコ字板42の両端には軸43の両端が
連結される。そして、軸43は前記基板41の機
枠13側側面が機枠13上方との間に微かな間隙
48を生じるように軸支される。基板41下面の
バンド供給側には略L字形の平盤状のL字板44
が突設され、このL字板44は引締強度調節具5
0により一定力をもつて本体10底板に押圧され
る。すなわち引締強度調節具50は、門形状で前
記L字板44を跨ぐように本体10底板に固定さ
れる固定具51と、この固定具51の上面に貫
通、螺合される調節ボルト52と、該調節ボルト
52先端と前記L字板44間に固定される発条5
3とによつて構成され、前記調節ボルト52の頭
部は上面テーブル12上へ露出し、この頭部を回
転させ発条53の抗力を調節自在に設けられてい
る。
第6図Aは第5図Aの背面を示し、機枠13に
はリミツトスイツチ45が固設され、該リミツト
スイツチ45に突設したタツチピン46の先端が
微かな間隙を介して減速機22の側面に臨むよう
取り付けられている。従つて、基板41すなわち
減速機22等を備えるフイードユニツト70の擺
動により、タツチピン46が押動されこのリミツ
トスイツチ45が、信号を発生し、フイードモー
タ21が逆転駆動を停止する。
尚、54〜56は、カム軸17の回転によりバ
ンド先端及び供給端の把持、バンド重合面の圧
着、切断を行う各プレス部材で、54が右プレ
ス、55が中プレス、56が左プレスである。
第5図A〜Cにおいて、31は支持板で、アツ
パーローラ24を回転自在に且つ後述偏心軸を介
してアツパーローラ24がその軸25と共に回動
自在の略円状の段部及び前記基板41の段部66
にバンド通過間隙を介して対峙する一連の段部6
7が削成され、基板41に立設したピン63,6
3を支持板31のピン63,63に対応する位置
に設けた孔部に嵌装し、先端に雄ねじを有するつ
まみ32(第1図A)を該支持板31及び基板4
1の螺孔62に螺合して支持板31を基板41に
取り付け、バンドの供給及び引戻し時にドンドが
両ローラ間から外れるのを防止する。
また、アツパーローラ24は、ベアリング29
を介して軸25支され、該軸25の先端に一体に
突設した偏心軸26が前記バンド支持板31を貫
通して、支持板31に固設した軸受板61より頭
部を露出しこの偏心軸26の頭部にクランク27
の一端が固着され、該クランク27の他端が基板
41に一端を固定した発条28の他端に連結され
る。クランク27は発条28によつて偏心軸26
を中心に第5図A中反時計回り方向に付勢され、
これと共に偏心軸26も反時計回り方向に回動す
るため、アツパーローラ24の軸25心がフイー
ドローラ23側に移動してアツパーローラ24は
フイードローラ23に圧接される。
アツパーローラ24の軸25はフイードローラ
23の駆動軸37よりも水平面に対して約15度上
方に位置して設けられ、両ローラ間に挿入される
バンドBは略S字状を呈して挾持される。
47はバンド通路で基板41および支持板31
の段部66,67により形成され、また、33は
バンド導入管で、一端が本体10の側面に穿設し
たバンド挿入口34に、他端が前記バンド通路4
7に臨み、バンド挿入口34からのバンドBをバ
ンド通路47に導く。
次に上述実施例の作用について述べる。
本体10の下面に固着されたガイド35内に嵌
装載置されたバンド収納体36から突出している
バンドB先端を、第5図Aに示すように本体10
のバンド挿入口34から挿入して、バンド導入管
33及びバンド通路47を介してフイードローラ
23、アツパーローラ24間に挾持して正転ボタ
ンをONにすると、タイマ等で所定量のバンドが
本体10の上面テーブルのバンド送り出し溝より
送り出される。この時、バンド収納体36内のバ
ンドコイル60は引き出されるバンドによりバン
ド収納体36底面との間に適度の摩擦を生じなが
ら回転してバンドを送り出すので、バンド送り出
しが終了した時に、それまでの引き出しによる慣
性で余分なバンドがバンド収納体36外へ飛び出
すのを防止することができる。
本体10外へ所定量送り出されたバンドは、人
手によつて図示せざる上面テーブル上の被梱包物
に掛け渡された後、その先端を前記バンド送り出
し部近傍の挿入部65(第1図A)から挿入し、
第6図Aに示すようにスライドテーブル18下方
へ導入され、このバンド先端がスライドテーブル
18下面に設けたリミツトスイツチ64(第1図
A)に当接すると、このリミツトスイツチ64の
作動によりカム軸モータ15が駆動を開始し、カ
ム軸17が回転し、該カム軸上のカムの回転によ
りスライドテーブル18下方の右プレス54が上
昇して、スライドテーブル18下面との間でバン
ド先端を把持する。
次いで、前記リミツトスイツチ64の信号で図
示せざるタイマに入力されており該タイマの設定
時間経過後、カム軸モータ15が停止し、同時に
フイードモータ21が逆転駆動を開始し、フイー
ドローラ23及びアツパーローラ24が逆転し、
バンドの引き戻し及び引締めが行われる。そし
て、フイードローラ23及びアツパーローラ24
