JPH02255413A - 円筒状物品の整列集積装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンベアの軸芯をコンベアの幅方向にむけ間
隔をおいてコンベア上に載置された円筒状物品を所定個
数ずつ一列に隙間なく配列集積して、次工程の吸着移載
装置に箱の中へ一括移載の連絡をする円筒状物品の整列
集積装置に関するものである。

〔従来の技術］ コンベア上に、軸芯をコンベアの幅方向に向けて間隔を
おいて載置され、次々と送られてくる多数の円筒状物品
を、所定個数ずつ一列に隙間なく整列し、次工程の吸着
移載装置によって箱の中へ一括移載するような場合には
、コンベアの搬出端にプレート等を近接して設け、コン
ベアより円筒状物品を転勤して、或いはプッシャーにて
押動してプレート上に整列集積する方法等が用いられて
いた。

〔発明が解決しようとする課題〕

この様な方法では、円筒状物品は転勤してプレート上に
移載され易いが、整列に乱れを生じ、又、転動力の変化
により円筒状物品間に隙間を生じて集積出来ないため、
整列集積し直さなければ一括移載出来ない問題が有った
。

特に、円柱状物品の一端に大径部が有ると、その大径部
側が小径側に向きを変えるため整列が乱れてしまう問題
があった。

本発明は、円筒状物品の転勤距離を小さくして円筒状物
品を正しく整列集積することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は、軸芯をコンベア
の幅方向に向け間隔をおいてコンベア上に載置された多
数の円筒状物品を、次りと整列集積し、上記円筒状物品
を一定数整列集積したときに、次工程の吸着移載装置に
一括移載の連絡をする円筒状物品の整列集積装置におい
て、搬入側プーリーと該搬入側プーリーの上部よりも上
部が低い搬出側プーリーとにベルトを巻回し、該ベルト
の内部に、上記搬入側プーリーの上部と略同一高さの上
部を有し且つ上記ベルトの搬送方向に向かって水平方向
に移動可能なキャリヤーローラーを設け、該キャリヤー
ローラーに上部前方位置に配設された上記円筒状物品の
確認用センサーを設け、上記ベルトの両側に該ベルトよ
りも低い略水平のガイドレールを配設し、上記キャリヤ
ーローラーの移動路の近傍に該キャリヤーローラーの定
数位置検出用センサーを設け、上記円筒状物品の確認用
センサーが上記円筒状物品を検知したときに上記キャリ
ヤーローラーに後退を指令し該キャリヤーローラーを検
出した上記定数位置検出用センサーの信号により上記次
工程の吸着移載装置に一括移載の連絡をする制御装置を
設けた。

〔作　用〕

上記のように構成された円筒状物品の整列集積装置は、
上流のコンベアより送られてきた円筒状物品がベルト上
に間隔をおいて載置され搬出側に送られる。

ガイドレールに円筒状物品が無いときにはキャリヤーロ
ーラーは前進端にあり、円筒状物品はキャリヤーローラ
ーの位置、即ち、ガイドレール上の蓄積位置の最前部に
来ると、低（なるコンベア面よりガイドレールに移され
、円筒状物品の確認用センサーが此の円筒状物品を検知
しなくなるまでキャリヤーローラーが僅かに後退する。

そして、次の円筒状物品が後退したキャリヤーローラー
まで運ばれ、ガイドレールに移載されるが、此の位置は
最前部にある円筒状物品に接触する位置である。

この様にして、円筒状物品はコンベアよりガイドレール
上に殆ど転勤することなく移載され、整列して集積され
る。

そして、ガイドレール上に所定個数の円筒状物品が移載
された時に、定数検出用センサーがキャリヤーローラー
を検出し、制御装置の集積完了信号により円筒状物品を
一括移載する吸着移載装置が集積された円筒状物品を箱
の中に送り込む。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照しながら説する。

第５図は、円筒状物品である採血管への正面図を示し、
ガラス管１の一方に設けられた開口にゴム製のＭ２の小
径部が圧入される。

蓋２の大径部はガラス管の直径よりも僅かに大であり、
従来のような整列集積装置では移載時に転動して整列が
乱れる形状である。

第４図は、コンベア装置Ｂによって搬送されて来る採血
管Ａを所定本数ずつ整列集積して、吸着移載袋Ｗ（図示
しない）によって箱Ｃ内に一括移載する整列集積装置り
を示す斜視図である。

此の整列集積装置りは、第１図の正面図及び第２図の斜
視図に示すように、搬入側プーリー３に対して搬出側プ
ーリー４が低い位置に有り、此の搬入側プーリー３、搬
出側プーリー４、アイドルプーリー５及びテンションプ
ーリー６にベルト７が巻回される。

ベルト７の表面は、円筒形状である採血管Ａが搬送中に
転がって配列を乱すことの無いように、小さな凹凸を形
成した摩擦面となっている。

ベルｌ−７の内部には、水平な摺動面を有するベツド８
の上に往復台９がベルト７の搬送方向に摺動可能に設け
られ、往復台９の上端部にキャリヤーローラー１０が枢
着される。

キャリヤーローラー１０の上部は搬入側プーリー３の上
部と略同一高さであり、キャリヤーローラー１０にはキ
ャリヤーローラー１０の上部前方に位置する透過型フォ
トセンサーより成る円筒状物品の確認用センサー１１が
配設される。

ヘッド８の端部には、往復台用制御装置１２の指令によ
り、ベツド８に設けられたねじ軸、往復台９に設けられ
たねじ軸に螺合するナツトを介して往復台９を移動する
電動機１３が取り付けられる。

