JPS6334780A - デイスクカセツト - Google Patents
デイスクカセツトInfo
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- JPS6334780A JPS6334780A JP62178200A JP17820087A JPS6334780A JP S6334780 A JPS6334780 A JP S6334780A JP 62178200 A JP62178200 A JP 62178200A JP 17820087 A JP17820087 A JP 17820087A JP S6334780 A JPS6334780 A JP S6334780A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enclosure
- locking
- disk
- disc
- closure member
- Prior art date
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- Granted
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/0328—Containers for flat record carriers the disc having to be extracted from the cartridge for recording reproducing, e.g. cooperating with an extractable tray
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、情報を記録/読取る装置に使用するディスク
カセットであり、 一回転自在のディスクと、 一互いに平行な主壁、側壁およびディスク収容空間に連
通ずる前面開口を有する エンクロージャと、 −エンクロージャの内側に位置する部分および外側に位
置する部分を有し、前記前面開口を閉鎖する閉鎖部材と
、 一エンクロージャに前記閉鎖部材を係止する係止装置と
を具え、この係止装置は、 一閉鎖部材のエンクロージャの内側に位置する部分と同
一平面上に大部分が位置し、固定端部で閉鎖部材に連結
し、遊端の近傍で衝合部分を担持し、前記平面に直交す
る方向に係止位置から釈放位置にばね力に抗して回動可
能な少なくとも1個の弾性係止フィンガと、 一主壁のエンクロージャの内面に対向する側面に設け、
前記係止フィンガの衝合部分に衝合する周壁を有する係
止用の窪みとにより構成したディスクカセットに関する
ものである。
カセットであり、 一回転自在のディスクと、 一互いに平行な主壁、側壁およびディスク収容空間に連
通ずる前面開口を有する エンクロージャと、 −エンクロージャの内側に位置する部分および外側に位
置する部分を有し、前記前面開口を閉鎖する閉鎖部材と
、 一エンクロージャに前記閉鎖部材を係止する係止装置と
を具え、この係止装置は、 一閉鎖部材のエンクロージャの内側に位置する部分と同
一平面上に大部分が位置し、固定端部で閉鎖部材に連結
し、遊端の近傍で衝合部分を担持し、前記平面に直交す
る方向に係止位置から釈放位置にばね力に抗して回動可
能な少なくとも1個の弾性係止フィンガと、 一主壁のエンクロージャの内面に対向する側面に設け、
前記係止フィンガの衝合部分に衝合する周壁を有する係
止用の窪みとにより構成したディスクカセットに関する
ものである。
この形式のディスクカセットは、例えば、米国特許明細
書第4239238号に記載されている。既知のディス
クカセットは、ディスク表面に形成した連続スパイラル
溝の底部における形状変化としてディスクに記録したビ
デオ情報を蓄積したビデオディスクを収納する。溝を摺
動する針の電極とディスク表面の導電層との間のキャパ
シタンス変動を電気的に検出して記録した情報を再生す
る。このようなキャパシタンス変動に基づくビデオディ
スク装置は米国特許明細書第3842194号に詳しく
記載されている。
書第4239238号に記載されている。既知のディス
クカセットは、ディスク表面に形成した連続スパイラル
溝の底部における形状変化としてディスクに記録したビ
デオ情報を蓄積したビデオディスクを収納する。溝を摺
動する針の電極とディスク表面の導電層との間のキャパ
シタンス変動を電気的に検出して記録した情報を再生す
る。このようなキャパシタンス変動に基づくビデオディ
スク装置は米国特許明細書第3842194号に詳しく
記載されている。
このような装置においては、閉鎖部材により閉鎖される
エンクロージャにより構成されるカセットにディスクを
収納するのが有利である。この既知のディスクカセット
において閉鎖部材に薄いプラスチック製のストラップの
形式のディスク引出装置を設け、このストラップはディ
スクの周りをクリアランスを有して包囲する。ディスク
を再生するにはディスクを収納するディスクカセットを
挿入開口から再生装置に挿入する。再生装置はディスク
引出機構を有し、この引出機構はエンクロージャの引き
出し中にこのエンクロージャからディスクを取出し、デ
ィスクを再生装置に残留させる。再生装置は順次の再生
操作のためにディスクを支持するターンテーブルを有す
る。再生後に空のエンクロージャを再生装置内に再挿入
し、次いでディスクおよび閉鎖部材をとともに再生装置
から取出す。この既知のディスフカセン1−に連係動作
するに好適なディスク引き出し機構は例えば、米国特許
明細書第4089511号、第4421866号および
第4133540号に記載されている。
エンクロージャにより構成されるカセットにディスクを
収納するのが有利である。この既知のディスクカセット
において閉鎖部材に薄いプラスチック製のストラップの
形式のディスク引出装置を設け、このストラップはディ
スクの周りをクリアランスを有して包囲する。ディスク
を再生するにはディスクを収納するディスクカセットを
挿入開口から再生装置に挿入する。再生装置はディスク
引出機構を有し、この引出機構はエンクロージャの引き
出し中にこのエンクロージャからディスクを取出し、デ
ィスクを再生装置に残留させる。再生装置は順次の再生
操作のためにディスクを支持するターンテーブルを有す