によつてバンドBが被梱包物に対して完全に引き
締められた後も両ローラ23,24の逆転が継続
するため、引き締められるバンドにより基板4
1、従つてフイードユニツト70が発条53の付
勢に抗して軸43を中心にバンド供給方向(第6
図中時計回り方向)に微かに擺動して機枠13に
当接すると、減速機22の側面がリミツトスイツ
チ45のタツチピン46を押してリミツトスイツ
チ45がONとなつて信号を発生し、フイードモ
ータ21すなわちフイードローラ23の逆転を停
止する(第6図B)。
尚、以上のバンド引締めに際して、バンドBは
第5図Aに示すようにフイードローラ23及びア
ツパーローラ24間で略S字状を呈して挾持され
ているため、バンドBと両ローラ23,24には
大きな摩擦が生じ、よつてスリツプすることなく
的確な引締めがなされる。
前記リミツトスイツチ45の信号により引締め
終了と同時にカム軸モータ15が駆動し、カム軸
17の回転により左プレス56が上昇してバンド
供給端が把持され、次いで中プレス55が上昇し
てヒータ19によりバンド重合面の溶融がなされ
た後バンドは切断、圧着される。そして、バンド
切断後各プレス部材54〜56が旧位に復帰し、
この復帰をカム軸の回転により検知する図示せざ
るリミツトスイツチの信号でフイードローラ23
及びアツパーローラ24の正転によりバンドが本
体10外へ送り出されて梱包の一工程が終了す
る。
以上の工程において回転駆動するカム軸17は
減速機16を介してカム軸モータ15に、またフ
イードローラ23は減速機22を介してフイード
モータ21にそれぞれ直結されているので、カム
軸モータ15及びフイードモータ21からカム軸
17及びフイードローラ23への動力伝達は常に
的確に成される。
被梱包物の材質、形状等によりバンド引締めの
強度を調節するに際しては、上面テーブル12上
に露出した引締強度調節具50の調節ボルト52
を回してその先端を押し下げれば、発条53の付
勢力は強くなり、引締め時の基板41、従つてフ
イードユニツト70の擺動するタイミングが遅れ
るため、引締め強度は上昇する。また、調節ボル
ト52を回して先端を引き上げれば、発条53の
付勢力は弱くなり、基板41の擺動のタイミング
が早くなるので引締め強度は低下する。
〔他の実施例〕
尚、上述の実施例では、梱包用バンドの収納体
36は盆形状であるが、これを箱形状又は袋状に
形成してもよく、収納体36の設置場所も、上述
実施例のように10下面のガイド35に嵌装する
ものに限られず、引き出されたバンドが捩じれな
い位置であればよく、好ましくは、前記ガイド3
5に代わる適宜形状の脚部が形成する空間に収納
体のバンド出口を本体のバンド挿入口方向に位置
せしめて収納体及び該収納体内のバンドコイルが
水平になるように卓上に載置すればよい。また、
収納体をバンドコイルが横二連水平に収納できる
大きさに形成し、かように形成した収納体の長手
方向両側面にバンド出口を各々設けることも可能
である。さらに、前記実施例では、減速機22を
介して直結するフイードモータ21とフイードロ
ーラ23を固定した基板41のバンド供給方向へ
の擺動によりバンド引締め終了を検知してフイー
ドモータを停止するものについて説明したが、本
考案は上記実施例に限定されるものでなく、例え
ば、前記基板をバンド供給及び引締め方向に水平
に摺動自在に構成し、発条等を用いてバンド引締
め方向に付勢してもよく、この場合には、バンド
引締めが終了すると基板が発条の付勢に抗してバ
ンド供給方向に水平に摺動して、この摺動を検知
するリミツトスイツチの信号によつてフイードモ
ータの逆転が停止することになり、適宜設計変更
が可能である。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案は、本体内に梱包用バン
ドの供給、引戻し及び引締めを行う対を成すロー
ラと、バンド先端と供給端の把持機構、及びバン
ド重合部の接着、切断機構を作動せしめるカム軸
を備える梱包機において、前記ローラの駆動軸及
びカム軸にそれぞれ減速機を備えるフイードモー
タ及びカム軸モータを直結し、さらに、前記モー
タに直結したローラを基板に固定してフイードユ
ニツトを構成し、該フイードユニツトをバンド供
給及び引締め方向へ一体に移動自在に構成し、且
つ発条によつて引締め方向へ付勢すると共に、前
記フイードユニツトのバンド供給方向への移動を
検知してフイードモータの逆転駆動を停止せしめ
るリミツトスイツチを設けたので、クラツチ、プ
ーリ、ベルト等の連動機構を不要とし、梱包機本
体内の構成部品を少なくし、引締め終了の検知経
路が短く、且つ、簡単なコンパクトな構成によつ
て梱包用バンドの引締め強度の調節及び引締め完
了の的確、迅速な検知を可能にすることができ、
本体のコンパクト化を可能とし、特に卓上用梱包
機としてのコンパクト化の要請に完壁に答えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図AおよびBは全体斜視図、第2図は本
