JPS6333975A - 画像デ−タ処理方法およびその装置 - Google Patents

画像デ−タ処理方法およびその装置

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JPS6333975A
JPS6333975A JP61178295A JP17829586A JPS6333975A JP S6333975 A JPS6333975 A JP S6333975A JP 61178295 A JP61178295 A JP 61178295A JP 17829586 A JP17829586 A JP 17829586A JP S6333975 A JPS6333975 A JP S6333975A
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JP61178295A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Shimano
嶋野 法之
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、階調を有する原画の画像を光電変換手段で
読取って得られる画像データを処理するための画像デー
タ処理方法およびその装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 製版用スキャナやファクシミリなどの画像データ処理装
置においては、階調を有する原画を読取る際に、原画の
階調を正確に読取ることが重要となる。それは、読取ら
れた画像をそのまま記録する場合だけでなく、この画像
データに所望の修正を加えた後に記録や転送を行なう場
合においても、原画の階調の読取り精度を向上させなけ
れば所望の記録画像や転送画像を得ることが困難である
ためである。
このような画像データ処理装置に用いられる画像読取り
機構のうち、反射型の光学的読取り機構の例を、部分図
として第9図に示す。この機構においては、まず、外濾
体1の上部開口に設けられた透明の原画載置用ガラス板
2の上面に、原画3を伏せた状態で載置する。そして、
光源4からの光5を原画載置用ガラス板2を通して原画
3に照射する。原画3からの反射光10は、ミラーやレ
ンズ等によって構成された結像光学系7を介してCCD
ラインセンサ8などの光電変換手段に入射する。このよ
うな光電変換手段としては、光電子増倍管やフォトダイ
オードなども用いられる。このCCDラインセンサ8は
、その受光面に入射した光9の強度に応じた画像信号V
。。、を発生する。
そして、この画像信号■。。、に所望の画像処理を加え
た後に、感光材(図示せず)への露光記録や画像データ
転送などが行なわれる。
ところで、このような画像読取り機構の場合、CCDラ
インセンサ8に入射する光9が原画3からの反射光10
のみを含むものであれば、この入射光9は、原画3の階
調を忠実に反映した光となっているはずである。ところ
が、実際には、光源4からの照射光5は、原画載置用ガ
ラス板2の下面においても反射される。このため、この
反射による光6ちまたCCDラインセンサ8への入射光
9の中に紛れ込んでしまう。さらに、外筐体1の内壁面
や装置の他の部分などで散乱されたフレア光(図示せず
)などもCCDラインセンサ8の受光面に入射する。
このため、原画載置用ガラス板2からの反射光6や上記
フレア光(迷光)などのバックグランド光によって画像
信号■。CDは原画3の画像情報とは無関係のバックグ
ランド成分を有するようになる。その結果、このような
機構を用いた装置では、原画3の階調を正確に求めるこ
とが困難となってしまうという問題がある。
そこで、製版用スキャナを例にとって、このようなバッ
クグランド光のtnをより具体的に説明する。周知のよ
うに、製版用スキャナでは、通常、オペレータが原画3
の明部および暗部からそれぞれハイライト点およびシャ
ド一点を選定し、それらの点の濃度を測定するとともに
それらに対する網かけ出力画像上での網点面積率を指定
する。さらに、これらに基いて濃度と網点面積率との関
係を規定する階調補正曲線〈グラデーションカーブ)を
決定する。そして、入力した画像信号にシェーディング
補正を加えた後、上記階調補正曲線に従った階調補正を
加えて、網点面積率に応じた露光記録信号を得ている。
ところが、上記のようなバックグランド光が存在すると
、オペレータが意図した階調表現を得ることができず、
たとえばポジ版の記録に際しては、記録画像が全体的に
高明度側(低濃度側)へとずれたものとなってしまうと
いう問題がある。
また、特に階調曲線の暗部側部分では、バックグランド
光の量が原画暗部からの本来の結像光の量と同程度また
はこれよりも大となるため、階調表現性に与えるバック
グランド光の影響が相対的に大きくなる。このため、ポ
ジ版の記録画像では、暗部における階調表現性が乏しく
なってしまうという問題もある。ネガ版の記録画像では
明部側で同様の問題が生ずることはい・うまでもない。
これに対して、このようなバックグランド光の発生自体
を防止しようという試みもあるが、現実には、このよう
な試みは技術的にもコスト的にも実現性に乏しく、適切
な対策となっていない。
(発明の目的) この発明は従来技術における上述の問題の克服を意図し
ており、原画の画像情報と無関係なバックグランド光が
