JPS6334572A - 中間体転写方法 - Google Patents

中間体転写方法

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JPS6334572A
JPS6334572A JP17776086A JP17776086A JPS6334572A JP S6334572 A JPS6334572 A JP S6334572A JP 17776086 A JP17776086 A JP 17776086A JP 17776086 A JP17776086 A JP 17776086A JP S6334572 A JPS6334572 A JP S6334572A
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JP
Japan
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toner
image
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roll
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Application number
JP17776086A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Nozuna
野網 恒雄
Kazuo Maruyama
和雄 丸山
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6334572A publication Critical patent/JPS6334572A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1676Simultaneous toner image transfer and fixing
    • G03G2215/1695Simultaneous toner image transfer and fixing at the second or higher order transfer point

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真、静電記録等の複写画像形成法にお
ける転写方法、更に詳しく言えば中間転写体を用いる転
写方法に関する。
[従来の技術] 電子写真方法等の複写画像形成法においては、導電性基
板上に形成された光導電層を一様に帯電し、次いで露光
操作により、いわゆる静電潜像を形成する。この潜像は
トナーと呼ばれる着色樹脂によって可視化される。この
可視化された現像′像は紙等の転写紙に静電的な吸引力
により転移せられ、次いで定着ロールを経て転写紙上に
溶融固着され、永久像が形成される。
このような複写画像形成法の転写工程では、コロトロン
あるいはバイアスが印加されたロールが一般的に多く用
いられている。
しかし、多くの場合この転写工程における像の乱れが最
終定着画像の品質の低下の原因となることが知られてい
る。
この点に濫み、静電的な転写工程を省略した複写方法も
提案されている。
例えば、特公昭37−11646号には感光体上に形成
されたトナー像を転写紙に直接重ね合わせて加熱ロール
等で転写定着する方法が開示されている。
また特公昭4B−41679号にはシリコンラバー等に
より形成された中間転写媒体を利用し、一旦感光体上に
形成された1〜ナー像を非静電的に中間転写媒体に転移
(一種の粘着転写)させ、次いで中間転写媒体と加熱ロ
ールを転写紙を介して接触させ、転写紙に中間転写媒体
上のトナー像を転移させると同時に定着させる複写方法
が開示されている。
更に、特公昭48−22763号には導電性磁性トナー
とシリコンラバーの中間転写媒体を組合わせた熱転写定
着法が開示されている。
更に、特開昭56−138742号では耐熱性樹脂から
なる電荷保持層とシリコンラバー等の中間転写媒体を用
いた熱転写定着法が開示されている。
これらの複写方法は、プロセスの簡易化を1差してスタ
ートしたものでおるが、次第に複写画像の品質の向上、
すなわち従来のコロトロン等による静電気力を利用した
複写方法において転写紙上で1〜ナー像の乱れが発生し
