JPH02162236A - 粒度分布処理装置 - Google Patents

粒度分布処理装置

Info

Publication number
JPH02162236A
JPH02162236A JP63317217A JP31721788A JPH02162236A JP H02162236 A JPH02162236 A JP H02162236A JP 63317217 A JP63317217 A JP 63317217A JP 31721788 A JP31721788 A JP 31721788A JP H02162236 A JPH02162236 A JP H02162236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particle size
size distribution
distribution
residual
parameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63317217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2676088B2 (ja
Inventor
Shigeo Kanamori
繁夫 金盛
Takanobu Inoue
隆信 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sysmex Corp filed Critical Sysmex Corp
Priority to JP63317217A priority Critical patent/JP2676088B2/ja
Publication of JPH02162236A publication Critical patent/JPH02162236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2676088B2 publication Critical patent/JP2676088B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、血球、細胞、ラテンクス粒子等の微細粒子の
粒度分布の処理装置に関する。
〔従来の技術〕
測定対象である粒子の大きさ分布を求め、粒子の大きさ
に対する出現頻度ヒストグラムとして表わした、いわゆ
る粒度分布図は、工業分野他、様々な分野で利用されて
いる。
特に、粒子を一個ずつ微小な検出部に通過させ、そのと
き得られる粒子−個ごとの大きさに対応する電気信号(
パルス)を検出する自動粒子分析装置によって、そのパ
ルスの高さ情報から、極めて簡単に粒度分布図が得られ
るようになってからは、−段と利用の分野が広がってい
る。
臨床検査分野においても、粒子を検出部の中央部に精度
良く一列に整列させて流し、測定する、いわゆるシース
フロー分析装置が利用されるようになり、極めて正確な
粒度分布図が得られるようになったこともあり、血液中
・の赤血球、白血球、および血小板の粒度分布を測定す
ることによる臨床診断等への積極的な応用がなされてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
第3図は、粒子分析装置により検出された、測定試料中
の各粒子を、検出信号の大きさにしたがって128レベ
ルにクラス分けし、その頻度分布を表示したものである
。横軸は粒子の大きさを表し、縦軸は頻度を表す(以下
の粒度分布図においても、横軸、縦軸の意味は同様であ
る)。上記128レベルのような、粒度分布図における
粒子の大きさのクラス数のことを、以下、粒度分布の分
解能と呼ぶことにする。通常、粒度分布を表現するため
には、50〜200程度の分解能が必要とされている。
第3図のような粒度分布図を一旦記憶装置に記憶してお
き、後に、必要に応して読み出し、粒度分布の確認また
は解析を行うこともよくある。記憶する際には、各大き
さのクラス毎に、その頻度を記憶装置のメモリに蓄積し
ていく。場合によっては、何回検体ないし何千検体の粒
度分布を記憶することもある。したがって、記憶装置は
膨大なメモリ容量を備える必要がある。このことは、上
記記憶装置を粒子分析装置内に内蔵させる場合において
も、あるいは、外部のデータ処理装置内に設ける場合に
おいても、装置の大型化および高価格化をもたらし、好
ましくない。
本発明は、得られた粒度分布の母数を推定し、推定され
た母数を記憶し、必要に応じて、上記母数を用いて元の
粒度分布を復元することにより、記憶装置のメモリ容量
を削減することの−できる粒度分布処理装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明の粒度分布処理装
置は、第1図に示すように、粒子検出手段から送られる
粒子検出信号を受け、処理対象粒度分布を検出する粒度
分布検出手段12と、処理対象粒度分布の母数を推定す
る粒度分布母数算出手段16と、推定された母数を記憶
