JPS63318372A - 油圧装置の圧力保障弁 - Google Patents

油圧装置の圧力保障弁

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JPS63318372A
JPS63318372A JP15363687A JP15363687A JPS63318372A JP S63318372 A JPS63318372 A JP S63318372A JP 15363687 A JP15363687 A JP 15363687A JP 15363687 A JP15363687 A JP 15363687A JP S63318372 A JPS63318372 A JP S63318372A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧装置の作動油室内の油圧が圧油の熱膨張
などにより全速度″c異常上昇していくときに、その微
速異常上昇圧のみを逃すことにより、作動油室内の油圧
を設定圧に高精度に保持する働きをする圧力保障弁に関
し、リリーフ開始圧を長期にわたって高精度に維持でき
るうえ、異物の目詰りによる圧力保障性能の低下を防止
する技術である。
(萌提となる基本構造) この種の圧力保障弁は、例えば8!械式プレスの油圧式
過負荷安全装置に用いられ、圧油を絞り弁で絞ってから
リリーフ弁でリリーフするものであり、その基本的な構
造は次のようになっている。
例えば、第1図から第3図、又は@4図に示すように、
弁箱り内で油圧の入口部P2に絞り弁室41及びリリー
フ弁室42を順に介して出口部R2を連通し、絞り弁室
41に絞り弁体44を設け、リリーフ弁室42にリリー
フ弁体45を設け、リリーフ弁体45をリリーフ圧設定
用押圧手段51で絞り弁室41側に向けて弁座48を押
し閉じるように構成し、入口部P2の油圧が絞り弁体4
4の絞り通路47を経てリリーフ弁体45に開弁力とし
て作用するように構成したものである。
(従来技術) 上記基本構造において、絞り弁の構造として、従来では
、特公昭5B−44911号公報に示すものを本発明者
が先に提案した。
これは第4図に示すように、絞り弁体44を絞り弁室4
1にねじ嵌合により固定して、そのねじ嵌合隙間で絞り
通路47を形成し、また、リリーフ弁体5が閉止接当す
る弁座48をリリーフ弁室42の前壁81に固定したも
のである。
(発明力惰イ決しようとする問題点) 上記従来例では次の問題がある。
(イ)油圧の入口部P2に圧力がかかつていない運転休
止中においては、リリーフ弁体45のリリーフ開始用受
圧面45bに開弁用油圧力が作用せず、ばね併用式17
シリンダ形+717−7圧設走用抑圧手段51の強い力
でリリーフ弁体45のエッソ状弁面45aを弁座48に
強力に押し当てるため、弁座48が早期に塑性変形を起
こす。これにより、弁座48と弁面45aとの接当面で
は径方向の接当幅が大きくなり、その接当の締切箇所で
径方向の誤差幅が大きくなるため、その締切時所内のリ
リーフ開始用受圧面積の誤差が大きくなり、リリーフ弁
体45のクラックキング圧力の誤差が大きくなる。
(ロ)圧油中の異物が狭い絞り通路47を通過する途中
で一旦かみ込むと、そのかみ込んだ状態が保持されるた
め、異物のかみ込みが次第に進行して絞り通路47が塞
がれ、異常な油圧降下を起すので、リリーフ不良に陥い
り、圧力保障性能が損なわれる。
(ハ)上記絞り通路47の閉塞を防止するために、第4
図に示すように、絞り通路47の入口部にフィルタ82
を設けているが、この場合、部品点数が増加して圧力保
障弁6の構造が複雑になるうえ、フィルタ82を定期的
に交換しなければならないのでメンテナンスに手間がか
がる。
本発明は、上記各問題点を解消して、リリーフ開始圧を
長期にわたって高性能に維持すること、異物の目詰りに
よる圧力保障性能の低下を防止すること、及び、目詰り
をなくすための構造を簡素化するとともにメンテナンス
を容易にすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、前記の基本構造
に次の改良を加えたものである。
例えば第1図から第3図に示すように、絞り弁体44を