る。再生後に空のエンクロージャを再生装置内に再挿入
し、次いでディスクおよび閉鎖部材をとともに再生装置
から取出す。この既知のディスフカセン1−に連係動作
するに好適なディスク引き出し機構は例えば、米国特許
明細書第4089511号、第4421866号および
第4133540号に記載されている。
エンクロージャに収納されるディスクは不慮にエンクロ
ージャから抜は出ることがないようにすることが望まし
い。
ージャから抜は出ることがないようにすることが望まし
い。
更に、閉鎖部材は再生装置の外部ではエンクロージャか
ら容易に取出すことができないようにすることが望まし
い。従って、閉鎖部材は回動係止フィンガを有し、これ
ら係止フィンガがエンクロージャ内面に形成した係止窪
みに掛合して閉鎖部材をエンクロージャ内に確実に係止
するようにする。ディスクを収納したカセットを再生装
置に挿入するとき係止フィンガは釈放位置に回動する。
ら容易に取出すことができないようにすることが望まし
い。従って、閉鎖部材は回動係止フィンガを有し、これ
ら係止フィンガがエンクロージャ内面に形成した係止窪
みに掛合して閉鎖部材をエンクロージャ内に確実に係止
するようにする。ディスクを収納したカセットを再生装
置に挿入するとき係止フィンガは釈放位置に回動する。
このことにより再生装置内では閉鎖部材をエンクロージ
ャから取出し、従ってディスクを取出すことができる。
ャから取出し、従ってディスクを取出すことができる。
冒頭に記載した種類のディスクカセットの他の例として
は、米国特許明細書第4352174号に記載のものが
ある。この既知のディスクカセットには静電容量的にス
キャンしなければならないが、上述の既知のビデオディ
スクとは異なって溝のないビデオディスクを設ける。上
述のビデオディスクと同様にこのディスクも塵埃および
接触から適正に保護しなければならない。従って、ディ
スクはやはり閉鎖部材により閉鎖するエンクロージャに
収納し、係止フィンガにより閉鎖部材をエンクロージャ
に係止する。ディスクカセットを再生装置(プレーヤ)
に挿入し、この後プレーヤに設けた適当な手段により閉
鎖部材を釈放し、エンクロージャをプレーヤから引き出
すとき閉鎖部材はディスクとともにエンクロージャから
取出される。ディスクおよび閉鎖部材は、エンクロージ
ャをプレーヤ内に挿入することにより再びエンクロージ
ャ内に再挿入することができ、閉鎖部材とともにディス
クをエンクロージャ内に再配置し、係止することができ
る。この場合上述のディスクカセットと異なり閉鎖部材
にはディスク引出装置を設けない。プーレヤに引出機構
を設け、この引出機構がプレーヤに挿入したディスクカ
セットのエンクロージャを僅かに開放し、ディスクの閉
鎖部材の近傍の端縁を把持装置により把持する。このこ
とによりディスクおよび閉鎖部材を同時にエンクロージ
ャから引き出すことができる。
は、米国特許明細書第4352174号に記載のものが
ある。この既知のディスクカセットには静電容量的にス
キャンしなければならないが、上述の既知のビデオディ
スクとは異なって溝のないビデオディスクを設ける。上
述のビデオディスクと同様にこのディスクも塵埃および
接触から適正に保護しなければならない。従って、ディ
スクはやはり閉鎖部材により閉鎖するエンクロージャに
収納し、係止フィンガにより閉鎖部材をエンクロージャ
に係止する。ディスクカセットを再生装置(プレーヤ)
に挿入し、この後プレーヤに設けた適当な手段により閉
鎖部材を釈放し、エンクロージャをプレーヤから引き出
すとき閉鎖部材はディスクとともにエンクロージャから
取出される。ディスクおよび閉鎖部材は、エンクロージ
ャをプレーヤ内に挿入することにより再びエンクロージ
ャ内に再挿入することができ、閉鎖部材とともにディス
クをエンクロージャ内に再配置し、係止することができ
る。この場合上述のディスクカセットと異なり閉鎖部材
にはディスク引出装置を設けない。プーレヤに引出機構
を設け、この引出機構がプレーヤに挿入したディスクカ
セットのエンクロージャを僅かに開放し、ディスクの閉
鎖部材の近傍の端縁を把持装置により把持する。このこ
とによりディスクおよび閉鎖部材を同時にエンクロージ
ャから引き出すことができる。
手の接触、塵埃および外部影響からの保護は静電容量走
査ビデオディスクにとってのみならず他の種々の形式の
ディスクにとっても好ましいことである。一般的に、こ
れらディスクは極めて高密度に情報を蓄積し、ディスク
表面を極めて正確に走査することが必要な形式のディス
クである。このカテゴリにはビデオディスクのみならず
、磁気記憶ディスク、光学式オーディオディスクおよび
光学式ビデオディスク、並びに追記式または非追記弐の
光学読取可能コンピュータ記憶ディスクがある。超高密
度にもかかわらず、通常の光学式オーディオおよびビデ
オディスクはディスクカセットを使用しない。ただし、
プレーヤに電子的補正回路を設け、はこり等の存在によ
り情報構体を読取ることができない場合に走査から脱落
した情報を合成するようにしている。各情報素子が重要
である光学読取可能な記憶ディスクの場合、このような
補正は限られた範囲内でのみ可能であるだけで、情報の
読取りがほこり、スクラッチ、指紋または他の傷によっ
て部分的に損なわれるのは好ましいことではなく、深刻
な結果をもたらすことさえもある。
査ビデオディスクにとってのみならず他の種々の形式の
ディスクにとっても好ましいことである。一般的に、こ
れらディスクは極めて高密度に情報を蓄積し、ディスク
表面を極めて正確に走査することが必要な形式のディス
クである。このカテゴリにはビデオディスクのみならず
、磁気記憶ディスク、光学式オーディオディスクおよび
光学式ビデオディスク、並びに追記式または非追記弐の
光学読取可能コンピュータ記憶ディスクがある。超高密
度にもかかわらず、通常の光学式オーディオおよびビデ
オディスクはディスクカセットを使用しない。ただし、
プレーヤに電子的補正回路を設け、はこり等の存在によ
り情報構体を読取ることができない場合に走査から脱落
した情報を合成するようにしている。各情報素子が重要
である光学読取可能な記憶ディスクの場合、このような
補正は限られた範囲内でのみ可能であるだけで、情報の
読取りがほこり、スクラッチ、指紋または他の傷によっ
