JPS6334783A - 記録媒体検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野コ この発明は、フロッピーディスク・カートリッジ、光デ
ィスク・カートリッジなどの記録媒体を検査するための
記録媒体検査装置に関する。

〔従来の技術］ このような記録媒体の検査は、検査コストの削減、検査
効率の向ト、などの観点から自動化が強く質請されてい
る。

そこで従来から、このような記録媒体検査装置は、記録
媒体の検査のために記録媒体に情報の記録再生などを行
う検査ユニットに対する記録媒体の供給、検査を終了し
た記録媒体の排出、などの記録媒体のハンドリングを自
動的に行うための機構を装備している。

従来、この記録媒体ハンドリング機構は、両方向に記録
媒体を搬送可能な記録媒体キャリアを有し、その記録媒
体キャリアを記録媒体の供給および排出の両方に共用す
るようになっている。

［解決しようとする問題点コ さて、記録媒体検査装置においては、記録媒体の検査ユ
ニットへの供給、検査を終γした記録媒体のりト出など
、記録媒体のハンドリングの効率の良し悪しによって、
記録媒体検査処理全体の効率が大きく左右される。

しかるに、従来の記録媒体検査装置では、前記のように
共通の記録媒体キャリアによって記録媒体の供給と排出
を行うので、記録媒体の供給、記録媒体の検査、記録媒
体の排出の各動作は独立にシーケンシャルに行われる。

その結果、記録媒体の供給・υト出のための時間が比較
的長く、検査処理全体の効率の低下を招いている。

［発明の目的］ したがって、この発明の目的は、記録媒体のハンドリン
グを効率化し、検査処理全体の効率の向上を図った記録
媒体検査装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段コ このｌ］的を達成するために、この発明による記録媒体
検査装置は、記録媒体を取り込み位置から取り込んで、
それを検査ユニットに供給するための供給キャリアと、
検査ユニットから記録媒体を取り込んで、それを第１の
方向に並べられた複数の排出位置の一つに選択的に排出
するためのちのであって、供給キャリアに対して第２の
方向に所定距離だけずれた相対的位置関係にて設けられ
た排出キャリアと、供給キャリアおよび排出キャリアを
前記相対的位置関係を保持しつつ第２の方向に往復移動
させるための手段と、前記排出キャリアを第１の方向に
移動させるための手段とを仔し、供給キャリアおよび排
出キャリアによって記録媒体のハンドリングを並行して
行うように構成される。

［作用コ このような記録媒体検査装置の構成によれば、具体的に
は例えば次のようにして、記録媒体のハンドリングを行
うことができる。

供給キャリアおよび排出キャリアが一体的にそれぞれ第
２の方向のある位置に移動させられた状態において、排
出キャリアによる記録媒体の排出と、供給キャリアによ
る記録媒体の検査ユニットへの供給および記録媒体の取
り込みとが行われ、供給キャリアおよび排出キャリアが
一体的にそれぞれ第２の方向の他のある位置に移動させ
られた状態において、排出キャリアによる検査ユニット
からの記録媒体の取り込みが行われる。排出キャリアは
、記録媒体の取り込み時までに検査ユニットの位置まで
第１の方向に移動させられ、また、記録媒体の排出時ま
でに記録媒体を排出すべき一つの排出位置まで第１の方
向に移動させられる。

このように、供給キャリアおよび排出キャリアによる記
録媒体のハンドリングを並行的に効率良く行うことがで
きる。したがって、この発明によれば、記録媒体のハン
ドリング時間を短縮して検査処理全体の効率を向上させ
ることができる。

［実施例］ 以下、図面を参照し、この発明の実施例について詳細に
説明する。

第１図は、この発明による記録媒体検査装置の第１の実
施例を示す概略斜視図である。

この図において、１０ａ、ｔｏｂ、１０ｃ、１０ｄは記
録媒体（例えばフロッピーディスク・カートリッジ、光
ディスク・カートリッジなど）を多数枚収容ｉ＋Ｊ能な
多段棚状のマガジンである。

その中で、左端のマガジン１０ａは検査すべき記録媒体
を収容するためのものであり、以下ホッパと称する。

他のマガジン１０ｂ〜１０ｄはそれぞれ検査済みの記録
媒体を収容するためのものであり、以下スタッカと称す
る。その中で、スタッカｔａｂは両面合格の記録媒体を
収納するものであり、スタッカ１０ｃは片面合格の記録
媒体の収納に使用されるものであり、またスタッカｌｏ
ｄは両面不合格の記録媒体の収納に用いられる。

