JPS6334516B2 - - Google Patents

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JPS6334516B2
JPS6334516B2 JP56072043A JP7204381A JPS6334516B2 JP S6334516 B2 JPS6334516 B2 JP S6334516B2 JP 56072043 A JP56072043 A JP 56072043A JP 7204381 A JP7204381 A JP 7204381A JP S6334516 B2 JPS6334516 B2 JP S6334516B2
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JP
Japan
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bundle
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Application number
JP56072043A
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JPS57187787A (en
Inventor
Tsuyoshi Myagawa
Hitoshi Mabe
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication of JPS6334516B2 publication Critical patent/JPS6334516B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M9/00Counting of objects in a stack thereof
    • G06M9/02Counting of objects in a stack thereof by using a rotating separator incorporating pneumatic suction nozzles

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は紙葉類計数機の紙葉束送出装置に関
するものである。
従来、紙葉類計数機としてホルダ上に載着され
た紙葉束を自転しながら公転する吸引軸によつ
て、1枚ずつ吸着してめくりながら計数を行うよ
うにしたものが多く使用されている。この際に紙
葉束をホルダ上に載置する方法、あるいは計数後
に紙葉束をホルダ上から除去する方法として、人
手に依存する場合と、各装置の組み合わせによつ
て自動的に行う場合とがそれぞれ考えられる。
前者のように、紙葉束の装填ならびに取り出し
を人手に依存する場合は、計数作業の部分を合理
化して計数時間を短縮し得たとしても、人手操作
に時間が取られて稼動率を引き上げることができ
ず、また、紙葉類が紙幣などである場合は、計数
前後のトラブルを皆無にするために人手を介さな
いようにすることが望ましい。計数作業を自動的
に行う手段の一例として、出願人は特願昭55−
128425号によつて、紙葉束収納箱内の紙幣束(紙
葉束)を人手を介さずに自動的に取り出す手段を
提案するとともに、特願昭55−125530号によつ
て、取り出した紙幣束(紙葉束)を紙幣計数機
(紙葉類計数機)のホルダに自動的に供給する手
段を提案し、一応の成果を得ることができた。し
かしながら残りの作業は完全に自動化されておら
ず、自動化を満足させ技術も提案されていなかつ
た。
この発明はの前記背景に基づいてなされたもの
で、ホルダ上に載置された紙葉束を自転しながら
公転する吸引軸によつて、1枚ずつ吸着しながら
計数を行う紙葉類計数機において、計数が完了し
た紙葉束を自動的にホルダ上から取り出すように
した紙葉束送出装置の提供を目的とするものであ
る。
まず、この発明に係る紙葉類計数機の紙葉束の
流れについて概略説明する。第1図に示す紙葉束
放出装置1に多数の紙葉束Sを載置しておいて、
ばねの力で図示右方に押し出し、一束ずつ突き出
して第1図に示す紙葉束供給装置2に落とし、紙
葉束Sをゆつくり下降せしめて、第4図に示すホ
ルダ3上に供給し、紙葉束送出装置4によつて正