て部分的に損なわれるのは好ましいことではなく、深刻
な結果をもたらすことさえもある。
従来技術において、情報ディスクを保護する必要性は、
プレーヤの内部でディスクをエンクロージャから取出す
上述の形式のディスフカセラI・のみならず、ディスク
をエンクロージャから取出さずにエンクロージャに収納
したままプレーヤにより走査する他の形式の若干のディ
スクカセットにもあてはまるものである。この目的のた
めエンクロージャは閉鎖することができ、昔通の走査装
置がディスク表面にアクセスできる空間と開口を有して
いるべきであること勿論である。従ってこのようなディ
スクカセットは寸法が太き目で、閉鎖することができる
アクセススロントを開放する手段を再生装置に設けたり
、場合によっては駆動スピンドルが通過する中心開口を
設ける必要性があった。
プレーヤの内部でディスクをエンクロージャから取出す
上述の形式のディスフカセラI・のみならず、ディスク
をエンクロージャから取出さずにエンクロージャに収納
したままプレーヤにより走査する他の形式の若干のディ
スクカセットにもあてはまるものである。この目的のた
めエンクロージャは閉鎖することができ、昔通の走査装
置がディスク表面にアクセスできる空間と開口を有して
いるべきであること勿論である。従ってこのようなディ
スクカセットは寸法が太き目で、閉鎖することができる
アクセススロントを開放する手段を再生装置に設けたり
、場合によっては駆動スピンドルが通過する中心開口を
設ける必要性があった。
上述の既知の米国特許明細書に記載の多くのディスクカ
セットにおいて、係止フィンガは閉鎖部材の2個の側面
に位置していた。係止フィンガは閉鎖部材の平面内で回
動し、また係止フィンガに関連する係止窪みもエンクロ
ージャの側壁に設けていた。側壁の近傍で閉鎖部材の前
面に開口を形成し、これら開口を経てディスクプレーヤ
の釈放手段がエンクロージャに進入し、係止フィンガを
釈放位置に曲げることができるようにする。プレーヤの
把持手段は閉鎖部材のエンクロージャから突出している
部分に掛合し、エンクロージャを引き出した後に閉鎖部
材およびディスクをプレーヤ内に残留させる。しかし、
エンクロージャをプレーヤに再挿入するとき、係止手段
が閉鎖部材の係止フィンガをもはや釈放位置に保持して
おかないため注意しなければならない。即ちこのように
しないと閉鎖部材がエンクロージャに係止されず、従っ
てエンクロージャが閉鎖部材およびディスクを取込むこ
とができないためである。ディスクプレーヤの釈放手段
は、エンクロージャの引き出し中または引き出し後に他
の位置にセントされ、釈放手段が係止フィンガに負荷を
もはや与えず、次に再挿入するエンクロージャの経路に
位置しないよう構成する。
セットにおいて、係止フィンガは閉鎖部材の2個の側面
に位置していた。係止フィンガは閉鎖部材の平面内で回
動し、また係止フィンガに関連する係止窪みもエンクロ
ージャの側壁に設けていた。側壁の近傍で閉鎖部材の前
面に開口を形成し、これら開口を経てディスクプレーヤ
の釈放手段がエンクロージャに進入し、係止フィンガを
釈放位置に曲げることができるようにする。プレーヤの
把持手段は閉鎖部材のエンクロージャから突出している
部分に掛合し、エンクロージャを引き出した後に閉鎖部
材およびディスクをプレーヤ内に残留させる。しかし、
エンクロージャをプレーヤに再挿入するとき、係止手段
が閉鎖部材の係止フィンガをもはや釈放位置に保持して
おかないため注意しなければならない。即ちこのように
しないと閉鎖部材がエンクロージャに係止されず、従っ
てエンクロージャが閉鎖部材およびディスクを取込むこ
とができないためである。ディスクプレーヤの釈放手段
は、エンクロージャの引き出し中または引き出し後に他
の位置にセントされ、釈放手段が係止フィンガに負荷を
もはや与えず、次に再挿入するエンクロージャの経路に
位置しないよう構成する。
しかし、上述の米国特許明細書第4239238号には
、エンクロージャの側壁に設けた係止窪みに連係動作す
るよう係止フィンガを閉鎖部材の側壁に設けることをせ
ず、冒頭に記載したように係止フィンガをほぼ閉鎖部材
の平面上に配置し、この平面に直交する方向に回動して
エンクロージャの土壁に形成した係止窪みに連係動作す
る構造のディスクカセットについても記載している。2
個の係止フィンガを回動させるため、また次いで閉鎖部
材およびディスクをエンクロージャから引き出すように
するため、ディスクプレーヤに釈放兼引出装置を設け、
この釈放兼引出装置がエンクロージャの前面開口に進入
するようにしている。係止フィンガは前面開口に突出さ
、せ、この突出位置ではフック状部分を有する。ディス
クプレーヤの係止部材が係止フィンガを釈放位置に回動
し、またフック状部の背部に掛合し、ディスクを伴うデ
ィスクホルダをエンクロージャから引き出す。エンクロ
ージャの取り出し後係止フィンガは弾性的に回動復帰し
、これによりディスクプレーヤの釈放兼引出装置をエン
クロージャの再挿入の際に非作用となる位置に回動させ
る。このことにより、閉鎖部材をエンクロージャに再挿
入し、係止することができる。閉鎖部材を釈放し、エン
クロージャがち引き出す操作のこのサイクルの欠点は、
係止フィンガをばね力に抗して回動させるため反作用力
がエンクロージャの対向主壁に加わる点である。
、エンクロージャの側壁に設けた係止窪みに連係動作す
るよう係止フィンガを閉鎖部材の側壁に設けることをせ
ず、冒頭に記載したように係止フィンガをほぼ閉鎖部材
の平面上に配置し、この平面に直交する方向に回動して
エンクロージャの土壁に形成した係止窪みに連係動作す
る構造のディスクカセットについても記載している。2
個の係止フィンガを回動させるため、また次いで閉鎖部
材およびディスクをエンクロージャから引き出すように
するため、ディスクプレーヤに釈放兼引出装置を設け、
この釈放兼引出装置がエンクロージャの前面開口に進入
するようにしている。係止フィンガは前面開口に突出さ
、せ、この突出位置ではフック状部分を有する。ディス
クプレーヤの係止部材が係止フィンガを釈放位置に回動
し、またフック状部の背部に掛合し、ディスクを伴うデ
ィスクホルダをエンクロージャから引き出す。エンクロ
ージャの取り出し後係止フィンガは弾性的に回動復帰し