光電変換手段に入射することによって生ずる画像の濃度
の読取り誤差を除去し、それによって原画の階調を正確
に反映した画像データを得ることができる画像データ処
理方法およびその装置を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するため、この出願の第1の発明では
、階調を有する原画に光源からの光を照射し、原画の画
像を光電変換手段によって読取って得られる画像データ
を処理するための画像データ処理方法を対象として、(
a)原画を配置すべき位置またはその近傍に、既知の濃
度を有する基準濃度面を準備して、光源からの光を前記
基準濃度面に照射し、前記照射が行なわれている状態で
基準濃度面の濃度を前記光電変換手段で読取ることによ
って基準濃度検出データを求める第1のステップと、(
b)原画の画像を前記光電変換手段で読取って得られる
第1の画像データと前記基準濃度検出データとの差に応
じた第2の画像データを求める第2のステップとを実行
して、第1の画像データに対応する第2の画像データが
得られるようにしている。
また、第2の発明では、上記第2のステップをシェーデ
ィング補正処理中で行なう装置として、原画を配置すべ
き位置の近傍に白色基準1度面および黒色基準濃度面を
設けるとともにニジニーディング補正手段として、(a
)前記白色基準濃度面および前記黒色基準m磨面につい
て、前記光源からの光を照射しつつ、それぞれの基準1
1度面の濃度を前記光電変換手段で読取って得られる白
色基準濃度検出データと黒色基llI!濃度検出データ
とを記憶する記憶手段と、(b)前記記憶手段に記憶さ
れた前記白色基準濃度検出データと前記黒色基準濃度検
出データとを読出すとともに、前記原画の画像を前記光
電変換手段で読取って得られる第1の画像データと前記
黒色基準濃度検出データとの差を、前記白色基準濃度検
出データと航記黒邑基準濃度検出データの差で除算して
得られる最に応じた第2の画像データを演算して求める
演算手段とを備えるシェーディング補正手段を設け、第
1の画像データに対応する第2の画像データが得られる
ようにする装置を提供する。
(実施例) A、実施例の全体 成と概略動 第1図はこの発明の一実施例である画像データ処理装置
を組込んだ製版用スキャナの概略構成図ある。同図にお
いて、この装置は、第9図の装置と同様に、外筺体1の
上部開口に透明の原画#1.置用ガラス板2が設けられ
ており、この原画載置用ガラス板2上に原画3を伏せた
状態で載置する。
また、原画載置用ガラス板2の上面端部には、既知の濃
度を有する基準濃度面を持った部材としての、白色基準
板15と黒色基準板16とが設けられている。これらは
後述するシェーディング補正において利用されるもので
ある。このうち白色基準板15は従来から設けられてい
る部材であるが、黒色基準板16は新たに設けられてい
る部材である。
一方、ハロゲンランプなどで構成された光源4からの照
射光5は、原画3の表面で反射されて光学系7に含まれ
る第1のミラー11に入射する。
この第1のミラー11で反射された光は、第2および第
3のミラー12.13で順次反射された後、結像レンズ
14によって光電変換手段としてのCCDラインセンサ
8の受光面上に結像する。このCCDラインセンサ8は
、図の紙面に垂直な方向にCCD素子を1次元的に配列
して形成されている。したがって、この図の紙面に垂直
な方向が主走査方向となる。
また、既述したように、光源4からの照射光5が原画装
置用ガラス板2の表面で反射することによって生ずる反
射光6や、外筐体1の内壁や装置の他の部分で光が散乱
されて生ずるフレア光(図示せず)などの、原画3の画
像情報とは無関係のバックグランド光もまた、上記光学
系7の内部に紛れ込む。このため、CCDラインセンサ
8への入射光9は、これらの無用な光も含んだものとな
っている。
この入射光9がCCDラインセンサ8で光電変換される
ことによって得られる画像信号viCCDは、△/D変
換器17でデジタル化された後に、シェーディング補正
回路18に与えられる。このシェーディング補正回路1
8は、本来は、原画3の表面におりる照明の不均一性や
、結像光学系7の結像作用の不均一性、それに、CCD
ラインセンサ8を構成する各CC[)素子の感度不均一
性を補正するためのものである。しかしながら、この実
施例では、このシェーディング補正回路18におけるシ
ェーディング補正処理によって、上述したバックグラン
ド光のteもまた自動的に除去されるようになっている
。その詳細は後に説明するが、この実施例では、シェー
ディング補正回路18がこのような機能を有しているこ
とによって、このシェーディング補正回路18の入力が
この発明における「第1の画像データ」に相当し、その
出力画像信号VNが1第2の画像データ」に相当するこ
とになる。
一方、このようなシェーディング補正を受けて得られる
画像信号■、は、ルックアップテーブル方式のRAM1
9aを含む階調補正回路19に与えられ、この階調補正
回路1つにおいて、後述するような階調補正を受ける。
この階調補正回路19において得られる画像信号■1は
、次段の画像処理回路20に与えられ、この画像処理回
路20において輪郭強調や倍率変換等の処理を受ける。
こうして得られた画像信号V2は、網点信号発生回路2
1に出力される。この網点発生回路21からの網点信号
