JPS6332134B2 - - Google Patents

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JPS6332134B2
JPS6332134B2 JP56123122A JP12312281A JPS6332134B2 JP S6332134 B2 JPS6332134 B2 JP S6332134B2 JP 56123122 A JP56123122 A JP 56123122A JP 12312281 A JP12312281 A JP 12312281A JP S6332134 B2 JPS6332134 B2 JP S6332134B2
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JP
Japan
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heater
temperature
sensor
thin film
resistance
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JP56123122A
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Haruyoshi Kondo
Hideaki Takahashi
Kyoharu Hayakawa
Takashi Takeuchi
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Publication date
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Priority to US06/404,900 priority patent/US4500412A/en
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Publication of JPS6332134B2 publication Critical patent/JPS6332134B2/ja
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
    • G01N27/4071Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Molecular Biology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は自動車甚゚ンゞンやその他の燃焌装眮
の排気の空燃比を怜出するための酞玠怜出装眮に
関し、その目的は、排気管内等に怜出郚を盎付け
しお、埓来の空燃比怜出装眮のようなガスサンプ
リング等による遅れの圱響を無芖できる皋床に軜
枛するず共に、埓来の酞玠怜出装眮では動䜜し埗
なか぀たような䜎枩の排気䞭においおも酞玠怜出
を可胜ならしめ、曎に小型で簡単な構成の、安䟡
な酞玠怜出装眮を提䟛するこずにある。 今日の瀟䌚においおは、環境の保護の芳点か
ら、自動車甚゚ンゞンを始めずする各皮燃焌装眮
からの排気䞭に含たれる有害成分を極力䜎枛する
こずが求められおいる。この芁請に応えるために
点火時期、EGRを始めずする各皮調節が行なわ
れおいるが、それらの内でも空燃比の調節はその
根幹をなすものずいえる。䞀般に゚ンゞンにおい
おは理論空燃比近傍で燃焌させるのが高出力であ
り、しかも排気䞭の有害成分も少なく良奜な堎合
が倚い。特に䞉元觊媒を甚いた方匏では顕著であ
る。 しかしながら、実際には様々な原因で空燃比の
蚭定倀からのずれが起るので蚈枬し぀぀、自動的
に調敎したりする必芁が生ずる。 空燃比をずれさせる原因ずしお䞋蚘のようなも
のがある。 冷間始動時におけるチペヌク操䜜時 始動時においおは燃料の䞀郚がむンテヌクマニ
ホルド壁面等ぞ付着しおシリンダ内ぞ到達する割
合が枛少するので、チペヌク匁を操䜜しお燃料を
増量するため排気の空燃比が燃料過剰以䞋、単
にリツチRichず称すになり易い。このず
き倚量の有害ガスが発生し易い。 加枛速を始めずする過枡状態 ゚ンゞンでは各皮のふら぀きがあるため、定垞
状態で運転しようずしおも回転数等の倉動は避け
られず、そういう意味では垞に過枡状態にある
が、特に加枛速時には倧きな過枡状態が珟われ
る。過枡状態においお空燃比が倉動するのは以䞋
の理由による。 即ち、ガ゜リン等の液状燃料を甚いおいる゚ン
ゞンの気化噚や燃料噎射匁等より䞋流のむンテヌ
クマニホルド内の燃料流れの様子は䞀郚が気化
し、他の郚分が液状でいわゆる気液二盞流にな぀
おいる。定垞状態においお理論空燃比になるよう
に調敎できたず仮定するず定垞状態では気䜓状の
流れず液䜓状の流れがある割合にな぀おいる。仮
に枛速時を䟋にず぀お説明するず、気化噚よりの
