JPH08301251A - 臨床検査用コップのラベル自動貼着機 - Google Patents

臨床検査用コップのラベル自動貼着機

Info

Publication number
JPH08301251A
JPH08301251A JP13577695A JP13577695A JPH08301251A JP H08301251 A JPH08301251 A JP H08301251A JP 13577695 A JP13577695 A JP 13577695A JP 13577695 A JP13577695 A JP 13577695A JP H08301251 A JPH08301251 A JP H08301251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
label
plate
guide
label sticking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13577695A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhito Nakamura
篤人 中村
Hirohisa Sato
裕久 佐藤
Hideo Dejima
英男 出島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Nagase and Co Ltd
Nippon Denshi Kagaku Co Ltd
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
Original Assignee
KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Nagase and Co Ltd
Nippon Denshi Kagaku Co Ltd
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOBAYASHI KIROKUSHI KK, Nagase and Co Ltd, Nippon Denshi Kagaku Co Ltd, Kobayashi Kirokushi Co Ltd filed Critical KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Priority to JP13577695A priority Critical patent/JPH08301251A/ja
Publication of JPH08301251A publication Critical patent/JPH08301251A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所要事項が印字されたラベルをコップの表面
に自動的に貼着し得るようにした臨床検査用コップのラ
ベル自動貼着機を提供する。 【構成】 分離送り手段Aにより重合したコップwを一
個づつ分離し、転位供給手段Bで横転させて、受給位置
Iにある回転挟持体Cに供給し、この回転挟持体Cで挟
持して、案内移送手段Dによりラベル貼着位置IIに移送
し、ラベル貼着手段Eにより同位置に供給されたラベル
rをコップwの胴面に貼着して、取出案内手段Fにより
コップ取出部Gへ放出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臨床検査で使用される
コップに、全自動的にラベルを貼着する臨床検査用コッ
プのラベル自動貼着機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】臨床検査において採尿等に供されるコッ
プは、紙製や合成樹脂フィルム製等の簡易な使い捨ての
コップが多用されている。この臨床検査用コップは、患
者名や検査種別,日付,バーコード等の所要事項を表示
して患者に手渡されるが、該所要事項の表示方法として
は、コップの表示欄に直接記入する方法や、あるいは所
要事項を記載したラベルをコップに貼着する方法が用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる臨床
検査用コップに対する所要事項の表示作業は、直接記入
の場合は勿論のこと、ラベル貼着の場合にあっても機械
化されておらず、その都度手作業で行なっているのが実
状であり、このため、作業能率が悪く、特に、集団検診
等、臨床検査用コップを多数の被検診者に供しなければ
ならない場合に、極めて面倒であった。
【0004】本発明は、かかる従来の実状に鑑みてその
改善を試みたものであって、所要事項が印字されたラベ
ルをコップの表面に自動的に貼着し得るようにした臨床
検査用コップのラベル自動貼着機の提供を目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、重合された複
数のコップを上方から縦方向に装入する装入路に配設さ
れ、最下位置のコップを順に分離して一個づつ下方に送
る分離送り手段と、前記装入路の下端に配設され、コッ
プを横向きに転倒させて一個づつ送り出す転位供給手段
と、コップを横向きにして、両端面で挟持する挟持位置
とその開放位置とに変換制御される挟持手段と、前記転
位供給手段から送り出されたコップを受け取る受給位置
で前記挟持手段を挟持位置に変換駆動し、ラベル貼着位
置でラベル貼着後に前記挟持手段を開放位置に変換駆動
する駆動制御手段と、少なくともラベル貼着位置でコッ
プを回転駆動する回転駆動手段とを備えた回転挟持体
と、前記回転挟持体を、受給位置とラベル貼着位置とに
案内する移動案内機構と、回転挟持体を、受給位置でコ
ップが挟持されるとラベル貼着位置に移送し、ラベル貼
着位置でコップの挟持が解除されると受給位置に移送す
るように移動案内機構に沿って間欠往復移動する移送駆
動装置とを備えた案内移送手段と、前記ラベル貼着位置
に移送されたコップの胴部に圧接する押えローラと、所
要事項を印字した後に、前記ラベル貼着位置に移送され