１２ａはホッパ１０ａが載１社されるエレベータ機構で
あり、１２ｂ〜１２ｄはスタッカ１０ｂ〜＼　１０ｄが
１ｌｉＦｊされるエレベータである。

エレベータ１２ａは、ホッパ１０ａが固定されるエレベ
ータ台１４、このエレベータ台１４の昇降を案内するた
めのガイドシャフト１６、エレベータ台１２ａをが、時
駆動すだめのスクリューシャフト１８、このスクリュー
シャフト１８に固設されたギヤ２０と噛合するギヤ２２
を回転させるモータ２４、ギヤ２２の回転を停止１ユさ
せるためのブレーキ２６、さらに図示しないがホッパ１
０ａをエレベータ台１４上に固定するためのチャック機
構などから構成されている。

このような構成であるから、モータ２４が作動すると、
その回転がギヤ２０．２２を介してスクリューシャフト
１８に伝達されることにより、エレベータ台１４は上昇
または降下する。エレベータ台１４の伴出位置は、ブレ
ーキ２６を作動させることにより精密に制御される。

他のエレベータ１２ｂ〜１２ｄも同一構造であるので、
その構造説明および名品の符号を省略する。

３０は検査ユニットであり、これは記録媒体の検査のた
めに、記録媒体に対して情報の記録再生などを行うもの
である。この検査ユニット３０は、例えば対象としてい
る記録媒体用の駆動装置（ドライブユニット）と同様な
ものでよく、記録媒体を押し出すためのエジェクト機構
などを内蔵している。

３２は供給キャリアであり、取り込み位置にてホッパ１
０ａから記録媒体を取り込んで、それを検査ユニット３
０に供給するものである。この供給キャリア３２の内部
には、図示しないが、記録媒体を挟持して取り込み搬送
する搬送ベルトおよび抑圧ローラ、その搬送ベルトと抑
圧ローラにより搬送された記録媒体を検査ユニット３０
側へ押し出すためのブツシャ−などがある。

なお、供給キャリア３２による記録媒体取り込み動作を
補助するために、ホッパ１０　ａ　内ノ記録媒体を供給
キャリア３２側へ押し出すプッシャーがあが、図示され
ていない。

３４は排出キャリアであり、これは検査済みの記録媒体
を検査ユニット３０から取り込み、それを検査結果に対
応する排出位置にて排出し、その位置にあるスタッカ（
Ｊｏｂ−１０ｄの一つ）に収納するものである。この排
出キャリア３４の内部構造は、供給キャリア３２の内部
構造と同様である。

３６および３８はそれぞれ、供給キャリア３２および排
出キャリア３８の搬送ベルトに動力を伝達するための伝
動シャフトである。各伝動シャフト３８．３４は、その
両端が可動フレーム４０゜４２に回転可能に支承されて
おり、可動フレーム４０．４２に固定されたモータ４４
，４８によって直接的に、またはベルトなどを介して間
接的に回転駆動されるようになっている。

４８および５０はそれぞれ、供給キャリア３２および排
出キャリア３４を水平方向に移動させるためのスクリュ
ーシャフトである。各スクリューシャフト４８．５０は
、その両端が可動フレーム４０．４２に回転可能に支承
されており、可動フレーム４０．４２に固定されたモー
タ５２，５４によって直接的に、またはベルトなどを介
して間接的に回転駆動されるようになっている。

可動フレーム４０．４２はそれぞれ、ガイドシャフト５
６〜６２によって案内されてＩＴＥｉ＋！［方向に移動
可能となっている。

６４は可動フレーム４０．４２を９１′、降させるため
のロータリ赤アクチュエータであり、図示しない固定部
に固定されている。このロータリ・アクチュエータ６４
の回転軸に固着された部材６６には、アーム部材６８の
下端部がピン７０により取り付けられており、また、こ
のアーム部材６８の下端部がピン７２によって可動フレ
ーム４０に取り付けられている。

７４はロータリ・アクチュエータ６４の回転を他方の可
動フレーム４２側に伝達するための回転シャフトである
。可動フレーム４２側において、回転シャフト７４の端
部は図示しない固定部に回転可能に支承され、また、そ
の端部に部材６６と同様の部材（図示せず）が固着され
ている。そして、図示されていないが、この部材にはア
ーム部材６８と同様なアーム部材の下端がピンによって
取り付けられており、また、そのアーム部材の上端は可
動フレーム４２にピンによって取り付けられている。

このような構成であるから、ロータリ・アクチュエータ
６４を作動させると、その回転は可動フレーム４０．４
２に垂直運動として伝達され、そ結果、可動フレーム４
０．４２は昇降する。