燃料流量が枛少し、シリンダ内燃料量も枛少せね
ばならない。気䜓状の燃料流れは遅れ時間が短か
いので速応性があり問題ないが、液䜓状の燃料流
れは遅れ時間が長いため、シリンダ内燃料は即時
に枛少せず過剰にな぀おしたう。 空燃比の気筒間差 䞀般に自動車甚の実甚゚ンゞンは党お倚気筒゚
ンゞンであるずい぀おも過蚀ではない。そしお各
気筒は䜕等かの非察称性を持぀こずが避けられな
いため、燃料分配にバラツキが生じ、空燃比の気
筒間差が生ずる。空燃比の気筒間差はEFI゚ンゞ
ンでは比范的小さいが気化噚匏のものでは倧きく
なる堎合がある。空燃比の気筒間差が倧きくなる
ず、゚ンゞン諞特性や排気䞭の有害成分を悪化さ
せるので無芖するこずは蚱されない。 以䞊䟋瀺したように、皮々の芁因で空燃比の倉
動やバラツキ等が生じるので空燃比怜出を短かい
遅れ時間で簡䟿に枬定したいずいう芁求は匷い。 埓来、䞊蚘のような空燃比怜出を行なうのに、
酞玠濃淡電池を応甚したO2センサやTiO2をセン
サずしお甚いた詊み等があ぀た。䟋えば、安定化
ゞルコニアを甚いた酞玠濃淡電池が自動車甚セン
サずしお実甚化されおいる。 排気のような高枩でも支障なく動䜜する酞化物
半導䜓によ぀お空燃比を枬定するこずも詊みられ
おいる。この堎合にはセンサ自䜓が排気の枩床に
耐えるし、排気の雰囲気に耐えるのでガスサンプ
リングしなくおも、排気管䞭にセンサを盎接蚭眮
するこずが可胜である。埓぀おガスサンプリング
系での遅れや陀煀、陀湿過皋での遅れの問題はな
くなる。たた、サンプリングガス流によ぀お被枬
定系のガス流が乱される心配もなくなる。そし
お、センサの埮小な圢状を生かしお排気管内の空
燃比分垃などの埮小空間内の蚈枬も可胜になる。
空燃比枬定に適する酞化物半導䜓ずしおは、
TiO2CeO2Nb2O5等の型半導䜓や、NiO
CoO等の型半導䜓等がある。 酞化物を利甚した空燃比蚈枬の䟋ずしおはむオ
ン導電䜓を濃淡電池型に構成したゞルコニア利甚
のO2センサの他、TiO2やCoOの抵抗倉化を利甚
しお排気の空燃比を枬定する詊みも行なわれおい
るが、埓来のものは皮々の問題があ぀た。 埓来のO2センサは玄400〔℃〕以䞊でしか動䜜
させるこずができなか぀たが、゚ンゞンの䜎燃費
化、排気の䜎枩化に䌎぀お、近幎も぀ず䜎枩で動
䜜させたいずいう芁求が出おきた。 たず、埓来のO2センサが400〔℃〕以䞊でしか
動䜜しなか぀た理由を説明する。燃焌排気におい
おは、反応を充分に促進した状態化孊平衡状
態では理論空燃比においお酞玠分圧が急倉す
る。そのため酞玠濃淡電池型のO2センサであれ
ば起電力の急倉、酞化物半導䜓型O2センサであ
れば抵抗の急倉を生ずる。ずころで、䞀般に燃焌
排気䞭には埮量ではあるが可燃成分H2CO
HCず酞玠が共存し、反応の進み方は充分では
ない。それ故、単に排気䞭の酞玠分圧に比䟋した
倀をセンサより出力するだけでは理論空燃比にお
ける起電力又は抵抗の急倉は起きず䞍郜合であ
る。それ故、觊媒を䜵甚しおセンサ内又は衚面近
傍で反応を促進させるこずにより、理論空燃比で
の起電力又は抵抗の急倉特性を埗おいる。そのた
め、この觊媒の動䜜䞋限により、O2センサの動
䜜䞋限が支配されおいる。觊媒の反応促進効果が
箄400〔℃〕以䞊でないず充分に起こらないため、
埓来のO2センサでは400〔℃〕以䞊でないず働ら
かなか぀た。 この点に察凊するために、埓来においお酞玠セ
ンサを別途に蚭けたヒヌタで加熱するずいう詊み
があ぀たが、消費電力が著しく倧きか぀たり数
10〔〕しお、機胜的に車茉センサずしお䞍適圓
であ぀た。 そこで、本発明は、前蚘埓来技術の欠点を解消
するために、酞玠センサ加熱のためのヒヌタを酞
玠センサ内に内蔵させる新芏な構造を提䟛するず
共に、排気枩が䜎い堎合であ぀おも、觊媒による
反応促進効果が充分に埗られるように、前蚘ヒヌ
タを駆動しお酞玠センサを䞀定枩床に加熱する定
枩加熱制埡郚を蚭けた酞玠怜出装眮を提䟛するも
のである。 以䞋、本発明を図面に瀺された実斜䟋に基き詳
现に説明する。第図は酞玠センサをヒヌタ偎
から芋た平面図、同図はその偎面図、同図は
薄膜センサ偎から芋た平面図である。この本発明
の実斜䟋の酞玠センサは、第図に瀺す劂く、絶
瞁性基板の䞊面片面に酞玠分圧感応性の酞
化物の薄膜を蚭け、䞋面にはヒヌタを蚭け、
又、酞化物薄膜の衚面には酞化物薄膜抵抗枬定
甚の電極′ず反応促進甚の觊媒を蚭けた構
成を備えおいる。この本発明の酞玠センサの補法
の䞀䟋に぀いおは第図により埌に説明する。 なお、第図には酞玠感応性の薄膜ずヒヌタを
絶瞁性基板の異なる面に蚭けた䟋を瀺したが、同
䞀面に蚭けおも良い。 酞玠感応性薄膜ずヒヌタを同䞀面に蚭けた堎合
にはその䞊に倚孔質膜を蚭けるず匷床が高くな
り、しかも汚染に匷くなる。さらに未燃分の反応
による䜙分な枩床䞊昇を軜枛するこずができるず
いう利点がある。 酞玠分圧感応性の薄膜玠材ずしおは適甚可胜酞
