JPS6334755Y2 - - Google Patents

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JPS6334755Y2
JPS6334755Y2 JP15107183U JP15107183U JPS6334755Y2 JP S6334755 Y2 JPS6334755 Y2 JP S6334755Y2 JP 15107183 U JP15107183 U JP 15107183U JP 15107183 U JP15107183 U JP 15107183U JP S6334755 Y2 JPS6334755 Y2 JP S6334755Y2
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JP
Japan
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cylinder
press
valve
chamber
compressed air
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JP15107183U
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JPS6060125U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ボールジヨイントに対するダストカ
バーの圧入作業等に用いられる圧入作業用エアダ
ンパー装置に関する。
(従来技術) 従来、ボールジヨイントアツセンブリーにダス
トカバーを嵌め入れる圧入作業に用いられるエア
ダンパー装置としては、例えば第1図に示すよう
なものがある。
第1図において、1は上下に往復駆動されるプ
レス軸であり、プレス軸1の下端には固定ヘツド
2が装着され、更に固定ヘツド2の下側には連結
ボルト3を摺動軸として抜け止めボルト7で位置
規制された摺動ヘツド4が装着され、固定ヘツド
2と摺動ヘツド4との間には衝撃吸収用のスプリ
ング5か複数本、例えば18本程度介在され、摺動
ヘツド4の先端に作業治具となるパンチ6を固定
している。
このような従来のエアダンパー装置によるダス
トカバーの圧入作業は、パンチ6の下部に設置さ
れた受け治具8にダストカバー9をセツトすると
共に支え治具10にボールジヨイントアツセンブ
リイ11をセツトし、プレス軸1を下降させる
と、まずパンチ6が6′で示すようにボールジヨ
イントアツセンブリイ11に当接し、この状態を
保つたままボールジヨイントアツセンブリイ11
を支え治具10内に押し込み、更に受け治具8に
保持されたダストカバー9へ圧入させ、この圧入
時に生ずる衝撃は、摺動ヘツド4によるスプリン
グ5の圧縮をもつて吸収される。
しかしながら、このような従来のエアダンパー
装置にあつては、パンチ6を除いても装置を構成
する部品点数が一例として40点以上にも及び、製
作コストがかさむと共に保全上も好ましいもので
はなく、また、衝撃の吸収にスプリングを使用し
ているため、使用回数が増えるとクツシヨン性能
が低下して耐久性の点で問題があり、更に、固定
ヘツドと摺動ヘツドとの2分割構造をもつことか
ら装置が大型化し、機械的強度および設置スペー
スの確保という点で不利であつた。
(考案の目的) 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、構成部品を少なくして製作コスト
の低減および保全の容易性を図り、また衝撃吸収
の耐久性を高めると共にコンパクトな構造によつ
て装置に対する設置スペースの大幅な節減を図る
ようにした圧入作業用エアダンパー装置を提供す
ることを目的とする。
(考案の構成) この目的を達成するため本考案は、プレス軸に
より上下に往復駆動されるヘツド本体に単動エア
シリンダを装着し、シリンダ上部のヘツド本体内
の水平方向に形成したバルブ室に逆流防止弁を設
け、非作業時には逆流防止弁を開いてシリンダに
圧縮空気を供給し、ヘツドを下降駆動させた作業
時には、シリンダ内圧力の上昇で逆流防止弁を閉
じ、ピストンによるシリンダ内の空気の圧縮で衝
撃を吸収するようにしたものである。
(実施例) 第2図は本考案の一実施例を示した断面図であ
る。
まず構成を説明すると、1は上下に往復駆動さ
れるプレス軸であり、プレス軸1のネジ部1aに
はヘツド本体12がネジ込みをもつて固定され、
ネジ部1aにネジ込んだロツクナツト13により
抜け止めされている。ヘツド本体12の下側には
下方に開いたシリンダケース14が固定され、シ
リンダケース14のシリンダ室15内には先端に
ピストンロツド17を一体に備えたピストン16
が摺動自在に組み込まれ、ピストン16の外周溝
には2本のOリング18が嵌め込まれている。
ピストンロツド17の先端に形成したネジ部1
7aには作業治具としてのパンチ19がネジ込み
により固定され、ロツクナツト20により抜け止
めされている。
一方、シリンダ室15の上部となるヘツド本体
12内には水平方向にバルブ室21が形成され、
バルブ室21は左側の圧縮空気を吸収するポート
22に連通しており、右側はプラグ23のネジ込
みにより閉鎖され、バルブ室21内にバルブスプ
リング24の押圧をもつて逆流防止弁を構成する
弁体25が組み込まれ、弁体25はバルブ室21
の段付き穴の段部で形成される弁座26にバルブ
スプリング24の押圧を受けて当接することでポ
ート22よりの流路を閉鎖し、また、弁座26を
外れる外周部の位置に軸方向に複数本の連通孔2
7を形成している。このバルブ室21は連通孔2
8によつてシリンダ室15に連通され、また、ピ
