JPS6131053A - 麺類の品質改良法 - Google Patents
麺類の品質改良法Info
- Publication number
- JPS6131053A JPS6131053A JP15127084A JP15127084A JPS6131053A JP S6131053 A JPS6131053 A JP S6131053A JP 15127084 A JP15127084 A JP 15127084A JP 15127084 A JP15127084 A JP 15127084A JP S6131053 A JPS6131053 A JP S6131053A
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- JP
- Japan
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- noodles
- starch
- flour
- pregelatinized starch
- raw material
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
でんぷん又は穀粉を主原料として、これに水または食塩
水を加えて混練し、必要に応じて圧延又は加熱して、細
長い麺線とする麺類の製造法に関する。
水を加えて混練し、必要に応じて圧延又は加熱して、細
長い麺線とする麺類の製造法に関する。
従来、うどん、スパゲティ等の製造に際しては、製パン
時のドウのように添加水量が多くないので、添加した水
が均一に混合されずグルテンが延展性に欠け、はぎれが
悪く、こしのないものが出来易く又、茹で時間が長くな
る等の欠点があった。
時のドウのように添加水量が多くないので、添加した水
が均一に混合されずグルテンが延展性に欠け、はぎれが
悪く、こしのないものが出来易く又、茹で時間が長くな
る等の欠点があった。
麺類の主原料の1部分を、α化でんぷん及び/又けα化
でんぷん含有穀粉で置きかえて麺類を製造する事により
、こしが強く、はぎれがよく、且つ、茹で時間の短い品
質の改良された麺を製造する方法を提供する事を目的と
する。
でんぷん含有穀粉で置きかえて麺類を製造する事により
、こしが強く、はぎれがよく、且つ、茹で時間の短い品
質の改良された麺を製造する方法を提供する事を目的と
する。
本発明は、でんぷん及び/又は穀粉を主原料として、こ
れに水又は食塩水を加えて混練し、必要に応じて、圧延
又は加熱して細長い麺線とする麺類の製造において、水
分含量10〜40鶴のでんぷん及び/又けでんぷん含有
量の多い穀類の粉末を、スクリュー成形押出機によって
加圧・加熱し、品温100℃以上で、ノズルより押出し
2、発泡させた後粉末とする事によって得C)れるα化
でんぷん及び/又は穀粉の含有でんぷんをα化したα化
でんぷん含有穀類の粉末(以下α化でんぷん穀類と略記
する)を、麺類主原料の1部分と置きかえて使用するこ
とを特徴とする麺類の品質改良法である。本発明方法に
よれば、従来法に比べ茹で時間が短く、且つこしがあっ
て、はぎれのよい食感をもった麺類がえられる。本発明
で使用するα化でんぷん又はα化でんぷん穀粉は約4倍
の吸水性があり、且つ吸水後も形がくずれる事な(,8
0’以上の熱水を加えても保形性があり、容易に糊状の
べたつきを与えない特徴がある。このような特性が、麺
類主原料に水又は食塩水を加えて混合し、圧延又は加熱
して細長い麺線とする麺製造に際[2、α化でんぷん及
び/又けα化でんぷん穀粉をもって、原料穀粉の1部を
おきかえるときは、吸水小麦粉の微妙冷水分調整に負部
L、グルテンの延展性をより(7、肌目の細い組絨が形
成され、こしの強い麺線がえられ、乾燥品の煮熟に際し
ては、主原料の生でんぷん部分は膨潤溶出のり化しやす
いのに反し、本発明のα化でんぷん及び/又はα化でん
ぷん穀粉は熱水吸水後も保形性がよいので、熱水の麺内
部への通過伝達が容易となるため、茹で上りが早いもの
と推測される。
れに水又は食塩水を加えて混練し、必要に応じて、圧延
又は加熱して細長い麺線とする麺類の製造において、水
分含量10〜40鶴のでんぷん及び/又けでんぷん含有
量の多い穀類の粉末を、スクリュー成形押出機によって
加圧・加熱し、品温100℃以上で、ノズルより押出し
2、発泡させた後粉末とする事によって得C)れるα化
でんぷん及び/又は穀粉の含有でんぷんをα化したα化
でんぷん含有穀類の粉末(以下α化でんぷん穀類と略記
する)を、麺類主原料の1部分と置きかえて使用するこ
とを特徴とする麺類の品質改良法である。本発明方法に
よれば、従来法に比べ茹で時間が短く、且つこしがあっ
て、はぎれのよい食感をもった麺類がえられる。本発明
で使用するα化でんぷん又はα化でんぷん穀粉は約4倍
の吸水性があり、且つ吸水後も形がくずれる事な(,8
0’以上の熱水を加えても保形性があり、容易に糊状の
べたつきを与えない特徴がある。このような特性が、麺
類主原料に水又は食塩水を加えて混合し、圧延又は加熱
して細長い麺線とする麺製造に際[2、α化でんぷん及
び/又けα化でんぷん穀粉をもって、原料穀粉の1部を
おきかえるときは、吸水小麦粉の微妙冷水分調整に負部
L、グルテンの延展性をより(7、肌目の細い組絨が形
成され、こしの強い麺線がえられ、乾燥品の煮熟に際し
ては、主原料の生でんぷん部分は膨潤溶出のり化しやす
いのに反し、本発明のα化でんぷん及び/又はα化でん
ぷん穀粉は熱水吸水後も保形性がよいので、熱水の麺内
部への通過伝達が容易となるため、茹で上りが早いもの
と推測される。
