JPS6332107Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332107Y2 JPS6332107Y2 JP1982058204U JP5820482U JPS6332107Y2 JP S6332107 Y2 JPS6332107 Y2 JP S6332107Y2 JP 1982058204 U JP1982058204 U JP 1982058204U JP 5820482 U JP5820482 U JP 5820482U JP S6332107 Y2 JPS6332107 Y2 JP S6332107Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent shield
- shield plate
- shell
- mounting plate
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000004794 expanded polystyrene Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、帽体の前面に窓を開口した、主とし
て乗車用のヘルメツトにおいて、前記窓を開閉す
る透明シールド板を適正な状態で帽体に取付ける
ようにした、透明シールド板の取付装置に関す
る。
て乗車用のヘルメツトにおいて、前記窓を開閉す
る透明シールド板を適正な状態で帽体に取付ける
ようにした、透明シールド板の取付装置に関す
る。
一般にかかるヘルメツトにおいては、帽体の窓
の周縁にシール部材を付設し、透明シールド板を
全閉位置に回動したとき、その内面がシール部材
に密着して窓を密閉できるように配慮されている
が、従来のものでは透明シールド板の両端部を帽
体に直接軸支していたので、各部の不可避の加工
誤差のため、透明シールド板をシール部材に確実
に密着させることが極めて困難であり、透明シー
ルド板の全閉時に前記シール部材本来のシール機
能が充分に発揮されない欠点があつた。
の周縁にシール部材を付設し、透明シールド板を
全閉位置に回動したとき、その内面がシール部材
に密着して窓を密閉できるように配慮されている
が、従来のものでは透明シールド板の両端部を帽
体に直接軸支していたので、各部の不可避の加工
誤差のため、透明シールド板をシール部材に確実
に密着させることが極めて困難であり、透明シー
ルド板の全閉時に前記シール部材本来のシール機
能が充分に発揮されない欠点があつた。
本考案はかかる点に鑑み提案されたもので、ヘ
ルメツトの体裁を損なうことなく上記欠点を解消
することができるようにした、ヘルメツトにおけ
る透明シールド板の取付装置を提供することを目
的とし、その特徴は、殻体とこの殻体に内張りさ
れた緩衝ライナとより帽体を構成し、この帽体の
前面に、透明シールド板によつて開閉される窓を
開口してなるヘルメツトにおける透明シールド板
の取付装置において、前記殻体と緩衝ライナとの
間には、該殻体の第1のばか孔を貫通する固定ね
じにより該殻体に位置調節可能に固着される取付
板を介装し、この取付板には、前記透明シールド
板を支承するピポツト軸を前記殻体の第2のばか
孔を通して取付けたことにある。
ルメツトの体裁を損なうことなく上記欠点を解消
することができるようにした、ヘルメツトにおけ
る透明シールド板の取付装置を提供することを目
的とし、その特徴は、殻体とこの殻体に内張りさ
れた緩衝ライナとより帽体を構成し、この帽体の
前面に、透明シールド板によつて開閉される窓を
開口してなるヘルメツトにおける透明シールド板
の取付装置において、前記殻体と緩衝ライナとの
間には、該殻体の第1のばか孔を貫通する固定ね
じにより該殻体に位置調節可能に固着される取付
板を介装し、この取付板には、前記透明シールド
板を支承するピポツト軸を前記殻体の第2のばか
孔を通して取付けたことにある。
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、1はフルフエース型ヘルメツトの帽体
で前面に窓2を有し、この窓2の周壁にはゴム等
の弾性材料より成形したシール部材3が接着され
る。このシール部材3と協働して窓2を閉鎖し得
る透明シールド板4が次のようにして帽体1に取
付けられる。
明すると、1はフルフエース型ヘルメツトの帽体
で前面に窓2を有し、この窓2の周壁にはゴム等
の弾性材料より成形したシール部材3が接着され
る。このシール部材3と協働して窓2を閉鎖し得
る透明シールド板4が次のようにして帽体1に取
付けられる。
帽体1は硬質強化樹脂製の殻体5と、この殻体
5に内張された発泡スチロール製の緩衝ライナ6
とより構成され(第3図参照)、窓2の一側にお
いて殻体5の内側に取付板7が配設される。取付
板7はX字状に突出する4本の腕部71〜74を有
し、これら腕部の先端にはボス81〜84がそれぞ
れ形成され、これらのうち、後部1対のボス81,
82と上部前方のボス83にはねじ孔91〜93がそ
れぞれ設けられ、下部前方のボス84にはホツク
スの係合子12mが固着される。一方、殻体5に
は、上記ボス81〜84がそれぞれ一定の遊びを存
して嵌合するばか孔131〜134が穿設される。
そして、後部1対のボス81,82のねじ孔91,
92に1対の固定ねじ141,142を殻体5の外
面側より螺着することにより取付板7を殻体5に
固着する。また、透明シールド板4の一端部に穿
設された支持孔10に該板4を上下方向回動自在
に支持するピボツトねじ15を挿通し、さらにこ
のピボツトねじ15を前部上方のボス83のねじ
