JPS6334559A - カラ−画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、色分解用＊、ｉａ＋フィルタの分布層を含む
絶縁層を有する感光体に帯電と像露光を行って色分解さ
れた１次潜像を形成した後、該１次潜像から特定色の静
電像を引き出し現像する工程をくり返すことにより、カ
ラー画像を形成するカラー画像形成装置の像露光光源の
改良に関する。

〈従来の技術） 上記のようなカラー画像形成装置において、像露光量は
、感光体の分光特性、色分解用フィルタの分光特性によ
り異なる。

このようなカラー画業形成装置において、カラーバラン
スを左右する要因には、像露光量、感光体の分光特性、
色分解用フィルタの分光特性、全面露光量とその分光特
性およびトナーの分光特性等がある。原稿を忠実に色分
解した１次潜像を形成するためには、感光体および色分
解用フィルタの分光特性と像露光量の関係が大切になる
。

即ち、感光体と色分解用フィルタの分光特性に合わせて
像露光の青色（Ｂ）、緑色（Ｇ）、赤色（Ｒ）の各成分
の光量を調整することにより３者をすべて加味した実効
分光感度が、青色（Ｂ）、緑色（Ｇ）、赤色（Ｒ）の各
成分において、すべてが均一でなくてはならない。

このため、像露光光源にＢ、Ｇ、Ｈの個々のスペクトル
を有する３種類の蛍光灯を用いている場合には、各成分
の蛍光灯の光量を電源からの供給電力により調整するよ
うにし、パンクロ成分の光であれば、イエロー（Ｙ）、
マゼンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ）の各色の干渉フィルタを
用いてＢ、Ｇ、Ｒの各光量を制御している。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、像露光光源にハロゲンランプ又は蛍光灯
を用いた場合、これらの各光源には配光分布が存する為
に、感光体上に照射される光量は光源の中央部と端部で
は異なる。この為、画像形成領域中にカラーバランスの
異なった領域が現れる。

例えば、蛍光灯の場合、その管軸方向における光量分布
（配光分布）は、第８図に示すように中央部分の光量に
対し、管の端末での光量が低くなっている。このため、
再現画像の周辺部は、中央部に対し画像濃度の高いもの
が再現される。

管の中央部付近の光量でカラーバランスがとれるように
設定されている場合、光量が低下している部分ではカラ
ーバランスが崩れてくる。

更に、管軸方向の光量低下の程度が３種類の蛍光灯の間
で差異があるとカラーバランスの崩れは一層票著なもの
となる。即ち、再現画像の周辺部においては画像濃度が
高くなると共に原画像と異なった色調になってしまうと
いう問題がある。

本発明の目的は、上記の従来技術における問題点に顧み
て、像露光光の管軸方向の光量分布が一様となるカラー
画像形成装置を提供せんとするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記の目的を達成するために、次の手段構成を
有する。即ち、本発明のカラー画像形成装置は、管軸方
向に対して一定でない配光分布を有する像露光光の配光
を照射部位に対して一様ならしめる、フィルタ中央部の
透過率に対し、端部の透過率の高い調光フィルタを設け
た像露光光源装置を具備したカラー画像形成装置である
。

（作　用） 以下、上記手段構成を有するカラー画像形成装置の作用
の要点について述べる。

本発明カラー画像形成装置の像露光光源装置は、照射部
位に対して光量を一様ならしめる調光フィルタを介して
感光本表面を露光している。

例えば、発光源の光量分布が第８図の分布を有している
場合は、これに対して、第９図の如き透過率特性を有す
る調光フィルタを介在せしめることにより、調光フィル
タ透過後の光量分布は一様分布に近づく、この埋け、特
定の光量分布に限定されるものではなく、着目した照射
空間に対して発光源の光量分布と透過率の分布とを掛は
合わせたときに一定となる透過率分布を有する調光フィ
ルタを介在させることにより、光量分布を一様にするこ
とができることになる。