、これによりディスクプレーヤの釈放兼引出装置をエン
クロージャの再挿入の際に非作用となる位置に回動させ
る。このことにより、閉鎖部材をエンクロージャに再挿
入し、係止することができる。閉鎖部材を釈放し、エン
クロージャがち引き出す操作のこのサイクルの欠点は、
係止フィンガをばね力に抗して回動させるため反作用力
がエンクロージャの対向主壁に加わる点である。
この力は前方の側面を開くよう曲げる作用をし、エンク
ロージャを永久変形させたり、損傷を与えたりすること
になる。このことば主壁を前面開口に向けて下向きに部
分的に傾斜させ、極めて小さい壁厚にしていることによ
っても誘発される。係止フィンガは剛性の少ないものに
形成することができるが、このことによりフィンガは損
傷を受けやすくなる。従ってこの構成は、これ以上小形
化するのに適当でない。即ち破損の問題が深刻になるか
らである。他の欠点としては係止フィンガのフック状部
が必然的に小さいものになる点である。
ロージャを永久変形させたり、損傷を与えたりすること
になる。このことば主壁を前面開口に向けて下向きに部
分的に傾斜させ、極めて小さい壁厚にしていることによ
っても誘発される。係止フィンガは剛性の少ないものに
形成することができるが、このことによりフィンガは損
傷を受けやすくなる。従ってこの構成は、これ以上小形
化するのに適当でない。即ち破損の問題が深刻になるか
らである。他の欠点としては係止フィンガのフック状部
が必然的に小さいものになる点である。
にもかかわらずこのフック状部はディスクを閉鎖部材と
ともにエンクロージャから引き出すに必要な力を受けな
ければならない。好ましくない条件の下ではフック状部
が損傷を受けたりゑ、速に摩耗し、これによりディスク
カセットが使いものにならなくなることも生ずる。この
ような好ましくない条件は、閉鎖部材および/またはデ
ィスクが例エバ、エンクロージャの変形した結果エンク
ロージャ内に詰まってしまうような場合に生ずる。他の
欠点としては、係止フィンガが2種類の機能を行う点で
あり、即ち閉鎖部材をエンクロージャ内に係止させる機
能と、閉鎖部材をエンクロージャから引き出す機能を行
う。このような部分が1種類以上の機能を行うのは必ず
しも好ましいものではなくこのような部分は1種類のみ
の機能用に最適化するのが有利なことが・ある。他の機
能は異なる必要条件が課せられ、幾つかの機能を行う部
分はすべての面にわたって最適化することは不可能であ
る。
ともにエンクロージャから引き出すに必要な力を受けな
ければならない。好ましくない条件の下ではフック状部
が損傷を受けたりゑ、速に摩耗し、これによりディスク
カセットが使いものにならなくなることも生ずる。この
ような好ましくない条件は、閉鎖部材および/またはデ
ィスクが例エバ、エンクロージャの変形した結果エンク
ロージャ内に詰まってしまうような場合に生ずる。他の
欠点としては、係止フィンガが2種類の機能を行う点で
あり、即ち閉鎖部材をエンクロージャ内に係止させる機
能と、閉鎖部材をエンクロージャから引き出す機能を行
う。このような部分が1種類以上の機能を行うのは必ず
しも好ましいものではなくこのような部分は1種類のみ
の機能用に最適化するのが有利なことが・ある。他の機
能は異なる必要条件が課せられ、幾つかの機能を行う部
分はすべての面にわたって最適化することは不可能であ
る。
閉鎖部材を釈放してからエンクロージャから引き出す上
述の形式のすべてのディスクカセットにおいて、再生装
置の釈放装置が通過するよう閉鎖部材の前面に開口を設
けるのが必須である。把持装置は閉鎖部材のエンクロー
ジャから突出している部分または少な(ともその一部(
係止フィンガを引張っている部分を除いて)の周囲を把
持し、閉鎖部材をエンクロージャから引き出すものであ
った。本発明の目的は、閉鎖部材およびディスクをエン
クロージャから取出すため係止フィンガ自体を引張る必
要がな(、閉鎖部材のエンクロージャから突出する前記
部分には開口を設ける必要がない冒頭に述べた型式のデ
ィスクカセットを得るにあり、この目的を達成ため、係
止窪みを設ける主壁にエンクロージャの前面開口から係
止窪みまで延在する溝孔を形成し、溝孔の幅を係止窪み
の幅よりも小さくし、溝孔の幅を係止フィインガの衝合
部分の幅よりも小さくし、また、閉鎖部材のエンクロー
ジャから突出する部分により前記溝孔のエンクロージャ
前面開口に隣接する端部部分をカバーし、外部装置によ
り係止フィンガを釈放位置に向けて回動させ、次いで閉
鎖部材の溝孔をカバーする部分の後方に掛合する外部把
持装置により閉鎖部材をエンクロージャから引き出すこ
とができる構成としたことを特徴とする。
述の形式のすべてのディスクカセットにおいて、再生装
置の釈放装置が通過するよう閉鎖部材の前面に開口を設
けるのが必須である。把持装置は閉鎖部材のエンクロー
ジャから突出している部分または少な(ともその一部(
係止フィンガを引張っている部分を除いて)の周囲を把
持し、閉鎖部材をエンクロージャから引き出すものであ
った。本発明の目的は、閉鎖部材およびディスクをエン
クロージャから取出すため係止フィンガ自体を引張る必
要がな(、閉鎖部材のエンクロージャから突出する前記
部分には開口を設ける必要がない冒頭に述べた型式のデ
ィスクカセットを得るにあり、この目的を達成ため、係
止窪みを設ける主壁にエンクロージャの前面開口から係
止窪みまで延在する溝孔を形成し、溝孔の幅を係止窪み
の幅よりも小さくし、溝孔の幅を係止フィインガの衝合
部分の幅よりも小さくし、また、閉鎖部材のエンクロー
ジャから突出する部分により前記溝孔のエンクロージャ
前面開口に隣接する端部部分をカバーし、外部装置によ
り係止フィンガを釈放位置に向けて回動させ、次いで閉
鎖部材の溝孔をカバーする部分の後方に掛合する外部把
持装置により閉鎖部材をエンクロージャから引き出すこ
とができる構成としたことを特徴とする。
係止フィンガの遊端の真上で土壁に開口を設けることに
より、閉鎖部材は一つの位置でまた所要に応じ一つの運
動で把持および釈放することができる。溝孔はエンクロ
ージャの前面開口で終わっているため、エンクロージャ
から閉鎖部材を引き出すのを阻止する障害物はない。把
持装置(グリッパ)が閉鎖部材のエンクロージャから突
出する部分の背後に掛合できるため、エンクロージャか