確な位置に設定した後、紙葉束の計数を行い、次
いで紙葉束送出装置4によつて紙葉束Sをホルダ
3上から引き出して第6図に示す紙葉束振分装置
5に送り出し、紙葉束Sが正常であるか異常があ
るかによつて振り分けて、紙葉束収納装置6にこ
れを収納させるようにしたものである。
以下、各装置などの詳細について説明する。
紙葉束放出装置1には、多数の紙葉束Sを載置
しかつ滑らせるための上板10と、この上板10
に載置された紙葉束Sを前方(第1図右方)に押
し出すための可動挾持板11と、この可動挾持板
11を摺動自在に支持する案内軸12と、可動挾
持板11を前方に付勢するばね13と、可動挾持
板11によつて押し出された紙葉束Sを押さえる
前板14と、この前板14に接触している紙葉束
Sを上方に押し上げる突き出し棒15と、この突
き出し棒15をガイド軸16に沿つて移動自在に
支持する突き出しブロツク17と、この突き出し
ブロツク17を上下動させるチエーン18と、こ
のチエーン18を紙葉束Sの供給信号に対応して
正転または逆転させる駆動源に連結させるための
摩擦クラツ19とがそれぞれ設けられている。
次いで、紙葉束供給装置2には、紙葉束放出装
置1から供給された紙葉束Sを受け取るための受
け台20と、この受け台20を蝶番を介して上下
回動自在に支持し紙葉束Sを立てた状態で保持さ
せるための支え板21と、この支え板21を支持
ブロツク22を介して上下移動自在に支持する案
内杆23と、支え板21の背面に上下移動自在に
支持された操作軸24と、この操作軸24を常時
下方に付勢するためのばね25と、操作軸24の
下部に縦回転自在に取りつけられ受け台20の背
面に接触して受け台20を水平状態に支持する支
持ローラ26と、操作軸24の上部などに一体に
取りつけられ図示略のストツパに当接して支持ロ
ーラ26および受け台20の接触状態を解除させ
る操作板27と、支持ブロツク22に連結された
駆動源に連結されたベルトプーリ28の回転によ
つて支持ブロツク22を上下駆動させるチエーン
29ととがそれぞれ設けられている。また、第3
図において30A,30Bは支持ブロツク22の
上下移動を検出するためのマイクロスイツチであ
る。
また、紙葉束送出装置4にはホルダ3の上に載
置された紙葉束Sの重量によつて作動する検出板
31と、この検出板31の動きによつて紙葉束S
が供給された信号を出力する紙葉束検出スイツチ
32と、このスイツチ32の信号によつて励磁さ
れるソレノイド33と、このソレノイド33によ
つてピン34を中心とした回動が与えられる連結
アーム35と、この連結アーム35の先端の長孔
36にピン37によつて連結され支軸38を中心
として回転しかつホルダ3上の紙葉束Sの後端に
接触させるための押し込み板39と、ホルダ3上
の紙葉束Sが計数可能な位置まで突出させられて
いるかどうかを検出する光学センサ40A,40
Bと、紙葉束Sの計数終了信号によつて操作され
減速機構を有する駆動源(モータ)41と、この
駆動源41の回転がプーリ42およびベルト43
によつて伝達される連結プーリ44と、この連結
プーリ44を回転自在に支持する回転支軸45
と、この回転支軸45に回動自在に支持され連結
プーリ44に摩擦接触する摩擦クラツチ46によ
つて駆動源の回転力が伝達されて揺動する揺動ア
ーム47と、この揺動アーム47の先端に回転自
在に支持され連結プーリ44からベルト48によ
つて回転力が伝達されかつホルダ3上の紙葉束S
に摩擦接触させるための繰り出しローラ49と、
回転支軸45に対しベアリング50によつて回転
自在に支持され連結プーリ44,摩擦クラツチ4
6,揺動アーム47相互間の摩擦力を高めるよう
に付勢するコイルばね51とがそれぞれ設けられ
ている。なお、第4図において符号52は連結ア
ーム35の操作端をソレノイド33の駆動方向に
付勢する引張ばね、符号53は連結アーム35を
回動させて押込み板39をホルダ3から遠ざける
方向に付勢する引張ばね、符号54は押込み板3
9の回動を規制するストツパ、符号55は繰り出
しローラ49をホルダ3から遠ざける方向に揺動
アーム47を回動させた際に、揺動アーム7の位
置を検出して駆動源41を停止させるとともに、
の前記紙葉束放出装置1を再び動作させる供給信
号を出力するマイクロスイツチである。また、ホ
ルダ3から若干離れた位置には繰り出しローラ4