する粒度分布母数記憶手段18と、推定された母数を粒
度分布母数記憶手段から読み出し、上記母数を用いて処
理対象粒度分布を復元する粒度分布復元手段20とを包
含するように構成したものである。
また、本発明の粒度分布処理装置は、上記の装置に、処
理対象粒度分布と複数分布の各母数とを入力し、複数分
布に分解しきれなかった残余部分を残余分布として出力
する残余分布算出手段22と、残余分布の分解能を落と
して圧縮化する残余分布圧縮手段24と、分解能の落と
された残余分布を記憶する圧縮化分布記憶手段26とを
加えて構成される場合がある。
本発明において、1分解能」とは、前述のように、粒度
分布図における粒子の大きさのクラス数のことを言い、
また、「圧縮化」とは、粒度分布の分解能を落として、
データを圧縮することを言う。
〔作用〕
本発明の粒度分布処理装置においては、粒度分布の母数
のみが記憶されるので、粒度分布のデータをそのまま記
憶する装置と比べて、記憶手段の記憶メモリ容量を削減
できる。
処理対象粒度分布が複数の分布に分解できるときには、
粒度分布母数算出手段16は複数分布の各母数を算出す
る。
検出された元の粒度分布にノイズがのっている場合には
、元の粒度分布を粒度分布平滑化手段14に入力し、ノ
イズを除去したものを処理対象粒度分布として粒度分布
母数算出手段16へ送る。
処理対象粒度分布が、数個の分布では完全には分解しき
れない場合には、処理対象粒度分布と複数分布の各母数
とを残余分布算出手段22へ入力し、複数分布に分解し
きれなかった残余部分を残余分布として、残余分布圧縮
手段24へ出力する。
残余分布圧縮手段においては、残余分布の分解能が落と
される0分解能の落とされた残余分布は圧縮化分布記憶
手段26によって記憶される。残余分布が存在する場合
には、粒度分布復元手段20は、推定された母数を粒度
分布母数記憶手段18から読み出し、さらに、圧縮化さ
れた残余分布を圧縮化分布記憶手段26から読み出し、
処理対象粒度分布を復元する。
母数が推定された分布が、・上記のように複数ではなく
、一つのみであっても、残余部分がある場合には、上記
と同様に残余分布の処理が行われる。
このように、残余分布が存在する場合には、残余分布が
圧縮されて記憶されるので、記憶手段の記憶メモリ容量
を削減できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図に、本発明の粒度分布処理装置10の一例の概略
構成図を示す。粒子検出手段11から送られる粒子検出
信号Aを受け、粒度分布検出手段12は、分解能50〜
200程度の粒度分布Bを検出する。粒度分布Bを受け
た粒度分布平滑化手段14は、粒度分布Bにのったノイ
ズ等を除去し、粒度分布を平滑化し、処理対象粒度分布
Cとする。
粒度分布BWノイズ等がのらないことが保証されている
場合には、粒度分布B自身を処理対象粒度分布Cとし、
粒度分布平滑化手段14を削除してもよい。
処理対象粒度分布Cは粒度分布母数算出手段16へ人力
され、粒度分布の母数(典型的には、平均値μおよび標
準偏差σ)が推定される。処理対象粒度分布が複数の分
布に分解できるときには、粒度分布母数算出手段16は
複数分布の各母数を算出する。推定された母数は粒度分
布母数記憶手段18に記憶される。粒度分布復元手段2
0は推定された母数を、粒度分布母数記憶手段18から
読み出し、上記母数を用いて処理対象粒度分布Gを復元
する。
処理対象粒度分布Cが数個の分布では完全には分解しき
れない場合には、処理対象粒度分布Cと複数分布の各母
数とを残余分布算出手段22へ入力し、複数分布に分解
しきれなかった残余部分を残余分布りとして、残余分布
圧縮手段24へ出力する。残余分布圧縮手段24におい
ては、残余分布りの分解能が落とされる。分解能の落と
された残余分布Eは圧縮化分布記憶手段26によって記
憶される。残余分布が存在する場合には、粒度分布復元
手段20は、推定された母数を粒度分布母数記憶手段1
8から読み出し、さらに、圧縮化された残余分布Eを圧
縮化分布・記憶手段26から読み出し、処理対象粒度分
布Gを復元する。
母数が推定された分布が、上記のように複数ではなく、
一つのみであっても、残余部分がある場合には、上記と
同様に残余分布の処理が行われる。
残余分布が存在しないような単純な分布のみを対象とす
る場合には、残余分布算出手段22、残余分布圧縮手段
24および圧縮化分布記憶手段26は削除してもよい。
粒度分布検出手段12が受ける粒子検出信号Aは、周知
の、光学的粒子検出手段または電気的粒子検出手段によ
って得られるものである。ただし、粒子の大きさを忠実
に反映した粒子検出信号を得るためには、電気的粒子検
出手段の方が好ましく、さらに、それが前述のシースフ
ロ一方式であれば、最も好ましい。
次に、粒度分布検出手段12の一例を、第2図に示す概
略図に基づいて説明する0粒子検出信号Aはピークホル
ダ30およびピーク検出回路32に人力され、ピーク検
出回路32が粒子検出信号のピークを検出すると、ピー
クホルダ3oは粒子検出信号のピーク値(波高値)をホ
