JPS6335295B2 - - Google Patents

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JPS6335295B2
JPS6335295B2 JP54111245A JP11124579A JPS6335295B2 JP S6335295 B2 JPS6335295 B2 JP S6335295B2 JP 54111245 A JP54111245 A JP 54111245A JP 11124579 A JP11124579 A JP 11124579A JP S6335295 B2 JPS6335295 B2 JP S6335295B2
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JP
Japan
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concentration
absorption liquid
rate
desulfurization
cacl
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JP54111245A
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English (en)
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JPS5637028A (en
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Yasushi Tomisaka
Harumasa Tanabe
Masami Takao
Ichiji Hatakeyama
Susumu Tanaka
Hidekatsu Fujiwara
Toyohiko Masuda
Hideaki Irie
Kunio Tanaka
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は湿式石灰石膏法による排煙脱硫方法に
関し、殊に炭酸カルシウムや水酸化カルシウム等
(本明細書では石灰成分という)と共に塩化カル
シウムを含有する吸収液を使用する排煙脱硫方法
において、脱硫率と吸収液のアルカリ原単位とを
共に向上すると共に、脱流系内のハードスケール
の付着を防止し得る様な方法に関するものであ
る。
湿式排煙脱硫法ではSOx吸収液としてアルカリ
水溶液を使用するが、吸収液のアルカリ原単位を
高める為にはアルカリ濃度(吸収液のPH)を可及
的に低く抑えるのがよく、一方脱流率はアルカリ
濃度を高める程向上し、両者は二律背反の関係に
あり、湿式石灰石膏法においてもその例外ではな
い。そこで従来ではアルカリ原単位と脱流率相互
の兼ね合いで最適のアルカリ濃度を決めている
が、何れにしても脱流率を高めようとすればアル
カリ原単位を犠牲にしなければならず、またアル
カリ原単位を高めようとすれば満足な脱流率が得
られなくなる。
本発明者等は前述の様な事情に着目し、脱流率
とアルカリ原単位を共に高め得る様な湿式排煙脱
硫法の開発を期して種々研究を重ねてきた。
一方本発明者等は湿式石灰石膏法で使用される
石灰成分含有吸収液中に適当な塩化カルシウムを
含有させてやれば、同一石灰濃度でも高い脱硫率
が得られることを確認し、すでに特許出願を行な
つた。ところがその後更に実験を重ねた結果、排
ガス中にCl-が含まれていると、たとえ吸収液の
PHを一定に維持したとしても脱硫率が時間の経過
につれて相当の変化するという事実が確認され
た。そこでその理由を追求したところ、排ガス中
のCl-が吸収液中の石灰成分と反応して塩化カル
シウムが生成し、吸収液中の塩化カルシウム濃度
が変化する結果、脱硫率が変動するものと考えら
れた。尚上記考察を更に一般的に布衍する目的
で、Cl-を含まない一般排ガスの処理において、
塩化カルシウム濃度とPHを個別に変化させてみた
ところ、条件如何によつては脱硫率に変動の生じ
ることがあることを知つた。
そこで本発明者等は、吸収液のPHと塩化カルシ
ウム濃度が脱硫率及びアルカリ原単位に及ぼす影
響について更に詳細な検討を重ねたところ、前記
PHと塩化カルシウム濃度とが一定の相関関係を保
つ様に調整してやれば、脱硫率及びアルカリ原単
位を共に高め得ることをつきとめた。
更に、前記相関係の調整とともに、 吸収液中の塩化カルシウム濃度の調整、 吸収液中のスラリー濃度(固形分濃度)の調
整、 吸収液量と排ガス量との比(L/G)の調
整、 を各々組合わせて行なうことによつて、 吸収塔内・配管内へのハードスケール付着防
止、 ミストセパレータへのスケール付着防止、 アルカリ原単位の向上、 副成石膏の品質向上、 等の脱硫プロセスにとつての他の主要課題の達成
も計れることをつきとめた。
本発明は上記の知見に基づいて完成されたもの
であつて、その構成とは、石灰成分、塩化カルシ
ウム及び石膏を含有する吸収液を用いて、酸化硫
黄を含む排ガスを洗浄するに当り、吸収液のPHを
Y、吸収液中の塩化カルシウム濃度をX重量/容
量%吸収液量とし、排ガス量をGとしたとき、こ
れらの関係が次式を満足する様に吸収液のPHと塩
化カルシウム濃度を調整するところに要旨が存在
する。
−0.025X+4≦Y≦−0.1X+9(イ) 3.5≦Y≦8.0 X≦27.5 石膏濃度:4〜12重量% L/G≧3.5 既に本発明者等が確認している様にCa(OH)2
の水に対する溶解度とCaCl2濃度との間には第1
図に示す様な関係があり、CaCl2の添加によつて
Ca(OH)2の溶解度は著しく増大し、特にCaCl2
約30%含有させると、Ca(OH)2の溶解度は純水
に対する溶解度の6〜8倍にも達する。従つて吸
収液中にCaCl2を含有させると、吸収液中の不溶
アルカリ成分残存によるアルカリロス、それに伴
なうアルカリ原単位の低下を効果的に防止するこ
とができる。また先に述べた如く、吸収液中のア
ルカリ濃度を高めPHを高くする程脱硫率は向上す
る。即ち吸収液のPHとCaCl2濃度が、夫々独立し
て脱硫及びアルカリ原単位と密接に関連すること
は確認されている。しかし何れにしても脱硫率と
アルカリ原単位の間には先に述べた如く反比例の
関係があるから、両者を同時に満足することは困
難である。ところが、吸収液のPHとCaCl2濃度を
夫々独立の要素として把握するのではなく、互い
に他方の値との関係で適正に調整してやれば、脱
硫率及びアルカリ原単位を何れも95%以上という
高い値に保つことができる。
即ち吸収液のPH〔Y〕とCaCl2濃度〔X(重
量/容量%)〕について、両者の相関関係を考慮
しつつ脱硫率及びアルカリ原単位に及ぼす影響を
調べたところ、Y>−0.1X+9の領域ではアル
カリ原単位が低下し、一方Y<−0.025X+4の
領域では脱硫率が低下し、何れも本発明の目的を
達成することができなかつた。しかし第2図に示
す如くYの値が前記(イ)式を満足する領域(第2図
の斜線で示す領域)にくる様にY及びXの値を調
整してやれば、脱硫率及びアルカリ原単位の双方
を著しく高め得ることが確認された。この様なX
及びYの値の調整は、原則としてX或はYの値を
それぞれ適宜調整して前記(イ)式が満足されればよ
い。ところで排煙脱硫装置で取り扱う排ガスは、
ボイラー、焼結、コークス炉などさまざまであ
り、また、その燃料もまちまちである。このため
ガス中に含まれるSO2やO2濃度も大きくかわる。
したがつて、個々の装置の設計に際しては、排ガ
ス中のSO2、O2濃度、要求される脱硫率などを勘
案し、実際の操作範囲を決める。たとえば、ガス
中のSO2濃度が高く、O2濃度が低く、要求される
脱硫率も高い場合には、ある程度の石灰利用率の
低下を許容して、PH値の高い塩化カルシウム濃度
の低い操作範囲を選定すればよい。一方ガス中の
SO2濃度が低く、O2濃度が高い場合には、塩化カ
ルシウム濃度を高くし、消石灰等の石灰成分(以
下消石灰を代表して説明する)の溶解度を上げれ
ば、石灰利用率の改善および吸収液量と排ガス量
との比(L/G)の低減による消費電力の低減を
はかることができる。しかし一般的には使用する
装置に応じて塩化カルシウムの濃度を一定値に設
定してPH値を調整する。この場合の塩化カルシウ
ムの濃度の設定の指標は、液中の亜硫酸石膏濃度
で、これが液中に実質的に検出されないような濃
度に設定すればよい。たとえば、排ガス中のSO2
濃度が高く、液中の亜硫酸石膏濃度が高く、ある
いは、ガス中の酸素濃度が低く、石膏への酸化速
度が充分でない場合には、前述の様に塩化カルシ
ウムの濃度は低めに設定すればよい。PH値の調整
は、運転中、常時行なう。PH値を高めるには、消
石灰の投入量を増し、下げるときは投入量を下げ
ればよい。その指標は脱硫率である。所定の脱硫
率を維持しながら、できるだけ低く抑えることに
より、最も高い石灰利用率を得ることができる。
たとえばCl-を含む排ガスの脱硫工程でCaCl2
度が変動する場合は、アルカリ成分の補充量を適
宜調整してPHを調整すればよい。但し例えば排ガ
ス中にCl-が含まれていなくとも、多量の酸性成
分が含まれていてPHの低下が著しい場合はアルカ
リ成分と共にCaCl2を追加してCaCl2濃度を調整
すればよい。この場合は単にアルカリ成分の追加
によつてPHの調整するだけでなく、CaCl2の追加
によつて、前述の様に吸収液中に既存のCa
(OH)2の溶解度が増大する。その結果CaCl2の添
加によつてもPHが調整されアルカリ原単位の低下
を防止することができる。吸収液のPHとCaCl2
度を管理することによつて、常時上記の効果を維
持することができる。
この様に本発明では、吸収液のPHとCaCl2濃度
とを相互に関連づけて調節するところに要旨があ
り、個々の値そのものには原則として制約がな
い。しかし吸収液としての前記2つの基本的要求
を確実に達成する上では、PHを3.5〜8.0の範囲
に、またCaCl2濃度を27.5重量%以下に夫々調整
することが必要である。PH値は脱硫塔内でコント
ロールすることができる。PH値の前記の上限値
は、液中に石灰分が実質的に検出されない値とし
て、また前記下限値としては、炭酸カルシウムが
わずかに残存する値である。前記上限値を超えた
場合は、残存する消石灰は、炭酸ガスと反応し、
過剰の炭酸カルシウムを液中に生成させることに
なりアルカリ原単位が低下し、また、液中に炭酸
カルシウムが残存しないようなPH値では、脱硫率
が著しく低下する。またCaCl2濃度は、脱硫率及
びアルカリ原単位の他、排ガス吸収塔の後位に設
けられるミストセパレーターの如き接ガス部(以
下ミストセパレーターを代表させて説明する)の
ハードスケールの付着現象とも密接な関係があ
り、スケールトラブルを防止する為にはCaCl2
度を27.5重量%以下にすることが必要である。即
ち本発明者等は、別途行なつた実験によりミスト
セパレーターへのハードスケールの付着現象を究
明した結果以下の事項を確認した。そしてハー
ドスケールは、ミスト中に含まれるCaSO3が排ガ
ス中の酸素によつて酸化されてCaSO4を析出する
ことにより生じ、吸収塔内のCaSO3量を極力少な
くしてやれば、ハードスケールの付着成長が防止
される。従つてスケールトラブルを防止する為
には、吸収塔内の段階でCaSO3の酸化速度を高
め、CaSO4への転化率を高めてやれば良い。こ
の場合CaCl2はこの酸化反応を遅らせる効果があ
ることが第3図に示す実験並びに実験装置の操業
結果からわかつた。即ち、図から明らかな様に
CaCl2濃度が27.5重量%を超えると酸化速度は著
しく低くなり、吸収液中のCaSO3濃度は高くな
る。従つてCaCl2の濃度は27.5重量%以下である
ことが必要である。更に吸収液量と排ガス量と
の比(L/G)と吸収液固体中のCaSO3及び
CaSO3・1/2H2O濃度との間にも第4,5図に示
す様な関係があり、L/Gを3.5以上にしてやれ
ばCaCO3やCaSO3・1/2H2Oの不溶解分を減少さ
せることができ、ハードスケールを効果的に防止
できる。従つて、L/Gは3.5以上にすることが
必要である。加えてCO2ガスを含む廃ガスの脱硫
は主に次式によつて進行し、 Ca(OH)2+CO2→CaCO3+H2O CaCO3+SO2+1/2H2O →CaCO3・1/2H2O+CO2↑ このときのSO2吸収速度はCaCO3の溶解速度が
律速段階となるが、CaCO3の溶解度とCaCl2濃度
との間には第6図に示す様な関係があり、CaCl2
濃度を高めるとCaCO3の溶解度が低下し、脱硫
効率が低下する。そこで従来では、所定の脱硫率
を確保する為にCa(OH)2の添加量を増大する必
要があり、アルカリ原単位の悪化を招いていた
が、本発明では前述の如くCaCl2濃度を低く押え
ているから、CaCO3溶解度が極端に低下するこ
とがなくアルカリ原単位を改善される。
またミストセパレーターへのハードスケール生
成と同様に吸収塔および配管系統内等の接液部の
ハードスケールの付着も脱硫装置においては重大
な問題であり、例えば、あるプラントでの半年間
の運転では吸収塔内壁に厚さ100〜300mmのスケー
ルが付着し、吸収塔内へのガス流入口(モジユー
ル部)が閉塞されて排ガスの圧損上昇が起つた
り、また他のプラントでは配管内に厚さ10〜20mm
のスケールが付着して配管に取付けたバルブの開
閉が全く出来なくなり、機器のメンテナンスが不
可能となるような現象が生じている。
本発明者等はこの点についても合わせて究明し
た結果、以下般のことを確認した。この吸収塔
および配管内へのハードスケールは、排ガス中の
SO2の吸収反応によつてCaSO3・1/2H2Oが生成
し、このCaSO3・1/2H2Oが排ガス中のO2により
酸化されて生成するCaSO4・2H2Oが同時に液中
で過飽和溶解状態となつて、接液表面に晶析する
ことによつて生じる。これに対して、吸収液中
のCaSO4・2H2Oの固体を存在させ、その固体表
面上にCaSO4・2H2Oを晶析させるという種晶効
果により吸収塔および配管内へのハードスケール
の付着ができる。具体的に吸収液中に石膏
(CaSO4・2H2O)を加え、その濃度を4〜12重
量%に調整すれば、石膏が種晶として作用しスケ
ールの付着が防止される。この場合石膏濃度が12
重量%を超えると、結晶が沈降して管を閉塞し、
また液の循環に使用するポンプに過度の負荷がか
かるおそれがある。一方4重量%未満では種晶効
果が得られず、スケールが発生する。最も好まし
い濃度は6重量%である。本発明においては、こ
の様に予め添加された石膏の種晶効果により、吸
収塔等の接液部におけるスケールの発生が防止さ
れる。具体的には吸収液を固形分濃度1重量%
以下程度の清澄液とするのではなく6重量%程度
のスラリーとすることによつて前記種晶効果が得
られること、が確認された。この結果からも、吸
収液のスラリー濃度を6重量%程度にすることが
望まれる。
本発明は概略以上の様に構成されており、吸収
液のPHとCaCl2濃度の関係を適正に調整すること
によつて、卓越した脱硫率とアルカリ原単位を同
時に確保すると共に、脱硫内のハードスケールの
付着を防止し得ることになつたもので、湿式脱硫
法としては画期的な方法である。
次に本発明の実施例を示すが、下記は特許請求
の範囲に記載した実施態様と同様本発明を限定す
る性質のものではなく、前記の趣旨に沿つて適当
に変更して実施することも可能であり、それらは
すべて本発明技術の範囲に含まれる。
実施例 SO2:250〜350PPm、O2:12〜15重量%、
CO2:7〜9重量%を含有する130℃の焼結炉排
ガス(1000000Nm3/hr)を、下記の条件で脱硫
処理した。
〔吸収液〕
石膏濃度:6重量% CaCl2:18〜23重量% PH:4.5〜4.9 アルカリ成分:Ca(OH)2を排ガス中のSO2に対
し当量使用 〔吸収塔〕 L/G:4〜6(前段に冷却塔設置) その結果、平均脱硫率及び平均アルカリ原単位
共95%以上であることが確認された。
また、副成石膏についても、柱状(粒状)の厚
みのある石膏が得られており、性状も混水量が65
%以下でぬれ引張強度が10Kg/cm2以上であり、石
膏ボード等の用途に単独使用が可能であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は吸収液中のCaCl2濃度とCa(OH)2の溶
解度との関係を示すグラフ、第2図は本発明で規
定する吸収液のPHとCaCl2濃度の関係を示すグラ
フ、第3図は実操業における吸収液中のCaCl2
度と吸収液固形成分中のCaSO3濃度の関係を示す
グラフ、第4,5図は吸収塔内のL/Gと吸収液
固体中のCaCO3又はCaSO3・1/2H2O濃度との関
係を示すグラフ、第6図は吸収液中のCaCl2濃度
とCaCO3の溶解度との関係を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 石灰成分と共に塩化カルシウム及び石膏を含
    有するスラリー吸収液を用いて、酸化硫黄を含む
    排ガスを洗浄するに当り、吸収液のPHをY、吸収
    液中の塩化カルシウム濃度をX重量/容量%とし
    たとき、これらの関係が次の式 −0.025X 3.5≦ +4≦Y≦−0.1X+9 Y≦8.0 X≦27.5…… を満足する様に吸収液のPH及び塩化カルシウム濃
    度を調整すると共に、スラリー吸収液中の石膏濃
    度を4〜12重量%に調整し、更に吸収液量と排ガ
    ス量との比(L/G)を3.5以上に調整すること
    を特徴とする排煙脱硫方法。 2 特許請求の範囲第1項においてCl-を含む排
    ガスを脱硫する方法。
JP11124579A 1979-08-30 1979-08-30 Desulfurizing method of exhaust gas Granted JPS5637028A (en)

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