■dotは、音響光学変調器25の変調制御信号となる
このMW光学変調器25にはレーザー光源22からのレ
ーザービーム23がミラー24を介して与えられている
。この音響光学変調器25は、上記網点信号■dotに
基いてこのレーザービーム23を変調して露光ビーム2
6を与える。この露光ビーム26は、ガルバノミラ−2
7の振動によって左右に撮られつつ、fθレンズなどに
よって形成された結像光学系28を介して記録用の感光
材29の表面に照射される。このガルバノミラ−27の
振動は、CCDラインセンサ8におけるCCD素子の出
力取出しタイミングと同期して行なわれ、それによって
主走査方向Xの光走査が達成される。
一方、光源4および第1のミラー11は、原画3に対し
て図示の六方向へと相対的に並進移動させる機構(図示
せず)に固定されており、これによって、原画3はこの
六方向へと走査移動する。
これと同期して感光材29も図の下方〈−Y)へと引取
られ、それによって上記六方向への読取り副走査と、図
示のY方向への記録副走査が達成される。
一方、この装置には、上記各回路の制御やデータ処理の
ために、マイクロコンピュータ30が設けられている。
このマイクロコンピュータ30はCPU31およびメモ
リ32を備えており、I10ボート33を介して、上記
シェーディング補正回路182階調補正回路192画像
処理回路20および網点信号発生回路21へと接続され
ている。
また、後述する諸データを入力するためのキーボードパ
ネル34も、I10ボート33に接続されている。
B、実施例の動作原理 次に、この実施例の動作原理を説明する。そのために、
まず、原画載置用ガラス板2からの反射光やフレア光な
どのバックグランド光が存在しない仮想的な場合につい
ての動作特性を説明する。
次に、バックグランド光が存在する場合に従来の画像デ
ータ処理方法ではどのような結果を招くかについて定但
的に述べ、その後に実施例の動作原理を上記二者と比較
しつつ説明する。
(B−1)バックグランド光が存在しない仮想的な釘 最初に、バックグランド光が存在しない仮想的な場合に
ついて説明する。第2図は4方向の座標軸によって形成
された2次元平面上での各種曲線を示す図である。これ
らの座標軸のうち、原点0から右方へ伸びる第1軸は原
画の濃度りのスケールとなっている。また、上方へ伸び
る第2軸は第1図のCCDラインセンサ8の出力である
画像信号■1CCDをデジタル化した値のスケールであ
る。
ただし、このデジタル化による吊子化誤差はこの実施例
の原理説明上では特に問題とならないため、図中にはこ
れらを特に区別せずに、単にViCCDとして示しであ
る。ここで、添字rNはCODライセンサ8のi番目の
素子の出力であることを示す。
したがって、これらの2つの座標軸によって形成された
第1象限工に描かれる曲線は、CCDラインセンサ8に
おける光電変換特性を示す曲線となる。この特性は、上
述したようなバックグランド光が存在しない仮想的な場
合には次の(1)式のように書ける。
一〇 V ”   S ’  I  10  + V ida
、k  ・−(1)+CCD   +  0 ただし、この(1)式における各信号は次のように定義
される。
S、:i番目のCODCD素子度 Io :原画3への照射光量 V−:i番目のCODCD素子ける暗時+dark 出力電圧 すなわち、viccDは、原画3の濃度を反映した出力
電圧と、暗時出力電圧との和で表現される。
この(1)式の特性曲線は第1象限工中に破線C1で描
かれており、直線” 1CCD−” 1darkを漸近
線とする指数関数となっている。
原点Oから左方へ伸びる第3軸は、第1図のシェーディ
ング補正回路18の出力VNを示している。したがって
、第2@!限■はシェーディング補正の補正特性を示す
面となっている。このシェーディング補正は、各COD
CD素子に、・・・(2) と表わされる。ただし、上式における各記号の意味は次
の通りである。
Vio。、(D) :8度りの原画画素を読取ったとき
のi番目のCODCD素子力電圧 viccD(DW ):第1図の白色基準板15(濃度
り。)を読取ったときのi番目のCODCD素子力電圧 ■・  :光源4を消灯したときのil目のC+0FF CD素子の出力電圧(=V・  ) +dark ■No:白色基準板15のff1l*D、に対応してあ
らかじめ指定しておいたデータ値 容易にわかるように、(2)式は■1cct+(D)を
変数としたときの直線を表わす式であって、この直線を
第2象限■の中に破線C2で示す。また、(1)式を(
2)式に代入することによって、原画濃度りとシェーデ
ィング補正後の画像信号vNとの関係は、次の(3)式
のように表わすことができる。
v  −v  io  /io”’     ・・・(
3)−〇 It   N。
一方、第2図の下方に伸びる第4軸は出力網点画像の網
点面積率Gを示す。したがって、第3象限■には、シェ
ーディング補正後の画像信号vNをどのような関係で網
点面積率Gに対応づけるかを決定する階調補正曲線が描
かれることになる。
この階調補正曲線C3は、第4象限■における曲線C4
、すなわち原画濃度りに対してどのような網点面積率G
を対応させるかを決定する曲線に応じて定まるものであ
る。
具体的には、まずオペレータがあらかじめ原画3の中の
ハイライト点とシャド一点とを抽出()て、それらの点
におけるII度DHL、O20を、第1図の5A置とは