ールドする。
粒子検出信号の波高値は粒子の大きさ情報を反映してい
る。ホールドされた波高値は、A/Dコンバータ34に
おいてアナログ・デジタル変換される。
A/D変換中はA/Dコンバータ34がらBtlSY信
号が発せられ、極めて近接して到来する次の粒子検出信
号のピーク検出およびピーク値のホールドが禁止される
。デジタル値に変換された波高値は、メモリアクセスコ
ントローラ36に入力される。
方、メモリ38にはA/ロコンバータ34の分解能に対
応する個数の記憶領域が設けられている。メモリアクセ
スコントローラ36は、+l+X140を動作させ、上
記デジタル値に対応する、メモリ38内の所定記憶領域
の内容に1を加算する。
計数制御回路42は、本ブロック外から入力される計数
スタートストップ信号を受け、零粒度分布検出手段12
が計数スタートストップ信号にょって規定される所定時
間だけ動作するように制御する。従って、メモリ38に
は、上記所定時間内に得られる、通常数千〜致方の粒子
検出信号の個数が、上記デジタル値に対応する記憶領域
に分配されて、記憶される。計数終了後、メモリ38の
内容を、表示手段(図示せず)によって表示すれば、第
3図に示すような粒度分布図が得られる。
なお、粒度分布検出手段12の構成例としては、第2図
に示すようなものの他に、粒度分布の分解能に対応する
、50〜200個程度のコンパレータを並列に配置し、
各コンパレータの一方の入力端子には、所定間隔で少し
ずつ異なった比較電圧を入力し、各コンパレータの他方
の入力端子には、粒子検出信号を入力し、各コンパレー
タの比較電圧を越える大きさの粒子検出信号の個数を、
各コンパレータに後続するカウンタで計数する構成とし
たものも既知である。この場合には、いわゆる累積粒度
分布が得られるので、第3図に示すような粒度分布が必
要な場合には、変換処理が必要である。
粒度分布平滑化手段14は、処理対象粒度分布Cを平滑
化するものである。平滑化の手法としては、重みづけ移
動平均法、適応化平滑化法、周波数領域法、スプライン
関数による方法などが知られている。粒度分布平滑化手
段14には、これらの手法の内の少なくとも一つが組み
込まれている。
粒度分布母数算出手段16は、処理対象粒度分布Cの母
数(本実施例においては、平均値μおよび標準偏差σ)
を推定する。処理対象粒度分布が複数の分布に分解でき
るときには、粒度分布母数算出手段16は複数分布の各
母数を算出する。
第4図は、粒度分布母数算出方法の一つである、lsd
高さ法を示す説明図である。図中の実線の曲線が、粒度
分布を表す。このような粒度分布は、血液中の赤血球を
溶解させ、白血球を測定したときによく得られる。第4
図においては、白血球は三つの山(p、 q、r)に分
かれて現れている。
図中Sで示される分布は、赤血球のゴースト等、白血球
以外の小粒子によるものである。lsd高さ法において
は、p、q、rそれぞれの山が本来、正規分布や対数正
規分布等の理論分布にしたがうものと仮定して、その分
布の平均値μおよび標準偏差σを求める。第4図にお゛
いては、正規分布を仮定している。まず、平均値μ9、
μ9、μ、は冬山の最頻値(山のピークの位N)として
定められる6次に、各平均値より1sd(標準偏差)の
ところの度数は平均値μの度数の60.65%であるこ
とを利用して、標準偏差σ2、σ9、σ、を推定する。
粒度分布が第4図に示されるような三つの山に分かれず
、第3図に示されるような単一の山の分布であっても、
同様に平均値μおよび標準偏差σの推定が行われる。
粒度分布の母数を算出する方法としては、上記lsd高
さ法の他にも、たとえば、特開昭63−32347号公
報に記載されたものがある。この方法においては、粒度
分布の自然対数をとり、その導関数の直線部分から推定
分布の平均値μおよび標準偏差σが求られる。
粒度分布母数算出手段16には、上記1sd高さ法や特
開昭63−32347号公報に記載された方法等、粒度
分布の母数を算出するための式が組み込まれている。
粒度分布母数記憶手段18は、粒度分布の母数、本実施
例においては平均値μおよび標準偏差σ、を記憶する。
第4図に示されるように粒度分布が複数分布に分解され
る場合には、各々の分布の母数が記憶される。
粒度分布復元手段20は、上記記憶された母数を読み出
し、処理対象粒度分布を復元する。処理対象粒度分布が
、正規分布や対数正規分布等の理論分布によって完全に
記述できる場合には、分布の母数によって処理対象粒度
分布Cを完全に復元することができる。
次に、処理対象粒度分布Cが一個または数個の分布では
完全には分解しきれない場合について述べる。第5図は
、第4図と同様に白血球の粒度分布を示す図であるが、
この場合は、上記特開昭6332347号公報に記載さ
れた方法により、白血球を複数分布に分解している。図
中の濃い曲線が処理対象粒度分布Cである。白血球を三
つの分布p、q、rに分解したあとに、分布s、tが残
っている。・図中Sで示される分布は、前述の通り、赤
血球のゴースト等、白血球以外の小粒子によるものであ