ら突出する部分の寸法は、グリッパが閉鎖部材のエンク
ロージャから突出する部分に掛合する場合よりも小さく
することができるようになる。このことによりディスク
カセットの寸法を若干減少することができる。閉鎖部材
の前面に開口が存在し、再生装置のグリッパに連係動作
する輪郭部分が存在しないことにより閉鎖部材の前面の
外観をすっきりと滑らかなものにすることができる。閉
鎖部材をプラスチックにより射出成形する場合、この簡
単な形状は見ばえを良くする点および製造コストを安く
する点で有利である。
より、閉鎖部材は一つの位置でまた所要に応じ一つの運
動で把持および釈放することができる。溝孔はエンクロ
ージャの前面開口で終わっているため、エンクロージャ
から閉鎖部材を引き出すのを阻止する障害物はない。把
持装置(グリッパ)が閉鎖部材のエンクロージャから突
出する部分の背後に掛合できるため、エンクロージャか
ら突出する部分の寸法は、グリッパが閉鎖部材のエンク
ロージャから突出する部分に掛合する場合よりも小さく
することができるようになる。このことによりディスク
カセットの寸法を若干減少することができる。閉鎖部材
の前面に開口が存在し、再生装置のグリッパに連係動作
する輪郭部分が存在しないことにより閉鎖部材の前面の
外観をすっきりと滑らかなものにすることができる。閉
鎖部材をプラスチックにより射出成形する場合、この簡
単な形状は見ばえを良くする点および製造コストを安く
する点で有利である。
エンクロージャから閉鎖部材とともに取出すことができ
るディスクを使用する場合、エンクロージャをプレーヤ
に再挿入するとき、エンクロージャが裏表逆になってい
る場合でもエンクロージャが閉鎖部材に適正に連係動作
できるように注意しなければならない。ともにプレーヤ
内に挿入されたディスクおよび閉鎖部材は相対的に固定
の位置をとる。しかし、ディスクプレーヤの外側ではエ
ンクロージャは別個の部分として扱われ、従って再生装
置に再挿入する前は他の位置をとらない。
るディスクを使用する場合、エンクロージャをプレーヤ
に再挿入するとき、エンクロージャが裏表逆になってい
る場合でもエンクロージャが閉鎖部材に適正に連係動作
できるように注意しなければならない。ともにプレーヤ
内に挿入されたディスクおよび閉鎖部材は相対的に固定
の位置をとる。しかし、ディスクプレーヤの外側ではエ
ンクロージャは別個の部分として扱われ、従って再生装
置に再挿入する前は他の位置をとらない。
米国特許明細書第4239238号に記載のディスクカ
セットは両面とも再生できるビデオカセットを収容して
いる。従ってこの場合閉鎖部材をエンクロージャに常に
適正に係止する手段を講する必要があった。
セットは両面とも再生できるビデオカセットを収容して
いる。従ってこの場合閉鎖部材をエンクロージャに常に
適正に係止する手段を講する必要があった。
この場合、2個の係止フィンガを中心に対して対称的に
配置し、それぞれ逆向きに回動できるようにする。エン
クロージャは各主壁に1個の係止窪み、合計で2個の係
止窪みを設け、エンクロージャの裏表に無関係に閉鎖部
材をエンクロージャに挿入し、係止フィンガの衝合部分
が関連の係止窪みに常に掛合するようにする。係止フィ
ンガにより閉鎖部材をエンクロージャに適正に係止でき
、またエンクロージャに対して閉鎖部材を傾斜させるの
を防止するため2個の係止フィンガを設けることは有利
である。
配置し、それぞれ逆向きに回動できるようにする。エン
クロージャは各主壁に1個の係止窪み、合計で2個の係
止窪みを設け、エンクロージャの裏表に無関係に閉鎖部
材をエンクロージャに挿入し、係止フィンガの衝合部分
が関連の係止窪みに常に掛合するようにする。係止フィ
ンガにより閉鎖部材をエンクロージャに適正に係止でき
、またエンクロージャに対して閉鎖部材を傾斜させるの
を防止するため2個の係止フィンガを設けることは有利
である。
上述の米国特許明細書に記載のビデオ力七ッI・のディ
スクカセットはすべて両面再生可能なディスクを収納す
る。従ってディスクプレーヤに設ける釈放機構および把
持機構はディスクの第1側面および第2側面のいずれが
上向きであってもディスクに適正に常に連係動作できな
ければならない。
スクカセットはすべて両面再生可能なディスクを収納す
る。従ってディスクプレーヤに設ける釈放機構および把
持機構はディスクの第1側面および第2側面のいずれが
上向きであってもディスクに適正に常に連係動作できな
ければならない。
本発明の好適な実施例においては、他の用途にも適合す
るよう前記ディスクは一方の側面のみ書込/読取可能で
あるものとし、前記閉鎖部材は2個の係止フィンガを有
するものとし、2個の係止フィンガの係止位置は閉鎖部
材の同一側面に配置し、前記エンクロージャは互いに取
付は合う2個のシェルにより構成し、これらシェルには
同一位置で係止用の窪みおよび溝孔を設け、どちら向き
で閉tj 部材をエンクロージャに差込んだとしても各
係止フィンガの衝合部分が常に係止窪みに掛合する構成
とし、また、各シェルは溝孔材の係止窪みを2個前面開
口の中心に対して対称的に配置させて設ける。
るよう前記ディスクは一方の側面のみ書込/読取可能で
あるものとし、前記閉鎖部材は2個の係止フィンガを有
するものとし、2個の係止フィンガの係止位置は閉鎖部
材の同一側面に配置し、前記エンクロージャは互いに取
付は合う2個のシェルにより構成し、これらシェルには
同一位置で係止用の窪みおよび溝孔を設け、どちら向き
で閉tj 部材をエンクロージャに差込んだとしても各
係止フィンガの衝合部分が常に係止窪みに掛合する構成
とし、また、各シェルは溝孔材の係止窪みを2個前面開
口の中心に対して対称的に配置させて設ける。
例えば光学式オーデオディスクおよび光学式読取可能コ
ンピュータ記憶ディスクなどの若干のディスクは一側面
のみ読取可能である。この形式のディスクはディスクを
エンクロージャから単に1個の位置でのみ取出すことが
できるようディスクカセットおよびプレーヤを構成する
ことが望ましい。
ンピュータ記憶ディスクなどの若干のディスクは一側面
のみ読取可能である。この形式のディスクはディスクを
エンクロージャから単に1個の位置でのみ取出すことが
できるようディスクカセットおよびプレーヤを構成する
ことが望ましい。