、最終定着画像においてライン像周辺の乱れ、解像度の
低下、ソリッド像の粒状性の低下を(8く欠点を回避す
るための手段として注目されてきたものである。
[発明が解決しようとする問題点] 中間転写媒体を利用した複写方法は非静電的転写システ
ムを採用するため、静電転写を利用した従来の複写方法
に比べて、優れた画像品質が得られる。
しかし、複写の高速化を図る場合、定着度が問題となる
すなわち、オフィス内の商用電源を利用してトータルの
消費電力を1.5KV八におさえようとすると、プロセ
ス速度は100〜200m/Secの範囲でしか使用で
きず、トナーの定着をより高速で行うための補助手段、
例えば中間体転写ドラム加熱用熱源、紙予熱用熱源等を
配設すると高速定着は可能になるものの消費電力が増加
するという不都合を有している。
更に定着性を増すための補助手段を設けることによって
、システム全体の温度が上昇し、中間転写ドラムへのト
ナーの固る、ひいては感光体ドラムへのトナーの固着を
生ずるため、特別の冷却手段を講じなくてはならないと
いう欠点を有している。
従って本発明の目的は中間転写体を利用する従来の転写
方法における前記の問題点を解消し、低消費電力で高速
定着が可能な新規な転写方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は記録媒体上に形成されたトナー像を一次転写媒
体上に転移する工程、一次転写媒体に転移したトナー像
を内部に熱源を有する二次転写媒体に転移する工程およ
び二次転写媒体に転移したトナー像を転写紙に転移し定
着する工程からなる中間体転写方法を提供したものであ
る。
以下、添付図面に基づいて本発明の中間体転写方法を説
明する。
第1図は本発明の中間体転写方法を実施する複写システ
ム例の概要図である。
(i)この複写システムでは、ベルト状感光体1を帯電
機4により均一に帯電した債、原稿画像露光5を施して
、まず静電潜像を形成する。
潜像を形成する感光体はベルト状のはかドラム状のもの
も使用することができる。
感光体の材料としては、無機系の非晶質材料としてSe
、Se/As、AS2 Se3、Se/Te、Si、S
、結晶性材料としTCdS、CdSe、zno、T i
 02 、有機系のビスアゾ顔料、フタロシアニン顔料
、スクェアリウム顔料等の電荷発生材料と芳香族アミン
、ヒドラゾン等の電荷輸送材料とからなるものが使用可
能で必る。
高品質な複写画像を得るための感光体への要求特性トシ
テハ、表面形状、p i D C(Photo In−
duced Decay  Curve  )特性、表
面抵抗が挙げられる。
表面形状に関しては、例えばZnOの如き分散型の感光
体では、その表面粗さが深さ0.5μ以上の凹凸の周波
数5cycle/跡、深さ7μと粗く、感光体上にトノ
ーー像を形成した場合、その凹部にトナー粒子が入り込
み中間転写媒体への一次転写において、感光体の凹部に
埋まり込んだトナー粒子は中間転写媒体に転移される画
像の白扱けを発生させるばかりでなく、感光体のクリー
ニングにおいても負荷を生ずる。
3e系のような蒸着型の感光体では、非常に良好な一次
転写特性か得られるか、7nOのような分散型の感光体
でもその表面を平滑処理することにより良好な一次転写
特性を1qることかできる。
実験的には表面粗さが深さ0.5μ以上の凹凸の周波数
1cycle/s以下、深さ1μ以下の場合にほぼ10
0%の一次転写が達成できることが確認された。
PIDC特性に関しては、特に網点再現には急峻な、す
なわち2値的特性のものが好ましい。
PIDC特性(センシメトリー)は感光体への露光量、
帯電電位等の制御により調節が可能である。
表面抵抗に関しては、特に現像剤との絡みで潜像電荷の
リークを抑えるため、光導電層上に誘電フィルムあるい
はスプレー塗布による絶縁性皮膜を形成することが好ま
しい。また皮膜中に導電性金属微粉を混入し、その抵抗
を制御することも可能である。
また耐熱性という観点からはa−3iが好ましく、同様
に無機系光導電性材料、例えばCdS、Cd5Se、C
dSe、 Zn5e、 ZnCd5、T ! 02 、
zno、Cd5−CdCO3を耐熱性樹脂中に分散させ
たものが適用できる。耐熱性樹脂としてはフッ素系樹脂