9によつて繰り出された紙葉束Sの通過を検出す
るための光学センサ56A,56Bが設けられ、
光学センサ56A,56Bの信号によつて、駆動
源41を逆転させて繰り出しローラ49をホルダ
3から遠ざける方向に揺動アーム47を回動させ
る。
また、紙葉束送出装置4の下方でかつ紙葉束S
の繰り出し方向に離れた位置には、計数結果によ
つて紙葉類Sを振り分ける紙葉束振分装置5が設
けられる。この紙葉束振分装置5は、紙葉束送出
装置4からホルダ3の後方に繰り出された紙葉束
Sを紙葉類計数機の仕切板57の開口部57aに
導くためのガイド板58と、開口部57a下方の
水平支軸59A,59Bにそれぞれ揺動自在に取
りつけられ先端部が常時接触するように合わせら
れた(ばねなどで付勢しておく方が良い)ゲート
板60A,60Bと、両ゲート板60A,60B
にそれぞれ一体に取り付けられた操作片61,6
2と、両操作片61,62をピン63を介して先
端が接触する状態に連結する連結リンク64と、
ゲート板60A,60Bを紙葉束計数結果によつ
て操作し計数結果異常信号によつて励磁されるソ
レノイド65と、このソレノイド65の駆動力を
伝達し計数結果異常である場合に一方のゲート板
60Aを傾斜させるてこリング66および操作リ
ンク67と、てこリンク66および操作リンク6
7の連結ピン68に付勢力を作用させ他方のゲー
ト板60Bを傾斜させ一方のゲート板60Aの傾
斜状態を解除させる復元ばね69とから構成され
ている。
さらに、紙葉束振分装置5の下方には計数結果
の正常または異常によつて対応する紙葉束Sを収
納すする紙葉束収納装置6が設けられ、この紙葉
束収納装置6は、紙葉束振分装置の両水平支軸5
9A,59Bに平行かつ下方の中心に配された中
仕切板70と、この中仕切板70によつて区分さ
れ両ゲート板60A,60Bが傾斜した際の延長
線ならびに水平支軸59A,59Bの鉛直線に交
差する両開口部71,72と、一方の開口部71
から供給された異常紙葉束を収納する異常紙葉束
収納部73と、他方の開口部72から供給された
正常紙葉束を収納する正常紙葉収納部74とから
構成されている。また、異常紙葉束収納部73お
よび正常紙葉束収納部74は、それぞれ紙葉類計
数機本体に対して着脱可能な箱形に形成されてお
り、取り外した場合は自動的に蓋がかぶせられて
錠がかかるとともに持ち運びができ、かつ、紙葉
類計数機本体に装填した場合はその操作によつて
蓋が自動的に外れて開口部71,72が開らく構
成とされている。なお、紙葉束収納部を3個以上
とするとともにこれらを傾斜するゲート板によつ
て切り換えるようにしてよい。
なお、第4図において紙葉束Sを1枚ずつめく
り取るための公知の構成について説明を補足す
る。ホルダ3は、紙葉束Sを立てた状態で支持し
回転軸75を回転中心として回動させられる載置
板76と、この載置板76と一体で紙葉束Sの一
側面に接触する側板77と、この側板77の先端
に配され載置板76で支持された紙葉束Sの先端
に接し位置決めを行う紙当て板78と、この紙当
て板78に一体に取りつけられ紙葉束Sの先端を
必要に応じて摺動支持する載置台79と、載置板
76に支持された紙葉束Sを側板77に押圧し紙
葉束Sを挾持しながら側板77とともに回動させ
られる紙押え棒80とから構成されている。ま
た、ホルダ3の回動方向には公転する回転筒81
が設けられ、この回転筒81の上面には計数位置
に回動させられた紙葉束Sに接触し公転と逆方向
に自転しながら吸着面82の吸引作用によつて紙
葉類を1枚ずつめくり取る複数の吸引軸83が設
けられている。さらに一実施例にあつては紙葉束
送出装置4の光学センサ40A,40Bの光軸線
と交差するホルダ3の紙当て板78の対応する部
分に透孔84が設けられている。
このように構成された紙葉類計数機では以下に
述べる作用が行われる。
まず、第1図に示すように紙葉束放出装置1の
可動挾持板11と前板14との間に多数の紙葉束
Sを装填し、運転状態にすると、駆動源から第2
図に示す摩擦クラツチ19を介して動力が伝達さ
れてチエーン18が正回転し、チエーン18に連
結されている突き出しブロツク17が上昇し、ば
ね13によつて前板14に押しつけられている最
初の紙葉束Sが突き出し棒15によつて押し上げ
られ、、紙葉束Sの下端が前板14の上端以上に