本発明で用いるでんぷんとしては、米、麦、トウモロコ
シ、芋等いづれの原料から得られるものでもよい。又、
穀類の粉末としては、小麦、ライ麦、米、トウモロコシ
、そげ等の穀類の粉末、又は、これら穀粉に栄養強化の
目的で、にんじん、はうれんそう等の野菜、こんぶ、わ
かめ、青のり、ちさくさのり等の海藻、その他、ビタミ
ン、不飽和油、ミネラルを添加したものを用いることも
できる。又上記以外に、食塩、脂肪、生地改良剤、乳化
起泡性のある界面活性剤を添加する事により、更に、好
品質のα化でんぶん又は、α化でんぷん穀粉を製造する
事が出来る。これら原料のでんぷんのα化法としては、
水分10〜40%好ま【2〈は、水分15〜38%とし
た後、品温100℃以上ででんぷんをα化させ、膨化さ
せたものであれば、十分本発明の目的を達する事ができ
る。この目的を簡単に達成するものとして、スクリュー
押出成形機(エクストルーダー)で、加圧・加熱し、品
温、水の沸点以上200℃以下、好ましくは110℃〜
180℃で、ノズルより押し、発泡させる事により得ら
れる。
シ、芋等いづれの原料から得られるものでもよい。又、
穀類の粉末としては、小麦、ライ麦、米、トウモロコシ
、そげ等の穀類の粉末、又は、これら穀粉に栄養強化の
目的で、にんじん、はうれんそう等の野菜、こんぶ、わ
かめ、青のり、ちさくさのり等の海藻、その他、ビタミ
ン、不飽和油、ミネラルを添加したものを用いることも
できる。又上記以外に、食塩、脂肪、生地改良剤、乳化
起泡性のある界面活性剤を添加する事により、更に、好
品質のα化でんぶん又は、α化でんぷん穀粉を製造する
事が出来る。これら原料のでんぷんのα化法としては、
水分10〜40%好ま【2〈は、水分15〜38%とし
た後、品温100℃以上ででんぷんをα化させ、膨化さ
せたものであれば、十分本発明の目的を達する事ができ
る。この目的を簡単に達成するものとして、スクリュー
押出成形機(エクストルーダー)で、加圧・加熱し、品
温、水の沸点以上200℃以下、好ましくは110℃〜
180℃で、ノズルより押し、発泡させる事により得ら
れる。
次に本発明の麺類とは、でんぷん又は穀粉を原料として
、これに食塩水を加えて混練し、必要に応じて圧延又は
加熱して、細長い麺線とするものであって通常、うどん
、そうめん、きしめん、ひやむぎ等のうどん類、そば、
マカロニ又はスパゲティ、はるさめ、ビーフン、中華麺
等がある。
、これに食塩水を加えて混練し、必要に応じて圧延又は
加熱して、細長い麺線とするものであって通常、うどん
、そうめん、きしめん、ひやむぎ等のうどん類、そば、
マカロニ又はスパゲティ、はるさめ、ビーフン、中華麺
等がある。
α化でんぷん及び/又けα化でんぷん粉含有穀粉の使用
量は、麺類製造用穀粉に対し1〜20重i%の割合で配
合するのが好ましい。1重量%以下では所期の効果が得
られず、又20重量%以上加えても、それ以上の効果が
発現されないからである。
量は、麺類製造用穀粉に対し1〜20重i%の割合で配
合するのが好ましい。1重量%以下では所期の効果が得
られず、又20重量%以上加えても、それ以上の効果が
発現されないからである。
以下実施例を示す。
でんぷん含有量の多い穀粉として、小麦粉を用いたα化
でんぷん小麦粉製法の1例を示す。
でんぷん小麦粉製法の1例を示す。
小麦粉100kgに食塩t3kg、ショートニンク油2
kg、グリセリンモノ脂肪酸エステルo3ゆ、グルコー
スCL5kg、水30kgを混合した水分32%の混合
物を、エクストルーダーで加圧・加熱し、品温135〜
145℃でノズルより押出し、発泡させ、乾燥粉砕して
、100ノツシスルーのα化でんぷん小麦粉(水分的9
5%)を作り、これを用いて、次に示す実施例の品質改
良実験を行った。
kg、グリセリンモノ脂肪酸エステルo3ゆ、グルコー
スCL5kg、水30kgを混合した水分32%の混合
物を、エクストルーダーで加圧・加熱し、品温135〜
145℃でノズルより押出し、発泡させ、乾燥粉砕して
、100ノツシスルーのα化でんぷん小麦粉(水分的9
5%)を作り、これを用いて、次に示す実施例の品質改
良実験を行った。
実施例1
小麦粉19ゆとα化でんぷん小麦粉1に9をよく混合し
た後、5%食塩水75/を加え、捏機中でよく混合した
後、麺帯機で荒延べ、中延べ、仕上延べした後、切出し
機によって切出し、乾燥して乾燥うどんを製造した。得
られたうどんの茹で時間は約8分であった。又比較例と
してα化でんぷん小麦粉を使用せず小麦粉のみ20ゆを
用いて実施例1と全く同様にして、乾燥うどんを製造し
た。この比較のためのうどんの茹で時間は約15分を要
した。
た後、5%食塩水75/を加え、捏機中でよく混合した
後、麺帯機で荒延べ、中延べ、仕上延べした後、切出し
機によって切出し、乾燥して乾燥うどんを製造した。得
られたうどんの茹で時間は約8分であった。又比較例と
してα化でんぷん小麦粉を使用せず小麦粉のみ20ゆを
用いて実施例1と全く同様にして、乾燥うどんを製造し
た。この比較のためのうどんの茹で時間は約15分を要
した。
上記2種の茹うどんを、12名のパネルで繰返し2回(
判定回数24回)、3点比較による嗜好試験を行った結
果、正解20が見られた。
判定回数24回)、3点比較による嗜好試験を行った結
果、正解20が見られた。
この結果は高度に有意であシ、職別しているといえる。
又正解20の中実施例のうどんを好むとした回数19、
比較例を好むとした回数1であり、この結果は、高度に
有意であり、従って、実施例のうどんが好まれると判定
された。実施例のうどんを好むとした理由として、こし