、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミドアミド
樹脂、ポリアリールスルホン樹脂、ポリフェニレンサル
ファイド樹脂、熱硬化性アクリル樹脂、熱硬化性アルキ
ッド樹脂、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物等、こ
の分野で耐熱性樹脂として広く用いられるものが用いら
れる。
これらの耐熱性樹脂の具体例として、含フツ素樹脂とし
てはポリー四フッ化エチレン、四フッ化エチレンー六−
フッ化プロピレン共重合体、ポリ=(三フッ化塩化エチ
レン)、ポリ−フッ化ビニリデン、三フッ化塩化エチレ
ンーフッ化ビニリデン共手合体、ポリ−パーフルオロア
ルキレン(PPA)、ポリ−ビニルへブタフルオロブチ
レート、アミジン(ナイロン6)、ザイデル(ナイロン
66)、カプトン(ポリイミド樹脂)、ライドンPP5
V−1タイプ[ポリフェニレンサルファイド樹脂、保土
ガ谷化学■製]、アストレルー560[ボリアリールス
ルホン樹脂、3M社製]が挙げられる。前記した耐熱性
樹脂の中でもフッ素系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリイミド7ミド樹脂またはポリフェニレンサ
ルファイド樹脂、あるいはこれらの混合物が好ましい。
潜像の形成工程においては、透過原稿を用いた密着透過
露光が好ましいが、原稿作成の繁雑さ、密着精度を増す
ための吸引等の装置が必要となり装置の複雑化、大型化
から制約を受ける。実用的には、]・ラッキングエラー
、ベロシティ−エラー等を抑えるためにベルト状の感光
体を使用し、平面を利用した静止露光あるいは原稿との
相対位置が変わらないとみなせる状態での露光が好まし
い。
高速化を考慮した場合、ベルト状感光体でのフラッシュ
露光が特に適している。
(ii)原稿に忠実な潜像を形成した後は現像機6によ
ってトナー現像が行われる。この現像工程では次工程の
転写での像の拡がり、潰れを考慮して、均一薄層現像を
行うことが必須である。ISにトナーの粒径よりもトナ
ー像の高ざ(パイルハイド)が重要で、実験的に10〜
20μの範囲が、ライン像の拡がり、線点画像の場合は
、ハイライトからシャドー迄ドツトの拡がり、潰れを抑
えることが可能であることを突きとめた。
上記均一薄層現像の具体的方法としては、導電性−成分
トナーを用いる方法が良好な結果をもだらす。トナーの
抵抗値としては実験的に103V/ cmの電場で10
〜1011Ω・cmのものが適当であることが確認され
た。
また磁性、非磁性トナーを問わず使用できるが、搬送供
給の簡便さからは磁性トナーが、カラー化の観点からは
非磁性トナーが好ましい。
磁性トナーの場合は磁気ブラシ現像法あるいは磁気テー
プ等を用い、磁性トナーをテープ上に薄層に塗布し、タ
ッチダウンおるいはジャンピングを行なう現像法が適用
できる。
非磁性トナーの場合は、10〜1014Ω・cm程度の
ドナーロールに対し、金属の薄板を押し付け、トナーの
39層を形成する方式、あるいはインプレッション方式
等が適用できる。
トナーとしては粒度(平均粒径)が10μ以下、好まし
くは1〜5μのものかよいことが実験的に確認された。
印刷用インク、液体現像剤の粒子すイズを考慮すれば画
質の向上(特に低′a度ソリッド像の粒状性、解像性の
向上、線点画像のドツトの形状、D  (最大画@濃度
)の向上)には細aX かいものほど好結果が得られるか製造面からの制約およ
びハンドリング等から限界がある。
粒度分イliは、選択現像、あるいは−次転写、二次転
写での転移(即ら、押圧力が各トナー粒子に均一に作用
することが望ましいこと)を考慮すると狭い方が良く、
実験的に分布の指標d9o/d1゜で2〜4が良好な結
果を与えることを見い出した。
トナー材料としては、−次転写での感光体へのオフセッ
ト防止、二次転写での中間転写媒体へのオフセット防止
の観点からトナー中に離型剤を添加してもよい。
この離型剤はトナー用結着樹脂に離型性を付与したもの
であってもよいし、離型剤として添加してもよい。
トナー用結着樹脂に離型性を付与したものとしては、ス
チレン系単量体の重合体、他のビニル系単量体の重合体
、またはスチレン系単量体と他のビニル系単量体との共
重合体か挙げられる。
スチレン系単量体としては、1911えばスチレン、m