ベツド８には後退限用センサー１４と、円筒状物品の所
定数を検知する定数位置検出用センサー１５が設けられ
る。

後退限用センサー１４及び定数位置検出用センサー１５
は、共に近接センサーが使用され、往復台９に螺設され
たねし孔に螺合する雄ねじにより位置調整が可能な被検
出部材１６を検出するようになっている。

往復台９は、円筒状物品の確認用センサー１１が円筒状
物品を検知する迄左方に前進し、被検出部材１６が定数
位置検出用センサー１５に検出される迄後退する。

そして、定数位置検出用センサー１５が被検出部材１６
を検出したときに、制御装置１７が吸着移載装置に移載
指令をする。

ベルト７の両側には、ベルト７の上面よりも僅かに低い
上面をもち、左端にストッパー１８ａを有するガイドレ
ール１８が配設される。

ガイドレール１８の上方には、ガイドレール１８に整列
集積された採血管Ａを次工程に一括移載する移載装置Ｅ
が配設されている。

次に、以上のように構成された整列集積装置による円筒
状物品の整列集積を説明する。

第３図（イ）に示すように、ガイドレール１８に円筒状
物品である採血管Ａが無いときには、キャリヤーローラ
ー１０は、円筒状物品の確認用センサー１１がベツド８
の最前部で停止しており、搬入側プーリー３からキャリ
ヤーローラー１０迄のベルト７はガイドレール１８より
僅かに高く、ベルト７は矢印Ｆ方向に走行し、前工程か
ら移載された採血管Ａは次々と間隔を保ちながら送られ
る。

最先端の採血管Ａ１が、キャリヤーローラーｌＯを通過
してベルト面が低くなるときにガイドレール１８−にに
移載される。

此の移載位置はストッパー１８ａに接する位置である（
第３図（ロ）参照）。

次に、円筒状物品の確認用センサー１１が採血管へ１を
検知しな（なる迄キャリヤーローラー１０が右方に後退
しく第３図（ハ）参照）、次の採血管Ａ２がキャリヤー
ローラー１０を通過してガイドレール１８に移載され最
先端の採血管Ａ１に接する（第３図（ニ）参照）。

次に、円筒状物品の確認用センサー１．１が採血管Ａ２
を検知しなくなる迄キャリヤーローラー１０が右方に後
退しく第３図（ホ）参照）、次の採血管Ａが同様にして
ガイドレール１日上に移載され各採血管Ａはガイドレー
ル１８上に隙間無く整列される。

採血管Ａが所定個数移載されると、往復台９の被検出部
材１６が定数位置検出用センサー１５に検出され、制御
装置１７の指令を受けた吸着移載装置Ｅが下降し、ガイ
ドレール１８Ｆに整列集積された各採血管Ａをそのまま
一度に吸着して箱Ｃ内へ搬送し、箱Ｃ内に一括移載する
。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。

円筒状物品は、ガイドレール上のほぼ整列位置までベル
トによって搬送されるので、ガイドレール上を殆ど転動
することが無く、従って、整列を乱されることなく集積
される。

特に、採血管のように一方に大径部を有するために整列
集積が困難な円筒状物品を整列集積する場合に効果的で
ある。

又、キャリヤーローラーは高速度で次の移載位置に移動
することが出来るので、多数の円筒状物品を高速度で搬
送するベルトに対しても使用することができる。

円筒状物品は押圧力や衝撃力を受けることなく移載され
るので、ガラス管の様に破損し易い円筒状物品の整列集
積に好適である。

又、比較的に重い円筒状物品にも使用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の実施例を示し、第１図は被搬
送物の整列集積装置の正面図、第２図は同上の要部斜視
図、 第３図は整列集積動作の説明用略図、 第４図は整列集積装置及びその前後の装置を示す斜視図
、 第５図は採血管の正面図である。 Ａ・・・採血管、Ｂ・・・コンベア、Ｃ・・・箱、Ｄ・
・・整列集積装置、Ｅ・・・吸着移載装置、３・・・搬
入側プーリー、４・・・搬出側プーリー、７・・・ベル
ト、１０・・・キャリヤーローラー、１１・・・円筒状
物品の確認用センサー、１５・・・定数位置検出用セン
サー　１６・・・被検出部材、１７・・・制御装置、１
８・・・ガイドレール。 特許出願人　　　　日本たばこ産業株式会社（ハ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 軸芯をコンベアの幅方向に向け間隔をおいてコンベア上
   に載置された多数の円筒状物品を、次々と整列集積し、
   上記円筒状物品を一定数整列集積したときに、次工程の
   吸着移載装置に一括移載の連絡をする円筒状物品の整列
   集積装置において、搬入側プーリーと該搬入側プーリー
   の上部よりも上部が低い搬出側プーリーとにベルトを巻
   回し、該ベルトの内部に、上記搬入側プーリーの上部と
   略同一高さの上部を有し且つ上記ベルトの搬送方向に向
   かって水平方向に移動可能なキャリヤーロラーを設け、
   該キャリヤーローラーに上部前方位置に配設された上記
   円筒状物品の確認用センサーを設け、上記ベルトの両側
   に該ベルトよりも低い略水平のガイドレールを配設し、
   上記キャリヤーローラーの移動路の近傍に該キャリヤー
   ローラーの定数位置検出用センサーを設け、上記確認用
   セセンサーが上記円筒状物品を検知したときに上記キャ
   リヤーローラーに後退を指令し該キャリヤーローラーを
   検出した上記定数位置検出用センサーの信号により上記
   次工程の吸着移載装置に一括移載の連絡をする制御装置
   を設けたことを特徴とする円筒状物品の整列集積装置。