JPS6333142A - 精密鋳型作製用結合剤 - Google Patents

精密鋳型作製用結合剤

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JPS6333142A
JPS6333142A JP61177942A JP17794286A JPS6333142A JP S6333142 A JPS6333142 A JP S6333142A JP 61177942 A JP61177942 A JP 61177942A JP 17794286 A JP17794286 A JP 17794286A JP S6333142 A JPS6333142 A JP S6333142A
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昭 北嶋
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Yoshiro Hayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 未発明は、鋳物模型(以下、模型という。)上に耐火性
被覆層を形成させた後、脱模型及び焼成することにより
鋳型を作製する方法に用いられる当該被覆層形成用結合
剤の改良に関する。
上記模型上の耐火性被覆層は、一般に液状結合剤と耐火
物粉末の混合スラリーの被覆層又は液状結合剤若しくは
これに耐火物粉末を混合したスラリーの被覆層に耐火物
粒子でサンディングを施すことにより得られる被覆層を
乾燥硬化させ、累積せしめることにより所望厚さを有す
る耐火性累積被覆層として形成される。
上記で使用される模型としては、水溶性であって、かつ
、強度、寸法安定性共に高く、シかも安価である尿素模
型が望ましく、また上記において使用される結合剤とし
ても尿素模型に接した際、尿素模型を傷めないものが望
まれている。
(従来の技術) エチルシリケートを酸で加水分解することによって得ら
れる結合剤、エチルシリケートにアミンを加えた結合剤
等を改良した結合剤として、特公昭54−22929号
公報に、ポリ珪酸のエチルエステルとr−アミノプロピ
ルエトキシシラン等アミノ基含有有機官能性親水性珪素
化合物とキシレン等非極性の溶媒とを特定比率に混合し
た結合剤、或いはこの結合剤に更にチタン、ジルコニウ
ム、アルミニウム等のアルコラードを特定比率に混合し
た結合剤が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) エチルシリケートを酸で加水分解することにより得られ
る結合剤は、保存安定性に乏しい他、尿素模型等水溶性
模型の表面に接触すると、模型表面を溶解してこれを侵
すために、前記プロセスにより得られる鋳型の精度を低
下せしめる。
エチルシリケートにアミンを加えた結合剤は、密閉下の
保存安定性は良好であるが、尿素模型等水溶性模型の表
面に接触すると、結合剤中のアミンに原因してやはり模
型表面を侵し易く、更に模型上に被覆層を形成せしめる
際アミン臭を放ち、作業環境を害する。また、容器中に
保存された結合剤は、開放下使用している間に増粘、ゲ
ル化等が起り易い。
特公昭54−22929号公報に開示の金属アルコラー
ドを含まない前記結合剤は、アミン臭を放つことがなく
、尿素模型等水溶性模型の表面侵食性も比較的低く、更
に密閉下では保存安定性も良好であるが、鋳型をつくる
際容器中の結合剤は解放下空気に触れるために、1週間
程度の使用後にはかなりの粘度変化が起る等性状が変り
易い。金属アルコラードを含む特公昭54−22929
号公報に開示の結合剤は、上記開放下空気に触れる使用
中の安定性はかなり良好であるが、なお充分と言える程
ではなく、更に密閉下でも保存中に変質が起って硬化速
度が変化するために、鋳型をつくる際に重要な硬化時間
の設定を困難ならしめる。
(問題点を解決するための手段) 本発明の結合剤は、アルキルシリケートとチタン、ジル
コニウム、錫、アルミニウム等金属のアミノアルコキサ
イドを含有することを特徴とする。これら金属のアミノ
アルコキサイドは混合物としても用いられる。
本発明に用いられるアルキルシリケートは、オルト珪酸
又は重合度2〜10程度のポリ珪酸のアルキルエステル
、或いはそれらの混合物である。そのアルキル基の例と
しては、直鎖の又は分岐鎖を有する低級アルキル基が挙
げられる。
従って、アルキルシリケートの例としては、メチルオル