なお、エレベータ１２ａ　〜１２ｄのモータ２４および
ブレーキ２６．モータ４４，４Ｂ、５２゜５４、ロータ
リ・アクチュエータ６４、および検査ユニット１８の動
作を制御するための手段が当然設けられているが、図示
されていない。

また、そのような制御関連して、供給キャリア３２、排
出キャリア３４、ホッパ１０ａ１スタツカ１０ｂ〜１０
ｄなどの位置検出用のセンサ類、ホッパ１０ａおよびス
タッカ１０ｂ〜１０ｄの記録媒体の有無や収納スペース
の有無などを検出するためのセンサ類、供給キャリア３
２およびυ）：ｊｌｉキャリア３４における記録媒体の
有無やジャムなどを検知するためのセンサ類、などが当
然設けられているが、図中省略されている。

第２図は、この記録媒体検査装置の動作の−・例を示す
タイムチャートである。このタイムチャートを＠照して
、動作を説明する。

■の時点でロークリ・アクチュエータ６４が作動し、可
動フレーム４０．４２は降ド位置まで引き下げられる。

これにより、排出キャリア３４は検査ユニット３０と同
じ高さまで降下する。また、モータ５４が作動し、排出
キャリア３４はホームポジション（検査ユニット３０と
同じ水平位置）まで、水平に移動させられる。

このような垂直および水平の移動が終了した■の時点で
、モータ４６が作動し、排出キャリア３４による検査ユ
ニット３０からの記録媒体の取り込みが始まる。

なお、この記録媒体の取り込みの開始までに、検査ユニ
ット３０による検査は終了している。

■の時点で、ロータリ・アクチュエータ６４が作動して
可動フレーム４０．４２は上昇位ｇｌ（第１図に示す位
置）まで押し上げられる。これにより、供給キャリア３
２は検査ユニット３０と同じ高さまで移動する（供給キ
ャリア３２の水平位置は常にホームポジションと一致し
ている）。

また、モー９５４が作動し、供給キャリア３４は、その
内部に取り込み済みの記録媒体の検査結果に対応するス
タッカ（１０ｂ〜１０ｄの一つ）の水・］４４位まで水
平に移動させられる。

■の時点からモータ４４が作動し、供給キャリア３２に
よる検査ユニット３０への記録媒体（すでに取り込まれ
ている）の供給動作が始まる。

その供給動作の終ｒ後の時点■から、供給キャリア３２
は取り込み位置にて記録媒体をホッパ１０ａから取り込
む動作を開始する。

同時にモータ４Ｂが作動し、排出キャリア３４による記
録媒体（すでに取り込んでいる）の排出動作が始まり、
その直前に位置しているスタッカ（１０ｂ〜１０ｄ）に
検査済み記録媒体が収納される。

記録媒体の供給後の時点■から、検査ユニット３０によ
る検査動作が始まる。

このように、記録媒体の取り込みと排出の動作が同時に
行われるだけでなく、検査動作も部分的に並行して行わ
れる。

記録媒体の取り込みと排出の終ｒ後、■の時点で、エレ
ベータＬ２ａおよび記録媒体が収納されたスタッカ（１
０ｂ〜１０ｄ）に対応したエレベータ（１２ｂ〜１２ｄ
）は−１−５１′、を姶め、ホッパおよびスタフ力の１
段分だけ上昇すると停止する。

■の時点から、■の時点以降と同様の動作が始まる。

以下、同様の動作の繰り返しにより、記録媒体の検査処
理が連続的に実行される。

このように、記録媒体のハンドリングと、それに関連し
た供給キャリア３２および排出キャリア３４の昇降、さ
らには排出キャリア３４の水平移動が並行的に効率良く
行われ、しかも検査動作も部分的に記録媒体のハンドリ
ングと並行して行われる。したがって、従来の記録媒体
検査装置に比較し、検査処理全体の効率が大幅に向上す
る。

次に、この発明の他の実施例について説明する。

この実施例においては、供給キャリアと排出キャリアの
Ｌ丁関係が前記実施例の場合とは逆になるが、それ以外
の装置構造は前記実施例と同様である。したがって、こ
の実施例の装置構造の図示を省略する。

第３図は、この実施例における動作の一例を示すタイム
チャートである。このタイムチャートと第２図のタイム
チャートとを比較すれは明らかなように、この実施例で
は、供給キャリアおよび排出キャリアの上昇状態におい
て、前記実施例における降下状態と同様な記録媒体のハ
ンドリングなどが行われる。また、この実施例では、各
キャリアが降下した状態において、前記実施例における
］−昇吠態と同様な記録媒体のハンドリングなどが行わ
れる。

このような違いがあるが、前記実施例と同様に記録媒体
のハンドリングなどが並行的に行われるから、従来の記
録媒体検査装置よりも検査処理全体を効率良く行うこと
ができる。

