JPS6332448A - 膨化スナツク食品の製造法 - Google Patents

膨化スナツク食品の製造法

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JPS6332448A
JPS6332448A JP61172798A JP17279886A JPS6332448A JP S6332448 A JPS6332448 A JP S6332448A JP 61172798 A JP61172798 A JP 61172798A JP 17279886 A JP17279886 A JP 17279886A JP S6332448 A JPS6332448 A JP S6332448A
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oil
dough
pressure
air bubbles
extruded
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JP61172798A
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Takayuki Kawazoe
剛之 川副
Kiyoshi Shimada
潔 島田
Mikio Uehara
上原 三喜夫
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Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、従来全く知られていない新しいタイプの模様
の付いた膨化スナック食品の製造法、特に沢山の大きな
気泡を均一に包蔵し、見た目に美しいモザイク模様の付
いた膨化スナック食品の製造法に関する。
従来、スナック食品に模様を付ける方法としては、スナ
ック生地を所定の模様が刻設された型に入れ、焼成する
方法、回転する一対の模様ロールの間を狭圧下に通過さ
せる方法、および加熱により濃色に変化する発色液を塗
布する方法等が知られているが、これらの方法は特別な
型、模様ロールまたは変色液を新たに必要とする欠点を
有する0 そこで、本発明等らはこのような特別の型や模様ロール
等を用いることなく模様の付いたスナック食品を得べく
種々検討を重ねた結果、水分含量を20〜30M量%に
調゛整した澱粉質原料をエクストルーダーで加熱加圧混
練した後常圧下ンこ押し出すときは、生地中に大柄な気
泡がほぼ均一に混在する生地が得られるが、その際油脂
を総固形分に対し2〜8重量%添加するときは更に大き
な気泡を均一に混在し、しかも丈夫な生地が得られ、こ
れを焼成または油揚げすることによって従来全く知られ
ていない大きな気泡入り膨化スナック食品が得られるこ
とを知り、この知見に基づいて本発明を完成した。
即ち、本発明は水分含量を20〜30重量%に調整し、
油脂を総固形分に対し2〜8重量%添加した澱粉質原料
をエクストルーダーにて温度120〜140℃で加熱加
圧混練した後、常圧下に押し出し、けん引しつつ成形す
ることを特徴とする膨化スナック食品の製造法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において用いられる澱粉質原料としては、コーン
、小麦、大麦、裸麦、えん麦、米等の穀類;馬鈴薯、甘
藷、タピオカ、サゴ等の根茎類;或いはコーンスターチ
、馬鈴薯澱粉等の澱粉類;等が挙げられるが、必要によ
り、上記原料に副原料として豆腐、オカラ、脱脂大豆、
大豆起源および/または小麦起源の植物蛋白、酵母、ス
リ身、牛乳、粉乳、カゼイン、マリンビーフ、オキアミ
、貝類、卵白、野菜、海藻、ビーナツツ等の種実類など
を総固形分に対し数重量%以内加え、香り、味等に変化
をつけることが可能である。
本発明に用いるエクストルーダーとしては、供給した原
料を螺旋状スクリューにより高圧で圧縮し、摩擦熱、圧
縮熱および外部加熱により高温とするタイプの一軸型エ
クストルーダー、バレル(中空管)の中Vこ互いにかみ
合い回転する二本のスクリューをほぼ平行に組込み、該
バレルの一端付近から原料を装入し、スクリューで移送
する間に混ぜたり練ったり、高温高圧により糊化反応を
起こさせたりして他端のグイから押し出し、スナック食
品生地を調製することができる、いわゆる二軸型エクス
トルーダーおよびそれらの類似装置等が挙げられる。
尚、二軸型エクストルーダーとしては、特開昭59−1
59740号公報に記載された装置が挙げられる。
次に、上記エクストルーダーで処理される澱粉質原料は
水分含量を20〜30重量%に調整するとともに油脂を
総固形分に対し2〜8重量%となるように添加調製する
ことが重要である。
即ち、水分含量は20%より少ないと原料をエクストル
ーダーにより押し出すとき生地全体が海綿状(多孔質状
)に膨化し、反対に30%より多いと大きな気泡を多量
に混在する生地が得られない◇これに対し、20〜30
%であるときは比較的大きな円形気泡を高密度に包蔵し
、あとでモザイク模様を有する生地に容易に加工できる
生地が得られる。
また、油脂を2〜8重量%添加すると、無添加の場合に
比べ更に大きな気泡を均一に混在し、しかも丈夫な生地
が得られるが、その添加量が2%未満ではその効果は殆
どなく、また反対に8%を超えると、こんどは無添加の
場合より小さな気泡となるので好ましくない。
本発明に用いられる油脂としては食用に供し得る油脂で
あれば何れでも良く、例えば綿実油、大豆油、とうもろ
こし油、ごま油、パーム油、米油などの常温で液状の油
脂、豚腸、牛脂、ラードなど常温で固形状の油脂、それ
らを加工した硬化性油脂などが挙げられる。
尚、水分及び油脂の添加は、原料をエクストルーダーに
導入後原料の混練中に行なうことが好ましいが、導入前
の原料に対して添加しても良い。
また、澱粉質原料をエクストルーダー内に導入し、加圧
加熱混練する際の加熱温度は120〜140℃1特に1
25〜135℃が好ましい。温度が120℃より低いと
α化が不充分となり大きな気泡を高密度に包蔵する生地
を得ることができず、反対に140℃より高いと生地が
着色し、製品とした場合に焦臭を有し、にが味を有する
ようになるので好ましくない。
次いで、このように加熱加圧混練した澱粉質原料はグイ
より常圧下に押し出し、これをけん引しつつ成形する。
上記けん引しつつ成形する手段としては、押し出された
生地をけん引したまま対向する2枚の板に被処理物をは
さみ、上下または左右方向から押圧する方法、およびグ
