JPS5825144A - 血液分析方法およびその装置 - Google Patents

血液分析方法およびその装置

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JPS5825144A
JPS5825144A JP12445381A JP12445381A JPS5825144A JP S5825144 A JPS5825144 A JP S5825144A JP 12445381 A JP12445381 A JP 12445381A JP 12445381 A JP12445381 A JP 12445381A JP S5825144 A JPS5825144 A JP S5825144A
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JP
Japan
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blood cells
red blood
blood cell
blood
circuits
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Pending
Application number
JP12445381A
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English (en)
Inventor
岡田 徳弘
正好 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
Tao Medical Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sysmex Corp, Tao Medical Electronics Co Ltd filed Critical Sysmex Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、血液疾惠を判定する血液分析方法およびその
装置−詳しくは大球性赤血球−正球性赤血球一小球性赤
血球の割合を求めることにより、赤血球の異状検体を明
確に判定することができる血液分析方法およびその装置
に関するものである。
従来、この種の測定は粒度分布測定装置を用いて赤血球
の粒度分布曲線を得−得られた分布曲線の形状1面積、
偏りなどを直接口で判断するとか−あるいは統計学的な
分析をして判定を行なってbた。粒度分布曲線による分
析、判定は一全赤血球に対する傾向が一目で判定できる
という半面、数値的な判定を行なうためにはさらに演算
回路を追加する必要があり1通常複雑な粒度分布測定装
置をさらに複雑化させねばならないという欠点があった
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、赤血球の大き
さを3つのグループに分類し、これらのグループの赤血
球数の全赤血球に対する割合を求め、それぞれのグルー
プにおける正常値の限界値を設けることにより一臨床デ
ータに基づいて赤血球の異状、血液疾患を効果的に判定
する方法および装置を提供せんとするもので、従来の大
がかりな粒度分布曲線を求める装置などを用いない、構
造が簡単で低価格な装置をも提供することができる。
臨床上、赤血球の25〜75μ8は小球性、76〜10
9μ3は正球性−110〜250μ3は大球性と称され
るが、これらの大きさに分類されるそれぞれの粒子数の
全粒子数に占める割合の比率を求めることにより一疾患
を判定することができる。多くの ・検体について測定
を行なうと、その平均的な比率はおよそ第1表のように
、25〜75μ8の小球性赤血球が25%−76〜10
9μ8の正球性赤血球が56%。
110〜250μ8の大球性赤血球が残りの19%を占
めることがわかった。
第1表 ・さちにこれを詳しく調べるために、正常−異状を含む
約1400件体の血液試料に対し解析を行なった結果を
第1図〜第3図に示す。第1図は赤血球の容積が76〜
109μ3の範囲、すなわち正球性の赤血球がそれぞれ
の検体の全赤血球に占める割合を求め一約1400件体
の割合の分布がどのようになっているかを求めたもので
ある。したがって1400件体の血液を調べたら、それ
ぞれの検体の正球性の範囲に入るものが55〜60%で
ある血液検体が400件体以上あり、続いて60〜65
弘である血液が同じ<400件体以上で2番目に多いこ
とがわかる。第2図は大球性赤血球の割合の分布を求め
たものであり一10〜15呪が最も多く一続いて15〜
20%が多くなっている。第3図は小球性赤血球の割合
の分布を求めたものであり一25〜80幅が最も多く、
続いて15〜20%が多くなっている0以上のグラフに
基づいて第2表のように1400件体分の分布の解析を
行なった。
第2表 さちに1400件体の血液の中かち一小球性の異状検体
、正常面、および大球性の異状検体についての粒度分布
曲線を示したものが第4図、第5図および第6図で、こ
れらの粒度分布曲線と、それぞれの検体における大球性
赤血球−正常赤血球。
小球性赤血球の占める割合を示したものが第8表である
第3表 さらにこれらの3種の検体が、第1図〜第31閏のグラ
フでどの位置を占めるかを図示したのが第7図である。
第1図〜第3図のグラフで求まった分布の上限値と下限
値、さらに平均値の%値に対比させて第7図は作ちれて
いるか−これに異状検体と正常検体を重ね合わせて表示
すると、明らかな差異が生ずる。これは従来の粒度分布
曲線を求め−重ね合わせたときに匹敵する。さらに第7
図からも明らかなように、それぞれの軸A−B−Cに正
常範囲の限界レベルを設定すれば、容坊に異状血の判定
をすることが可能である。、第4表は赤血球容積に対す
る分布比率の限界値を示している。
(以下余白) 第4表 この判定法は、従来の粒度分布曲線を求めなくても可能
であり、また粒度分布曲線を求める際のデータを統計演
算によって解析する必要もなく。
さちに直接粒度分布曲線を目で判定するよりも数値で確
実に判定でき、さらに従来のMCV (平均赤血球容積