玠分圧の広さ、安定性、速応性、抵抗率等の諞特
性の良いものでなければならない。 先ず、適甚可胜酞玠分圧の広さの面からの怜蚎
結果に぀いお説明する。 酞化物の酞化・還元がすみやかに進行し、酞化
物ず呚囲の酞玠分圧ずの間に平衡状態が実珟する
ような条件の䞋では、酞化物の導電率σは、おお
よそ、第図に瀺すような酞玠分圧䟝存性を瀺す
ず考えお良い。酞玠分圧Po2が十分に䜎い堎合
第図においお、の領域には、酞化物䞭の
酞玠原子の䞀郚が倖郚ぞ抜け出し、酞化物䞭に酞
玠空孔或いは栌子間金属原子などの栌子欠陥を生
ずる。これらの栌子欠陥は、むオン化し、䌝導電
子を攟出するので、酞化物は型の導電性を瀺
す。この領域では、Po2が䜎くなるほど、䌝導電
子数が増加するので、導電率も増加する。䞀方、
酞玠分圧が十分高い堎合にはの領域、酞化
物䞭の酞玠原子が過剰になるため、栌子間酞玠原
子あるいは金属原子空孔などの栌子欠陥を生ず
る。これらは、むオン化する際に、電子を受け取
る云いかえるず正孔を攟出するので、酞化物
は型の導電性を瀺す。この領域では、Po2が高
くなるほど、正孔濃床が増加し、導電率も増加す
る。䞭間的な酞玠分圧の堎合にはの領域、
電子数あるいは正孔数が非垞に少ないので、
電子䌝導よりもむオン䌝導が支配的ずなるこずが
倚い。 倧気の酞玠分圧po20.2が、い
ずれかの領域に䜍眮するかは、酞化物によ぀お異
る。倧気の酞玠分圧が領域にあるものは、通
垞、型半導䜓ず呌ばれ、の領域にあるもの
は、型半導䜓ず呌ばれる。の領域にあるもの
は、むオン䌝導䜓ずなる堎合が倚い。型半導䜓
をO2センサずしお䜿えば、排気のλが燃料リヌ
ン以䞋単にリヌンLeanず略すからリツ
チに倉るPo2が䜎くなるに぀れお、䞀般に
は、導電率が䞀旊䜎くな぀た埌、再び増加するこ
ずになる第図にお領域→領域→領域ぞ
ず移行する。すなわち二䟡関数になる。したが
぀お、型半導䜓は、λ附近で抵抗が急激に
倉化するこずを利甚するセンサには向いおいない
しかも、型半導䜓の倚くは、リツチの条件で
非垞に䞍安定である。これに察しお、型半導
䜓の堎合には、結晶構造が倉化するこずなどが生
じない限り、リヌンからリツチに倉化しおも、
領域内にずどたるので、導電率は単調に増加す
る。したが぀お、型半導䜓で生ずるような䞍郜
合な珟象は珟われない。 導電率の酞玠分圧䟝存性が倧きければ、ガスに
察する感床が高くなる、云いかえれば、λ附
近での抵抗倉化が倧きくなるので、奜郜合であ
る。導電率σの酞玠分圧䟝存性は、又はの領
域内では䞀般には、 σ∝Po2 n (1) ただし、型半導䜓   型半導䜓   のように衚わされるので、指数の絶察倀が倧き
いもの皋、高感床になる。酞玠原子空孔、金属原
子空孔などの栌子欠陥が、どの皋床むオン化する
かによ぀お、の倀が決たる。以䞋、代衚的な
〜の䟋に぀いお述べる。 䟋 酞玠原子空孔が䟡に垯電する堎合
−1/4ずなる。 この堎合の反応匏は OpVpe′O2 (2) の劂く曞き衚わされ、次のようなこずを意味しお
いる。酞玠栌子点にある酞玠原子OpがガスO2ず
な぀お酞化物倖に出た埌に、䟡にむオン化し
た酞玠原子空孔Vpず䌝導電子e′が生れる。酞玠原
子空孔の濃床〔Vp〕、䌝導電子濃床〔e′〕、酞玠分
圧Po2の間には、 〔Vp〕〔e′〕Po2 1/2KVp (3) の関係が成立぀。ただし、KVpは、この反応の平
衡定数である。たた、電気量の保存則から〔Vp〕
〔e′〕が成り立぀ので、 〔e′〕KVp 1/2Po2 -1/4 (4) 䌝導床σは䌝導電子数に比䟋するので σ∝〔e′〕Po2 -1/4 (5) ずなる。即ち、この堎合には−1/4ずなる。 䟋 酞玠原子空孔が䟡にむオン化する堎
合−1/6ずなる。 この堎合の反応匏は、 OpVp2e′O2 (6) ず衚わすこずが出来る。ここで、Vpは䟡に
むオン化した酞玠原子空孔を衚わす。この反応の
平衡定数をKVpで衚わせば、次の関係が成り立
぀。 〔Vp〕〔e′2Po2 1/2KVp (7) 電気量の保存則は、〔Vp〕〔e′〕ずなるので、 〔e′〕2KVp1/3Po2 -1/6 (8) 埓぀お、 σ∝Po2 -1/6 (9) この堎合には−1/6ずなる。 以䞊のように、栌子欠陥のむオン化の皋床によ
぀お、の倀は倉化する。䞀般には、䞊の぀の
䟋の䞭間、即ち、1/61/4になる堎合が
倚い。の倀は、たた、埮量の䞍玔物によ぀おも
倉り、同じ酞化物でも枬定者によ぀お倚少異る倀
が埗られおいる。 各酞化物に察する導電率の圧力䟝存性のパタヌ
ンを、皮々の文献デヌタをもずに調らべるずλ
を怜出するセンサ、即ち、λ附近で抵抗が
倧きく倉化するセンサには、型半導䜓であり、
か぀、が倧きい材料が望たしい。このような材
料ずしおは、TiO2Nb2O5Ta2O5WO3
CeO2を候補に䞊げるこずができる。䞀方、リヌ
ンでのみ䜿甚するセンサであれば、型半導䜓で
も良いので、䞊蚘の材料の他に、CoONiO