別の濃度計で計測する。そして、これらのハイライト点
およびシャド一点に対する網点面積率GH1,G8.を
任意に定める。これらのデータD  、D  、G  
、G  によって第2図の第4象HL   SD   
HL   SD 限■における2点PHL、PSOが一義的に定まる。
さらに、この2点P  、P  の間の区間内の数点8
1    SO (図示せず)を定め、これらを通る曲線として上記曲線
C4が決定される。
そして、第4象限IVでの曲線C4が定まると、第3図
に例示するように、任意の原画濃度D について、曲線
C、C2を介して得られる画像信号値■Naと、当該濃
度Daについて曲線C4を介して得られる網点面積率G
aとの関係が決定される。そして、各濁度りについての
この関係をつないで曲線として表わしたものが、第3象
限■に描かれた階調補正曲線C3である。
以上が、バックグランド光が存在しない場合のシェーデ
ィング補正および階調補正の要点である。
したがって、このような仮想的な場合には、たとえば原
画濃度DaをCCDラインセンサ8で読取り、シェーデ
ィング補正と階調補正とを順次施せば、第4図に示すよ
うな変換経路を経由して、所望の網点面積率G、が得ら
れることになる。
次に、原画載置用ガラス板2での反射光やフレア光など
のバックグランド光が存在する場合を考える。この場合
には濃度りとCOD素子の出力信号V  との間の関係
は、次の(4)式のようになCCD る。
一〇 V、 −8,I  10  +V、  +S−I  R
+CCD   +  0      +dark   
+  0・・・(4) ただし、 R−R+R・・・(5) ref   fla R=原画載置用ガラス板2の表面の光反ef 対重 8口。=フレア光成分比 である。
上記(4)式は、既述した(1)式に対応するものので
あるが、バックグランド光成分(S、IoR)が付加さ
れている点が異なる。このバックグランド光成分(S、
IoR)はほぼ一定の値をとるため、(4)式に対応す
る特性曲線は、(1)式に応じた第2図の特性曲線C1
を図の上方へと一様にシフトして得られる特性曲線E1
となる。
一方、シェーディング補正を規定する変換式は、既述し
た(2)式と同一の式となる。ただし、関数形は同一で
あっても、バックグランド光の存在によって(2)式の
ViccD(DW)の値が大きくなるため、ViccD
についての比例係数:VNO/ (■ CCDロ (D
W )  −V、0FF)は、バックグランド光がない
場合に比べて小さくなる。したがって第2図の第2象限
■において、ViccD軸に対する直線の傾きが小さく
なる。換言すれば、VH軸に対する傾きは増大し、図中
E2で示す直線となる。このような変化は、第1図の白
色基準板15の読取りによって自動的に取込まれる。
また、(4)式を(2)式へ代入して得られる濃度りと
信号■8との関係式は、次の(6)式のようになる。
一〇 V  =V  (10+R)/(10”v+R)N  
 N。
・・・(6) さらに、第3采限■における階調補正曲線としては、バ
ックグランド光の有無にかかわらず、バックグランド光
が存在しない場合を対象としてあらかしめ求められてい
た階調補正曲線C3が用いられる。
このような状況下でシャド一点の濃度DSDを読取った
場合を考える。すると、第2図の特性曲線E、E、C3
を経由することによって、網点面積率G′8.が与えら
れてしまう。すなわち、シャド一点に対してあらかじめ
指定しておいた網点面積率GSDとは異なる網点面積率
が与えられてしまうわけである。これは、他の濃度につ
いても同様である。たとえば、ハイライト点の濃度り。
しについては、網点面積率GHLが得られてしまう。こ
のため、濃度りと網点面積率Gとの関係は第4象限にE
4で示すような曲線となる。
すなわち、従来の方法では、各濃度りに対して、オペレ
ータが意図した網点面積率Gを得ることができず、全体
的にハイライト側ヘシフトした特性曲線E4となってし
まうのである。さらに、第2図かられかるように、シャ
ド一点付近の特性曲線E4の傾きが、あらかじめ意図し
た特性曲線C4の傾きよりも小さくなってしまう。その
結果、第5図に示すように、同一の濃度差ΔDに対する
網点面積率の差が、あらかじめ意図した値ΔGよりも小
さな値ΔG′となる。このため、シャド一部での階調表
現性が乏しくなってしまうわけである。
(B−3)バックグランド光が存在する場合(実施例) そこで、この実施例では、シェーディング補正回路18
において、(2)式によるシェーディング補正ではなく
、次の(7)式による補正を行なう。
・・・(7) ただし、この(7)式において、DBは黒色基準板16
の濃度である。また、ViCCD(DB)は、光111
4を点灯した状態、すなわちこの光源4からの光5を黒
色基準板16の表面に照射した状態におけるCODライ
センサ8のi番目のCCD素子の出力である。
この(7)式は、次のような考え方に従って導入された
式である。まず、従来では、原画載置用ガラス板2上に
載置された光吸収率無限大の黒色物体に光を照射しても
、この黒色物体によって光がすべて吸収されてしまうた
めに、CODライセンサ8には何らの光も入射しないと
いう前提を置いていることに着目する。このため、従来
のシェーディング補正では、消灯時出力電圧ViOFF
 (=暗時出力電圧V・  )の値を用いてシェープイ