ストン16の下側のシリンダ室15はエア抜き2
9によつて外部に連通されている。
次に、第2図の実施例の作用を説明する。
まず、プレス軸1が引き上げられた初期位置に
おいては、パンチ19はフリー状態にあることか
らポート22よりの圧縮空気が弁体25をバルブ
スプリング24に抗して押圧し、ポート22、バ
ルブ室21、連通孔28を介してシリンダ室15
に圧縮空気を供給し、圧縮空気の供給を受けてピ
ストン16は下側に押し下げられた位置にある。
次に、プレス軸1を下降駆動させ、パンチ19
がダストカバーに圧入させるボールジヨイントア
ツセンブリイに当接したとすると、ピストン16
を押し上げる力が働き、プレス軸1の下降に対し
相対的にシリンダケース14内でピストン16が
上方に移動し、シリンダ室15の空気が更に圧縮
される。このため、シリンダ室15の空気圧力が
ポート22側の圧縮空気の圧力より高くなり、弁
体25はバルブスプリング24およびシリンダ室
15の圧縮空気により弁座26に押圧されて流路
を閉じ、シリンダ室15内で圧縮された空気の逆
流を阻止する。この弁体25により逆流が封止さ
れた状態でのシリンダ室15におけるピストン1
6の移動に応じた急激な圧力上昇により発生する
反力がパンチ19の押圧でボールジヨイントアツ
センブリイをダストカバーに圧入するときの衝撃
力を吸収するクツシヨン効果を生み出すようにな
る。
尚、圧入作業時におけるクツシヨン量の加減
は、シリンダ室15にポート22より供給する圧
縮空気の圧力を調整することにより自由に設定す
ることができる。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案によれば、単動
エアシリンダに圧入作業による衝撃力が加わつた
ときに、シリンダ内からの逆流を阻止する逆流防
止弁の作動でシリンダ室を密閉し、シリンダ室内
の空気の圧縮による反力で衝撃吸収のためのクツ
シヨン効果を得るようにしたため、従来装置に比
べて構成部品の点数が、例えば従来の40点以上か
ら10点程度に大幅に低減することができ、また、
衝撃吸収のためのクツシヨン性を空気の圧縮によ
り得ていることから使用回数が増加しても衝撃吸
収性能は全く低下せず、更に単動エアシリンダで
あることから装置の機械的な寸法を小さくしてコ
ンパクト化でき、プレス等に対する設置スペース
を大幅に節減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示した断面図、第2図は本考
案の一実施例を示した断面図である。 1……プレス軸、1a,17a……ネジ部、1
2……ヘツド本体、13,20……ロツクナツ
ト、14……シリンダケース、15……シリンダ
室、16……ピストン、17……ピストンロツ
ド、18……Oリング、19……パンチ、21…
…バルブ室、22……ポート、23……プラグ、
24……バルブスプリング、25……弁体、26
……弁座、27,28……連通孔、29……エア
抜き。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボールジヨイント等のダストカバーの圧入作業
    用エアダンパー装置において、 プレス軸により上下に往復駆動されるヘツド本
    体と、 該ヘツド本体の下側に形成したシリンダ室と、 該シリンダ室に摺動自在に設けられ先端に作業
    治具を装着したピストンと、 前記ヘツド本体内の水平方向に形成され外部よ
    り圧縮空気の供給を受けたバルブ室と、 該バルブ室と前記シリンダ室を連通する連通孔
    と、 前記バルブ室にスプリングの押圧を受けて組み
    込まれ、非作業時に開いて前記シリンダ室に圧縮
    空気を供給し、作業時にシリンダ室の圧力上昇で
    閉じシリンダ内の圧縮空気で衝撃を吸収させる逆
    流防止弁とを設けたことを特徴とする圧入作業用
    エアダンパー装置。
JP15107183U 1983-09-29 1983-09-29 圧入作業用エアダンパ−装置 Granted JPS6060125U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15107183U JPS6060125U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 圧入作業用エアダンパ−装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15107183U JPS6060125U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 圧入作業用エアダンパ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6060125U JPS6060125U (ja) 1985-04-26
JPS6334755Y2 true JPS6334755Y2 (ja) 1988-09-14

Family

ID=30334879

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JP15107183U Granted JPS6060125U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 圧入作業用エアダンパ−装置

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JPS6060125U (ja) 1985-04-26

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