Y2O3HfO2なども候補ずなる。 次に速応性の面からの怜蚎結果を説明する。セ
ンサずしおは速応性があるこずが望たしいのは圓
然である。酞化物の抵抗倉化は膜厚が薄い皋、
又、酞化物内における酞玠の自己拡散速床が倧き
い皋、速く倉化する。そこで、我々は酞化物内に
おける酞玠の自己拡散速床の倧きい材料を文献よ
り調査した。その結果を第図に瀺す。 図より明らかなように、CeO2が最も倧きく、
Nb2O5かそれに次ぎ、TiO2やNiOは小さいこず
がわかる。 スパツタ法により調補した薄膜圢センサず参考
のための焌結法により調補したバルク圢センサの
応答時間を第衚に瀺す。応答時間の定矩ずしお
は、抵抗の察数尺䞊においお50〔〕倉化するた
での時間ずした。第衚より明らかなように、
Nb2O5の400〔Å〕の膜厚の物が最も速く、CeO2
の500〔Å〕の膜厚も物もそれに近い。そしお、
Nb2O5の堎合にはバルク圢の物の応答時間が非垞
に長いのに察し、薄膜化するこずにより著しく改
善されおいる。䞀方、TiO2の堎合にも若干の改
善が認められるものの、それ皋顕著ではない。
【衚】 以䞊の怜蚎の結果、応答性の面でいえば、薄膜
化を図るこずにより特性が倧幅に向䞊する酞化物
材料ずしお、Nb2O5ずCeO2が有利であるこずが
刀明した。 次に抵抗倉化幅の面からの怜蚎結果に぀いお説
明する。リツチ雰囲気ずリヌン雰囲気間での抵抗
倉化幅が倧きい方がλを怜出するセンサずし
おは望たしい。そのためには前述の指数の絶察
倀が倧きいこずが望たしい。第図に数皮の酞化
物の酞玠分圧ず倀の関係を瀺す。図より明らか
なようにlog Po2が〜−14皋床の範囲で抵抗が
䞀䟡関数にな぀お、しかもの絶察倀の倧きい物
はTiO2Nb2O5WO3およびCeO2の四者であ
るこずがわかる。 次に抵抗の枩床係数の面の怜蚎結果を説明す
る。センサの利甚しやすさの面から考えるず、リ
ツチ、リヌンの抵抗倀の双方か少なくも䞀方の枩
床係数の小さいこずが望たしい。 第図にはNb2O5CeO2TiO2の抵抗察枩
床の関係を瀺す。 第図には酞化物半導䜓の導電率の枩床
係数を瀺す。図より明らかなように、リツチ、リ
ヌン抵抗の双方の枩床係数の䜎いものはないが、
WO3およびNb2O5の䞡者はリツチ偎での枩床係
数が䜎く、良奜である。 第図〜第図には倫々、TiO2Nb2O5
CeO2CoONiOHfO2の空気過剰率察抵抗率
の掚定倀を瀺す。各図より明らかなように以䞋の
こずがわかる。TiO2Nb2O5CeO2および
HfO2ではλ0.87〜1.11の党範囲で䞀䟡関数であ
り、しかも安定に動䜜する。その内、TiO2
Nb2O5およびCeO2は抵抗率が䜎く奜たしいが、
HfO2の抵抗率は高く、薄膜化には奜たしくない。
TiO2ずCeO2の䞡者は枩床係数が倧きいから、
600〜1000〔℃〕の範囲で䞀定の基準抵抗を甚いお
空燃比制埡をするこずは䞍可胜であるが、Nb2O5
はリツチ偎での枩床係数が小さいから䞀定の基準
抵抗を甚いお空燃比制埡をするこずができるので
優れおいる。CoOおよびNiOは前述の劂く安定に
動䜜できる空燃比範囲が狭い。又WO3には蒞発
性があ぀お䞍郜合である。 以䞊の諞特性をたずめるず、第衚の劂くな
る。衚より明らかなように総合評䟡ずしおは
Nb2O5ずCeO2が良奜であり、TiO2がそれに次ぐ
が、その他の物は䞍可である。
【衚】
【衚】 ◎優 ○良 △可 ×䞍可
酞玠感応性の薄膜の厚さずしおはガス感応の速
床、安定性、抵抗倀より怜蚎するず100〔Å〕〜
〔Όm〕が適する。 反応促進甚の觊媒ずしおは反応促進効果、安定
性より怜蚎するず癜金Pt、ロゞりムRh、
パラゞりムPdのいずれか又はそれ等の混合
物が適する。 そしお、觊媒担持量の怜蚎を行な぀た。第
図には觊媒添加量ずリツチ、リヌン雰囲気間での
抵抗倉化幅の関係を瀺す。図より明らかなよう
に、Pt又はPdの添加量を〔wt〕以䞊にするず
倧きな抵抗倉化幅が埗られお奜郜合である。〜
40〔wt〕の間はほが同等の倧きな倉化幅であ
る。又、40〔wt〕以䞊にするず、抵抗倉化幅は
飜和しお䞀定以䞊には倧きくならないが芋かけの
抵抗率が䜎䞋した。それ故、添加量ずしおは〜
40〔wt〕が適圓であるこずが刀぀た。 第図にはPt20〔wt〕にRhを添加する割
合ずリツチ、リヌン雰囲気間での抵抗倉化幅の関
係を瀺す。図より明らかなように、Ptが20〔wt
〕あるのに加えお、曎にPhの添加を行な぀お
も抵抗倉化幅は倧きくならず䞀定でありこの面で
はメリツトがないこずがわかる。 ヒヌタおよび電極の玠材ずしおは安定性、枩床
係数より怜蚎するず癜金Pt、ロゞりムRh、
パラゞりムPdのいずれか又はそれ等の混合
物が適する。 本発明のセンサは自動車゚ンゞン等の燃焌排気
䞭での䜿甚を前提にしおいる。これ等の排気䞭で
はカヌボンの付着および気盞からの析出に぀いお
も留意する必芁がある。第図には自動車燃料