孔93に螺着することにより、透明シールド板4
を取付板7に軸支する。透明シールド板4の下部
にはホツクの被係合子12fが固着されており、
これは透明シールド板4の全閉時、前記係合子1
2mに係合させるものである。
5に内張された発泡スチロール製の緩衝ライナ6
とより構成され(第3図参照)、窓2の一側にお
いて殻体5の内側に取付板7が配設される。取付
板7はX字状に突出する4本の腕部71〜74を有
し、これら腕部の先端にはボス81〜84がそれぞ
れ形成され、これらのうち、後部1対のボス81,
82と上部前方のボス83にはねじ孔91〜93がそ
れぞれ設けられ、下部前方のボス84にはホツク
スの係合子12mが固着される。一方、殻体5に
は、上記ボス81〜84がそれぞれ一定の遊びを存
して嵌合するばか孔131〜134が穿設される。
そして、後部1対のボス81,82のねじ孔91,
92に1対の固定ねじ141,142を殻体5の外
面側より螺着することにより取付板7を殻体5に
固着する。また、透明シールド板4の一端部に穿
設された支持孔10に該板4を上下方向回動自在
に支持するピボツトねじ15を挿通し、さらにこ
のピボツトねじ15を前部上方のボス83のねじ
孔93に螺着することにより、透明シールド板4
を取付板7に軸支する。透明シールド板4の下部
にはホツクの被係合子12fが固着されており、
これは透明シールド板4の全閉時、前記係合子1
2mに係合させるものである。
透明シールド板4の他端部は、上記と同様に取
付板7を介して殻体5に取付けてもよく、また従
来と同様に殻体5に直接軸支してもよい。
付板7を介して殻体5に取付けてもよく、また従
来と同様に殻体5に直接軸支してもよい。
而して、透明シールド板4を第1図に示すよう
に全閉位置まで回動してホツクの被係合子12f
を係合子12mに係合させたとき、透明シールド
板4とシール部材3間に隙間があれば、固定ねじ
141,142を緩め、これらのねじ141,142
と共に取付板7を後方へ移動させる。この場合、
帽体1内では緩衝ライナ6が適度に変形して取付
板7の上記移動を許容する。取付板7のこのよう
な後方移動に伴い、ピボツトねじ15及びホツク
12m,12fを介して透明シールド板4の一端
部も後方に引かれ、該板4の内面がシール部材3
に密着するに至る。この状態で固定ねじ141,
142を緊締して取付板7を殻体5に再び固着す
る。かくして透明シールド板4の取付位置の調節
は完了する。したがつて、透明シールド板4の全
閉位置では、透明シールド板4とシール部材3と
の密着により窓2が密閉され、雨水、寒気等の帽
体1内への浸入を確実に防止することができる。
に全閉位置まで回動してホツクの被係合子12f
を係合子12mに係合させたとき、透明シールド
板4とシール部材3間に隙間があれば、固定ねじ
141,142を緩め、これらのねじ141,142
と共に取付板7を後方へ移動させる。この場合、
帽体1内では緩衝ライナ6が適度に変形して取付
板7の上記移動を許容する。取付板7のこのよう
な後方移動に伴い、ピボツトねじ15及びホツク
12m,12fを介して透明シールド板4の一端
部も後方に引かれ、該板4の内面がシール部材3
に密着するに至る。この状態で固定ねじ141,
142を緊締して取付板7を殻体5に再び固着す
る。かくして透明シールド板4の取付位置の調節
は完了する。したがつて、透明シールド板4の全
閉位置では、透明シールド板4とシール部材3と
の密着により窓2が密閉され、雨水、寒気等の帽
体1内への浸入を確実に防止することができる。
ホツク12m,12fの係合を外し、透明シー
ルド板4をピボツトねじ15を軸として上方へ回
動すれば、従来と同様に窓2を開放することがで
きる。
ルド板4をピボツトねじ15を軸として上方へ回
動すれば、従来と同様に窓2を開放することがで
きる。
以上の実施例においてばか孔131,132は本
考案の第1のばか孔を、ばか孔133は本考案の
第2のばか孔を、またピボツトねじ15は本考案
のピボツト軸をそれぞれ構成している。
考案の第1のばか孔を、ばか孔133は本考案の
第2のばか孔を、またピボツトねじ15は本考案
のピボツト軸をそれぞれ構成している。
以上のように本考案によれば、殻体とこの殻体
に内張りされた緩衝ライナとより帽体を構成し、
この帽体の前面に、透明シールド板によつて開閉
される窓を開口してなるヘルメツトにおける透明
シールド板の取付装置において、前記殻体と緩衝
ライナとの間には、該殻体の第1のばか孔を貫通
する固定ねじにより該殻体に位置調節可能に固着
される取付板を介装し、この取付板には、前記透
明シールド板を支承するピボツト軸を前記殻体の
第2のばか孔を通して取付けたので、取付板の位
置調節により透明シールド板の取付位置を容易且
つ適正に調節することができ、その結果、各部の
加工誤差が大幅に許容されるから、ヘルメツトの
製作が容易になると共に、製作時の不良率を著し
く低減する等の効果をも達成する。
に内張りされた緩衝ライナとより帽体を構成し、
この帽体の前面に、透明シールド板によつて開閉
される窓を開口してなるヘルメツトにおける透明
シールド板の取付装置において、前記殻体と緩衝
ライナとの間には、該殻体の第1のばか孔を貫通
する固定ねじにより該殻体に位置調節可能に固着
される取付板を介装し、この取付板には、前記透
明シールド板を支承するピボツト軸を前記殻体の
第2のばか孔を通して取付けたので、取付板の位
置調節により透明シールド板の取付位置を容易且
つ適正に調節することができ、その結果、各部の
加工誤差が大幅に許容されるから、ヘルメツトの
製作が容易になると共に、製作時の不良率を著し
く低減する等の効果をも達成する。
