JPS6332347A - 粒度分布解析法 - Google Patents

粒度分布解析法

Info

Publication number
JPS6332347A
JPS6332347A JP17642586A JP17642586A JPS6332347A JP S6332347 A JPS6332347 A JP S6332347A JP 17642586 A JP17642586 A JP 17642586A JP 17642586 A JP17642586 A JP 17642586A JP S6332347 A JPS6332347 A JP S6332347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distribution
size distribution
particle size
estimated
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17642586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0629840B2 (ja
Inventor
Shigeo Kanamori
繁夫 金盛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sysmex Corp filed Critical Sysmex Corp
Priority to JP17642586A priority Critical patent/JPH0629840B2/ja
Priority to US07/014,770 priority patent/US4817446A/en
Priority to CA000529906A priority patent/CA1276299C/en
Priority to EP87301393A priority patent/EP0254380B1/en
Priority to DE3789736T priority patent/DE3789736T2/de
Publication of JPS6332347A publication Critical patent/JPS6332347A/ja
Publication of JPH0629840B2 publication Critical patent/JPH0629840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は血液、細胞、ラテンクス粒子等の微細粒子の粒
度分布測定値の解析法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば、臨床検査分野における、血球の粒度分布
の測定は測定法の困難性、正確性の問題で、臨床検査へ
の利用が不活発であった。
最近では、シースフロ一方式などの流体制御技術の発展
により正確性の高い自動粒度分布測定が容易になり、粒
度分布の解析が重要視されてきた。
従来、赤血球の粒度分布解析法として、特開昭47−1
3299号公報に示されるように、粒度分布域を四分付
変化係数で表すものが開示されている。
一方、血小板粒度分布に関しては、血小板分布を対数正
規分布曲線と仮定し、それに合わないものを探して異常
表示するカーブフィツト法などが使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の赤血球粒度分布の解析は、赤血球粒度が正規分布
で単一の分布である仮定のちとに、得られた粒度データ
から直接分布幅等を計算するものである。しかし、これ
はゴミ、細胞片等がない場合はよいが、通常は血液はこ
れらの影響を受けている。また、血液中の血球(赤血球
、白血球、血小板)数を計数する場合は、ノイズ等と血
球とを分離するために、適当なスレッシュホールド(闇
値)を設けて計数することが行われているが、目的の血
球とノイズ、または他の血球等とが重なった場合は誤計
数となる。
上記問題点の解決のために、[C3l((国際血液学標
準化委員会)は、粒度分布に理論上の分布を適用させる
ように、1982年の勧告において述べており、またそ
のための−殻内な理論も述べている。
しかし、未だに血液測定装置あるいは粒度解析装置とし
て実用化されたものは無いのが現状である。
本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので、得られた粒
度分布から理論上の分布を適用させることを、血液測定
装置あるいは粒度解析装置等で行う粒度分布解析法の提
供を目的とするものである。
同時にもとの粒度分布が複数の理論分布の重なりであっ
ても、分離して推定分布が求められることができる粒度
分布解析法の提供を目的とするものである。
また、得られた推定分布をもとの粒度分布とともに表示
することにより、粒度分布の特徴(推定分布との差等)
が操作者等に判り易くすることができる粒度分布解析法
の提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明の粒
度分布解析法は、微粒子測定装置から解析対象粒度分布
を取り込み、粒度分布を推定分布で近似するにあたり、 (a)粒度分布の度数の自然対数をとり、隣どうしの差
を求める。
(b)ウィンドウ(粒度を示す横軸上の処理区間)を設
け、このウィンドウ内での上記隣どうしの差が直線とな
る区間を見付ける。
(C)この直線部分から推定分布の平均値、標準偏差を
求める。
(d)求められた平均値、標準偏差を理論分布式に代入
し、推定分布を求める。
ことを特徴としている。
また推定分布から計数値を求めたり、前記(b)におい
て、直線となる区間が複数ある場合は、複数の推定分布
を求める場合もある。
さらに推定分布を解析装置の出力部へ、解析対象粒度分
布と同時に出力する場合もある。
本発明の方法における「微粒子測定装置」とは、微粒子
懸澗液を微細孔に通過させ、微粒子と液との電気的差異
または光学的差異に基づいて微粒子を検出し、微粒子の
大きさく容積)に比例したパルス信号を発生させ、この
パルス信号を粒度分布に変換するようにした装置を指称
する。
本発明の粒度分布解析法は、血球等微粒子容積に比例し
たパルスを容積分布に変換して記憶装置に取り込み、粒
度分布を推定分布で近似するにあたり、 (a)粒度分布の度数の自然対数をとり、隣どうしの差
を求める。
(b)ウィンドウ(粒度を示す横軸上の処理区間)を設
け、このウィンドウ内での上記隣どうしの差が直線とな
る区間を見付ける。
(C)この直線部分から推定分布の平均値、標準偏差を
求める。
(d)求められた平均値、標準偏差を理論分布式に代入
し、推定分布を求める。
(c)上記(b)において、直線区間がさらに見付かる
場合には、その直線部分から(c)以下の操作を繰り返
す。見付からない場合は推定分布の度数を求める。
(f)もとの粒度分布および推定分布を出力装置に出力
する。
すなわち本発明は、与えられた粒度分布から准定分布を
求めることにより、各微細粒子の計数において、目的の
粒子をノイズ等より分離して取り出し計数することによ
り、各微細粒子の計数値の精度と信頼性を向上させるも
のである。
同時に与えられた粒度分布が複数の分布の重なりである
場合でも、各要素分布に分解することで、各微細粒子の
計数値の精度と信頼性を向上させるものである。
また、もとの粒度分布と推定分布を同時に出力すること
により、操作者等に粒度分布の特徴を分かり易くするも
のである。
〔実施例〕
以下、本発明の方法を血球粒度の解析に適用し、理論分
布として対数正規分布を用いた例について説明する。対
数正規分布は次式で与えられる。
なお上式で、μは平均値、σは標準偏差である。
f (x)の自然対数をとると、 1        C11nx−μ)2σ2     
   2σ2 X −j! nx、 g(x) = 1 n f(x)
とおくと、1        μ2 となり、g(χ)はXに関する2次式となる。g (x
)を微分すると、 となる。g ’ (x)はY軸との交点がμmσ2、傾
きが−□の1次式となるので、g ′(X)を求σ2 めることにより、平均値μと、標準偏差σが計算でき、
対数正規分布曲線を推定できる。
以下、第1図に示すフローチャートに基づいて詳細に説
明する。まず容積に比例した血球パルスをコンパレータ
回路などで容積分布に変換し、記憶装置に取り込む、つ