絞り弁室41に一定範囲内で摺動自在に内嵌して、絞り
弁体44と絞り弁室41との摺動隙間で絞り通路47を
構成し、絞り弁体44の後端部44cをリリーフ弁室4
2に進入・退出移動自在にするとともに、この絞り弁体
44の後端部44cに弁座48を形成し、リリーフ弁室
42の絞り弁室411ItlIの端面にリリーフ弁体4
4の受止面42aを設け、入口部P2の油圧が所定圧以
上である高圧状態においては、入口部P2の油圧に基づ
く力により、絞り弁体44をリリーフ弁室42側に押圧
して、弁座48をリリーフ弁体45の弁面45aに閉止
接当させるとともに、リリーフ圧設定用押圧手段51に
抗して弁座48をリリーフ弁室42内に進入させるのに
対し、入口部P2の油圧が所定圧以下である低圧状態に
おいては、リリーフ圧設定用押圧手段51によりリリー
フ弁体45の弁面45aで弁座48がリリーフ弁室42
外に退出させられて絞り弁体44が入口部P2側に押戻
されるとともに、リリーフ弁体45が受止面42aに受
止められるように構成した事をvf徴とするものである
(作 用) 本発明の作用を第1図(a)(b)(e)に基づいて説
明する。
第1図(&)は、油圧装置の運転を停止して油圧の入口
部P2に圧力がかかつていないか、圧力が低い休止用状
態を示している。リリーフ弁体45のリリーフ開始用受
圧面45bには開弁用油圧力が作用せず、V 17−7
圧設走用押圧手段51の閉弁力により、リリーフ弁体4
5の前面(左面)かり’)  7fF室42の受止面4
2aに受止められる一方、絞り弁体44は、絞り弁室4
1内で前後方向(左右方向)の摺動が自由な状態に保た
れるので、弁848とリリーフ弁体45の弁面45aと
の間には接圧が加わらない。
油圧ポンプの起動などで油圧が上昇すると、入口部P2
の油圧力で絞り弁体44が右方へ後退して弁座48をリ
リーフ弁体45の弁面45aに閉止接当させ、次いで、
第1図(b)の運転圧状態で示すように、リリーフ圧設
定用押圧手段51の弾圧力に抗して弁座48をリリーフ
弁室42内に進入させ、リリーフ弁体45を右方へ後退
させる。
絞り弁体44の所定量以上の右方移動は絞り弁室41の
後端!!!(右端壁)で阻止される。
油圧の熱膨張などで入口部P2の油圧が微速度で上昇す
ると、第1図(c)のリリーフ状態で示すように、リリ
ーフ弁体45のリリーフ開始用受圧面45bに作用する
油圧力によって弁面45aが弁座48から離開し、入口
部P2の圧油が絞り通路47・逃し孔49・リリーフ弁
室42を経て出口部R2から排出される。
これにより入口部P2の油圧が運転圧にまで低下すると
、リリーフ圧設定用押圧手段51の閉弁力で弁面45a
が弁座48に閉止接当し、第1図(b)の運転圧状態で
油圧装置の運転が継続される。
そして、油圧装置の運転を停止して油圧が低下していく
と、リリーフ弁体45及び絞I)弁体44が第1図(a
)の休止用状態に復帰するのである。
上記のように作動することから、tJJi図(a)の休
止用状態では、リリーフ弁体45が受圧面42aに受止
められ、リリーフ圧設定用押圧手段51の強力な閉弁力
は弁面45aと弁座48同士の間に加わらない。
そして、上記第1図(、)の休止用状態から第1図(b
)の運転圧状態に切換わるときには、絞り通路47にか
み込んだ異物が絞り弁体44の後退移動に伴って右方へ
つれ出され、この絞り通路47の出口側空間へ排出され
る。
また、第1図(b)の運転圧状態から第1図(c)の休
止用状態に切換わるときにも、絞り通路47にかみ込ん
だ異物が絞り弁体44の前進移動に伴って左方へつれ出
され、この絞り通路47の入口側空間へ排出される。
(発明の効果) 本発明は、上記のように構成され作用することから次の
効果を奏する。
(イ)油圧装置の運転休止中においては、リリーフ圧設
定用押圧手段の強力な閉弁力が弁面に加わらなくなるの
で、時間の経過につれて弁面が塑性変形を起こすことが
防止され、弁面と弁座との接当面の径方向の接当幅は初
期状態の小さい値に保たれる。従って、その接当の締切
箇所では径方向の誤差幅が小さくてすみ、その締切箇所
内のリリーフ開始用受圧面積の誤差が小さいので、リリ
ーフ弁体のクラッキング圧力の誤差も小さい。