上ると、ばね13の付勢力で最初の紙葉束Sが紙
葉束放出装置1から紙葉束供給装置2の受け台2
0放出され、かつ、紙葉束Sが立つた状態で落と
される。また、チエーン18には引き続き正回転
の動力が伝達されるが、突き出しブロツク17の
移動範囲が制限されてストツパの作用をし、以下
摩擦クラツチ19がすべつて突き出し棒15は第
1図および第2図鎖線で示される位置にとどま
り、また、2番目の紙葉束Sは突き出し棒15に
接触して支持される。
また、一実施例では紙葉束供給装置2が紙葉束
放出装置1と共通の駆動源により動作せしめられ
るため、駆動源からベルトプーリ28に正回転が
伝達されると、チエーン29によつて支持ブロツ
ク22および受け台が徐々に下降を始め、若干下
降した位置で紙葉束Sが受け台20に載せられ
る。次いで受け台20がホルダ3の載置台76に
向かつて徐々に下降し、操作板27がストツパに
当たつて支持ローラ26の下降が制限され、支持
ローラ26が受け板20から外れると、受け板2
0が回動自在となつて、紙葉束Sが自重によつて
ホルダ3の載置板76の上に落とされる。さら
に、支持ブロツク22が下降すると、第3図Aに
示すマイクロスイツチ30Bが動作して駆動源を
遮断し、続いて駆動源を逆回転させて紙葉束放出
装置1のチエーン18、紙葉束供給装置2のチエ
ーン29がそれぞれ逆方向に移動させられる。し
たがつて突き出し棒15は徐々に下降して当初の
位置まで戻され、突き出し棒15が上板10より
凹むことによつて、2番目の紙葉束Sがばね13
の付勢力で押し出されて前板14に支持された状
態になり、また、突き出しブロツク17が所定位
置まで下降して移動が制限されると、摩擦クラツ
チ19が逆方向にすべる状態となつて待機する。
一方、受け台20、支持ブロツク22などが上昇
して、操作板27がストツパから離れると、支持
ローラ26がばね25によつて第3図Bに示すよ
うに戻されて再び受け台20を水平状態に維持す
る作用が生じ、また、支持ブロツク22が上限ま
で戻ると、マイクロスイツチ30Aが動作して駆
動源を遮断して、紙葉束放出装置1および紙葉束
供給装置2に動力が伝達されなくなり当初の状態
に戻る。
次いで、ホルダ3に落とされた紙葉束Sの処理
について説明する。第4図はホルダ3および紙葉
束送出装置4の動作前の状態を示しており、ホル
ダ3に鎖線で示すように紙葉束Sが落とされる
と、その自重によつて検出板31が動かされて紙
葉束検出スイツチ32から信号が出力され、この
検出信号によつてソレノイド33が励磁され、連
結アーム35が第4図反時計方向に、また押し込
み板39が第4図時計方向に回動させられて載置
板76上の紙葉束Sを矢印イの方向に押し、先端
を紙当て板78に接触させて位置決めを行う。紙
葉束Sの先端が光学センサ40A,40Bの光軸
線と交差すると、光学センサ40A,40Bから
信号が出力されて公知の手段によつて側板77が
回転筒81の方向に回動して、紙押え棒80と側
板77とによつて紙葉束Sを挾持し、紙葉束Sが
吸引軸83に接触し、回転筒81の公転作用、吸
引軸83の自転作用、吸着面82の減圧(真空引
き)による吸着作用などの公知の作用によつて紙
葉類が1枚ずつめくり取られ計数が行われる。
この計数が終了すると、計数結果に異常がない
場合は紙葉束Sの帯封部部分に捺印が押され、計
数結果の正常、異常に関係なく終了信号によつて
ホルダ3は第4図に実線で示す元の位置まで回動
させられ、同時に駆動源41が運転され、その回
転力がプーリ42、ベルト43によつて連結プー
リ44に伝達され、連結プーリ44の回転がベル
ト48を介して繰り出しローラ49に伝達されて
連続回転させられるとともに、連結プーリ44の
回転は摩擦クラツチ46を介して揺動アーム47
にも伝達される。したがつて揺動アーム47は紙
葉束Sに接触する方向に回動し、その先端の回転
せしめられている繰り出しローラ49が接触する
ことによつて揺動が制限され、摩擦クラツチ46
がすべりながら紙葉束Sを押圧する。繰り出しロ
ーラ49の回転力によつて紙葉類Sはホルダ3の
基端方向、紙葉束振分装置5に繰り出されること
になる。この際の繰り出し作用はホルダ3が当初
の位置(第4図実線で示す位置)まで戻される操
作と並行して行われ、通常の場合、紙葉束振分装
置5の中心に紙葉束Sが繰り出される。次いで、