る。tで示される分布は、分布p、q、r以外の、残り
の白血球によるものである。白血球の粒度分布のなかで
、分布p、q、rがもちろん主要な分布であり、これら
は、前述の通り、記憶された母数によって完全に復元す
ることができる。
ところが、分布Sやt、すなわち残余分布についてのデ
ータも何らかの形で記憶しておき、粒度分布を復元する
ときに重ね合わさないと、もとの処理対象粒度分布を忠
実に復元することができない。
残余分布算出手段22は、この残余分布を求めるための
ものであり、粒度分布母数算出手段16より処理対象粒
度分布Cそのもののデータおよび分布の母数の情報を受
け、母数を用いて分布を推定し、推定した分布を処理対
象粒度分布Cから差し引いて残余分布りを求める。第5
図のような場合には、分布p、q、rを各々の母数から
推定し、処理対象粒度分布Cから推定分布p、q、rを
差し引いて残余分布D(具体的には分布Sおよびt)を
求める。
求めた残余分布りをそのままの分解能で記憶したのでは
、多くの記憶容量が必要になり、必要メモリ容量を削減
するという本発明の目的が達せられなくなる。そこで、
残余分布りはデータを圧縮して記憶される。残余分布圧
縮手段24はそのためのものである。
第3図に示された分布は、第1図に示された処理対象粒
度分布Cに相当するものであるが、これを便宜上第1図
に示される残余分布りであるものとして、以下、説明す
る。残余分布りの分解能は、元の処理対象粒度分布Cの
分解能と同じであり、通常、50〜200程度である。
残余分布圧縮手段24は、上記残余分布りの分解能を数
個ないし二、:+側に落とし、データを圧縮する。具体
的には、残余分布の横軸(粒子の大きさを表す)を数個
ないし二、三十個のセグメントに分割し、各セグメント
内の粒子数(頻度)の合計を各々求め、その各合計を各
セグメントの幅で割ることにより、各セグメント内の粒
子数(頻度)の平均値を求めて、残余分布データの圧縮
は行われる。残余分布圧縮手段24によって、第3図に
示す残余分布を圧縮した例を第6図に示す、セグメント
数は8である。
第6図の棒グラフが圧縮化分布Eである。各棒は、各セ
グメントの幅の中心位置に描いである。点線の曲線は元
の残余分布りである。また、圧縮化分布のピークの高さ
と、元の残余分布のピークの高さとを一致させて描いて
いる。
圧縮化分布記憶手段26は、上記圧縮化分布Eを記憶す
るものである。圧縮化分布の各セグメントの頻度が、記
憶手段26内にある各セグメントに対応する記憶領域に
記憶される。一つの圧縮化分布を記憶するのに数個ない
し二、三十個の記憶領域が使用されるだけなので、残余
分布りを記憶するよりも、海かにメモリ容量を削減でき
る。
粒度分布復元手段20は、圧縮化分布記憶手段26から
圧縮化粒度分布Eを読み出し、残余分布りを復元し、母
数から推定される分布、たとえば、第5図の分布p、q
、rに重畳して、処理対象粒度分布Gを復元する。圧縮
化分布Eがら、元の残余分布りと同じ分解能の分布を復
元するためには、補間法を用いる。補間法としては種々
の方法が知られているが、本実施例においては、3次の
スプライン補間(市田浩三、吉本富士市、スプライン関
数とその応用、教育出版、東京、1979、p、43−
59、参照)を使用した。第6図に示された圧縮化粒度
分布Eを、3次のスプライン補間式を用いて補間し、復
元した残余分布Fを第7図に示す0元の残余分布D(第
3図)とほぼ一致した残余分布Fが復元されることが示
された。
粒度分布復元手段20には、3次のスプライン補間式が
記憶されている。
ところで、第5図に示す処理対象粒度分布Cをそのまま
圧縮することも有用な方法であるが、第3図に示すよう
な比較的簡単な粒度分布を圧縮し、復元した場合にも、
復元された粒度分布は第7図Fに示されるように、元の
第3図に示される粒度分布とは僅かに異なっている。処
理対象粒度分布が第5図に示されるような複雑な分布で
ある場合には、粒度分布の圧縮および復元は更に難しく
なる。したがって、本実施例において示されたように、
主要な分布p、q、rのみを推定し、その分布の母数を
記憶し、主要ではない残りの分布S1tのみを圧縮して
記憶し、必要なときに、分布S、tを復元し、上記母数
から推定分布p、、q、「を復元し、分布p、q、r、
3、Lを重ね合わせて、もとの処理対象粒度分布を復元
することが、より有用となる。主要な分布は推定分布に
よって完全に復元され、一方、主要でない残余分布の復
元に若干の誤差があったとしても、処理対象粒度分布全
体の復元に与える影響は少ないからである。
〔発明の効果〕
本発明の粒度分布処理装置においては、元の粒度分布は
記憶されずに、粒度分布の母数が推定され記憶されるの
で、粒度分布のデータをそのまま記憶する装置と比べて
、記憶手段の記憶メモリ容量を削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の粒度分布処理装置の一実施例を示す概
略構成図、第2図は粒度分布検出手段の一例を示す概略
図、第3図は粒度分布の一例を示す図、第4図はlsd
