JPS6334779A - デイスクカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は記憶装置に用いられるディスクカートリッジ、
特にカートリッジケース内に収納されたまま記録再生処
理を行なえる非脱着型のディスクカートリッジに関する
。

［従来の技＃ｆ］ 従来、この種のディスクカートリッジでは、ディスク媒
体はケースにあけられた媒体クランプ用穴を通して装置
のターンテーブル上にセットされ、記録再生用穴に装置
の記録再生ヘッドがアクセスし記録再生処理を行う。こ
の際、ケースを別手段で位置決されるが部品精度等の理
由により理想的な設定位置よりズレを生じるのが常であ
った。従ってターンテーブル上にセットされたディスフ
媒体がケースと接触せずに支承なく記録再生処理を行う
ためには、ケースの内側の厚さ方向の寸法をディスク媒
体自身の厚さに比べかなり大きくとらなければならなか
った。その結果、装置ヘセットした時の位置誤差は吸収
できるが反面ディスクカートリッジが使用状態にない時
、例えば運搬時などケース内部でディスク媒体が大きく
はね回り記録面に傷がつき、致命的なダメージを受ける
恐れが多分にあった。これを避ける為、非使用時にはケ
ース内でディスク媒体をケースの幅方向にはね回らない
ように固定保持していた。この場合の保持は第４図に示
すようにバネ２０によって付勢された押付部２１がディ
スク媒体２２の外周に作用し、ディスク媒体２２は押付
部２１と反対側に位置するリブ２３に押付けられ、その
摩擦力によってディスク媒体２２を保持するというもの
であった。

［解決すべき問題点］ 上記従来のディスクカートリッジにあっては、ディスク
媒体２２の保持力を押付けることによるＦ９Ｆ５に依存
しているため、押付力としてかなり大きな力が要求され
る。加えて保持はディスク媒体２２の外周で行なわれる
のでディスク媒体２２に変形が生じない為にはディスク
媒体そのものに非常に高い剛性が要求され、高価な材料
を使用しているかあるいは厚さが十分厚いディスク媒体
等の特定のディスク媒体以外は非脱着型ディスクカート
リッジは実現不能であるという問題点があった。

［問題点の解決手段］ 本発明は、上記従来の問題点に着目してなされたもので
、非使用時においてディスク媒体の外周に無理な力を加
えずに、しかもディスク媒体の中心部近傍にて固定保持
ができ、かつ使用時には剛性の低いディスク媒体でも非
脱着状態で使用できるディスクカートリッジを提供せん
とするものである。

そのために、本発明は、記録再生用穴及び媒体クランプ
用穴を有する２つのケース部材を組合せ内部にディスク
媒体を収納するケースと、通常は記録再生用穴と媒体ク
ランプ用穴を覆うシャッタとを備えるディスクカートリ
ッジにおいて、ディスク媒体内周より突設されたリング
と、ケース部材内側の媒体クランプ用穴の縁に前記リン
グと係合可能に配され、且つディスク媒体を挿入方向に
移動可能にする傾斜部を備えたリブと、ケース部材内側
で記録再生用穴の両側に配され、且つ前記ディスク媒体
をリブの傾斜部と共に挿入方向に移動可能にする傾斜部
を備えた保持台と、ケース部材側部に設けられた直線案
内部内で直線移動可能にされると共にケース内にディス
ク媒体との接触部を有し、且つケース外に突び出す操作
用の露出部を有する移動部と、該移動部を挿入方向に付
勢するバネとを有することを特徴とするディスクカート
リッジを提供するものである。

［実施例］ 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例に形るディスクカートリッジ
の分解斜視図である。

２つのケース部材１ａ、ｌｂが貼り合わされて、ディス
ク媒体３のケース１が形成される。矢印４は装置への挿
入方向である。ケース部材ｌａ、ｌｂにはそれぞれ媒体
クランプ用穴５ａ。

５ｂ、記録再生用穴６ａ、６ｂがあけられており、ディ
スク媒体３の両面への記録再生処理ができる。ケース部
材１ａ、ｆｂの外側表面にはシャッタ案内部７があり、
これによってシャッタ８が直線運動可能とされている。

シャッタ８は非使用時には媒体クランプ用穴５ａ、５ｂ
、記録再生用穴６ａ、６ｂを覆う位置にあり、ケースｌ
内部への塵埃の侵入、ディスク媒体３への物の接触を防
いでいる。上下２つのケース部材１ａ。