(ロ)絞り通路にかみ込んだ異物は、絞り弁体の前後移
動に伴って絞り通路の出口側又は入口側空間へ一旦つれ
出され、そこから油タンクなどへ排出されるので、絞り
通路内で異物の目詰りが防止され、王力保障性能の低下
が起らない。
(ハ) また、上記のように目詰りが防止されるので、
圧力保障弁からフィルタを省略することができる。これ
により、圧力保障弁は、部品点数が少な(て構造が簡素
になるうえ、メンテナンスにも手間がかからない。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
本発明の圧力保障弁は、第2図の全体系統図で示すよう
に用いられる。
即ち、機械式プレス1の油圧式過負荷安全装置の安全弁
装置Aは、過負荷安全弁4と圧力保障弁6とからなる。
機械式プレス1のスライド1aに形成した過負荷吸収用
シリンダ室2内には、油路2aを介して油圧ポンプ3で
圧油が所定の運転圧に注入され、クランク紬1b・連結
棒’lcからピストン1dに伝達されたプレス力が上記
圧油を介して加工材料に伝わるようになっている。
プレス作業中に、誤って複数の材料が供給されrこり、
上下令型間に異物がかみ込んだりして、スライド1aに
過負荷がかかったときには、過負荷吸収用シリング室2
内の圧油が過負荷安全弁4を急速に押開いて油タンク5
へ排出されるので、ピストン1dの下降力が過負荷吸収
用シリンダ室2の圧縮作動で吸収されてスライド1aに
伝わらなくなり、スライド1aのストロークeの範囲内
で過負荷安全作動が行なわれる。
また、圧力保障弁6は、過負荷吸収用シリンダ室2内の
圧油がプレス作業中にプレス圧を受けて温度上昇し、体
積膨張により油圧が微速度で異常上昇したときに、その
微速異常上昇圧のみを逃して油タンク5へ圧油を排出す
るものである。これにより、過負荷安全弁4が誤って過
負荷作動することを防止するとともに、過負荷吸収用シ
リング室2内の油圧が正常な運転圧力に保たれる。
一方、スライド1aのストロークeの範囲を超える過負
荷がかかった場合に、過負荷吸収用シリンダ室2の底壁
にピストン1dが衝突するのを防止する手段が設けられ
る。即ち、上記の過負背圧状態を圧力状態検出用スイッ
チSで検出して、その出力信号に基づき制御開弁器8を
介して主電動機Mを停止するととちlこ、クラッチCを
切断し、もしくは、これと同時にクランク紬1bに図外
のブレーキを作動させるものである。
安全弁装置Aは、前記過負荷安全弁4に上記圧力保障弁
6を内設してなり、vJ3図で示すように構成される。
まず、過負荷安全弁4について説明すると、これは、弁
箱11と弁蓋12とを図外の締結ボルトで前後方向く図
上左右方向、以下同じ)に固定してなる6上記弁箱11
は、その右側中央寄部に側面視で円形の弁室13が形成
されるとともに、左側中央寄部に圧油の入口孔P、が、
下部に圧油の出口孔R,がそれぞれ形成される。
上記弁室13の周壁に弁体14の大径部14aが軸心方
向に油密摺動自在に挿入され、同上弁体14の小径@l
514bが弁蓋12の弁体ガイド孔15に挿入される。
上記弁室13は開弁開始用加圧室17及び弁座18を介
して入口孔P1に連通される。この開弁開始用加圧室1
7は側面視で円形に形成されており、その右寄部内に弁
座筒19が一定範囲内で左右方向に油密摺動可能に内嵌
される。即ち、圧縮ばねからなる弁座筒押圧手段20が
開弁開始用加圧室17内に装着され、弁座筒19を右方
向へ押圧するとともに、弁座筒19の段付部19aが開
弁開始用加圧室17のストッパー壁21に受止められる
。上記弁座fiii19の右端面に前記弁座18が形成
されている。
まrこ、弁体14の弁面23は、閉弁用押圧手段24を
介して弁座18に閉止接当され、その接当箇所の内側に
開弁開始用受圧面14cが形成される。上記閉弁用押圧
手段24は圧縮ばね25からなり、そのばね左端部25
aが弁体大径部14aを押圧するとともに、ばね右端部
25bがばね押え筒26で受止められる。このばね押乏
筒26は、弁蓋12に進退節可能に螺合されており、そ
の筒孔によって前記の弁体〃イド孔15が構成される。
弁室13内では、弁体14の左側中央部を凹入して開弁
加速用加圧室28が形成され、その径方内外側空間に絞