光学センサ56A,56Bが紙葉束Sの通過を検
出すると、この検出信号によつて駆動源41を遮
断されるとともに、続けて駆動源41が逆回転運
転され、揺動アーム47が第4図矢印ロと反対方
向に回動せしめられて戻され、この回動は揺動ア
ーム47がマイクロスイツチ55を動作させ、駆
動源41を遮断するまで続けられる。また、この
マイクロスイツチ55の作動によつて紙葉束放出
装置1の動作が再開される。
また、紙葉束振分装置5においては、紙葉束送
出装置4から繰り出された紙葉束Sに異常があつ
たかどうかによつてゲート板60A,60Bが切
り換えられ、目的とする方向に紙葉束Sを落下さ
せるようにしている。すなわち、ホルダ3に支持
された紙葉束Sに枚数の過不足、破損、異種寸法
混入などによる異常が検出された場合は、紙葉束
送出装置4から紙葉束Sが供給される前に、異常
検出信号によつてソレノイド65が励磁され、こ
の駆動力によつて操作リンク67が復元ばね69
の付勢力に抗して第6図右方に移動せしめられ、
ゲート板60A,60Bが第6図実線で示すよう
に切り換えられる。第6図においてゲート板60
Aは傾斜しており、このゲート板60Aに異常紙
葉束が紙葉束送出装置4から落とされると、異常
紙葉束Sはゲート板60Aの傾斜面に沿つて目的
とする方向に振り分けられて落とされることにな
る。また、光学センサ56A,56Bが紙葉束S
の通過を検出した後、若干の時間(例えば2〜3
秒、紙葉束Sがゲート板60A,60Bに落とさ
れるまでの時間)をおいて、ソレノイド65の励
磁が中断され、次いで復元ばね69の付勢力によ
つて操作リンク67が第6図左方に移動せしめら
れ、ゲート板60Bが傾斜した状態に、ゲート板
60Aが鉛直の状態にそれぞれ切り換えられ、正
常の紙葉束Sをゲート板60Bによつて誘導落下
させる状態に戻される。両ゲート板60A,60
Bの先端は接触部に間隙が形成されないように弾
性接触させるようにするとよく、ゲート板60
A,60Bを弾性変形可能な材料で形成するか、
あるいはばねによつて接触を深めるように付勢し
ておいてピン63付近に若干の「がた」を持たせ
るようにするなどの方法が実施される。
次いで、紙葉束収納装置6に振り分け落とされ
た紙葉束Sは開口部71,72の一方から、中仕
切板70によつて区分された異常紙幣収納部73
あるいは正常紙幣収納部74に落とされ、正常ま
たは異常紙葉束別に区分され収納されるのであ
る。
これら一連の紙葉束Sの処理作用は、紙葉束放
出装置1から紙葉類Sが療放出されるたびに、繰
り返し行われ、途中で中断指令を何らかの方法で
出した場合の他、紙葉束放出装置1が「空」にな
つてその検出信号が出力されるか、あるいは例え
ば紙葉束放出装置1および紙葉束供給装置2に駆
動源の動作が伝達されて所要時間経過しても紙葉
束Sが紙葉束検出スイツチ32によつて検出され
なかつた状態となつた場合などの現象によつて全
装置を停止するまでの自動的に行われるのであ
る。
なお、一実施例にあつては、第4図に示すよう
に揺動アーム47の先端に繰り出しローラ49を
設けるようにしたが、ホルダ3の側板77に切欠
きまたは穴を明けて回転させられる繰り出しロー
ラを突出させ、揺動アーム47によつて紙葉束S
を繰り出すようにしてもよい。
以上詳細に説明したように、この発明によれ
ば、駆動モータによつて駆動される回転体と、ホ
ルダに装填された紙葉類束を送り出す繰り出しロ
ーラを先端に有する揺動アームとが、共通な軸
(第1軸)を中心として回転自在に設けられ、更
に、前記回転体と揺動アームとの間に摩擦クラツ
チが介在しているので、前記駆動モータの回転力
が、回転体、摩擦クラツチを通じて揺動アームに
伝達され、これによつて、揺動アーム先端の繰り
出しローラが、ホルダーに装填された紙葉類束の
表面に近接する。そして、前記繰り出しローラが
紙葉類束の表面に近接して当接した時点で、前記
駆動モータによる回転体の回転力は、前記回転体
と揺動アームと間に介在した摩擦クラツチによ
り、該揺動アームには伝達されなくなる。
また、前記回転体と繰り出しローラとの間に
は、前記回転体の回転力を繰り出しローラに伝達
する伝達機構とが設けられているので、上述した
ように、摩擦クラツチによつて、揺動アームに対
し回転体の回転力が伝達されなくなると、該回転
体の回転力は繰り出しローラにのみ伝達され、こ