があり、歯切れがよいと記されていた。
比較例を好むとした回数1であり、この結果は、高度に
有意であり、従って、実施例のうどんが好まれると判定
された。実施例のうどんを好むとした理由として、こし
があり、歯切れがよいと記されていた。
実施例2
そば粉8時、小麦粉11kli+1 α化でんぷん小麦
粉1ゆを混合し、5%食塩水7.5jを加え、捏機中で
よく混合した後、麺帯機で、荒遥ぺ、中延べ、仕上延べ
して切出し機によって、切出し、乾燥そばを作った。
粉1ゆを混合し、5%食塩水7.5jを加え、捏機中で
よく混合した後、麺帯機で、荒遥ぺ、中延べ、仕上延べ
して切出し機によって、切出し、乾燥そばを作った。
又比較例としてα化でんぷん小麦粉を使用せず、そば粉
8kg、小麦粉12ゆを用いて、実施例12と全く同様
にして乾燥そばを作った。
8kg、小麦粉12ゆを用いて、実施例12と全く同様
にして乾燥そばを作った。
2種のそばの茹で時間は、実施例の乾燥そげは、約5分
であり、比較例の乾燥そげは、8分であった。食感は、
比較例のそげに比べ、実施例のそげは、関東風にこしが
あり、はぎれのよいものであった。又10名のパネルを
用い三点識別法による官能検査を行った結果、正解8で
あり、1%有意で識別していると判定された。
であり、比較例の乾燥そげは、8分であった。食感は、
比較例のそげに比べ、実施例のそげは、関東風にこしが
あり、はぎれのよいものであった。又10名のパネルを
用い三点識別法による官能検査を行った結果、正解8で
あり、1%有意で識別していると判定された。
α化でんぷん小麦粉の代りに、同様にして製造したα化
でんぷんを使用しても同様の結果が得られる。
でんぷんを使用しても同様の結果が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、麺類の製造において、水分含量10〜40%のでん
ぷん及び/又はでんぷん含有量の多い穀類の粉末をスク
リュー成形押出機によつて加圧・加熱し、品温100℃
以上でノズルより発泡押出しした後粉末としたα化でん
ぷん及び/又はα化でんぷん含有穀粉を、麺の主原料に
添加して製麺することを特徴とする麺類の品質改良法。 2、α化でんぷん及び/又はα化でんぷん穀粉を、麺の
主原料に対し、1〜20重量%添加する特許請求の範囲
第1項記載の麺類の品質改良法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15127084A JPS6131053A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 麺類の品質改良法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15127084A JPS6131053A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 麺類の品質改良法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6131053A true JPS6131053A (ja) | 1986-02-13 |
Family
ID=15514995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15127084A Pending JPS6131053A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 麺類の品質改良法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6131053A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010172297A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Takefumi Yoneya | 玄米麺の製造方法 |
JP2015192657A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-11-05 | 日清製粉株式会社 | 膨化粉体の製造方法 |
JP2018064489A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | 日清製粉株式会社 | 麺類用素材、その製造方法及びこれを含有する麺類 |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP15127084A patent/JPS6131053A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010172297A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Takefumi Yoneya | 玄米麺の製造方法 |
JP2015192657A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-11-05 | 日清製粉株式会社 | 膨化粉体の製造方法 |
JP2018064489A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | 日清製粉株式会社 | 麺類用素材、その製造方法及びこれを含有する麺類 |
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