一側面のみ再生するディスクのエンクロージャをディス
クおよび閉鎖部材を常に適正に取込むようエンクロージ
ャを完全に対称的に構成するとき、本発明の好適な実施
例においては、エンクロージャを形成するシェルを互い
に同一の構成とする。
クおよび閉鎖部材を常に適正に取込むようエンクロージ
ャを完全に対称的に構成するとき、本発明の好適な実施
例においては、エンクロージャを形成するシェルを互い
に同一の構成とする。
この場合、エンクロージャの製造のために1種類の成形
型を使用するだけでよい。更に本発明の好適な実施例に
おいては、エンクロージャは少なくとも部分的に透明プ
ラスチックにより形成し、ディスクを挿入したこときデ
ィスクの一方の側面を他方の側面と識別できる構成とす
る。
型を使用するだけでよい。更に本発明の好適な実施例に
おいては、エンクロージャは少なくとも部分的に透明プ
ラスチックにより形成し、ディスクを挿入したこときデ
ィスクの一方の側面を他方の側面と識別できる構成とす
る。
次に図面につき本発明の好適な実施例を説明する。
図面はCD−ROM規格に準拠する光学読取ディスク用
のディスクカセットに関する。この規格に従うディスク
はコンパクトディスク型のオーディオディスクと多くの
類似点を存するが、コンピュータと関連した光学デジタ
ル記憶ディスクとして使用する。この形式のディスクは
一方の側面のみ読取ることができ、他方の側面にはラベ
ルを設ける。ディスクカセットは閉鎖部材のエンクロー
ジャから突出する部分はディスクの一方の側面から見た
外観は他方の側面から見たものとは明確に異なるように
構成する。エンクロージャは閉鎖部材に対して特別な措
向性を持たせる必要はないが、裏返しにした状態でもエ
ンクロージャが閉鎖部材に適正に連結できるようにする
。
のディスクカセットに関する。この規格に従うディスク
はコンパクトディスク型のオーディオディスクと多くの
類似点を存するが、コンピュータと関連した光学デジタ
ル記憶ディスクとして使用する。この形式のディスクは
一方の側面のみ読取ることができ、他方の側面にはラベ
ルを設ける。ディスクカセットは閉鎖部材のエンクロー
ジャから突出する部分はディスクの一方の側面から見た
外観は他方の側面から見たものとは明確に異なるように
構成する。エンクロージャは閉鎖部材に対して特別な措
向性を持たせる必要はないが、裏返しにした状態でもエ
ンクロージャが閉鎖部材に適正に連結できるようにする
。
図示のディスクカセットは、回転自在のディスク1と、
2個の主壁3A、 3B (図面では主壁3Aのみ示
す)を有するエンクロージャ2とにより構成する。この
エンクロージャは3個の側壁、即ち後壁4、左側壁5お
よび右側壁6を有する。後壁4とは反対側には、閉鎖部
材7により閉鎖する前面開口を設け、この前面開口はデ
ィスク1を収納するディスク収納空間に連通ずる。この
閉鎖部材7はエンクロージャの外側に位置する前方の部
分7Aと、エンクロージャの内側に位置する部分7Bと
を有する。部分7Aはエンクロージャの幅全体にわたる
幅を有し、エンクロージャの厚さにほぼ等しい厚さを存
するものとする。部分7Bはエンクロージャのディスク
収容空間に若干のクリアランスを有して嵌合させ、エン
クロージャの前面開口を閉鎖する。
2個の主壁3A、 3B (図面では主壁3Aのみ示
す)を有するエンクロージャ2とにより構成する。この
エンクロージャは3個の側壁、即ち後壁4、左側壁5お
よび右側壁6を有する。後壁4とは反対側には、閉鎖部
材7により閉鎖する前面開口を設け、この前面開口はデ
ィスク1を収納するディスク収納空間に連通ずる。この
閉鎖部材7はエンクロージャの外側に位置する前方の部
分7Aと、エンクロージャの内側に位置する部分7Bと
を有する。部分7Aはエンクロージャの幅全体にわたる
幅を有し、エンクロージャの厚さにほぼ等しい厚さを存
するものとする。部分7Bはエンクロージャのディスク
収容空間に若干のクリアランスを有して嵌合させ、エン
クロージャの前面開口を閉鎖する。
閉鎖部材7をエンクロージャに係止するため、2個の係
止フィンガ8A、 8Bの形式の係止装置を設け、これ
ら係止フィンガ8A、 8Bは第4図に示すように、は
ぼ閉鎖部材の部分7Bと同一の平面上に配置する。閉鎖
部材はプラスチックにより射出成形し、係止フィンガ8
A、 8Bは閉鎖部材と一体にする。またこれら係止フ
ィンガは、固定端部10A、 10Bは別としそ空所9
A、 9Bにより閉鎖部材の他の部分から分離しておく
。係止フィンガの遊端には衝合部分11A、 11Bを
設ける。閉鎖部材7の射出成形中係止フィンガは部分7
Bの平面から上方に僅かにオフセットし、圧力を加える
ことによりプラスチック材料の弾性に抗して部分7Bの
平面に直交する方向に回動自在にする。
止フィンガ8A、 8Bの形式の係止装置を設け、これ
ら係止フィンガ8A、 8Bは第4図に示すように、は
ぼ閉鎖部材の部分7Bと同一の平面上に配置する。閉鎖
部材はプラスチックにより射出成形し、係止フィンガ8
A、 8Bは閉鎖部材と一体にする。またこれら係止フ
ィンガは、固定端部10A、 10Bは別としそ空所9
A、 9Bにより閉鎖部材の他の部分から分離しておく
。係止フィンガの遊端には衝合部分11A、 11Bを
設ける。閉鎖部材7の射出成形中係止フィンガは部分7
Bの平面から上方に僅かにオフセットし、圧力を加える
ことによりプラスチック材料の弾性に抗して部分7Bの
平面に直交する方向に回動自在にする。
エンクロージャ2は、2個のシェル2Aおよび2Bより
なり、これらシェルの内面にはそれぞれ係止用の窪み1
2 (第5および6図参照)を形成する。
なり、これらシェルの内面にはそれぞれ係止用の窪み1
2 (第5および6図参照)を形成する。
これら係止用の窪みは係止フィンガ8A、 8Bに対応
させ、またこの窪みは係止フィンガの衝合部分11八、
11Bに掛合する周壁13を有する。更に、係止用窪
みは、係止フィンガの回動を制限する底壁(以下「係止
窪み」と称する)14を有する。
させ、またこの窪みは係止フィンガの衝合部分11八、
11Bに掛合する周壁13を有する。更に、係止用窪
みは、係止フィンガの回動を制限する底壁(以下「係止
窪み」と称する)14を有する。
係止窪み14を有する主壁3A、 3Bには溝孔15を
設け、この溝孔15をエンクロージャの前面開口から係
