JPS63314376A - 圧電ポンプ - Google Patents

圧電ポンプ

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Publication number
JPS63314376A
JPS63314376A JP62147201A JP14720187A JPS63314376A JP S63314376 A JPS63314376 A JP S63314376A JP 62147201 A JP62147201 A JP 62147201A JP 14720187 A JP14720187 A JP 14720187A JP S63314376 A JPS63314376 A JP S63314376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
liquid
piezoelectric
cavity
discharge nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP62147201A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Fukazawa
直人 深沢
Hirozo Matsumoto
浩造 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPS63314376A publication Critical patent/JPS63314376A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、圧電材料の伸縮を利用して微量の液体を吐
出させる圧電ポンプに関する。
【従来の技術】
食品、薬品、塗料などの製造分野では、ごく微量の液体
流量の制御が可能ないわゆるマイクロポンプが用いられ
ている。 このようなマイクロポンプとして、バイモルフ型圧電振
動子を用いて構成した圧電ポンプがある。 第5図はこの種の圧電ポンプを示すもので、lは吸入弁
、2は吐出弁、3はバイモルフ型圧電振動子である。 バイモルフ型圧電振動子3は、ステンレスあるいは燐青
銅で作られた薄板の振動板4の両側に圧電素子5を接着
して構成されている。 このような圧電ポンプにおいて、バイモルフ型圧電振動
子3に外部から周波電圧を印加すると、バイモルフ型圧
電振動子3は図に破線で示すように振動する。その結果
、室6の容積が変化してポンプ作用が生じ、液体を吸入
弁lから吸入し、吐出弁2から吐出する。 この圧電ポンプは、バイモルフ型圧電振動子3に加える
周波電圧を調整することにより、液体吐出量の微細な制
御が可能である。
【発明が解決しようとする問題点】
バイモルフ型圧電振動子は上記したように、圧電素子を
振動板の両面に貼り合わせたもので、外部から周波電圧
が加わると、各面の圧電素子が交互に伸び縮みして振動
を発生する。 ところが、このようなバイモルフ型圧電振動子において
は、片側の圧電素子に分極特性と逆方向の電界が加わる
ため印加電圧を余り高くすることができず、また低電圧
でも印加時間の経過とともに圧電素子が劣化してしまう
という欠点があった。 また、圧電素子と振動板とはアクリル系などの有機系接
着材で接着されているため、液体の種類によっては接着
部分が侵され、使用中に圧電素子が振動板から剥離して
しまうという欠点があった。 この発明は、圧電素子を用い厳密な流量制御を可能にし
ながら上記従来の欠点を除去し、長期間使用しても圧電
素子が劣化せず、また接着部分が侵されることのない圧
電ポンプを提供することを目的とするものである。
【問題点を解決するための手段】
この発明は、一方の面に液体キャビティが形成され、さ
らにこの液体キャビティに通じるように液体供給通路と
液体吐出ノズルとが設けられた圧電材料からなるプレー
トと、このプレートの両面にそれぞれ形成された電極と
、前記プレートの前記一方の面を覆う蓋体とにより圧電
ポンプを構成する。
【作 用】
この発明によれば、圧電素子には分極方向に沿う一方向
のみのパルス電圧が印加されるため分極劣化が生じない
。また、圧電素子は接着部分を持たず液体に侵されるこ
ともない。
【実施例】
以下、第1図〜第4図に基づいて、この発明の詳細な説
明する。 まず、第1図〜第3図において、7は圧電セラミック材
料からなるプレート、8はこのプレート7の両面にそれ
ぞれ形成された電極、また9はプレート7の図の上面を
覆う蓋体である。プレート7は厚さ方向、すなわち第1
図の上下方向に分極処理されている。 プレート7には、第1図において上面に、液体キャビテ
ィ10が形成されている。液体キャビティ10は舟形の
空間で、前方、すなわち第1図において左方に位置する
壁面10aが傾斜している。 また、プレート7には、液体キャビティ10に通じる液
体吐出ノズル11が設けられている。この液体吐出ノズ
ル11は、プレート7の前面、すなわち第1図の左側の
端面7aと液体キャビティ10の前部とを結ぶようにプ
レート7の上面から形成された断面略正方形の溝で、そ
の途中に弁室11aが構成されている。 弁室11aは第3図に示すようにその前後部分より広幅
で、また底面はプレート7の前面に向かって下降し断面
くさび状になっている(第1図)。 弁室11aには液体吐出ノズル11の溝断面よりやや大
径の球状の弁体12が収容されている。 さらに、プレート7には、液体キャビティ10に通じる
液体供給通路13が設けられている。液体供給通路13
は、特に第3図に明瞭に示すように、液体キャビティ1
0の後方の壁面10bからプレート7の後面、すなわち
第1図の右端面7bに向かう溝13aと、その途中から
直角に曲がりプレート7の側面7cに向かう溝13bと
からなっている。液体供給通路13は断面積が溝13a
部分で液体吐出ノズルの溝より小さく、溝13b部分で
は逆に太き(なっている。 このようなプレート7は次のような工程で製作される。 圧電セラミック材料としては圧電縦効果の大きい、例え
ばチタン酸ジルコン酸鉛系セラミックを用いる。 まず、NiNb系チタン酸ジルコン酸鉛の粉末を有機バ
インダを加えてプレート状にプレス成形する。この成形
体を1200°Cに加熱焼結した後に、厚さ数岨にラッ
プ研磨する。 この圧電プレートをダイシングマシンで加工して、第1
図〜第3図に示すように、液体キャビティ10、液体吐
出ノズル11、および液体供給通路13を形成する。 その後、両面に銀ペーストを塗布して焼き付けを行い、
電極8を形成する。 蓋体9はガラス板で、上記プレート7の上面を覆うよう