)値から単なる平均粒子容積により判定するよりも、判
定の仕方が緻密であり、正常の血液の中に含まれている
多少の異状血球を十分考慮に入れてbる点で従来の方法
とは大きく異なっている。したがって、従来の判定要素
であるたとえばMCVによる血球の疾患の判定などにお
いては、単に上限、下限を見るだけであり−それ以上の
判定要素の追加にはさらに粒度分布曲線を求め、曲線の
ピーク値−平均値一幅、最大値、最小値などにより統計
演算を行なわねばならなかったが、A:発明によれば、
第4表の限界値と比較し一傾向と異状の判定が一度に判
定できるという利点がある。
すなわち平均値がほぼ正常であって一方に偏りを見せて
いたような異状検体は、従来方法を用いても見落されて
いたが1本発明を用いれば的確に異状と判定することが
でき、かつ偏りの度合がそれぞれの分布の割合の表示に
より明確に示される、以上の判定法を実際に装置に実施
した例が第8図である。この血液分析装置は、血球検出
装置1と、この血球検出装置1に接続され血球の浮懸液
の移送および測定した液体の定量を行なう流体制御装置
2と、血球検出装置1に並列に接続さn、た4つのコン
パレータ6−4.5.6と、これらのコンパレータ6.
4.5−6にそれぞれ接続された計数回路7.8.9.
1oと、これらの計数回路7.8.9−10間にそれぞ
れ接続された引算回路lL12.16と、これらの引算
回路11゜12.16にそれぞれ接続された割算回路1
4−15.16と、これちの割算回路1415.16に
接続された判定装置17と一前記コンパレータl 4−
5−6に分圧器IL19.20.21を介して接続され
た基準電源22と、前記割算回路14.15−16−流
体制御装置2および判定装置17に接続された制御回路
26とからなっている。
血球検出装置1は、血球の浮懸液を狭い通路に通過させ
液と血球との電気的または光学的な差異に基づいて血球
を1個ずつ検出し血球の大きさに応じた高さの電気信号
を発生し、コンパレータ6゜4.5.乙に血球信号を送
る。また基準電源22および分圧器18,19.20−
21により、たとえば血球容積の2L 7L 31(L
 250μ3の大きさに相当する比較電圧をコンパレー
タ6.4.5、乙に送る。しだがって計数回路7.8.
9.10にはそれぞれのコンパレータ6.4.5.6を
通過した血球信号が計数される。さらに引算回路1L1
113により、それぞれ大球性、正球性。
小球性の赤血球数が求められ、割算回路14.15−1
6によって全赤血球数で割算を行なうことにより5それ
ぞれの血球の全体に占める割合が求められ、つぎの判定
装置17で第4表に従う判定を行なうことにより一異状
か否かの判定が行なわれる。この判定装置17にそれぞ
れの割合の呪幀を表示させることにより一傾向も同時に
見分けることができる。なお流体制御装置2は、前述の
ように血球の浮懸液の移送および測定した液(本の定量
を行ない、必要に応じて測定開始および測定終了のだめ
の信号を制御回路2乙に送る。一方、制御回路23は割
算回路14.15−16の分母の値を所定の個数、たと
えば1.000とか10.000 とかの値で割算を簡
単にするときには一被測定液の定量を行なわずに計数さ
れる血球数に応じて測定停止および演算開始信号を送り
、また被測定液の所定の量に応じる場合には流体制御装
置2からの信号に応じて、測定開始−測定終了および演
算の指令の制御を行なう。
以上説明したように本発明によれば1判定が1つの結果
だけによらなりので確実であり、かつ傾向を同時に知る
ことができるので、赤血球の異状検体を明確に判定する
ことができ−また従来の粒度分布記録装置のような複雑
な回路を必要としないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は正常、異状を含む約1400件体の血
液試料の解析を行なった結果を示すグラフ。 第4図は上記の約1400件体の血液試料のうちの小球
性の異状検体についての粒度分布曲線図、第5図は正常
面の粒度分布曲線図、第6図は大球性の異状検体の粒度
分布曲線図、第7図は上記3種の検体が第1図〜第3図
のグラフでどの位置を占めるかを示したグラフ、第8図
は本発明の装置の一実施態様を示す系統的説明図である
。 1・・・血球検出装置−2・・・流体制御装置−6,4
゜5−6・・・コンパレータ、7−IL 9.10・・
計数回路、IL 1113・・・引算回路、f4−15
−16・・・割算回路、17・・・判定装置+  ts
−19゜2(L21・・・分圧器−22・・・基準電源
−26・・制御回路 特許出願人 東亜医用電子株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 赤血球の大きさを3つのグループに分類し。 これらのグループの赤血球数の全赤血球に対する割合を
    求め、それぞれのグループにおける正常値の限界値を設
    けることにより、赤血球の異状を判定することを特徴と
    する血液分析方法。 2 血球の浮態液を狭い通路に通過させ液と血球と・の
    電気的または光学的な差異に基づいて血球を1個ずつ検
    出し血球の大きさに応じた高さの電気信号を発生する血
    球検出装置と。 この血球検出装置に接続され血球の浮態液の移送および
    測定した液体の定量を行なう流体制御装置と一血球検出
    装置に並列に接続された4つのコンパレータと、これら
    のコンパレータにそれぞれ接続された計数回路と、これ
    らの計数回路間にそれぞれ接続された引算回路と−これ
    らの引算回路にそれぞれ接続された割算回路と−これら
    の割算回路に接続された判定装置と、前記コンパレータ
    に分圧器を介して接続された基準電源と、前記割算回路
    。 流体制御装置および判定装置に接続された制御回路とか
    らなるととを特徴とする血液分析′  装置。
JP12445381A 1981-08-07 1981-08-07 血液分析方法およびその装置 Pending JPS5825144A (ja)

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