いで取り込まれた粒度分布データを、粒度分布解析が容
易に行えるように平滑化する。すなわち、粒度分布に含
まれるノイズ成分を取り除く、その後、粒度分布の度数
の自然対数をとり、隣りどうしの差を計算する。この差
を対応する階数の対数の差で割った値を階数の対数に対
してプロットする。すなわちg′(X)を算出する。第
2図はこのプロットした状態を示す。
また第3図はg’(X)の直線部分が?jI数ある例を
示している。この場合は、理論分布は2つ求められる。
なおRBCは赤血球を示している。ついでg’(x)の
直線部分を探す手段としてウィンドウを設定し、ウィン
ドウをX軸上を移動させていき最も直線に近いところを
さがす、最も直線に近いところを外挿し、Y軸及びY軸
との交点より平均値と標準偏差を計算する。ついで対数
正規分布に、求められた平均値と標準偏差を代入し、そ
の最大値をもとの粒度分布によりノーマライズ(もとの
最大値と同じ大きさにすること)する。これによりもと
の粒度分布と推定分布を比較することができるようにな
る。つぎに、推定分布の度数を求める。g’(x)の直
線部分が複数見付かる場合は、理論分布が複数求められ
ることを示すので、新たな直線部分より推定分布を求め
、度数を求める。
結果をCRT、プリンタ、ホストコンピュータ等に出力
する。
つぎに実際に血球に適用した例を示す。
(1)  血小板部分に赤血球がかぶった例第4図に血
小板(PLT)部分に赤血球がかぶった例を示す。図の
左側は血小板部分を示し、理論分布は破線で示し、図の
右側の赤血球部分の分布の度数は一定値でカットしてい
るため直線となっている。図のように血小板部分に赤血
球がかぶっているため、通常のスレッシュホールドでの
計数値は血小板数21.7万であるが、理論分布から求
めた計数値は16.3万となる。
(2)血小板数が少ない例 血小板数が数千〜数万の血液では、ノイズ等の影響が大
きくなり計数値の信頼性は低下する。
第5図にその例を示す。図の左側がノイズ、中央の分布
が血小板部分で、図の右側が赤血球部分、理論分布は破
線で示している。通常のスレッシュホールドでの計数値
は8.6万であるが、理論分布から求めた計数値は4.
4万となる。
(3)赤血球で理論分布が複数認められる例第6図に赤
血球で理論分布が複数認められる例を示す。理論分布は
破線で示している。この例は輸血により、異なる大きさ
の血球が混じりあった血液であり、赤血球(RB C)
数は509万であるが、大きい方の分布が366万、他
の分布が142万と計算できる。
このように、本発明の方法を用いることにより、目的の
粒子から他の粒子等を除くことができるので、計数値の
信頼性を上げることができるとともに、従来法では不可
能であった複数の分布の重なりである場合でも、それぞ
れの分布の計数値をだすことが可能となる。
なお、理論分布が正規分布等信の分布であっても同様に
行うことができる。
また、本粒度分布解析法は、血球粒度に限らずラテンク
ス粒子、細胞粒子などの粒度分布解析にも適用できる。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように構成されているので、つぎのよう
な種々の優れた効果を奏する。
(11血球計数において、ノイズ等の影響を除去するこ
とができ、精度と信頼性を大幅に向上させることができ
る。
(2)血球計数装置等に搭載することが可能となり、病
院の検査室等で使用することが可能となる。
(3)粒度分布が複数の分布の重なりであっても、それ
ぞれの分布の計数値を計算することができる。
(4)  粒度分布と理論分布を同時に表示することに
より、粒度分布の状態をより的確に操作者に知らせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の粒度分布解析法の一例を示すフローチ
ャート、第2図はg ’ (X)をプロットした例を示
すグラフ、第3図はg ’ (x)の直線部分が複数あ
る例を示すグラフ、第4図は血小板部分に赤血球がかぶ
った例を示すグラフ、第5図は血小板数が少ない例を示
すグラフ、第6図は赤血球で理論分布が複数認められる
例を示すグラフである。 第す図 第2図 第グ図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 微粒子測定装置から解析対象粒度分布を取り込み、
    粒度分布を推定分布で近似するにあたり、 (a)粒度分布の度数の自然対数をとり、隣どうしの差
    を求める。 (b)ウィンドウを設け、このウィンドウ内での上記隣
    どうしの差が直線となる区間を見付ける。 (c)この直線部分から推定分布の平均値、標準偏差を
    求める。 (d)求められた平均値、標準偏差を理論分布式に代入
    し、推定分布を求める。 ことを特徴とする粒度分布解析法。 2 推定分布から計数値を求める特許請求の範囲第1項
    記載の粒度分布解析法 3 直線となる区間が複数ある場合は、複数の推定分布
    を求める特許請求の範囲第1項記載の粒度分布解析法 4 推定分布を解析装置の出力部へ、解析対象粒度分布
    と同時に出力する特許請求の範囲第1項記載の粒度分布
    解析法
JP17642586A 1986-07-25 1986-07-25 粒度分布解析法 Expired - Lifetime JPH0629840B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17642586A JPH0629840B2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25 粒度分布解析法
US07/014,770 US4817446A (en) 1986-07-25 1987-02-13 Particle size distribution analysis
CA000529906A CA1276299C (en) 1986-07-25 1987-02-17 Particle size distribution analysis
EP87301393A EP0254380B1 (en) 1986-07-25 1987-02-18 Particle size distribution analysis
DE3789736T DE3789736T2 (de) 1986-07-25 1987-02-18 Verfahren zur Auswertung eines Teilchengrössenverteilung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17642586A JPH0629840B2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25 粒度分布解析法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6332347A true JPS6332347A (ja) 1988-02-12
JPH0629840B2 JPH0629840B2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=16013475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17642586A Expired - Lifetime JPH0629840B2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25 粒度分布解析法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629840B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02162236A (ja) * 1988-12-15 1990-06-21 Toa Medical Electronics Co Ltd 粒度分布処理装置
WO2003091707A1 (fr) * 2002-04-25 2003-11-06 Nomura Micro Science Co., Ltd. Procede et dispositif permettant de mesurer des particules fines dans de l'eau ultrapure