ン+dark グ補正を行なっている。その結果、シェーディング補正
後の画像データ■Nは、原画濃度りに対して(6)式で
示されるような関係となってしまい、バックグランド光
の影響がRを通して入ってきてしまう。
これに対して、上述の(1)式を用いれば、このような
バックグランド光の影響を取除くことができる。それを
証明するために、まず、(4)式によって次の(8)式
が成立することに着目する。
vlccD(DB) 一〇 =S−110+V−+S−I  R +O+dark+0 ・・・(8) すると、(4)、 (8)式によって、(7)式は、次
の(9)式のようになる。
容易にわかるように、この(9)式はRを含んでいない
。つまり、(7)式に従ったシェーディング補正を行な
えば、バックグランド光の影響を除去できるね(プであ
る。
このようにして、原画を読取って得られる画像データV
   (D)と光源点灯時の基準濃度検出CCD データ(上記の例では黒色基準S度検出データ■1CC
D(DB ))との差をとることによってバックグラン
ド光の影響を取除くことができるのは、(2)式かられ
かるように上記バックグランド光の影響がCODアレイ
センサ8の出力V   (D)のccD 中に付加項として入っていることを巧みに利用じたこと
による。すなわち、どのような濃度の画像を読取った場
合でも、同一ないしは同程度のバックグランド成分がC
CDリニアセンサ8の出力中に現れることを利用して、
これを互いにキャンセルさせるような減算を行なうわけ
である。したがって、上記のようにシェーディング補正
中でこの減算を行なう場合に限らず、このような差を求
めるような演算を行ないさえすればバックグランド成分
の影響を除去することができることになる。
このよ・うな変形については後に説明する。
なお、黒色基準板16の濃度り、が白色基準板15の濃
度り、4よりも十分に大きいときくすなわちDB〉〉D
−のとき)には、 1 0 ”  <<10−Dw であり、(9)式の分母は10”0vvで近似できる。
このため、このような条件を満足するようにり。
およびDBを選択しておけば、(9)式は次の(10)
式で近似できる。
V  #V  10   (10’−10’″Da >
VJ N   N。
・・・(10) 以下では;[)、>>[)、の条件が満足されている場
合を例にとって、(10)式によるシェーディング補正
についてさらに詳述する。
第6図はこのような取扱いを行なった場合の各特性曲線
を、第2図とほぼ同様の態様で示した図である。ただし
、この第6図の左方に伸びる第3軸の原点はO′にとっ
である。したがって、第2象限■および第3象限■は、
第2図の図示位置よりも全体的に図の左側ヘシフトさせ
たものとなっている。ただし、比較のためにこの第6図
中に描かれている直線Cおよび曲線C3は、第2図と比
較するとわかるように、上記原点O′ではなく、第3軸
上の別の点OF (後述する。)をあたかも原点とする
ような位置関係で描かれている。このような不一致は、
後述するように、黒色基準板16の濁度り、が現実には
無限大ではないことに起因する。
この第6図においては、上記実施例の特徴に応じて、上
記(7)式で示される曲線F2をシェーディング補正直
線として用いている。そして、この場合には、ハイライ
ト点およびシャド一点のそれぞれの濁度D およびDS
、にそれぞれ対応画像デL −タ■ の値vH1およヒソ8oハ、上記(10)式に
よって、次の(11)、 (12)式で与えられる。
V  #V  10   (10”’L−10” ’)
HL   N。
・・・(11) V  #V  10   (10””’−10−OL3
)0w SD   NO ・・・(12) 第6図かられかるように、この新たなシェーディング補
正直線F2は、バックグランド光が存在しないと仮定し
たときのシェーディング補正直線Cよりも図の右側(V
、が小さい側)へシフトしている。このシフト吊は(2
)式と(7)式との差に相当している。換言すれば、任
意の濃度DeGCDリニアセンサ8で読取ったときに、
その出力ViccDがバックグラド光成分に相当する口
だけ増大していることを考慮して、その分だけ■8のレ
ベルを下げるような処理が行なわれていることになる。
第2図の直線E2も直線C2の右側へとずれているが、
それは、バックグランド光の存在によって(2)式のV
iccD(DW)が変化したことのみを取込んだことに
よって生ずる結果である。このため、この従来の直線E
2においては、バックグランド光の存在による影響が実
質的に除去されていない。
これに対して、第6図の直線F2では、バックグランド
光の存在による白色基Qm度検出データV、(D)と黒
色基準濃度検出データViccD+CCD    讐 (D、)の双方への影響を完全に取込んでいる。
このため、バックグランド光の影響は完全に除去されて
いることになる。特に、このような影響の除去を、(7
)式の分子、分母のいずれかにおいても2種類のデータ
の差でキャンセルさせているため、バックグランド成分
そのものの値を求める必要がないことが大きな特色であ
る。
ただし、黒色基準板16を理想的な黒色(D8=oo)
とすることは実際上は不可能であるため、第6図の第3
軸の原点0′は、DB=■の場合に対応する点OFより
も大きな側(図の左側)に存在する。このため、現実に
使用される黒色基準板1Gの濃度D に対して、D>D
