JPS6334931Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6334931Y2
JPS6334931Y2 JP2177981U JP2177981U JPS6334931Y2 JP S6334931 Y2 JPS6334931 Y2 JP S6334931Y2 JP 2177981 U JP2177981 U JP 2177981U JP 2177981 U JP2177981 U JP 2177981U JP S6334931 Y2 JPS6334931 Y2 JP S6334931Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic ink
magnetic
magnet
recording
stylus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2177981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57134141U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2177981U priority Critical patent/JPS6334931Y2/ja
Publication of JPS57134141U publication Critical patent/JPS57134141U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6334931Y2 publication Critical patent/JPS6334931Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、単一又は複数の磁性金属から成る記
録針と前記記録針上に設けた磁石で構成した記録
ヘツドに磁性インクを配し、前記記録針上に磁力
により磁性インクの隆起を生ぜしめ、前記の隆起
せしめた磁性インクに画信号に対応したクーロン
力を作用させることにより、記録面に磁性インク
を飛翔させ画像を得る画像記録装置に関するもの
である。
従来、第1図に示す様に磁性体から成る記録針
(スタイラス)を一列に配列した多針記録部1
(以下マルチスタイラスと呼ぶ)と、前記マルチ
スタイラス1上に設けた磁石5によりスタイラス
1と、スタイラス間に磁力の差を構成することに
より、磁性インク2の隆起差Sを生ぜしめ、画信
号を前記隆起と対応するスタイラス1に印加し、
クーロン力で磁性インク2を飛翔せしめ、記録面
3に記録画像を得ることを可能にした記録法とし
て特開昭54−136330号が提案されている。また前
述した記録法に使用する磁性インク供給装置とし
て特開昭55−100161号及び特開昭55−100162号が
提案されている。
しかしこれらの磁性インク供給装置においては
以下に示す様な欠点を有していた。すなわち従来
の装置においては、第2図に示す様に、マルチス
タイラス1先端近傍に配設した磁石5の一面に、
他端がタンク8内の磁性インク2と接している磁
石9を複数個配設することにより、磁性インク2
を磁力によつてタンク8からマルチスタイラス1
上に供給していた。
このため、磁石9の全面に亘つて磁性インク2
が付着しており、記録によつてスタイラス1の先
端部の磁気インク2が消費されると、磁性インク
2はタンク8から磁石9を伝わつて磁石5の各部
に伝えられ、更に各スタイラスの先端に至る挙動
を示す。この時、第3図a,b,cに示す様に時
間経過に従い磁性インク2は常時磁力を受けてい
るため、例えば非記録時や放置時には永久磁石9
上及び磁石5上において、エツヂ部B等の強い磁
力が発生している部分では、磁力により磁性イン
ク2が濃縮したり、磁性インク2中に含まれる磁
性体あるいは不純物等10が沈降をおこしてい
た。このため磁石9上の磁性インク2の流動を悪
くし、タンク8からマルチスタイラス1先端まで
の磁性インク2の供給が阻害され、安定した磁性
インク供給を行うことができなかつた。
また濃縮された磁性インクや、沈降した不純物
等10がマルチスタイラス1上に供給されると、
磁性インク2の粘度が高くなるため、マルチスタ
イラス1とプラテン電極4との間に電圧を印加
し、クーロン力を作用せしめても、磁性インク2
は記録面3に向つて飛翔しなくなる欠点も有して
いた。さらに磁性インクの蒸発・乾燥によつても
同じ様な状態になつていた。なおポンプ7はタン
ク8に磁性インク2を供給するもので、液面検出
手段6の液面検出信号に応じて制御される。
上述する様に、従来の画像記録装置において
は、磁性インク2を飛翔せしめて記録を行う際
に、磁性インク2の供給、飛翔を阻害されるた
め、良好な品質の画像を安定して記録できなかつ
た。
本考案はこの様な欠点を改良し、良好な品質で
安定した記録の行える画像記録装置を提供するも
のである。
尚、一般に磁性インク中に含まれる磁性体は、
例えば50〜100Åの大きさのマグネタイト又はそ
の化合物である。また、前述のマグネタイトはカ
ルボン酸、カチオン系活性剤等の界面活性剤によ
りトナー分散媒中に浮遊しているが、界面活性剤
の界面活性力に打ち勝つ磁力がマグネタイトに加
