JPS6331A - 詰まり検出装置を備えた移送機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、移送機構に関し、特に、処理すべき製品が実
際に移送されたかどうかを検出するための検出手段に関
する。

良未例弦層 板紙製カートンのような製品をそれに液体製品を充填す
る前に複数の移送機構を通して処理しなければならない
ような機械においては、１つのカートンがどこかの移送
点で適正に移送されなかったとすると、後続のカートン
が次々に割出され、詰まったカートンに向かって送り込
まれる。もし、その事態が検出されないままに放置され
たとすると、割出し装置にさようする荷重が増大して機
械の部品を破損ないし損傷させろことになる。

カートンの移送が特定の移送点で行われたかどうかを確
認するためにいろいろな型式の機械的手段を用いること
ができることは明かである。

Ｉ豆五盟１ 本発明の目的は、所定の移送点で製品の移送を検出する
ための改良された検出手段を提供することである。

本発明の他の目的は、カートン成形・充填・密封機械に
おいて所定の移送点で板紙製カートンの移送を検出する
ための新規な電子検出手段を提供することである。

本発明の更に他の目的は、包装機械内の特定の移送点に
おいて板紙製カートンの詰まりを検出するするための、
光電式及び真空式感知手段に接続された電子手段を提供
することである。

本発明の他の目的は、光電式センサと、真空式センサと
、それらの両方のセンサからの信号の有無を検出するよ
うになされた少なくとも１つのストロボ信号とから成る
手段を提供することである・Ｘ里五辺輩」 添付図を参照して説明すると、第１図は、図で見て左か
ら右へ移動する割出しコンベア１２から該コンベアに対
して直角に移動する弾性のキャリア１４へ底部封止カー
トン（底部を封止されたカートン）を１度に２つづつ移
送するのに用いることができる積込み移送点を示す。こ
の例では、各キャリアは、倒立Ｕ字形ブラケットから成
り、該ブラケットの両側壁は、常態では互いに接近する
方向に弾性的に偏倚せしめられており、それらの間にカ
ートン１０をほじするときは僅かに問いてカートンを挟
むようになされている。この移送点にもたらされる前に
、通常、米国特許第４．４６６、２５１号に記載されて
いるように、カートン１０はマンドレル（図示せず）か
ら剥取られ、スブロケッ１８の周りに張架された１対の
平行な無端コンベア１２の間から側方に延長した静止レ
ール１６の上に載せられる。

コンベア１２からの１対のカートン１０移送は、レール
１６から受渡されるカートンを載せる支持プラットホー
ム２２を有する昇降機構２０によって行われる。コンベ
アの割出しサイクルの休止期間中に昇降機構２０は、１
対のコンベアの間を通して伸長し１対の並置したカート
ンをばね偏倚されたキャリア１内へ押し上げる。

この移送点、即ち、移送ステーションにおいては、カー
トンがコンベア１２からキャリア１４へ正しく移送され
ることが極めて重要である。移送が首尾よく完了すると
、キャリア１４と関連したコンベア２４がカートンを、
例えば、殺菌工程のような以後の工程を開始するために
支持レール２６上へ割出す。カートン１０をキャリア１
４内へ押し上げるのに必要な力の増大を検出する働きを
するセンサ２８が支持プラットホーム２２に配設されて
いる。このセンサは、カートンを押し上げるのに必要と
される力の増大に瞬時に応答することができるロードセ
ル、歪計器、ばね負荷プレート、または近接スイッチの
ようなものとすることができる。増大した力荷重に対す
るこの応答は、制御装置によって感知され、それ以上の
カートンの詰まり、機械の損傷及び機械の休止による時
間の損失を防止するために直ちにコンベア２４を停止す
る０機械のこの部位で詰まったカートンは機械に大きな
支障を生ずることなく容易に取除くことができる。それ
以外の部位で詰まりが生じると、機械の無菌状態が冒さ
れ、機械の完全な再殺菌が必要とされることになる。そ
れは、相当な機械の休止時間を伴うことはいうまでもな
い。

第２図を参照して説明すると、殺菌工程のような工程が
終了すると、殺菌されたカートン１０を液体充填ステー
ション及び頂部封止ステーションを通して搬送するため
にスブロケツ３２の周りに張架された別の１対の平行な
無端割出しコンベア３０の間へ移送し戻す必要がある。

この積卸し点（ステーション）では、各カートンは、第
２図の紙面に垂直な方向から運ばれてきて、第２図で見
て左から右へ移動するコンベア３０へ移送される。

積卸し装置３４は、その１対の真空吸引カップ３６を上
昇させて、キャリア１４に保持されているカートンの底
部に係合させる。

真空カップは、カートンの底部に係合し、カートンを静
止レール４０上へ引き下ろしコンベア３０と３０との間
の区画４０内に位置付けする。コンベア３０は、カート
ンへの充填・密封処理のために割出される。

カートンが上記積卸しステーションへ移動する際１対の
光電センサ４２の形の感知器が２つのカートンの存在を
検出する。このカートンの有無は機械の論理回路に記録
され、記憶される。真空カップ３６は、上記積卸し装置
がカップ３６を押し上げてカートンの底部を把持した後
の真空度の増大を検出する真空センサ４４に接続されて
いる。

この真空度の増大も機械の制御装置に記録され、積卸し
装置３４が往復動されて２つのカートンがコンベアの区
画内へ引き下ろされると、上記キャリア１４内で感知さ
れたカートンが適正に光電センサ４２の間を通過したか
どうか、そして、該カートンが区画４ｏ内へ引き下ろさ
れるのに十分な真空力を受けたかどうかを確認するため
にセンサ４２からの信号とセンサ４４からの信号との比
較がなされる。両方の信号が所定の時間内で正しくない
い判断されると、機械の制御装置が停止され、この移送
ステーションでのカートンの詰まりを防止する。