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02162236A (ja) * 1988-12-15 1990-06-21 Toa Medical Electronics Co Ltd 粒度分布処理装置
WO2003091707A1 (fr) * 2002-04-25 2003-11-06 Nomura Micro Science Co., Ltd. Procede et dispositif permettant de mesurer des particules fines dans de l'eau ultrapure
US7043394B2 (en) 2002-04-25 2006-05-09 Nomura Micro Science Co., Ltd. Method and device for measuring fine particles in ultrapure water

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0629840B2 (ja) 1994-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Vis et al. Verification and quality control of routine hematology analyzers
Rowan et al. The Coulter Counter Model S Plus–the shape of things to come
Wang et al. Analytical comparison between two hematological analyzer systems: Mindray BC‐5180 vs Sysmex XN‐1000
EP0254380B1 (en) Particle size distribution analysis
US6662117B2 (en) Particle analyzer and particle classifying method
JPS6332347A (ja) 粒度分布解析法
EP1588164B1 (en) Performance improvement for hematology analysis
JPS6332345A (ja) 粒度分布解析法
JPH026019B2 (ja)
Harkins et al. Discriminant analysis of macrocytic red cells
EP0821785A1 (en) Method for spectroscopic analysis of inhomogeneous samples
JPS5825144A (ja) 血液分析方法およびその装置
JPS6332346A (ja) 粒度分布解析法
JPH0236176B2 (ja)
JPH02304354A (ja) 血液データの解析方法
EP3105585B1 (en) A method for analyzing blood samples for detection of pathologies
CN115201269A (zh) 应用电阻抗检测血小板的方法和血液分析系统
EP0870185B1 (en) Method for testing a cell suspension
JPH0465969B2 (ja)
JP2714629B2 (ja) 粒子計数方法および装置
Strange et al. An assessment of the Ortho ELT‐800 WBC and three‐part WBC screen
JPS58113735A (ja) 血液分析装置
JPS5824837A (ja) 血液分析装置
JPH07128331A (ja) 臨床検査システム
JPH0123728B2 (ja)