たコップと押えローラとの間に接線方向からラベルを繰
り出す印字繰出し装置とを備えたラベル貼着手段と、前
記ラベル貼着位置で、ラベルが貼着されて後に、前記挟
持手段から開放されたコップをコップ取出部へ案内する
取出案内手段を備えたことを特徴とする臨床検査用コッ
プのラベル自動貼着機である。
【0006】この構成にあって、前記分離送り手段を、
所定角度範囲でコップ上部の径大突縁を支持する保持周
縁と、該保持周縁の無い切欠部とが上部周縁に周設さ
れ、かつその下方に案内螺旋溝が周設されてなり、その
回転駆動により、次のコップの径大突縁を保持周縁で支
持しながら、案内螺旋溝の案内作用により、該案内螺旋
溝内の径大突縁を下方へ押し出して最下位置のコップを
分離落下させるとともに、切欠部から案内螺旋溝に次の
コップの径大突縁を供給する一連の作動を生じる分離ロ
ーラを、前記装入路の周囲に所定間隔で複数個軸支し、
各分離ローラを分離駆動用モータにより同期的に間欠駆
動回転させるようにした構成が好適な実施態様として提
案され得る。
【0007】また前記転位供給手段を、装入路の下端に
横架されて、分離送り手段から送られたコップの下面を
その中心から後方に偏寄した位置で支承する支持杆と、
開閉駆動用モータにより、前記支持杆に支承されたコッ
プの前面を支持する遮断位置と、その支持を解除する開
放位置とに開閉制御される開閉支持板とで構成したもの
が好適な実施態様として提案され得る。
【0008】また、前記回転挟持体の挟持手段を、転位
供給手段から横向きで供給されたコップの軸線方向の一
側に配置され、回動モータにより回転制御される駆動挟
持側板と、前記コップの軸線方向の他側に駆動挟持側板
と対向して配置され、駆動制御手段によって、前記駆動
挟持側板とでコップを挟持する挟持位置と、コップから
離れる開放位置とに進退制御される従動挟持側板とで構
成したものが好適な実施態様として提案され得る。
【0009】さらには前記案内移送手段を、送り方向に
沿って配設したガイド杆と、該ガイド杆に摺動可能に嵌
挿されたスライダーを備えた移動基板とからなり、該移
動基板上に前記回転挟持体を固定して受給位置とラベル
貼着位置とに案内する移動案内機構と、一端を支点と
し、他端が前記移動基板に係合された揺動アームと、該
揺動アームを支点を中心に揺動する移送モータとで構成
し、該移送モータの間欠駆動により、移動基板を、回転
挟持体が転位供給手段から送り出されたコップを受け取
る受給位置と、押えローラが配設されたラベル貼着位置
とに間欠往復駆動制御するようにした移送駆動装置とで
構成したものが好適な実施態様として提案され得る。
【0010】
【作用】装入路に縦方向に装入された積層状のコップ
は、分離送り手段によってその最下位置のコップから順
に分離された後、一個づつ転位供給手段で横向きに変位
されて回転挟持体に供給される。該回転挟持体に供給さ
れたコップは、挟持手段の挟持駆動により、その軸線方
向の両端部が挟持されて回転可能な状態となり、この状
態で回転挟持体が案内移送手段によってラベル貼着位置
に移送されることにより、前記コップがラベル貼着位置
に配設される。
【0011】そしてこの時までに、ラベル貼着手段のラ
ベルを繰り出す印字繰出し装置によりコップと押えロー
ラとの間に接線方向から所要事項を印字されたラベルが
繰り出されているため、ラベル貼着位置でコップはラベ
ルを介して押えローラに圧接することとなる。そして、
コップは回転駆動手段によってラベル貼着位置で回転
し、これにより、押えローラに押圧されたラベルがコッ
プの回転に伴ってその外周面に貼着される。そしてこの
ようにコップにラベルが貼着された後、回転駆動手段に
よるコップの回転駆動が停止し、挟持手段が開放駆動さ
れて、コップが放出され、取出案内手段によりコップは
コップ取出し部に排出されることとなる。
【0012】
【実施例】本発明に係る臨床検査用コップのラベル自動
貼着機1は、図1及び図2で示す外観構造からなり、分
離送り手段Aと、転位供給手段Bと、回転挟持体Cと、
案内移送手段Dと、ラベル貼着手段Eと、さらには取出
案内手段Fとが内蔵され、その連繋作動により、所要情
報が印字されたラベルrがコップwに自動的に貼着さ
れ、下部のコップ取出部Gから取出される。このラベル
自動貼着機1に適用されるコップwは、紙製や合成樹脂
フィルム製等の簡易なコップであり、その上部に外周方
向に突出した径大突縁pを備えている。
【0013】図2で示すように、このラベル自動貼着機
1の筺体フレーム2内には、重合された複数のコップw
を上方から縦方向に装入する装入路3が設けられ、該装
入路3の下端寄り位置に前記分離送り手段Aが配設され
る。またこの筐体フレーム2には、その天井面に、前記
装入路3にコップwを供給するための供給口が形成さ
れ、該供給口をスライド板2aにより開閉可能に覆って
いる。
【0014】図3,4に従って、この分離送り手段Aの
構成を説明する。前記装入路3の周囲には、回転軸4に
夫々軸支された複数の分離ローラ5が所定間隔で配設さ
れている。各分離ローラ5は、上部周縁に所定角度範囲
でコップwの径大突縁pを支持する保持周縁6aと、該
保持周縁6aの無い切欠部6bとが周設され、かつその
下方に前記切欠部6bから供給されるコップwの径大突
縁pを係合する案内螺旋溝7が周設されている。各分離
ローラ5は、夫々同一高さ位置で各回転軸4に固定さ
れ、各回転軸4に軸支されたプーリ8間に無端状に掛け
渡した伝動ベルト9によって前記各切欠部6bが同時に
内方を向く位置関係(図4位置参照)で同期回転され
る。
【0015】また、装入路3の側方には分離駆動モータ
10が配設され、該モータ10の駆動軸11に軸支され
たプーリ12と、近接する回転軸4に軸支されたプーリ
13とに伝動ベルト14が掛け渡されており、該分離駆
動モータ10によって各分離ローラ5が一回転ずつ間欠
駆動される。この間欠駆動制御は、分離駆動モータ10
の駆動軸11に設けたスリット板15のスリット16を
センサーS1 で検出し、各分離ローラ5の切欠部6bが
同時に内方を向いて案内螺旋溝7にコップwの径大突縁