れによつて、該繰り出しローラに当接する紙葉類
束が送り出されることになる。
このように本発明によれば、紙葉類束に対する
繰り出しローラの近接と、該繰り出しローラによ
る紙葉類束と繰り出しとを一つの駆動モータによ
つて行うことができ、その結果、駆動モータの駆
動力を有効に利用することができる。
また、紙葉類束に対する繰り出しローラの当接
直後に、該繰り出しローラによる紙葉類束と繰り
出しを行うことができるので、動作が連続的であ
り、該紙葉類束の送り出し処理を効率良く行うこ
とができる。
また、紙葉類束に対して繰り出しローラが当接
したことを、マイクロスイツチ等の検出手段によ
つて逐次検出する必要がないため、このような検
出手段の設置によつて、構成が複雑となることを
防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係る紙葉類計数機の一実施例
を示すももので、第1図は紙葉束放出装置および
紙葉束供給装置の関係を示す側面図、第2図は第
1図の−線に沿う矢視図、第3図Aは第1図
のA−Aに沿う矢視図、第3図Bは第3図A
のB−Bに沿う矢視図、第4図はホルダおよ
び紙葉束送出装置などの平面図、第5図は第4図
の−線に沿う矢視図、第6図は紙葉束振分装
置および紙葉束収納装置の構成を示す正面図、第
7図は紙葉類計数機の全体構成を示す平面図であ
る。 1……紙葉束放出装置、2……紙葉束供給装
置、3……ホルダ、4……紙葉束送出装置、5…
…紙葉束振分装置、6……紙葉束収納装置、S…
…紙葉束、41……駆動源(モータ)、42……
プーリ、43……ベルト、44……連結プーリ
(回転体)、45……回転支軸(第1軸)、46…
…摩擦クラツチ、47……揺動アーム、48……
ベルト(伝達機構)、49……繰り出しローラ
(この繰り出しローラの回転軸を第2軸とする)、
81……回転筒、83……吸引軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸を中心に回転する回転筒の前記軸から半径
    方向に離れた位置に前記軸と平行に設けられてこ
    れを中心として公転しながら自転し、内部の真空
    圧により、ホルダの側板に一側面が接触した紙葉
    束を一枚ずつ吸着分離しながら計数する吸引軸を
    備えた紙葉類計数機において、 第1の軸を中心に回転自在に基端部が支持さ
    れ、かつ、その先端部がホルダーに装填された紙
    葉類束の表面に近接離間する揺動アームと、 この揺動アームの先端に、第1の軸と平行な第
    2の軸を中心として回転自在に設けられ、前記紙
    葉束に摩擦力を付与してホルダに装填された該紙
    葉束を取り出す繰り出しローラと、 前記第1の軸に回転自在に設けられた回転体
    と、この回転体を駆動する駆動モータと、前記回
    転体と前記揺動アームとの間に介在する摩擦クラ
    ツチと、前記回転体と繰り出しローラとの間に設
    けられて、前記回転体の回転力を繰り出しローラ
    に伝達する伝達機構とが備えられていることを特
    徴とする紙葉類計数機の紙葉束送出装置。
JP56072043A 1981-05-13 1981-05-13 Paper bundle transmitting device for paper counter Granted JPS57187787A (en)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS434670Y1 (ja) * 1964-06-22 1968-02-29
JPS5622188A (en) * 1979-07-31 1981-03-02 Laurel Bank Mach Co Ltd Paper counting machine

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS434670Y1 (ja) * 1964-06-22 1968-02-29
JPS5622188A (en) * 1979-07-31 1981-03-02 Laurel Bank Mach Co Ltd Paper counting machine

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