JPS6334421A - 瞬間湯沸器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス燃焼等を熱源とする瞬間湯沸器に関するも
のである。

従来の技術 従来の瞬間湯沸器の概略図は第３図に示すようになって
おり、この第３図において、１はシャワー等の水栓、２
は水流スイッチ、３は給水路、４は第一熱交換器、５は
給湯路、６は燃料の元弁である電磁弁、７はガス通路、
８は加熱装置であるバーナ、９は点火器、１０は炎検知
器、１１は燃焼制御装置である。

そして、水栓１の開操作により、給水路３の入口に設け
られた水流スイッチが閉成（以下ＯＮと記す。）され、
燃焼制御装置１１に器■の運転信号が入力され、点火器
９から火花放電を開始し、電磁弁６を開け、バーナ８に
ガスが供給され燃焼が開始される。この燃焼を検出した
炎検知器１０の出力により点火器９の火花放電が停止さ
れ、燃焼が継続される。次に、水栓１が閉操作されると
、水流スイッチが開成（以下ＯＦＦと記す。）され、燃
焼制御装置１１に器具の停止信号が入力され、燃焼制御
装置１１が動作し電磁弁６を閉成して燃焼が停止する。

さらに再度水栓１が開操作されると、水流スイッチ２が
ＯＮＬ、、上述の動作が行われていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成ではシャワーをあびていて
、一度シャワーの水栓１を閉じると、燃焼が停止してし
まい、再度シャワーの水栓を開けると、燃焼が開始し、
適温の湯が給湯路５を流れて水栓１に至るまでの間は熱
交換器４、これより下流の水がシャワーから出ることに
なり、使い勝手が悪かった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、水栓を閉
じても数分等の所定時間だけは燃焼を継鯖させ、その所
定時間に再度、水栓を開けると、即水栓からお湯が出て
くる瞬間湯沸器を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の瞬間湯沸器は、給
水路の入口に設けた第一水流スイッチと、給水路に接続
した第一熱交換器と、給湯路に設けた第三水流スイッチ
と、給湯路を開いて湯を出していた水栓を閉じることに
より前記第一水流スイッチが閉成された時に同じく閉成
される第一水電磁弁および同じく開成される第二水電磁
弁および同じく運転が開始されるポンプと、前記ポンプ
の動作により作動する第二水流スイッチと、前記ポンプ
により循環する湯の熱量を給水路の水に熱交換するため
の第二熱交換器と、前記第二水電磁弁とポンプと第二水
流スイッチと第二熱交換器とから成り前記第一熱交換器
の入口、出口間に接続してあるバイパス水路と、燃料の
元弁である第一電磁弁と、前記バイパス水路が動作した
時に燃焼能力を調整するための第二電磁弁と、点火器と
、炎検知器と、第一水流スイッチからの信号またはいっ
たん閉じた前記水栓を再び所定時間内に開いた時に発す
る第三水流スイッチの信号で第一水電磁弁、第一電磁弁
、第二電磁弁を開成し点火器により点火させ燃焼を制御
する燃焼制御装置とにより構成したものである。

作　　用 上記構成の瞬間湯沸器によれば、シャワーをあびていて
、一度シャワーの水栓を閉じてもバイパス水路にお湯が
循環しているため、再度シャワーの水栓を開けてもお湯
が叩出ることになり非常に使い勝手の良いものとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図は本発明の一実施例における瞬間湯沸器の概
略図を示したものであり、また第２図はその運転過程を
表わすフローチャートである。第１図において、１は水
栓、２は第一水流スイッチ、３は給水路、４は第一熱交
換器、５は給湯路、１２は給水を停止するための第一水
電磁弁（以下ＷＶＩと記す。）、１３は第二水電磁弁（
以下ＷＶ２と記す。）、１４はポンプ、１５は前記ポン
プ１４の作動により閉成される第二水流スイッチ、２０
は前記ポンプ１４の作動により循環する湯の熱量を給水
路の水に熱交換するための第２熱交換器、１６は第一熱
交換器４の前後に両端を接続し、かつ前記ＷＶ２・１３
とポンプ１４と第二水流スイッチ１５と第二熱交換器２
０とから成るバイパス水路、６は燃料供給路の元弁であ
る第一電磁弁（以下ＳＶＩと記す。）、１７はポンプ１
４が作動した時に燃焼能力を調整する第２電磁弁（以下
ＳＶ２と記す。）、１８はバイパスガス通路、８はバー
ナ、９は点火器、１０は炎検知器、１１は燃焼を制御す
るための燃焼制御装置、１９は水栓の再使用を検出する
ための第三水流スイッチである。