pを供給する位置を停止位置として、分離駆動モータ1
0を一回転ずつ間欠駆動することにより行なわれる。
【0016】そして、各分離ローラ5の一回の回転駆動
で、次のコップwの径大突縁pを保持周縁6aで支持し
ながら、案内螺旋溝7の案内作用により、該案内螺旋溝
7内の径大突縁pを下方へ押し出して最下位置のコップ
wを分離落下させるとともに、切欠部6bから案内螺旋
溝7に次のコップwの径大突縁pを供給する一連の作動
を生じるようにしている。
【0017】その他、各分離ローラ5によって装入路3
に保持される重合状のコップwの両側には、最下位置の
コップwに対応する高さ位置にコップwの有無を検出す
るセンサーS2 が配設され、該センサーS2 によりコッ
プwの無いことが判定された場合には、前記分離駆動モ
ータ10の駆動を停止させたり、又は警告音や警告ラン
プ(図示せず)等の警告手段を作動させる。また、該セ
ンサーS2 の上方にはコップwの残量を検出するセンサ
ーS3 が配設され、その検出によって警告音や警告ラン
プ(図示せず)等の警告手段を作動させるようにしてい
る。
【0018】上記のように分離送り手段Aによって分離
された最下位置のコップwは、装入路3を落下し、転位
供給手段Bに送られる。図5〜図7に従って、この転位
供給手段Bの構成を説明する。
【0019】装入路3を囲繞するフレーム17の左右側
板17a,17aの下端には、分離送り手段Aから送ら
れたコップwの下面をその中心から後方に偏寄した位置
で支承する支持杆18が横架され、該支持杆18に支承
されるコップwの前面には開閉支持板19が配設され
る。また、前記フレーム17の左右側板17a,17a
及び後側板17bには、コップwの胴部のテーパと略一
致する傾斜面を備えた固定支持板20a,20a,20
bが夫々配設され、該固定支持板20a,20a,20
bによって前記支持杆18に支承されるコップwの左右
側面及び後面を支持するようにしている。
【0020】コップwの前面に配設された前記開閉支持
板19は、フレーム17の一方の側板17aを曲成した
ブラケット部21と、フレーム17の取付基板22とに
横架された回転軸23の前端にその軸線と直交して軸支
され、該回転軸23の他端にはプーリ24が軸支され
る。また、前記取付基板22には開閉駆動用モータ25
が配設され、その駆動軸26に軸支されたプーリ27と
前記回転軸23のプーリ24とに伝動ベルト28が掛け
渡されており、該開閉駆動用モータ25によって開閉支
持板19を略90度に亘って上下両方向に回転させて、
コップwの前面を支持する遮断位置と、その支持を解除
する開放位置(図7鎖線位置)とに開閉制御している。
【0021】前記開閉支持板19の開閉制御は、開閉駆
動用モータ25の駆動軸26に設けた制御板29の切欠
端縁30a,30bを検出するセンサーS4 と、前記支
持杆支持杆18に支承されるコップwの左右両側に配設
されたコップwの有無を検出する一対のセンサーS5
5 とによって行なわれる。即ち、前記制御板29の周
縁の略180度異なる位置に形成した切欠端縁30a,
30bをセンサーS4で検出し、その両検出位置を開閉
モータ25の停止位置として、該開閉モータ25を正逆
両方向に回転駆動させている。ここで開閉モータ25の
駆動軸26のプーリ27と、開閉支持板19の回転軸2
3のプーリ24との直径の比率は1:2に設定されてお
り、開閉モータ25の駆動軸26が略支持杆180度回
転すると開閉支持板19が略90度回転するようなって
いる。
【0022】そして、開閉モータ25の回転駆動によ
り、開閉支持板19を、コップwの前面を支持する遮断
位置から下方向へ略90度回転させて開放することによ
り、支持杆18に下面を中心から後方に偏位した位置で
支承されているコップwは、その自重により前方に倒れ
て横向きの状態で下方に落下し、その下部に配設された
回転挟持体回転挟持体Cに供給される。また、このよう
に、コップwが前方に倒れて落下し、支持杆18上のコ
ップwの有無を検出するセンサーS5 ,センサーS5
よってコップwが無いことが検出されると、開閉モータ
25が逆方向に回転駆動され、開閉支持板19が上方向
に略90度回転して再び遮断位置に戻される。
【0023】また、前記センサーS5 ,S5 によってコ
ップwが無いことが検出されると、開閉支持板19が遮
断位置に戻された後、分離送り手段Aの分離駆動モータ
10が駆動され、分離ローラ5によって次のコップwが
分離されて転位供給手段Bに供給されるようになってい
る。
【0024】尚、前記制御板29にあって、その周縁の
略180度異なる位置に形成される切欠端縁30a,3
0bは、図面においては、制御板29の周縁を略180
度に亘って切り欠いてその両端縁を切欠端縁30a,3
0bとした状態が図示されているが、該切欠端縁30
a,30bは、夫々狭幅に形成したスリットでもよい。
また、該スリットを一箇所だけに形成し、制御板29の
周縁の略180度異なる位置にセンサーS4 を夫々配設
したり、あるいはプーリ27とプーリ24との直径の比
率を1:4に設定して、開閉モータ25の駆動軸26の
一回転で開閉支持板19を90度回転させるようにする
こともできる。
【0025】次に、回転挟持体Cの構成を図8〜図10
に従って説明する。
【0026】回転挟持体Cは、後述する案内移送手段D
の移動基板69上に固定される外郭フレーム32を備え
る。この外郭フレーム32は、対向配置された側板33
a,33bと、その一側に配置された側板33cとによ
って略コ字形に構成され、前部を後述するラベルrの貼
着作動に支障のないように開口している。また、この回
転挟持体Cは図12で示すように、移動基板69上で、
ガイド杆67,67に対してコップwの胴面の傾斜角度
に等しい角度だけ傾斜させて装架させ、後述する手段に
より保持されるコップwの前縁が走行方向に対して直交
状となるようにし、ラベル貼着位置IIで該直交方向へ送
られるラベルrの貼着を支障の無いようにしている。
【0027】外郭フレーム32内には、前記転位供給手
段Bから供給されたコップwを横向きで受け止める受板
