JPS6333030Y2 - - Google Patents

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JPS6333030Y2
JPS6333030Y2 JP4298284U JP4298284U JPS6333030Y2 JP S6333030 Y2 JPS6333030 Y2 JP S6333030Y2 JP 4298284 U JP4298284 U JP 4298284U JP 4298284 U JP4298284 U JP 4298284U JP S6333030 Y2 JPS6333030 Y2 JP S6333030Y2
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JP
Japan
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tube
mounting board
cladding layer
mounting
focusing
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JP4298284U
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JPS60154679U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、自動車等の車両に組込まれ
る油圧装置や空気圧縮装置の圧力流体を移送する
のにクラツド材ステーを使用した集束管取付装置
に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の集束管取付装置は、組立ライ
ンにおける省力化を図るために、纒めて配管でき
るように複数の管体をユニツト化して取付けるよ
うになつている。
一方、既に提案されているこの種の集束管取付
装置は、第1図及び第2図に示されるように構成
されている。
即ち、第1図及び第2図において、取付孔1a
を有する鋼板製取付基板1の上面には、電気抵抗
を高める接触面の小さい複数のビード2が突出し
て形成されており、上記取付基板1の上面全体に
は、予め、被覆されたろう材としての銅材による
クラツド層3が設けられている。又、上記各ビー
ド2の位置するクラツド層3上には、複数の管体
4が直交して列設されており、これらは、第2図
の鎖線で示すように、上・下一対をなす電極5
a,5bで電圧を印加して仮止め溶接し、しかる
後、これらを非酸化性雰囲気炉内で加熱して上記
クラツド層3を溶してろう付けするようになつて
いる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した集束管取付装置は、取
付基板1の上面に熱伝導性及び電導性の良好な銅
材によるクラツド層3を予め被覆している関係
上、一対の電極5a,5bで上・下方向から電圧
を印加して仮止め溶接する際、銅材によるクラツ
ド層3が、仮止め溶接に必要な熱及び電流を放散
するために、仮令、上記各ビード2が接触抵抗を
高めても、溶接部が充分に加熱されず、溶接不良
を起して剥離するおそれもあり、品質の向上を図
ることが困難である。
本考案は、上述した難点を解消するために、取
付基板の一部に各管体の取付位置を決める複数の
鋼材露出部分を形成し、この鋼材露出部分によつ
て各管体を取付基板の鋼材に接触させて整然と整
列すると共に、銅材よりも電気抵抗の大きい鋼材
による取付基板の一部で仮止め溶接に必要な熱や
電流の放散を阻止して、仮止め溶接を確実にし、
併せて、品質の向上を図るようにしたことを目的
とする集束管取付装置を提供するものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段とその作用) 本考案は、表面にろう材からなるクラツド層を
有する鋼材製取付基板と、この取付基板の表面に
クラツド層のろう材で取付けられた管体とを有す
る集束管取付装置において、前記取付基板の表面
の一部に、直接露出する鋼材露出部分が前記管体
の取付位置に対応して設けられ、前記鋼材露出部
分に管体の一部を当接した状態で両者が仮止め溶
接される共に、管体がクラツド層により取付基板
に加熱してろう付けしたものである。
(考案の実施例) 以下、本考案を図示の一実施例について説明す
る。
なお、本考案は、上述した具体例と同一構成部
材には、同じ符号を付して説明する。
第3図及び第4図において、符号1は、鋼板か
らなる取付基板であつて、この取付基板1の上面
には、予め、被覆されたろう材としての銅材によ
るクラツド層3が設けられており、上記取付基板
1及びクラツド層3は実質的に一体なものであ
り、この取付基板1とクラツド層3には、複数の
切起し片6が、間隔を存して、しかも、僅かに傾
斜して形成されている。又、この各切起し片6に
隣接する各透孔7の近傍の上記クラツド層3上に
は、各管体4が上記各切起し片6の鋼材面(傾斜
面)に、直接、当接して載置されている。各切起
し片6の鋼材面は鋼材露出部分を構成する。
このようにして、上記取付基板1のクラツド層
3上に、しかも、上記各切起し片6の鋼材面に対
し、当接しながら列設された各管体4及び上記取
付基板1は、第3図に示されるように、上・下一
対をなす電極5a,5bで電圧を印加して仮止め
溶接し、しかる後、これらを非酸化性雰囲気炉内
で加熱して上記クラツド層3を溶かしてろう付け
するようになつている。
特に、本考案では、各切起し片6が、各管体4
に並べて整列すると共に、銅材よりも電気抵抗の
大きい鋼材面で各管体4に当接するように構成さ
れているため、各電極5a,5bによつて電圧を
印加して仮止め溶接の際、仮止め溶接部が充分に
加熱されて、上記管体4が確実に溶接される。
次に、第5図に示される本考案の他の実施例
は、一本の管体4に対して、一対の切起し片6
a,6bを設けて、この両切起し片6a,6bで
上記管体4を両側から抱くようにして保持するよ
うにしたものであり、上述した具体例と同じ構成
を有するものである。
又一方、第6図及び第7図に示される本考案の
他の実施例は、上記各切起し片6の代りに、各ビ
ード2に間隔をおいて弯曲した各凹部8を設けた
ものである。即ち、上記管体4を固定するクラツ
ド層3を形成した取付基板1には、上記管体4に
対して直交した複数のビード2を上方へ突出する
ようにして形成し、この各ビード2の位置する上