イから連続的に押し出される生地を軟らかい間に、押し
出される速度より若干早い外周速度、即ち押出速度の約
1.1倍以上の速度で回転する一組以上の成形ロール間
を狭圧下に通過させる方法等により、板状或いは棒状の
連続した生地を得、次いでこれを適当な長さにカット等
することにより成形する。
このようにして得られる生地は、緻密で半透明のもち状
生地の中に大きな気泡が均一に、しかも高密度に包蔵し
た、全体としてモザイク状の模操を有するものであるか
、または沢山の大ぎな気泡が緻密で半透明のもち状生地
を介して隣接し、全体としてモザイク模様を有するもの
である。
次に、このようにして得られた生地は、通常のスナック
食品の製造法に従って、焼成、油揚げ、味付などを行な
い、見た目に非常に美しい大柄な気泡を、緻密に、しか
も均一に有する膨化スナック食品を得ることができる。
以下、実施例を示して、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 コーンフラワー(水分含量10.5%)100部にサラ
ダ油を下記第1表記載の割合で添加し、これと水15部
を二軸型エクストルーダーに導入して原料水分22.2
%、品温128℃1圧力25に9/ cl・ゲージ圧で
加熱加圧混練した。
次いで、平ダイによりシート状に大気圧下に押し出し、
この押出物が切れない程度になるべく強くけん引しつつ
圧扁し、長方形に切断し、沢山の大柄な気泡を均一に有
するモザイク模様をしたスナック生地を得た。次いで、
このスナック生地を乾燥し、水分含量が10%となった
ところで、電熱器で焼上げ、モザイク模様をした膨化ス
ナ・ツク食品を得た。
上記において、原料の総固形分ンこ対する油脂の一添加
量と、押出生地の丈夫さおよび焼成前のスナック生地に
包蔵される平均的な気泡10個の平均的な面積を求めた
ところ第1表に示す如き結果が得られた◇ 第   1   表 第1表の結果から、油脂の添加量が2〜8重量%である
とき、気泡が大きく、また丈夫な生地が得られ、押出生
地を強くけん引しても亀裂や切断の発生が防止され、加
工が非常に容易であることが判る。
実施例2 コーンスターチ(水分含量13.4%)100部にサラ
ダ油4部(総固形分に対し4.6%)を添加混合し、こ
れを水16部を二軸型エクストルーダーに導入して、原
料水分24.5%、品温127℃、圧力15&y/cJ
・ゲージ圧で加熱加圧混練した。
次いで平ダイによりシート状に大気圧下に押し出し、こ
の押出物が切れない程度になるべく強くけん引しつつ圧
扁し、長方形に切断し、大柄な気泡を有するモザイク模
様をしたスナック生地を得た。
次いで、このスナック生地を乾燥し、水分含量が10%
となったところで、電熱器で焼上げ、モザイク模様の浮
き出た、平板状の膨化スナック食品を得た。
実施例3 上記実施例2の膨化スナック食品の製造法において[平
ダイによりシート状に大気圧下に押し出し、この押出物
が切れない程度になるべく強、くけん引しつつ圧扁し、
長方形に切断する」代わりに「丸ダイにより棒状に大気
圧下に押し出し・この押出物が切れない程度になるべく
強くけん引しつつ棒状に成形する」以外は全く同様にし
て、沢山の大柄な気泡を均一に有する棒状の膨化スナッ
ク食品を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水分含量を20〜30重量%に調整し、油脂を総
    固形分に対し2〜8重量%添加した澱粉質原料を、エク
    ストルーダーにて温度120〜140℃で加熱加圧混練
    した後、常圧下に押し出し、けん引しつつ成形すること
    を特徴とする膨化スナック食品の製造法。
JP61172798A 1986-07-24 1986-07-24 膨化スナツク食品の製造法 Granted JPS6332448A (ja)

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JP61172798A JPS6332448A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 膨化スナツク食品の製造法

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JP61172798A JPS6332448A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 膨化スナツク食品の製造法

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JPS6332448A true JPS6332448A (ja) 1988-02-12
JPH0430263B2 JPH0430263B2 (ja) 1992-05-21

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ID=15948560

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06209711A (ja) * 1992-12-15 1994-08-02 Meiji Seika Kaisha Ltd 膨化中空菓子の製造方法
JPH10271953A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Meiji Seika Kaisha Ltd デンプン性膨化菓子
JP2018166411A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 愛媛県 大麦膨化成形体の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06209711A (ja) * 1992-12-15 1994-08-02 Meiji Seika Kaisha Ltd 膨化中空菓子の製造方法
JPH10271953A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Meiji Seika Kaisha Ltd デンプン性膨化菓子
JP2018166411A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 愛媛県 大麦膨化成形体の製造方法

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