34が配設される。該受板34は、対向する側板33
a,33b間に差し渡された回転軸35に後側縁が固定
され、該回転軸35の回転により、開口部32aに水平
状態で差し出されてコップwを受け止める支承位置(図
10の水平位置)と、下方に回動してコップwを排出す
る排出位置(図10の鎖線位置)に回動制御される。
【0028】前記受板34の回動制御は、側板33aか
ら突出した回転軸35の突出端に歯車36を軸支させる
一方、該歯車36と噛合する歯車37を基部に備えた回
転筒38を、側板33aに突成した支軸39に回転可能
に軸支させ、該回転筒38に取り付けたレバー杆40の
一端を、不動の装架フレーム42(図12参照)に一端
を枢結されたリンク杆43の他端に連結ピン41で枢結
してなる回動制御手段によって制御される。
【0029】即ち、受板34は、転位供給手段Bからコ
ップwが供給される受給位置Iで水平状態にあり、回転
挟持体Cがラベル貼着位置IIへ向けて前方向(図8,図
9において右方向)に移送されるのに伴なって、リンク
杆43に連結されたレバー杆40が、連結ピン41を支
点として前方に傾動し、これに伴って回転筒38が回動
し、その歯車37と噛合する歯車36によって回転軸3
5が回転され、該回転軸35に固定した受板34がラベ
ル貼着位置IIで下方に略90度回動して排出位置とな
る。また、回転挟持体Cがラベル貼着位置IIからコップ
を受け取る受給位置Iに戻されるのに伴なって、リンク
杆43によってレバー杆40が前方向に回動し、歯車3
7及び歯車36を介して回転軸35が逆回転して受板3
4を水平状態の支承位置に戻るようになっている。
【0030】前記受板34は、コップwの径小端部に対
応する端縁側が高くなるように傾斜させて設けられ、テ
ーパ状の胴部を備えたコップwの軸線を水平に支承でき
るようにしている。
【0031】また前記受板34で支承されるコップwの
後周縁に対応する位置には、コップwの胴部のテーパに
沿って傾斜させたホッパー板45が配設される。該ホッ
パー板45は、その上縁45aが外郭フレーム32の側
板33a,33b間に差し渡され、該側板33a,33
bに固定されている。
【0032】また、該コップwの前周縁に対応する位置
には、回動支持板46が配設される。該回動支持板46
は、図5〜7に示すように、その上端部が、フレーム1
7の側板17aに固定されたブラケット47に横架した
支軸48によって回動可能に軸支され、バネ49によっ
て常時下方に回動するように付勢されている。そしてこ
の回動支持板46と前記ホッパー板45とによって前記
転位供給手段Bから供給されたコップwを位置規制し、
適正位置で前記受板34にコップwを支承させるように
している。また、回動支持板46は回転挟持体Cがラベ
ル貼着位置IIへ向けて前方向に移送されるのに伴なっ
て、コップwに押されて上方に傾動し、後述するラベル
貼着位置IIでコップwの胴面に圧接し、ラベル貼着後に
コップwをバネ49の付勢力によって下方に落とす作用
も備えている。
【0033】前記受板34に支承されるコップwの軸線
方向の一側には、外郭フレーム32の開口部32a内に
位置させて駆動挟持板50aが配設され、また、該コッ
プwの軸線方向の他側には、前記駆動挟持板50aに対
向させて従動挟持板50bが配設される。この駆動挟持
板50aと従動挟持板50bとによって挟持手段が構成
される。
【0034】この挟持板50a,50bの構成をさらに
詳細に説明する。この駆動挟持板50aは、側板33a
を貫通する回動軸52の内端に固着されて、コップwの
底端面の周囲に形成された環状鍔縁に圧接するものであ
り、扁平状の截頭円錐形をしており、その周部に支持し
たスポンジ等の弾性材51を環状鍔縁に弾接するように
している。そして側板33aに回動モータ55を装架
し、該回動モータ55の駆動軸に固着したプーリ56
と、前記回動軸52に固着したプーリ53間に連係ベル
ト54を掛渡し、これにより、回動モータ55の駆動力
を駆動挟持板50aに付与して、回動モータ55の回転
制御により、後述するラベル貼着位置IIでコップwを一
回転するようにしている。
【0035】一方、従動挟持板50bはコップwの口端
の径大突縁p周縁に圧接するものであり、前記駆動挟持
板50aと共にコップwの両端を圧接する挟持位置と、
外側方へ退避してその挟持を開放する位置とに変換制御
される。すなわち、図8で示すように、側板33a,3
3bには、軸方向へ移動する摺動軸58が差し渡され、
その側板33bから外方へ突出する端部に固着された軸
受ブラケット58に、摺動軸57と平行な従動挟持板5
0bの遊転軸59が支持される。一方、側板33bの内
面には、開閉制御モータ60が装架され、その回転軸に
回動板61を固着し、該回動板61の偏心位置に一端を
枢支したクランク62の他端を、前記摺動軸57に外嵌
固着したボス63に枢支している。その他、前記軸受ブ
ラケット58は、側板33bの下部に突出した案内軸6
5に摺動可能に支持され、安定移動を確保するようにし
ている。
【0036】そしてこれにより、開閉制御モータ60が
駆動すると、クランク62の作用により、摺動軸57が
側板33a,33bで支持されながら軸方向へ移動し、
軸受ブラケット58は、図8の実線位置と鎖線位置とに
変換されることとなり、従動挟持板50bが圧接位置と
外方退避位置に位置決められる。この位置決め制御は、
前記摺動軸57に設けた検知片57aを挟持位置を検知
するセンサーS6 と、開放位置を検知するセンサーS7
とで検知することにより行なわれる。
【0037】次に、回転挟持体Cを上述の転位供給手段
Bから送り出されたコップwを受け取る受給位置Iと、
ラベル貼着位置IIとに案内する案内移送手段Dの構成を
図11,12に従って説明する。
【0038】前記受給位置Iと、ラベル貼着位置II間に
は、装架フレーム42に固定された装着側板66a,6
6bに両端を支持されて受給位置Iと、ラベル貼着位置
IIに掛渡される二本の平行なガイド杆67,67が支持
されている。そしてこのガイド杆67,67には、スラ