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−エチルス
チレン、2,4−ジメチルスチレン、p−tert−ブ
チルスチレン、p−ローへキシルスチレン、p−メトキ
シスチレン、p−フェニルスチレン、3,4−ジクロル
スチレン等のスチレン及びその誘導体が挙げられ、スブ
レン単♀体が最も好ましい。他のビニル系中量体として
は、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチ
レンなどのエチレン系不飽和七ノAレフイン類;塩化ビ
ニル、塩化ビニリデンなどのハロゲン化ビニル類;酢酸
ビニル、ベンジェ酸ビニル、酪酸ビニルなとのビニルエ
ステル類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2
−エチルヘキシル、アクリル酸?−クロルエJル、アク
リル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸イソ
ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メウアクリ
ル酸ステアリル、メタアクリル酸フェニル、メタアクリ
ル酸ジメチルアミノエヂル、メタアクリル酸ジエチルア
ミノエチルなどのα−メチレン脂肪族モノカルホン酸エ
ステル類;アクリロニトリル、アクリルアミドなどのア
クリル酸もしくはメタアクリル酸誘導体;ビニルエチル
エーテルなどのビニルエーテル類;ビニルメチルケトン
などのビニルケトン類;N−ビニルピロール、N−ビニ
ルカルバゾールなどのN−ビニル化合物;ビニルナフタ
リン類などを挙げることがでさ゛る。
共重合体の具体例としてはスチレン−酢酸ビニル共重合
体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン
−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸
2−エチルヘキシル共重合体、スチレン−アクリル酸2
−クロルエチル共重合体もしくはスチレン−メタクリル
酸フェニル共重合体が挙げられる。そしてこれらの重合
体は重量平均分子量で3,000以上、好ましくは3.
000〜500、000の分子量を有することか好まし
い。
さらにこれらの重合体は重量平均分子量/教平均分子吊
が3.5以上であることが好ましい。
添加剤としての離型剤としては、例えば低分子量オレフ
ィン重合体、脂肪酸の金属塩、高扱脂肪酸、脂肪酸アミ
ド、高坂アルコール、炭化水素系滑剤、脂肪酸エステル
が挙げられる。
本発明の現像剤において使用される低分子量オレフィン
重合体は、単量体成分としてオレフィンのみを含有する
オレフィン重合体または単量体成分としてオレフィン以
外の中量体を含有するオレフィン共重合体であって、低
分子のものである。
単量体成分としてのオレフィンには、たとえばエチレン
、プロピレン、ブテン−1、オクテン−1もしくは不飽
和結合の位置を異にするそれらの同族体または、たとえ
ば3−メチル−1−ブテン、3−プロピル−5−メチル
−2−ヘキセン等のそれらに分岐鎖としてアルキル基を
導入されたもの等あらゆるオレフィンが包含される。
また、オレフィンとともに共重合体を形成する単量体成
分としてのオレフィン以外の単量体としては、たとえば
ビニルメチルエーテル、ビニルフ工二ルエーテル等のビ
ニルエーテル類、たとえば酢酸ビニル等のビニルエステ
ル類、たとえばテトラクロロエチレン、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、テトラクロロエチレン等のハロオレフィ
ン類、たとえばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタア
クリル1ln−ブチル、メタアクリル酸ステアリル、メ
タアクリルIN、N−ジメチルアミノ]ニチル、メタア
クリルvt−ブチルアミノエチル等のアクリル酸エステ
ル類もしくはメタアクリル酸エステル類、たとえばアク
リロニトリル、N、N−ジメチルアクリルアミド等のア
クリル型1体、たとえばアクリル酸、メタアクリル酸等
の有機酸類、ジエチルフマレート、β−ピネン等種々の
ものをあげることかできる。
低分子量オレフィン重合体は、前記の如きオレフィンを