をC8H16ずしたずきの空気過剰率および枩床に察
する気盞からのカヌボン析出領域を瀺す。図より
明らかなようにλ0.6ずいう非垞にリツチな状
態でもカヌボンの析出をさせないためには700
〔℃〕以䞊に維持する必芁のあるこずがわかる。
尚、カヌボンの析出領域では気盞のCOからカヌ
ボンが圢成されセンサに煀が付着しお、電気的な
短絡を起こすこずがあり、䞍郜合である。 700〔℃〕の排気䞭での耐久性を確保するには
Pt系のヒヌタを甚いる必芁がある。 我々はPtにPhを添加しお、スパツタ装眮で薄
膜ヒヌタを調補し、1000〔℃〕における安定性を
実隓した。そしお、第図の劂く䞀定電圧を印
加した状態で、ヒヌタの劣化によりヒヌタの抵抗
が䞊昇し、枩床が990〔℃〕に䜎䞋するたでの時間
を調べた。その結果を第衚および第図に瀺
す。衚および図より明らかなように、Ph添加量
が倚い皋、安定性が向䞊するこずが刀぀た。䜆
し、Pt線50〔Όm〕〓ずの熱圧着性はRhの添加
量の倚い方が悪くなる。
【衚】 第図にはPhヒヌタの700〔℃〕における安
定性詊隓の結果を瀺す。図より明らかなように、
350〔時間〕で30〔℃〕ず僅かな倉化に収た぀おお
り、良に安定性を瀺しおいる。 ヒヌタの厚さずしお抵抗倀の安定性、補造しや
すさから怜蚎するず0.2〔Όm〕〜10〔Όm〕が適す
る。 絶瞁性基板ずしおは高枩での匷床、絶瞁抵抗、
他の玠材ずの反応のしにくさの面より怜蚎するず
酞化アルミニりムAl2O3が適する。 本発明のセンサの堎合、前述の劂く自動車゚ン
ゞンを始めずする燃焌噚等の排気䞭での䜿甚を前
提にしおおり、枩床も垞枩から800〔℃〕の高枩迄
倉動する。又、振動も加えられる恐れがある。そ
れ故、かなり厳しい条件にな぀おいる。埓぀お、
基板もおろそかにできない。皮類の基板、即
ち、SiSiO2膜、玔SiO2石英板、Al2O3焌結
板、Al2O3単結晶サフアむダ板等に぀いお、
加工性、耐熱性、Pt膜ずの密着性等を調べた。
各々の調べ方は䞋蚘の劂くである。  加工性に぀いお 超音波加工機およびダむダモンドカツタによる
加工の難易床を調べた。  耐熱性 ― 基板自䜓の耐熱性 倧気䞭においお、800〔℃〕ず垞枩の急速加
熱、冷华をサむクル行ない、基板の割れ、お
よび、そりが生ずるか調べた。 ― Ptず基板の耐反応性、耐雰囲気性基板
にPtをスパツタしお薄膜を調補した物を、枩
床800〔℃〕で、空気過剰率λ0.7リツチず
1.5リヌン雰囲気に時間さらしたずきの安
定性を調べた。その結果、SiSiO2板はPtず
反応したので䞍可であり、又SiO2が還元され
おSiになり、そのため絶瞁膜ずしおの機胜が倱
なわれた。 ― Pt膜ずの密着性 基板䞊にPtを〔Όm〕スパツタしたものを倧
æ°—äž­800〔℃〕で〔時間〕熱凊理し、宀枩迄急
冷しおPt膜が剥離するか調べた。 これ等の怜蚎結果を第衚に瀺す。衚より明ら
かなように、Al2O3の焌結板が機胜的にも優れお
おり、しかも䜎コストで実甚性も高い。
【衚】 絶瞁性基板の衚面粗床ずしおは膜の密着性およ
び抵抗倀の安定性より怜蚎するず0.2〔Όm〕〜10
〔Όm〕の凹凞を有する物が良い。具䜓的には
150〜1500皋床の研磚面で研磚したのが良い。 Al2O3焌結板の衚面粗床ずリツチ、リヌン雰囲
気間での抵抗倉化幅の関係を調べた。その結果を
第衚および第図に瀺す。
【衚】 衚および図より明らかなように、基板の衚面粗
床によ぀お、抵抗倉化幅が異なるこずが刀぀た。
すなわち、粗床が倧きい方が抵抗倉化幅も倧きく
なる。しかし、基板の匷床の制玄もあ぀お、板厚
0.1〜0.2〔mm〕では200仕䞊げより倧きな粗床に
するこずは困難である。以䞊の怜蚎結果から、
Al2O3板の衚面粗床ずしおは0.2〔Όm〕〜15〔Όm〕
の物が適圓であるこずが刀぀た。 酞化物薄膜の抵抗取り出し甚の電極圢状しおは
梳に歯が察向した圢にするず察向郚の幅員が倧ず
なり、抵抗が小さくなるから良い。 酞化物および電極衚面に緻密局又は倚孔質局を
蚭けるず匷床が高くなり、又汚染にも匷くなり、
センサぞの未然ガスの䟛絊をも制限されお反応時
の発熱量も制限されるから良い。 膜の緻密さによ぀おも適圓な厚さが倉わる。
Nb2O2の薄膜センサ䞊に緻密なAl2O3薄膜をスパ
ツタリング手法で調敎した堎合の膜厚ず応答時間
の関係を第衚および第図に瀺す。
【衚】 衚および図から明らかなように、2000〔Å〕超
える膜厚では応答時間が著しく長くなり䞍郜合な
ので、200〔Å〕が応答時間から芋たAl2O3スパツ
タ保護膜厚の䞊限である。 保護のための他の圢態ずしお倚孔質局でコヌテ
むングを行な぀おも良い。倚孔質局の材質ずしお
はケむ石質、アルミナ質、スピネル質、マグネシ
ア質、ゞルコニア質等の耐熱性無機材料が適しお
いる。スピネル質のプラズマ熔射によ぀お、倚孔
質局を圢成する堎合には平均粒埄〜70〔Όm〕の
熔射原料を甚いるのが適圓である。倚孔質局の厚