イダー68,68が嵌装され、該スライダー68,68
に移動基板69が下方から装架されている。この移動基
板69に、前記コップwの胴面の傾斜角度に一致して傾
斜させて、回転挟持体Cが付装されることは既に述べた
通りである。また、この移動基板69はコップwが挟持
される位置の直下では除去されており、コップwの落下
に支障のないように形成している。而して、このガイド
杆67,67及びスライダー68,68により移動案内
機構を構成している。そしてこの移動基板69はガイド
杆67,67に沿って、移送駆動装置により間欠往復駆
動制御される。
【0039】この移送駆動装置の構成を説明する。図1
1,12で示すように、前記装架フレーム42に保持さ
れた、付装板70には、移送モータ71が装架されてい
る。その駆動軸には回転板75が固着され、該回転板7
5の偏心位置には遊転輪付連係軸76を支持している。
そして、移送モータ71のさらに側方位置で支軸72に
より一端を支持した揺動アーム73が幅方向に差し渡さ
れ、その中央部に形成した長手方向の長孔74に、前記
回転板75の連係軸76を嵌装している。一方、移動基
板69の下面には、遊転輪付連係軸77が固着され、前
記揺動アーム73の先端に形成した二股部の長孔78に
該連係軸77を嵌合している。
【0040】かかる構成にあって、前記移送モータ71
が一方向に回転すると、該連係軸76の偏心量の二倍の
変位により、該連係軸76と長孔74を介して連係され
た揺動アーム73が支軸72を中心に揺動し、これに伴
って、その端部の長孔78に連係軸77を嵌装して連係
された移動基板69が、ガイド杆67,67と、スライ
ダー68,68の案内作用により、該ガイド杆67,6
7に沿って前後に往復移動する。
【0041】そして、前記移動基板69又はこれに付装
された回転挟持体Cは、移送モータ71の駆動制御によ
り、受給位置Iと、ラベル貼着位置IIとを間欠移動し、
前述したように、受給位置Iでコップwが供給され、後
述するように、ラベル貼着位置IIで、コップwへのラベ
ル貼着と、放出がなされる。この受給位置Iとラベル貼
着位置IIへの位置決め制御は、図11で示す光電スイッ
チからなる受給位置用センサーS8 ,ラベル貼着位置用
センサーS9 を、夫々前記揺動アーム73の前後の最大
傾動位置の直下で、装架フレーム42に夫々支持し、前
記揺動アーム73の下面に形成した検知片79を前記セ
ンサーS5 ,S6 で検知し、その検知に伴って、移送モ
ータ71を駆動停止し、これにより、揺動アーム73の
前後の最大傾動位置で回転挟持体Cを停止して、これを
受給位置I及びラベル貼着位置IIとすることにより行な
われる。
【0042】次に、ラベル貼着位置IIに配設された押え
ローラ80と印字繰出し装置90ととからなるラベル貼
着手段Eの構成を図13〜15に従って説明する。
【0043】装着側板66bには、ブラケット81が内
側に固着され、該ブラケット81に、ロール支持板82
が支軸83により枢支されている。このロール支持板8
2の上縁には、押えローラ80が遊転自在に支持されて
いる。またこのロール支持板82は、図13で示すよう
に、ブラケット81の上部に設けた位置規制片81aに
背面が支持される垂直位置に、発条84に付勢されて保
持される。一方、前記スライダー68,68の端部には
L形の当接片85,85が夫々固定され、前記移送モー
タ71によりガイド杆67,67に沿って移動して、ラ
ベル貼着位置IIに到来すると、前記当接片85の当接突
部が、ロール支持板82の下端に固着した被圧板86に
当接して、発条84に抗して図13の鎖線位置に傾動
し、押えローラ80が、ラベルrを介して、コップwの
胴面に圧接することとなる。
【0044】尚、径大突縁p側に位置するスライダー6
8には、後述するように、コップwを落下案内するため
に、案内垂直片86a及び案内傾斜片86bが図11,
16で示すように固着されている。前記案内垂直片86
aは、挟持板50bの移動を可能とするために、その上
縁が円弧状となっている。
【0045】前記押えローラ80の前面には、回転挟持
体Cがラベル貼着位置IIに到来して、ロール支持板82
が傾動する前に、ラベルrが供給されている。このラベ
ルrは、印字繰出し装置90により供給される。この印
字繰出し装置90の構成を図14に従って説明する。
【0046】このラベル貼着手段Eは、ロール状連続シ
ートsを保持する給送ロール91と、ラベルrを除去さ
れた後の剥離シートtをロール状に回収する駆動巻取り
ロール92と、所定のテンションを付与して、紙を供給
案内する案内ロール93群と、前記給送ロール91から
送り出されたラベルrに、患者名や検査種別,日付,バ
ーコード等所要の印字を施す印字ヘッド94とを主要部
として構成され、押えローラ80の上側部で、反転案内
片95により、急峻に送給方向を変換することにより、
印字ヘッド94で印字されたラベルrのみを剥離しなが
ら押えローラ80の直前位置へ送り出すようにしてなる
ものである。
【0047】次に、コップ取出部Gへコップwを案内す
る取出案内手段Fを説明する。図16,17で示すよう
に、ラベル貼着位置IIの直下には、半角錐形の二片のホ
ッパー片96,96が支軸97,97により、装架フレ
ーム42に取付けた放出枠片98にブラケット99を介
して拡開可能に支持されている。これにより後述するよ
うに回転挟持体Cで挟持されていたコップwが、開放さ
れて落下すると、そのコップwの径大突縁pが前記案内
傾斜片86bに当接し、かつ前記ホッパー片96,96
の内面の案内作用によって、起立状に反転される。そし
て、ホッパー片96,96の下端間から落下して、コッ
プ取出部69の位置に放出される。尚、この放出路の下
部には、該コップwの放出を検知するための受光部及び
放光部からなる一対のセンサーS10,S10が配設されて
いる。
【0048】次に上記実施例の作動につき説明する。上
記構成にあっては、コンピュータに接続されたキーボー
ド等の図示しない入力手段により、単数又は多数の患者
の、氏名,日付等の所要事項を入力して、プリント指令