少なくとも2種以上単量体成分として含有するオレフィ
ンのみからなるオレフィン重合体、たとえばエチレン−
プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチ
レン−ペンテン共重合体、プロピレン−ブテン共重合体
、プロピレン−ペンテン共重合体、エチレン−3−メチ
ル−1−ブテン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテ
ン共重合体等または前記の如きオレフィンの少なくとも
1種と前記の如きオレフィン以外の単量体の少なくとも
1種とを単量体成分として含有するオレフィン共重合体
、たとえばエチレンーヒニルアセテート共重合体、エチ
レン−ビニルメチルエーテル共重合体、エチレン−塩化
ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体
、エチレン−メタアクリル酸メチル共重合体、エチレン
−アクリル酸共中合体、プロピレン−酢酸ビニル共重合
体、プロピレンービニルエチルエーデル共重合体、プロ
ピレン−アクリル酸エチル共重合体、プ[]]ピレンー
メタアクリル酸共単合体ブテン−メタアクリル酸メチル
共重合体、ペンテン−酢酸ビニル共重合体、ヘキセン−
醋酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン酢酸ビニル−ビニルメチルエーテ
ル共重合体等である。
低分子量オレフィン重合体のうち単量体成分としてオレ
フィン以外の単量体を含有するものにおいては、共重合
体中に含有するオレフィン成分はできるだけ多いものか
望ましい。なぜなら一般にオレフィン成分の含有量が小
になるほど離型性か小さくなり、またトナーの流動性、
画像性等の特性か劣化する傾向があるからでおる。
このため共重合体中のオレフィン成分の含有量はてきる
だけ多いものが望ましく、とくに約50モル%以上のオ
レフィン成分を含有するものが有効に使用される。
低分子量オレフィン重合体の分子量は通常の高分子化合
物で言う低分子量の概念に含まれるものであればよいか
、−船釣には重量平均分子量で1.000〜45,00
0、好ましくは2,000〜6,000のものである。
低分子量オレフィン重合体は軟化点が100〜180 
’C1特に130〜160℃を有するものが好ましい。
低分子量オレフィン重合体の使用量はトナーの樹脂成分
100重量当り1〜20重量部、好ましくは3〜15Φ
量部であり、1重量部以下では充分な離型性付与効采を
有しない場合かあり、また20手量部以上ではトナーの
他の性質を低下させる傾向かあることがあるので好まし
くない。
本発明の現像剤に使用される離型剤の他の例としては、
脂肪酸の金属塩として、ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、オ
レイン酸、カプリル酸、カプロン酸、リノール酸、リシ
ノール酸またはりシルイン酸の鎗、並鎗、マグネシウム
、コバルト、銅、カルシウム、カドミウム、鉄、ニッケ
ル、アルミニウムまたはバリウムの金属塩か挙げられ、
高級脂肪酸として通常炭素原子数8以上のデカン酸、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸
、オレイン酸、リノール酸またはリシノール酸が挙げら
れ、脂肪酸アミドとして、ラウリン酸アミド、ミリスチ
ン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド
、アラキン酸アミド、ベヘン酸アミド、オレイン酸アミ
ド、リノ−ル酸アミド、リルン酸アミド、カドレン酸ア
ミド、エルカ酸アミド、セラコレイン酸アミド;ビス脂
肪酸)′ミドとしては、ビスラウリン酸アミド、ビスミ
リスチン酸アミド、ビスパルミチン酸アミド、ビスステ
アリン酸アミド、N、N−シトデカノイル−エチレンジ
アミンが挙げられ、高級アルコールとして、ラウリルア
ルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールまたはオレ
イルアルコールが挙げられ、脂肪酸エステルとして、脂
肪酸と一価アルコールとのエステルまたは脂肪酸と多価
アルコールとの全エステルもしくは部分ニスデルが挙げ
られ、そして炭化水素系滑剤として、天然パラフィン、