以【−１この発明を二つの実施例について説明したが、
この発明はそれだけに限定されるものではない。

例えば、前記実施例においては、供給キャリアも水平移
動させ得るようにしているが、これは検査ユニットを２
台以」−１横に並べた場合に封部するためである。した
がうて、そのような検査ユニットの増設を考慮しなくと
もよければ、供給キャリアの水（Ｖ移動のための手段を
省いてよい。

また、前記実施例においては、多段柵状のマガジンから
記録媒体を取り込んだり、それに収納したりしているが
、搬送ベルトなどから記録媒体を取り込んだり、搬送ベ
ルトなどに記録媒体を排出することもｉｌ能である。

ただし、ケースが未Ｗ４着吠態のフロッピーディスク・
カセットなどの記録媒体を処理する場合、前記実施例の
ように多段棚状のマガジンを使用すると、記録媒体のハ
ンドリング中に、そのケースの分解が起こりにくいとい
う利点がある。

スタッカの個数は増減が許される。例えば、スタッカを
４個に増やし、それぞれを両面合格、人前合格、Ｂ面合
格、両面不合格の記録媒体の収納にそれぞれ割り当てる
ことができる。

これ以外の装置構成や動作についても、この発明は、そ
のＳ旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施し得るも
のである。

［発明の効果］ 以！〕に詳細に説明したように、この発明による記録媒
体検査装置は、記録媒体を取り込み位置から取り込んで
、それを検査ユニットに供給するための供給キャリアと
、検査ユニットから記録媒体を取り込んで、それを第１
の方向に並べられた複数の排出位置の一つに選択的に排
出するためのものであって、供給キャリアに対して第２
の方向に所定距離だけずれた相対的位置関係にて設けら
れた排出キャリアと、供給キャリアおよび排出キャリア
を前記相対的位置関係を保持しつつ第２の方向に往復移
動させるための手段と、排出キャリアを第１の方向に移
動させるための手段とを有し、供給キャリアおよび排出
キャリアによって記録媒体のハンドリングを並行して行
う構成である。

したがって、この発明によれば、記録媒体のハンドリン
グを効率化して検査処理全体の効率を向にさせた記録媒
体検査装置を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この究明による記録媒体検査装置の一実施例
の構造を簡略化して示す概略斜視図、第２図は同実施例
における動作の−・例を示すタイムチャート、第３図は
、この発明の他の実施例における動作の一例を示すタイ
ムチャートである。 １０　ａ−・・ホッパ、ｌＯｂ、１０ｃ、１０ｄ−・・
スタッカ、１２ａ〜１２ｄ・・・エレベータ、３０・・
・検査ユニット、３２・・・供給キャリア、３４・・・
排出キャリア、５４・・・排出キャリア水平移動用モー
タ、６４・・・キャリア昇降用ロータリ・アクチュエー
タ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録媒体の検査を行うために記録媒体に情報の記
   録再生などを行う検査ユニットと、記録媒体を取り込み
   位置から取り込んで、それを前記検査ユニットに供給す
   るための供給キャリアと、前記検査ユニットから記録媒
   体を取り込んで、それを第１の方向に並べられた複数の
   排出位置の一つに選択的に排出するためのものであつて
   、前記供給キャリアに対して第２の方向に所定距離だけ
   ずれた相対的位置関係にて設けられた排出キャリアと一
   前記供給キャリアおよび前記排出キャリアを前記相対的
   位置関係を保持しつつ前記第２の方向に往復移動させる
   ための手段と、前記排出キャリアを前記第１の方向に移
   動させるための手段とを有し前記供給キャリアおよび前
   記排出キャリアによって記録媒体のハンドリングを並行
   して行うようにしてなる記録媒体検査装置。
2. （２）供給キャリアおよび排出キャリアが一体的にそれ
   ぞれ第２の方向のある位置に移動させられた状態におい
   て、前記排出キャリアによる記録媒体の排出と、前記供
   給キャリアによる記録媒体の検査ユニットへの供給およ
   び記録媒体の取り込みとが行われ、前記供給キャリアお
   よび前記排出キャリアが一体内にそれぞれ前記第２の方
   向の他のある位置に移動させられた状態において、前記
   排出キャリアによる検査ユニットからの記録媒体の取り
   込みが行われ、前記排出キャリアは記録媒体の取り込み
   時までに前記検査ユニットの位置まで第１の方向に移動
   させられ、また前記排出キャリアは記録媒体の排出時ま
   でに記録媒体を排出すべき一つの排出位置まで前記第１
   の方向に移動させられることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項に記載の記録媒体検査装置。