体下面を示す斜視図、第3図はバンド収納体を示
す斜視図、第4図は本体内要部の底面を示す斜視
図、第5図Aは本体内の要部側面図、同図Bは第
5図AのX−X断面図、同図Cは基板41の斜視
図、第6図A及びBは本考案の作用の一部を示す
図である。また、第7図は従来の卓上用梱包機を
示す斜視図である。第8図は従来のローラによる
引締め終了の検知機構を示す概略図で、同図Aは
フイードローラの逆転中すなわち、引締め作動時
の状態を示し、同図Bは引締め終了時の状態を示
すものである。 10……梱包機本体、11……ケース、12…
…上面テーブル、13,14……機枠、15……
カム軸モータ、16……減速機、17……カム
軸、18……スライドテーブル、19……ヒー
タ、21……フイードモータ、22……減速機、
23……フイードローラ、24……アツパーロー
ラ、25……軸、26……偏心軸、27……クラ
ンク、28……発条、29……ベアリング、31
……支持板、32……つまみ、33……バンド導
入管、34……バンド挿入口、35……ガイド、
36……バンド収納体、37……駆動軸、38…
…ガイドピン、39……バンド出口、41……基
板、42……コ字板、43……軸、44……L字
板、45……リミツトスイツチ、46……タツチ
ピン、47……バンド通路、48……間隙、50
……引締強度調節具、51……固定具、52……
調節ボルト、53……発条、54……右プレス、
55……中プレス、56……左プレス、60……
バンドコイル、61……軸受板、62……螺孔、
63……ピン、64……リミツトスイツチ、65
……バンド先端挿入部、66,67……段部、7
0……フイードユニツト、B……バンド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体内に梱包用バンドの供給、引戻し及び引
    締めを行う対を成すローラと、バンド先端と供
    給端の把持機構、及びバンド重合部の接着、切
    断機構を作動せしめるカム軸を備える梱包機に
    おいて、 前記ローラの駆動軸及びカム軸にそれぞれ減
    速機を備えるフイードモータ及びカム軸モータ
    を直結し、さらに、前記モータに直結したロー
    ラを基板に固定してフイードユニツトを構成
    し、該フイードユニツトをバンド供給及び引締
    め方向へ一体に移動自在に構成し、且つ発条に
    よつて引締め方向へ付勢すると共に、前記フイ
    ードユニツトのバンド供給方向への移動を検知
    してフイードモータの逆転駆動を停止せしめる
    リミツトスイツチを設けたことを特徴とする梱
    包機。 (2) 前記フイードユニツトを構成する基板をバン
    ド供給及び引締め方向に擺動自在に軸支すると
    共に、発条によつてバンド引締め方向に付勢し
    た実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の梱包
    機。 (3) 前記基板のバンド供給側下面に板材を突設し
    該板材上に跨設した門形状の固定具上面にボル
    トを螺合し該ボルトの先端と前記板材間に前記
    発条を介設した実用新案登録請求の範囲第(1)項
    又は第(2)項記載の梱包機。
JP13353984U 1984-09-04 1984-09-04 梱包機 Granted JPS6148103U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13353984U JPS6148103U (ja) 1984-09-04 1984-09-04 梱包機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13353984U JPS6148103U (ja) 1984-09-04 1984-09-04 梱包機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6148103U JPS6148103U (ja) 1986-03-31
JPS6335927Y2 true JPS6335927Y2 (ja) 1988-09-22

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ID=30692081

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13353984U Granted JPS6148103U (ja) 1984-09-04 1984-09-04 梱包機

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JP (1) JPS6148103U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6148103U (ja) 1986-03-31

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