を行なうと、ラベル自動貼着機1によりその患者数に応
じて、所要情報が記載されたラベルrがコップwに自動
的に貼着され、コップwがラベル自動貼着機1のコップ
取出部Gに順次排出される。
【0049】すなわち、前記プリント指令があると作動
が開始され、まず開閉モータ25が駆動して、図7鎖線
位置で示すように開閉支持板19が開放される。そして
支持杆18に支持されて待機していたコップwが、支持
杆18の偏位支持作用により転倒する。そしてこのと
き、受給位置Iには、回転挟持体Cが位置し、ホッパー
板45,回動支持板46の案内作用により、駆動挟持板
50aと、退避位置にある従動挟持板50b間にコップ
wが供給される。
【0050】そして、支持杆18上のコップwの有無を
検出するセンサーS5 ,S5 (図5参照)によって、該
支持杆18上にコップwが無いことが検出されると、開
閉モータ25が逆方向に回転駆動され、開閉支持板19
が上方向に略90度回転して再び図7実線位置の遮断位
置に戻される。
【0051】開閉支持板19が遮蔽位置へ復帰すると、
分離送り手段Aでは、分離駆動モータ10が駆動して、
分離ローラ5が回転し、これに伴い最下位置のコップw
が切欠部6bから案内螺旋溝7に落下し、かつその回転
に伴って下から二番目のコップwの径大突縁pを、分離
ローラ5の保持周縁6aで支持しながら、最下位置のコ
ップwの径大突縁pを、案内螺旋溝7による下方送り作
用により押し出す。これにより、装入路3に供給された
多数のコップwの重合体から一個だけが分離落下し、転
位供給手段Bの支持杆18に支持されて待機する。この
分離ローラ5は一回転して停止するものであり、この回
転制御は、上述したように、スリット板15のスリット
16をセンサーS1 で検知することにより行なわれる。
【0052】尚、上述の開閉支持板19の開放作動は、
センサーS2 によりコップwがあることが判定されてい
る場合に実行され、コップwが支持杆18上に位置しな
い場合には、警告音や警告ランプ(図示せず)等の警告
手段を作動させる。そして、装入路3にコップwを供給
して、開始スイッチ(図示せず)を押すと、分離駆動モ
ータ10が駆動し、支持杆18上にコップwが落下する
と、開閉支持板19が開放し、回転挟持体Cにコップw
が供給され、次の行程へ移行することとなる。
【0053】そして、前記駆動挟持板50aと従動挟持
板50bとの間にコップwが供給されると、開閉制御モ
ータ60が駆動し、クランク62の作用により、前記摺
動軸57が側板33a,33bに支持されながら軸方向
へ移動して、前記従動挟持板50bが圧接位置に変換さ
れ、コップwは挟持板50a,50bにより挟持される
こととなる。
【0054】そして回転挟持体Cによるコップwの保持
が完了すると、移送モータ71が駆動し、揺動アーム7
3が支軸72を中心に傾動し、その端部の長孔78に連
係軸77を嵌装して連係された移動基板69が、ガイド
杆67,67と、スライダー68,68の案内作用によ
り、ラベル貼着位置IIに移動する。そして、ラベル貼着
位置用センサーS6 による位置制御により、該位置で移
送モータ71が駆動停止する。
【0055】この移動にともない、レバー杆40が連結
ピン41を中心として反時計方向へ回動し、これに伴っ
て、レバー杆40の基端に設けた歯車37に噛み合う歯
車36が時計方向へ回転して、受板34が開放位置へ移
動する。このためラベル貼着位置IIでは、コップwの下
方には受板34が退避されている。この場合にコップw
は、挟持板50a,50bで挟持されているから、受板
34が退避しても支承はない。このラベル貼着位置II位
置への移動により、回動支持板46はバネ49の付勢に
よりコップwの胴面に弾接している。一方、この過程中
で、前記給送ロール90から送り出されたラベルrに
は、上述した情報入力に基づき、印字ヘッド93によっ
て、患者名や検査種別,日付,バーコード等所要の印字
が施され、ラベルrのみが剥離されて押えローラ80の
直前位置へ送り出されている。
【0056】そして、回転挟持体Cがラベル貼着位置II
に到来すると、スライダー68,68の端部に設けた当
接片85の当接突部が、ロール支持板82の後端に当接
して、該ロール支持板82を発条84に抗して傾動し、
押えローラ80が、既に情報印字されたラベルrを介し
て、コップwの胴面に圧接する。このとき上述したよう
に回転挟持体Cは移動基板69に対して胴面の傾斜角度
だけあらかじめ傾斜させて搭載しているから、押えロー
ラ80は該胴面に対して整一に圧接する。
【0057】そしてこの位置で、回転挟持体Cの回動モ
ータ55が駆動し、この駆動力により、駆動挟持板50
aが回転し、コップw及び従動挟持板50bが追動し
て、該コップwは一回転する。そしてこれに倣って、ラ
ベルrが周方向に接着する。
【0058】この接着が完了すると、開閉制御モータ6
0が駆動し、従動挟持板50bが退避位置に移行する。
このため、コップwが挟持板50a,50b間から落下
する。この落下は、前記回動支持板46の付勢力によ
り、確実に行なわれる。そして、コップwが落下する
と、その径大突縁pが、案内傾斜片86bに当接し、か
つホッパー片96,96の内面の案内作用により、起立
状に反転し、ホッパー片96,96の下端間から落下し
て、コップ取出部G(図26,17参照)の位置に直立
状に放出される。
【0059】一方、移送モータ71が再駆動し、移動基
板69に載架された回転挟持体Cが、受給位置用センサ
ーS5 による位置制御に基づき受給位置Iに復帰する。
そして、このコップ取出部Gに設けられたセンサーS
8 ,S8 で、コップwが検知されると、次のラベル貼着
処理が残っている場合には、開閉支持板19が開放され
て、同様の作動がなされることとなる。
【0060】而して、コップwへのラベル貼着作動が、
自動的に順次行なわれることとなる。
【0061】上述の構成では、取出案内手段Fにより、
コップwを横臥位置から、直立位置に変換して送り出す
ようにしたが、横臥状態のままコップ取出部Gへ排出す
るようにしても良い。
【0062】