１ｂの内側には、装置挿入方向の逆方向に傾斜部９ｃを
有するリブ９ａが媒体クランプ用穴５ａ。

５ｂの縁に配置され、又記録再生用穴６ａ。

６ｂ、をはざんで左右両側には装置挿入方向と逆方向に
傾斜部１９ａ、１９ｂを有する保持台１０ａ、１０ｂが
設置されている。さらにケース部材１ｂの内側の左右両
側にはディスク媒体３との接触部としての各２つのロー
ラ１１ａ。

１１ｂ、ｌｌｃ、ｌｉｄを具備したコの字型の移動部１
２ａ、１２ｂがある。ディスク媒体３がケース１内に収
納状態にあるとき、ディスク媒体３は４つのローラＩｌ
ａ、ｆｌｂ、ｌｌｃ。

ｌｉｄで規制される位置にある。これによりディスク媒
体３は水平方向の位置が規制される。しかしながら相離
り合うローラｌｌａ、ｌｌｂ。

１１ｃ、ｌｉｄ間距離はディスク媒体３の該当寸法より
も大きく設定され、わずかながら隙間が出来るようにな
っている。この移動部１２ａ。

１２ｂはケース部材１ａ、ｌｂの左右側面に設けられた
直線案内部１３ａ、１３ｂ、１３ｃによって直線運動が
可能である。移動部１２ａ。

１２ｂにはケース部材１ａ、ｌｂの外側に突き出る露出
部１４ａ、１４ｂがあり、ケース部材ｌａ、ｌｂの外か
ら移動部１２ａ、１２ｂを移動させることができる。移
動部Ｌ２ａ、１２ｂには装置挿入方向に力が働くように
バネ１５ａ。

１５ｂが掛けられている。一方ディスク媒体３の内周の
記録領域外にはリング１６ａが表裏に貼られている。そ
の内径は葭述したりブ９ａの外径よりも大きい。

次に上述のように構成されたディスクカートリッジの作
用について第２図（イ）（ロ）、第３図（（）　（０）
を用いて説明する。

第２図（（）　（ｃＩ）は非使用時のディスクカートリ
ッジの状態を示す。第２図（イ）は側方よりの断面図、
第２図（ロ）は上方よりの断面図である。非使用時、移
動部１２ａ、１２ｂは装置挿入方向にバネ力を発生する
バネ１５ａ、１５ｂによって最も装置挿入方向側に位置
し、ディスク媒体３も移動部ｆ２ａ、１２ｂに対応した
位置にある。この位置では第２図（イ）に示すようにデ
ィスク媒体３のリング１６ａ、１６ｂはケース部材１ａ
、ｌｂのリブ９ａ、９ｂと保持台１０ａ、１０ｃ上にあ
りディスク媒体３の厚さ方向の動きは拘束される。

同時に水平方向の動きも移動部１２ａ、１２ｂによっで
ある程度規制される。又、第２図（ロ）より明らかなよ
うに、ディスク媒体３はリブ９ａ。

９ｂ、保持台１０ａ、１０ｂの４個所で保持されるので
傾きも防止できる。

第３図（４）　（Ｉｌ＋）は装置へ装填した時のディス
クカートリッジを示す。第３図（イ）は側方よりの断面
図、第３図（σ）は上方よりの断面図である。移動部１
２ａ、１２ｂの露出部１４ａ、１４ｂが装置側に設けら
れたフック１７に当り、それによって挿入動作の反作用
として移動部１２ａ。

１２ｂはディスクカートリッジ内で装置挿入方向と逆方
向に移動させられる。移動部１２ａ。

１２ｂの運動に伴ないディスク媒体３も移動部１２ａ、
１２ｂと同方向に移動する。移動量は移動後のディスク
媒体３の中心孔１８とケース部材ｌａ、ｌｂの媒体クラ
ンプ用穴５ａ、５ｂがほぼ同心になる様に設定しである
。この状態ではディスク媒体３のリング９ａ、９ｂはケ
ース部材１ａ、ｌｂのリブ９ａ、９ｂおよび保持台１０
ａ、１０ｂ、１０ｃより外れ、リブ９ａ。