合成パラフィン、マイクmlワックス、塩素化パラフィ
ンが挙げられる。
これらの離型剤の現像剤に対する添加量は現像剤に対し
て0.1〜65重量%、好ましくは0.2〜20千量%
である。
現像剤の一般的添加剤および製造方法について述べる。
トナーは前記した離型剤を含有する仙、トナー用結着樹
脂をし含有する。これらの樹脂は前記した離型性を有す
るものであってもよく、離型性を有しない、例えばエポ
キシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂でおって
もよい。
本発明に係るトナーには必要に応じてカラートナー用の
顔料、染料等の任意の着色剤を添加することができる。
これらの着色剤は公知のものであって、例えばカーボン
ブラック、ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコオ
イルブルー エロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッド
、キノリンイエロー、メチレンブルークロリド、フタロ
シアニンブルー、マラカイトグリーンオギザレート、ラ
ンプブラック、オイルブラック、アゾオイルブラック、
ローズベンガル及びそれらの混合物である。
本発明のトナーに用いられる着色剤の添加量は幅広く採
用されるが、通常、トナー用結着樹脂100重量部に対
して1〜20重量部である。
トナーには、その他電荷制御剤、流動化剤等を適宜添加
してもよい。
トナーはいわゆる練肉法、重合法等の任意の製造方法に
より製造される。
練肉法とは、例えばトナー用結着樹脂、離型剤、着色剤
、電荷制御剤、磁性体等を混合し、溶融練肉、冷却、粉
砕し製造する方法である。
一方、重合法とは、トナー用結着樹脂の単量体に離型剤
、着色剤、電荷制御剤、磁性体等を混合し、例えば懸濁
重合により一挙にトナーを製造する方法である。
(iii)感光体ベルト上のトナー像は次にb方向に移
動する中間転写媒体(一次転写媒体)2に、非静電的方
法、すなわち支持ロール11と押圧ロール12との間を
感光体ベルト1と中間転写ベルト2を重ねて通すことに
よって一次転写される。
この−次転写で使用する中間転写媒体は、−次転写、二
次転写、三次転写での転移率、画像部の俵け、更に中間
転写媒体のクリーニングの容易さを考慮するとその表面
の平滑性が重要でおる。
実験によって、表面粗さが、深さ0.5μ以上の凹凸の
周波数2 cyc l e/rra以下、深さ3μ以下
が良好な結果をもたら覆ことが確認された。
このような表面粗さの中間転写媒体としては耐熱性樹脂
フィルム上に、各種のエラストマー、ゴム材料の層を設
けたものが用いられる。表面層の具体例を挙げると、東
芝シリコーン社製の、TSE387RTV, rsE3
88W. TSE389C  ( 以上商品名)、信越
化学社製の、KR271, KR272, KE130
, KE136−V,にE12RTV。
KE17RTV,KE42RTV,KE113RTV,
 KE1800ABCRTV等(以上商品名)、東しシ
リコーン社製の、SH−780, SE9140、 S
H850, Sl1748V, SRX475V, S
l1603V等(以上商品名)、バイエル社製(7)E
VW−1018, EV−18401 ( 以上商品名
)、日本ポリウレタン社製のコロネートC−4046,
ニラボラン4038等(以上商品名)などである。
更に帯電前出の目的でカーボンブラック、金属粉を分散
させてもよい。
一次転写工程では、非静電的に転写を良好に行うために
転写前に除電器11によって中間転写媒体2の除電を行
う。
(1v)一次転写媒体上のトナー像を、次に本発明方法
の特徴である内部に熱源15を有する加熱ロール@迄よ
りなる二次転写媒体14と、支持ロール13との間を通
すことによって二次転写媒体上に転移させる。
二次転写媒体としては、例えばハロゲンランプ等の熱源
を内部に設置した金属(Aカ等)製コア上に前記(ii
i)で)ホへた材料からなる平滑な層を設けたものが用
いられる。
二次転写媒体上のトナー像は、警部された状態で引きつ
づいて転写紙3を挟んで加圧ロール16により二次転写
媒体を押圧することによって転写紙に転移し定石される
本発明の二次転写媒体を新たに使用した方法では、従来
の方法に比べて定着速度を署しく増加でさる。