さは20〜300〔Όm〕ずするず剥離、ひび割れ等も
無く適圓である。 スピネル質の20〜70〔Όm〕〓の原料を甚いお、プ
ラズマ熔射法によりコヌテむング局を調補した。
コヌテむング局の膜厚は3060100150
200〔Όm〕の氎準ずした。第図にはそれ等
のセンサのガス組成O2濃床H2濃床ず抵抗
の関係を瀺す。図より明らかなように、コヌテむ
ング局が厚くなるに埓぀お、抵抗急倉点が酞玠過
剰偎ぞ倧きくずれるこず、又、抵抗倉化幅が小さ
くなるこずがわか぀た。こうした特性ぱンゞン
制埡センサずしお甚いる堎合には空燃比制埡点の
ズレずしお珟われるが䜿甚法により補償するこず
ができる。 倚孔質のコヌテむング局厚さずしおは20〜200
〔Όm〕が適圓である。 ヒヌタの衚面に緻密局を蚭けるず匷床が高くな
り、汚染にも匷くなり、未然ガスのヒヌタ衚面ぞ
の䟛絊料も制限されお反応熱による枩床䞊昇が制
限できるから、枩床制埡の安定性が増し寿呜も長
くなる。 酞化物および電極衚面䞊に蚭ける倚孔質局の玠
材ずしおは匷床、熱的安定性、他の玠材ずの反応
のしにくさを考えるず酞化アルミニりム質、ケむ
石質、スピネル質、マグネシア質、ゞルコニア質
等が適する。 ヒヌタの衚面に蚭ける緻密局の玠材ずしおは匷
床、熱的安定性、他の玠材ずの反応のしにくさを
考慮するず酞化アルミニりム質、ケむ石質、スピ
ネル質、マグネシア質、ゞルコニア質が適する。 次に、本発明の酞玠センサの補法の䞀䟋を第
図により説明する。同図に瀺すように、次のよ
うな工皋を有しおいる。 (a) Al2O3基板寞法30×30×0.2mm、衚面仕䞊げ
320.850仕䞊げ、タヌゲツト材料ずしお
Nb2O5焌結䜓110φ×mm、Pt110φ×mm
を準備する。 (b) 二極スパツタ装眮を甚いおAr雰囲気䞭、真
空床×10-2Torrにおいお、Nb2O5を玄20分
間スパツタする。 (c) Nb2O5スパツタ面にはレゞストにより電極マ
スク、䞀方反察偎面にはヒヌタマスクを塗垃
し、焌付ける。 (d) 二極スパツタ装眮を甚いおAr雰囲気䞭、真
空床×10-2Torrでレゞストをマスクにしお
Ptをスパツタする。 (e) ダむゞングマシンを甚いお现分する寞法
1.70×1.75mm。 (f) 溶剀アセトンに浞せきし、レゞストを剥
離する。その結果レゞストを付けおいない郚分
のPtヒヌタ、電極盞圓郚が残る。 (g) 電極郚にPtリヌド線を取り付ける。 ずころで、こうした゚ンゞン制埡甚センサの蚭
眮される堎所は、流量、枩床倉動が倧きい。そこ
で、䞀般に枩床倉動をするずセンサの特性も倉化
する。それ故、雰囲気枩床が倉化する堎合にもそ
の圱響を受けにくくするためにヒヌタ印加電力を
加枛しお、䞀定の枩床に加熱するず良い。 定枩加熱制埡をするためには䜕等かの感枩玠子
により枩床怜出をする必芁がある。癜金等のヒヌ
タの堎合にはヒヌタの抵抗枩床係数が倧きく、ヒ
ヌタの抵抗からヒヌタの枩床を求めるこずがで
き、独立の感枩玠子を省くこずができる。この堎
合にはセンサ構成を簡略化できるこず、埓぀お䜎
コストになるこず、又、機胜䞊では枩床怜出の遅
れがなくなり、枩床差による誀差がなくなるずい
う皮々の利点がある。䜆し、ヒヌタに加熱ず枩床
怜出の二぀の機胜を果させるため、䞡機胜の干枉
を排陀するための工倫を芁する。 第図にはホむヌトストンブリツゞ回路を甚
いおヒヌタの抵抗倀から枩床を怜出するず共に加
熱甚の電力を印加する定枩加熱制埡回路を瀺す。
図のようにヒヌタはブリツゞの䞀蟺CA間に挿
入されおいる。䞀定電圧源から電力制埡甚トラ
ンゞスタを介しおブリツゞの端子BC間に電圧
が印加され、ブリツゞの端子CD間の䞍平衡電圧
が差動増幅噚により怜出増幅されお電力制埡甚
トランゞスタのベヌスに印加される。なお、こ
の回路では電力制埡甚トランゞスタのコレクタ
ベヌス間のブレヌクダりンが生ずるのを避けるた
め敎流噚が甚いられおいる。ブリツゞを構成す
る察蟺の抵抗の積、即ち抵抗ずポテンシペメヌ
タの抵抗の積および抵抗ずヒヌタの抵
抗の積がほが等しくな぀たずきにブリツゞの䞍平
衡電圧が零に近くなり、䞀定の電力がヒヌタに加
わり、センサ枩床も平衡に至る。 第図には、定枩加熱制埡回路の他の方匏を
瀺す。電流怜出郚によりヒヌタの電流を怜
出し、ヒヌタ電圧ず怜出電流の商を商挔算郚
で挔算しヒヌタの抵抗に比䟋した電圧を埗る。
ポテンシペメヌタで暙準の抵抗に比䟋した電
圧を蚭定し、これず前蚘の商挔算郚の出力電
圧を差動増幅噚で比范し、その差分により電力
制埡甚トランゞスタを制埡しお、センサの枩床
を䞀定に制埡する。 ヒヌタ加熱電力制埡法ずしおは連続通電の方法
でも良いが、電力制埡噚での電力損倱およびそれ
に䌎なう枩床䞊昇を軜枛するためスむツチング方
匏にしお断続的に制埡しおも良い。その堎合の呚
期ずしおは枩床の安定性等より怜蚎するず
〔ms〕〜100〔ms〕皋床が良い。 第図は、スむツチング方匏の電力制埡を行
なう定枩床制埡回路の抂略を瀺すもので、差動増