えられた場合、マグネタイトは浮遊することがで
きず濃縮又は沈降が発生する。
以下に本考案の一実施例と共に説明する。
第4図は磁性インク記録装置の概略構成を示
す。記録部は記録面11と対向して配列された磁
性体から成る複数の記録針線(以下マルチスタイ
ラスと呼ぶ)12と、前記マルチスタイラス12
面上に当接して設けられた隆起用磁石13と、マ
ルチスタイラス12及び隆起用磁石13とを固定
する固定板14とより構成されている。隆起用磁
石12は第5図に示す通り斜面部Cを除く磁石表
面部分を、透磁率の良好な材料から成るシールド
板15(例えば銑板、銑−ニツケル合金板等)で
覆つた構成となつている。
また、隆起用磁石12と対向する位置には磁石
16が設けられており、この磁石16は端面部D
を除いてシールド板17で覆われている。磁石1
6は、インク貯留室1の箇体壁に取付けられてい
る。この時、隆起用磁石12及び磁石16はイン
ク貯留室18の一部を構成すると共に、インク貯
留室18の開口部19を構成している。
磁性インク供給パイプ20は前記記録部に磁性
インク21を供給するもので、その一端は磁性イ
ンク貯留室18に接続され、他端は磁性インク2
1を貯蔵するサブタンク22内に設けられてい
る。磁性インク供給パイプ20の途中に設けたポ
ンプ23は、磁性インク21をサブタンク22か
らインク貯留室18に供給するものである。サブ
タンク22にはメインタンク(図示せず)からポ
ンプ24及びパイプ25を通して磁性インク21
が送られてくる。サブタンク22の液面はホール
素子等の検出手段26及び、液面位置検出信号に
応じて駆動されるポンプ24によつて常時一定液
位に保たれている。
マルチスタイラス12には、スタイラス先端部
に隆起用磁石13によつて隆起せしめた磁性イン
ク21を画信号に対応して記録面11に飛翔又は
泳動させる駆動手段27が連結されている。ま
た、駆動手段27と背面電極プラテン29との間
にはバイアス電圧が電源28によつて印加され
る。
記録部及び磁性インク貯留室18に沿つて設け
た蓋部材30は、第5図に示す様に箇体31及
び、多孔質材料(例えばスポンジ等)等の磁性イ
ンク保持部材32と、シールド板33とから構成
されている。
シールド板33は、透磁率の良い材料で作られ
ており、隆起用磁石13の斜面部C及び磁石16
の端部Dと密着する様に構成されている。パツキ
ン材34は各々の磁石とシールド板33の密着を
良くするものでシールド板33に取付られてい
る。
前記蓋部材30は、スライダー35及びガイド
36によつてスライドさせることが可能であり、
前記のシールド板33と磁石の密着状態を解除す
ることができる。ソレノイド38は、前記蓋部材
30を矢印F方向にスライドさせる駆動手段であ
る。またバネ39は蓋部材を矢印E方向に付勢す
るものである。また検出手段37は、磁性インク
貯留室18のインクの有無を検出するものであ
る。
次に上記実施例において、記録面11に磁性イ
ンク21を飛翔させて画像記録を行う場合の磁性
インク21の流れ及び動作について説明する。
第4図から第7図において、駆動手段27に画
信号が入力されると、同時にポンプ23が駆動さ
れ、サブタンク22から磁性インク21が磁性イ
ンク貯留室18に送られる。貯留室18が磁性イ
ンク21で満されると、検出手段37によつて検
出し、ポンプ23の駆動を停止する。この時、第
6図に示す様に磁性インク貯留室18の開口部1
9には隆起用磁石13と磁石16による磁力が発
生しているため、磁性インク21は磁力によつて
保持される。また隆起用磁石13の斜面部Cを通
つて磁性インク21がマルチスタイラス12先端
部に送られ第1図に示す様な隆起を形成する。
尚、磁性インク貯留室18の開口部における磁
性インクの磁力による保持力は、開口部19から
サブタンク22のインク液面までの落差に相当す
る圧力に十分耐え得る様に設定されている。
記録面11に磁性インク21を飛翔させ記録を
行う場合は、上述の様な隆起及び供給状態で、駆
動手段27と背面電極29との間に電源28によ
り電圧を印加すると共に、画信号に対応したパル
ス電圧を駆動手段27によりマルチスタイラス1
2に印加すると、マルチスタイラス12の先端か
ら磁性インク21がクーロン力により飛翔する。
飛翔した磁性インク21は記録面に付着し所望の
画像を形成する。磁性インク21の消費に伴つ
て、隆起用磁石13の斜面部Cを通つて新しい磁
性インク21がマルチスタイラス12に供給され
る。この様に画像記録に伴う磁性インク21の流
動がある状態では、隆起用磁石13の斜面部C及
びマルチスタイラス12部では、常に新しい磁性
インク21が供給されるため、従来例に述べた様
な磁力に力による磁性インクの濃縮・沈降は極め
て少ない。
尚、記録時には蓋部材30は矢印F方向にソレ
ノイド38に通電することによつて付勢されてお
り、磁性インク21の飛翔を防げない。
記録が終了すのに伴つてソレノイド38の通電
を切ることにより蓋部材30をバネ36の力によ
り、矢印E方向にスライドさせ記録部に密着させ
る。このとき、蓋部材30に設けたシールド板3
3は、隆起用磁石13の斜面部C及び磁石16の
端部Dと密着するため、第7図に示す様な磁気回
路となり隆起用磁石13及び磁石16は磁気短絡
される。従つてマルチスタイラス12先端部の磁
力は弱くなると共に隆起用磁石13及び磁石16
には磁性インク21が付着しない。
また、シールド板33がバネ36の付勢力及び
隆起用磁石13及び磁石16の磁力によつて確実
に密着されるため、磁性インク貯留室18の開口
部19は完全に密閉され、磁性インク21の蒸発
乾燥をなくすことができる。蓋部材30が記録部
に密着される時、記録部から排除された磁性イン
ク21は、多孔質のインク保持部材32に吸収保
持される。
前述した様に本考案によれば非記録時には隆起
用磁石を磁気短絡してスタイラス部の磁力を弱く
すると同時に隆起用磁石と蓋部材に設けたシール
ド板を密着させることにより磁性インクを排除す
るため、非記録時における隆起用磁石上の磁性イ
ンクの濃縮・沈降を防止することができ、濃縮や
沈降による記録時のスタイラス先端への供給及び
飛翔を阻害しない。また非記録時における磁性イ
ンク貯留室の開口部が密閉されるため、磁性イン
クの蒸発・乾燥を防止できる。また記録時には蓋
部材を隆起用磁石から離すことにより、正常な隆
起及び供給を確保する磁気回路にもどすため、記
録時及び非記録時にも安定した品質の画像記録を
行うことのできる画像記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁性インク記録装置の平面図、
第2図は同構成概略図、第3図a,b,cは磁性
インクの濃縮、沈降状態を示す同側面図、同A−
A断面図および同拡大側面図、第4図は本考案の
一実施例における磁性インク記録装置の構成概略
図、第5図は蓋部材を隆起用磁石に密着した状態
の同側面図、第6図は解除した状態の同側面図、
第7図は磁気シールド板による磁気短絡状態を示
す同側面図である。 12……記録針線、13……隆起用磁石、15
……シールド板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁性体より成る記録針と、前記記録針上に設け
    た隆起用磁石と、前記隆起用磁石近傍に開口部を
    設けた磁性インク供給路と、少なくとも前記磁性
    インク供給路の開口部を含むスタイラス先端部を
    密閉する蓋部材とを備え、前記蓋部材が前記隆起
    用磁石の磁路を短絡するシールド部材を含むこと
    を特徴とする磁性インク記録装置。
JP2177981U 1981-02-17 1981-02-17 Expired JPS6334931Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2177981U JPS6334931Y2 (ja) 1981-02-17 1981-02-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2177981U JPS6334931Y2 (ja) 1981-02-17 1981-02-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57134141U JPS57134141U (ja) 1982-08-21
JPS6334931Y2 true JPS6334931Y2 (ja) 1988-09-16

Family

ID=29819623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2177981U Expired JPS6334931Y2 (ja) 1981-02-17 1981-02-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6334931Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57134141U (ja) 1982-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6334931Y2 (ja)
JPS6337710B2 (ja)
JPS6321621B2 (ja)
US4401998A (en) Magnetic fluid recording apparatus
JPS6331391B2 (ja)
JPH0126342B2 (ja)
JPS5828383A (ja) 磁性流動体記録装置
JPS6259669B2 (ja)
JPS58134757A (ja) 磁性インク記録装置
JPS6217544B2 (ja)
JPS6033677B2 (ja) 磁性流動体記録装置
JPS6216824B2 (ja)
JPH0160429B2 (ja)
JPS6058703B2 (ja) 磁性インク記録装置
JPS58142867A (ja) 磁性インク記録装置
JPS58222856A (ja) 磁性インク記録装置
JPS6054874B2 (ja) 画像記録装置
JPS6349629B2 (ja)
JPH0158069B2 (ja)
JPS58104767A (ja) 磁性流動体記録装置
JPS6337712B2 (ja)
JPH0138675B2 (ja)
JPH0232987B2 (ja) Jiseiinkukirokusochi
JPS6337711B2 (ja)
JPS6249877B2 (ja)