【発明の効果】本発明は、上述したように、分離送り手
段Aにより重合したコップwを一個づつ分離し、転位供
給手段Bで横転させて、受給位置Iにある回転挟持体C
に供給し、この回転挟持体Cで挟持して、案内移送手段
Dによりラベル貼着位置IIに移送し、ラベル貼着手段E
により同位置に供給されたラベルrをコップwの胴面に
貼着して、取出案内手段Fによりコップ取出部Gへ放出
するようにしたものであり、この一連の作動により、コ
ップwの表面に全自動的に所要情報が印字されたコップ
wを貼着することができて作業が極めて容易となり、日
常的なコップwの供給は勿論、集団検診等、コップwの
供給を多量に必要な場合にも、簡易迅速に対応すること
ができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベル自動貼着機1の概要を示す斜視図であ
る。
【図2】ラベル自動貼着機1の縦断正面図である。
【図3】分離送り手段Aを示す一部の縦断正面図であ
る。
【図4】分離送り手段Aを示す平面図である。
【図5】転位供給手段Bを示す左側面図である。
【図6】転位供給手段Bを示す図5イ−イ断面図であ
る。
【図7】転位供給手段Bを示す縦断正面図である。
【図8】回転挟持体Cを示す平面図である。
【図9】回転挟持体Cを示す左側面図である。
【図10】回転挟持体Cを示す正面図である。
【図11】案内移送手段Dを示す左側面図である。
【図12】案内移送手段Dを示す平面図である。
【図13】ラベル供給位置IIを示す正面図である。
【図14】ラベル貼着手段Eの印字繰出し装置を示す正
面図である。
【図15】ラベル供給位置IIを示す平面図である。
【図16】取出案内手段Fを示す側面図である。
【図17】取出案内手段Fを示す平面図である。
【符号の説明】
1 ラベル自動貼着機 3 装入路 5 分離ローラ 6a 保持周縁 6b 切欠部 7 案内螺旋溝 10 分離駆動モータ 18 支持杆 19 開閉支持板 25 開閉モータ 40 レバー杆 50a 駆動挟持板 50b 従動挟持板 55 回動モータ 57 摺動軸 60 開閉制御モータ 67,67 ガイド杆 71 移送モータ 80 押えローラ 96,96 ホッパー片 A 分離送り手段 B 転位供給手段 C 回転挟持体 D 案内移送手段 E ラベル貼着手段 F コップ取出部 r ラベル w コップ p 径大突縁 I 受給位置 II ラベル貼着位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 裕久 大阪市西区新町一丁目1番17号 長瀬産業 株式会社内 (72)発明者 出島 英男 京都府城陽市平川車塚68番1号 日本電子 科学株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重合された複数のコップを上方から縦方向
    に装入する装入路に配設され、最下位置のコップを順に
    分離して一個づつ下方に送る分離送り手段と、 前記装入路の下端に配設され、コップを横向きに転倒さ
    せて一個づつ送り出す転位供給手段と、 コップを横向きにして、両端面で挟持する挟持位置とそ
    の開放位置とに変換制御される挟持手段と、前記転位供
    給手段から送り出されたコップを受け取る受給位置で前
    記挟持手段を挟持位置に変換駆動し、ラベル貼着位置で
    ラベル貼着後に前記挟持手段を開放位置に変換駆動する
    駆動制御手段と、少なくともラベル貼着位置でコップを
    回転駆動する回転駆動手段とを備えた回転挟持体と、 前記回転挟持体を、受給位置とラベル貼着位置とに案内
    する移動案内機構と、回転挟持体を、受給位置でコップ
    が挟持されるとラベル貼着位置に移送し、ラベル貼着位
    置でコップの挟持が解除されると受給位置に移送するよ
    うに移動案内機構に沿って間欠往復移動する移送駆動装
    置とを備えた案内移送手段と、 前記ラベル貼着位置に移送されたコップの胴部に圧接す
    る押えローラと、所要事項を印字した後に、前記ラベル
    貼着位置に移送されたコップと押えローラとの間に接線
    方向からラベルを繰り出す印字繰出し装置とを備えたラ
    ベル貼着手段と、 前記ラベル貼着位置で、ラベルが貼着されて後に、前記
    挟持手段から開放されたコップをコップ取出部へ案内す
    る取出案内手段とを備えたことを特徴とする臨床検査用
    コップのラベル自動貼着機。
  2. 【請求項2】前記分離送り手段を、 所定角度範囲でコップ上部の径大突縁を支持する保持周
    縁と、該保持周縁の無い切欠部とが上部周縁に周設さ
    れ、かつその下方に案内螺旋溝が周設されてなり、その
    回転駆動により、次のコップの径大突縁を保持周縁で支
    持しながら、案内螺旋溝の案内作用により、該案内螺旋
    溝内の径大突縁を下方へ押し出して最下位置のコップを
    分離落下させるとともに、切欠部から案内螺旋溝に次の
    コップの径大突縁を供給する一連の作動を生じる分離ロ
    ーラを、前記装入路の周囲に所定間隔で複数個軸支し、
    各分離ローラを分離駆動用モータにより同期的に間欠駆
    動回転させるようにして構成した請求項1記載の臨床検
    査用コップのラベル自動貼着機。
  3. 【請求項3】前記転位供給手段を、 装入路の下端に横架されて、分離送り手段から送られた
    コップの下面をその中心から後方に偏寄した位置で支承
    する支持杆と、 開閉駆動用モータにより、前記支持杆に支承されたコッ
    プの前面を支持する遮断位置と、その支持を解除する開
    放位置とに開閉制御される開閉支持板とで構成した請求
    項1記載の臨床検査用コップのラベル自動貼着機。
  4. 【請求項4】前記回転挟持体の挟持手段を、 転位供給手段から横向きで供給されたコップの軸線方向
    の一側に配置され、回動モータにより回転制御される駆
    動挟持板と、 前記コップの軸線方向の他側に駆動挟持板と対向して配
    置され、駆動制御手段によって、前記駆動挟持板とでコ