止窪みまで延在させる。溝孔15の幅を係止窪み14の
幅よりも小さくし、また係止フィンガ8A。
設け、この溝孔15をエンクロージャの前面開口から係
止窪みまで延在させる。溝孔15の幅を係止窪み14の
幅よりも小さくし、また係止フィンガ8A。
8Bの衝合部分11A、 11Bの幅よりも小さくする
。閉鎖部材のエンクロージャから突出する前方部分7A
により溝孔15のエンクロージャ前面開口に隣接する端
部部分をカバーする。係止フィンガは、図示しない外部
装置を溝孔15に挿入して釈放位置に回動させることが
できる。各係止フィンガは溝孔15に突入する突出部1
6A、 16Bを有する。再生装置の把持装置は、溝孔
15の位置で第4図かられかるように前方部分7Aの周
りに掛合することができる。
。閉鎖部材のエンクロージャから突出する前方部分7A
により溝孔15のエンクロージャ前面開口に隣接する端
部部分をカバーする。係止フィンガは、図示しない外部
装置を溝孔15に挿入して釈放位置に回動させることが
できる。各係止フィンガは溝孔15に突入する突出部1
6A、 16Bを有する。再生装置の把持装置は、溝孔
15の位置で第4図かられかるように前方部分7Aの周
りに掛合することができる。
係止フィンガが釈放位置に回動した後、閉鎖部材は外部
の把持装置によりエンクロージャから引き出すことがで
きる。閉鎖部材7をバンド状掛合素子17に取付け、こ
の掛合素子17はディスク1の周りをクリアランスを有
して包囲する。これにより閉鎖部材7をエンクロージャ
から引き出すとディスクもエンクロージャから引き出さ
れる。
の把持装置によりエンクロージャから引き出すことがで
きる。閉鎖部材7をバンド状掛合素子17に取付け、こ
の掛合素子17はディスク1の周りをクリアランスを有
して包囲する。これにより閉鎖部材7をエンクロージャ
から引き出すとディスクもエンクロージャから引き出さ
れる。
第5図に示すシェル静はシェル2Bと同一である。係止
用の窪み12および溝孔15はディスク1の中心線に対
して係止フィンガ8A、 8Bと同様に対称的に配置す
る。このことはエンクロージャの製造に単に1個の型式
の成形型を必要とするだけであり、閉鎖部材7とともに
ディスク1をエンクロージャ内に正確に取付けることが
できるようになることをも意味する。シェルは、例えば
透明プラスチックで製造することができ、この場合エン
クロージャ内に収納したディスクのラベルを読み取るこ
とができるという利点がある。更に、このことによりユ
ーザはディスクカセットを装置lに挿入するときディス
クのどちら側の側面を下向きにしたらよいかが直ぐにわ
かる。
用の窪み12および溝孔15はディスク1の中心線に対
して係止フィンガ8A、 8Bと同様に対称的に配置す
る。このことはエンクロージャの製造に単に1個の型式
の成形型を必要とするだけであり、閉鎖部材7とともに
ディスク1をエンクロージャ内に正確に取付けることが
できるようになることをも意味する。シェルは、例えば
透明プラスチックで製造することができ、この場合エン
クロージャ内に収納したディスクのラベルを読み取るこ
とができるという利点がある。更に、このことによりユ
ーザはディスクカセットを装置lに挿入するときディス
クのどちら側の側面を下向きにしたらよいかが直ぐにわ
かる。
透明シェル2A、 2Bには、ディスクの中心部分以外
の部分をシェルを通して見ることができないようにする
手段を設けることもできる。このようにすると、ディス
クのラベルは常に見ることができ、エンクロージャ内部
の他の部分例えば閉鎖部材7および掛合素子17は見る
ことができないようにし、従ってディスクカセットの外
観を損うことがなくなる。適当な手段としては例えば局
部的印刷または粘着ラベルがある。第5図はシェル3^
を部分的なつや消し部または表面加工(texturi
ng)部18を設け、窓19のみ全透明にしたものを示
す。
の部分をシェルを通して見ることができないようにする
手段を設けることもできる。このようにすると、ディス
クのラベルは常に見ることができ、エンクロージャ内部
の他の部分例えば閉鎖部材7および掛合素子17は見る
ことができないようにし、従ってディスクカセットの外
観を損うことがなくなる。適当な手段としては例えば局
部的印刷または粘着ラベルがある。第5図はシェル3^
を部分的なつや消し部または表面加工(texturi
ng)部18を設け、窓19のみ全透明にしたものを示
す。
上述したところは本発明の例を示したに過ぎず、これに
限定するものではなく、請求の範囲において種々の変更
を加えることができる。
限定するものではなく、請求の範囲において種々の変更
を加えることができる。
例えば、底壁14を有する係止用の窪み12に底壁14
を設けないようにすることもできる。しかし底壁を設け
た方がカセット内に汚染物が侵入する可能性を少なくし
、またカセットの外観を見ばえのよいものにする点でも
好ましい。
を設けないようにすることもできる。しかし底壁を設け
た方がカセット内に汚染物が侵入する可能性を少なくし
、またカセットの外観を見ばえのよいものにする点でも
好ましい。
更に溝孔を土壁の部分7Bの対応の部分により填隙する
こともできる。重要なごとは、係止フィンガがエンクロ
ージャの主壁の開口から外部装置により回動させること
ができることであり、また把1、■装置をエンクロージ
ャの主壁の溝孔からエンクロージャの前方開口に進入す
ることができることである。
こともできる。重要なごとは、係止フィンガがエンクロ
ージャの主壁の開口から外部装置により回動させること
ができることであり、また把1、■装置をエンクロージ
ャの主壁の溝孔からエンクロージャの前方開口に進入す
ることができることである。
第1図は、本発明によるディスクを収納したカセットの
斜視図、 第2図は、第1図に示すディスクカセットの平面図、 第3図は、第1および2図のディスク力七ンI・のエン
クロージャから取出した閉鎖部材/ディスクのユニット
の平面図、 第4図は第3図のIV−IV綿線上断面図、第5図は、
上図のディスクカセットのエンクロージャシェルの内面
を示す平面図、 第6図は第5図のVI−Vl線上の拡大部分断面図であ
る。 1・・・ディスク 2・・・エンクロージャ
3A、 3B・・・主壁 4・・・後壁5.