また特に前記取付板が前記殻体と緩衝ライナ間
に介装されるので、それら殻体および緩衝ライナ
によつて、該取付板を帽体の外面側からも内面側
からもそれぞれ体裁よく覆い隠すことができ、取
付板の特設によつてもヘルメツトの体裁が損なわ
れるようなことはない。その上、緩衝ライナは適
度の変形が可能であるから、取付板の位置調節時
における該板の殻体内面に沿う移動を許容してそ
の調節を支障なく行うことができ、また取付板や
前記固定ねじ等のために殻体内面に生じる突出部
を埋入させることができて、ヘルメツト着用者が
該突出部に因つて違和感や不快感を感じることを
防止し得る。さらに取付板は殻体と緩衝ライナ間
に挟持されるから、前記固定ねじを取外したよう
な場合でも取付板が帽体内で濫りに移動する惧れ
はない。
に介装されるので、それら殻体および緩衝ライナ
によつて、該取付板を帽体の外面側からも内面側
からもそれぞれ体裁よく覆い隠すことができ、取
付板の特設によつてもヘルメツトの体裁が損なわ
れるようなことはない。その上、緩衝ライナは適
度の変形が可能であるから、取付板の位置調節時
における該板の殻体内面に沿う移動を許容してそ
の調節を支障なく行うことができ、また取付板や
前記固定ねじ等のために殻体内面に生じる突出部
を埋入させることができて、ヘルメツト着用者が
該突出部に因つて違和感や不快感を感じることを
防止し得る。さらに取付板は殻体と緩衝ライナ間
に挟持されるから、前記固定ねじを取外したよう
な場合でも取付板が帽体内で濫りに移動する惧れ
はない。
図面は本考案装置の一実施例を示すもので、第
1図は本考案装置を備えたヘルメツトの側面図、
第2図は本考案装置の分解斜視図、第3図は第1
図の−線断面図である。 1……帽体、2……窓、3……シール部材、4
……透明シールド板、5……殻体、7……取付
板、131,132……第1のばか孔、133……
第2のばか孔、141,142……固定ねじ、15
……ピポツト軸としてのピボツトねじ。
1図は本考案装置を備えたヘルメツトの側面図、
第2図は本考案装置の分解斜視図、第3図は第1
図の−線断面図である。 1……帽体、2……窓、3……シール部材、4
……透明シールド板、5……殻体、7……取付
板、131,132……第1のばか孔、133……
第2のばか孔、141,142……固定ねじ、15
……ピポツト軸としてのピボツトねじ。
Claims (1)
- 殻体5とこの殻体5に内張りされた緩衝ライナ
6とより帽体1を構成し、この帽体1の前面に、
透明シールド板4によつて開閉される窓2を開口
してなるヘルメツトにおける透明シールド板の取
付装置において、前記殻体5と緩衝ライナ6との
間には、該殻体5の第1のばか孔131,132を
貫通する固定ねじ141,142により該殻体5に
位置調節可能に固着される取付板7を介装し、こ
の取付板7には、前記透明シールド板4を支承す
るピボツト軸15を前記殻体5の第2のばか孔1
33を通して取付けたことを特徴とする、ヘルメ
ツトにおける透明シールド板の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5820482U JPS58160228U (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | ヘルメツトにおける透明シ−ルド板の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5820482U JPS58160228U (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | ヘルメツトにおける透明シ−ルド板の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58160228U JPS58160228U (ja) | 1983-10-25 |
JPS6332107Y2 true JPS6332107Y2 (ja) | 1988-08-26 |
Family
ID=30068606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5820482U Granted JPS58160228U (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | ヘルメツトにおける透明シ−ルド板の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58160228U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4812765U (ja) * | 1971-06-25 | 1973-02-13 | ||
JPS5440176U (ja) * | 1977-08-24 | 1979-03-16 |
-
1982
- 1982-04-21 JP JP5820482U patent/JPS58160228U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4812765U (ja) * | 1971-06-25 | 1973-02-13 | ||
JPS5440176U (ja) * | 1977-08-24 | 1979-03-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58160228U (ja) | 1983-10-25 |
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