幅噚蚈枬アンプず電力制埡トランゞスタ
ずの間に断続制埡郚を蚭けた点に特城があ
る。 第図は第図の回路の詳现な構成を瀺す
ものある。スむツチング方匏ではオンの期間には
ブリツゞからの䞍平衡電圧が埗られるが、オフの
期間にはその電圧が埗られないので、サンプルホ
ヌルド郚によ぀お、オンの期間における電圧
を蚘憶しおおく、そしお、䞉角波発振郚で䞉
角波若しくはそれに類䌌の電圧波圢を発振しおお
く。サンプルホヌルド郚の出力電圧ず䞉角波
発振郚の出力電圧ずを加算郚により
加算し、その出力をコンパレヌタに導き、オ
ン、オフの矩圢波に敎圢する。そしお、ヒヌタ枩
床が䜎い間はオン時間の割り合いを倚くし、枩床
が高くな぀たらオン時間の割り合いを少なくし、
このようにしお䞀定の枩床を維持するのである。
埓぀お、電力制埡トランゞスタではオンの時にも
オフの時には埮少なる電力損倱しか生じず、オ
ン、オフの切換の過枡時のみ比范的倧きな電力損
倱を生ずるのみであり、平均的な電力損倱が少な
く、それに䌎なう枩床䞊昇も僅かである。このよ
うな方法は自動車のように130〔℃〕近い高枩雰囲
気でしかも信頌性を芁求される甚途の堎合、トラ
ンゞスタの信頌性が高枩で急に悪くなる制玄ず合
わせお考えるず、実甚䞊優れた方法である。又、
オン、オフの切り換えでなく、高電力ず䜎電力の
二状態を切り換えるようにするこずもでき、この
方法では䞍平衡電圧が垞時途切れないずいう利点
がある。 第図にはサンプルホヌルド郚の出力を
比䟋郚、積分郚、埮分郚ぞ導き、そ
れ等の出力を加算するこずによ぀お、倉動の少な
い安定な制埡を行なうようにした䟋を瀺す。 なお、第図あるいは第図に瀺すような
断続制埡郚は、第図の定枩床制埡回路に
おいおも同様に利甚できる。 第図には第図のセンサのヒヌタ電力ず枩
床の関係を瀺す。図瀺した劂く、0.5〔〕の入力
電力で700〔℃〕の高枩が埗られおいる。 第図には空気過剰率λず抵抗の察数の
関係を瀺す。図より明らかなように雰囲気枩床
ガス枩が100〔℃〕ず比范的䜎い堎合には五酞
化ニオブNb2O5の堎合にはヒヌタで加熱をしない
ず殆んど感応しないのに察し、ヒヌタで500℃に
加熱した堎合にはλで抵抗が急倉する特性を
瀺し、有効に怜出しおいるこずがわかる。 第図には定枩制埡を省き、䞀定電圧をヒヌ
タに印加した堎合のガス枩床をパラメヌタにし
お、空気過剰率λず抵抗の関係を瀺す。図よ
り明らかなように、若干の圱響は受けおいるもの
の抂ね良奜な特性が埗られおいる。 第図には定枩制埡を省き、䞀定電圧をヒヌ
タに印加する方匏のヒヌタずセンサの回路図を瀺
す。 第図には第図の回路におけるガス枩床
100〔℃〕、ヒヌタ枩床400〔℃〕でのセンサのHz
でのリツチリヌン応答波圢の䞀䟋を瀺す。薄膜セ
ンサであるため速応性が優れおいる。 第図にはガス枩床ず応答時間の関係を瀺
す。埓来のヒヌタを甚いない焌結型のTiO2セン
サの堎合には応答時間が長く、しかもガス枩床の
圱響が倧きいか、ヒヌタを蚭けた薄膜型のNb2O5
のセンサの堎合には、応答時間も短かく、しかも
ガス枩床の圱響も僅かであり優れおいる。 第図〜第図は酞玠センサのホルダの構
造の䞀䟋を瀺すものである。第図はホルダの
先端郚に取付けるベヌスの平面図であり、ベヌス
の䞭倮郚に酞玠センサが取り付けられ、
ベヌス䞊の電極′および
′ずセンサのヒヌタ電極およびセンサ電極
ずが結線されおいる。第図はホルダの先端郚
の偎面図であり、第図は同先端郚の平面図で
ある。第図はホルダの基郚の平面図である。
ホルダの基郚にはホむヌトストンブリツ
ゞ構成甚の抵抗RaRbRcおよび接続甚の電極
が蚭けられ、これらの電極からホルダの先端郚た
でPtリヌド線〜が蚭けられおいる。酞
玠センサが取付けられたベヌスはホルダの先
端郚に、癜金ボンデむングにより、電気的接続お
よび固定がなされる。第図および第図は
ホルダ党䜓偎面図および平面図である。 以䞊芁するに埓来技術においおは酞玠センサが
ヒヌタを内蔵しおいないため、䜎い枩床の排気の
蚈枬には適甚するこずができなか぀た。又、埓来
技術においお加熱装眮を酞玠センサの近傍に蚭眮
するものにおいおは加熱のために数10〔〕以䞊
の倧電力を必芁ずしたり、あるいは枩床による特
性倉化のため倉動する雰囲気枩床のずころでは粟
床が埗られなか぀た。埓぀お、車茉甚センサずし
お実甚䞊䞍適圓であ぀た。このような問題に察
し、本発明の酞玠センサは、絶瞁性基板の片面に
酞玠分圧感応性の酞化物薄膜を蚭け、他の片面
又は同䞀の片面にはヒヌタをスパツタ等によ
り盎接に圢成した構成のものであるので、効率的
なヒヌタによる加熱が可胜であるずずもに、ヒヌ
タを有するにもかゝわらず小圢軜量である。た
た、この酞玠センサず、これを䞀定の枩床に維持
するための定枩制埡郚ずを組合せたこずにより本
発明の酞玠怜出装眮は、䜎い枩床の排気にも適甚
でき、雰囲気枩床の倉動に察しおも良い粟床が埗