この理由は以下のように考えることができる。
すなわち、紙上にトナーが定着される臨界界面温度を考
えた場合、二次転写媒体が存在しない従来の方法では、
一次転写媒体上でトナーの温度が充分に臨界界面温度に
達しないうらに定着ニップに入り込むため定着不良が発
生づる。
定着不良を回避するには定着ロール)温度を上げるか、
定着ニップI■を増すか、定着速度(プロセス速度)を
下げる等の方法をとらざるを(qない。
一方、本発明の方法のように内部に熱源を有する二次転
写媒体が存在すると、二次転写媒体上でトナーの温度が
臨界界面温度近傍に達してから定着ニップに送られるた
め、充分な定着度か(7られ、前述の方式にくらべて高
速の定石か可能となる。
たたし転写工程が、史に1工程ふえるので画像品質とい
う観点からは、ニップ圧、表面粗さ等に充分配慮する必
要かおる。
[実施例] 以下、実施例および比較例を挙げて本発明の詳細な説明
する。
実施例 感光体としてSe系感光体(表面粗さが、深さ0.5μ
以上の凹凸周波数1cycle /mm、深さ0.5μ
: 5LOAN DEKTAKIIにより測定、)露光
系として富士写真フィルム社製静電印刷マスターE L
P280、現像条件として、−成分磁性トナー(d50
−4.8μ、d9o、/d1o= 3.5.抵抗率:1
0  v/cmの電場で、1.14に9/carで作成
したトナーディスクの値として2X103Ω・clりを
用いる磁気ブラシ現像法を採用し、一次転写媒体として
シリコンRTVベルト(信越化学社製、厚み100μ、
表面粗さが、深さ0.5μ以上の凹凸周波数1cycl
e/mm z深さ2,5μ)、二次転写媒体として、ハ
ロゲンランプを内設したA〃ココア下シリコンRTV(
肉厚2胴)を設けた120φの73+1熱ロールを用い
、110熱ロールの表面温度を変えて複写テストを行な
い、プロセス速度と定着度の関係を調べた。
この結果を第2図に示す。
比較例 一次転写媒体への転写までは逆像を照ローする以外は実
施例と同一条件とし、一次転写媒体上のトナー像と転写
紙とを重ねて支持ロールと1’0熱定肴ロールとの間を
通して定着を行なった。/J[]熱定着ロールの表面温
度を変えて、プロセス速度と定着度との関係を調べたと
ころ第2図に波線で示す結果がiqられだ。第2図から
明らかなように二次中間転写媒体を使用した本発明の方
法の場合は、二次転写媒体表面温度が180°C〜20
0°Cで500馴/ SeCまて定着可能であった。一
方一次中間転写媒体のみの従来法の揚台は定着ロール温
度180’C〜?00°C、100〜150mm/ S
ecまてしかプロセス速度に対する定石の許容度かなか
った。
[発明の効果] 本発明は、中間転写を2工程実施し、第2の工程では内
部に熱源を有する中間転写媒体を用いて、この中間転写
媒体上のトナー像を転写紙に転写し定着する中間体転写
法を提供したものであり、低消費電力で高速の定着を行
なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の中間体転写方法を実施する複写システ
ム例の概要図、第2図は、本発明の方法、13よひ従来
の方法による、加熱ロール表面温度、プロセス速度およ
び定着度の関係を示すグラフである。 図中符号: 1・・・感光体ベルト; 2・・・−次転写ベルト; 
3・・・転写紙; 4・・・帯電器; 5・・・露光;
 6・・・現像機ニア、10・・・除電器:  11,
13・・・支持ロール; 12・・・押圧ロール; 1
4・・・二次転写ロール; 15・・・熱源; 16・
・・加圧ロール;a、b、c・・・移動方向。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録媒体上に形成されたトナー像を一次転写媒体上に転
    移する工程、一次転写媒体に転移したトナー像を内部に
    熱源を有する二次転写媒体に転移する工程および二次転
    写媒体に転移したトナー像を転写紙に転移し定着する工
    程からなることを特徴とする中間体転写方法。
JP17776086A 1986-07-30 1986-07-30 中間体転写方法 Pending JPS6334572A (ja)

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