第３図は、光電センサ４２　（ＰＥＳ）及び真空センサ
４４　（ＶＳ）　、両方の信号の有無を検出するのに用
いられる第１ストロボ信号５ＴＲＯＢ　１及びＰＥＳ信
号だけの有無を検出するのに用いられる第２ストロボ信
号５ＴＲＯＢ２の論理及びタイミングを示す。機械は、
下記のいろいろな条件によって停止される。

１、どちらか−方のカートン１０のＰＥＳ信号ａ又はｂ
が検出された後１ストロボの信号Ｃが始まる前に失われ
た場合、機械は停止される。

２、どちらか−方のカートン１０のＰＥＳ信号ａ又はｂ
が検出された後１ストロボの信号Ｃが終る前に失われた
場合、機械は停止される。

３、どちらか−方のカートン１０のＰＥＳ信号ａ又はｂ
が検出され、どちらか−方のカートン１０のｖＳＳ信号
又はｅが検出されない場合、機械は停止される。

４、どちらか−方のカートン１０のＰＥＳ信号ａ又はｂ
が検出され、どちらか−方のカートン１０のＶＳＳ信号
又はｅ第１ストロボ信号Ｃが終る前に失われた場合、機
械は停止される。

５、ＰＥＳ信号ａ又はｂが検出されない場合、ＶＳＳ信
号又はｅは無視され、機械は停止される。

ストロボ信号は１、ＰＥＳ又は■Ｓ信号とは関係がなく
、機械の他のタイミング信号から発せられ、コンベアの
移動に同期せしめられる。第２ストロボ信号ｆは、必要
な場合に選択的に採用されるものであり、第１ストロボ
信号Ｃの作用を補助するために、あるいは、第１ストロ
ボ信号の代りに使用することができる。この第２ストロ
ボ信号ｆは、ＰＥＳ信号ａ及びｂが、両方のカートン１
０が引出された、即ち、光電センサ４２の間を完全に通
過したこと、従って、コンベア３０の区画４０内に収容
されたことを示したことを検出するためのものである。

どちらか−方のカートンでも光電センサを通過しなかっ
たとすれば、パルスが第３図に点線で示されるように継
続する。

１棗上皇分月 以上の説明から明らかなように、本発明は、例えば、カ
ートンの詰まりが生じると、機械の休止を余儀なくされ
るばかりでなく、きかいを再始動する前に完全な消毒を
しなければならないカートン成形・充填・密封機械等に
おいて、殺菌室のような重要な工程の入口及び出口にお
いてカートン等の製品の移動が確実に行われたかどうか
を確認するための新規な、能率的な手段を提供する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を組み入れた機械の一部分の側面図、
第２図は、上記機械の別の一部分の側面図、第３図は、
第２図の装置のタイミング操作のチャートである。 １２：コンベア １４：キャリア ２４：コンベア ２８：センサ ３０：コンベア ３６：真空カップ ゛４０：区画 ４２：光電センサ ４４：真空センサ ＦＩＧ、１ ＦＩＧ、３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）２つのカートンに係合し該カートンを１つの処理ス
   テーションから他の処理ステーションへ移送するための
   移送手段と、該移送手段に接続されており、該２つのカ
   ートン両方の移送が完了したことを確認するための検出
   手段とからなる移送機構。 ２）前記検出手段は、ロードセル、歪計器、ばね負荷プ
   レート、又は、近接スイッチから成るものである特許請
   求の範囲第１項記載の移送機構。 ３）少なくとも１つのカートンに係合し該カートンを１
   つの処理ユニットから他の処理ユニットへ移送するため
   の真空式移送手段と、該１つの処理ユニットにおいて前
   記少なくとも１つのカートンの有無を検出するための光
   電手段と、前記移送手段に接続されており、該移送手段
   が少なくとも１つのカートンに係合した後の真空度の増
   大を検出し、該カートンが前記光電手段によって検出さ
   れたが適正な真空度が存在しないときは、該移送点での
   カートンの詰まりを防止するために前記各処理ユニット
   を停止させるための真空センサとからなる移送機構。 ４）ストロボ信号を発する手段が設けられ、前記光電手
   段及び真空センサの信号のどちらか一方が検出されて失
   われた場合、あるいは、光電手段及び真空センサの信号
   のどちらか一方が検出され該ストロボ信号が終る前に検
   出されなかった場合、それを留意し、いずれの場合にも
   前記各処理ユニットを停止させるための手段が設けられ
   ている特許請求の範囲第３項記載の移送機構。 ５）前記光電手段の信号が、前記少なくとも１つのカー
   トンが前記１つの処理ユニットから引出されて他の処理
   ユニットへ投入されたことを示したことを検出するため
   のストロボ信号を発する手段が設けられている特許請求
   の範囲第３項記載の移送機構。 ６）前記光電手段の信号が、前記少なくとも１つのカー
   トンが前記１つの処理ユニットから引出されて他の処理
   ユニットへ投入されたことを示したことを検出すること
   によって前記第１のストロボ信号の作用を補助するため
   の第２のストロボ信号を発する手段が設けられている特
   許請求の範囲第４項記載の移送機構。 ７）２つの並置したカートンのどちらか一方の詰まりを
   検出するために２つの並置したカートンに適用されるよ
   うになされた特許請求の範囲第３項記載の移送機構。