高さ法を説明する図、第5図は白血球粒度分布を複数分
布に分解した様子を示す図、第6図は残余分布および圧
縮化分布を示す図、第7図は復元された残余分布を示す
図である。 10・・・粒度分布処理装置、11・・・粒子検出手段
、12・・・粒度分布検出手段、14・・・粒度分布平
滑化手段、16・・・粒度分布母数算出手段、18・・
・粒度分布母数記憶手段、20・・・粒度分布復元手段
、22・・・残余分布算出手段、24・・・残余分布圧
縮手段、26・・・圧縮化分布記憶手段、30・・・ピ
ークホルダ、32・・・ピーク検出回路、34・・・A
/Dコンバータ、36・・・メモリアクセスコントロー
ラ、38・・・メモリ、40・・・+1加算器、42・
・・計数制御回路F \

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粒子検出手段から送られる粒子検出信号を受け、処
    理対象粒度分布を検出する粒度分布検出手段(12)と
    、処理対象粒度分布の母数を推定する粒度分布母数算出
    手段(16)と、推定された母数を記憶する粒度分布母
    数記憶手段(18)と、推定された母数を粒度分布母数
    記憶手段から読み出し、上記母数を用いて処理対象粒度
    分布を復元する粒度分布復元手段(20)とを包含する
    ことを特徴とする粒度分布処理装置。 2 請求項1記載の粒度分布処理装置に、処理対象粒度
    分布と複数分布の各母数とを入力し、複数分布に分解し
    きれなかった残余部分を残余分布として出力する残余分
    布算出手段(22)と、残余分布の分解能を落として圧
    縮化する残余分布圧縮手段(24)と、分解能の落とさ
    れた残余分布を記憶する圧縮化分布記憶手段(26)と
    を加えたことを特徴とする粒度分布処理装置。
JP63317217A 1988-12-15 1988-12-15 粒度分布処理装置 Expired - Fee Related JP2676088B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63317217A JP2676088B2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 粒度分布処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63317217A JP2676088B2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 粒度分布処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02162236A true JPH02162236A (ja) 1990-06-21
JP2676088B2 JP2676088B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=18085779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63317217A Expired - Fee Related JP2676088B2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 粒度分布処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2676088B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0512664A2 (en) * 1991-05-09 1992-11-11 Toa Medical Electronics Co., Ltd. Method of partitioning particle size distribution datum
CN105486613A (zh) * 2015-12-24 2016-04-13 上海微谱化工技术服务有限公司 一种检测丁腈橡胶中炭黑粒径的方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243541A (ja) * 1985-08-20 1987-02-25 Toa Medical Electronics Co Ltd 血球粒度分布解析法
JPS6332347A (ja) * 1986-07-25 1988-02-12 Toa Medical Electronics Co Ltd 粒度分布解析法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243541A (ja) * 1985-08-20 1987-02-25 Toa Medical Electronics Co Ltd 血球粒度分布解析法