上記構成において、水栓１が開成されると、第一水流ス
イッチ２が閉成され、この信号を受けた燃焼制御装置１
１の動作により点火器９から火花放電が行われ、さらに
ＳＶＩ・６、ＳＶ２・１７が開弁され、バーナ８で燃焼
が開始する。そして炎検知器１０により前記バーナ８の
着火が確認され、その信号を受けた燃焼制御装置１１よ
りの信号で点火器９の火花放電が停止する。そして第一
熱交換器４により、給水路３を通過する水は加熱され、
給湯路５を経て水栓１からお湯となって出てくる。

次に水栓１を閉成すると、第一水流スイッチが開成され
、この信号を受けた燃焼制御装置１１によりＷＶＩ・１
２が閉成されると同時にバイパス水路１６に設けられた
ＷＶ２・１３ポンプ１４が開成される。ポンプ１４の作
動により第二水流スイッチ１５が閉成され、この信号が
燃焼制御装置１１に入力されＳＶ２・１７が閉成され、
バーナ８の燃焼はバイパスガス通路１８で決まる能力の
燃焼となって任意の時間だけの間継続される。そして第
一熱交換器４を含むバイパス水路１６をポンプ１４によ
りお湯が循環しバイパス通路１８で決まる能力の燃焼が
バーナ８で引き続き行われ、同時にバイパス水路１６を
構成する第二熱交換器２０により給水路３の水を加熱さ
れる。

上記の状態で再び水栓１を開けると、第三水流スイッチ
１９が閉成さた、この信号を受けた燃焼制御装置１１に
より、バイパス水路１６のＷＶ２・１３が閉成し、ポン
プ１４も作動を停止する。そして給水路３に設けられた
ＷＶＩ・１２が開成し第一水流スイッチ２が閉成し以降
前述の運転過程により運転が行われる。したがって、バ
イパス水路１６を循環して温められていた湯が即、水栓
から出湯することができる。

発明の効果 以上のように本発明の瞬間湯沸器によれば限られた時間
に再度水栓を開けても水が出てくることはなく、湯が即
でるのでシャワー等の使用上において実用上きわめて有
利なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一適用例である先止式瞬間湯沸器の概
略図、第２図はその運転過程を表わすフローチャートで
ある。第３図は従来の先止式瞬間湯沸器の概略図である
。 １・・・・・・水栓、２・・・・・・第一水流スイッチ
、３・・・・・・給水路、４・・・・・・第一熱交換器
、５・・・・・・給湯路、６・・・・・・第一電磁弁、
７・・・・・・ガス通路、８・・・・・・バーナ、９・
・・・・・点火器、１０・・・・・・炎検知器、１１・
・・・・・燃焼制御装置、１２・・・・・・第一水電磁
弁、１３・・・・・・第二水電磁弁、１４・・・・・・
ポンプ、１５・・・・・・第二水流スイッチ、１６・・
・・・・バイパス水路、１７・・・・・・第二電磁弁、
１９・・・・・・第三水流スイッチ、２０・・・・・・
第二熱交換器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 弔３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給水路の入口に設けた第一水流スイッチと、給水路に接
   続した第一熱交換器と、給湯器に設けた第三水流スイッ
   チと、給湯路を開いて湯を出していた水栓を閉じること
   により前記第一水流スイッチが閉成された時に同じく閉
   成される第一水電磁弁および同じく開成される第二水電
   磁弁および同じく運転が開始されるポンプと、前記ポン
   プの動作により作動する第二水流スイッチと、前記ポン
   プにより循環する湯の熱量を給水路の水に熱交換するた
   めの第二熱交換器と、前記第二水電磁弁とポンプと第二
   水流スイッチと第二熱交換器とから成り前記第一熱交換
   器の入口、出口間に接続してあるバイパス水路と、燃料
   の元弁である第一電磁弁と、前記バイパス水路が動作し
   た時に燃焼能力を調整するための第二電磁弁と、点火器
   と、炎検知器と、第一水流スイッチからの信号またはい
   ったん閉じた前記水栓を再び所定時間内に開いた時に発
   する第三水流スイッチの信号で第一水電磁弁、第一電磁
   弁、第二電磁弁を開成し点火器により点火させ燃焼を制
   御する燃焼制御装置とを備えた瞬間湯沸器。