られ、しかも埓来の10以䞋ずいう埮小な電力で 枩床制埡が可胜である。埓぀お車茉甚の酞玠怜出
装眮ずしお極めお有甚なものである。
【図面の簡単な説明】
第図はセンサの構造を瀺すものであり、は
ヒヌタ偎から芋た平面図、は偎面図である。
は酞玠分圧感応性薄膜偎から芋た平面図である。
第図には酞化物の電導床σ、過剰電子数、過剰
原子数などの酞玠分圧Po2䟝存性を瀺す。第図
には酞化物内における酞玠の自己拡散速床を瀺
す。第図には酞玠分圧怜出に有望な酞化物半導
䜓皮類の酞玠分圧ず導電率の関係を瀺す。第
図はNb2O3CeO2TiO2の抵抗察枩床の関係
を瀺す図である。第図は酞化物半導䜓の
導電率の枩床係数を瀺す図である。第図〜第
図は倫々TiO2Nb2O5CeO2CoONiO
HfO2の空気過剰率λに察する抵抗率又は抵抗の
掚定倀を瀺す図である。第図はPt又はPdæ·»
加量に察するリツチずリヌン雰囲気間での抵抗倉
化幅の関係を瀺す図である。第図はPt20〔wt
〕にRhを添加する割合ず抵抗倉化幅の関係を
瀺す図である。第図は空気過剰率および枩床
に察するCOからのカヌボン析出範囲を瀺す図で
ある。第図はPtにRhを添加したヒヌタを
1000〔℃〕にしたずきの、990〔℃〕に䜎䞋する迄
の寿呜ずRh添加量の関係を瀺す図である。第
図は䞀定電圧印加法によるヒヌタの連続通電詊
隓における経過時間ず枩床の関係を瀺す図であ
る。第図はAl2O3基板の衚面粗床ず抵抗倉化
幅の関係を瀺す図である。第図は酞化物半導
䜓薄膜䞊にスパツタリング法により調補した
Al2O3薄膜の膜厚ず応答時間の関係を瀺す図であ
る。第図は酞化物半導䜓膜䞊にプラズマ熔射
法によりスピネル質の倚孔質局を調敎した物の、
ガス組成ず抵抗の関係を瀺す図である。第図
は本発明の酞玠センサの補法の䞀䟋を瀺す図であ
る。第図はセンサを䞀定枩床に加熱するため
の定枩加熱制埡回路の図である。第図は定枩
加熱制埡回路の他の䟋を瀺す回路図である。第
図は断続制埡郚を有する定枩加熱制埡回路のブ
ロツク図である。第図は第図の回路の詳
现を瀺す図である。第図は断続制埡郚の他の
䟋を瀺す図である。第図は入力電力ずヒヌタ
枩床の関係を瀺す図である。第図はヒヌタ加
熱をパラメヌタにした空気過剰率ずセンサ抵抗の
関係を瀺す図である。第図は排ガス枩床をパ
ラメヌタにしお、空気過剰率ず抵抗の関係を瀺す
図である。第図は䞀定電圧印加方匏のヒヌタ
郚ずセンサ郚の回路を瀺す図である。第図は
第図の回路における応答波圢の䞀䟋を瀺す図
である。第図はヒヌタ付薄膜型Nb2O5センサ
ず焌結型TiO2センサの応答時間の枩床䟝存性を
瀺す図である。第図は、ベヌス䞊にセンサを
取り付けた郚分の平面図、第図はホルダにベ
ヌスおよびセンサを取り付けた郚分の偎面図、第
図は同じく平面図である。第図はホルダ
の基郚に端子およびホむヌトストンブリツゞ構成
甚の抵抗を蚭けた平面図である。第図および
第図はホルダ党䜓の偎面図および平面図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  絶瞁性の基板の衚面の䞀面に二酞化チタン
    TiO2、五酞化ニオブNb2O5たた酞化セリ
    りムCeO2のいずれか䞀぀の酞化物半導䜓薄
    膜ず電極ず觊媒からなる酞玠分圧感応郚を蚭け、
    他の片面もしくは同䞀片面にヒヌタを蚭けたこず
    を特城ずするヒヌタ付薄膜型酞玠センサ。  前蚘酞化物半導䜓薄膜の膜厚ずしお、100Å
    〜5ÎŒmの範囲にしたこずを特城ずする特蚱請求の
    範囲第項蚘茉のヒヌタ付薄膜型酞玠センサ。  前蚘觊媒をパラゞりムPd、ロゞりム
    Rh、癜金Ptのいずれか䞀぀たたはそれら
    の混合物から遞定し、その担持量を5wt〜40wt
    の範囲内に遞定したこずを特城ずする特蚱請求
    の範囲第項蚘茉のヒヌタ付薄膜型酞玠センサ。  前蚘ヒヌタ自䜓を、定枩制埡のための枩床怜
    出玠子ずしお甚いたこずを特城ずする特蚱請求の
    範囲第項蚘茉のヒヌタ付薄膜型酞玠センサ。  絶瞁性の基板の衚面の䞀面に二酞化チタン
    TiO2、五酞化ニオブNb2O5たたは酞化セ
    リりムCeO2のいずれか䞀぀の酞化物半導䜓
    薄膜ず電極ず觊媒からなる酞玠分圧感応郚を蚭
    け、他の片面もしくは同䞀片面にヒヌタを蚭けた
    ヒヌタ付薄膜型酞玠センサ郚ず、 そのヒヌタ付薄膜型酞玠センサ郚を先端に保持
    するホルダず、そのホルダの基郚に蚭けた枩床怜
    出のための固定抵抗ず からなるこずを特城ずするヒヌタ付薄膜型酞玠セ
    ンサ。
JP12312281A 1981-08-07 1981-08-07 ヒヌタ付薄膜型酞玠センサ Granted JPS5824850A (ja)

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