6・・・側壁 7・・・閉鎖部材8A、 8
B・・・係止フィンガ 9A、 9B・・・空所10
A、 10ト・・固定端部 11A、 11B・・
・衝合部分12・・・係止用の窪み 13・・・
周壁14・・・底壁(係止窪み)15・・・溝孔16・
・・突出部 17・・・掛合素子18・・
・つや消し部または表面加工部19・・・窓 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイ
ランペンファプリケン
斜視図、 第2図は、第1図に示すディスクカセットの平面図、 第3図は、第1および2図のディスク力七ンI・のエン
クロージャから取出した閉鎖部材/ディスクのユニット
の平面図、 第4図は第3図のIV−IV綿線上断面図、第5図は、
上図のディスクカセットのエンクロージャシェルの内面
を示す平面図、 第6図は第5図のVI−Vl線上の拡大部分断面図であ
る。 1・・・ディスク 2・・・エンクロージャ
3A、 3B・・・主壁 4・・・後壁5.
6・・・側壁 7・・・閉鎖部材8A、 8
B・・・係止フィンガ 9A、 9B・・・空所10
A、 10ト・・固定端部 11A、 11B・・
・衝合部分12・・・係止用の窪み 13・・・
周壁14・・・底壁(係止窪み)15・・・溝孔16・
・・突出部 17・・・掛合素子18・・
・つや消し部または表面加工部19・・・窓 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイ
ランペンファプリケン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、情報を記録/読取る装置に使用するディスクカセッ
トであり、 −回転自在のディスク(1)と、 −互いに平行な主壁(3)、側壁(4、5、6)および
ディスク収容空間に連通する前面開口 を有するエンクロージャ(2)と、 −エンクロージャの内側に位置する部分(7B)および
外側に位置する部分(7A)を有し、前記前面開口を閉
鎖する閉鎖部材(7)と、 −エンクロージャに前記閉鎖部材(7)を係止する係止
装置と を具え、この係止装置は、 −閉鎖部材のエンクロージャの内側に位置する部分と同
一平面上に大部分が位置し、固 定端部(10A、10B)で閉鎖部材に連結し、遊端の
近傍で衝合部分(11A、11B)を担持し、前記平面
に直交する方向に係止位置から釈 放位置にばね力に抗して回動可能な少なく とも1個の弾性係止フィンガ(8A、8B)と、−主壁
(3A、3B)のエンクロージャ(2)の内面に対向す
る側面に設け、前記係止フィンガ (8A、8B)の衝合部分に衝合する周壁(13)を有
する係止用の窪み(12)とにより構成したディスクカ
セットにおいて、 −係止窪み(14)を設ける主壁(3A、3B)にエン
クロージャの前面開口から係止窪みまで延 在する溝孔(15)を形成し、 −溝孔(15)の幅を係止窪み(14)の幅よりも小さ
くし、 −溝孔の幅を係止フィインガの衝合部分の幅よりも小さ
くし、また、 −閉鎖部材(7)のエンクロージャから突出する部分(
7A)により前記溝孔のエンクロージャ前面開口に隣接
する端部部分をカバーし、外部装置により係止フィンガ
(8A、8B)を釈放位置に向けて回動させ、次いで閉
鎖部材 の溝孔をカバーする部分の後方に掛合する 外部把持装置により閉鎖部材をエンクロー ジャから引き出すことができる構成とした ことを特徴とするディスクカセット。 2、−前記ディスクは一方の側面のみ書込/読取可能で
あるものとし、 −前記閉鎖部材は2個の係止フィンガを有するものとし
、 −2個の係止フィンガの係止位置は閉鎖部材の同一側面
に配置し、 −前記エンクロージャは互いに取付け合う2個のシェル
により構成し、これらシェルに は同一位置で係止用の窪みおよび溝孔を設 け、どちら向きで閉鎖部材をエンクロージ ャに差込んだとしても各係止フィンガの衝 合部分が常に係止窪みに掛合する構成とし、また、 −各シェルは溝孔付の係止窪みを2個前面開口の中心に
対して対称的に配置させて設け たことを特徴とする特許請求の範囲第1項 に記載のディスクカセット。 3、エンクロージャを形成するシェルを互いに同一の構
成としたことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
のディスクカセット。 4、エンクロージャは少なくとも部分的に透明プラスチ
ックにより形成し、ディスクを挿入したこときディスク
の一方の側面を他方の側面と識別できる構成としたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のディスクカ
セット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8601884 | 1986-07-21 | ||
NL8601884A NL8601884A (nl) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | Plaatcassette. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6334780A true JPS6334780A (ja) | 1988-02-15 |
JPH0770187B2 JPH0770187B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=19848337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62178200A Expired - Lifetime JPH0770187B2 (ja) | 1986-07-21 | 1987-07-18 | デイスクカセツト |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4755982A (ja) |
EP (1) | EP0254358A1 (ja) |
JP (1) | JPH0770187B2 (ja) |
KR (1) | KR880002174A (ja) |
CN (1) | CN1010999B (ja) |
NL (1) | NL8601884A (ja) |
PL (1) | PL266872A1 (ja) |
SU (1) | SU1611227A3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0472369U (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-25 |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0267644A1 (en) * | 1986-11-03 | 1988-05-18 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | System for recording/reading information on/from a disc, comprising a disc cassette and an apparatus |
NL8702222A (nl) * | 1987-09-17 | 1989-04-17 | Philips Nv | Systeem voor het inschrijven/uitlezen van informatie op/van een plaat. |
NL8800820A (nl) * | 1988-03-31 | 1989-10-16 | Philips Nv | Cassette. |
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