    ップを挟持する挟持位置と、コップから離れる開放位置
    とに進退制御される従動挟持板とで構成した請求項1記
    載の臨床検査用コップのラベル自動貼着機。
  5. 【請求項5】前記案内移送手段を、 送り方向に沿って配設したガイド杆と、該ガイド杆に摺
    動可能に嵌挿されたスライダーを備えた移動基板とから
    なり、該移動基板上に前記回転挟持体を固定して受給位
    置とラベル貼着位置とに案内する移動案内機構と、 一端を支点とし、他端が前記移動基板に係合された揺動
    アームと、該揺動アームを支点を中心に揺動する移送モ
    ータとで構成し、該移送モータの間欠駆動により、移動
    基板を、回転挟持体が転位供給手段から送り出されたコ
    ップを受け取る受給位置と、押えローラが配設されたラ
    ベル貼着位置とに間欠往復駆動制御するようにした移送
    駆動装置とで構成した請求項1記載の臨床検査用コップ
    のラベル自動貼着機。
JP13577695A 1995-05-08 1995-05-08 臨床検査用コップのラベル自動貼着機 Pending JPH08301251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13577695A JPH08301251A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 臨床検査用コップのラベル自動貼着機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13577695A JPH08301251A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 臨床検査用コップのラベル自動貼着機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08301251A true JPH08301251A (ja) 1996-11-19

Family

ID=15159596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13577695A Pending JPH08301251A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 臨床検査用コップのラベル自動貼着機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08301251A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2337742A (en) * 1996-01-04 1999-12-01 Mars Uk Ltd A method of processing a plurality of containers
JP2000121644A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Techno Medica:Kk 採血採尿用自動受付装置及び採血採尿用自動受付システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2337742A (en) * 1996-01-04 1999-12-01 Mars Uk Ltd A method of processing a plurality of containers
JP2000121644A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Techno Medica:Kk 採血採尿用自動受付装置及び採血採尿用自動受付システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910006565B1 (ko) 시이트 분리 공급장치
EP0461682A1 (en) Labelling system
TWI294392B (en) Carrier device for drug bag
GB1583379A (en) Apparatus and method for loading film cartridges
US5096134A (en) Device for unrolling and cutting leading end portion of strip-like material wound in roll
JPH08301251A (ja) 臨床検査用コップのラベル自動貼着機
JPH07132917A (ja) 試験管ラベル自動貼着器
JP2002205718A (ja) ラベル供給装置及びラベル供給方法
JP3957791B2 (ja) 製版書込み装置
JPH07300119A (ja) 試験管ラベル自動貼着器
JPH06321227A (ja) ラベル貼着装置
US6102387A (en) Automated sheet dispenser
JPH0327932Y2 (ja)
JPH09207917A (ja) 包装材供給装置
JPS586652B2 (ja) ナンケンナドノ トリダシソウチ
JP2002193228A (ja) ラベル貼付装置及びラベル貼付方法
JPH0327933Y2 (ja)
JPS6334516B2 (ja)
JP2997878B2 (ja) 無端状図柄ベルトの製造方法
JPS61114943A (ja) 原稿自動供給装置
KR970000355Y1 (ko) 일회용 주사기 눈금 자동 인쇄기의 인쇄위치 조정장치.
JP2002193227A (ja) ラベル貼付装置及びラベル貼付方法
RU2094340C1 (ru) Аппарат для этикетирования или прикрепления тонких листовых изделий к плоским поверхностям упаковок
JPH09183417A (ja) 容器の位置合わせ装置
JPS6334518B2 (ja)