９ｂあるいは保持台１０ａ、１０ｂ、１０ｃの厚さ分ケ
ース部材１ａ、ｌｂ内部で厚さ方向に自由に動き得る。

このようにディスク媒体３がケース１内部で厚さ方向に
自由に動けると、ディスク媒体３は記録再生処理可能と
なる。

装置における処理が終了するとディスク力−トリッジは
装置から引き抜かれ、その結果移動部１２ａ、１２ｂは
第２図（ロ）の位置に向って戻るが、ディスク媒体３は
リブ９ａ、９ｂ、保持台ｆＯａ、１０ｂ、１０ｃの傾斜
部１９ａ。

１９ｂによってスムーズに保持位置まで導かれ保持され
る。なお、保持台１０ａ、１０ｂ。

１０ｃの厚さと、リブ９ａ、９ｂの厚さは同一にするの
が望ましく、さらに保持台１０ａ。

１０ｂ、１０ｃは保持解放時ディスク媒体３の記録領域
に位置することになるので、記録画に接触しないように
保持台１０ａ、１０ｂ、１０ｃの厚さはリング１６ａ、
１６ｂより若干薄くする方がよい。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明は、記録再生用穴及び媒体
クランプ用穴を有する２つのケース部材を組合せ内部に
ディスク媒体を収納するケースと、通常は記録再生用穴
と媒体クランプ用穴を覆うシャッタとを備えるディスク
カートリッジにおいて、ディスク媒体内周より突設され
たリングと、ケース部材内側の媒体クランプ用穴の縁に
面記リングと係合可能に配され、且つディスク媒体を挿
入方向に移動可能にする傾斜部を備えたリブと、ケース
部材内側で記録再生用穴の両側に配され、且つ直配ディ
スク媒体をリブの傾斜部と共に挿入方向に移動可能にす
る傾斜部を備えた保持台と、ケース部材側部に設けられ
た直線案内部内で直線移動可能にされると共にケース内
にディスク媒体との接触部を有し、且つケース外に突び
出す操作用の露出部を有する移動部と、該移動部を挿入
方向に付勢するバネとを有することを特徴とするディス
クカートリッジとしたため、非使用時においてディスク
媒体の外周に無理な力を加えずに、しかもディスク媒体
の中心部近傍にて固定保持ができ、かつ使用時にはディ
スク媒体か厚さ方向に動き得ることとなり、その結果剛
性の低いディスク媒体でも非脱着型ディスクカートリッ
ジを実現できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るディスクカートリッジ
の分解斜視図、 第２図（４）　（＋１＞はそれぞれ非使用時のディスク
カートリッジの側方からの断面図及び上方からの断面図
、 第３図（イ）（σ）はそれぞれ使用時のディスクカート
リッジの側方からの断面図及び上方からの断面図、 そして、第４図は従来例を示す断面図である。 にケース １ａ、１ｂ：ケース部材 ３：ディスク媒体 ４：挿入方向 ５ａ、５ｂ：媒体クランプ用穴 ６ａ、６ｂ：記録再生用穴 ８：シャッタ ９ａ、９ｂ：リブ ９Ｃ：傾斜部 １０ａ、１０ｂ、１０ｃ：保持台 １２ａ、１２ｂ：移動部 １３ａ、１３ｂ、１３ｃ：直線案内部 １４ａ、１４ｂ：露出部 １５ａ、１５ｂ：バネ １６ａ、１６ｂ：リング １９ａ、１９ｂ：傾斜部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録再生用穴及び媒体クランプ用穴を有する２つのケー
   ス部材を組合せ内部にディスク媒体を収納するケースと
   、通常は記録再生用穴と媒体クランプ用穴を覆うシャッ
   タとを備えるディスクカートリッジにおいて、ディスク
   媒体内周より突設されたリングと、ケース部材内側の媒
   体クランプ用穴の縁に前記リングと係合可能に配され、
   且つディスク媒体を挿入方向に移動可能にする傾斜部を
   備えたリブと、ケース部材内側で記録再生用穴の両側に
   配され、且つ前記ディスク媒体をリブの傾斜部と共に挿
   入方向に移動可能にする傾斜部を備えた保持台と、ケー
   ス部材側部に設けられた直線案内部内で直線移動可能に
   されると共にケース内にディスク媒体との接触部を有し
   、且つケース外に突び出す操作用の露出部を有する移動
   部と、該移動部を挿入方向に付勢するバネとを有するこ
   とを特徴とするディスクカートリッジ。