Bとなっているような濃度りを読取ると、第3軸上では
負の値(V、<O’ )が得られることになる。第6図
の第3軸には、このような負の値となるようなfEi域
を矢印範囲Nで、また、正の値の領域を矢印範囲Pでそ
れぞれ示しである。そこで、このような濃度も読取って
処理できるように、シェーディング補正回路18の出力
VI4は正負の符号を有するデータとしておく。
さらに、原点がO「ではなくO′となっていることによ
って、第3象限■における階調補正曲線F3は、第2図
の階調補正曲線C3よりも小さな側〈図の右側)へ所定
量だけ相対的にシフトしていることになる。つまり、第
6図の曲線F3は、第6図の点01をあたかも原点とす
るような位置関係で第2図の曲線C3を描いたものに相
当する。
したがって、第6図中には曲l1lF3とC3とを重ね
て描いであるが、第6図の実際の原点は01ではなくO
′であるため、第2図の曲線C3と第6図の曲線C3と
は厳密には同一のものではない。
しかしながら、それらの差は原点のシフトに起因するも
のであるため、これらの図では双方を区別せずに、曲線
C3として描いである。
このシフト量は、2つの原点○’ 、oFの間の相互距
離に等しい。この相互距離は、(10)式からそのまま
求まる■、と、(10)式でD8−OOとしだは既知で
あるため、このシフト量も直ちに知ることができ、新た
な階調補正曲線F3も容易に求めることができる。
また、シェーディング補正回路18の出力■、が正負の
符号付きの値を有することに伴って、この階調補正を行
なうための階調補正回路19の入力側も、正負の符号を
右するデータを受入れることができるようになっている
このようにして、新たなシェーディング補正直線F2を
使用し、階調補正曲線F3を介することによって、第6
図かられかるように、バックグランド光が存在する場合
においても、m度りと網点面積率Gとの関係を示す所望
の曲線C4に従った変換が達成されることになる。
C0実施例の動作 次に、以上の原理に基いた第1図の装置の動作を、第7
図に示したフローチャートを参照しつつ説明する。まず
、第7図のステップ$1では、オペレータが原画3のハ
イライト点とシャド一点とを抽出して、その濃度D  
、D  を測定する。こHL   SD の測定操作については既に説明した。そして、このハイ
ライト点とシャド一点とに対応させるべき網点面積率G
IIL、GSOをオペレータが任意に決定する(ステッ
プ82.)、次に、上記DHL、DSO’GHL、GS
Dの値のほか、白色基準板15および黒色基準板16の
それぞれの11度り。、D、と、濃度D8に対して与え
るべき信号■8の値V8゜をキーボードパネル34から
入力して、メモリ32中に記憶さける(ステップS3)
このような処理が完了すると、CPU31は、(11)
式と(12)式とを用いて■□L、VSDとを演算して
求める(ステップ34)。さらに、これに対応して第6
図の第3象限■における点QHL、QSDの座標値を特
定し、これらの双方を通るような階調そして、このよう
にして求まった階調補正曲線F3を、シェーディング補
正後の画像信号VNをアドレスとし、網点面積率Gをデ
ータとするルックアップテーブル方式で、第1図の階調
補正回路19中のRAM19aに書きこむ(ステップ3
6)。
次のステップS7では、原画3が原画載置用ガラス板2
上に伏せて載置され、読取り開始スイッチ(図示せず)
がONとされる。すると、この装置における副走査方向
の移動と主走査方向の読取り動作が開始される。そこで
はまず、第1図の白色基準板150m度が光源4を点灯
させた状態で読取られ、COD素子ごとの画像信号vi
CCDがデジタル化された後にシェーディング補正回路
18に転送される。
このシェーディング補正回路18は、第8図に示すよう
な概略構成を有している。そして、上記のようにして白
色基準板15の濃度を読取って得られる白色基準its
度検出データViCCD(DW)は、スイッチング回路
41.42を介して、1ラインとに順次ストアされる(
ステップS8)。
次のステップS9では、光源4からの光5を黒色基準板
16に照射した状態のままで、この黒色塁準阪16の濃
度がCCDラインセンサ8によって読取られる。そして
、このようにして得られた黒色基準濃度検出データvi
ccD(DB)がデジタル化されて第8図のシェーディ
ング補正回路18に与えられる。このときには、このシ
ェーディング補正回路18内のスイッチング回路42が
、1ライン分の容部を有する黒データメモリ43側に切
替っている。このため、この黒色基準濃度検出データV
(D)は、この黒データメモリ4iCCD   B 3へと、画素ごとに順次ストアされて行く。その復、第
8図のスイッチング回路41は減算器45側に切換えら
れる。
第1図の副走査方向Aへの移動が進んで原画3の読取り
が開始されると、CCDラインセンサ8の各CCD素子
ごとの出力V   (= V 、ooo(D ’)cc
D )が、デジタル化されてシェーディング補正回路18に
順次転送されてくる。これと同期して、第8図の黒デー
タメモリ43および白データメモリ44からは、それぞ
れの中にストアされていたデータV(D)および■1C
CD(DW)がcciCCD   B D素子番号順に循環的に出力される。したがって、第8
図の減算器45からは、 (V   (D)−V、   ([)  ))   ・