り部29を介して出口室30が連通される。この出口室
30が出口孔R1に連通される。上記絞り部29は、開
弁開始用加圧室17の周壁1?aの外周面と開弁加速用
加圧室28の周壁面との間に形成した環状流路で構成さ
れている。また、弁体14の凹入底壁面で開弁加速用受
圧面14dが構成される。
次に前記の圧力保障弁6について説明する。
圧力保障弁6の弁箱りは、過負荷安全弁4の弁体14で
構成されている。この弁箱りの中央部内に絞り弁室41
とリリーフ弁室42とが左右に直列に形成され、開弁開
始用加圧室17の終端部で構成した油圧の入口部P2に
、絞り弁室41及びリリーフ弁室42を介して出口部R
2が連通される。この出口部R2が前記出口孔R1に連
通されている。
上記絞り弁室4】は段付円形孔で構成されており、絞り
弁体44の小径部44a及び大径部44bが左右方向一
定範囲内で摺動自在に内嵌される。
絞り弁体小径部44aと絞り弁室41との摺動疎開で絞
り通路47が構成される。
また、絞り弁体大径部44bは絞り弁室41の周壁に油
密摺動自在とされるとともに、絞り弁体44の右端部(
後端部)44cはリリーフ弁室42に進入・退出移動自
在とされる。この絞り弁体右端部44cに環状弁座48
が形成され、弁座48の中央部に開口した逃し孔49を
介して絞り弁室41とリリーフ弁室42同士が連通され
る。
一方、リリーフ弁室42にはリリーフ弁体45が挿入さ
れ、これを閉弁側(絞り弁室41側)へ弾圧するリリー
フ圧設定用押圧手段51が設けられる。これは、圧縮ば
ね52からなり、そのばね左端部52aがリリーフ弁体
45の右端面に押圧接当されるとともに、ばね右端部5
2bが、弁体14に進退調節可能に螺合したばね押え5
3で受止められている。また、リリーフ弁室42の左側
端面(絞り弁室41側の端面)でリリーフ弁体44の受
止面42aが構成される。
また、前記の過負荷安全弁4の弁箱11の上部に圧力状
態検出用スイッチSが設けられ、スイッチケース61に
作動入力部62が左右方向で摺動自在に挿入される。さ
らに、弁体14の大径g14aと圧縮ばね25のばね左
端部25aとの間にスイッチ繰作@70が挟持固定され
る。このスイッチ繰作腕70が弁蓋12の上部間ロア1
を貫通して弁箱11の径方向上側へ延出され、その延出
端70aが、圧力設定調筋ねじ72及び押圧具73を介
してスイッチSの作動入力部62に接当される。
上記スイッチSの作動入力部62は次のように操作され
る。
機械式プレス1が停止して油圧式過負荷安全装置から圧
力が抜かれた休止用状態では、閉弁用押圧手段24で前
進させられた弁体14が弁座18に閉止接当して弁座筒
19を前側へ抑圧移動するとともに、スイッチSの作動
入力部62がスイッチ繰作腕70を介して休止圧検出位
置に繰作される。
油圧ポンプ3の起動により入口孔P1の圧力が運転圧力
にまで上昇していくと、まず、その油圧力によって弁座
f219及び弁体14が後退し、次いで、弁座筒19の
段付部19aがストッパー壁21に受止められてその位
置で停止する。上記弁体14の後退に伴って、スイッチ
繰作腕70を介してスイッチSが運転圧検出位置に繰作
される。
機械式プレス1に過負荷がかがり、入口孔P1の圧力が
過負荷圧にまで急上昇すると、その油圧力により、まず
弁体14の弁面23が弁座18がられずかに離間し、次
いで開弁加速用受圧面14dに油圧力が作用する。これ
に伴って弁体14が急速に後退するとともに、スイ・ン
チ捏作腕70ら後退し、これに追従して作動入力部62
が過負荷検出位置に操作される。
上記のように、入口孔P1の圧力状態に対応してスイッ
チSの作動入力部62が休止圧・運転圧・過負荷圧の3
つの操作位置に切換繰作され、その出力信号によI)、
機械式プレス1及びその付属機器が各圧力状態ごとに区
別して制御されるのである。
そして、機械式プレス1の運転中に、過負荷吸収用シリ
ング室2内の運転圧力が圧油の熱膨張などで微速度で上
昇していくと、その微速上昇圧力によって、圧力保障弁
6の絞り弁体44及びリリーフ弁体45が右方へ後退し
、次いで、リリーフ弁体45の弁面45aが弁座48か
ら+1ittI′Jiする。
これにより、入口部P2から出口部R3へ圧油が排出さ