に、約700°Cに加熱して熱融着される。 蓋体9としてはガラスのほか、金属、圧電セラミツクな
どを用いてもよい。 このように構成された圧電ポンプの電極8.8間に第3
図に示すように直流電圧を印加すると、電圧印加時には
プレート7が第1図の上下方向に伸びて厚さが大きくな
り、液体キャビティ10の容積が小さくなる。また電圧
の非印加時にはこの容積は元に戻る。したがって、電極
8,8間にパルス電圧を加えることにより液体キャビテ
ィ10の容積が連続的に変化しポンプ作用を生じる。そ
の際、パルス周波数を変えることにより、吐出液体量を
細かく制御することができる。 なお、図示圧電ポンプの液体供給通路13には弁体が設
けられていないが、液体供給通路13には液体供給源よ
り常時適宜の低い圧力が加えられており、この圧力によ
り逆流が阻止されている。 ポンプ停止時にもこのような低い圧力によっては液体は
液体吐出ノズル11から押し出されることはなく、表面
張力の作用によりポンプ内に留まっている。 この発明の圧電ポンプの吐出流!!kQは、次の通り算
出できる。 すなわち、電圧印加時のプレートの厚さの変化量をΔt
、液体キャビティ10の面積(幅×長さ)をS、パルス
周波数をfとすると、Q=Δtxsxr また、吐出圧力Pは、圧電体の発生力Fから計算でき、 P=F/5=YXΔ1/1 ここで、Yは圧電体の厚さ方向の弾性定数、tは圧電体
の厚さである。 例えば、厚さ0.5 inの圧電セラミックを用い、I
KHzで駆動させた場合、Δtは0.1μmで、液体キ
ャビティサイズを3 tms (幅) X30mm (
長さ)とすると、吐出流量Sは、 S=0.I Xl0−’X3 X30X1000=9 
mm’ /sとなる。 また、弾性定数Yは約65 kg/ tmn”なので、
吐出圧力Pは、 P =65X0.I Xl0−310.5=O,O13
kg/ mm” =1.3 kg/ cm”となる。 第4図は、この発明の圧電ポンプを数個並列に構成した
もので、共通の圧電プレート7上に液体キャビティlO
を並べて形成し、それぞれの液体供給通路13および液
体吐出ノズル11を共通の液体供給通路14および共通
の液体吐出ノズル15にそれぞれ接続したものである。 このように構成して、駆動する液体キャビティを順次増
やすことによって、流量を段階的に増やすことができる
。 に発明の効果】 この発明は、一方の面に液体キャビティが形成され、さ
らにこの液体キャビティに通じるように液体供給通路と
液体吐出ノズルとが設けられた圧電材料からなるプレー
トと、このプレートの両面にそれぞれ形成された電極と
、前記プレートの前記一方の面を覆う蓋体とにより圧電
ポンプを構成したもので、ポンプ室を圧電体で形成し、
この圧電体に電圧を印加してその圧電縦効果のみを利用
して吸入と吐出を行わせる方式であるので、長期間使用
しても分極劣化を生じず、長寿命で信輔性が高い上、小
形軽量化、薄形化が可能となる。 また、蓋体は熱融着により圧電プレートに接合しており
、有機系接着剤を使用していないので圧電ポンプを有機
溶剤中で使用しても侵されることがない。  。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は縦断面図、第2
図は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は斜視図、
第4図はこの発明の圧電ポンプを数個並列に構成した状
態を示す斜視図、第5図は従来の圧電ポンプの断面図で
ある。 7:プレート、8:電極、9:1体、lO:液体キャビ
ティ、11:、液体吐出ノズル、13:液体供給通路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)一方の面に液体キャビティが形成され、さらにこの
    液体キャビティに通じるように液体供給通路と液体吐出
    ノズルとが設けられた圧電材料からなるプレートと、こ
    のプレートの両面にそれぞれ形成された電極と、前記プ
    レートの前記一方の面を覆う蓋体とからなることを特徴
    とする圧電ポンプ。
JP62147201A 1987-06-13 1987-06-13 圧電ポンプ Pending JPS63314376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62147201A JPS63314376A (ja) 1987-06-13 1987-06-13 圧電ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

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JP62147201A JPS63314376A (ja) 1987-06-13 1987-06-13 圧電ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63314376A true JPS63314376A (ja) 1988-12-22

Family

ID=15424844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62147201A Pending JPS63314376A (ja) 1987-06-13 1987-06-13 圧電ポンプ

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JP (1) JPS63314376A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016522671A (ja) * 2013-06-17 2016-07-28 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft 物体を持ち上げるための装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016522671A (ja) * 2013-06-17 2016-07-28 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft 物体を持ち上げるための装置及び方法
US10171009B2 (en) 2013-06-17 2019-01-01 Siemens Aktiengesellschaft Apparatus and method for lifting objects

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