トシリケート、エチルオルトシリケート、イソプロピル
オルトシリケート、ブチルオルトシリケート等のオルト
シリケート、商品名エチルシリケート40として仰られ
るエチルポリシリケート等が挙げられる。
本発明に用いられる金属のアミノアルコキサイドは、対
応する金属のアルコキサイドのアルコキシ基が分子中央
なくとも1個のアミノアルコキシ基で置換された構造を
有する。アミノアルコキシ基の例としては、化学式で示
すと、等の3価のアミノアルコキシ基等が挙げられる。
金属のアミノアルコキサイドとしては、代表的にチタン
のアミノアルコキサイドを例にとってれる。これら金属
のアミノアルコキサイドは、チタン、ジルコニウム、錫
又はアルミニウムのアルコキサイドにアミノアルコール
を加えてエステル交換反応させることにより容易に得ら
れる。
本発明の結合剤は、上記アルキルシリケートに上記金属
のアミノアルコキサイドを加えて混合することにより均
一な液体として容易に得られる。本発明の結合剤として
は、本発明の目的が達成される限り、上記成分の他に任
意の成分を加えてもよい。場合によっては、例えば、キ
シレン、エタノール等の溶媒を加えると更に好ましい結
合剤が得られる。
また、上記アルキルシリケート中では、チタン、ジルコ
ニウム、錫又はアルミニウムのアルコキサイドはアミノ
アルコールと容易にエステル交換反応を起して、それら
金属のアミノアルコキサイドとアルコールが生成するか
ら、本発明の結合剤として、上記アルキルシリケートに
チタン、ジルコニウム、錫又はアルミニウム等のアルコ
キサイドとアミノアルコールを加えて充分に攪拌混合し
たものも用いることができる。
しかし、か\る場合には、未反応のアミノアルコールが
残存しないように化学量論的反応量以下のアミノアルコ
ールを加える必要がある。
本発明の結合剤を調製するために混合されるアルキルシ
リケートと金属のアミノアルコキサイドの比率としては
、上記アルキルシリケートの珪素原子1モルに対し上記
金属のアミノアルコキサイドの塩基性窒素原子IIL0
1〜1.0モル程度、特に(103〜Q、5モルとなる
比率が好ましい。
また、尿素模型等水溶性模型上に澗型をつくるときには
、更に上記アルキルシリケートに対しキシレン等非極性
溶媒を50〜300重量%程度加えた結合剤を用いるの
が好ましい。
(作用) 上記チタン、ジルコニウム、錫、アルミニウム等のアミ
ノアルコキサイドは、上記アルキルシリケート中で安定
であり、密閉下に保存すれば本発明の結合剤は変質する
ことな(、不変の硬化速度を示す。上記金属のアミノア
ルコキサイドは、アルキルシリケートの加水分解触媒と
して作用すると共に、自身も加水分解して結合力に関与
する。
上記金属のアミノアルコキサイドの加水分解触媒として
の活性は、アミノアルコールのそれよりも低く、また自
身の加水分解速度もアミノ基を含まない対応する金属の
アルコキサイドのそれよりも小さいので、本発明の結合
剤が模型上で吸水しながら乾燥する際初期の加水分解速
度は小さいが、時間経過と共にその速度が増大するので
、好ましい硬化体を形成せしめる作用をする。また、容
器中の結合剤に、相対釣手割合の吸水が起る開放下の使
用中、その増粘、ゲル化等を起り難くする。更に、この
金属のアミノアルコキサイドは、アルキルシリケートと
共に硬化する際、均一な複合硬化体を形成させ易くする
。この均一性は、おそらく、チタンシロキサン結合が多
量に起ることによるものと考えられる。
上記金属のアミノアルコキサイドの加水分解触媒として
の活性が低いこと及び自身の加水分解速度が小さいこと
は、プラトレイ等の著書[金属アルコキサイドJ (D
、C,BradAey、R,C。
Mehrotea、D、P、Gaur、METALOX
IDE、ACademiCPress、 Londan
 (1978))の第226〜241 頁に記載の如く
、金属のアミノアルコキサイドは、分子中でその窒素原
子が金属原子と配位結合を形成して安定な分子内錯化合
物として存在しているために、この配位結合の存在によ
って窒素原子の塩基性が著しく低下していることによる
ものと考えられる。
更に、本発明の結合剤が尿素模型等水溶性模型の表面を
侵さず、模型上で乾燥硬化する際にアミン臭を放たない
ことも、溶媒の蒸発が盛んである乾燥の初期に、金属ア
ミノアルコキサイドの加水分解によるアミノアルコール
の生成が抑制され、溶媒中にアミノアルコールが殆ど存