れ、油圧力が運転圧状態に保持される6機械式プレス1
の運転を停止して入口部P2に油圧力がかからくなると
、リリーフ圧設定用押圧手段51の弾圧力によってリリ
ーフ弁体45が絞り弁体44を右方へ前進させる。この
とき、絞り弁体大径部44bの前進移動によって絞り弁
室41内の圧油が絞り通路47を通って入口部P2へ押
し戻され、これと同時に、絞り通路47にかみ込んだ異
物も入口部P2へ押し戻される。
なお、上記実施例ではリリーフ圧設定用押圧手段51を
圧縮ばね52で構成するとしたが、これに代えて、空圧
シリンダの空気ばね力や錘に働く重力などを利用するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の実施例を示し、第1図は作
動説明図で、第1図(a)は体止圧状態を示す図、pt
S1図([、)は運転圧状態を示す図、第1図(c)は
リリーフ状態を示す図、第2図は全体系統図、第3図は
安全弁装置の縦断面図で、第4図は従来例を示す縦断面
図である。 41・・・絞り弁室、  42・・・リリーフ弁室、4
2a・・・受止面、  44・・・絞り弁体、  44
c・・・後端部(右端部)、  45・・・リリーフ弁
体、45a・・・弁面、  47・・・絞り通路、  
48・・・弁座、51・・・リリーフ圧設定用押圧手段
、 D・・・弁箱(過負荷安全弁4の弁体14)、 R
2・・・入口部、R2・・・出口部。 第2図 第4図 ◎

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、弁箱D内で油圧の入口部P_2に絞り弁室41及び
    リリーフ弁室42を順に介して出口部R_2を連通し、
    絞り弁室41に絞り弁体44を設け、リリーフ弁室42
    にリリーフ弁体45を設け、リリーフ弁体45をリリー
    フ圧設定用押圧手段51で絞り弁室41側に向けて弁座
    48を押し閉じるように構成し、入口部P_2の油圧が
    絞り弁体44の絞り通路47を経てリリーフ弁体45に
    開弁力として作用するように構成した油圧装置の圧力保
    障弁において、 絞り弁体44を絞り弁室41に一定範囲内で摺動自在に
    内嵌して、絞り弁体44と絞り弁室41との摺動隙間で
    絞り通路47を構成し、絞り弁体44の後端部44cを
    リリーフ弁室42に進入・退出移動自在にするとともに
    、この絞り弁体44の後端部44cに弁座48を形成し
    、リリーフ弁室42の絞り弁室41側の端面にリリーフ
    弁体44の受止面42aを設け、 入口部P_2の油圧が所定圧以上である高圧状態におい
    ては、入口部P_2の油圧に基づく力により、絞り弁体
    44をリリーフ弁室42側に押圧して、弁座48をリリ
    ーフ弁体45の弁面45aに閉止接当させるとともに、
    リリーフ圧設定用押圧手段51に抗して弁座48をリリ
    ーフ弁室42内に進入させるのに対し、 入口部P_2の油圧が所定圧以下である低圧状態におい
    ては、リリーフ圧設定用押圧手段51によりリリーフ弁
    体45の弁面45aで弁座48がリリーフ弁室42外に
    退出させられて絞り弁体44が入口部P_2側に押戻さ
    れるとともに、リリーフ弁体45が受止面42aに受止
    められるように構成した事を特徴とする油圧装置の圧力
    保障弁
JP15363687A 1987-06-19 1987-06-19 油圧装置の圧力保障弁 Granted JPS63318372A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10400904B2 (en) 2014-11-06 2019-09-03 Kosmek Ltd Relief valve device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10400904B2 (en) 2014-11-06 2019-09-03 Kosmek Ltd Relief valve device

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