・・(13)iCCD      +CCD   Bが
、また、他方の減算器46からは、 (V   (D  ’)−V、oo、(DB))  ・
(14)iCCD   W がそれぞれ出力される。
これらのうち、後者は、入力された値の逆数を出力する
ルックアップテーブル方式のメモリ47に与えられる。
したがって、このメモリ47からは、 (V   (D  ) −V、CoD(D、 ) ) 
 ・(15)iCCD   讐 が出力される。(13)式および(15)式で表わされ
る各データは、乗算器48で互いに掛合わされる。
それによって、画像データV   (D)と黒色基CC
D 準濃度検出データV(D)との差((13)式)%式% を、白色基準濃度検出データV’(D)と黒1ccD 
  W 色基準濃度検出データV(D)との差によ1CCD  
   切 っで除算するという演算が達成される。さらに、この乗
算器48の出力は、別の乗算器49に与えられて、ここ
で■NOが掛合わされる。
このため、このシェーディング補正回路18は、(7)
式に従った演算を行なって、シェーディング補正後の画
像信号■8を出力することになる(ステップ810)。
この画像信号■、は第1図の階調補正回路19に与えら
れて、RAM19a内のテーブルに応じた階調補正を受
ける(ステップ511)。このようにして、各濃度りに
対して所望の網点面積率Gを与えるような画像信号V1
が得られる。この画像信号■1は画像処理回路20で輪
郭強調や倍率変換を受ける(ステップ512)。そして
、既述したプロセスに沿って感光材2つの露光記録が行
なわれ(ステップ513)、原画3の全面についての全
走査が完了した時点でルーチンを終了する(ステップ5
14)。
D、変形例 以上、この発明の一実施例について説明したが、この発
明は上記実施例に限定されるものではなく、たとえば次
のような変形も可能である。
■ 実施例ではCODを用いた例を説明したが、光電子
増倍管やフォトダイオードを用いるレーザビームを振ら
せる走査や、回転ドラム走査などの他の走査方式にも適
用できる。
■ 上記実施例ではシェーディング補正の段階でバック
グランド光成分の影響を取除くようにしているが、光電
変換手段の出力を処理する段階のいずれかでこのような
バックグランド補正のための差の演算を行なえばよい。
また、バックグランド補正専用の回路を設けて、これを
画像信号の転送経路中に介挿させてもよい。
たとえば、光電変換手段の後段に、この光電変換手段の
出力■1ccDから既知の濃度Doについての基準濃度
検出データV(D)を差引く減算1ccD   O 器を設けておく。すると、これらの差ΔV、として、(
4)式から、 −D    −D。
ΔV−=S、I  (10−10> ・・・(16) が得られる。ところが、S、ioおよびり。は既知であ
るため、(16)式を変形して嵜られる次の(17)式
または(18)式によって、バックグランド光成分のレ
ベルのみならず、暗時出力電圧の影響も−D     
 −D 取除いたデータSi Iolo または10 が得られ
ることになる。
S、I  10”’−4V、+3−、1 10−07+
O+   +0 ・・・(17) 10’=(Δ V  、 /S  、  I    )
  +1 0−”・・・(18) したがって、シェーディング補正を行なわないような装
置では、上記実施例のように2種類の基準濃度面を準備
する必要はなく、上記(16)〜(18)式かられかる
ように、1種類の既知濃度を持った基準濃度面を準備す
れば、バックグランド光の影響は除去可能である。
■ 基準濃度面としては、上記実施例のように黒色基準
板などの部材を用いずに、原画載置用ガラス板2の表面
に塗色したものなどを用いてもよい。また、処理時間は
長くなるが、原画3を載置する前に、原画3を載置すべ
ぎ位置に基準濃度板をマニュアルでI7i、置し、これ
を光電変換手段で読取らせてもよい。ただし、原画読取
時には、この基NP−濃度板は取外しておく。したがっ
て、この発明において基準濃度面を準備する位置は、原
画を配置すべき位置またはその近傍ということになる。
■ また、画像データをいったん磁気ディスクなどの大
容邑メモリなどに保存し、その後にこれを読み出して使
用するときなどは、その読み出し後にバックグランド補
正をすることも可能である。
この場合には、基準濃度データを原画読取り後に求めて
、バックグランド補正をすることら可能となる。このた
め、原画読取り前に基準濃度データを求めることは必須
ではない。もつとも、上記実施例の構成によれば、バッ
クグランド補正がシェーディング補正と同時にリアルタ
イムでできるという利点がある。
■ 上記実施例では製版用スキャナを例として考えたが
、この発明はファクシミリや階調再現性を有する複写機
などにも幅広く利用できる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、既知の基tp
=濃度に対するデータを画像データから差引くことによ
ってバックグランド成分がキャンセルされるため、原画
の画像情報と無関係なバックグランド光が光電変換手段
に入射することによって生ずる画像の濃度の読取り誤差
を除去し、それによって原画の階調を正確に反映した画
像データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を用いた製版用スキャナの