調光フィルタの透過率は、あらかじめ測定しておいた像
露光光の配光分布により決定される。

（実　施　例） 以下、調光フィルタを用いた本発明のカラー画像形成装
置の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、調光フィルタを設けた像露光光源装置を具備
するカラー画像形成装置の像露光系の主要部を示す図で
ある。

光源としては１０００　Ｗのハロゲンランプ２を１本用
い、反射鏡３により集光し、調光フィルタ１を通して原
稿台４を照射するようになっている。

原稿台４で反射された光は、複数枚のミラー５を経由し
、途中Ｙ、Ｍ、Ｃの干渉フィルタを通過して像露光光の
各成分の光量調整を受けた後、ミラー５で反射され２次
帯電器８のスリットから感光体１０を像露光する。調光
フィルタ１によって、第１図の紙面の垂直方向における
、ハロゲンランプ２の調光フィルタ通過後の光量分布が
一様ならしめられる。

調光フィルタとしては、松崎真空被膜株式会社製光量加
減フィルタのグラジェントフィルタを使用した。感光体
としては、１次帯電時の電荷注入効率を高める為のＮ、
基体上に厚さ６０μｍの、第２図に示すような長波長側
にまで感度を肴するようにＴｅをドープした、５ｅＴｅ
感光層を積層しその上に厚さ２５μｍの第３図に示すよ
うな配列パターンを有し、第７図に示す分光特性を有す
る色分解フィルタを接合した感光体を使用している。

全体の層構成は、第４図に示すようになっている。微小
フィルタにより構成されているフィルタ層は、オゾン、
像露光等による劣化の影響を受けにくくする為、感光層
側に付着させている。

帯電と像露光とにより得られた色分解された１次潜像か
ら電位パターンを抽出する為の全面露光のスペクトルは
、第５図に示すようになっている。

また得られた電位パターンを謂像化するイエロー、マゼ
ンタ、シアンのトナーは、第６図に示す分光特性をもっ
ている。

以上の結果、画像形成領域全体にわたり、カラーバラン
スの均一な画負を形成することができたここの実施例で
は白色光を照射する光源に対して有効である。しかし像
露光光源に青色（Ｂ）、緑色（Ｇ）、赤色（Ｒ）の３種
類の成分を個々に有する光源を用いた場合、各光源に対
して調光フィルタを設ければよい。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明のカラー画像形成装置にお
いては、像露光光源装置に調光フィルタを設け、発光源
自体が一様でない配光分布（光量分布）特性を有してい
ても、調光フィルタを設けることで光量分布は一様な状
態に近づくので、画像形成領域全体にわたりカラーバラ
ンスの均一な画像を形成することができるという利点が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカラー画像形成装置の像露光系の主要
部の構成を示す図、第２図は感光体の分光特性図、第３
図は色分解用フィルタの配列パターン、第４図は感光体
の層構成図、第５図は全面露光光源のスペクトル図、第
６図はトナーの分光特性図、第７図は色分解用フィルタ
の分光特性図、第８図は蛍光灯の光量分布図、第９図は
調光フィルタの透過率特性図である。 １・・・・・・調光フィルタ、２・・・・・・ハロゲン
ランプ、３・・・・・・反射鏡、　４・・・・・・原稿
台、５・・・・・ミラー、６・・・・・・Ｙ、Ｍ、Ｃ干
渉フィルタ、７・・・・・・レンズ、８・・・・・・２
次帯電器、　９・・・・・・１次帯電器、１０・・・・
・・感光体、　１１・・・・・・導電性部材、１２・・
・・・・光導電層、　１３ａ・・・・・・色分解層、１
３・・・・・・絶縁層。 代理人　弁理士　　八　幡　　義　博 隼／図 第　２　図 ＋００　　　５００　　　６００　　　７００　　　８
００う皮＋（ｎｒｎ　） 半、３　図 第　５　図 ５灰Ｊｃ（ｎｍ） 液長（ｎｍ） 第　Ｃ図 率　７　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 管軸方向に対し一定でない配光分布を有する像露光光の
   配光を照射部位に対して一様ならしめる調光フィルタを
   設けた像露光光源装置を具備することを特徴とするカラ
   ー画像形成装置。