在しないことによるものと考えられる。
本発明の好ましい結合剤であるアルキルシリケートと金
属のアミノアルコキサイドとキシレン等非極性冶媒との
混合物は、適度の粘度及び固形分濃度を有し、作業性が
良好である他、特に水溶性模型表面の侵食を全く起させ
ず、開放工性状変化なしに1週間以上の使用を可能とす
る。
本発明の好ましい結合剤として、アルキルシリケートの
珪素原子1モルに対しアミノアルコキサイドの塩基性窒
素原子103〜(15モルとなる比率にアルキルシリケ
ートと金属のアミノアルコキサイドを含有する結合剤は
、特に好ましい硬化速度を示す・ 実施例1 キシレン1500重量部に、攪拌下常温で、テトライソ
プロポキシチタン284重量部を加え、順次、N−メチ
ルエタノールアミンを75重量部とエチルシリケート4
0を1500重量部更に加えることにより結合剤囚を得
た。
上記結合剤囚をガラス板上に塗布し、25℃相対湿度6
0%の空気中に40分放置することにより乾燥したとこ
ろ、ガラス板上に硬くゲル化した透明膜が形成された。
上記結合剤図1000重量部にジルコンフラワ#350
を5000重量部混合することによりスラリー(λK)
と、同じく結合剤囚にジルコンフラワ#200を480
0重量部混合することによりスラリー (A、)とをそ
れぞれ調製した。
別途、水溶性尿素粉末を150〜170℃に加熱溶融し
、金型に流し込むことによって幅20w1長さ100m
、厚さ10■の水溶性模型を成形した。更にサンディン
グ用スタッコ材を用意し、先ずスラリー(AI)に模型
を浸漬した後とり上げ、サンディングを施して第1被覆
層を形成させ乾燥後、この第1層被覆を有する模型をス
ラリー(人、)に浸漬した後とり上げ、再びサンディン
グを施した後乾燥することにより第2被覆層を形成させ
た。同様にしてスラリー(Ax)を用いて第3〜6被覆
層を順次積層せしめ、最後の@7被覆層は、スラリー(
紛に浸漬した後とり上げサンディングを施さずにそのま
\乾燥することにより模型上に累積被覆層を形成させた
上記累積被積層形成におけるサンディングに用いたスタ
ッコ材、乾燥条件は第1表に示す。
第  1  表 上記累積被覆層の形成を20回繰り返したが、いずれも
極めて良好に再現することができた。
また、上記得られた被覆模型を25℃の水中に120分
間浸漬することにより、模型は容易に溶出させることが
でき、累積被覆層からなる硬化物を水中からとり出し室
温で乾燥することにより容易に生鋳型を得ることができ
た。
次いで、上記生鋳型からダイヤモンドカッターを用いて
切断により、10個の試験片をつくり、その内5個を生
鋳型の強度測定用としてそのま\抗折強度試験に供し、
残り5個については、1090℃の電気P中1時間の焼
成を施した後常温まで放冷し焼成鋳型の強度測定用とし
て抗折強度試験に供した。測定の結果、生鋳型の抗折強
度は平均341)C9/−であり、また焼成鋳型の抗折
強度は平均aq、yktp/dであった。
上記調製直後の結合剤Nを密閉下室温にて5ケ月間保存
した後、上記と同様にしてガラス板上に被膜を形成させ
たが、同様の良好な被膜が得られた。更に、上記と同様
にして鋳型をつくり、抗折強度を測定したところ、生鋳
型では55.8に9/ex” 、焼成鋳型では5zok
ip/♂の強度が得られ、結合剤囚の保存安定性は極め
て良好であることが確認できた。
実施例2 sto、so重量%の水性シリカゾルを結合剤(J)と
し、これを1000重量部とジルコンフラワ#200を
5saa重量と界面活性剤a、S重量部と消泡剤103
重量部とを均一に混合することiこよリスラ+)  (
Jt)を調製した。別途、実施例1と同様にして水溶性
模型を成形した。
次いで、実施例1で調製したスラ’J  (A)を用い
、これに上記水溶性模型を浸漬した後とり上げ、スタッ
コ材ジルコンサンド#80てサンディングを施し、25
℃相対湿度60%の空気中で3時間乾燥することにより
上記水溶性模型上に第1被覆層を形成させた。引き続き
、この第1被覆層を有する模型を上記スラリー (Jt
)中に浸漬した後とり上げ、上記と同じスタッコ材でサ
ンディングを施した後、上記と同じ乾燥条件で乾燥する
ことにより模型上に第2被覆層を形成させた。引き続き
、第5層目もスラリー(1)中に浸漬した後とり上げ、
スタッフ材として粒径α5鵡のシャモットサンドでサン
ディングを施した後、25℃相対湿度60%の空気中で
24時間乾燥することにより、水溶性尿素模型上に5層
からなる累積被覆層を形成させた。
得られた上記の被覆模型について、模型部分は水と接触
しないようにして被覆部分の約V3を25℃の水中に1
0分間浸漬した後とり出し、常温の空気中で48時間乾
燥し、被覆層表面を観察したが、羽毛状結晶は存在せず
、第1被覆層の耐水性が極めて優れることを認めた。
また、別に、上記の被覆模型全体を25℃の水中に50
分間浸漬することにより模型を溶出させた後、累積被覆
層からなる硬化物をとり出し常温の空気中で48時間乾
燥することにより生鋳型を得た。次いで、この生鋳型を
破壊し、上記模型と接していた表面及びその反対側の第
3被覆層表面の状態を眼視観察した結果、いずれの表面
も欠陥のない一様な表面であることを認めた。指触テス
トの結果、上記模型と接していた表面の硬度は充分に高
いことも認めた。
実施例3 水溶性尿素粉末を金型中130〜140℃、圧力150
kliF/ex”で成形することにより、水溶性模型を
作り、これを、別途水溶性ワックスから作った湯道及び
湯口となる模型部材に接着剤を用いてとりつけることに
よりツリーを作った。
このツリーを前記実施例1で調製した3ケ月保存の結合
剤(5)を用いたスラリCAI)に浸漬した後とり上げ
、スタッコ材のジルコンサンド#80でサンディングし
、25℃、相対湿度50%の空気中で3時間乾燥するこ
とにより、ツリー上に第1被覆層を形成させた。引き続
き上記第1被覆層を有するツリーを前記実施例3で調製
したスラリー(Jl)中に浸漬した後とり上げ、上記と
同様にサンディング及び乾燥を行って第2被覆層を形成
させた。j@次、スラ!J−(Jl)を用いて第7被覆
層まで積層した。乾燥条件は第7被覆層の乾燥時間を4
8時間とした他は全て上記と同じであり、サンディング
に用いられたスタッコ材は、第3及び第4被覆層形成に
は粒径[15簡のシャモットサンドを、第5及び第6の
被覆層形成には粒径1.0簡のシャモットサンドを用い
、また、第7被覆層の形成はサンディングを施さずに乾
燥することにより行った。被覆模型の被覆Jn表面には
前記結晶が見られなかった。
上記により得られた被覆ツリーを沸騰水中に15分間浸
漬することにより脱模型し、累積被覆層からなる硬化物
をとり出し100℃の空気中で1時間乾かすことにより
生鋳型を得た。この生鋳型の内部表面は充分な硬度を有
し、肌荒れは全く見られなかった。次いで、この生鋳型
を電気P中1000℃で2時間焼成することにより、焼
成鋳型を得たが、やはり欠陥は全く認められなかった。
次いで、上記焼成鋳型に、J工5SC813の1650
℃溶湯を注いだ後自然冷却し、鋳型を破壊して除くこと
により鋳物を得た。表面平滑な寸法精度の高い鋳物が得
られた。
実施例4及び比較例1 実施例1と同様にして、下記重量比率組成の本発明結合
剤031.((5,G)l、■及びr)と、比較例結合
剤H)、 i句、 ri及びに)を調製した。但し、に
)はエチルシリケート40の加水分解液である。
(El   エチルシリケート40        ・
・・・・・ 1500テトラn−ブトキシジルコニウム
   ・・・・・・  383ジエタノールアミン  
      ・・・・・・  210キシレン    
     ・・・・・・ tso。
(○  エチルシリケート40       ・・・・
・・ 1500テトライソプロポキシチタン     
・・・・・・  142N−2−アミノエチルエタノー
ルアミン ・・・・・・    52トルエン    
     ・・・・・・ 1500(至) エチルシリ
ケート40       ・・・・・・ 1500テト
ライソプロポキシチタン     ・・・・・・   
43イソプロパツールアミン       ・・・・・
・   22トルエン             ・・
・・・・ 1500■ エチルシリケート40    
   ・・・・・・ 1500トリ5eC−ブトキシア
ルミニウム    ・・・・・・  246エタノール
アミン          ・・・・・・   61キ
シレン             ・・・・・・ 15
00[F]  エチルシリケート40        
 ・・・・・・ 1500テトライソプロポキシチタン
     ・・・・・・  454ジエタノールアミン
          ・・・・・・  315トルエン
         ・・・・・・ 1500(イ)  
エチルシリケート40         ・・・・・・
 1500テトライソプロポキシチタン     ・・
・・・・  284キシレン         ・・・
・・・ 1500(向  エチルシリケート40   
    ・・・・・・ 150ON−メチルエタノール
アミン     ・・・・・・   75キシレン  
       ・・・・・・ 1500G’1   エ
チルシリヶー)40        ・・・・・・ 1
500テトライソプロポキシチタン        ・
・・・・・  284ベンジルアミン        
  ・・・・・・  107キシレン        
     ・・・・・・ 1500に)  エチルシリ
ケート40           ・・・・・・  7
48エタノール                ・・
・・・・  183α4%塩酸           
・・・・・・  69次いで、前記結合剤(2)と、上
記B)〜[F]と、(イ)〜に)の結合剤について、調
製直後と室温3ケ月密閉保存後に、ガラス板上に塗布し
た後25℃相対湿度60%の空気中で乾燥させることに
よる硬化時間を測定すると共に、乾燥中のアミン臭の有
無をしらべた。更に別に上記結合剤について、結合剤中
に水溶性尿素模型を24時間浸漬した後とり出し、模型
表面の侵食有無を眼視観察することによる模型溶解性を
測定した。これらの試験結果を第2表に示す。
第  2  表 第2表の結果は、本発明の結合剤囚〜[F]のいずれも
が、安定性が良好であって、アミン臭を放たず、尿素模
型を溶解しないことを示している。
比較例2 調製直後と室温3ケ月密閉保存後の結合剤旧を用いて、
実施例1と同様にして生鋳型及び焼成鋳型をつくり、抗
折強度を測定したところ、第3表に記載の結果を得た。
第  3  表 上表の結果と、実施例1の結果を対比すると、鋳型の強
度についても、従来の結合剤によれば保存によってかな
りの低下をもたらしたのに対し、本発明の結合剤による
と殆ど変化がなく、品質一定の鋳型の製造が可能である
ことがわかる。
実施例5及び比較例3 実施例4及び比較例1で得られた結合剤■。
(嗜、?→及びに)を用いて実施例2と同僚の鋳型作製
試験を行った。
上記鋳型の作製過程において、3層からなる累積被覆層
を有する乾燥後の被覆模型について、羽毛状結晶の存否
を観察したところ、結合剤(Blを用いて得られた実施
例のものには結晶が存在しなかったが、結付剤((2)
、I/→及びに)を用いた比較例のものにはいずれにも
羽毛状結晶が存し、耐水性不良であることを認めた。
また、実施例2と同様にして生鋳型を得た後これを破壊
して、模型と接していた被覆層表面の硬度及び性状をし
らべたところ、結合剤(B)を用いたものは全て、表面
硬度が高く、かつ表面に欠陥のないことを認めたが、ス
ラ’J  (Gl)を用いたものは表面が柔かくかつ荒
れており、実用性に欠けることを認めた。
上記比較例に対し実施例は、本発明の結合剤を用いるこ
とによって水溶性模型に接する第1被覆層の耐水性が著
しく向上し、その上に水性シリカゾル結合剤を用いた累
積被覆層を形成させても、精密鋳造を可能ならしめる鋳
型が得られることを示している。
実施例6及び比較例4 実施例2及び比較例1で調製した結合剤の)、(イ)及
び(四を用いて実施例Sと同様にして鋳型の作製及び鋳
造試験を行った。
結合剤日を用いた例では、鋳型の作製及び鋳造共に良好
であったが、結合剤ビ)及びP)を用いた実施例では、
被覆模型に羽毛状結晶が存し、鋳造後得られた鋳物の表
面には目立った肌荒れが観察された。
また、繰返しテストの結果、結合剤tB)を用いたもの
は再現性も良好であったが、結合剤(イ)を用いた比較
例では、全10個中1個の焼成鋳型は注湯時に破壊を起
し、結合剤(四を用いた比較例では、全10個中5個の
焼成鋳型は注湯時に破壊を起した。
(発明の効果) 本発明によると、アルキルシリケートとチタン、ジルコ
ニウム、錫、アルミニウム等のアミノアルコキサイドを
混合するのみで極めて簡易に改良された精密鋳型作製用
結合剤が得られる。
本発明の結合剤は調節された一定の硬化速度を有すると
共に、その安定性が良好であるから、長時間にわたる使
用において品質一定の鋳型をつくることができる。特に
尿素模型等水溶性模型上に鋳型をつくるとき、模型表面
の侵食が起らないので精密鋳型をつくるのに適し、しか
も鋳型をつくる作業において、環境がアミン臭によって
害されることは殆どない。
本発明の結合剤による七、模型表面上に被覆層をつくる
段階で空気中の水分を吸収しながら充分な乾燥硬化が起
り、その硬化体の強度は高く、脱模型を容易に行うこと
ができる。そしてこれを焼成することにより容易に焼成
鋳型を得ることができる。
特許出願人 日産化学工業株式会社 同   トヨタ自動車株式会社 手続補正書 2・発9ji ノ名称精密鋳鳳作製用結合剤3、補正す
る者 事件との関係 特許出願人 名 称 (39B) 日産化学工業株式会社(ほか1名
) 4、代 理 人 住  所  東京都千代田区神田駿河台lの6.主婦の
友ビル5、補正命令の日付 「自発」 6、補正の対象 7、補正の内容 (1)  明細書第10頁第1行の 「METAL 0XIDE Jを[ME’rAL AL
KOXIDE8 Jと補正する。
(2)  同第7頁第4行の 「均一」を「均一透明」と補正する。
(3)  同第7]第1行の 「る。」の後に、下記の文を加入する。
「チタン、ジルコニウム又は錫のアルコキサイドとして
は、アミノアルコールとのエステル交換反応し易いもの
であって、炭素原子を1〜8箇、好ましくは1〜4箇含
有するアルコキシ基を1分子中に4箇有するナト2アル
コキサイドが挙げられる。その好ましい例としては、こ
れら金属のテトラメトキサイド、テトラエトキサイド、
テトライノプロポキサイド、テトラメトキサイド等が挙
げられる。
また、アルミニウムのアルコキサイドとしても、アきノ
アルコールとのエステル交換反応し易いものであって、
炭素原子を1〜8箇、好ましくは1〜4箇有するアルコ
キシ基を1分子中に3箇有するトリアルコキサイドが挙
げられる。好ましい例としては、アルミニウムのトリメ
トキサイド、トリエトキサイド、トリイソプロポキサイ
ド、トリインブトキサイド等が挙げられる。
アミノアルコールの例としては、モノエタノールアミン
、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイ
ンプロパツールアミン、ジイソプロパツールアミン、ト
リイソプロパツールアミン、N−メチルエタノ−ルアt
y、N−xチルエタノールアミン N−n−ブチルエタ
ノールアミン、N、N−ジメチルエタノールアミン、N
、N−ジエチルエタノールアミン、N、N−ジプチルエ
タノールアミン、N−(2−アミノエチル)エタノール
アミン、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、ア
°ミノエチルジェタノールア2ン、N−メチル−N、N
−ジェタノールア2/、2−アミノ−2−メチル−1,
3−プロパンジオール等が挙げられる。
金属のアミノアルコキサイドとしては、その1分子中に
酸素原子と窒素原子とを合計して6箇以内含むものが好
ましい。特に好ましい例としては、(1−CsH,O)
 、 T 1−OCi(、CH。
NHCH、で表わされる トリイソプロポキク(N−メ
チルエタノールアミナト)チタニウム、表わされるビス
ソエタノールアミナトジルコニウム、(i −C3H4
0) 3 T i −0CHICH,@NHCHICH
、NH、で表わされるトリイソプロポキシ〔N−(2−
アミノエチル)エタノ−ルア2ナト〕チタニウム、(i
−CsHyO) s Ti (OCH−Hs CHvNHs ) m で表わされるジイソプロポキシ
ビス(インプロポキシアミナト)チタニウム、(!−ル
アミナトアル電ニウム、 わされるビスジェタノールアンナトチタニウわされるジ
イソプロポキシ(ジェタノールアミナト)チタニウム、
(五−C8HyO) 、 Ti −OCH,CH,NH
,で表わされるトリイソプロポキシ(エタノールアミナ
ト)チタニウム、されるジイソプロポキシ(ジェタノー
ルアミナト)チタニウム等が挙げられる。」 5)同第7頁第7〜8行の「キシレン、エタノール」を
下記のとおシに補正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルキルシリケートとチタン、ジルコニウム、錫
    若しくはアルミニウムのアミノアルコキサイド又はそれ
    らの混合物を含有する精密鋳型作製用結合剤。
  2. (2)アルキルシリケートとアミノアルコキサイドの混
    合比率が、アルキルシリケートの珪素原子1モルに対し
    アミノアルコキサイドの塩基性窒素原子0.01〜1.
    0モルとなる比率である特許請求の範囲第(1)項に記
    載の精密鋳型作製用結合剤。
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