全体構成を示す図、 第2図ないし第5図は各種特性を示すグラフ、第6図は
実施例の特性を示すグラフ、 第7図は実施例を用いた製版用スキャナの動作を示すフ
ローチャート、 第8図はシェーディング補正回路の構成例を示す図、 第9図は反射型の画像読取り機構の説明図である。 1・・・外S体、    2・・・原画載置用ガラス板
、3・・・原画、     4・・・光源、8・・・C
CDラインセンサ 15・・・白色基準板、 16・・・黒色基準板、18
・・・シェーディング補正回路、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)階調を有する原画に光源からの光を照射し、前記
    原画の画像を光電変換手段によって読取って得られる画
    像データを処理するための画像データ処理方法であつて
    、 前記原画を配置すべき位置またはその近傍に、既知の濃
    度を有する基準濃度面を準備して、前記光源からの光を
    前記基準濃度面に照射し、前記照射が行なわれている状
    態で前記基準濃度面の濃度を前記光電変換手段で読取る
    ことによつて基準濃度検出データを求める第1のステッ
    プと、 前記原画の画像を前記光電変換手段で読取つて得られる
    第1の画像データと前記基準濃度検出データとの差に応
    じた第2の画像データを求める第2のステップとを備え
    、 前記第1の画像データに対応した第2の画像データが得
    られるようにしたことを特徴とする画像データ処理方法
  2. (2)基準濃度面は白色基準濃度面と黒色基準濃度面と
    を有しており、基準濃度検出データは白色基準濃度検出
    データと黒色基準濃度検出データとを含み、 第1のステップは、前記白色基準濃度面および前記黒色
    基準濃度面について、光源からの光を照射した状態で、
    前記白色基準濃度検出データと前記黒色基準濃度検出デ
    ータとを求めるステップであり、 第2のステップはシェーディング補正処理として行なわ
    れるステップであつて、 第2の画像データは、第1の画像データと前記黒色基準
    濃度検出データとの差を、前記白色基準濃度検出データ
    と前記黒色基準濃度検出データの差で除算して得られる
    量に応じたデータとして求められる、特許請求の範囲第
    1項記載の画像データ処理方法。
  3. (3)階調を有する原画に光源からの光を照射し、前記
    原画の画像を光電変換手段によって読取つて得られる画
    像データを処理するための画像データ処理装置において
    、 前記原画を配置すべき位置の近傍に白色基準濃度面およ
    び黒色基準濃度面を設けるとともに、シェーディング補
    正手段として、 (a)前記白色基準濃度面および前記黒色基準濃度面に
    ついて、前記光源からの光を照射しつつ、それぞれの基
    準濃度面の濃度を前記光電変換手段で読取つて得られる
    白色基準濃度検出データと黒色基準濃度検出データとを
    記憶する記憶手段と、(b)前記記憶手段に記憶された
    前記白色基準濃度検出データと前記黒色基準濃度検出デ
    ータとを読出すとともに、前記原画の画像を前記光電変
    換手段で読取って得られる第1の画像データと前記黒色
    基準濃度検出データとの差を、前記白色基準濃度検出デ
    ータと前記黒色基準濃度検出データの差で除算して得ら
    れる量に応じた第2の画像データを演算して求める演算
    手段とを備えるシェーディング補正手段を設け、 前記第1の画像データに対応した第2の画像データが得
    られるようにすることを特徴とする画像データ処理装置
  4. (4)第2の画像データとして、正負の符号を有するデ
    ータを使用した、特許請求の範囲第3項記載の画像デー
    タ処理装置。
JP61178295A 1986-07-18 1986-07-28 画像デ−タ処理方法およびその装置 Pending JPS6333975A (ja)

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EP87110419A EP0254235B1 (en) 1986-07-18 1987-07-17 Image data processing method and apparatus therefor
DE8787110419T DE3778602D1 (de) 1986-07-18 1987-07-17 Bild-datenverarbeitungsverfahren und anordnung dafuer.
US07/075,835 US4807045A (en) 1986-07-18 1987-07-17 Image data processing method and apparatus therefor

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6171764A (ja) * 1984-09-17 1986-04-12 Toshiba Corp カラー画像入力装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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