記取付基板1には、鋼材露出部分しての各凹部8
が間隔を存して形成されている。又、この各凹部
8の位置する上記クラツド層3上には、上記各管
体4が直交して列設されている。
従つて、上記取付基板1の上記クラツド層3上
に列設された各管体4の一部は、第6図に示され
るように、各ビード2の各凹部8に沈設されてビ
ード2の位置する鋼材に直接接触した状態に置か
れている。これにより、仮止め溶接の際、仮止め
溶接部が充分に加熱される。この各凹部8は鋼材
露出部分を構成する。しかして、上記各管体4と
上記取付基板1は、第3図に鎖線で示されるよう
に、上・下一対をなす電極5a,5bで電圧を印
加して仮止め溶接された後、これらを非酸化性雰
囲気炉内で加熱して上記クラツド層3を溶かして
ろう付けするようにしたものであり、上述した具
体例と同じ内容をなすものである。
因に、本考案は、同形等大の管体4を使用した
ものについて説明したけれども、例えば、異なる
太さの管体や断面が多角管体を使用するように設
計変更することは自由である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、表面のろう
材からなるクラツド層を有する鋼材製取付基板
と、取付基板の表面にクラツド層のろう材で取付
けられた管体とを有する集束管取付装置におい
て、前記取付基板の表面の一部に、直接露出する
鋼材露出部分が前記管体の取付位置に対応して設
けられ、前記鋼材露出部分に管体の一部を当接し
た状態で両者が仮止め溶接される共に、管体がク
ラツド層により取付基板にろう付けされて固定し
てあるので、各管体の取付け時の位置決めが簡単
で確実なものとなり、仮止め溶接が円滑に、しか
も、確実に施されるばかりでなく、管体等の位置
決めも容易になるため、組立も容易となり、量産
による省力化を図ることができるし、さらに、本
考案は、銅材よりも電気抵抗の大きい鋼材による
取付基板の鋼材露出部分に各管体の一部を当接す
るように構成されているため、仮止め溶接の際、
仮止め溶接部分が大きい電気抵抗により充分に加
熱されて上記各管体を確実に溶接すると共に、熱
や電流の放散を阻止して、仮止め溶接を確実にし
て品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、既に提案されている集束管取付装置
の平面図、第2図は、第1図中の鎖線A−Aに沿
う拡大断面図、第3図は、本考案による集束管取
付装置の断面図、第4図は、本考案の一部を取出
して示す斜面図、第5図乃至第7図は、本考案の
他の実施例を示す各図である。 1……取付基板、2……ビード、3……クラツ
ド層、4……管体、5a,5b……電極、6……
切起し片、8……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 表面にろう材からなるクラツド層を有する鋼
    材製取付基板と、この取付基板の表面にクラツ
    ド層のろう付け作用で取付けられた管体とを有
    する集束管取付装置において、前記取付基板の
    表面の一部に、直接露出する鋼材露出部分が前
    記管体の取付位置に対応して設けられ、前記鋼
    材露出部分に管体の一部を当接した状態で両者
    が仮止め溶接されるとともに、管体がクラツド
    層により取付基板に加熱ろう付けされているこ
    とを特徴とする集束管取付装置。 2 取付基板に複数の切起し片を僅かに傾斜して
    形成し、この各切起し面の鋼材露出部分に各管
    体の一部を当接したことを特徴とする請求項1
    記載の集束管取付装置。 3 各ビートの位置する取付基板に間隔を置いて
    各凹部を形成し、この各凹部の鋼材露出部分に
    各管体の一部を当接したことを特徴とする請求
    項1記載の集束取付装置。
JP4298284U 1984-03-26 1984-03-26 集束管取付装置 Granted JPS60154679U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4298284U JPS60154679U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 集束管取付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4298284U JPS60154679U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 集束管取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60154679U JPS60154679U (ja) 1985-10-15
JPS6333030Y2 true JPS6333030Y2 (ja) 1988-09-02

Family

ID=30554226

Family Applications (1)

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JP4298284U Granted JPS60154679U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 集束管取付装置

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JP (1) JPS60154679U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052649A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Panasonic Corp 真空断熱材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009052649A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Panasonic Corp 真空断熱材

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Publication number Publication date
JPS60154679U (ja) 1985-10-15

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