JPS6332347A (ja) * 1986-07-25 1988-02-12 Toa Medical Electronics Co Ltd 粒度分布解析法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0512664A2 (en) * 1991-05-09 1992-11-11 Toa Medical Electronics Co., Ltd. Method of partitioning particle size distribution datum
EP0512664A3 (en) * 1991-05-09 1993-04-28 Toa Medical Electronics Co., Ltd. Method of partitioning particle size distribution datum
CN105486613A (zh) * 2015-12-24 2016-04-13 上海微谱化工技术服务有限公司 一种检测丁腈橡胶中炭黑粒径的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2676088B2 (ja) 1997-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6740363B2 (ja) 周波数応答を使用して検査バッテリの内部インピーダンスを測定するためのデバイス、システム、および方法
US7050913B2 (en) Method and apparatus for monitoring power quality in an electric power distribution system
Seidler et al. Non-Gaussian 1/f noise: Experimental optimization and separation of high-order amplitude and phase correlations
US3984759A (en) Apparatus for use in an induced polarization system for measuring the deformation of a periodic signal concealed in noise
CN114250475B (zh) 埋地管道的阴极保护参数检测方法、设备及存储介质
US20110199285A1 (en) Method and apparatus for waveform compression and display
JPH03183206A (ja) ディジタル信号の重み付け処理装置
Kapisch et al. An implementation of a power system smart waveform recorder using FPGA and ARM cores
CN116678381B (zh) 一种测量方法、系统、可读存储介质及计算机设备
JPH02162236A (ja) 粒度分布処理装置
EP0375201A1 (en) A method of separating the three major types of blood cells from a white blood cell histogram
JP2676087B2 (ja) 粒度分布処理装置
JPH04172294A (ja) プラントデータ集録装置
JP2676089B2 (ja) 粒度分布処理装置
JPH0452902B2 (ja)
Wright Monitoring changes in time of chaotic nonlinear systems
Ljung et al. Influence of model order on change detection in noise-free, complex system
CN109900952B (zh) 一种暂态信号快速提取处理方法
Knudsen Determination of parameter estimation errors due to noise and undermodelling
JP2021166587A (ja) 生体信号処理装置、生体信号処理プログラム、および生体信号処理方法
JPS58223927A (ja) デ−タ圧縮処理装置
EP0869686A2 (en) Picture quality assessment using spatial location
Stammler Application of prediction error filters for the detection of weak teleseismic events
JP3368954B2 (ja) ヒストグラムレコーダ
None The Continuous Readout Stream of the MicroBooNE Liquid Argon Time Projection Chamber for Detection of Supernova Neutrinos

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees